JPH1086078A - 手持式電動工具 - Google Patents
手持式電動工具Info
- Publication number
- JPH1086078A JPH1086078A JP8242976A JP24297696A JPH1086078A JP H1086078 A JPH1086078 A JP H1086078A JP 8242976 A JP8242976 A JP 8242976A JP 24297696 A JP24297696 A JP 24297696A JP H1086078 A JPH1086078 A JP H1086078A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- grip
- outer frame
- hand
- moved
- longitudinal direction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Portable Power Tools In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は手持式電動工具に関するもので、グ
リップを外枠の長手方向に移動可能とすることにより、
作業条件に応じたグリップ位置を取れるようにし、使い
勝手の向上を図ることを目的とする。 【解決手段】 モータ１を収納した外枠２に、電源スイ
ッチ４を収納したグリップ５を外枠の長手方向に突設さ
せた手持式電動工具。
リップを外枠の長手方向に移動可能とすることにより、
作業条件に応じたグリップ位置を取れるようにし、使い
勝手の向上を図ることを目的とする。 【解決手段】 モータ１を収納した外枠２に、電源スイ
ッチ４を収納したグリップ５を外枠の長手方向に突設さ
せた手持式電動工具。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はドライバドリル、電
動ドリル、振動ドリル等の手持式電動工具に関するもの
である。
動ドリル、振動ドリル等の手持式電動工具に関するもの
である。
【０００２】
【従来の技術】従来のこの種の手持式電動工具は、グリ
ップが外枠のほぼ中心部に位置したＴ字型をなしている
ものと、グリップが外枠の後端部に位置した逆Ｌ字型を
なしたものとがある。
ップが外枠のほぼ中心部に位置したＴ字型をなしている
ものと、グリップが外枠の後端部に位置した逆Ｌ字型を
なしたものとがある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来のこの種の手持式
電動工具は、グリップを片手で握った状態でグリップに
収納された電源スイッチのトリガを操作し、使用するの
が一般的である。Ｔ字型は、グリップが外枠のほぼ中心
部に位置しているために重心バランスが良く、片手で使
用しても手首にかかる負担は小さい。しかしながら、グ
リップを先端工具の回転軸線上から離れた位置で握らな
ければならないため、鉄板等への穿孔作業などの場合に
は先端工具に有効に回転軸線方向の押圧力を加えること
が困難であり、また工具本体を安定して支持することが
難しいという欠点を有していた。
電動工具は、グリップを片手で握った状態でグリップに
収納された電源スイッチのトリガを操作し、使用するの
が一般的である。Ｔ字型は、グリップが外枠のほぼ中心
部に位置しているために重心バランスが良く、片手で使
用しても手首にかかる負担は小さい。しかしながら、グ
リップを先端工具の回転軸線上から離れた位置で握らな
ければならないため、鉄板等への穿孔作業などの場合に
は先端工具に有効に回転軸線方向の押圧力を加えること
が困難であり、また工具本体を安定して支持することが
難しいという欠点を有していた。
【０００４】Ｌ字型は、グリップを先端工具の回転軸線
上に近い位置で握ることができ、押圧力を先端工具に有
効に加えることができるため、上記のような問題はな
い。しかしながら、グリップが外枠の後端部に位置して
いるため、グリップに対して本体前方部が重く、水平方
向へのネジ締め作業などの際、片手で使用すると手首に
かかる負担が非常に大きくなり、作業性が悪いという欠
点を有していた。
上に近い位置で握ることができ、押圧力を先端工具に有
効に加えることができるため、上記のような問題はな
い。しかしながら、グリップが外枠の後端部に位置して
いるため、グリップに対して本体前方部が重く、水平方
向へのネジ締め作業などの際、片手で使用すると手首に
かかる負担が非常に大きくなり、作業性が悪いという欠
点を有していた。
【０００５】本発明の目的はグリップを外枠の長手方向
に移動可能とすることにより、作業条件に応じたグリッ
プ位置を取れるようにし、使い勝手の向上を図ることで
ある。
に移動可能とすることにより、作業条件に応じたグリッ
