JPH1086859A - キャブチルト機構のストッパ装置 - Google Patents
キャブチルト機構のストッパ装置Info
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- JPH1086859A JPH1086859A JP8246418A JP24641896A JPH1086859A JP H1086859 A JPH1086859 A JP H1086859A JP 8246418 A JP8246418 A JP 8246418A JP 24641896 A JP24641896 A JP 24641896A JP H1086859 A JPH1086859 A JP H1086859A
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- stopper
- piston rod
- stopper member
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G2204/00—Indexing codes related to suspensions per se or to auxiliary parts
- B60G2204/40—Auxiliary suspension parts; Adjustment of suspensions
- B60G2204/45—Stops limiting travel
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G2204/00—Indexing codes related to suspensions per se or to auxiliary parts
- B60G2204/40—Auxiliary suspension parts; Adjustment of suspensions
- B60G2204/46—Means for locking the suspension
- B60G2204/4604—Means for locking the suspension mechanically, e.g. using a hook as anticreep mechanism
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G2206/00—Indexing codes related to the manufacturing of suspensions: constructional features, the materials used, procedures or tools
- B60G2206/01—Constructional features of suspension elements, e.g. arms, dampers, springs
- B60G2206/90—Maintenance
- B60G2206/92—Tools or equipment used for assembling
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明はキャブチルト機構のストッパ装置に
関し、キャブのチルト時に確実にキャブの下降防止を図
り、且つ構造が簡単で重量及びコストの軽減を可能とし
たストッパ装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 請求項1に係るキャブチルト機構のスト
ッパ装置は、キャブとフレームとの間に枢着された油圧
式キャブチルト機構の油圧シリンダのシリンダチューブ
外周とピストンロッドの先端側に夫々ブラケットを設
け、キャブのチルト時に、両ブラケット間にストッパ部
材を介在させることを特徴とする。
関し、キャブのチルト時に確実にキャブの下降防止を図
り、且つ構造が簡単で重量及びコストの軽減を可能とし
たストッパ装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 請求項1に係るキャブチルト機構のスト
ッパ装置は、キャブとフレームとの間に枢着された油圧
式キャブチルト機構の油圧シリンダのシリンダチューブ
外周とピストンロッドの先端側に夫々ブラケットを設
