JPH1077666A - 地下貯水槽用の積上げ部材 - Google Patents

地下貯水槽用の積上げ部材

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JPH1077666A
JPH1077666A JP8248717A JP24871796A JPH1077666A JP H1077666 A JPH1077666 A JP H1077666A JP 8248717 A JP8248717 A JP 8248717A JP 24871796 A JP24871796 A JP 24871796A JP H1077666 A JPH1077666 A JP H1077666A
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Takayuki Ikeda
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    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A20/00Water conservation; Efficient water supply; Efficient water use
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    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A20/00Water conservation; Efficient water supply; Efficient water use
    • Y02A20/108Rainwater harvesting

Abstract

(57)【要約】 【課題】 施工現場で多角筒状体に組み立てることがで
き、垂直の下向き荷重に対して大きな対抗力を発揮し、
しかも、嵩張らない形にして搬送したり保管したりする
ことのできる地下貯水槽用の積上げ部材を提供する。 【解決手段】 多数の通水口42を有する複数の側壁4
1を有しかつ向き合わせて突き合わせることによって平
面視多角形をなす中空の多角筒状体を形成する対称形状
の一対の合成樹脂製の分割体40でなる。個々の分割体
40の一方の端縁43と他方の端縁44とに振り分け
て、係合部45と被係合部46とを設ける。分割体40
の一端側の辺部47および他端側の辺部48のそれぞれ
の全長部分に亘って支持面54を具備させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、地下貯水槽の水溜
め空間に並べて配備されかつ上下に段積みされる積上げ
部材に関する。
【0002】
【従来の技術】特公平4−26648号公報にこの種の
積上げ部材についての記載がある。この公報に記載され
ている積上げ部材は、多数の通水口が開設された複数の
側壁を有する平面視多角形をなす中空の多角筒状体でな
り、その複数の側壁は上窄まりまたは下窄まりに傾斜し
ている。そして、この積上げ部材は、地中に凹入状に形
成された上記水溜め空間の地表面での開口部を覆って配
設されている透水層を下から支えることにより、その透
水層に加わる荷重を受け止めることを役割の1つとして
担っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公
報に記載されている積上げ部材を積み上げたときには、
それぞれの積上げ部材の側壁が傾斜した状態になるの
で、上記透水層に加わる垂直な下向き荷重が個々の積上
げ部材の傾斜した側壁によって支えられることになるの
で、その荷重の大きさによってはその側壁が座屈を生じ
やすく、しかも仮に1つの側壁が座屈を生じるとその影
響が他の側壁にも及んで他の側壁の座屈を招来しやすく
なる。このような状況は、側壁の厚さを厚くすることに
よって多少は改善されるけれども、本質的な解決策とは
なり得ない。
【0004】また、上記公報に記載されている積上げ部