プ位置を取れるようにし、使い勝手の向上を図ることで
ある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的はグリップを外
枠の長手方向に移動可能とすることにより達成される。
枠の長手方向に移動可能とすることにより達成される。
【０００７】
【発明の実施の形態】本発明の一実施例を図１〜図４を
用いて説明する。図１は手持式電動工具であるドライバ
ドリルにおける一実施例を示すものである。モータ１を
収納した外枠２の先端にはチャック３が回転自在に取付
けてあり、外枠２の下方には、モータ１への電力供給を
入切する電源スイッチ４が収納されたグリップ５が、外
枠２の長手方向に移動可能に支持されている。グリップ
５の下端には、電源である蓄電池６が装着されている。
電源スイッチ４のトリガ４ａを押圧操作すると、蓄電池
６からモータ１へ電力が供給され、モータ１が回転す
る。先端工具を装着するためのチャック３は、モータ１
の回転に応動して回転し、これによりねじ類の締付けや
鉄板等への穿孔作業等を行う。
用いて説明する。図１は手持式電動工具であるドライバ
ドリルにおける一実施例を示すものである。モータ１を
収納した外枠２の先端にはチャック３が回転自在に取付
けてあり、外枠２の下方には、モータ１への電力供給を
入切する電源スイッチ４が収納されたグリップ５が、外
枠２の長手方向に移動可能に支持されている。グリップ
５の下端には、電源である蓄電池６が装着されている。
電源スイッチ４のトリガ４ａを押圧操作すると、蓄電池
６からモータ１へ電力が供給され、モータ１が回転す
る。先端工具を装着するためのチャック３は、モータ１
の回転に応動して回転し、これによりねじ類の締付けや
鉄板等への穿孔作業等を行う。
【０００８】ところで、グリップ５は外枠２の長手方向
に移動可能に支持されており、作業条件に応じて「前
方」「後方」の２つのグリップ位置を選択して固定する
ことができる。図３において、グリップ５の両側に設け
られたストッパ７はスプリング８により上方に付勢され
ており、外枠２に設けられた嵌合穴２ｂと嵌合してい
る。これにより、グリップ５は外枠２に対して移動が抑
止されており、作業中にグリップ５や外枠２に力が加わ
ってもグリップ５がずれることはない。グリップ５を移
動させる場合にはストッパ７をスプリング８の付勢に抗
して引き下げればよく、図４に示すようにストッパ７が
嵌合穴２ｂからはずれ、グリップ５は外枠２の長手方向
に移動可能となるので、グリップ５位置を選択して、対
応する嵌合穴２ｂによりグリップ５を固定すればよい。
に移動可能に支持されており、作業条件に応じて「前
方」「後方」の２つのグリップ位置を選択して固定する
ことができる。図３において、グリップ５の両側に設け
られたストッパ７はスプリング８により上方に付勢され
ており、外枠２に設けられた嵌合穴２ｂと嵌合してい
る。これにより、グリップ５は外枠２に対して移動が抑
止されており、作業中にグリップ５や外枠２に力が加わ
ってもグリップ５がずれることはない。グリップ５を移
動させる場合にはストッパ７をスプリング８の付勢に抗
して引き下げればよく、図４に示すようにストッパ７が
嵌合穴２ｂからはずれ、グリップ５は外枠２の長手方向
に移動可能となるので、グリップ５位置を選択して、対
応する嵌合穴２ｂによりグリップ５を固定すればよい。
【０００９】図１はグリップ５を「前方」に移動した選
択状態であり、この場合、良好な重心バランスが得られ
るため、片手で使用しても手首にかかる負担が小さくて
済む。また、図２はグリップ５を「後方」に移動した選
択状態である。この場合、外枠２の凹部２ａを保持する
ように握れば、トリガ４ａを押圧操作しながら先端工具
の回転軸線方向に有効に押圧力を加えることができる。
択状態であり、この場合、良好な重心バランスが得られ
るため、片手で使用しても手首にかかる負担が小さくて
済む。また、図２はグリップ５を「後方」に移動した選
択状態である。この場合、外枠２の凹部２ａを保持する
ように握れば、トリガ４ａを押圧操作しながら先端工具
の回転軸線方向に有効に押圧力を加えることができる。
【００１０】なお、上述の実施例では選択できるグリッ
プ位置を「前方」「後方」の２つの位置として説明した
が、その間の任意の位置にも嵌合穴２ｂを設ければ、任
意の位置でグリップを固定できるようになる。
プ位置を「前方」「後方」の２つの位置として説明した
が、その間の任意の位置にも嵌合穴２ｂを設ければ、任
意の位置でグリップを固定できるようになる。
【００１１】
【発明の効果】本発明によれば、グリップを外枠の長手
方向に移動可能としたので、作業条件に応じたグリップ
位置を取ることができる。これにより、片手作業時の使
い勝手が大幅に向上し、ねじ類の締付や鉄板等への穿孔
など、異なる作業条件でも常に最適なグリップ位置で作
