JPH1080056A - 電動リールのモータ制御装置 - Google Patents

電動リールのモータ制御装置

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JPH1080056A
JPH1080056A JP23399096A JP23399096A JPH1080056A JP H1080056 A JPH1080056 A JP H1080056A JP 23399096 A JP23399096 A JP 23399096A JP 23399096 A JP23399096 A JP 23399096A JP H1080056 A JPH1080056 A JP H1080056A
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motor control
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 急激な負荷の上昇や長期間の熱の滞留による
モータの焼損を、モータを可及的に停止させることなく
防止する。 【解決手段】 制御部には、FETの温度を検出する温
度センサと、モータに供給される電流値を検出する電流
検出センサと、モータをPWM制御するPWM駆動回路
とが接続される。ここでは、温度センサで検出された温
度に応じた最大デューティ比以下でモータが制御される
とともに、検出された電流値が所定の上限値を超える
と、それ以下の所定の電流値となるように電流値が制限
される。このモータ制御装置では、モータの温度に応じ
た最デューティ比以下でモータが制御される。このた
め、高負荷が連続してモータ温度が徐々に増加してもそ
れに応じて電力が削減される。また、負荷が突発的に所
定の基準負荷を超えると以後それを超えないようにモー
タに供給される電流が制御される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、モータ制御装置、
特に、釣り糸が巻き付けられるスプールを電動モータで
駆動可能な電動リールのモータ制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】釣り竿に装着されるリールとして、電動
リールが知られている。電動リールは、釣り糸が巻き付
けられるスプールをハンドル及びモータで回転させるこ
とが可能であり、釣り糸を所定の深さまで繰り出した後
にモータオンスイッチを押せば、スプールが糸巻取方向
に回転させられる。
【0003】この種の電動リールでは、対象となる魚に
よっては高負荷での連続運転が強いられるため、スプー
ル駆動用のモータの焼損を防止するための過負荷対策が
重要である。従来、電動リールの過負荷対策として、一
般に機械式のブレーカを設置することが多い。機械式の
ブレーカは安価であるが、作動を正確に設定するのが困
難であり、実際に焼損を防止しようとすると通電停止が
頻繁に生じやすい。通電停止が生じると、釣り人は、リ
ールを巻きながら釣り竿を支えたりドラグを操作しなけ
ればならず、釣り人への負担が重くなる。
【0004】頻繁な通電停止を防止するために、負荷が
所定以上になると、通常の電力より低い制限電力を供給
して通電停止回数を減少させる技術が知られている(特
開平7−336879号)。この技術では、スプールの
回転数により負荷を検出し、負荷が基準負荷以上になる
と、デューティ比が徐々に減少する制限電力を供給し、
検出された負荷が基準負荷以上にならないようにしてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の構成では、
モータを停止することなく急激な負荷の上昇による焼損
を防止できる。しかし、このような急激な負荷の上昇が
生じなくても、基準負荷より少し小さい負荷でモータが
長時間連続動作すると、モータの発熱により温度が徐々
に上昇する。そして、この状態が続いてモータ内に熱が
滞留すると、負荷が基準負荷を超えなくてもモータが焼
損するおそれがある。
【0006】本発明の目的は、急激な負荷の上昇や長期
間の熱の滞留によるモータの焼損をモータを可及的に停
止させることなく防止することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】発明1に係る電動リール
のモータ制御装置は、釣り糸が巻き付けられるスプール
を電動モータで駆動可能な装置であって、温度検出手段
と、第1モータ制御手段と、負荷検出手段と、第2モー
タ制御手段とを備えている。温度検出手段は、電動モー
