JPH1079853A - 確率的ハーフトーン化スクリーニング法及び装置 - Google Patents

確率的ハーフトーン化スクリーニング法及び装置

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JPH1079853A
JPH1079853A JP9150556A JP15055697A JPH1079853A JP H1079853 A JPH1079853 A JP H1079853A JP 9150556 A JP9150556 A JP 9150556A JP 15055697 A JP15055697 A JP 15055697A JP H1079853 A JPH1079853 A JP H1079853A
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Shen-Ge Wang
ゲ ワン シェン
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/40Picture signal circuits
    • H04N1/405Halftoning, i.e. converting the picture signal of a continuous-tone original into a corresponding signal showing only two levels
    • H04N1/4051Halftoning, i.e. converting the picture signal of a continuous-tone original into a corresponding signal showing only two levels producing a dispersed dots halftone pattern, the dots having substantially the same size

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 出力装置によって複製することができるレベ
ル数より多いレベル数で表現されたグレーイメージをハ
ーフトーン化することである。 【解決手段】 理想化された確率的スクリーンの特徴
は、優勢なカラードット(黒色または白色)のすべてが
一様に分配されていることである。本発明は、スクリー
ンマトリックス内の一対のしきい値レベルを繰り返して
選択し、理想化された確率的スクリーンへの接近度を測
定することによって、この最適条件に近づこうとするも
のである。そのあと、しきい値の位置をスワップして、
そのスワップが前記測定を改善したか否かを判断する。
もし改善すれば、そのスワップを維持する。もし改善さ
れなければ、望ましい結果が得られるまで、この処理を
繰り返す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、出力装置で複製するこ
とができるレベル数より高いレベル数で表現されたグレ
ーイメージをハーフトーン化する方法および装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】原稿の色は、小領域の上に、統合されて
望ましいカラーレスポンスになるように選択した濃度
で、限定された一組の色を組み合わせた結果である。こ
れは、多くの印刷装置において、像のセパレーション
(色分解版)を複製することによって行われる。各セパ
レーションは単一原色の連続的に変化する濃度を提供
し、他のセパレーションと一緒に組み合わせると、フル
カラー像が生じる。
【0003】原稿のディジタル複製の場合、セパレーシ
ョンは、位置と濃度によって定義される離散的信号(以
下、画素)によって電子的イメージとして記述すること
が可能な単色ビットマップとして表現されるので都合が
よい。上記のシステムにおいては、濃度は多くの可能な
状態すなわちレベルの1レベルとして記述される。2以
上のレベルの濃度を使用してイメージを記述する場合、
レベルは、実際の色とは関係がなく、最大と最小の間で
連続的に変化することを示す「グレー」を指すことが多
い。ほとんどの印刷装置は少ないレベル数でイメージを
複製する能力を有する(一般に2つ、他の数も可能であ
る)。しかし、原稿書類のスキャナ、ディジタルカメ
ラ、およびコンピュータイメージ発生器を含む普通の入
力装置は、かなり多くのグレーレベル数(一般に256
レベルが選択されるが、もっと多くの、あるいはもっと
少ないレベル数も可能である)でイメージを記述するこ
とができる。更に、最初に大きな一組のレベルで記述さ
れたイメージをより小さい一組のレベルでユーザーの意
思をとらえるやり方で記述できることも必要である。カ
ラー原稿のディジタル複製の場合、これは、各カラーセ
