JPH1085625A

JPH1085625A - 流水型空気清浄装置

Info

Publication number: JPH1085625A
Application number: JP26791696A
Authority: JP
Inventors: Akinobu Fujiwara; 昭信藤原; Masayuki Matsuda; 昌幸松田
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1996-09-18
Filing date: 1996-09-18
Publication date: 1998-04-07

Abstract

(57)【要約】（修正有）【目的】本発明は、観賞を兼ねた空気清浄器の提供を目
的とする。【構成】プラスに帯電された水槽中の水を、透明な水槽
面に沿って層状に落下させる手段と、イオン化電極を、
層状落下水に近接して大気中に配する手段と、塵埃をフ
ィルタ−により強制的にろ過された水を再び水槽に戻す
ための循環ポンプにより送水する手段とを有し、かつ激
しく振動を与えても水が飛散しないように構成とされて
いる。【効果】激しく動く車の中でも使用できる、見た目に優
しく、かつ空気を清浄化する効果がある。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、居住環境の空気を清浄
化する作用と冷暖房する作用とを併せ持ったディスプレ
イ装置で、一般のオフイス、喫茶店、喫煙室、待合い
室、公共の施設、カラオケボックス、病院、パチンコ施
設、ゲ−ムセンタ−、ホテル、旅館、マ−ジャン荘、飲
食業、銀行、映画館、高齢者、病人、幼児に好適なもの
として利用されるが、特に自動車、航空機、船舶などの
振動や揺れの激しい所で使用するのに適した物である。

【０００２】整理番号＝ＭＰ８−４５
（３）

【従来の技術】従来の空気清浄装置には、冷暖房作用と
ディスプレイ効果とを併せ持ったものは全く知られてい
なかった。従来の空気清浄装置は単に空気を綺麗にする
ことのみに重点を置き家具や装飾性には全く関心が持た
れていなかった。さらに、振動の激しい自動車に使用さ
れる流水を用いた空気清浄装置は全く知られていない。

【０００３】従来の集塵装置はステンレス板やアルミニ
ュウム板などの金属板をプラス電極とし、この表面に集
塵フィルタ−を、そしてこれと対向してマイナス電極を
配置したものをケ−スに納めたものになっており、この
集塵装置は部屋の隅に置かれているのが常であった。

【０００４】この集塵装置の原理は、プラス電極とマイ
ナス電極との間に−１０００ボルト〜−６０００ボルト
の電圧を印加するとマイナス電極からプラス電極方向に
イオン風が生じ、マイナス電極周辺の空気および空気中
に浮遊する粉塵、雑菌、タバコの煙及びダニもプラス電
極方向に流動するものであった。

【０００５】集塵装置そのものを、装飾若しくはディス
プレイにするなどと言った発想はこれまで全くなく、空
気を清浄化する機能にのみ重点が置かれ、部屋の隅にな
るべく目立たない様に置かれているのが通常であった。
これまでの空気清浄器はマイナス電極に接触した粉塵、
雑菌、タバコの煙をマイナスに帯電したフィルタ−に集
塵・捕捉するものであった。しかし、これまでの乾式フ
ィルタ−方法による塵埃の捕捉では、（１）フィルタ−
の交換時や通電されていない時に一旦集塵・捕捉された
塵埃が剥離し再び空中に浮遊する、（２）使用と共にフ
ィルタ−の捕捉能力が低下する、（３）殺菌効果が少な
い、整理番号＝ＭＰ８−４５
（４）（４）フィルタ−の再生が出来ない、エコロジ−、省資
源に問題があった、（５）従来は清浄化機能のみに重点
を置き清浄装置が無機的に鉄の箱に納められ人間の感性
を全く留意していなかった、など問題があった。

【０００６】

【発明が解決しようとする課題】本発明は、ディスプレ
イ機能を主体にしてこれに集塵機能を追加したもので、
図６に示した様に水槽に浮かぶ熱帯魚をのんびりと目で
追っている間に空気が綺麗になると言うこれまでの空気
清浄器とは基本的に発想を異にした、人に優しい集塵機
能作用を併せ持った空気清浄装置である。更にまた、本
発明はフィルタ−のみによる塵埃捕捉方法の欠点を全く
なくした装置を提供するものである。

