JPH1081121A - 車両用空気調和装置及びその日射量検出装置 - Google Patents

車両用空気調和装置及びその日射量検出装置

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JPH1081121A
JPH1081121A JP25538396A JP25538396A JPH1081121A JP H1081121 A JPH1081121 A JP H1081121A JP 25538396 A JP25538396 A JP 25538396A JP 25538396 A JP25538396 A JP 25538396A JP H1081121 A JPH1081121 A JP H1081121A
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JP
Japan
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solar
solar radiation
altitude
amount
radiation
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Application number
JP25538396A
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English (en)
Inventor
Tadao Suzuki
忠夫 鈴木
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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  • Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)
  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 フォトダイオードを使用する日射量センサの
受光面に入射する太陽光の入射角度が変化することによ
ってこの日射量センサが正確な日射量を出力しなくなる
のを是正する。 【解決手段】 フォトダイオードを使用して日射量を検
出する日射量センサ55と、太陽の高度を判定する太陽高
度判定手段50と、この判定手段50で判定された太陽高度
と記憶手段53に予め記憶されている日射量センサ55の入
光感度特性から補正量を算出する補正量算出手段52と、
この算出手段52で算出された補正量を日射量センサ55で
検出した日射量に加えて日射量を補正する日射量補正手
段54を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車両用空気調和装置
及びその日射量検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の車両用空気調和装置においては、
車室内に入射する太陽光の強度、即ち、日射量を検出し
て車室内に吹き出される調和空気の温度や風量及び吹出
口や吹出方向を制御していた。そして、日射量を検出す
るため、フォトダイオードを使用する日射量センサが車
室内に設置されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の日射量セン
サはその受光面に入射する太陽光の入射角度に応じて入
光感度が変化するため、季節や時刻に応じて太陽の高さ
が変化すると、日射量センサの検出値が変化し、これに
伴って車両用空気調和装置の制御状態が変化するので、
乗員の空調フィーリングを快適に維持できないという問
題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために発明されたものであって、第1の発明の要旨
とするところは、フォトダイオードを使用して日射量を
検出する日射量センサと、太陽の高度を判定する太陽高
度判定手段と、この判定手段で判定された太陽高度と予
め記憶されている上記日射量センサの入光感度特性から
補正量を算出する補正量算出手段と、この算出手段で算
出された補正量を上記日射量センサで検出された日射量
に加えて日射量を補正する日射量補正手段を具備するこ
とを特徴とする日射量検出装置にある。
【0005】他の特徴とするところは、上記太陽高度判
定手段が、外気温を検出する外気温センサの検出温度か
ら季節を認識しその時の太陽の高度を判定することにあ
る。
【0006】他の特徴とするところは、上記太陽高度判
定手段が、カレンダー手段と時計手段からの入力情報に
より太陽の高度を判定することにある。
【0007】更に他の特徴とするところは、温調演算要
素の一つとして日射量を入力し、温調演算値に基づいて
各機器を制御する車両用空気調和装置において、上記日
射量を検出する装置として上記日射量検出装置を用いた
ことを特徴とする車両用空気調和装置にある。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明による車両用空気調和装置
の実施形態が図4に示されている。空気調和装置10のケ
ーシング12の上流側には内気吸込口13と外気吸込口14が
形成され、下流側にはフエイス吹出口20とデフロスト吹
出口23とフート吹出口24が形成されている。
【0009】内気吸込口13と外気吸込口14は内外気切換
ダンパ15によって切り換えられ、フエイス吹出口20とフ
ート吹出口24は吹出モード切換ダンパ25によって開閉さ
れ、デフロスト吹出口23は吹出モード切換ダンパ26によ
って開閉される。
【0010】そして、フエイス吹出口20には調和空気を
運転席側の吹出口21R 、21L と助手席側の吹出口22R 、
22L に分流して配風するための配風ダンパ27が配設され
ている。運転席の右側に開口する吹出口21R には吹出ル
ーバ36R が配設され、左側に開口する吹出口21L には吹
出ルーバ36L が配設されている。助手席の右側に開口す
る吹出口22R には吹出ルーバ37R が配設され、左側に開
口する吹出口22L には吹出ルーバ37L が配設されてい
る。
【0011】ケーシング12内にはブロア16、エバポレー