け、キャブのチルト時に、両ブラケット間にストッパ部
材を介在させることを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、キャブオーバー型
トラックに於けるキャブチルト機構のストッパ装置に係
り、詳しくは油圧シリンダを用いた油圧式のキャブチル
ト機構のストッパ装置に関する。
トラックに於けるキャブチルト機構のストッパ装置に係
り、詳しくは油圧シリンダを用いた油圧式のキャブチル
ト機構のストッパ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】エンジン点検等の便に供するため、従
来、キャブオーバー型トラックにはキャブチルト機構が
装備され、特にダブルキャブや大型車にあっては、油圧
シリンダによる油圧式のキャブチルト機構が広く用いら
れている。そして、この種の油圧式のキャブチルト機構
にあっては、チルト時に於けるキャブの下降を防止する
ため、油圧系にセキュリティバルブを装着しているが、
斯かる構造に加え、従来、この種のキャブチルト機構に
は、実開平4−114891号公報等に開示されるよう
な機械式のストッパ装置を装着してその安全性を高めて
いる。
来、キャブオーバー型トラックにはキャブチルト機構が
装備され、特にダブルキャブや大型車にあっては、油圧
シリンダによる油圧式のキャブチルト機構が広く用いら
れている。そして、この種の油圧式のキャブチルト機構
にあっては、チルト時に於けるキャブの下降を防止する
ため、油圧系にセキュリティバルブを装着しているが、
斯かる構造に加え、従来、この種のキャブチルト機構に
は、実開平4−114891号公報等に開示されるよう
な機械式のストッパ装置を装着してその安全性を高めて
いる。
【0003】図5乃至図7は上記実開平4−11489
1号公報に開示されたストッパ装置を示し、このストッ
パ装置1は、キャブ3とフレーム5との間に取り付けら
れたシリンダ装置7のキャブ3に枢着したピストンロッ
ド9の先端部に回動自在に枢着され、ピストンロッド9
側端部がチャンネル状に形成されてシリンダチューブ1
1外周に添着されたステー13と、ステー13の開口端
辺にその軸方向に列設された複数個のラチェット形状の
歯15と、上記シリンダチューブ11の外側に於てステ
ー13とシリンダチューブ11との重合部を覆い、ステ
ー13外周面に少なくとも近接するように配されてシリ
ンダチューブ11に固定されたストッパガイド17と、
一端部が当該ストッパガイド17に回動自在に軸支さ
れ、その自由端部にステー13の歯15及び端面19と
係合可能な爪21が形成されたレバーストッパ23とで
構成されている。
1号公報に開示されたストッパ装置を示し、このストッ
パ装置1は、キャブ3とフレーム5との間に取り付けら
れたシリンダ装置7のキャブ3に枢着したピストンロッ
ド9の先端部に回動自在に枢着され、ピストンロッド9
側端部がチャンネル状に形成されてシリンダチューブ1
1外周に添着されたステー13と、ステー13の開口端
辺にその軸方向に列設された複数個のラチェット形状の
歯15と、上記シリンダチューブ11の外側に於てステ
ー13とシリンダチューブ11との重合部を覆い、ステ
ー13外周面に少なくとも近接するように配されてシリ
ンダチューブ11に固定されたストッパガイド17と、
一端部が当該ストッパガイド17に回動自在に軸支さ
れ、その自由端部にステー13の歯15及び端面19と
係合可能な爪21が形成されたレバーストッパ23とで
構成されている。
【0004】そして、キャブ3のチルトに伴い、レバー
ストッパ23の爪21がステー13の端面19や歯15
に順次係合することでキャブ3の下降防止が図られてい
る。
ストッパ23の爪21がステー13の端面19や歯15
に順次係合することでキャブ3の下降防止が図られてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】然し乍ら、上記ストッ
パ装置1にあっては部品点数が多く、構造が複雑である
ためにコストがかかり重量が重くなってしまう。
パ装置1にあっては部品点数が多く、構造が複雑である
ためにコストがかかり重量が重くなってしまう。
【0006】このため、十分な機能を奏し、且つ簡単な
構造で重量,コストの軽減を図ったキャブチルト機構の
ストッパ装置が要望されていた。本発明は斯かる実情に