パレーションを入力レベル数からより少ない出力レベル
数へ変えることを意味する。複数のカラーセパレーショ
ンは最終的カラープリントを生成するため印刷時に一緒
に組み合わされる。一般に、カラー原稿はシアン、マゼ
ンタ、およびイエローの各着色剤、あるいはシアン、マ
ゼンタ、イエロー、およびブラックの各着色剤を用いて
作成される。もっと多くの数の着色剤または別の着色剤
を用いることもできる。
【0004】プリンタは、一般に、限られた数の出力の
可能性を有し、2値以上の多レベルのプリンタも知られ
ているが、通常は2値である、すなわち決められた場所
にスポットを生成するか、または生成しないかのどちら
かである。従って、たぶん256の可能な濃度レベルを
有するイメージすなわちカラーイメージのセパレーショ
ンを仮定すると、連続調の効果(contone effect) を表
現する一組の2値プリンタ信号を生成しなければならな
い。そのような方式では、例えば、米国特許第4,14
9,194号に記載されているように、かなりの連続調
画素を有するセパレーション内の決められた領域にわた
って、その領域内の連続調画素のアレイ中の各画素値と
一組の所定のしきい値の1つとを比較する。そのような
方式の効果は、イメージが連続調である領域の場合、一
部のしきい値を上回ることである、すなわち特定の場所
のイメージ値はその同じ場所に関するしきい値より大き
いが、他はそうでないということである。2値の場合
は、しきい値を上回る画素すなわちセル要素を黒色また
は或る色として印刷し、残りの要素をデータで記述され
た実際の物理量に従って白色すなわち無着色のままにし
てもよい。以上述べたハーフトーン化法すなわちディザ
ー法は空間座標に周期的または準周期的な出力パターン
を生成する。
【0005】ディザー法は、カラードキュメントの複製
の際に、イメージ全体にわたるスクリーンの繰返しパタ
ーンを多くのセパレーションの同様なパターンの上に重
ねると、特にセパレーション間の整合が理想的でない印
刷装置においては、モアレ、その他の人工物が生じると
いう問題が生じる。
【0006】周期的スクリーニングにまさる確率的すな
わち非周期的スクリーニングの利点の1つはモアレの抑
制である。これに関しては米国特許第5,394,25
2号を参照されたい。
【0007】米国特許第5,341,228号は、ブル
ーノイズマスクとして知られる確率的処理を使用するハ
ーフトーン化システムを開示している。簡単に述べる
と、その手順は次の通りである。(1)あるグレーレベ
ルで、選定したドットパターンすなわち「シード」で開
始する。処理は高速フーリエ変換(FFT)法と「ブル
ーノイズ」フィルタを繰り返し使用して、ドットパター
ン内のすべてのスポットを再分配し、大きな視覚的「塊
(clumps)」を除去する。(2)次に、前に決定したドッ
トパターン上の或る数の黒色スポットを増加させる(ま
たは減少させる)ことによって、ドットパターンを次の
グレーレベルで処理する。既存の黒色(または白色)ス
ポットは動かさない。(3)そのあと、すべてのグレー
レベルについて、ステップ(2)を順次繰り返す。各ス
テップにおいて、ブルーノイズフィルタの幅は現在のグ
レーレベルに対応する量だけ変化する。(4)各グレー
レベルごとのドットパターンの合計が、生成されたブル
ーノイズマスクである。そのあと、このマスクを使用し
てハーフトーンスクリーンを生成する。説明した逐次設
計手順の結果はシードパターンの選択に大きく左右され
る。もし出力が満足できるものでなければ、異なるシー
ドを選択するか、またはブルーノイズフィルタを変える
ことによって、設計手順を始めからもう一度開始しなけ
ればならない。ディザーリング・スクリーンの各画素の
しきい値は対応するドットを追加(または除去)したと
きのグレーレベルで変わらないから、設計手順が終わり
に近づいているとき、未決定の画素の位置を捜し出す自
由度がだんだん小さくなる。これらの制約はブルーノイ
ズマスクによって生じた画質をそれ以上に改善するのを
妨げる。
【0008】米国特許第4,485,397号は、一定
またはほぼ一定の入力濃度の領域を求めて、乱数または
疑似乱数と幾つかの空間的制約に基づいて、各領域の中
に事前に計算した数のプリントドットを分配することに
よって、非周期的ハーフトーン分布を生成する方法を開
示している。
【0009】米国特許第4,876,611号は、別の
確率的スクリーニング・アルゴリズムを開示している。
プリント/非プリントの決定は、より大きなプリントフ
ィールドにわたって平均濃度を維持するプリントフィー
ルドの再帰的分割に基づいて行われる。
【0010】“Binarization using a two-dimensional
pulse-density modulation ”, byR. Eschbach and R.