【０００７】すなわち、（１）フィルタ−の交換時や通
電されていない時に一旦集塵・捕捉された塵埃が剥離し
再び空中に浮遊することが無い、（２）捕捉能力が低下
するとフィルタ−を洗濯して簡単に再生できる省資源、
省エネルギ−で経済的なものである、（３）殺菌効果が
高い、（４）人間の感性を大事にし視覚的にも美しく、
楽しく、しかも健康的な環境を維持できる、（５）冬に
は除湿装置を止めると自然蒸発により、湿度調節がされ
る、（６）夏には涼しく、冬には暖かく温度調整も可能
である、（７）湿度の高い梅雨の時期には、除湿装置を
動かし乾燥した空気を冷やし室内を快適にする、等を実
現したものである。

【０００８】整理番号＝ＭＰ８−４５
（５）

【課題を解決するための手段】本発明はこれらの課題を
解決したものである。図１〜図６に基づいて本発明を説
明する。本発明は、塵埃を除去し空気を清浄化する機能
だけでなく、空気と水とが接触し水が自然蒸散するた
め、冬期間、居室内の空気の乾燥し過ぎを防止する効果
がある。又、夏の高湿度の期間、居住空間で使用される
空気清浄器は塵埃を除去し空気を清浄化する機能だけで
なく、除湿機能や冷房機能も併せ持つ装置とすることが
本発明の目的である。マイナス側は絶縁された高圧ケ−
ブルによりイオン化電極に連結される一方、プラスの接
地電極は水を介してア−ス線により接地される。接地電
極によりプラスに帯電された水は水槽の上方へ上がり開
口した開口部から水槽面に沿って膜状に自然流下させて
いる。

【０００９】

【発明の作用・効果】本発明の清浄効果は、集塵面積４
０ｃｍ×６０ｃｍ、所要水量１５〜２０リットル、所要
電力３５ワットのもので３０畳の広さまである。集塵部
分が透明パネルに流れる流水であるためその透明パネル
の後ろに人工魚や宣伝媒体を置くとディスプレイとして
宣伝効果としての作用がある。また、外界と透明カバー
で隔絶しているため振動の激しい自動車内に置いても水
が飛散する事がない。さらにまた、透明であるためデザ
インを自由にすることが出来るのでカラオケ、ディス
コ、待合い室、喫茶店などに合わせたデザインが可能で
ある。更にまた、本発明は環境（エコロジ−）に優しく
見た目にもやさしいディスプレイとして家庭は勿論、病
院の待合い室、老人ホームのイメ−ジアップにも効果が
ある。これらの詳細を以下の実施例によって説明する。整理番号＝ＭＰ８−４５
（６）

【００１０】

【実施例１】図１は本発明の偏平型水槽の断面図を示す
説明断面図である。本発明の装置は、図１に示すよう
に、偏平状の水槽の上部開放口１より水が水槽外壁面２
に沿って見える状態で層状に流下する。接地電極４は流
水３の邪魔にならないように当該流水３の視野内を避け
て水槽の底に設置されている。また、流水３をマイナス
に印加するためにイオン化電極５を流水に近接して大気
側に配置した。イオン化電極にイオン化電圧を付加する
高圧直流電源６を有する。さらに又、フィルタ−７を水
が循環する途中に設置しゴミ、塵埃を除去し、ときどき
フィルタ−を交換するように交換可能にしてある。さら
に又、フィルタ−を通過した水を水槽に循環させる循環
ポンプ９がある。また、清浄化された空気は排気口１０
から冷暖房除湿装置に送られた後大気中に排出される。

【００１１】更に詳しく図１に基づいて説明すると、水
槽の上部開放口１の上にはフ−ド付きの送風機１１から
空気を流水に吹き付けられるように構成されている。ま
た、人が触れイオン電極と水との間でショ−トすると過
電流が流れることを利用して過電流が流れると瞬時に電
気回路を遮断する過電流保護回路を高圧直流電源６に組
み込んである。通常の水は１０^-3〜１０^-4の比抵抗しか
ないので６０００ボルトで１００マイクロアンペア程度
しか流れないのでたとえ人が感電しても指にパチンと放
電するぐらいで危険ではない。