材のように中空の多角筒状体を積上げ部材として用いる
と、1つの積上げ部材の嵩が大きいので工場から地下貯
水槽の施工現場に搬送するための費用が高くつくばかり
でなく、工場や施工現場での保管スペースとして広いス
ペースが必要になるので経済性に欠けるという問題があ
った。
【0005】本発明は以上の問題に鑑みてなされたもの
であり、積み上げたときに側壁が垂直になって垂直な下
向き荷重に対して大きな対抗力を発揮させることができ
るのみならず、施工現場で多角筒状体に組み立てること
ができ、嵩張らない形にして搬送したり保管したりする
ことのできる地下貯水槽用の積上げ部材を提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る地下貯水槽
用の積上げ部材は、地中に凹入状に形成された水溜め空
間に並べて配備されかつ上下に段積みされる積上げ部材
であって、多数の通水口が開設された複数の側壁を有し
かつ向き合わせて突き合わせることによって複数の垂直
な側壁を有しかつ平面視多角形をなす中空の多角筒状体
を形成する対称形状の一対の合成樹脂製の分割体でな
り、個々の分割体における分割箇所に相応する一方の端
縁と他方の端縁とに振り分けて、互いに連結可能な形状
の係合部と被係合部とが設けられており、上記多角筒状
体の軸線方向での個々の上記分割体の一端側の辺部およ
び他端側の辺部のそれぞれの全長部分に亘って支持面が
具備され、上下に段積みされる2つの上記分割体の相互
間では、下段側の分割体の他端側の辺部に具備された上
記支持面に、上段側の分割体の一端側の辺部に具備され
た上記支持面が重なり合うように形成されている、とい
うものである。
【0007】この積上げ部材においては、一対の分割体
のそれぞれに設けられている係合部と被係合部とを利用
してその一対の分割体を連結することができる。そし
て、一対の分割体を連結することにより構成された積上
げ部材の一端側の辺部と他端側の辺部のそれぞれには、
一対の上記分割体のそれぞれの一端側の辺部と他端側の
辺部とに設けられている支持面が位置するので、それら
の支持面を利用して多数の積上げ部材を上下に段積みす
ることができる。そして、一対の上記分割体は、向き合
わせて突き合わせることによって複数の垂直な側壁を有
しかつ平面視多角形をなす中空の多角筒状体を形成する
ものであるので、その一対の分割体を連結して形成した
積上げ部材の段積みすると、個々の積上げ部材の側壁の
それぞれは垂直になる。このため、透水層を介して積上
げ部材に加わる垂直な下向き荷重に対して大きな対抗力
を発揮する。
【0008】また、個々の分割体は多数のものを同じ向
きにして嵌合状に重ねることができる。
【0009】本発明に係る積上げ部材においては、上記
分割体が、互いに直交する2つの側壁を有するものであ
っても、あるいは、90度よりも大きい開き角度で連設
された3つの側壁を有するものであってもよい。これら
の積上げ部材においても上述したものと同じ作用が発揮
される。
【0010】本発明においては、上記係合部が、上記分
割体の一方の端縁の全長部分に亘って設けられた係合溝
部でなり、上記被係合部が、上記分割体の一方の端縁の
全長部分に亘って設けられて上記係合溝部に上記多角筒
状体の軸線方向にスライドさせることによってのみ嵌合
可能な被係合突起でなるという構成を採用することがで
きる。この積上げ部材によっても、上述したものと同じ
作用が発揮される。
【0011】本発明においては、複数の側壁のそれぞれ
に上記多角筒状体の軸線方向に延びるリブが設けられ、
上記分割体の一端側の辺部および他端側の辺部のそれぞ
れの全長部分に具備された支持面が、それらの辺部のそ
れぞれに設けられたフランジ部の表面によって形成され
ていると共に、上記リブの一端部が上記分割体の一端側
の辺部に設けられたフランジ部に連設され、上記リブの
他端部が上記分割体の他端側の辺部に設けられたフラン
ジ部に連設されている、という構成を採用することが望
ましい。このようにしておけば、上記リブが下向き荷重
に対する強度を高めることに役立つ。