Hauck, Journal of the Optical Society of America
A,4, 1873-1878 (1987) および“Pulse-density modula
tion on rastered media:combining pulse-density mod
ulation and error diffusion”, by R. Eschbach , J
ournal of the Optical Society of America A, 7, 708
-716 (1990)に、パルス濃度変調に基づいた非周期的ハ
ーフトーニング方式が記載されている。パルス濃度変調
には、プリントパルスの局部濃度を入力イメージデータ
の関数として保証する数学的モデルを使用している。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、理想化された
確率的スクリーンに近づくように設計された関数に基づ
いて、ハーフトーン・スクリーンを設計する方法及び装
置を提供する。
【0012】本発明のもう1つの特徴に従って、理想化
された確率的スクリーンは、すべての主色ドット(黒色
または白色)が一様に分布していることに特徴がある。
本発明は、スクリーン・マトリックス内の一対のしきい
値レベルを繰り返し選択し、理想化された確率的スクリ
ーンへの接近度を測定することによって、この最適な状
態に近づこうとする。次に、しきい値の位置をスワップ
し、そのスワップによって測定値が向上するか否かを判
断する。もし向上すれば、そのスワップを維持し、処理
を所定の回数だけ繰り返す。
【0013】本発明の別の特徴に従って、d個のレベル
で受け取ったイメージを2つのレベルで複製するように
変換するハーフトーンセルの設計方法を提供する。この
方法は以下のステップから成っている。 a.最初に、スクリーン・マトリックス内の場所に、グ
レーレベルの範囲にわたって変化する一組のしきい値信
号を、各しきい値信号が前記マトリックス内の位置と値
とによって定義されるように、割り当てるステップと、 b.前記スクリーン・マトリックス内の少なくとも2つ
のしきい値信号を選択するステップと、 c.選択したハーフトーンレベルについて、ハーフトー
ン・スクリーンセルによってスポットの分布の一様性を
特徴づけるステップと、 d.スクリーン・マトリックス内の2つのしきい値信号
の位置をスワップするステップと、 e.ハーフトーン・スクリーンセルによってスポットの
分布の一様性を再特徴づけるステップと、 f.前記再特徴づけの機能として、ハーフトーン・スク
リーン上のスワップした位置にしきい値信号を保持する
か、さもなければしきい値を元の位置へ戻すかのどちら
かを選択するステップと、 g.ステップb〜fを所定の回数だけ繰り返して行うス
テップとから成る。
【0014】本発明のさらに別の特徴に従って、特徴づ
けは測定値でもよい。
【0015】提案した確率的スクリーン設計法はメリッ
ト関数を使用してすべてのグレーレベルの視覚的外観を
算定する。全最適化処理を通じて同じメリット関数を使
用する。さらに、この新規な方法はより以上に改善する
出発点として任意の既存のディザリング・スクリーンに
適用できる。本発明は、従来の設計法よりすぐれた総合
品質のディザーハーフトーン像を約束すると信じてい
る。
【0016】
【発明の実施の形態】添付した図面は発明の実施例を説
明するためのものであって、発明を限定するものでな
い。図1に、基本的な画像処理システムを示す。この場
合には、グレーイメージデータはイメージ信号とみなす
ことができる。イメージの各画素は一組の“c”の光学
濃度レベル内の1つのレベルすなわち光学濃度によって
定義され、一組のレベル内のメンバーの数は望んでいる
数より多い。各画素を新しいより小さい一組の“d”の
レベルに関して再定義するため、各画素は以下説明する
やり方で処理される。この処理において、“c”と
“d”は画素深度、すなわち画素が現れることができる
多くの信号レベルを表す整数値である。本方法の1つの
一般的なケースでは、2値プリンタで印刷するために、
かなり大きな一組のグレーレベルから、2つの正しい、
すなわち許された2値レベルの1つへデータを変換する
ことを含む。
【0017】ここで使用するとき、用語「ドットパター
ン」は、スクリーニング処理から得られた生成物すなわ
ちイメージのことを指す。「スクリーン・セル」は、ド
ットパターンを一緒に構成する一組の画素のことを指す
が、「スクリーン・マトリックス」は、適用する一組の