業を行うことができる。
方向に移動可能としたので、作業条件に応じたグリップ
位置を取ることができる。これにより、片手作業時の使
い勝手が大幅に向上し、ねじ類の締付や鉄板等への穿孔
など、異なる作業条件でも常に最適なグリップ位置で作
業を行うことができる。
【図１】 本発明になる手持式電動工具の一実施例を示
すもので、グリップを「前方」に移動した先端上他の一
部断面図。
すもので、グリップを「前方」に移動した先端上他の一
部断面図。
【図２】 同じく、グリップを「後方」に移動した選択
状態の一部断面図。
状態の一部断面図。
【図３】 グリップの移動を抑止した状態の図１のＡ−
Ａ線断面図。
Ａ線断面図。
【図４】 グリップの移動の抑止を解除した状態の図１
のＡ−Ａ線断面図。
のＡ−Ａ線断面図。
２は外枠、４は電源スイッチ、５はグリップである。
Claims (1)
- 【請求項１】 外枠に突出して形成したグリップを把持
して作業する手持式電動工具において、 前記グリップを前記外枠の長手方向に移動可能としたこ
とを特徴とする手持式電動工具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8242976A JPH1086078A (ja) | 1996-09-13 | 1996-09-13 | 手持式電動工具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8242976A JPH1086078A (ja) | 1996-09-13 | 1996-09-13 | 手持式電動工具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1086078A true JPH1086078A (ja) | 1998-04-07 |
Family
ID=17097046
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8242976A Withdrawn JPH1086078A (ja) | 1996-09-13 | 1996-09-13 | 手持式電動工具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1086078A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100782242B1 (ko) | 2003-07-18 | 2007-12-05 | 맥스 캄퍼니 리미티드 | 동력 구동 못박기 기계 |
| JP2011507728A (ja) * | 2007-12-20 | 2011-03-10 | プラーン | 携帯式電動チェーンソー |
| USD646947S1 (en) | 2010-08-13 | 2011-10-18 | Black & Decker Inc. | Drill |
| US8267192B2 (en) | 2009-02-24 | 2012-09-18 | Black & Decker Inc. | Ergonomic handle for power tool |
-
1996
- 1996-09-13 JP JP8242976A patent/JPH1086078A/ja not_active Withdrawn
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100782242B1 (ko) | 2003-07-18 | 2007-12-05 | 맥스 캄퍼니 리미티드 | 동력 구동 못박기 기계 |
| JP2011507728A (ja) * | 2007-12-20 | 2011-03-10 | プラーン | 携帯式電動チェーンソー |
| US8267192B2 (en) | 2009-02-24 | 2012-09-18 | Black & Decker Inc. | Ergonomic handle for power tool |
| US10350744B2 (en) | 2009-02-24 | 2019-07-16 | Black & Decker Inc. | Ergonomic handle for power tool |
| US11260518B2 (en) | 2009-02-24 | 2022-03-01 | Black & Decker Inc. | Ergonomic handle for power tool |
| USD646947S1 (en) | 2010-08-13 | 2011-10-18 | Black & Decker Inc. | Drill |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20031202 |