JPH1089009A - 蒸気タービンのバランスウエイト取付け装置 - Google Patents

蒸気タービンのバランスウエイト取付け装置

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Publication number
JPH1089009A
JPH1089009A JP8248233A JP24823396A JPH1089009A JP H1089009 A JPH1089009 A JP H1089009A JP 8248233 A JP8248233 A JP 8248233A JP 24823396 A JP24823396 A JP 24823396A JP H1089009 A JPH1089009 A JP H1089009A
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JP
Japan
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balance weight
steam turbine
attachment
rotor
cylinder
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Application number
JP8248233A
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English (en)
Inventor
Izumi Matsuo
泉 松尾
Hiroshi Uchida
博 内田
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Publication of JPH1089009A publication Critical patent/JPH1089009A/ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01DNON-POSITIVE DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, e.g. STEAM TURBINES
    • F01D5/00Blades; Blade-carrying members; Heating, heat-insulating, cooling or antivibration means on the blades or the members
    • F01D5/02Blade-carrying members, e.g. rotors
    • F01D5/027Arrangements for balancing

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Turbine Rotor Nozzle Sealing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】バランスウエイト取付けまたは取外し作業にお
いて、タービンケーシング内の真空破壊を行う必要がな
く、バランスウエイト取付作業および取外しをより短い
時間にて行えるようにして、作業性の向上を図る。 【解決手段】蒸気タービン低圧部のロータ3の下流段落
側端部に複数のバランスウエイト取付け部7を周方向に
沿って間隔的に設ける。バランスウエイト取付け部7に
選択的にロータ回転安定用のバランスウエイト8を着脱
可能に取付ける。バランスウエイト取付け部7に近い静
止部23にバランスウエイト保管部24を設けてその内
部にバランスウエイト8を挿脱可能に保管する。タービ
ンケーシング1の壁25に、バランスウエイト保管部2
4に向かって開口する小口径の着脱具挿通孔26を形成
し、この着脱具挿通孔26に開閉用のプラグを着脱可能
に設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は蒸気タービン低圧部
のロータにバランスウエイトを取付ける技術に係り、特
にタービンケーシング内の真空状態を破壊する必要なく
容易にバランスウエイトを着脱できるようにした蒸気タ
ービンのバランスウエイト取付け装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図10は、蒸気タービン低圧部の一般的
な構成例を概略的に示す断面図である。この図に示すよ
うに、蒸気タービン低圧部は、図示しない復水器につな
がるタービンケーシング1内に、動翼2を有するロータ