タが回転することにより生じる発熱に伴う温度を検出す
る。第1モータ制御手段は、温度検出手段で検出された
温度に応じた電力により電動モータを制御する。負荷検
出手段は、電動モータの変動する負荷を検出する。第2
モータ制御手段は、負荷出手段で検出された負荷が所定
の上限値を超えないように電動モータに供給する電力を
制御する。
【0008】このモータ制御装置では、制御素子の温度
等により検出された電動モータの回転により生じる発熱
に伴う温度に応じて予め定められた電力で電動モータが
制御される。このため、高負荷が連続してモータ温度が
徐々に増加してもそれに応じて電力が削減されて長期間
の熱の滞留が抑制され、それによる焼損を防止できる。
しかし、この制御だけでは、急激な負荷上昇に対応しづ
らい。そこで、負荷が突発的に所定の基準負荷を超える
と、それを超えないように電動モータに供給される電力
が制御される。このため、負荷が急激に増加することに
伴う焼損と、熱の滞留に伴う電動モータの焼損とを、モ
ータを可及的に停止させることなく防止できる。
【0009】発明2に係る電動リールのモータ制御装置
は、発明1に記載の装置において、前記負荷検出手段
は、電動モータに供給された電流を検出する電流検出手
段を有し、検出された電流値により負荷を検出する。こ
の場合には、電動モータに供給された電流は負荷に反応
して瞬時に変化するので、急激に変化する負荷を確実に
検出できる。
【0010】発明3に係る電動リールのモータ制御装置
は、発明1または2に記載の装置において、前記温度検
出手段は、電動モータの温度又は電動モータを制御する
制御素子の温度を検出する。電動モータの温度を検出す
る場合には、熱の滞留による温度上昇をリアルタイムに
精度良く検出できる。また、制御素子の温度を検出する
場合には、制御素子の温度上昇と電動モータの温度上昇
との相関関係を予め確認する必要が有るが、制御素子は
モータと離れて制御装置内に配置されることが多いた
め、温度検出手段を制御装置内に配置でき、温度検出手
段の防水構造や配線が簡素になる。
【0011】発明4に係る電動リールのモータ制御装置
は、発明3に記載の装置において、前記制御素子は、電
動モータを駆動するモータ駆動用素子である。この場合
には、電動モータが温度上昇するとモータ駆動用素子も
直ちに温度上昇するので、モータ駆動素子の温度上昇と
電動モータの温度上昇との相関関係を容易に確認でき
る。
【0012】発明5に係る電動リールのモータ制御装置
は、発明3に記載の装置において、前記制御素子は、電
流検出手段に含まれる電流検出素子である。この場合に
は、電流の増加に応じて上昇する電動モータの温度を簡
単に検出できる。発明6に係る電動リールのモータ制御
装置は、発明1から5のいずれかに記載の装置におい
て、前記第1モータ制御手段は、温度に応じた電力を設
定する電力設定手段と、検出された温度に応じて電力設
定手段で設定された電力を供給する電力供給手段とを備
える。この場合には、たとえば、電動モータが回転ロッ
ク状態で温度上昇が生じない電力を最低電力供給量とし
て予め設定することで、熱の滞留による焼損がより生じ
にくくなる。
【0013】発明7に係る電動リールのモータ制御装置
は、発明1から6のいずれかに記載の装置において、電
動モータに供給する電力を段階的に制御することでスプ
ール回転速度を複数の変速段に変速可能であり、かつ各
変速段毎に最大電力供給量を制限する第3モータ制御手
段をさらに備える。この場合には、用途に応じて自由に
巻き上げ速度を設定できる。
【0014】発明8に係る電動リールのモータ制御装置
は、発明7に記載の装置において、前記第3モータ制御
手段は、高速段側が低速段側より最大電力供給量が多く
なるように各変速段で前記電動モータを制御する。この
場合には、高速側の最大電力供給量が低速側より多くな
るので、仕掛けに魚が掛かったときによく使用される中
低速領域では、口切れ、身切れしにくい必要最小限のパ
ワーで釣り糸を巻き上げることができ、仕掛けを回収す
るときに使用される高速領域では、最高速最大パワーで
運転でき、電動モータや制御素子の不必要な発熱を防止
できる。
【0015】発明9に係る電動リールのモータ制御装置
は、発明7又は8に記載の装置において、前記第1、第
2及び第3モータ制御手段は、電動モータにパルス電力
を供給し、パルス電力のパルス幅の最大デューティ比を
検出された発熱、負荷及び各変速段に応じてそれぞれ変
更することで電動モータに供給する電力を制御する。こ
の場合には、電動モータを発熱、負荷及び各変速段に応