鑑み案出されたもので、キャブのチルト時に確実にキャ
ブの下降防止を図り、且つ構造が簡単で重量及びコスト
の軽減を可能としたキャブチルト機構のストッパ装置を
提供することを目的とする。
構造で重量,コストの軽減を図ったキャブチルト機構の
ストッパ装置が要望されていた。本発明は斯かる実情に
鑑み案出されたもので、キャブのチルト時に確実にキャ
ブの下降防止を図り、且つ構造が簡単で重量及びコスト
の軽減を可能としたキャブチルト機構のストッパ装置を
提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】斯かる目的を達成するた
め、請求項1に係るキャブチルト機構のストッパ装置
は、キャブとフレームとの間に枢着された油圧式キャブ
チルト機構の油圧シリンダのシリンダチューブ外周とピ
ストンロッドの先端側に夫々ブラケットを設け、キャブ
のチルト時に、両ブラケット間にストッパ部材を介在さ
せることを特徴とする。
め、請求項1に係るキャブチルト機構のストッパ装置
は、キャブとフレームとの間に枢着された油圧式キャブ
チルト機構の油圧シリンダのシリンダチューブ外周とピ
ストンロッドの先端側に夫々ブラケットを設け、キャブ
のチルト時に、両ブラケット間にストッパ部材を介在さ
せることを特徴とする。
【0008】そして、請求項2に係る発明は、請求項1
記載のキャブチルト機構のストッパ装置に於て、ストッ
パ部材は、シリンダチューブの外周に設けたブラケット
に回動可能に軸着された丸棒状の鋼材からなり、キャブ
のチルト時に、その先端がピストンロッド側のブラケッ
トに係合可能であることを特徴とし、請求項3に係る発
明は、請求項1記載のストッパ装置に於て、ストッパ部
材は、シリンダチューブの外周に設けたブラケットに回
動可能に軸着された断面略コ字状の鋼材からなり、キャ
ブのチルト時に、その先端がピストンロッド側のブラケ
ットに固定ピンを介して固定されることを特徴としてい
る。
記載のキャブチルト機構のストッパ装置に於て、ストッ
パ部材は、シリンダチューブの外周に設けたブラケット
に回動可能に軸着された丸棒状の鋼材からなり、キャブ
のチルト時に、その先端がピストンロッド側のブラケッ
トに係合可能であることを特徴とし、請求項3に係る発
明は、請求項1記載のストッパ装置に於て、ストッパ部
材は、シリンダチューブの外周に設けたブラケットに回
動可能に軸着された断面略コ字状の鋼材からなり、キャ
ブのチルト時に、その先端がピストンロッド側のブラケ
ットに固定ピンを介して固定されることを特徴としてい
る。
【0009】又、請求項4に係る発明は、請求項1記載
のキャブチルト機構のストッパ装置に於て、ストッパ部
材は、シリンダチューブの外周とピストンロッドの先端
側に設けたブラケットに係脱自在な丸棒状の鋼材である
ことを特徴としている。
のキャブチルト機構のストッパ装置に於て、ストッパ部
材は、シリンダチューブの外周とピストンロッドの先端
側に設けたブラケットに係脱自在な丸棒状の鋼材である
ことを特徴としている。
【0010】(作用)請求項1に係る発明によれば、エ
ンジンの点検等で油圧シリンダのピストンロッドを伸長
してキャブをチルトさせた後、シリンダチューブ外周と
ピストンロッドの先端側に設けたブラケット間にストッ
パ部材を介在させれば、当該ストッパ部材がピストンロ
ッドの収縮を防止して、チルトしたキャブの下降を防止
する。
ンジンの点検等で油圧シリンダのピストンロッドを伸長
してキャブをチルトさせた後、シリンダチューブ外周と
ピストンロッドの先端側に設けたブラケット間にストッ
パ部材を介在させれば、当該ストッパ部材がピストンロ
ッドの収縮を防止して、チルトしたキャブの下降を防止
する。
【0011】そして、キャブを基に戻すには、ブラケッ
ト間からストッパ部材を外して油圧シリンダのピストン
ロッドを収縮させればよい。又、請求項2及び請求項3
に係る発明では、ピストンロッドを伸長してキャブをチ
ルトさせた後、ストッパ部材をピストンロッドの先端方
向へ回動させてこれをピストンロッド側のブラケットに
係合し、或いは固定ピンで固定すれば、当該ストッパ部
材がピストンロッドの収縮を防止してキャブの下降を防
止する。
ト間からストッパ部材を外して油圧シリンダのピストン
ロッドを収縮させればよい。又、請求項2及び請求項3
に係る発明では、ピストンロッドを伸長してキャブをチ