3を収納するとともに、このロータ3の動翼2とこれに
対応する配置の静翼4とによって、タービン段落を形成
する構成となっている。
【0003】タービンケーシング1の中央部には蒸気入
口5が設けられ、この蒸気入口5を介して駆動用の蒸気
がタービンケーシング1内に流入し、静翼4と動翼2と
からなる複数の段落中で蒸気の圧力を下げつつ熱エネル
ギを速度エネルギヘ変換してロータ回転の仕事を行った
後、低圧ケーシング出口側排気口6を介して、図示しな
い復水器に送られるようになっている。
【0004】ロータ3は、静翼4から噴出される高速の
蒸気を動翼2で受けることによって回転し、これにより
蒸気入口5で例えば10ata であった蒸気圧力は、復水
器とつながった低圧ケーシング出口側排気口6付近で大
気圧より低い0.05ata(真空度722mmhg) まで低下
する。
【0005】このように、タービンケーシング1の内部
圧力は大気圧より低い722mmhg等の真空度に保たれた
状態で、例えば3600rpm の高速回転を行っている。
このため、ロータ3の回転にアンバランスがある場合に
は、ロータ3に振動が生じて高速回転による運転が困難
になる。
【0006】従来、このようなアンバランスが発生した
場合には、ロータ3の下流段落側端部の全周に亘って設
けてある複数のバランスウエイト取付け部7の所定のも
のに、下記の構成のバランスウエイトを取付けて、ロー
タ3の軸心回りの重量バランスをとり、これによって安
定回転を行わせるようにしている。
【0007】図11は、従来技術によるタービン低圧部
のロータ3のバランスウエイト取付け部7付近の構造を
示す拡大断面図であり、図12はバランスウエイト取付
け部7にバランスウエイト8を取付けた状態をさらに拡
大して示す断面図である。
【0008】これらの図に示すように、ロータ3の下流
段落側端部には、ねじ穴状の複数のバランスウエイト取
付け部7が周方向に沿って間隔的に設けてあり、これら
のバランスウエイト取付け部7に、ロータ回転安定用の
ねじ構造のバランスウエイト8を選択的にねじ込むこと
により着脱可能に取付けるようになっている。なお、バ
ランスウエイト取付け部7の周囲には、タービンケーシ
ング1に着脱できる構造でコーン9が設けてあり、ター
ビンケーシング1にはコーン9の外周側に臨む配置でマ
ンホール10が形成され、常時はこのマンホール10が
着脱可能な蓋11によって閉塞されている。
【0009】図13はバランスウエイト8の一般的な構
成を拡大して示す正面図であり、図14はその底面図
(図13のA方向矢視図)であり、図15は平面図(図
13のB方向矢視図)である。
【0010】これらの図に示すように、バランスウエイ
ト8は雄ねじ部12を外周面に有する円柱状の胴13
と、この胴13の軸方向一端(先端)の中心位置に同軸
的に突設した断面円形状のピン14と、胴13の軸方向
他端(基端)の表面中心位置に形成した断面四角形の凹
部15とを有する構成となっている。
【0011】また、図16はバランスウエイト8を着脱
するための着脱具16の構成を示す正面図であり、図1
7はその底面図(図16のC方向矢視図)である。
【0012】これらの図に示すように、着脱具16は、
円柱状のロッド17の軸方向一端(先端)の中心位置
に、バランスウエイト8の凹部15に嵌合する断面四角
形の凸部18を有するとともに、そのロッド17の軸方
向他端(基端)側にハンドル19を設けた構成のもので
ある。そして、この着脱具16の凸部18をバランスウ
エイト8の凹部15に嵌合した状態で、ハンドル19を
介してロッド17を一方向に回転させることにより、バ
ランスウエイト8をバランスウエイト取付け部7にねじ
込むようにして取付け、あるいは逆方向への回転により
取外すものである。
【0013】ところで、以上の従来の構成において、バ
ランスウエイト8の取付けあるいは取外し作業を行う場
合には、まずタ一ビンロータの停止後、復水器に設けら
れている図示しない真空破壊弁を開操作することによ
り、タービンケーシング1の内部の真空を破壊し、ター
ビンケーシング1内の圧力を大気圧と等しくする。
【0014】次いで、図11に示したタービンケーシン
グ1のマンホール10の蓋11を開けた後、作業員がタ
ービンケーシング1内に入り、タービンケーシング1内
のコーン9を分解して外し、その後ロータ3のバランス
ウエイト取付け部7に、作業員が持ち込んだバランスウ
エイト8を取付けるようにしている。
【0015】そして、ウエイト取付完了後は、コーン9
を組立て、マンホール10より作業員が出た後に蓋11
を閉め、タービンケーシング1の内部の真空度上昇の作