じてPWM制御することで、それぞれの制御を一つの方
式で容易に実現できる。
【0016】発明10に係る電動リールのモータ制御装
置は、発明2から9のいずれかに記載の装置において、
前記第2モータ制御手段は、検出された電流値が上限値
を超えると、上限値より低い所定の電流値となるように
電動モータを制御し、所定の電流値より低い下限値より
下がるとその制御を解除する。この場合には、負荷が上
限値を超えると、それ以後直ちにそれ以下の電流値にな
るように制御されるので、急激に負荷が上昇してもそれ
による焼損が生じにくくなる。
【0017】
【発明の実施の形態】図1に示す本発明の一実施形態を
採用した電動リールは、糸繰り出し長さにより水深を表
示する水深表示器を有するリールである。電動リール
は、リールボディ1と、リールボディ1の側方に配置さ
れたスプール回転用のハンドル2と、ハンドル2のリー
ルボディ1側に配置されたドラグ調整用のスタードラグ
3とを主に備えている。リールボディ1の内部にはハン
ドル2に連結されたスプール10が回転自在に支持され
ている。スプール10の内部にはスプール10を糸巻き
上げ方向に回転駆動する直流駆動のモータ12が配置さ
れている。また、リールボディ1の手前側側面には、ハ
ンドル2及びモータ12とスプール10との駆動伝達を
オンオフするクラッチ(図示せず)の操作レバー11が
配置されている。このクラッチは、リールボディ1内に
配置されたソレノイド27(図3)によってもオン状態
(係合状態)にできる。このクラッチをオンすると,仕
掛けの自重による糸繰り出し中に、糸繰り出し動作を停
止できる。
【0018】リールボディ1の上部には操作パネル4が
固定されている。操作パネル4には、図2に詳しく説明
するように、仕掛けの水深や2つの基準で棚位置を表示
するための液晶ディスプレイからなる表示部5と、表示
部5の周囲に配置された各種の操作キー部6とが設けら
れている。表示部5には、表示モード(上からモードと
底からモード)に応じて異なる水深を表示する水深表示
部5aと、各種のモードや動作状態を表示するためのモ
ード表示部5bと、水底の水深Sを表示するための底メ
モ表示部5cと、表示モードに応じて上棚位置TU又は
底棚位置TSを表示するための棚メモ表示部5dと、ス
プール10の巻き上げの9つの変速段を表示するための
速度表示部5eとが含まれている。
【0019】水深表示部5a、底メモ表示部5c及び棚
メモ表示部5dは、正負3桁で水深を表示可能である。
動作モード表示部5bは、「上 から」と「底から」と
の2種の文字のいずれかで表示モードを画面上に表示す
る。ここで、上からモードとは、リールを基準とした水
面からの仕掛けの水深を表示するモードであり、底から
モードとは水底を基準とした水底から仕掛けまでの距離
を表示するモードである。このため、上からモードは、
「上もの」と呼ばれる魚を釣るときに好適であり、底か
らモードは「底もの」と呼ばれる魚を釣るときに好適で
ある。
【0020】操作キー部6には、表示部5の右側に上下
に並べて配置された速度調整キーSK及びモータオンオ
フボタンPBと、左側に上下に並べて配置されたさそい
ボタンIB、棚メモボタンTB及び底メモボタンSBと
が設けられている。速度調整ボタンSKは、2つのスイ
ッチからなるシーソー型のものであり、上スイッチを押
すと変速段が速度が押している時間だけ徐々に高速側に
移行し、下スイッチを押すと低速側に移行する。また、
押すのを止めると中立位置に復帰してそのときの変速段
を維持する。モータオンオフボタンPBは、モータ12
のオンオフを行うとともに、それを押し続ける時間に応
じてモータ12の変速段を低速側から高速側に移行す
る。そして、押すのを止めると、オフ位置に復帰してそ
のときの変速段を維持する。このようなモータオンオフ
ボタンPBまたは速度調整キーSKの操作により変速段
が選択されると、変速段に応じた速度までスプール回転
数が増加または減少する。
【0021】さそいボタンIBは、仕掛けを棚近傍でさ
そい上げるさそいモードをセットしたり、さそい学習を
行ったり、さそいモードを解除する際に使用されるボタ
ンである。棚メモボタンTBは、上からモードのときの
上棚位置や底からモードのときの底棚位置を設定するた
めのボタンである。なお、棚メモボタンTBを3秒以上
押し続けると、水深表示が0セットされる。底メモボタ
ンSBは、水底の水深を設定するためのボタンである。
また、底メモボタンSBを3秒以上押し続けると、表示
モードを上からモードと底からモードとの間で切り換え
できる。
【0022】操作パネル4の左側部は、図1に示すよう