【0012】本発明においては、上記分割体の一端側の
辺部に、その分割体が積み上げられる他の分割体の他端
側の辺部に内嵌合される位置決め片が突設されている、
という構成を採用することが望ましい。
【0013】このようにしておけば、一対の分割体を連
結することによって形成される当該積上げ部材を上下に
段積みするときに、上記位置決め片を下段側の積上げ部
材を構成している分割体の他端側の片部に内嵌合するだ
けで下段側の積上げ部材の上に積み上げた積上げ部材が
その下段側の積上げ部材に対して位置決めされるので施
工性が向上する。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の一形態であ
る積上げ部材4を用いて施工した地下貯水槽Aを概略的
に示した一部省略縦断面図、図2は地下貯水槽Aを概略
的に示した平面構成図、図3は地下貯水槽Aの一部を示
す説明図、図4は地下貯水槽Aの他の一部を示す説明
図、図5は分割体40を斜め上方から見た斜視図、図6
は分割体40を斜め下方から見た斜視図、図7は積上げ
部材4を斜め上方から見た斜視図、図8は積上げ部材4
を斜め下方から見た斜視図、図9は係合部45と被係合
部46とを示す部分平面図、図10は位置決め片55の
作用を説明するための断面図、図11は分割体40を嵌
合状に重ねた状態の説明図である。
【0015】図1に示した地下貯水槽Aは、地面を掘り
下げることによって地中に凹入状に形成された水溜め空
間1を有する。この水溜め空間1において、その周囲壁
面11はその地層を形成している土砂の安息角を勘案し
て可能な限り小さな仰角を持つように上開き状に傾斜し
ている。この水溜め区間1の底壁面12とその底壁面1
2に連続する上記周囲壁面11とは通水性を持たない遮
水シート2で被覆されており、その遮水シート2の上に
不織布21が配備されている。上記遮水シート2には塩
化ビニル樹脂シート、ゴムシート、ポケットエチレン樹
脂シートなどのシートを用いることができる。
【0016】上記水溜め空間1の底壁面12に、上記遮
水シート2と上記不織布21とを介して集合体3が装填
されている。この集合体3は、水平に並べられかつ上下
に段積みされた多数の積上げ部材4でなる。これらの積
上げ部材4は、合成樹脂製の骨格構造体でなり、個々の
積上げ部材4自体が水溜め用の空隙を有し、それらの空
隙が互いに連通して全体として1つの大きな空間を形成
している。
【0017】上記集合体3の周囲に、垂直に立ち上げら
れたコンクリート製の仕切壁5が設けられている。この
仕切壁5には多数の通水孔51が貫通状に形成されてい
て、この通水孔51によって上記仕切壁5に通水性が付
与されている。図例では、上記水溜め空間1の中央部の
2箇所にも垂直に立ち上げられた仕切壁5,5が設けら
れていて、この仕切壁5,5によって上記集合体3が左
右に2分割されている。そして、上記仕切壁5と上記周
囲壁面11との間の空間や、中央部の2箇所の仕切壁
5,5の間の空間に小形固形物の集合でなる通水層6…
が配備されている。通水層6は、砕石を上記空間に装填
することによって形成されている。この通水層6を砂利
や玉石などの小石で形成することも可能である。さら
に、上記集合体3と上記通水層6との上に透水層7が配
設されている。この透水層7は土砂を敷き詰めることに
よって形成されており、その透水層7を利用して芝生が
植生されている。透水層7の上に自動車の駐車場を形成
することも可能である。なお、上記仕切壁5をポーラス
コンクリート製にしてその仕切壁5に通水性を付与して
おいてもよい。また、仕切壁5の厚さは、上記集合体3
に加わる荷重や通水層6に加わる荷重など総合的に勘案
してそれらに耐え得る強度を持つような厚さにしてお
く。また、上記仕切壁5をFRPなどのプラスチック製
にすることも可能であり、そうすることによって仕切壁
の軽量化が達成され、運搬、施工が容易になるという利
点がある。
【0018】この地下貯水槽Aにおいて、図2のように
仕切壁5を矩形に作る場合、複数の平板状のコンクリー
トパネルを直角に突き合わせたり、あるいは平板状に突