業を行い、復水器およびタービンケーシング1内の真空
上昇を完了させる。これにより、蒸気タービンの運転再
開が可能となる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来技術によ
って、バランスウエイト8を取付ける作業においては、
作業員がマンホール10よりタービンケーシング1の内
部に入る必要があるため、予めタービンケーシング1内
部の真空破壊を行い、バランスウエイト8の取付後に再
度真空を上昇させる必要がある。このため、従来ではバ
ランスウエイト取付け部7付近の構造に起因して、バラ
ンスウエイト取付作業に真空破壊、真空度上昇等に多く
の時間が必要となり、作業性が低いものとなっていた。
このことは、一旦バランスウエイト8を取り付けた後に
ロータ回転のアンバランスが生じたような場合に、取付
けていたバランスウエイトを取外す作業についても同様
であった。
【0017】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、バランスウエイト取付けまたは取外し作業
において、タービンケーシング内の真空破壊を行う必要
がなく、バランスウエイト取付作業および取外しをより
短い時間にて行えるようにして、作業性の向上が図れる
蒸気タービンのバランスウエイト取付け装置を提供する
ことを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、請求項1の発明では、蒸気タービン低圧部のロー
タの下流段落側端部に複数のバランスウエイト取付け部
を周方向に沿って間隔的に設け、これらのバランスウエ
イト取付け部に選択的にロータ回転安定用のバランスウ
エイトを着脱可能に取付けるようにした蒸気タービンの
バランスウエイト取付け装置において、前記バランスウ
エイト取付け部に近い静止部にバランスウエイト保管部
を設けてその内部にバランスウエイトを挿脱可能に保管
するとともに、タービンケーシングの壁に、前記バラン
スウエイト保管部に向かって開口する小口径の着脱具挿
通孔を形成し、この着脱具挿通孔に開閉用のプラグを着
脱可能に設けたことを特徴とする蒸気タービンバランス
ウエイト取付け装置を提供する。
【0019】請求項2の発明では、請求項1記載の蒸気
タービンのバランスウエイト取付け装置において、バラ
ンスウエイトはバランスウエイト取付け部に対してねじ
込み式に取付ける構造のものであり、前記バランスウエ
イト取付け部、バランスウエイト保管部および着脱具装
着孔は同一軸心上に配置されていることを特徴とする蒸
気タービンのバランスウエイト取付け装置を提供する。
【0020】請求項3の発明においては、請求項1また
は2記載の蒸気タービンのバランスウエイト取付け装置
において、バランスウエイト保管部と着脱具挿通孔と
は、孔または筒を介して互いに連通していることを特徴
とする蒸気タービンのバランスウエイト取付け装置を提
供する。
【0021】請求項4の発明においては、請求項3記載
の蒸気タービンのバランスウエイト取付け装置であっ
て、バランスウエイト保管部と着脱具挿通孔とを筒を介
して互いに連通すするものにおいて、前記筒を固定状態
の外筒と、この外筒内に軸方向にスライド移動可能に挿
入された内筒とにより二重構造とする一方、バランスウ
エイトは先端側に角形の凸部を有するとともに後端に角
形の凹部を有し、互いにそれらの凸部と凹部とを嵌合す
ることにより複数個のものが軸方向に連結されて一体回
転可能に前記内筒内に挿入されていることを特徴とする
蒸気タービンのバランスウエイト取付け装置を提供す
る。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図1〜図9を参照して説明する。なお、蒸気タービン低
圧部の構成については、従来例の説明で使用した図10
のものと同様であるから、図10も本発明の実施形態の
説明に参照するとともに、同図に付した符号と同一の符
号を使用して説明する。また、以下の第1実施形態およ
び第2実施形態で使用するバランスウエイトおよび着脱
具については、従来技術で説明した構成と同一のものを
適用するので、図13〜図17もそのまま参照する。
【0023】第1実施形態(図1、図10、図13〜図
17) 図1は本実施形態による蒸気タービンのバランスウエイ
ト取付け装置を示す断面図である。
【0024】本実施形態では、図1に示すように、蒸気
タービン低圧部のロータ3の下流段落側端部に、複数の
ねじ穴状のバランスウエイト取付け部7が、ロータ3の
軸心に対して傾斜する配置で周方向に沿って間隔的に設
けられている。即ち、各バランスウエイト取付け部7で
