JPH1089068A - 農作業車のラジエーター吸気構造 - Google Patents

農作業車のラジエーター吸気構造

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JPH1089068A
JPH1089068A JP8249565A JP24956596A JPH1089068A JP H1089068 A JPH1089068 A JP H1089068A JP 8249565 A JP8249565 A JP 8249565A JP 24956596 A JP24956596 A JP 24956596A JP H1089068 A JPH1089068 A JP H1089068A
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JP
Japan
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intake
radiator
dust
proof
intake opening
Prior art date
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Pending
Application number
JP8249565A
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English (en)
Inventor
Toshiaki Mori
利明 森
Takao Sakatsuji
隆雄 阪辻
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 防塵吸気口を備えた吸気ダクトをラジエータ
ーの吸気上手側に配設してラジエーター冷却風を取り入
れるよう構成した農作業車のラジエーター吸気構造にお
いて、防塵吸気口に対するワラ屑の付着を抑制する。 【解決手段】 吸気ダクト17の角部に防塵吸気口17
Cを設けてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンバインや乗用
芝刈機などの農作業車に関し、詳しくは、ラジエーター
の吸気構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、コンバインのラジエーター吸気構
造は、実開昭62‐59719号公報に示されるよう
に、ラジエーターの吸気上手側に防塵吸気口を備えた吸
気ダクトを配設してラジエーター冷却風を取り入れるべ
く構成してある。そして、防塵吸気口は、吸気ダクトの
前面、側面、後面などのあらゆる面に設けて、吸気面積
の拡大により、ワラ屑の付着による早期の目詰まりを抑
制すべく構成してある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来、吸気ダクトに形
成の防塵吸気口は全て吸気ダクトの平面部に設けてある
ことから、ラジエーター冷却ファンの負圧作用によって
防塵吸気口に付着のワラ屑が平面部に密着して機体の振
動などで落ち難く、頻繁に目詰まり除去作業を行わなけ
ればならない不都合があった。
【0004】そこで、上記欠点を解消する手段として、
電動モーターによって駆動される防塵ブラシなどのワラ
屑掻落し装置を設けることが考えられるが、斯る場合に
は、コスト高を招く不都合がある。
【0005】本発明は、コスト高などを招くことなく簡
単な構造改良によってワラ屑除去作業を少なくできるよ
うにすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、防塵吸気口を備えた吸気ダクトをラジエーターの吸
気上手側に配設してラジエーター冷却風を取り入れるよ
う構成した農作業車のラジエーター吸気構造において、
前記吸気ダクトの角部に防塵吸気口を設けてある。 〔作用〕吸気ダクトの角部は突曲面故、角部に形成の吸
気口に対してワラ屑が付着し難く、また、付着したとし
ても、屈曲あるいは屈折した二面のうちの一方の面に付
着したワラ屑が他方の面に対して飛び出した形を呈しや
すく、その飛び出し部にラジエーター冷却ファンの負圧
作用が及び難く、機体の振動などでもワラ屑が落ち易
い。 〔効果〕上記構成の結果、防塵吸気口を吸気ダクトの角
部に設定する簡単な構造改良で防塵吸気口に対するワラ
屑の付着を抑制し得る。
【0007】請求項2に記載の本発明は、前記農作業車
がコンバインで、吸気ダクトの角部に形成の防塵吸気口
は、原動部に並設された穀粒回収装置側の角部に設けて
ある。 〔作用〕 穀粒回収装置を備えたコンバインに適用した場合、袋交
換作業を行なう作業者のズボン、袖などの衣類や穀粒回
収袋が、吸気ダクトの角部に触れたりするので、角部の
防塵吸気口に付着のワラ屑が擦り落とされる。 〔効果〕上記構成の結果、吸気ダクト角部における防塵
吸気口へのワラ屑の付着が少なくなり、防塵吸気口の目
詰まり除去回数を少なくし得る。
【0008】請求項3に記載の本発明は、吸気ダクトの
角部に形成された防塵吸気口の近傍にエアークリーナー
の吸込口を臨ませてある。 〔作用〕吸気ダクトの角部に形成された防塵吸気口によ
りエアークリーナーはワラ屑などの塵埃が除去された清
浄な空気を吸引することができる。 〔効果〕上記構成の結果、エアークリーナーのフィルタ
ー交換作業を少なくし得る。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は、自脱型コンバインの全体
側面を示し、1は穀稈引起し装置2及びバリカン型刈取
装置3などを備えた刈取前処理装置、4は脱穀装置、5
は操作レバー6並びに運転席7を備えた操縦部、8は穀
粒貯留ホッパー9及び籾袋吊下げ用の袋支持杆10を備
えた穀粒回収装置、11は運転席7の下部に設けられた
原動部である。
【0010】図2乃至図4に示すように、前記原動部1
1は、運転席下部の機体横外側方にラジエーター12、
内方側にラジエーター冷却ファン13を備えた横向きエ
ンジン14を配置し、エンジン14の後方下部にエアー
クリーナー15を配置し、これらラジエーター12、エ
ンジン14、エアークリーナー15などを機体横内側方
が開口された箱型のエンジンボンネット16で覆い、そ
のエンジンボンネット16の機体横外側方に縦型の吸気
ダクト17を連通接続してある。
【0011】前記エンジンボンネット16の機体前面に
防塵網16a付きの吸気口16A並びに機体横外側面に
防塵網16b付きの吸気口16Bが設けらている。ま
た、前記吸気ダクト17の機体横外側面の上部に防塵網
17a付きの吸気口17A並びに機体横内側面の上部に
防塵網17b付きの吸気口17B、さらに、機体横外側
面の後部側の角部、つまり、穀粒回収装置8側の角部に
縦長の防塵網17c付きの吸気口17C、下面に防塵網
17d付きの吸気口17Dが設けられている。前記エン
ジンボンネット16の機体前方側の内面には、ボンネッ
ト前面の吸気口16Aから吸引されたラジエーター冷却
風を機体横外側方に案内して吸気ダクト17のラジエー
ター冷却風と合流させる吸気路形成用のガイド部材18
が設けられている。前記吸気ダクト17の前記ラジエー
ター12に対面する部位、つまり、ラジエーター冷却フ
ァンの負圧作用が最も強く及ぶラジエーター12に対面
する機体横外側面の上下中間から下に亘る部位は壁面と
し、該部位にワラ屑が付着しないように構成してある。
そして、前記エアークリーナー15の吸込口15Aをボ
ンネット16の機体横外側面を貫通させて前記吸気ダク
ト17の機体後部側の角部に形成された防塵吸気口17
Cの近傍に臨ませて清浄な空気を吸引すべく構成してあ
る。
【0012】前記吸気ダクト17は、その下部が、機体
フレームに前後軸芯回りに機体横外側に回動可能に取付
けられており、機体横外側方への回動に伴ってエンジン
ボンネット16並びにエンジンボンネット16の上面に
取付けられた運転席7と燃料タンク19が一体的に機体
横外側方に回動可能に構成され、エンジン14の上部を
広く開放してメンテナンスを行ない易くしてある。
【0013】図5及び図6に示すように、引起し装置2
の引起し爪20は引起しチェーン21に対して回動自在
に枢支されており、下部受動スプロケット23と一体の
引起し爪起立用ローラー22によって起立され、引起し
爪起立レール29によって起立状態に維持されるように
なっている。そして、引起し爪20が引起し爪起立レー
ル29の上部から外れて引起しケース24に格納される
とき、引起し爪20が引起し爪起立レール29に接当し
て発する衝撃音を小さくすべく、引起し爪起立レール2
9の上端部に引起しケース24内方側に折曲する折曲部
29Aを形成し、引起し爪20が徐々に倒れるように構
成してある。
【0014】このコンバインにおいては、図7に示すよ
うに、引起し装置2の引起し爪20を装着した引起しチ
ェーン21に対して次のように注油すべく構成してあ
る。引起し爪起立用のローラー22を備えた下部受動ス
プロケット23を相対回転自在に支持する引起しケース
24に固定の支軸25に、軸芯方向に沿った孔26aと
軸芯を中心とする放射状の孔26bとからなる注油孔2
6を形成し、他方、下部スプロケット23に、環状溝2
7a、周方向所定間隔置きにスプロケットの歯の谷部に
通じる放射状の孔27bを形成し、支軸25に注油タン
ク(図示せず)に接続の注油ホース28を接続して、支
軸25に形成の孔26、下部受動スプロケット23に形
成の放射状の孔27bを介して引起しチェーン21に注
油すべく構成してある。 上記構造によれば、支軸25
の中を通った油が下部受動スプロケット23の歯の谷部
ににじみ出て、下部受動スプロケット23の回転に伴っ
て引起しチェーン21全周に亘って注油されることとな
る。
【0015】〔別実施の形態〕上記実施の形態において
は、コンバインのラジエーター吸気構造に付いて説明し
たが、乗用芝刈機やトラクタなどの農作業車におけるラ
ジエーター吸気構造に適用することができる。
【0016】上記実施の形態においては、吸気ダクトの
後部の角部に防塵吸気口を設けたが、前部の角部、上部
の角部にも設けても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンバインの全体側面図
【図2】原動部の縦断背面図
【図3】同、横断平面図
【図4】同、分解斜視図
【図5】引起し装置の内部を示す正面図
【図6】引起し爪倒伏状態を示す説明図
【図7】引起し装置下部の縦断側面図
【符号の説明】
8 穀粒回収装置 12 ラジエーター 15 エアークリーナー 15A 吸込口 17 吸気ダクト 17C 防塵吸気口