【００１２】さらに、本発明を高速で走り激しい振動の
する車載用にも出来るように外界と隔絶する透明カバー
１２を設けた。また、水槽外壁面２の上切断面には、水
が滑らかに流れるように外側に向けて緩やかなア−ルを
設けた。さらに水槽の材質はガラス、アクリル、塩化ビ
ニ−ル，ポリカ−ボネイトなどの整理番号＝ＭＰ８−４５
（７）透明な絶縁材料を使用すると製造及びコストの面で有利
である。透明な水槽を用いると水槽中に浮かべたプラス
チックの人工魚は水槽の底から吹き上がる循環水により
ランダムに上がったり、静かに沈む様子はあたかも本当
の魚が泳いでいるように見え本発明のディスプレイ効果
は著しい。

【００１３】さらに、本発明装置は広い面に絶えず水が
流れているため冬の乾燥時には一日で０．５ｍ²当たり
１リットル蒸発するので、蒸散して失われた水を補充し
なければならない。

【００１４】本発明の集塵原理は、塵埃やタバコの煙な
どを−４０００ボルト〜−６０００ボルトに印加する
と、マイナスに帯電された塵埃、タバコの煙、ダニ、雑
菌等は水膜に静電吸引されることを利用している。逆に
塵埃、タバコの煙、ダニ、雑菌等をプラスに帯電すると
オゾンは出にくいが集塵効率が落ちる。マイナスに帯電
するとオゾンが出やすくなるがオゾンは水に吸収されオ
ゾン水ができるのでかえってビ−ルスやバクテリア等の
殺菌作用があり健康によい。

【００１５】

【実施例２】図２には、偏平型水槽を向かい合わせて１
体にした本発明装置の断面の図面を示す。本発明は、図
１の水槽長尺側壁１３を外側にして向かい合わせてあ
り、水は向かい合った水槽外壁面２を伝わって層状に落
下する。フ−ド付き送風機１１から空気を吸入するとマ
イナス６０００ボルトに帯電された電極５に触れ、タバ
コの微粒子、塵、ゴミはマイナスに帯電しプラスの流水
に電気的に引き寄せられ流水により流される。タバコの
微粒子、塵、ゴミはフィルターでろ過され綺麗にされた
後循環ポンプ９で再び水槽に水を戻す。重錘１４で電極
５を垂直に懸垂すると空気中のタバコの微粒子、塵、ゴ
ミは電極５に反発し落下水流の方に寄り効率良く空気を
綺麗に出来る。整理番号＝ＭＰ８−４５
（８）

【００１６】実施例１において、流れる水の供給は、上
水、地下水あるいは河川水と直結しオ−バ−フロ−させ
ると共に、オ−バ−フロ−した水は下水に捨てるか一時
的に貯水してから農業用に再利用することも必要に応じ
て適宜行うことが出来る。

【００１７】

【実施例３】図３は本発明の円筒水槽型の実施例を説明
する断面図を示したものである。本発明は、図３に示す
ように、円筒水槽１５の円筒水槽上部開放口１６より円
筒水槽外壁面１７に沿って流下した水は当該円筒水槽底
に浸積したフィルタ−７によって当該流水中のゴミ、塵
が除去された後、当該ろ過された水を循環ポンプ９によ
り内側円筒水槽内に再び還流する手段を有し、これを順
次繰り返えすことにより、空気を清浄化するものであ
る。空気中の煙、ゴミ、塵は、マイナスに印加されたイ
オン化電極に触れてマイナスに帯電される。一方、水は
接地電極４によりプラスに帯電させておくとマイナスに
帯電された煙、ゴミ、塵は流水に捕捉される。煙、ゴ
ミ、塵をマイナスに帯電するために流水３と、この流水
３に近接して大気側にイオン化電極５を配し、当該イオ
ン化電極５と接地電極４との間に高電圧直流電源６によ
って高電圧を印加する。さらに、室内の汚れた空気清浄
装置に強制的に送り込む送風機１１を有している。本発
明は、この様に空気清浄作用とディスプレイ効果とを併
せ持ったことを特徴とする流水型空気清浄装置である。