ある穴の開口部はそれぞれロータ軸心に対して同一距離
の位置に設定され、そこから穴底部に向って同一角度で
傾斜している。
【0025】また、バランスウエイト取付け部に近い静
止部、例えばラビリンスパッキン21等を設けるグラン
ドシール部22の内端側に設けた立上り壁23に、バラ
ンスウエイト8を保管するバランスウエイト保管部24
が設けられている。このバランスウエイト保管部24
は、バランスウエイト取付け部7であるねじ穴の開口部
に臨む配置で、その穴の軸心延長線上に同軸的に形成し
た両端開口のねじ孔となっている。バランスウエイト8
(図13〜図15参照)は、先端ピン14側をバランス
ウエイト取付け部7に向けた状態で、予めバランスウエ
イト保管部24内にねじ込み保持されている。
【0026】さらに、ロータ3近傍に位置するタービン
ケーシング1の内周壁部25に、バランスウエイト保管
部24に向かって開口する小口径の着脱具挿通孔26が
形成されている。この着脱具挿通孔26はバランスウエ
イト保管部24であるねじ孔の開口部に臨む配置で、そ
の孔の軸心延長線上に同軸的に形成した両端開口の傾斜
孔となっている。この着脱具挿通孔26は、着脱具16
(図16および図17参照)のロッド17が挿入し得る
径に設定されるとともに、外面側はねじ孔となってい
て、そのねじ孔部分に孔開閉用のプラグ27が着脱可能
に装着されて、通常運転時は閉状態となっている。
【0027】次に作用を説明する。
【0028】バランスウエイト8の取付け作業を行う場
合には、まず、タービンケーシング1の小口径の着脱具
挿通孔26に装着されているプラグ27を取り外す。こ
れにより開口した着脱具挿通孔26に、着脱具16のロ
ッド17を先端側からタービンケーシング1内に向って
挿入し、ロッド17の先端に突出する断面四角形の凸部
18をバランスウエイト保管部24に予め取付けてある
バランスウエイト8の凹部15に嵌合させ、この状態で
着脱具16のハンドル19を介して回転操作する。バラ
ンスウエイト保管部24には雌ねじが形成してあるた
め、保管されていたバランスウエイト8は、バランスウ
エイト保管部24からロータ3のバランスウエイト取付
け部7の方向へ進み、最終的にはロータ3のバランスウ
エイト取付け部7へ取付られる。
【0029】このバランスウエイト取付作業では、作業
中にタービンケーシング1内の真空を破壊せずに作業す
ることができるため、タービンケーシング1に設けた小
口径の着脱具挿通孔26からは多少の空気がタービンケ
ーシング1内へ流入するが、着脱具挿通孔26が小口径
であるため、通常の蒸気タービンの復水器の真空ポンプ
により、タービンケーシング1内の真空度は保持され
る。
【0030】このように、第1実施形態のバランスウエ
イト取付け装置によれば、タービンケーシング1内の真
空を破壊する必要なく、バランスウエイト取付作業を行
うことができるので、真空破壊および真空度上昇等の作
業をともなう従来技術に比較して、より短い時間で効率
よくバランスウエイト8を取付けることができる。
【0031】第2実施形態(図2、図10、図13〜図
17) 図2は本実施形態による蒸気タービンのバランスウエイ
ト取付け装置を示す断面図である。
【0032】本実施形態の構成が第1実施形態と異なる
点は、グランドシール部22に立上り壁を設けず、バラ
ンスウエイト保管部24と着脱具挿通孔26とを筒28
を介して互いに連通した構成とした点にある。
【0033】即ち、本実施形態においても、図2に示す
ように、蒸気タービン低圧部のロータ3の下流段落側端
部に、複数のねじ穴状のバランスウエイト取付け部7
が、ロータ3の軸心に対して傾斜する配置で周方向に沿
って間隔的に設けられている。各バランスウエイト取付
け部7である穴の開口部はそれぞれロータ軸心に対して
同一距離の位置に設定され、そこから穴底部に向って同
一角度で傾斜している。
【0034】また、バランスウエイト取付け部7に近い
静止部、例えばラビリンスパッキン21等を設けるグラ
ンドシール部22の内端側は、フラットな形状となって
おり、立上り壁はない。そこで、ロータ3近傍に位置す
るタービンケーシング1の内周壁部25から、バランス
ウエイト8を挿通できる筒28が一体的に突出され、こ
の筒28の先端にバランスウエイト保管部24が設けら
れている。つまり、筒28はバランスウエイト取付け部
24であるねじ穴を含む構成とされている。バランスウ
エイト8(図13〜図15参照)は、先端ピン14側を
バランスウエイト取付け部7に向けた状態で、予めバラ
ンスウエイト保管部24内にねじ込み保持されている。