に、スプール10に巻き付けられた釣り糸の実際の長さ
を計測するための糸長測定器15の取付面15aとなっ
ている。リールボディ1の前面及び操作パネル4の後面
には、糸長測定器15を装着するための係止部16,1
7がそれぞれ設けられている。また、取付面15aの裏
面側には、糸長計測器15に取り付けられた回転する磁
石(図示せず)を感知するリードスイッチからなる中継
スイッチ22(図3)と各種警報音を出力するアラーム
7(図3)とが設けられている。糸長測定器15は、ス
プール10に巻き付けられた釣り糸に回転するローラを
常に接触させ、そのローラにより磁石を回転させること
で、実際の釣り糸の繰り出し長さを計測するためのもの
であり、通常、新たに釣り糸をスプール10に巻き付け
るときにのみ装着される。この糸長測定器15を使用し
て実際の糸長とスプール回転数との関係を学習すること
で、糸巻径により変化する糸長をスプール回転数によっ
て正確に測定でき、この測定結果により仕掛けの水深を
正確に表示できる。
【0023】また、電動リールは、図3に示す制御部2
0を有している。制御部20は、操作パネル4内に配置
されたCPU,RAM,ROM,I/Oインターフェイ
ス等を含むマイクロコンピュータを備えており、制御プ
ログラムに従って後で説明する各種の制御動作を実行す
る。制御部20には、操作キー部6の各種のボタンと、
スプール10の回転方向及び回転数を検出するための1
対のリードスイッチからなるスプール回転センサ21
と、中継スイッチ22と、モータ12に供給された電流
値を検出するための電流検出センサ23と、温度センサ
24とが接続されている。電流検出センサ23は、後述
するPWM駆動回路25に用いられるモータ駆動素子で
あるFET25aの両端の分圧を検出することでモータ
12に供給された電流を検出する。なお、電流検出機能
付のFETを用いる場合には、電流検出センサ23は不
要である。温度センサ24は、FET25aの温度によ
りモータ12の温度を間接的に検出する。ここで、電流
検出センサ23と温度センサ24は、制御部20ととも
に操作パネル4内に配置されている。このように、操作
パネル内に配置されたFET25aの温度によりモータ
12の温度を検出することで、操作パネル4外に配置さ
れたモータ12の温度を直接検出する構成に比べて、配
線や防水構造が簡素になる。
【0024】また、制御部20には、アラーム7と、表
示部5と、FET25aを用いたPWM駆動回路25
と、各種の制御データを記憶する不揮発メモリからなる
記憶部26と、クラッチオン用のソレノイド27と、他
の入出力部とが接続されている。PWM駆動回路25に
はモータ12が接続されている。なお、PWM駆動回路
25とモータ12との間に機械式ブレーカを設けてもよ
い。機械式ブレーカを設けると、制御部20の暴走や電
力制御だけでは解決しないトラブルが生じたときのため
にフェイルセーフ機能を果たすことができる。
【0025】記憶部26には、棚位置等の表示データを
記憶する表示データ記憶エリア30と、実際の糸長とス
プール回転数との関係を示す学習データを記憶する学習
データ記憶エリア31と、PWM駆動回路25で用いら
れるモータ12の温度に応じた最大デューティ比DTU
記憶する第1デューティテーブル記憶エリア32と、P
WM駆動回路25で用いられる変速段に応じた最大デュ
ーティ比DSUを記憶する第2デューティテーブル記憶エ
リア33と、種々のデータを記憶するデータ記憶エリア
34とが設けられている。
【0026】ここで、第1デューティテーブル記憶エリ
ア32には、図10に示すように、FET25aの温度
Tにより異なる最大デューティ比DTUが記憶されてい
る。すなわち、温度Tが80度未満のときにはDTUが1
00%、80度以上90度未満のときには70%、90
度以上のときには40%にそれぞれ設定される。この9
0度以上のときの最大デューティ比DTU(40%)は、
実際にモータ12を回転ロック状態でモータ12(FE
T25a)の温度上昇がないことを確認して定められた
ものである。また、各設定温度(80度,90度)は、
リールの機種やモータの種類等により設定される。この
ように、各温度Tで最大デューティ比DTUを変更するこ
とで、モータ12の温度が一定温度を超えることが少な
くなり、長期間モータ12を駆動しても焼損しにくくな
る。
【0027】第2デューティテーブル記憶エリア33に
は、図11に示すように、たとえば、低速側の1〜3速
では50%、4〜6速では65%、7,8速では80
%、最高速の9速では100%の最大デューティ比DSU