き合わせたりして作ることができ、そのようにすること
によって、仕切壁5の施工性が改善される。仕切壁5同
士を直角に突き合わせてそれらを結合するときには、図
3のように仕切壁5の突合せ箇所をその表裏両面側から
一対のコーナ連結具101,102で挾み付け、それら
を仕切壁5に挿通されたボルト・ナットなどの止具10
0で締め付けておけばよい。また、仕切壁5を平板状に
突き合わせてそれを結合するときには、図4のようにそ
の突合せ箇所をその表裏両面側から一対の平板状の連結
具103,104で挾み付け、それらを仕切壁5に挿通
されたボルト・ナットなどの止具100で締め付けてお
けばよい。
【0019】上記積上げ部材4によって形成されている
上記水溜め用の空隙に上記遮水シート2と上記通水層6
とを貫通して延びる地表水導入路8の終部が配置されて
いる。この地表水導入路8は、図示していない都市公園
の歩道脇に設けられた側溝で集められた雨水やテニスコ
ートなどから出る雨水を上記水溜め用の空隙に導入する
ために設けられている。さらに、上記水溜め空間1の底
部に、上記水溜め用の空隙に溜まった水を排水するため
の排水溝91が設けられており、この排水溝91に、排
水路9の始部が接続されている。なお、排水路9は合成
樹脂管を埋設することによって形成することができ、そ
の排水路9の途中に調節弁92が介在されている。
【0020】以上説明した地下貯水槽Aにおいて、水溜
め空間1を取り囲んでいる壁13は必ずしも必要ではな
い。しかし、地盤の強化や安定化が必要な場合には、そ
の壁13を所定の厚さの捨てコンクリート層で形成して
おくとよい。
【0021】上記積上げ部材4は、図5および図6に示
した分割体40を一対(2つ)用意し、それら対称形状
の一対の分割体40,40を向き合わせて突き合わせる
ことによって、複数の垂直な側壁を有しかつ平面視方形
をなす中空の多角筒状体を形成すると共に、それらを互
いに連結することによって構成されている。分割体40
は、ポリプロピレン樹脂やポリ塩化ビニル樹脂などの合
成樹脂で一体成形されており、一対の分割体40を連結
することによって構成される上記積上げ部材4は合成樹
脂製の骨格構造体になる。
【0022】図5および図6に示した分割体40は、多
数の通水口42…が開設されていて互いに直交する「く
字形」に連設された2つの側壁41,41を有する。ま
た、この分割体40における分割箇所に相応する一方の
端縁43と他方の端縁44とに振り分けて、互いに連結
可能な形状の係合部45と被係合部46とが設けられて
いる。また、一対の分割体40によって形成される上記
多角筒状体の軸線方向での分割体40の一端側の辺部4
7および他端側の辺部48のそれぞれの全長部分に亘っ
てフランジ部49,49,52,52が設けられ、それ
らのフランジ部49,49,52,52の表面によって
支持面53,54が形成されている。そして、上下に段
積みされる2つの上記分割体40,40の相互間では、
下段側の分割体40の他端側の辺部48に具備された上
記支持面54に、上段側の分割体40の一端側の辺部4
7に具備された上記支持面53が重なり合うようになっ
ている。
【0023】上記係合部45は、上記一方の端縁43の
全長部分に亘って設けられた係合溝部でなり、上記被係
合部46は、上記他方の端縁44の全長部分に亘って設
けられて上記係合溝部にスライドさせて嵌合可能な被係
合突起でなる。すなわち、図9に示したように、上記係
合部45は、突出部45aとこの突出部45aに対して
直角に突き出た突片部45bとを有しているのに対し、
上記被係合部46は、上記突片部45bが嵌合可能な幅
広溝部46bと上記突出部45aが嵌合可能な幅狭溝部
46aとを有している。
【0024】分割体40の一端側の辺部47に位置決め
片55が突設されている。この位置決め片55は、下段
側の分割体40の他端側の辺部48,48に内嵌合され
る。
【0025】また、分割体40の2つの側壁41,41
のそれぞれに上記多角筒状体の軸線方向に延びるリブ5
6が複数条に亘って設けられている。これらのリブ56