【0035】さらに、ロータ3近傍に位置するタービン
ケーシング1の内周壁部25に、バランスウエイト保管
部24に向かって開口する小口径の着脱具挿通孔26が
形成されている。この着脱具挿通孔26は、バランスウ
エイト保管部24である筒28と同軸上で連通する状態
の両端開口の傾斜孔となっている。この着脱具挿通孔2
6は、着脱具16(図16および図17参照)のロッド
17が挿入し得る径に設定されるとともに、外面側はね
じ孔となっていて、そのねじ孔部分に孔開閉用のプラグ
27が着脱可能に装着され、通常運転時は閉状態となっ
ている。
【0036】次に作用を説明する。
【0037】バランスウエイト8の取付け作業を行う場
合には、本実施形態においても、まずタービンケーシン
グ1の小口径の着脱具挿通孔26に装着されているプラ
グ27を取外す。これにより開口した着脱具挿通孔26
に、着脱具16のロッド17を先端側から筒28内に沿
い、タービンケーシング1内に向って挿入し、ロッド1
7の先端に突出する断面四角形の凸部18をバランスウ
エイト保管部24に予め取付けてあるバランスウエイト
8の凹部15に嵌合させ、この状態で着脱具16のハン
ドル17を介して回転操作する。バランスウエイト保管
部24には雌ねじが形成してあるため、保管されていた
バランスウエイト8は、バランスウエイト保管部24か
らロータ3のバランスウエイト取付け部7の方向へ進
み、最終的にはロータ3のバランスウエイト取付け部7
へ取付られる。
【0038】このバランスウエイト取付作業において
も、作業中にタービンケーシング1内の真空を破壊せず
に作業することができるため、タービンケーシング1に
設けた小口径の着脱具挿通孔26および筒28からは多
少の空気がタービンケーシング1内へ流入するが、着脱
具挿通孔26が小口径であるため、通常の蒸気タービン
の復水器の真空ポンプにより、タービンケーシング1内
の真空度は保持される。
【0039】このように、図2に示す第2実施形態のバ
ランスウエイト取付け装置によっても、タービンケーシ
ング1内の真空を破壊する必要なく、バランスウエイト
取付作業を行うことができるので、真空破壊および真空
度上昇等の作業をともなう従来技術に比較して、より短
い時間で効率よくバランスウエイト8を取付けることが
できる。
【0040】第3実施形態(図3、図10、図13〜図
17) 図3は本実施形態による蒸気タービンのバランスウエイ
ト取付け装置を示す断面図である。
【0041】本実施形態の構成が前記各実施形態と異な
る点は、グランドシール部22をロータ軸直角方向の肉
厚の大きい構成とし、このグランドシール部22の内部
にバランスウエイト保管部24と着脱具挿通孔26とを
連通する孔29を形成し、かつバランスウエイト取付け
部7であるねじ穴、バランスウエイト保管部24、着脱
具挿通孔26および前記孔29の軸心を、ロータの軸心
と平行な方向に形成した点にある。
【0042】即ち、本実施形態においても、図2に示す
ように、蒸気タービン低圧部のロータ3の下流段落側端
部に、複数のねじ穴状のバランスウエイト取付け部7が
設けられているが、このねじ穴状のバランスウエイト取
付け部7はロータ3の軸心と平行な方向に形成されてい
る。各バランスウエイト取付け部7である穴の開口部
は、それぞれロータ軸心に対して同一距離の位置に設定
されている。
【0043】また、バランスウエイト取付け部7に近い
静止部、例えばラビリンスパッキン21等を設けるグラ
ンドシール部22の内端側は前記各実施形態に比べて肉
厚が大きく形成され、この部分にバランスウエイト保管
部24および着脱具16を通すための孔29が穿設され
ている。他の構成については、バランスウエイト保管部
24および着脱具挿通孔26がロータ3の軸心と平行で
ある点が異なるだけで、前記各実施形態と略同様である
から、その説明は省略する。
【0044】このような構成の本実施形態においても、
バランスウエイト8の取付け作業を行う場合には、まず
タービンケーシング1の小口径の着脱具挿通孔26に装
着されているプラグ27を取り外す。これにより開口し
た着脱具挿通孔26に、着脱具16のロッド17を先端
側から孔29の内面に沿い、タービンケーシング1内に
向って挿入し、ロッド17の先端に突出する断面四角形
の凸部18をバランスウエイト保管部24に予め取付け
てあるバランスウエイト8の凹部15に嵌合させ、この
状態で着脱具16のハンドル19を介して回転操作す
る。バランスウエイト保管部24には雌ねじが形成して
あるため、保管されていたバランスウエイト8は、バラ
ンスウエイト保管部24からロータ3のバランスウエイ