ルトさせた後、ストッパ部材をピストンロッドの先端方
向へ回動させてこれをピストンロッド側のブラケットに
係合し、或いは固定ピンで固定すれば、当該ストッパ部
材がピストンロッドの収縮を防止してキャブの下降を防
止する。
【0012】そして、キャブを基に戻すには、ストッパ
部材を逆方向へ回動させてブラケットとの係合を解除
し、或いは固定ピンを取り外してブラケットとストッパ
部材との固定を解除した後、ピストンロッドを収縮させ
ればよい。更に、請求項4に係る発明では、ピストンロ
ッドを伸長してキャブをチルトさせた後、ストッパ部材
をシリンダチューブ外周とピストンロッドの先端側に設
けたブラケット間に係合させれば、当該ストッパ部材が
ピストンロッドの収縮を防止してキャブの下降を防止す
る。
部材を逆方向へ回動させてブラケットとの係合を解除
し、或いは固定ピンを取り外してブラケットとストッパ
部材との固定を解除した後、ピストンロッドを収縮させ
ればよい。更に、請求項4に係る発明では、ピストンロ
ッドを伸長してキャブをチルトさせた後、ストッパ部材
をシリンダチューブ外周とピストンロッドの先端側に設
けたブラケット間に係合させれば、当該ストッパ部材が
ピストンロッドの収縮を防止してキャブの下降を防止す
る。
【0013】そして、キャブを基に戻すには、ストッパ
部材をブラケットから外してピストンロッドを収縮させ
ればよい。
部材をブラケットから外してピストンロッドを収縮させ
ればよい。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づき詳細に説明する。
基づき詳細に説明する。
【0015】図1及び図2は請求項1及び請求項2に係
るストッパ装置の一実施形態を示し、図中、25は図示
しないキャブとフレームとの間に配された油圧式キャブ
チルト機構の油圧シリンダで、当該油圧シリンダ25は
シリンダチューブ27の下部に装着した断面略T字状の
固定部材29と、ピストンロッド31の先端に設けた筒
状の固定部材33を介してキャブとフレームに枢着され
ている。
るストッパ装置の一実施形態を示し、図中、25は図示
しないキャブとフレームとの間に配された油圧式キャブ
チルト機構の油圧シリンダで、当該油圧シリンダ25は
シリンダチューブ27の下部に装着した断面略T字状の
固定部材29と、ピストンロッド31の先端に設けた筒
状の固定部材33を介してキャブとフレームに枢着され
ている。
【0016】そして、従来と同様、ピストンロッド31
の伸長でキャブがチルトし、シリンダチューブ27内へ
のピストンロッド31の収縮で、チルトしたキャブがフ
レーム方向へ下降するようになっている。而して、本実
施形態は斯かる従来と同一の構成に加え、上記シリンダ
チューブ27とピストンロッド31との間に、チルト時
に於けるキャブの下降を防止するストッパ装置35を装
着したものである。
の伸長でキャブがチルトし、シリンダチューブ27内へ
のピストンロッド31の収縮で、チルトしたキャブがフ
レーム方向へ下降するようになっている。而して、本実
施形態は斯かる従来と同一の構成に加え、上記シリンダ
チューブ27とピストンロッド31との間に、チルト時
に於けるキャブの下降を防止するストッパ装置35を装
着したものである。
【0017】即ち、図1中、37はシリンダチューブ2
7の外周に立設した2枚のブラケット39を介して、矢
印A,B方向へ回動可能に軸着された丸棒状の鋼材から
なるストッパ部材で、図1に示すキャブの下降時に、当
該ストッパ部材37はシリンダチューブ27の後端側外
周に装着した2枚の弾性片41間にその先端側が挟持さ
れている。
7の外周に立設した2枚のブラケット39を介して、矢
印A,B方向へ回動可能に軸着された丸棒状の鋼材から
なるストッパ部材で、図1に示すキャブの下降時に、当
該ストッパ部材37はシリンダチューブ27の後端側外
周に装着した2枚の弾性片41間にその先端側が挟持さ
れている。
【0018】そして、ストッパ部材37の先端には、ブ
ロック状の係合部材43が取り付けられている。一方、
上記固定部材33には、断面略コ字状に成形されたブラ
ケット45がピストンロッド31に沿ってシリンダチュ
ーブ27方向へ突設されている。そして、当該ブラケッ
ト45の対向する2片45a,45bには、ブラケット
39を回動中心に矢印A方向へ回動したストッパ部材3