タ17、エアミックスダンパ18、ヒータ19が配設されてい
る。エバポレータ17は冷媒配管を介してコンプレッサ2
8、コンデンサ29、レシーバ30、膨張弁31等と連結され
ることにより冷媒循環回路を構成している。
【0012】コンプレッサ28はプーリ33及びマグネット
クラッチ34を介して走行用エンジン35によって駆動され
る。ヒータ19には走行用エンジン35の冷却水が循環し、
ヒータ19を通過する風量はエアミックスダンパ18の開度
によって変更される。
【0013】11はマイクロコンピュータからなる制御装
置で、I/0 ポート、マルチプレクサ、A/D 変換器、中央
処理装置CPU 、続出専用メモリROM 、ランダムアクセス
メモリRAM 等を持っている。
【0014】エバポレータ17から吹き出された空気の温
度を検出する吹出温度センサ40、エアミックスダンパ18
の開度を検出するポテンショメータ41、日射量検出装置
42、外気温センサ43、室温センサ44、吹出モード切換ダ
ンパ25、26の開度を検出するポテンショメータ45、46、
配風ダンパ27の開度を検出するポテンショメータ47等の
検出値は制御装置11に入力される。
【0015】また、運転席の前方に設置された制御パネ
ル48には空気調和装置10の運転スイッチ、吹出モード切
換ダンパ25、26の切換スイッチ、配風ダンパ27の切換ス
イッチ、内外気切換ダンパ15の切換スイッチ、ブロア16
の回転数を切り換える風量切換スイッチ、制御を自動制
御に切り換えるAUTOスイッチ、車室内の温度を任意に設
定する室温設定器等が設けられ、これらの出力もそれぞ
れ制御パネル48から制御装置11に入力される。
【0016】この制御装置11の出力は図示しないドライ
バーを介してマグネットクラッチ34、ブロア16の駆動モ
ータ21、ダンパ15、18、25、26、27のモータアクチュエ
ータ56、57、58、55、59、吹出ルーバ36R 、36L 、37R
、37L のモータアクチュエータ38R 、38L 、39R 、39L
等に送られてこれらの作動を制御している。
【0017】ブロア16をモータ21により駆動すると、内
外気切換ダンパ15を切り換えることによって選択された
内気吸込口13又は外気吸込口14から車室内空気又は外気
がケーシング12内に吸入され、ブロア16によって付勢さ
れた後、エバポレータ17を通過することによって冷却さ
れる。
【0018】次いで、この空気はエアミックスダンパ18
によって分流され、その一部はヒータ19を通過すること
によって加熱された後、ヒータ19をバイパスした残部の
空気と混合して所定温度の調和空気となる。この調和空
気は吹出モード切換ダンパ25、26を開閉することによっ
て選択されたフエイス吹出口20、フート吹出口24、デフ
ロスト吹出口23のいずれか1又は2から吹き出される。
【0019】そして、フエイス吹出口20から吹き出され
た調和空気は配風ダンパ27によって運転席側及び助手席
側に分流され、吹出口21R 、21L 、22R 、22L から吹出
ルーバ36R 、36L 、37R 、37L に案内されて車室内に吹
き出される。
【0020】上記日射量検出装置42の第1の実施形態が
図1及び図2に示されている。外気温センサ43で検出さ
れた外気温が太陽高度判定手段50に入力されると、太陽
高度判定手段50は記憶手段51から入力されたデータと対
比することにより季節を認識して太陽の高度を判定す
る。
【0021】この判定結果は補正量算出手段52に入力さ
れ、ここで記憶手段53に記憶されている入光感度特性に
応じて補正量Kが算出される。なお、この記憶手段53に
は、図2に示すように、フォトダイオードを使用して日
射量を検出する日射量センサ55の入光感度特性が記憶さ
れている。
【0022】この補正量Kは日射量補正手段54に入力さ
れて、ここで日射量センサ55によって検出された日射量
SSに加算され、この加算値( SS+K)が制御装置11に入
力される。
【0023】しかして、日射量センサ55の受光面への太
陽光の入射角度が変化しても日射量センサ55が検出した
日射量SSは補正されて車室内に入射する日射量に整合す
る値( SS+K)が制御手段11に入力されるので、乗員の
空調フィーリングを快適に維持することが可能となる。
【0024】本発明による日射量検出装置42の他の実施
形態が図3に示されている。この実施形態においては、
太陽高度判定手段60はカレンダー手段61から出力された
年、月、日等のカレンダー情報及び時計手段62から出力
された時、分等の時刻情報が入力されると、記憶手段63
から入力されたデータと対比することによってその時点
における太陽の高度を判定するようになっている。他の
構成、作用は第1の実施形態と同様であり、同様の効果
を奏する。
【0025】
【発明の効果】請求項1記載の第1の発明においては、
太陽高度判定手段で判定された太陽高度と予め記憶され
ている日射量センサの入光感度特性から補正量を算出
し、この補正量を日射量センサで検出された日射量に加
えることによって日射量を補正しているので、日射量セ
ンサの受光面に入射する太陽光の入射角度の変化に拘ら
ず正確な日射量を得ることができる。
【0026】上記太陽高度判定手段は外気温を検出する
外気温センサの検出温度から季節を認識してその時の太
陽高度を判定することができる。
【0027】上記太陽高度判定手段はカレンダー手段と
時計手段からの入力情報により太陽高度を判定すること
ができる。
【0028】温調演算要素の一つとして日射量を入力
し、温調演算値に基づいて各機器を制御する車両用空気
調和装置において、上記日射量を検出する装置として請
求項1ないし3記載の日射量検出装置を用いれば、乗員
の空調フィーリングを快適に維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による日射量検出装置の第1の実施形態
を示すブロック図である。
【図2】第1の実施形態における日射量センサの入光感
度特性を示す線図である。
【図3】本発明による日射量検出装置の第2の実施形態
を示すブロック図である。
【図4】本発明による車両用空気調和装置の系統図であ
る。
【符号の説明】