しきい値を一緒に構成する一組の値を記述するのに使わ
れる。「画素」は、白色と黒色の間の濃度を有し、イメ
ージ内の個々の位置に対応づけられたイメージ信号のこ
とを指す。従って、画素は濃度と位置によって定義され
る。ドットパターンは複数の画素で構成されている。こ
れらの用語は簡潔にするため使用するが、走査画素に関
する入力解像度とプリント画素に関する出力解像度とが
相違する場合は、適当なサイジング操作を実行しなけれ
ばならないことを理解すべきである。
【0018】典型的なカラーシステムにおいては、カラ
ー原稿は、複数のイメージ信号セットによって表現さ
れ、各セット(すなわちセパレーション)は通常はたい
てい独立して処理される独立チャンネルによって表現さ
れる。従って、ここで使用する「カラーイメージ」は、
少なくとも2つのセパレーション(例えば Xerox
(登録商標) 4850ハイライトカラープリンタ)、
一般には3つまたは4つのセパレーション(例えば Xer
ox 4700 カラーレーザープリンタ、 Xerox 5775 ディ
ジタルカラー複写機、または Xerox 4900 プリンタ)、
時には4つ以上のセパレーション(ハイファイカラーと
呼ばれる処理)を含む原稿書類等のドキュメントであ
る。1つの可能性のあるディジタル複写機(スキャナ/
プリンタの組合せ)が、例えば米国特許第5,014,
123号に記載されている。各セパレーション(色分解
版)はある色の像を生成するためプリンタを駆動する一
組のイメージ信号を提供する。多色プリンタの場合は、
一緒に重ねられたセパレーションがカラー像を作る。こ
の文脈において、画素はドキュメントの決められた小領
域内の像の光学濃度を表す個別イメージ信号として記述
される。用語「画素」は、各セパレーション内のそのよ
うなイメージ信号を言うのに使用され、各セパレーショ
ン内の対応する画素のカラー濃度の和である「カラー画
素」とは区別される。ここで使用するとき「グレー」は
特にそれと識別しない限り、カラーのことを指さない。
正確に言えば、用語「グレー」は、その信号が使用され
ているセパレーションの色に関係なく、最大値と最小値
の間で連続的に変化するイメージ信号のことを指す。
【0019】図1は、発明の目標を表す一般的なシステ
ムを示す。図示のように、スキャナ10などのイメージ
入力端末からの原稿書類イメージ(以下、イメージ)の
電子的表現は、一定のやり方で、デバイスの物理的特性
に関連するフォーマットで、一般にmビット/画素で定
義される画素で、電子的ディジタルデータを得る。普通
のカラースキャナ、例えば Xerox 5775 ディジタルカラ
ー複写機または Pexelcraft 7650C は、多くの目的に容
認される解像度で8ビット/画素のデータを生成する。
これはカラードキュメントであるので、イメージは2ま
たはそれ以上のセパレーションビットマップで、通常は
同じ解像度と画素深度で定義される。イメージ出力端末
すなわちプリンタ20で複製するのに適したイメージを
得るために、電子イメージ信号は画像処理装置(IP
U)16に通され、処理される。画像処理装置16は、
通例、mビットのディジタルイメージ信号を個々のプリ
ンタを駆動するのに適したnビットのディジタルイメー
ジ信号へ変換するハーフトーンプロセッサ18を含んで
いる。ここで、m,nは整数値である。また、イメージ
を電子的に得ることも、同様に本発明の計画に含まれ
る。そのような場合は、ページの外観を記述するページ
記述言語ファィルでイメージを表現することができる。
そのような場合は、画像処理装置はページを分解する処
理要素と、プリンタを駆動する適当な信号を与えるカラ
ー変換要素を備えることができる。
【0020】図2は、ハーフトーンプロセッサ18の動
作特性を示す。この例には、4つのセパレーションC
(x,y),M(x,y),Y(x,y),K(x,
y)を使用するカラー処理システムが示されている。各
セパレーションはハーフトーン化の目的でそれぞれ独立
に処理され、mビット入力がnビット出力へ変えられ
る。本発明は「単一セパレーション」すなわち白黒の複
製にも同様に適用できることは理解されるであろう。従
って、各セパレーション用の各比較器100,102,
104,106へ1入力を提供するスクリーンマトリッ
クス情報のソースすなわちスクリーンマトリックスメモ
リ108を示す。ここで、他の比較器はmビットセパレ
ーションビットマップである。出力はプリンタへ送るこ
とができるnビット出力である。まったく別のスクリー
ンマトリックスが各比較器へ供給されることもあるの