7が挿入可能なU字状の切欠き47,49が設けられて
おり、図2に示すようにピストンロッド31を伸長させ
てキャブをチルトさせた際に、矢印A方向へ回動させた
ストッパ部材37を切欠き47内に挿入して、その先端
の係合部材43を2片45a,45b間に係合させるこ
とでチルトしたキャブの下降防止が図られている。
ロック状の係合部材43が取り付けられている。一方、
上記固定部材33には、断面略コ字状に成形されたブラ
ケット45がピストンロッド31に沿ってシリンダチュ
ーブ27方向へ突設されている。そして、当該ブラケッ
ト45の対向する2片45a,45bには、ブラケット
39を回動中心に矢印A方向へ回動したストッパ部材3
7が挿入可能なU字状の切欠き47,49が設けられて
おり、図2に示すようにピストンロッド31を伸長させ
てキャブをチルトさせた際に、矢印A方向へ回動させた
ストッパ部材37を切欠き47内に挿入して、その先端
の係合部材43を2片45a,45b間に係合させるこ
とでチルトしたキャブの下降防止が図られている。
【0019】尚、油圧式のキャブチルト機構自体の構成
は従来のチルト機構と同様であるため、ここではその説
明は省略する。本実施形態に係るストッパ装置35はこ
のように構成されているから、通常走行時に、図1に示
すようにストッパ部材37を2枚の弾性片41間に挟持
させることで、当該ストッパ部材37がシリンダチュー
ブ27の外周に保持されることとなる。
は従来のチルト機構と同様であるため、ここではその説
明は省略する。本実施形態に係るストッパ装置35はこ
のように構成されているから、通常走行時に、図1に示
すようにストッパ部材37を2枚の弾性片41間に挟持
させることで、当該ストッパ部材37がシリンダチュー
ブ27の外周に保持されることとなる。
【0020】そして、エンジンの点検等により、図2の
如くピストンロッド31を伸長してキャブをチルトさせ
た後、ストッパ部材37を矢印A方向へ回動させてこれ
をブラケット45の切欠き47内に挿入し乍ら、その先
端の係合部材43をブラケット45の2片45a,45
b間に係合させれば、当該ストッパ部材37がピストン
ロッド31の収縮を防止してチルトしたキャブの下降を
防止する。
如くピストンロッド31を伸長してキャブをチルトさせ
た後、ストッパ部材37を矢印A方向へ回動させてこれ
をブラケット45の切欠き47内に挿入し乍ら、その先
端の係合部材43をブラケット45の2片45a,45
b間に係合させれば、当該ストッパ部材37がピストン
ロッド31の収縮を防止してチルトしたキャブの下降を
防止する。
【0021】そして、点検終了後、キャブを基に戻すに
は、ストッパ部材37を矢印B方向へ回動させて係合部
材43とブラケット45との係合を解除した後、当該ス
トッパ部材37を2枚の弾性片41間に挟持してピスト
ンロッド31を収縮させればよい。このように、本実施
形態に係るストッパ装置35によれば、チルトしたキャ
ブの下降防止が図られ、然も、本実施形態は、油圧シリ
ンダ25に設けた2つのブラケット39,45と、両ブ
ラケット39,45間に介在させる1本のストッパ部材
37とでストッパ装置35を構成したので、図5以下に
示す従来のストッパ装置1に比し構造が極めて簡単で部
品点数も少なくなり、コスト及びストッパ装置35自体
の軽量化が可能となった。
は、ストッパ部材37を矢印B方向へ回動させて係合部
材43とブラケット45との係合を解除した後、当該ス
トッパ部材37を2枚の弾性片41間に挟持してピスト
ンロッド31を収縮させればよい。このように、本実施
形態に係るストッパ装置35によれば、チルトしたキャ
ブの下降防止が図られ、然も、本実施形態は、油圧シリ
ンダ25に設けた2つのブラケット39,45と、両ブ
ラケット39,45間に介在させる1本のストッパ部材
37とでストッパ装置35を構成したので、図5以下に
示す従来のストッパ装置1に比し構造が極めて簡単で部
品点数も少なくなり、コスト及びストッパ装置35自体
の軽量化が可能となった。
【0022】図3は請求項1及び請求項3に係るストッ
パ装置の一実施形態を示し、本実施形態に係るストッパ
装置51は、丸棒からなる上記ストッパ部材37に代
え、ストッパ部材53を断面略コ字状の鋼材で成形し
て、これを同じくシリンダチューブの外周にブラケット
39を介して矢印A,B方向へ回動可能に軸着すると共