は、その一端部と他端部とが、上記フランジ部49,5
2にそれぞれ連設されている。
【0026】一対の分割体40,40のそれぞれに設け
られている係合部45,45と被係合部46,46とを
相互に嵌合させてその一対の分割体40,40を連結す
ると、図7や図8に示した積上げ部材4が組み立てられ
る。
【0027】上記積上げ部材4が上下に段積みされてい
る形態が図10に示されている。同図で判るように、下
段側の積上げ部材4に備わっている支持面54に上段側
の積上げ部材4に備わっている支持面53が重なり合っ
ていると共に、上段側の積上げ部材4に備わっている位
置決め片55が下段側の積上げ部材4に内嵌合してい
る。このため、上段側の積上げ部材4が下段側の積上げ
部材4に対して正確に位置決めされる。また、個々の積
上げ部材4の側壁41のそれぞれは垂直になり、リブ5
6や位置決め片55も垂直になる。このため、透水層7
を介して積上げ部材4に加わる垂直な下向き荷重に対し
て大きな対抗力を発揮し、側壁41が通常時に受ける下
向き荷重によって座屈を生じることはない。
【0028】なお、最上段の個々の積上げ部材4…に蓋
体が取り付けられ、その蓋体によって積上げ部材4の通
水口42が塞がれている。上記透水層7はこの蓋体の上
に形成される。
【0029】上記した分割体40は、図11に示したよ
うに多数のものを同じ向きにして嵌合状に重ねることが
できる。このようにすると、多数の分割体40…が嵩張
らないので、工場や地下貯水槽Aの施工現場で多数の分
割体40を保管する場合にそれほど広いスペースが必要
にならず、また、トラックで分割体40を搬送するとき
の分割体1個当りの搬送コストが安くつく。また、上記
分割体40は、その側壁41にリブ56が設けられてい
るので、このリブ56が下向き荷重に対する強度を高め
ることに役立つ。
【0030】図12は本発明の他の実施形態である積上
げ部材4とその積上げ部材4を並べた状態を示す部分平
面図、図13は図12の積上げ部材4を形成するための
分割体40を嵌合状に重ねた状態の説明図である。
【0031】図12の積上げ部材4は、90度よりも大
きい開き角度で連設された3つの側壁41,41,41
を有する一対の分割体40,40を向き合わせて突き合
わせ、それぞれの分割体40,40に設けられている係
合部45と被係合部46とを連結することにより構成さ
れたものの事例である。この事例では、積上げ部材4が
平面視正六角形の多角筒状体によって形成されている。
【0032】これ以外の分割体40ないし積上げ部材4
の構成、たとえば、分割体40の3つの側壁41…に多
数の通水口42…が開設されている点、上記係合部45
や被係合部46が、分割体40における分割箇所に相応
する一方の端縁と他方の端縁とに振り分けて設けられて
いる点、分割体40の一端側の辺部および他端側の辺部
のそれぞれの全長部分に亘ってフランジ部が設けられ、
それらのフランジ部の表面によって支持面が形成されて
いる点、分割体40の一端側の辺部に位置決め片が突設
されている点、上記した3つの側壁41…のそれぞれに
リブ56が設けられている点など、については、図5〜
図10で説明した分割体40ないし積上げ部材4の構成
と同様である。
【0033】この分割体40によっても、図13に示し
たように多数のものを同じ向きにして嵌合状に重ねるこ
とができ、そのようにしても多数の分割体40…が嵩張
らないので、工場や地下貯水槽Aの施工現場で多数の分
割体40を保管する場合にそれほど広いスペースが必要
にならず、また、トラックで分割体40を搬送するとき
の分割体1個当りの搬送コストが安くつく。
【0034】図1や図2で説明した地下貯水槽Aにおい
て、上記水溜め空間1の周囲壁面11は上開き状に傾斜
しているので、その周囲壁面11が垂直に形成されてい
る場合に比べてその周囲壁面11自体が安定している。
それに加えて、上記仕切壁5と上記周囲壁面11との間
の通水層6の荷重が上記周囲壁面11を締め固める方向
に加わるのでその周囲壁面11はいっそう安定する。ま
た、上記通水層6と上記集合体3との間には、その集合
