JPH1080728A - 車両用燃料タンクサポートの製造方法 - Google Patents

車両用燃料タンクサポートの製造方法

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Publication number
JPH1080728A
JPH1080728A JP8252185A JP25218596A JPH1080728A JP H1080728 A JPH1080728 A JP H1080728A JP 8252185 A JP8252185 A JP 8252185A JP 25218596 A JP25218596 A JP 25218596A JP H1080728 A JPH1080728 A JP H1080728A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
support
bent
hat
fuel tank
pressing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8252185A
Other languages
English (en)
Inventor
Takao Tanizawa
太加夫 谷澤
Takeshi Ogiwara
猛 荻原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Chiyoda Jidosha Kogyo Kk
Original Assignee
Chiyoda Jidosha Kogyo Kk
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Filing date
Publication date
Application filed by Chiyoda Jidosha Kogyo Kk filed Critical Chiyoda Jidosha Kogyo Kk
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Pending legal-status Critical Current

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  • Body Structure For Vehicles (AREA)
  • Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)
  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】断面ハット形状に成形した金属の帯状板による
車両用燃料タンクサポート製造において、90゜の屈曲
部に凹ビードを形成しなくてもシワが発生しないように
した。 【解決手段】断面ハット形状に成形した金属の帯状板を
プレス型によってハット形の天部4bを内側より押圧P
して90゜曲げ部3aの両側4aを幅方向W2に拡開成
形した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車の燃料タン
クを車体に支持固設するための直角に屈曲したサポート
の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】トラック等の大形自動車の燃料タンクを
車体に支持固設するためには図6で示すように、L形の
直角に屈曲した金属製のサポート11の縦部を車体に固
着し、これに燃料タンク10を載置支持して帯体12を
燃料タンク10の上面から側面に渡って掛け回してサポ
ート11に締付固定している。
【0003】前記サポート11は図7で示すように、断
面ハット形に成形した帯状板11aを図8で示すように
90゜屈曲したL形にベンディング加工している。
【0004】前記ベンディング加工するには図9及び図
10で示すようなベンディング加工機が用いられてい
る。すなわち、図9及び図10において、一対のシリン
ダ14a,14bの進退作動をリンクを介して左右方向
に回動する一対の下部駒部材13a,13bと、この一
対の下部駒部材13a,13bの間の中間部位でシリン
ダ16によって鉛直方向に上下動する上部駒部材15と
から構成されたものである。
【0005】このベンディ ング加工機では、図7で示す
ように、予め前加工で断面ハット形に成形した帯状板1
1aを一対の下部駒部材13a,13b上に載置し、一
対のシリンダ14a,14bにより下部駒部材13a,
13bを図11で示すように、上昇回動させ、上部駒部
材15をシリンダ16によって加工動させることによ
り、一対の下部駒部材13a,13b上に載置した帯状
板11aの下部駒部材13a,13bの間を中間部位を
上部駒部材15で下方向に押さえ、下部駒部材13a,
13bで上向きに折り曲げて図8で示す90゜屈曲した
サポート11を完成していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の製造方法では、曲げ加工時に曲げ部の幅方向の両側
を拘束して図12で示すように、上部駒部材15で下方
向に押さえている。これは図13で示すように、ハット
形の天部に凹ビード17の窪みがなければ図14で示す
ように、内側曲げ面にシワ18が生じる不良品ができる
からである。
【0007】すなわち、ベンディング加工機による曲げ
加工の際に前記凹ビード17によってシワ18に発生を
吸収するのであるが、この凹ビード17ができるため