で、この図はかなり簡単化してある。
【0021】次に、本発明の原理について述べる。N要
素をもつスクリーンマトリックスによって一定のグレー
スケール入力からハーフトーンイメージを生成すると仮
定する。もし隣接画素間の重複を無視すれば、n個の黒
色画素と(N−n)個の白色画素をもつスクリーンセル
は、入力をg=(N−n)/Nに等しいグレースケール
(g)でシミュレートする。ここで、0≦n≦Nすなわ
ち0≦g≦1である。このパターンの視覚的外観は、黒
色画素が少数派であるか、白色画素が少数派であるかに
よって決まる。もし黒色画素が少数派すなわち0.5≦
g≦1.0であれば、すべての黒色画素が均一に分配さ
れているとき、言い換えると、各黒色画素がスクリーン
の全面積の小部分、1/nすなわち1/(1−g)Nを
「占めている」とき、ハーフトーンパターンの最良の視
覚的外観が生じる。従って、隣接黒色画素の平均距離は
α(1−g)-1/2に等しいはずである。ここで、αはグ
レーレベルと無関係な数である。他方、もし、白色画素
が、少数派すなわち0.5≦g≦1.0であれば、各白
色画素は全面積の小部分、1/(N−m)すなわち1/
gNを占め、そして、隣接白色画素の平均距離はαg
-1/2に等しいはずである。「理想化された確率的ディザ
ーリング・スクリーン」は、すべてのグレーレベルにつ
いて上記基準を満たすハーフトーンイメージを生成する
しきい値マスクと定義される。
【0022】次の検討のために、入力グレースケールイ
メージを整数G(x,y)で特定する。ここで、0≦G
≦Mである。この仮定のもとで、ディザーリング・スク
リーンは、0からM−1までのM個の異なるしきい値を
もつはずである。さらに、各レベルに、同じしきい値T
をもつ(N/M)個の要素が存在すると仮定する。確率
的スクリーンを設計する究極の目標は、得られたハーフ
トーンイメージが理想化された確率的スクリーンによっ
て生成されたハーフトーンイメージにできるだけ近づく
ように、しきい値Tを分配することである。ここで、上
記の基準と最適化手法を使用して、「良質」の確率的ス
クリーンを作りだすことが可能であることを実証する。
【0023】ディザーリング・スクリーンから任意の一
対の画素を選択し、これら2つの画素に対するしきい値
は、それぞれ、T1 =T(x1 ,y1 )及びT2 =T
(x2,y2 )であると仮定する。ここで、(x1 ,y
1 )と(x2 ,y2 )は2つの画素の座標である。一定
の入力Gを、ディザーリングした結果として、出力B1
=B(x1 ,y1 )とB2 =B(x2 ,y2 )は以下の
可能な組合せをもつ。 1.B1 =1およびB2 =1 G≧T1 およびG≧T
2 の場合 2.B1 =0およびB2 =0 G<T1 およびG<T
2 の場合 3.B1 ≠B2 ここで、B=1は印刷する白色スポットを、B=0は印
刷する黒色スポットを表す。一方の出力画素が黒色、他
方の出力画素が白色であるケース3の場合は、それらの
距離は上述の基準による視覚的外観と無関係である。ケ
ース1の場合は、さらに以下の2つの状況の差異を検討
することができる。 1a.M/2≧G,G≧T1 ,G≧T2 の場合 1b.そうでない場合 ケース1aのもとで、2つの出力画素は白色であり、白
色スポットは少数派である。従って、対応する(x1
1 )と(x2 ,y2 )間の距離はハーフトーンイメー
ジの視覚的外観に関係がある。分析によれば、理想化さ
れた確率的スクリーンの出力の場合、この距離はαg
-1/2すなわちα(G/M)-1/2に等しいか、それより大
きい。ケース1aの場合のすべてのGの中で、Gの重要
なケースは最小の場合、すなわちGC =max(T1
2 )であり、これは2つの画素(x 1 ,y1 )と(x
2 ,y2 )間の最大距離を要求する。
【0024】同様に、2つのドットが黒色ドットとして
現れるとき、以下のケースのもとでの視覚的外観を検討
しなければならない。 2a.G≦M/2,G>T1 ,G>T2 の場合 2b.そうでない場合 ケース2aのもとで、すべてのGの中で、最大のGは、
C =Min(T1 ,T 2 )によって与えられ、これは
2つの画素(x1 ,y1 )と(x2 ,y2 )間の最大距
離α(1−GC /M)-1/2を要求する。
【0025】メリット関数q(T1 ,T2 )を使用し
て、理想化された確率的スクリーンと選択したスクリー
ンとの差を数学的に評価することができる。例えば、後