【００１８】本発明の最大の特徴は、金属板を使用せず
ガラス、アクリル、塩化ビニ−ル，ポリカ−ボネイトな
どの透明な壁面を使用して接地電極を水槽中に設置し水
を帯電させ塵埃を強制的に除去することにある。イオン
化電極５は環状とし放電し易いように先端をとんがらせ
てある。また、イオン化電極は絶縁パイプ１８に収納し
てイオン化電極の支持と絶縁とを兼ねている。整理番号＝ＭＰ８−４５
（９）

【００１９】

【実施例４】図４は本発明の他の実施例を説明する断面
図で、円筒透明カバー１９の上部開放口２０より円筒水
槽内壁面２１に沿って水を流下するものである。図３に
示した発明は、内側円筒水槽内に水を充たしその水を内
側円筒水槽外壁に沿って水が流水となって溢れていた
が、図４の場合は外側円筒水槽に水を充たし内側円筒水
槽内壁に沿って流水となって溢れる。内側円筒水槽の中
は空洞となっている。

【００２０】室内の汚れた空気は送風機１１により空気
清浄装置内に送風される。送風された空気中のゴミ、塵
は重錘１４により懸垂されたイオン化電極５によりマイ
ナスに帯電され流水に捕捉され空気は清浄化される。当
該清浄化された空気は排気口１０から除湿可能な冷暖房
装置に誘導され、排出空気は冷却や加熱され、空気清浄
作用の他に除湿と冷暖房の機能をも合わせ持った装置に
することが出来る。

【００２１】実施例３から実施例４までに使用されてい
る円筒を透明にしたことにより、ディスプレイ効果は飛
躍的に向上した。透明円筒壁の外面にそって流れる水膜
は、音もなく静かに流れ、これを見る人の心を和ませ、
さらに円筒の内部も透き通して見えるので円筒内部にデ
ィスプレイ用の小物を入れることにより一層ディスプレ
イ効果を高めることが出来る。

【００２２】さらに図５は図２の正面図で、本発明と除
湿機能付き冷暖房装置とが組み合わされた本発明のブロ
ック説明図である。流水型空気清浄装置と除湿機能付き
の冷暖房装置２２とは排気口１０を介して結合されてい
る。なを、図５には除湿機能付きの冷暖房装置２２を外
付けした例を示しているが水槽の機能収納部２３の中に
収納することは簡単で、市場の要求があれば技術的に整理番号＝ＭＰ８−４５
（１０）は容易に製造する事が出来る。

【００２３】さらに図６は、図３、図４で示した円筒水
槽型の外観説明図である。水槽の底から噴出される水に
よりプラスチック製の人工魚（水の比重より若干重くし
たもの）が上下左右に舞い上がり舞下がりしあたかも本
当の魚が泳いでいるかの如く動き幻想的なディスプレと
なっている。

【００２４】本発明は、空気清浄作用を併せ持ったディ
スプレイ装置の提供を主な目的とするが、他の目的は大
きな流水面を利用しているので温度や湿度を調節出来る
ことにある。冬期に暖房がされると乾燥し過ぎカゼを引
き易くなるなど色々と健康上に問題があった。本発明の
ディスプレイは常に大きい面積の水流面があるので除湿
機能を停止して使用すると水は自然蒸発して部屋の湿度
を一定に保つことが出来る。

【００２５】本発明は、超音波による強制加湿方式でな
い自然蒸発方式であるため湿度過剰で部屋に結露するこ
とがなく、常に湿度を一定に保持出来る。さらには、排
気を３０℃以上に加温すると緩やかな部屋の暖房を実現
する事が出来るので病人、幼児やお年寄りに優しい暖房
となる。さらにまた、夏の暑い梅雨の期間には、除湿機
能を動かし、５℃以下に排気を冷却すると、緩やかな冷
房となり、赤ん坊、病人、お年寄りが居ても、夜どうし
部屋を冷房する事が出来る。