に、ピストンロッド先端の固定部材に、矢印A方向へ回
動させたストッパ部材53の先端が嵌入可能な断面略コ
字状のブラケット55を設けて、キャブのチルト時に、
ストッパ部材53と当該ブラケット55を固定ピン57
で固定するようにしたものである。
パ装置の一実施形態を示し、本実施形態に係るストッパ
装置51は、丸棒からなる上記ストッパ部材37に代
え、ストッパ部材53を断面略コ字状の鋼材で成形し
て、これを同じくシリンダチューブの外周にブラケット
39を介して矢印A,B方向へ回動可能に軸着すると共
に、ピストンロッド先端の固定部材に、矢印A方向へ回
動させたストッパ部材53の先端が嵌入可能な断面略コ
字状のブラケット55を設けて、キャブのチルト時に、
ストッパ部材53と当該ブラケット55を固定ピン57
で固定するようにしたものである。
【0023】そして、ストッパ部材53は、通常走行時
に二点鎖線で示す位置に配置されて、シリンダチューブ
外周に設けた図示しない任意の固定手段で固定されるよ
うになっている。その他、図中、59,61はストッパ
部材53とブラケット55に設けた固定ピン挿入孔であ
る。
に二点鎖線で示す位置に配置されて、シリンダチューブ
外周に設けた図示しない任意の固定手段で固定されるよ
うになっている。その他、図中、59,61はストッパ
部材53とブラケット55に設けた固定ピン挿入孔であ
る。
【0024】本実施形態に係るストッパ装置51はこの
ように構成されているから、通常走行時には、図3の二
点鎖線で示すようにストッパ部材53を矢印B方向へ回
動させておいて、これを固定手段で固定しておけばよ
い。そして、エンジンの点検等でピストンロッドを伸長
してキャブをチルトさせた後、ストッパ部材53を矢印
A方向へ回動させてこれをブラケット55内に嵌入し、
当該ブラケット55とストッパ部材53を固定ピン57
で固定すれば、当該ストッパ部材53がピストンロッド
の収縮を防止して、チルトしたキャブの下降を防止する
こととなる。
ように構成されているから、通常走行時には、図3の二
点鎖線で示すようにストッパ部材53を矢印B方向へ回
動させておいて、これを固定手段で固定しておけばよ
い。そして、エンジンの点検等でピストンロッドを伸長
してキャブをチルトさせた後、ストッパ部材53を矢印
A方向へ回動させてこれをブラケット55内に嵌入し、
当該ブラケット55とストッパ部材53を固定ピン57
で固定すれば、当該ストッパ部材53がピストンロッド
の収縮を防止して、チルトしたキャブの下降を防止する
こととなる。
【0025】又、点検終了後、キャブを基に戻すには、
固定ピン57を外し、ストッパ部材53を矢印B方向へ
回動させてこれを固定手段に固定した後、ピストンロッ
ドを収縮させればよい。このように、本実施形態に係る
ストッパ装置51によっても、チルトしたキャブの下降
防止が図られ、然も、本実施形態も、油圧シリンダに設
けた2つのブラケット39,55と、両ブラケット3
9,55間に介在させる1本のストッパ部材53と固定
ピン57とでストッパ装置51を構成したので、従来の
ストッパ装置1に比し構造が極めて簡単で部品点数も少
なくなり、コスト及びストッパ装置51自体の軽量化が
可能となる。
固定ピン57を外し、ストッパ部材53を矢印B方向へ
回動させてこれを固定手段に固定した後、ピストンロッ
ドを収縮させればよい。このように、本実施形態に係る
ストッパ装置51によっても、チルトしたキャブの下降
防止が図られ、然も、本実施形態も、油圧シリンダに設
けた2つのブラケット39,55と、両ブラケット3
9,55間に介在させる1本のストッパ部材53と固定
ピン57とでストッパ装置51を構成したので、従来の
ストッパ装置1に比し構造が極めて簡単で部品点数も少
なくなり、コスト及びストッパ装置51自体の軽量化が
可能となる。
【0026】図4は請求項1及び請求項4に係るストッ
パ装置の一実施形態を示し、本実施形態に係るストッパ
装置62は、固定部材33に設けたブラケット45と同
一形状のブラケット63をシリンダチューブ27の外周
に装着して、両ブラケット45,63間にストッパ部材
65を係脱自在としたものである。而して、ストッパ部
材65は、図示するように両端に円形状の係合部材67
を有する丸棒状の鋼材からなり、ピストンロッド31を
伸長させてキャブをチルトした状態で、斯かるストッパ