で説明する実験に以下の選択を使用した。 q(T1 ,T2 )=exp(−C・d2 /dc 2 ) (1) ここで、d2 =(x1 −x2 2 +(y1 −y2 2
あり、T2 >M/2且つT1 >M/2の場合には、dc
2 =M/〔M−Min(T1 ,T2 )〕であり、T2
M/2で且つT1 ≦M/2の場合には、dc 2 =M/M
ax(T1 ,T2 )であり、その他の場合には、dc 2
=0,すなわちq=0であり、更に、Cは定数である。
【0026】スクリーンより大きなイメージをハーフト
ーン化する場合は、ディザーリング・スクリーンを繰り
返し使用するので、ディザーリング・スクリーンから選
択した任意の一対の画素について、対応するハーフトー
ンイメージ内の最も近い空間距離はディザーリング法に
よって決まり、その空間距離をメリット関数に使用すべ
きである。全メリット関数は考えられるすべての組合せ
の寄与を含んでいなければならない。実験では、q(T
1 ,T2 )の和を最適化することであった。すなわち、 Q=Σq(T1 ,T2 ) (2) ここで、Σは(x1 ,y1 )≠(x2 ,y2 )のすべて
に対し行う。
【0027】ここで、確率的スクリーンの設計は典型的
な最適化問題になる。選択したスクリーンのしきい値を
再配置するとき、メリット関数を評価して方向とステッ
プを決定することができる。この手法に多くの既存の最
適化手法を応用することができる。最も簡単な方法は、
一対の画素を無作為に選択し、しきい値をスワップし
て、全メリット関数Qが変わるかどうかを見ることであ
る。再計算する必要があるのはスワップした一対の画素
に関係するqの値だけであるから、Qの評価にそれほど
計算時間はかからない。
【0028】例として、提案した設計手順を使用し、1
28×64の要素と256のグレーレベルをもつスクリ
ーンマトリックスを生成した。すべての初期しきい値は
標準乱数発生器によって無作為に選択した。代わりに、
既存のスクリーンからのしきい値の割当てを使用しても
よい。メリット関数として式(1)で記述されたガウス
関数のほかに、バターワース関数とそのフーリエ変換な
ど、他の関数を試験した。その他の最適化関数も可能で
ある。この例の場合は、最適化のメリット関数として、
式(1)と(2)を使用した。このマスクは45°回転
させたスクリーンであるので、64に等しい横シフトを
もつ128×64パターンが繰り返される。全メリット
関数Qを計算するために、シフトをもつ画素対を含むす
べての画素対を検討した。この設計試験には、SunSparc
10 ワークステーションを使用した。
【0029】各繰返しごとに、ディザーリング・スクリ
ーンから一対の画素を無作為に選択し、それらのしきい
値をスワップし、メリット関数Qの変化を計算した。Q
が変わらなかった場合は、しきい値を元へ戻し、そうで
ない場合は、次の繰返しへ進んだ。図3に、累積「肯定
(positive)」スワップの数に対するメリット値Qを実線
で示し、そして累積計算時間(秒)を点線で示す。スワ
ップの数を増やすと、スクリーンマトリックスがより理
想化されたものになるので、スクリーンからの像形成結
果が改善される傾向がある。
【0030】繰返しの一定のパーセントで、メリット関
数の得られた値次第で、変化したしきい値は、たとえそ
れらがメリット関数Qを改善しなくても、維持すること
ができる(模擬アニーリングとして知られる処理)。
【0031】次に図4を参照して発明の実施について説
明する。発明はスクリーンマトリックス値を生成するよ
うにプログラムされた汎用コンピュータにおいて容易に
実施される。いったん得られたならば、スクリーンマト
リックス値は図2に示したメモリなど、ハーフトーニン
グデバイス・メモリに容易に書き込み、格納することが
できる。
【0032】発明の1つの可能な実施例は、図4に示し
た以下の方法に従ってプログラムされたコンピュータの
形を取ることができる。(xj ,yj )に位置し、しき
い値Tj をもつ与えられた画素Pj について、全ペナル
ティ関数Qtotal に対するその寄与Qj を求める。N要
素をもつ与えられたしきい値スクリーンのすべての画素
に0からN−1まで指標を付ける。各画素Pi は、指標
i、空間位置(xi ,yi )、およびしきい値Ti に対
応付けられている。グレースケールの平均値はGmean
あり、グレースケールの全範囲はGtotal である。
【0033】ステップ400において、iを含む指標値
とQj を0にセットする。値iは、Pj 以外のすべての
画素に対する指標を指す。他方、Qj はPj とPi のす
べて対による全寄与を指す。ステップ402は、i=j