が記憶されている。このように変速段が高くなるに従い
最大デューティ比DSUが大きくなるように設定すると、
各速度において最大パワーに差が生じ、中低速では、口
切れ、身切れがしにくい必要最小限のパワーで巻き上げ
ることができる。また、仕掛け回収時には、従来のよう
に、最高速最大パワーで巻き上げることができる。この
ため、モータやその制御素子の不必要な発熱を防止で
き、長期間モータを使用しても焼損が生じにくくなり、
モータが劣化及び損傷しにくくなる。
【0028】データ記憶エリア34には、実際にセット
されたデューティ比Dや2つのデューティテーブル3
2,33から読み出された最大デューティ比DTU,DSU
やセットされた変速段SC等が記憶される。また、デー
タ記憶エリア34には他の様々なデータが記憶される。
次に、制御部20によって行われる制御処理を図5〜図
9に示す制御フローチャートに従って説明する。
【0029】電動リールに図示しないバッテリーが接続
されると、図5のステップS1において初期設定を行
う。ここでは、水深表示を「0」にしたり、各種のフラ
グをリセットしたり、表示モードを上からモードに設定
する。ステップS2では、表示処理を行う。表示処理で
は、表示部5での水深表示等の各種の表示を行う。ここ
で、上からモードのときには、水深表示部5aに上から
の水深LNが、底からモードのときには水底からの距離
Sが表示される。また、棚位置がセットされると、上か
らモードのときには棚メモ表示部5dに上棚位置TU
が、底からモードのときには底棚位置TSが表示され
る。
【0030】ステップS3では、操作キー部6の各種ボ
タンの操作によるキー入力がなされたか否かが判断され
る。ステップS4では、スプール10が回転したか否か
が判断される。この判断は、スプール回転センサ21の
出力により判断する。ステップS5では、他の指令がな
されたか否かを判断する。キー入力がなされるとステッ
プS3からステップS6に移行し、図6に示すキー入力
処理を行う。スプール10が回転していると判断すると
ステップS4からステップS7に移行し、中継スイッチ
22がオンしているか否かを判断する。中継スイッチ2
2は、糸長測定器15が装着され糸長とスプール10の
回転位置との関係を学習するときにのみオンする。中継
スイッチ22がオンして場合には、ステップS8に移行
しスプール10の回転と糸長との関係を学習する学習モ
ード処理に移行する。この学習モード処理では、糸長
(水深)LNとスプール10の回転データNとの関係を
示すマップデータMAP(N)を算出して学習データ記
憶エリア31に記憶する。中継スイッチ22がオンして
いない場合には、ステップS9に移行し各モード処理を
実行する。他の指令がなされるとステップS5からステ
ップS10に移行し、指令に応じた他の処理を行う。
【0031】ステップS6のキー入力処理では、図6の
ステップS21でモータオンオフボタンPBが押された
か否かを判断する。ステップS22では速度調整ボタン
SKの上スイッチが押されたか否かを判断する。ステッ
プS23では速度調整ボタンSKの下スイッチが押され
たか否かを判断する。ステップS24では棚メモボタン
TBが押されたか否かを判断する。ステップS25では
底メモボタンSBが押されたか否かを判断する。ステッ
プS26では、底メモボタンSBの長時間(たとえば3
秒以上)のキー入力や底メモボタンSBと棚メモボタン
TBとの同時操作やさそいボタンIBのキー入力等の他
のキー入力がなされたか否かを判断する。
【0032】モータオンオフボタンPBが押されるとス
テップS21からステップS30に移行する。ステップ
S30ではモータ12が既にオンしているか否かを判断
する。モータ12が既にオンしている場合にはステップ
S31に移行しモータ12を停止する。モータ12がオ
フの場合にはステップS32に移行しモータ12をオン
する。ステップS33では、変速段を押している時間だ
けアップする。このときの変速段SCは表示処理におい
て速度表示部5eに表示されるとともに、データ記憶エ
リア34に記憶される。ステップS34では、図7に示
すモータ増速処理を行う。
【0033】速度調整ボタンSKの上スイッチが押され
るとステップS22からステップS35に移行する。ス
テップS35では、変速段を押している時間だけアップ
する。このときの変速段SCは表示処理において速度表
示部5eに表示されるとともに、データ記憶エリア34
に記憶される。ステップS36では、前述のモータ増速
処理を行う。
【0034】速度調整ボタンSKの下スイッチが押され