に、曲げ部の断面係数は曲げ前の断面係数より小さくな
り強度が弱いので補強したり厚い板素材を用いており、
重量の増加とコスト高を招いている。
【0008】本発明の目的は、断面ハット形状に成形し
た金属の帯状板による車両用燃料タンクサポート製造に
おいて、90゜の屈曲部に凹ビードを形成しなくてもシ
ワが発生しないようにしたことである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明の要旨は、燃料タンクを車体に支持固設する
ための直角に屈曲したサポートの製造方法であって、断
面ハット形状に成形した金属の帯状板をプレス型によっ
てハット形の天部を内側より押圧して90゜曲げ部の両
側を幅方向に拡開成形したことを特徴とするものであ
る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施例を図面に基づ
いて説明する。本発明の製造方法は前述の通り、断面ハ
ット形状に成形した金属の帯状板をプレス型によってハ
ット形の天部を内側より押圧して90゜曲げ部の両側を
幅方向に拡開成形するものである。
【0011】上記プレス型は図1及び図2で示すよう
に、下型1と上型2とからなり、図1のA矢視部分の曲
げ加工部位の下型1には押圧面1aと、この押圧面1a
の両側に逃がし凹部1bを設け、上型2には前記下型1
の押圧面1aに対応する押さえ凸部2aを設けた型構造
である。
【0012】前記下型1上に図7で示す予め前加工で断
面ハット形に成形した帯状板11aをセットし、上型2
を下降して90゜曲げ加工することにより、この曲げ加
工工程において次のような作用を行う。
【0013】すなわち、押圧面1aでハット形の天部4
b(図4を参照)を内側より押圧Pする。これにより、
帯状板11aは図3で示すサポート3の90゜曲げ部3
aの両側方向の幅W2が下型1の逃がし凹部1bによっ
て逃がされる。
【0014】この90゜曲げ部3aの両側方向の幅W2
が逃がされることにより両側4aが幅方向に拡開して天
部4bは平面に成形される。
【0015】その結果、図3で示す本発明方法により製
造されたサポート3は、90゜曲げ部3aでは図4で示
すように前記ハット形は幅方向に拡開した幅W2の平面
の天部4bが成形され、その他の一般部3bは図5で示
すような通常のハット形を維持している。
【0016】前記ハット形の幅W2が幅方向に拡開して
平面の天部4bが成形された90゜曲げ部3aの断面形
態(図4)により、断面係数が増大し、天部4bに凹ビ
ードを形成しなくても、内側曲げ面にシワのないサポー
トが得られる。
【0017】
【発明の効果】以上のように本発明によると、自動車の
燃料タンクを車体に支持固設するための直角に屈曲した
サポートを90゜曲げ部に凹ビードを形成しなくてもシ
ワを発生させることなく製造することができ、しかも曲
げ部は両側を幅方向に拡開して平面の天部としたハット
形に成形されため断面係数が増大して強度が向上し、こ
れにより板厚を薄くすることができ軽量化と材料費の低
減が図られる利点を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法によるプレス型の正面図
【図2】図1のA矢視部の断面図
【図3】本発明方法によって製造した燃料タンクサポー
トの側面図
【図4】図3のB−B線拡大断面図
【図5】燃料タンクサポートの一般部の断面図
【図6】燃料タンクサポート構造を示す斜視図
【図7】燃料タンクサポートの帯状板状態を示す平面図
【図8】従来の燃料タンクサポートの側面図
【図9】従来の燃料タンクサポートを製造するベンディ
ング加工機の正面図
【図10】図9の側面図
【図11】従来の曲げ加工状態の説明図
【図12】図11のD−D線断面図
【図13】従来の曲げ加工による図8のC−C線断面図
【図14】従来の曲げ加工によるシワ発生状態を示すサ
ポートの側面図
【符号の説明】
1 下型 1a 押圧面 1b 逃がし凹部 2 上型 2a 押さえ凸部 3 サポート 3a 90゜曲げ部 3b 一般部 4a 両側 4b 天部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃料タンクを車体に支持固設するための
    直角に屈曲したサポートの製造方法であって、断面ハッ
    ト形状に成形した金属の帯状板をプレス型によってハッ
    ト形の天部を内側より押圧して90゜曲げ部の両側を幅
    方向に拡開成形したことを特徴とする車両用燃料タンク
    サポートの製造方法。
JP8252185A 1996-09-04 1996-09-04 車両用燃料タンクサポートの製造方法 Pending JPH1080728A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006327702A (ja) * 2005-05-23 2006-12-07 Toyota Industries Corp 構造材及びその製造方法
JP2007090940A (ja) * 2005-09-27 2007-04-12 Nippon Steel Corp 形状凍結性に優れたハット型金属製部材とその設計方法
CN116967355B (zh) * 2023-09-25 2024-01-05 苏州铭峰精密机械有限公司 一种油杯支架防冲断连续冲压成型工艺

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