のとき計算結果を保持しているカウンタを調べる。ステ
ップ404は、システムの各しきい値とシステムに関す
る平均グレー値Gmeanを比較する試験を行う。しきい値
が共にGmeanより大きい場合には、ステップ406にお
いて、gをGtotal −Min{Ti ,Tj }にセットす
る。しきい値が共にGmeanより小さい場合、gをMax
{Ti ,Tj }にセットする。その場合には、ステップ
410において、スクリーンのすべての空間的レプリカ
について、Pi とPj 間の最短距離Rijを計算する。ス
テップ412において、距離Rijを使用し、グレーレベ
ルgと距離Rijについてペナルティ値q(Rij,g)
(例えば、exp(−C・R2 ij・Gtotal /g))を
計算する。ステップ414および416は、ステップ4
12によって繰返しループを作り、Qj =Qj +q(R
ij,g)とg=g+1を繰り返し計算し、g>Gmean
どうかを判断する。もしそうでなければ、次のグレーレ
ベルでのペナルティ値q(Rij,g)を再計算し、全寄
与Qj に加算する。もしg>Gmeanならば、iの値を増
分し、ステップ418において、繰返し処理が完了した
かどうか調べ、処理を終了するか、または次の画素につ
いて処理を繰り返す。
【0034】図5は、Rijの測定を示す。
【0035】図6は、M回繰返しの操作を最適化する処
理のフローチャートを示す。ステップ500においてm
を0にセットする。ステップ502において2つの指標
1とj2 を無作為に選択する。これらの値に基づい
て、2つの処理が生じる。すなわち、ステップ504に
おいて、画素j1 とj2 についてそれぞれペナルティ寄
与Qj1とQj2を計算し、ステップ506において、T′
j1がTj2に等しくなり、T′j2がTj1に等しくなるよう
に、2つの対応するしきい値をスワップする。ステップ
508において、T′j1およびT′j2の新しい値から、
画素j1 によるペナルティ寄与Q′j1と、画素j2 によ
るペナルティ寄与Q′j2を計算する。
【0036】ステップ510では、計算したペナルティ
値Qj1,Qj2,Q′j1及びQ′j2から、Qj1+Qj2
Q′j1+Q′j2かどうか判断する。もしそうでなけれ
ば、ステップ512において、T′j1とT′j2をそれら
の元の値へ再セットする。さもなければ、その新しいし
きい値を維持し、ステップ514において、別の繰返し
のときにmを増分し、最後の繰返しに達したかどうか判
断する。
【0037】一般的に言えば、しきい値スクリーンを計
算し、後でしきい値のマトリックスとして分配するため
格納する。後の分配の際に、これらのマトリックスを適
切なやり方でデバイスメモリにダウンロードし、必要な
とき使用できる。
【0038】得られたしきい値スクリーンは、単色イメ
ージの場合にグレーを生成するのに使用することができ
る。また、これらのしきい値スクリーンは、多色イメー
ジ、または他の多セパレーションイメージの場合にカラ
ーセパレーションを生成するのに使用することができ
る。多色すなわちカラーイメージの場合、これらの確率
的スクリーンを単独で使用することもできるし、あるい
は例えば米国特許第5,394,252号に記載されて
いるように、他の確率的または非確率的スクリーンと組
み合わせて使用することもできる。
【0039】
【発明の効果】開示した方法は、各種のコンピュータま
たはワークスーション・ハードウェアプラットフォーム
上で使用できるポータブルソースコードを提供する目的
向きソフトウェア開発環境を使用して、ソフトウェアと
して容易に具体化することができる。代わりに、開示し
た画像処理システムは、標準論理回路を使用するハード
ウェアとして、あるいは特にVLSI構造を使用する単
一チップの上に部分的または完全に具体化することがで
きる。システムを具体化するためソフトウェアを使用す
るか、ハードウェアを使用するかは、システムの速度と
効率上の要求のほか、使用する個々の機能と個々のソフ
トウェアまたはハードウェアシステム、個々のマイクロ
プロセッサまたはマイクロコンピュータによって変わ
る。しかし、画像処理システムは、おおげさな実験をし
なくても、通常の専門家がコンピュータ技術の一般的な
知識と、ここに記載した機能的な説明から容易に開発す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を使用することができる基本的な画像処
理システムである。
【図2】図1に示したハーフトーンプロセッサの動作特
性を示す。