るとステップS23からステップS37に移行する。ス
テップS37では、変速段を押している時間だけダウン
する。このときの変速段SCも表示処理において速度表
示部5eに表示されるとともに、データ記憶エリア34
に記憶される。ステップS38では、図8に示すモータ
減速処理を行う。
【0035】棚メモボタンTBが押されるとステップS
24からステップS39に移行する。ステップS39で
は、この時の水深LNを上棚位置TUとして棚位置デー
タ記憶エリア30に記憶する。ステップS40では、水
底の水深Sからそのときの水深LNを引いた値を底棚位
置SUとして棚位置データ記憶エリア30に記憶する。
【0036】底メモボタンSBが押されるとステップS
25からステップS41に移行する。ステップS41で
は、この時の水深LNを水底の水深Sとして棚位置デー
タ記憶エリア30に記憶する。他のキー入力がなされた
場合にはステップS26からステップS42に移行し、
押されたキーに応じた他のキー入力処理を行う。たとえ
ば、底メモボタンSBが3秒以上押されると、表示モー
ドが上からと底からとで切り換えられる。また、さそい
ボタンIBが押されると動作モードがさそいモードに切
り換えられる。
【0037】モータ増速処理では、図7のステップS5
1で温度センサ24によりFET25aの温度Tを読み
込む。ステップS52では、第1デューティテーブル記
憶エリア32から検出された温度Tでの温度最大デュー
ティ比DTUを読み出し、データ記憶エリア34にセット
する。ステップS53では、変速段SCを読み出す。ス
テップS54では、読み出した変速段SCに応じた変速
段最大デューティ比D SUを第2デューティテーブル33
から読み出し、データ記憶エリア34にセットする。ス
テップS55では、セットされた変速段最大デューティ
比DSUが温度最大デューティ比DTUより大きいか否かを
判断する。変速段最大デューティ比DSUが温度最大デュ
ーティ比DTUより大きいときには、ステップS56に移
行し、実最大デューティ比DU を変速段により求めた変
速段最大デューティ比DSUにセットする。小さいときに
は、ステップS57に移行し、実最大デューティ比DU
を温度により求めた温度最大デューティ比DTUにセット
する。
【0038】ステップS58では、現在のデューティ比
Dが実最大デューティ比DU 以上になったか否かを判断
する。デューティ比Dが実最大デューティ比DU 以上に
なった場合には、ステップS59に移行し、デューティ
比Dを実最大デューティ比D U にセットする。また、デ
ューティ比Dが実最大デューティ比DU 未満の場合に
は、ステップS60に移行し、デューティ比Dを所定の
増分DI増加させる。この増分DIは、たとえば「5」
である。なお、このとき、セットされた変速段SCに応
じたスプール回転数に到達すると、デューティ比Dが実
最大デューティ比DU 未満であってもデューティ比Dを
増加しない。逆にセットされた変速段SCに応じたスプ
ール回転数に到達しなくても、デューティ比Dが実最大
デューティ比DU を超えるとデューティ比Dを増加しな
い。
【0039】ステップS61では電流検出センサ23の
電流値Iを読み込む。ステップS62では、読み込んだ
電流値Iが上限電流値IU を超えたか否かを判断する。
ステップS63では、読み込んだ電流値Iが下限電流値
L より低下したか否かを判断する。電流値Iが上限電
流値IU を超えた場合にはステップS62からステップ
S64に移行し、モータ12に16Aの電流値が流れる
ようなデューティ比D E をデューティ比Dにセットす
る。電流値Iが下限電流値IL より低下した場合には処
理を終了し、低下していない場合には、ステップS63
からステップS65に移行し、デューティ比DE をデュ
ーティ比Dにセットする。ここでは、図12に示すよう
に、電流値Iが上限電流値IU を超えると、所定の時定
数τの後それより低い電流値(たとえば16A)に電流
値Iを維持するように供給電流を制御し、下限電流値I
L 以下になると、その制御を解除する。このように、電
流値Iが上限電流値IU を超えると、それより低い電流
値を維持するようにモータ12への供給電流を制御する
ことで、急激な負荷の上昇によるモータ12や制御素子
の劣化・損傷を抑えることができ、温度による制御では
追いつけないような急激な負荷上昇にも対応できる。
【0040】モータ減速制御では、図8のステップS7
1で現在のデューティ比Dが実最小デューティ比DL
下になったか否かを判断する。デューティ比Dが実最小
デューティ比DL 以下になった場合には、ステップS7