部材65を両ブラケット45,63の切欠き47,69
内に挿入し乍ら、その両先端の係合部材67をブラケッ
ト45,63の各2片45a,45b及び63a,63
b間に係合させれば、当該ストッパ部材65がピストン
ロッド31の収縮を防止してチルトしたキャブの下降を
防止するようになっている。
パ装置の一実施形態を示し、本実施形態に係るストッパ
装置62は、固定部材33に設けたブラケット45と同
一形状のブラケット63をシリンダチューブ27の外周
に装着して、両ブラケット45,63間にストッパ部材
65を係脱自在としたものである。而して、ストッパ部
材65は、図示するように両端に円形状の係合部材67
を有する丸棒状の鋼材からなり、ピストンロッド31を
伸長させてキャブをチルトした状態で、斯かるストッパ
部材65を両ブラケット45,63の切欠き47,69
内に挿入し乍ら、その両先端の係合部材67をブラケッ
ト45,63の各2片45a,45b及び63a,63
b間に係合させれば、当該ストッパ部材65がピストン
ロッド31の収縮を防止してチルトしたキャブの下降を
防止するようになっている。
【0027】そして、キャブを基に戻すには、ストッパ
部材65をブラケット45,63から取り外して、ピス
トンロッド31を収縮させればよい。このように、本実
施形態に係るストッパ装置62によっても、ストッパ部
材65がチルトしたキャブの下降防止を図り、然も、本
実施形態も油圧シリンダに設けた2つのブラケット4
5,63と、両ブラケット45,63間に介在させる1
本のストッパ部材65とでストッパ装置62を構成した
ので、上記各実施形態と同様、構造が極めて簡単で部品
点数が少なくなって、所期の目的を達成することが可能
となる。
部材65をブラケット45,63から取り外して、ピス
トンロッド31を収縮させればよい。このように、本実
施形態に係るストッパ装置62によっても、ストッパ部
材65がチルトしたキャブの下降防止を図り、然も、本
実施形態も油圧シリンダに設けた2つのブラケット4
5,63と、両ブラケット45,63間に介在させる1
本のストッパ部材65とでストッパ装置62を構成した
ので、上記各実施形態と同様、構造が極めて簡単で部品
点数が少なくなって、所期の目的を達成することが可能
となる。
【0028】尚、図1及び図4の実施形態では、切欠き
47,49,69を夫々U字状に成形したが、斯かる形
状に限定されるものでないことは勿論である。
47,49,69を夫々U字状に成形したが、斯かる形
状に限定されるものでないことは勿論である。
【0029】
【発明の効果】以上述べたように、各請求項に係るキャ
ブチルト機構のストッパ装置によれば、従来に比し構造
が極めて簡単で部品点数が少なくなるので、コスト及び
ストッパ装置自体の軽量化が可能となった。
ブチルト機構のストッパ装置によれば、従来に比し構造
が極めて簡単で部品点数が少なくなるので、コスト及び
ストッパ装置自体の軽量化が可能となった。
【図1】請求項1及び請求項2の一実施形態に係るスト
ッパ装置の全体斜視図である。
ッパ装置の全体斜視図である。
【図2】図1に示すストッパ装置のキャブチルト時の全
体斜視図である。
体斜視図である。
【図3】請求項1及び請求項3の一実施形態に係るスト
ッパ装置のキャブチルト時の全体斜視図である。
ッパ装置のキャブチルト時の全体斜視図である。
【図4】請求項1及び請求項4の一実施形態に係るスト
ッパ装置のキャブチルト時の全体斜視図である。
ッパ装置のキャブチルト時の全体斜視図である。
【図5】従来の油圧式キャブチルト機構によるキャブチ
ルト状態を示すキャブとシャシフレームの側面図であ
る。
ルト状態を示すキャブとシャシフレームの側面図であ
る。
【図6】従来のストッパ装置の要部拡大斜視図である。
【図7】従来のストッパ装置の側面図である。
25 油圧シリンダ 27 シリンダチューブ 31 ピストンロッド 35,51,62 ストッパ装置 37,53,65 ストッパ部材 39,45,55,63 ブラケット 43,67 係合部材 57 固定ピン
Claims (4)
- 【請求項1】 キャブとフレームとの間に枢着された油
圧式キャブチルト機構の油圧シリンダのシリンダチュー
ブ外周とピストンロッドの先端側に夫々ブラケットを設
け、キャブのチルト時に、両ブラケット間にストッパ部
材を介在させることを特徴とするキャブチルト機構のス