【図3】本発明の繰返し処理に関する品質Qの改善を示
すグラフである。
【図4】ローカル品質測定を求める処理のフローチャー
トである。
【図5】Rijの測定を示す図である。
【図6】最適化しきい値スクリーンを得るため使用した
大域的品質測定法を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 スキャナ 16 画像処理装置(IPU) 18 ハーフトーンプロセッサ 20 プリンタ 100〜106 ハーフトーン比較器 108 スクリーンマトリックスメモリ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 着色剤のc個の可能レベルの1つで支持
    体上にマークを形成し、d(d>c)個の可能レベルで
    表現されたイメージ信号を受け取り、グレーレベル印刷
    を複製するためイメージを表現するレベルの数をdから
    cに減少するハーフトーンプロセッサを備えた印刷装置
    において、 一組のハーフトーンしきい値レベル信号(各しきい値信
    号はハーフトーンセル内の固有の場所に対応している)
    を格納するメモリと、 前記イメージ信号と前記メモリからハーフトーンしきい
    値信号の1つを受け取り、支持体上の選択した場所にマ
    ーキングするため前記ハーフトーンしきい値信号と前記
    イメージ信号との比較に応じて変わる出力信号をc個の
    可能レベルの1つで生成する比較器とを備え、 前記一組のしきい値レベル信号は、ある信号レベルがも
    う1つの信号レベルに対し優勢であるイメージを複製す
    る場合、スクリーンセル・マトリックス順序の全体にわ
    たってほぼ等間隔に配置された優勢な出力レベルのマー
    クを生成するように、スクリーンセルマトリックスのし
    きい値が順序づけられるまで、しきい値スクリーンマト
    リックス順序によってしきい値を移動する繰返し最適化
    処理によって計算された複数の信号を含んでいることを
    特徴とする印刷装置。
  2. 【請求項2】 d個のレベルで受け取ったイメージを2
    つのレベルで複製するように変換するハーフトーンセル
    の設計方法において、 a.最初に、スクリーン・マトリックス内の場所に、グ
    レーレベルの範囲にわたって変化する一組のしきい値信
    号を、各しきい値信号が前記マトリックス内の位置と値
    とによって定義されるように、割り当てるステップと、 b.前記スクリーン・マトリックス内の少なくとも2つ
    のしきい値信号を選択するステップと、 c.選択したハーフトーンレベルについて、ハーフトー
    ン・スクリーンセルによってスポットの分布の一様性を
    特徴づけるステップと、 d.スクリーン・マトリックス内の2つのしきい値信号
    の位置をスワップするステップと、 e.ハーフトーン・スクリーンセルによってスポットの
    分布の一様性を再特徴づけるステップと、 f.前記再特徴づけの機能として、ハーフトーン・スク
    リーン上のスワップした位置にしきい値信号を保持する
    か、さもなければしきい値を元の位置へ戻すかのどちら
    かを選択するステップと、 g.ステップb〜fを所定の回数だけ繰り返して行うス
    テップとから成ることを特徴とする方法。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の方法において、 前記スクリーン内の位置(x1 ,y1 )のしきい値T1
    及び同スクリーン内の位置(x2 ,y2 )のしきい値T
    2 の少なくとも2つのしきい値ごとに、前記一様性が関
    数Qによって特徴付けられており、ローカルの測定に
    は、 q(T1 ,T2 )=exp(−C・d2 /dc 2 ) (1) が含まれており、ここで、 d2 =(x1 −x2 2 +(y1 −y2 2 であり、 T2 >M/2且つT1 >M/2の場合には、 dc 2 =M/〔M−Min(T1 ,T2 )〕であり、 T2 ≦M/2で且つT1 ≦M/2の場合には、 dc 2 =M/Max(T1 ,T2 )であり、 その他の場合には、 dc 2 =0,すなわちq=0であり、 更に、Cは定数、Mはスクリーン内の多数のしきい値レ
    ベル、及びQ=Σq(T1 ,T2 )であることを特徴と
    する方法。
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