2に移行し、デューティ比Dを実最小デューティ比DL
にセットする。また、デューティ比Dが実最小デューテ
ィ比DL を超える場合には、ステップS73に移行し、
デューティ比Dを所定の減分DD減少させる。この減分
DDは、たとえば「5」である。なお、ここでも、負荷
が大きくなって、セットされた変速段SCに応じたスプ
ール回転数に到達した場合には、デューティ比Dが実最
小デューティ比DL を超えていてもデューティ比Dを減
少しない。
【0041】各モード処理では、図9のステップS81
でスプール10の回転が糸繰り出し方向の回転か否かを
判断する。この判断はスプール回転センサ21のいずれ
のリードスイッチが先にオンしたかにより行う。スプー
ル10の回転方向が糸繰り出し方向と判断するとステッ
プS82に移行する。ステップS82では、回転データ
Nを増加する。ステップS83では、増加された回転デ
ータNからマップデータMAPにより水深LNを求め
る。これにより表示処理で水深表示が更新される。ステ
ップS84では、算出された水深LNが上棚位置TUと
一致するか否かを判断する。ステップS85では、他の
モードか否かを判断する。他のモードではない場合に
は、各モード処理を終わりメインルーチンに戻る。
【0042】水深LNが上棚位置TUに一致するとステ
ップS84からステップS86に移行する。ステップS
86ではアラーム7から棚アラームを出力する。ステッ
プS87では、ソレノイド27をオンしてクラッチをオ
ンする。他のモードの場合にはステップS85からステ
ップS88に移行し、他のモード処理を実行する。スプ
ール10の回転方向が糸巻き上げ方向と判断するとステ
ップS81からステップS90に移行する。ステップS
90では、回転データNを減少する。ステップS91で
は、増加された回転データNからマップデータMAPに
より水深LNを求める。これにより表示処理で水深表示
が更新される。ステップS92では、水底の水深Sから
算出された水深LNを引いた減算値が底棚位置TSと一
致するか否かを判断する。ステップS93では、算出さ
れた水深LNが船縁停止位置FBと一致するか否かを判
断する。この船縁停止位置FBは、仕掛けが手元に戻る
ようにセットされた位置である。
【0043】減算値が底棚位置TSに一致するとステッ
プS92からステップS94に移行する。ステップS9
4ではアラーム7から棚アラームを出力する。ステップ
S95ではモータ12をオフする。水深LNが船縁停止
位置FBに一致するとステップS93からステップS9
6に移行する。ステップS96ではアラーム7から船縁
アラームを出力する。ステップS97ではモータ12を
オフする。
【0044】〔他の実施形態〕 (a) モータの温度を直接検出してもよい。この場合
には、配線や防水構造が上記実施形態に比べて複雑にな
る。また、電流検出センサの温度によりモータの温度を
検出してもよい。 (b) 電流によりモータを制御する構成にかえて、電
圧によりモータを制御してもよい。たとえば、モータと
制御部との間にFETを用いたDC−DCコンバータを
配置し、DC−DCコンバータから負荷に応じた電圧を
モータに供給してもよい。 (c) モータは直流モータに限定されず、交流モータ
やステッピングモータを使用することもできる。
【0045】
【発明の効果】本発明に係る電動リールのモータ制御装
置では、制御素子の温度等により検出された電動モータ
の回転により生じる発熱に伴う温度に応じて予め定めら
れた電力で電動モータが制御されるため、高負荷が連続
してモータ温度が徐々に増加してもそれに応じて電力が
削減されて長期間の熱の滞留が抑制され、それによる焼
損を防止できる。また、負荷が突発的に所定の基準負荷
を超えると以後それを超えないように電動モータに供給
される電力が制御される。このため、負荷が急激に増加
することに伴う焼損と、熱の滞留に伴う電動モータの焼
損とを、モータを可及的に停止させることなく防止でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態が採用された電動リールの
平面図。
【図2】その操作パネルの平面拡大図。
【図3】リールの制御ブロック図。
【図4】記憶部のエリア構成を示す模式図。
【図5】メインルーチンの処理内容を示すフローチャー
ト。
【図6】キー入力処理の内容を示すフローチャート。
【図7】モータ増速処理の内容を示すフローチャート。
【図8】モータ減速処理の内容を示すフローチャート。
【図9】各モード処理の内容を示すフローチャート。
【図10】温度と最大デューティ比との関係を示すグラ
フ。