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 防塵吸気口を備えた吸気ダクトをラジエ
    ーターの吸気上手側に配設してラジエーター冷却風を取
    り入れるよう構成した農作業車のラジエーター吸気構造
    において、前記吸気ダクトの角部に防塵吸気口を設けて
    ある農作業車のラジエーター吸気構造。
  2. 【請求項2】 前記農作業車がコンバインで、吸気ダク
    トの角部に形成の防塵吸気口は、原動部に並設された穀
    粒回収装置側の角部に設けてある請求項1に記載の農作
    業車のラジエーター吸気構造。
  3. 【請求項3】 吸気ダクトの角部に形成された防塵吸気
    口の近傍にエアークリーナーの吸込口を臨ませてある請
    求項1又は2に記載の農作業車のラジエーター吸気構
    造。
JP8249565A 1996-09-20 1996-09-20 農作業車のラジエーター吸気構造 Pending JPH1089068A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6202777B1 (en) * 1999-05-21 2001-03-20 Deere & Company Engine enclosure with cooling air baffle
EP1389676A2 (en) * 2002-08-14 2004-02-18 Fiat Kobelco Construction Machinery S.p.A. Cooling equipment for a motor vehicle, in particular for an excavator
JP2008183000A (ja) * 2007-01-31 2008-08-14 Husqvarna Zenoah Co Ltd 草刈り用作業機械
US11549426B2 (en) 2014-12-12 2023-01-10 Cnh Industrial America Llc Transversely oriented cooling package for an agricultural harvester

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