体3の周囲で垂直に立ち上げられた仕切壁5が設けられ
ているので、その仕切壁5によって、上記通水層6を形
成している砕石などの小形固形物が上記集合体3の内部
の水溜め用の空隙に入ってその空隙を塞ぐことが阻止さ
れ、同時に、上記透水層7の上を人が歩いたり自動車が
走行したりしたときにその透水層7を介して上記集合体
3に加わる水平方向の荷重が上記仕切壁5によって分散
されて受け止められるので、上記集合体3がその側方へ
崩れ落ちるといった事態が起こらない。
【0035】この地下貯水槽Aにおいては、地表に降っ
た雨水が、上記透水層7を経て上記集合体3に備わって
いる水溜め用の空隙や上記通水層6に導入され、その通
水層6に浸入した雨水は、上記仕切壁5に具備されてい
る通水孔51によって上記空隙に導入されて貯留され
る。また、側溝などに集まった雨水などの地表水は上記
地表水導入路8を経て上記空隙に直接に導入される。し
かしながら、地表水の中に枯葉や土砂などの固形物が含
まれている場合には、この地下貯水槽Aの前に固形物分
離槽や濾過槽、沈殿槽などを設けてそれらの固形物を分
離できるようにしておくことが望ましい。こうしておけ
ば、固形物の混ざっていないきれいな水が上記水溜め用
の空隙に溜まる。水溜め用の空隙に溜まった水は必要に
応じて排水路9を経て排水することができる。
【0036】このような地下貯水槽Aは、集中豪雨など
に見舞われたときに都市河川の水位が急激に上昇して氾
濫を起こすといった事態を回避することに利用すること
ができる。たとえば、集中豪雨の警報によってあらかじ
め水溜め空間1を空にしておき、河川の水位がその集中
豪雨によって上昇している間は、地表を流れて河川に流
れ込もうとする雨水の一部をこの水溜め空間1に流入さ
せて一時貯留しておき、集中豪雨が治まって河川の水位
が下がったときにその水溜め空間1の貯留水を河川に放
流するようにすると、河川の水位の急激な上昇による氾
濫を回避することができる。また、火災などの緊急を要
する場合には、水溜め空間1の貯留水を汲み上げ、防火
用水などに用いることもできる。通常は、水溜め空間1
の水を植物の潅水などに使用することができるのであ
り、そのためには、別途、水汲み口を水溜め空間1から
導き出しておくことが好ましい。
【0037】また、上記した地下貯水槽Aのように、上
記集合体3を左右に2分割し、その左右の集合体3,3
の間の仕切壁5,5で挟まれた空間に砕石などの小形固
形物の集合でなる通水層6を形成しておくと、1箇所の
集合体3の規模が適切な規模に小さく抑えられるので、
仕切壁5により積上げ部材4を位置ずれしないように固
定する作用が確実に発揮されるようになるだけでなく、
積上げ部材4の施工性も向上する。また、水が左側の集
合体3の水溜め用の空隙から仕切壁5,5の相互間の上
記通水層6を通過して右側の集合体3の水溜め用の空隙
に移動するときに、その通水層6がフィルターとして水
の浄化作用を発揮する。このため、その通水層6を炭や
特殊な鉱物で形成しておくと、右側の集合体3の水溜め
用の空隙から取り出す水を、その浄化の度合に応じて有
効に活用することが可能になる。
【0038】
【発明の効果】本発明によれば、積み上げた個々の積上
げ部材の側壁のそれぞれが垂直になるので、積上げ部材
に加わる垂直な下向き荷重に対して大きな対抗力を発揮
する。このため、地中に凹入状に形成された水溜め空間
の地表面での開口部を覆って配設されている透水層を下
から支え得るだけの十分に大きな強度を確保することが
容易な地下貯水槽用の積上げ部材を提供することが可能
になる。また、施工現場で多角筒状体に組み立てること
ができ、嵩張らない形にして搬送したり保管したりする
ことのできる地下貯水槽用の積上げ部材を提供すること
が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態である積上げ部材を用い
て施工した地下貯水槽を概略的に示した一部省略縦断面
図である。
【図2】地下貯水槽を概略的に示した平面構成図であ
る。
【図3】地下貯水槽の一部を示す説明図である。