ト取付け部7の方向へ進み、最終的にはロータ3のバラ
ンスウエイト取付け部7へ取付られる。
【0045】このようなバランスウエイト取付作業にお
いても、作業中にタービンケーシング1内の真空を破壊
せずに作業することができるため、タービンケーシング
1に設けた小口径の孔29および着脱具挿通孔26から
は多少の空気がタービンケーシング1内へ流入するが、
これらの孔29および着脱具挿通孔26が小口径である
ため、通常の蒸気タービンの復水器の真空ポンプによ
り、タービンケーシング1内の真空度は保持される。
【0046】したがって、第3実施形態のバランスウエ
イト取付け装置によっても、タービンケーシング1内の
真空を破壊する必要なく、バランスウエイト取付作業を
行うことができるので、真空破壊および真空度上昇等の
作業をともなう従来技術に比較して、より短い時間で効
率よくバランスウエイト8を取付けることができる。
【0047】第4実施形態(図4〜図9、図10) 図4は本実施形態による蒸気タービンのバランスウエイ
ト取付け装置を示す断面図である。図5は本実施形態で
使用するバランスウエイト30の構成を拡大して示す正
面図であり、図6はその底面図(図5のD矢視図)であ
り、図7は同平面図(図5のE矢視図)である。図8は
同バランスウエイト30をバランスウエイト取付け部7
に取付けた状態を示す断面図であり、図9は複数のバラ
ンスウエイト30をバランスウエイト保管部24に保管
した状態を示す断面図である。
【0048】本実施形態の装置は、前記第2実施形態と
同様に、バランスウエイト保管部24と着脱具挿通孔2
6とを筒で連通した構成のものであるが、その筒が二重
筒とされている点、および複数のバランスウエイト30
を同時に保管し、それらのバランスウエイト30を使用
して1つのバランスウエイト30の装着を行える点等が
異なる。
【0049】すなわち、本実施形態では図4に示すよう
に、バランスウエイト保管部24と着脱具挿通孔26と
を筒を介して互いに連通するものにおいて、その筒が固
定状態の外筒31と、この外筒31内に軸方向にスライ
ド移動可能に挿入された内筒32とにより二重構造とさ
れている。外筒31は、ケーシング1の内周壁25に形
成した貫通孔33に挿通するとともに、その外筒31の
一端部に設けたフランジ34を同ケーシング1の内周壁
25の外面に当接し、ボルト等の締結具35によって固
定してある。
【0050】また、内筒32も同様に筒本体32aの一
端側にフランジ36を有する構成のものであり、筒本体
32aを外筒31の内周面に摺動可能に挿通するととも
に、フランジ36を外筒31のフランジ34の外面に、
分割ディスク状の着脱可能なスペーサ37を介して、ボ
ルト等の締結具38によって固定したものである。例え
ばスペーサ37は、内筒32に対して軸直角方向へ取外
しができるように、全周の一部を切り欠く等の形状とし
ている。
【0051】この内筒32の締結具38を外し、スペー
サ37を分割状態として離脱させれば、スペーサ37に
よって設定した間隔分だけ内筒32をケーシング1の内
方に挿入することができる。この挿入距離は、内筒32
のケーシング1内方の端部がロータ3の表面に接する程
度に設定されている。なお、この内筒32の内面に雌ね
じが形成してあるとともに、内筒32の孔の外側に面す
る部位にプラグ27が装着してある。
【0052】一方、図5〜図7に示すように、バランス
ウエイト30は外周面に雄ねじを有する円柱状の胴39
の先端側に円形断面のピン40を設け、このピン40の
根元部分に例えば四角形の凸部41を形成するととも
に、胴39の後端に凸部41と同形状の角形の凹部42
を形成して構成されている。これにより、互いに凸部4
1と凹部42とを嵌合することにより、複数個のバラン
スウエイト30を軸方向に連結した状態で一体回転でき
るようになっている。
【0053】そして、図9に示すように、内筒32内に
は予め複数個のバランスウエイト30が、軸方向に連結
した状態で一体回転可能に挿入される。また、図9に示
すように、バランスウエイト30は、バランスウエイト
取付け部7であるねじ穴内に胴39、凸部41およびピ
ン40が埋没する状態で挿入されるようになっている。
その他の構成については、前記第2実施形態と略同様で
あるから、図4等に図2と同一の符号を付して説明を省
略する。
【0054】以上の構成を有する第4実施形態によるバ
ランスウエイト取付け作用を説明すると以下の通りであ
る。
【0055】まず、プラグ27を外して内筒32とスペ
ーサ37とを固定しているフランジ36の締着具38を
外し、内筒32と外筒31との両固定用フランジ34,