トッパ装置。 - 【請求項2】 ストッパ部材は、シリンダチューブの外
周に設けたブラケットに回動可能に軸着された丸棒状の
鋼材からなり、キャブのチルト時に、その先端がピスト
ンロッド側のブラケットに係合可能であることを特徴と
する請求項1記載のキャブチルト機構のストッパ装置。 - 【請求項3】 ストッパ部材は、シリンダチューブの外
周に設けたブラケットに回動可能に軸着された断面略コ
字状の鋼材からなり、キャブのチルト時に、その先端が
ピストンロッド側のブラケットに固定ピンを介して固定
されることを特徴とする請求項1記載のキャブチルト機
構のストッパ装置。 - 【請求項4】 ストッパ部材は、シリンダチューブの外
周とピストンロッドの先端側に設けたブラケットに係脱
自在な丸棒状の鋼材からなることを特徴とする請求項1
記載のキャブチルト機構のストッパ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8246418A JPH1086859A (ja) | 1996-09-18 | 1996-09-18 | キャブチルト機構のストッパ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8246418A JPH1086859A (ja) | 1996-09-18 | 1996-09-18 | キャブチルト機構のストッパ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1086859A true JPH1086859A (ja) | 1998-04-07 |
Family
ID=17148193
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8246418A Pending JPH1086859A (ja) | 1996-09-18 | 1996-09-18 | キャブチルト機構のストッパ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1086859A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7959218B2 (en) | 2008-02-29 | 2011-06-14 | Komatsu Ltd. | Tilt lock structure of driver's cabin |
ITMO20110102A1 (it) * | 2011-05-06 | 2012-11-07 | Go Vo Ni Srl | Dispositivo di montaggio per ammortizzatori, particolarmente per ammortizzatori a gas |
JP2017044041A (ja) * | 2015-08-28 | 2017-03-02 | コベルコ建機株式会社 | 作業機械 |
-
1996
- 1996-09-18 JP JP8246418A patent/JPH1086859A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7959218B2 (en) | 2008-02-29 | 2011-06-14 | Komatsu Ltd. | Tilt lock structure of driver's cabin |
ITMO20110102A1 (it) * | 2011-05-06 | 2012-11-07 | Go Vo Ni Srl | Dispositivo di montaggio per ammortizzatori, particolarmente per ammortizzatori a gas |
EP2520824A1 (en) * | 2011-05-06 | 2012-11-07 | Go.Vo.Ni. S.R.L. | Mounting tool for assembling spring loaded shock absorbers |
JP2017044041A (ja) * | 2015-08-28 | 2017-03-02 | コベルコ建機株式会社 | 作業機械 |
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