【００２６】

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の偏平型水槽の断面図を示す図面。

【図２】偏平型水槽を向かい合わせた本発明装置の断面
を示す図面。

【図３】整理番号＝ＭＰ８−４５
（１１）本発明の円筒水槽型の実施例を説明する断面図。

【図４】本発明の円筒水槽型の他の実施例を説明する断
面図。

【図５】本発明と除湿機能付き冷暖房装置とが組み合わ
された実施例のブロック説明図。

【図６】円筒水槽型本発明の外観説明図。

【符号の説明】

１水槽の上部開放口１６円筒水槽上部開
放口２水槽外壁面１７内側円筒水槽の
外壁面３流水１８絶縁パイプ４接地電極１９透明円筒カバー５イオン化電極２０上部開放口６高圧直流電源２１円筒水槽内壁面７集塵フィルタ− ２２除湿機能付き冷
暖房装置８サージ室２３機能収納部９循環ポンプ１０排気口１１送風機１２透明カバー１３水槽長尺壁１４重錘１５円筒水槽

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】水槽の上部開放口１より水槽外壁面２に沿
って水を層状に流下する手段と、水中に設置された接地
電極４によりプラスに帯電された流水３と、この流水に
近接して大気側にイオン化電極５を配し、当該イオン化
電極と接地電極とに高電圧を印加する高圧直流電源６
と、フィルタ−７に当該流水を透過せしめた後循環ポン
プ９により水槽に水を還流する手段とを有し、さらに流
水飛散防止の透明カバー１２により流水を外界と隔離さ
れたことを特徴とする流水型空気清浄装置。
【請求項２】請求項１における水槽外壁面２を向かい合
わせに、水槽長尺壁１３を外側になるように組み合わ
せ、水槽の上部開放口１より水槽外壁面に沿って水を層
状に流下する手段と、水中に設置された接地電極４によ
りプラスに帯電された流水３と、当該イオン化電極を水
槽外壁面に囲まれた空隙に先端に付けられた重錘１４に
より垂直に配して接地電極とに高電圧を印加する高圧直
流電源６と、フィルタ−７に当該流水を透過せしめた後
循環ポンプ９により水槽に水を還流する手段とを有する
流水型空気清浄装置。
【請求項３】水槽として二重円筒水槽を用い、当該二重
円筒水槽の内側円筒を外側円筒より短くし、内側円筒の
底から水を供給して、水を上部開放口２０より溢れさ
せ、内側円筒水槽の外壁面１７に沿って水を流下させる
手段と、流下水の視野内を避けた場所に設置した接地電
極によりプラスに帯電された流下水と、イオン化電極５
をこの流下水に近接して大気側に配し、当該イオン化電
極と接地電極４とに高電圧を印加する高圧直流電源６
と、流れる水の流路に塵埃、微粒子等をろ過するフィル
タ−７を設け、当該ろ過された水を循環ポンプ９により
内側円筒水槽内に還流する手段とを有する空気を清浄化
する作用と観賞効果とを併せ持つ流水型空気清浄装置。
【請求項４】水槽として二重円筒水槽を用い、当該二重
円筒水槽の内側円筒整理番号＝ＭＰ８−４５
（２）を外側円筒より短くし、外側円筒の底から水を供給し
て、水を上部開放口より溢れさせ、内側円筒水槽の内壁
面に沿って水を流下させる手段と、水中に設置した接地
電極４によりプラスに帯電された流水３と、イオン化電
極を内側円筒のほぼ中心の位置に先端に付けられた重錘
１４により垂直に配し、当該イオン化電極と接地電極と
に高電圧を印加する高電圧直流電源６と、流れる水の流
路に塵埃、微粒子等をろ過するフィルタ−７を設け、当
該ろ過された水を循環ポンプ９により外側円筒水槽内に
還流する手段とを有し、空気を清浄化する作用と観賞効
果とを併せ持つ流水型空気清浄装置。
【請求項５】請求項３及び請求項４において、二重円筒
水槽の内側円筒と外側円筒とが透明であることを特徴と
する流水の観賞効果と空気清浄作用とを併せ持つ流水型
空気清浄装置。
【請求項６】請求項１から請求項４において、清浄化さ
れた空気を加熱及び／叉は冷却する手段を備えたことを
特徴とする冷暖房兼用の流水型空気清浄装置。
【請求項７】請求項１から請求項４において、除湿装置
を備えたことを特徴とする冷暖房兼用の流水型空気清浄
装置。
【請求項８】請求項１から請求項４において、水槽面が
透明なガラス叉は合成樹脂で構成されたことを特徴とす
る流水型空気清浄装置。