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フォトダイオードを使用して日射量を検
    出する日射量センサと、太陽の高度を判定する太陽高度
    判定手段と、この判定手段で判定された太陽高度と予め
    記憶されている上記日射量センサの入光感度特性から補
    正量を算出する補正量算出手段と、この算出手段で算出
    された補正量を上記日射量センサで検出された日射量に
    加えて日射量を補正する日射量補正手段を具備すること
    を特徴とする日射量検出装置。
  2. 【請求項2】 上記太陽高度判定手段は、外気温を検出
    する外気温センサの検出温度から季節を認識しその時の
    太陽の高度を判定することを特徴とする請求項1記載の
    日射量検出装置。
  3. 【請求項3】 上記太陽高度判定手段は、カレンダー手
    段と時計手段からの入力情報により太陽の高度を判定す
    ることを特徴とする請求項1記載の日射量検出装置。
  4. 【請求項4】 温調演算要素の一つとして日射量を入力
    し、温調演算値に基づいて各機器を制御する車両用空気
    調和装置において、 上記日射量を検出する装置として請求項1ないし3記載
    の日射量検出装置を用いたことを特徴とする車両用空気
    調和装置。
JP25538396A 1996-09-06 1996-09-06 車両用空気調和装置及びその日射量検出装置 Pending JPH1081121A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104827851A (zh) * 2014-02-12 2015-08-12 上海通用汽车有限公司 基于阳光感知的车辆空调控制方法
CN105082936A (zh) * 2014-05-20 2015-11-25 通用汽车环球科技运作有限责任公司 用于控制气候控制***的***和方法
CN110696587A (zh) * 2019-09-24 2020-01-17 中国第一汽车股份有限公司 一种空调控制方法、***和车辆

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104827851A (zh) * 2014-02-12 2015-08-12 上海通用汽车有限公司 基于阳光感知的车辆空调控制方法
CN105082936A (zh) * 2014-05-20 2015-11-25 通用汽车环球科技运作有限责任公司 用于控制气候控制***的***和方法
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Legal Events

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A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20040622

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A02 Decision of refusal

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