【図4】地下貯水槽の他の一部を示す説明図である。
【図5】分割体を斜め上方から見た斜視図である。
【図6】分割体を斜め下方から見た斜視図である。
【図7】積上げ部材を斜め上方から見た斜視図である。
【図8】積上げ部材を斜め下方から見た斜視図である。
【図9】係合部と被係合部とを示す部分平面図である。
【図10】位置決め片の作用を説明するための断面図で
ある。
【図11】分割体を嵌合状に重ねた状態の説明図であ
る。
【図12】本発明の他の実施形態である積上げ部材とそ
の積上げ部材を並べた状態を示す部分平面図である。
【図13】図12の積上げ部材を形成するための分割体
を嵌合状に重ねた状態の説明図である。
【符号の説明】
A 地下貯水槽用 1 水溜め空間 4 積上げ部材 42 通水口 41 側壁 40 分割体 43 一方の端縁 44 他方の端縁 45 係合部 46 被係合部 47 一端側の辺部 48 他端側の辺部 53,54 支持面 56 リブ 55 位置決め片

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】地中に凹入状に形成された水溜め空間に並
    べて配備されかつ上下に段積みされる積上げ部材であっ
    て、 多数の通水口が開設された複数の側壁を有しかつ向き合
    わせて突き合わせることによって複数の垂直な側壁を有
    しかつ平面視多角形をなす中空の多角筒状体を形成する
    対称形状の一対の合成樹脂製の分割体でなり、個々の分
    割体における分割箇所に相応する一方の端縁と他方の端
    縁とに振り分けて、互いに連結可能な形状の係合部と被
    係合部とが設けられており、上記多角筒状体の軸線方向
    での個々の上記分割体の一端側の辺部および他端側の辺
    部のそれぞれの全長部分に亘って支持面が具備され、上
    下に段積みされる2つの上記分割体の相互間では、下段
    側の分割体の他端側の辺部に具備された上記支持面に、
    上段側の分割体の一端側の辺部に具備された上記支持面
    が重なり合うように形成されていることを特徴とする地
    下貯水槽用の積上げ部材。
  2. 【請求項2】上記分割体が、互いに直交する2つの側壁
    を有する請求項1に記載した地下貯水槽用の積上げ部
    材。
  3. 【請求項3】上記分割体が、90度よりも大きい開き角
    度で連設された3つの側壁を有する請求項1に記載した
    地下貯水槽用の積上げ部材。
  4. 【請求項4】上記係合部が、上記分割体の一方の端縁の
    全長部分に亘って設けられた係合溝部でなり、上記被係
    合部が、上記分割体の一方の端縁の全長部分に亘って設
    けられて上記係合溝部に上記多角筒状体の軸線方向にス
    ライドさせてことによってのみ嵌合可能な被係合突起で
    なる請求項1、請求項2、請求項3のいずれかに記載し
    た地下貯水槽用の積上げ部材。
  5. 【請求項5】複数の側壁のそれぞれに上記多角筒状体の
    軸線方向に延びるリブが設けられ、上記分割体の一端側
    の辺部および他端側の辺部のそれぞれの全長部分に具備
    された支持面が、それらの辺部のそれぞれに設けられた
    フランジ部の表面によって形成されていると共に、上記
    リブの一端部が上記分割体の一端側の辺部に設けられた
    フランジ部に連設され、上記リブの他端部が上記分割体
    の他端側の辺部に設けられたフランジ部に連設されてい
    る請求項1、請求項2、請求項3、請求項4のいずれか
    に記載した地下貯水槽用の積上げ部材。
  6. 【請求項6】上記分割体の一端側の辺部に、その分割体
    が積み上げられる他の分割体の他端側の辺部に内嵌合さ
    れる位置決め片が突設されている請求項1、請求項2、
    請求項3、請求項4、請求項5のいずれかに記載した地
    下貯水槽用の積上げ部材。
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