36の間からスペーサ37を外す。この状態で、内筒3
2をロータ3のバランスウエイト取付け部7の方向へ押
動することにより、外筒31内で内筒32をスライドさ
せて内筒31のケーシング1内方側端部をバランスウエ
イト取付け部7に接近させる。次に、前述した着脱具1
6を内筒32内に挿入し、バランスウエイト保管部24
に予め保管させた複数個のバランスウエイト30中で最
も外側のもの30aの凹部42に着脱具16のロッド1
7先端の断面四角形の凸部18を嵌合させて回転操作を
行う。バランスウエイト30の最も外側のもの30aが
回転されると、順次前方のバランスウエイト30も同様
に回転され、複数個のバランスウエイト30全体が回転
し前進する。
【0056】これにより複数個のバランスウエイト30
の中で最も先端にあるバランスウエイト30bはロータ
3のバランスウエイト取付け部7にねじ込まれて固定さ
れる。この固定の際、ロータ3のバランスウエイト取付
け部7に固定されたバランスウエイト30bに隣接する
別のバランスウエイト30cの凸部41は、バランスウ
エイト取付け部7内に挿入されたバランスウエイト30
bの凹部42内に嵌合状態となっている。
【0057】そこで、バランスウエイト保管部24内の
バランスウエイト30aを回転させずに、内筒32を外
筒31内でスライドさせて引き上げることにより、バラ
ンスウエイト取付け部7内のバランスウエイト30bの
凹部15から、隣接するバランスウエイト30cの凸部
41が引き抜く。これにより、バランスウエイト取付け
部7内のバランスウエイト30bのみがバランスウエイ
ト取付け部7内に残される。
【0058】一方、内筒32内のバランスウエイト保管
部24に残された複数個のバランスウエイト30は、そ
の後、着脱具16によって回転させ、新たに先端に位置
することとなるバランスウエイト30cの全体が、バラ
ンスウエイト保管部24内に埋没状態となるようにす
る。
【0059】しかる後、バランスウエイト30の回転に
用いた着脱具16を内筒32内から取外し、再び内筒3
2にプラグ27を装着して内筒32の孔を閉塞する。そ
の後、内筒32と外筒31との両固定用フランジ34,
36の間に、再びスペーサ37を挿入して、内筒32の
固定用フランジ36の締着具38によって、内筒32の
固定用フランジ36とスペーサ37とを固定する。
【0060】このような第4実施形態によれば、内筒3
2の径が小さく、かつ内筒32内の孔が複数のバランス
ウエイト30によって閉塞されているため、バランスウ
エイト取付け作業中のケーシング1内への空気の流入量
は少なく、ケーシング1内の真空を破壊する必要がな
く、高い真空度を保持したままバランスウエイト30の
取付作業を行うことができる。
【0061】また、本実施形態においては、バランスウ
エイト保管部24に複数個のバランスウェイト30が保
管されているので、これらのバランスウエイト30を、
ロータ3に周方向に沿って複数個設けられているバラン
スウエイト取付け部7に対し、ロータ3の間欠回転とと
もに、順次にバランスウエイト30を取付けることがで
きるようになり、作業性が極めて向上できるようにな
る。
【0062】さらに、ロータ3のバランスウエイト取付
け部7に既に取付けてあったバランスウエイト30を、
前述と逆の手順にて取外すこともできるため、複数個の
バランスウエイ卜30を取付けたり、取外したりする複
雑なバランスウエイト取付作業も容易に行えるようにな
る。
【0063】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る蒸気タービ
ンのバランスウエイ卜取付け装置によれば、バランスウ
エイト取付作業時にタービンケーシング内の真空度を保
持したまま、比較的容易な操作でバランスウエイトの取
付け作業を能率よく行うことがきるため、従来必要であ
った真空破壊、真空上昇の作業が不要になり、より短時
間にて効率よくバランスウエイト取付作業が行えるとい
う効果が奏される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態による蒸気タービンのバ
ランスウエイト取付け装置を示す断面図。
【図2】本発明の第2実施形態による蒸気タービンのバ
ランスウエイト取付け装置を示す断面図。
【図3】本発明の第3実施形態による蒸気タービンのバ
ランスウエイト取付け装置を示す断面図。
【図4】本発明の第4実施形態による蒸気タービンのバ
ランスウエイト取付け装置を示す断面図。
【図5】第4実施形態で使用するバランスウエイトの構
成を拡大して示す正面図。
【図6】図5のD矢視図。
【図7】図5のE矢視図。