【図11】変速段と最大デューティ比との関係を示すグ
ラフ。
【図12】電流制御時の電流の変化を示すグラフ。
【符号の説明】
10 スプール 12 モータ 20 制御部 23 電流検出センサ 24 温度センサ 25 PWM駆動回路 25a FET 26 記憶部

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】釣り糸が巻き付けられるスプールを電動モ
    ータで駆動可能な電動リールのモータ制御装置であっ
    て、 前記電動モータが回転することにより生じる発熱に伴う
    温度を検出する温度検出手段と、 前記温度検出手段で検出された温度に応じた電力により
    前記電動モータを制御する第1モータ制御手段と、 前記電動モータの変動する負荷を検出する負荷検出手段
    と、 前記負荷出手段で検出された負荷が所定の上限値を超え
    ないように前記電動モータに供給する電力を制御する第
    2モータ制御手段と、を備えた電動リールのモータ制御
    装置。
  2. 【請求項2】前記負荷検出手段は、前記電動モータに供
    給された電流を検出する電流検出手段を有し、検出され
    た電流値により前記負荷を検出する、請求項1に記載の
    電動リールのモータ制御装置。
  3. 【請求項3】前記温度検出手段は、前記電動モータの温
    度又は前記電動モータを制御する制御素子の温度を検出
    する、請求項1又は2に記載の電動リールのモータ制御
    装置。
  4. 【請求項4】前記制御素子は、前記電動モータを駆動す
    るモータ駆動用素子である、請求項3に記載の電動リー
    ルのモータ制御装置。
  5. 【請求項5】前記制御素子は、前記電流検出手段に含ま
    れる電流検出素子である、請求項3に記載の電動リール
    のモータ制御装置。
  6. 【請求項6】前記第1モータ制御手段は、温度に応じた
    電力を設定する電力設定手段と、前記検出された温度に
    応じて前記電力設定手段で設定された電力を供給する電
    力供給手段とを備える、請求項1から5のいずれかに記
    載の電動リールのモータ制御装置。
  7. 【請求項7】前記電動モータに供給する電力を段階的に
    制御することで、スプール回転速度を複数の変速段に変
    速可能な第3モータ制御手段をさらに備える、請求項1
    から6のいずれかに記載の電動リールのモータ制御装
    置。
  8. 【請求項8】前記第3モータ制御手段は、高速段側が低
    速段側より最大電力供給量が多くなるように各変速段で
    前記電動モータを制御する、請求項7に記載の電動リー
    ルのモータ制御装置。
  9. 【請求項9】前記第1、第2及び第3モータ制御手段
    は、前記電動モータにパルス電力を供給し、前記パルス
    電力のパルス幅の最大デューティ比を前記検出された温
    度、負荷及び前記各変速段に応じてそれぞれ変更するこ
    とで前記電動モータに供給する電力を制御する、請求項
    7又は8に記載の電動リールのモータ制御装置。
  10. 【請求項10】前記第2モータ制御手段は、前記検出さ
    れた電流値が上限値を超えると、前記上限値より低い前
    記所定の電流値となるように前記電動モータを制御し、
    前記所定の電流値より低い下限値より下がるとその制御
    を解除する、請求項2から9のいずれかに記載の電動リ
    ールのモータ制御装置。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007275074A (ja) * 2007-06-27 2007-10-25 Shimano Inc 電動リール
CN100423637C (zh) * 2003-02-05 2008-10-08 株式会社岛野 电动渔线轮的马达控制装置
JP2009039355A (ja) * 2007-08-09 2009-02-26 Sankyo Co Ltd 遊技機
JP2009178118A (ja) * 2008-01-31 2009-08-13 Shimano Inc 電動リールのモータ制御装置
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JP2013220087A (ja) * 2012-04-19 2013-10-28 Miyamae:Kk 魚釣用リール

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