【図8】第4実施形態において、バランスウエイトをバ
ランスウエイト取付け部に取付けた状態を示す断面図。
【図9】第4実施形態において、複数のバランスウエイ
トをバランスウエイト保管部に保管した状態を示す断面
図。
【図10】蒸気タービン低圧部の一般的な構成例を概略
的に示す断面図。
【図11】従来技術によるタービン低圧部のロータのバ
ランスウエイト取付け部付近の構造を示す拡大断面図。
【図12】図11に示すバランスウエイト取付け部にバ
ランスウエイトを取付けた状態をさらに拡大して示す断
面図。
【図13】バランスウエイトの一般的な構成を拡大して
示す正面図。
【図14】図13のA方向矢視図。
【図15】図13のB方向矢視図。
【図16】バランスウエイトを着脱するための着脱具の
構成を示す正面図。
【図17】図16のC方向矢視図。
【符号の説明】
1 タービンケーシング(蒸気タービン低圧部のケーシ
ング) 2 動翼 3 ロータ 4 静翼 5 蒸気入口 6 低圧ケーシング出口側排気口 7 バランスウエイト取付け部 8 バランスウエイト 9 コーン部 10 マンホール 11 蓋 12 雄ねじ部 13 胴 14 ピン 15 凹部 16 着脱具 17 ロッド 18 凸部 19 ハンドル 21 ラビリンスパッキン 22 グランドシール部 23 立上り壁 24 バランスウエイト保管部 25 内周壁部 26 着脱具挿通孔 27 プラグ 28 筒 29 孔 30(30a,30b,30c) バランスウエイト 31 外筒 32 内筒 32a 筒本体 33 貫通孔 34 フランジ 35 締結具 36 フランジ 37 スペーサ 38 締結具 39 胴 40 ピン 41 凸部 42 凹部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI F16F 15/34 F16F 15/32 E

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 蒸気タービン低圧部のロータの下流段落
    側端部に複数のバランスウエイト取付け部を周方向に沿
    って間隔的に設け、これらのバランスウエイト取付け部
    に選択的にロータ回転安定用のバランスウエイトを着脱
    可能に取付けるようにした蒸気タービンのバランスウエ
    イト取付け装置において、前記バランスウエイト取付け
    部に近い静止部にバランスウエイト保管部を設けてその
    内部にバランスウエイトを挿脱可能に保管するととも
    に、タービンケーシングの壁に、前記バランスウエイト
    保管部に向かって開口する小口径の着脱具挿通孔を形成
    し、この着脱具挿通孔に開閉用のプラグを着脱可能に設
    けたことを特徴とする蒸気タービンバランスウエイト取
    付け装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の蒸気タービンのバランス
    ウエイト取付け装置において、バランスウエイトはバラ
    ンスウエイト取付け部に対してねじ込み式に取付ける構
    造のものであり、前記バランスウエイト取付け部、バラ
    ンスウエイト保管部および着脱具装着孔は同一軸心上に
    配置されていることを特徴とする蒸気タービンのバラン
    スウエイト取付け装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の蒸気タービンの
    バランスウエイト取付け装置において、バランスウエイ
    ト保管部と着脱具挿通孔とは、孔または筒を介して互い
    に連通していることを特徴とする蒸気タービンのバラン
    スウエイト取付け装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の蒸気タービンのバランス
    ウエイト取付け装置であって、バランスウエイト保管部
    と着脱具挿通孔とを筒を介して互いに連通すするものに
    おいて、前記筒を固定状態の外筒と、この外筒内に軸方
    向にスライド移動可能に挿入された内筒とにより二重構
    造とする一方、バランスウエイトは先端側に角形の凸部
    を有するとともに後端に角形の凹部を有し、互いにそれ
    らの凸部と凹部とを嵌合することにより複数個のものが
    軸方向に連結されて一体回転可能に前記内筒内に挿入さ
    れていることを特徴とする蒸気タービンのバランスウエ
    イト取付け装置。
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