JPH1074039A - 書き換え可能な点字表示装置 - Google Patents

書き換え可能な点字表示装置

Info

Publication number
JPH1074039A
JPH1074039A JP23030996A JP23030996A JPH1074039A JP H1074039 A JPH1074039 A JP H1074039A JP 23030996 A JP23030996 A JP 23030996A JP 23030996 A JP23030996 A JP 23030996A JP H1074039 A JPH1074039 A JP H1074039A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
braille
light
display device
actuators
display panel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP23030996A
Other languages
English (en)
Inventor
Morihiro Matsuda
守弘 松田
Hiroshi Ito
伊藤  博
Manabu Kagami
学 各務
Kazuo Hasegawa
和男 長谷川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Central R&D Labs Inc
Original Assignee
Toyota Central R&D Labs Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Central R&D Labs Inc filed Critical Toyota Central R&D Labs Inc
Priority to JP23030996A priority Critical patent/JPH1074039A/ja
Publication of JPH1074039A publication Critical patent/JPH1074039A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Audible And Visible Signals (AREA)
  • User Interface Of Digital Computer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 点字ピッチが2.4〜3mm程度の点字を誤
動作なくかつ確実に表示し、小型で動作音の小さい書き
換え可能な点字表示装置を提供する。 【解決手段】 任意の点字を表示パネルに書き換え可能
に表示する装置であり、点字を構成する点(1)〜(1
2)に点字表示部20が対応して設けられ、この表示部
20は、それぞれ光源42からの光を受けて動作する光
駆動型アクチュエータと、このアクチュエータの動作に
より表示パネル平面より突出して点字を構成する点を触
知させる点字触知部21を備える。各アクチュエータに
は光ファイバ40によって光源42からの光が伝達さ
れ、光源42は、表示する点字に応じて光源制御部52
から出力される制御信号に基づいて個別に発光し、これ
が各アクチュエータに供給される。アクチュエータは、
光が供給されると密閉空間内のカーボン繊維が発熱して
封入された不活性気体が気化し、内部気圧が上昇し、点
字触知部21が表示パネル面より突出し、これによって
点字の各点が示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、書き換え可能な
点字表示装置の構成であり、点字教育、催事場における
視覚障害者への説明、点字翻訳機の端末など様々な場所
で利用される装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、紙などに替わり、書き換え可
能な点字表示装置として、図4に示すようなソレノイド
を用いて任意の点字表示を行う装置が提案されている。
図4において、ソレノイド70のコイル72に電流を供
給することによりプランジャ74をソレノイド内に吸引
する。このプランジャ74の上部には一体的にプッシュ
バー76が固着されており、プランジャ74がソレノイ
ド70内に吸引されることにより、プッシュバー76先
端の点字表示部78が表示パネル80の平面より突出
し、点字を構成する各点を表わす。
【0003】また、他の従来例としては、特開平2−1
60278号公報に開示されているように、電磁石と可
動鉄心を備え、この可動鉄心の舌片部を延出させ、さら
に舌片部の先端に点字表示を行う触知ピンを設けた点字
表示装置が知られている。この構成では、電磁石に電流
を供給することにより可動鉄心が電磁石に磁気吸着され
て回動し、これにより可動鉄心から延出した舌片部によ
り触知ピンが押し上げられて点字を表示する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、点字は、3
行2列の6点を基本単位として文字を表しており、各点
の点字ピッチは、2.4〜3mmであることが望まれて
いる。
【0005】しかしながら、上述のような従来の点字表
示装置では、各点を示すためにソレノイドや電磁石のよ
うな電磁機械を利用している。従って、上記点字ピッチ
を維持して点字表示を行うには、例えば図4に示すよう
に点字を構成する各点を示すために各点に対してそれぞ
れ設けられるソレノイド70の外径が大きすぎ、上述の
点字ピッチ内で表示できるように、複数のソレノイド7
0を近接配置することが困難であるという問題や、装置
自体が大きくまた重くなるという問題があった。
【0006】更に、ソレノイドや、電磁石にプランジャ
や鉄心を吸着させて点字表示を行っていることから、動
作音が大きいといった問題もあった。
【0007】さらに、最近では、電子レンジや携帯電話
などの電子機器が普及しており、それらの発する電磁波
でソレノイドや電磁石が誤動作して点字表示の信頼性を
損ねる可能性もある。
【0008】この発明は、上記課題を解決するためにな
され、点字ピッチが2.4〜3mm程度の点字を誤動作
なくかつ確実に表示し、小型で動作音の小さい書き換え
可能な点字表示装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の点字表示装置は、任意の点字を表示パネルに
書き換え可能に表示する装置であり、点字を構成する点
に対応して設けられ、光源からの光を受けて動作する光
駆動型アクチュエータと、この光駆動型アクチュエータ
の動作により表示パネル平面より突出して点字を構成す
る点を触知させる点字触知部を備える。また、各光駆動
型アクチュエータへ光源からの光を伝達する光伝達部
と、表示する点字に応じて各光駆動アクチュエータに対
する光の供給を制御して、動作させる光駆動アクチュエ
ータを決定する光供給制御部と、を備えることを特徴と
する。
【0010】このように、本発明の構成では、光源から
の光、つまり光信号を用いてこれにより選択的に光駆動
型アクチュエータに供給して動作させ、対応する点字触
知部を突出させて点字の各点を任意に表示する。光信号
を利用して点字触知部を突出させるので、動作音はほと
んど発生せず、また、ソレノイドなど電磁波によって誤
動作する構成でないため、電磁誘導による誤動作は防止
され、確実に点字表示を行うことが可能である。
【0011】上記光駆動型アクチュエータは、基板内に
前記光伝達部からの光を照射可能な密閉空間であって、
光の供給に応じて膨張収縮する物質が封入された密閉空
間を備えている。さらに、密閉空間の表示パネル面側に
点字触知部を設け、この密閉空間に光を照射すれば封入
された上記物質が膨張して、点字触知部が表示パネル平
面から突出する。よって、点字を構成する任意の位置の
点を表示できる、つまり対応する位置の点字触知部を突
出させることにより点を表示することができる。
【0012】また、上記光駆動型アクチュエータの密閉
空間内に、光が供給されると発熱する発熱体と、発熱体
の発熱により膨張する膨張係数の大きい物質と、を封入
する構成によっても任意の位置の点を表示することがで
きる。
【0013】上述のような光駆動型アクチュエータの密
閉空間構造は、例えば半導体微細加工技術を用いること
により精度よく、また容易に製造することができる。従
って、点字触知部の駆動機構のレイアウトの自由度が極
めて高く、点字表示装置の小型化にも有利である。
【0014】本発明の各光駆動型アクチュエータの駆動
機構では、例えば、上述の光源を複数の光駆動型アクチ
ュエータに一対一で対応させて複数設けている。そし
て、各光源に対して光供給制御部が選択的に制御命令を
供給し、光源はこの制御命令に応じて発光して所定の光
駆動型アクチュエータに光を供給する。
【0015】このような駆動機構においては、光源とし
て例えば半導体レーザ光源など、微細な半導体レーザ素
子などを用いることができ、また、このような光源から
の光は、曲げ耐性の高い光ファイバなどの光伝達部によ
り任意の光駆動型アクチュエータに供給できるため、小
型の装置が実現可能である。
【0016】以上のような本発明の点字表示装置であれ
ば、光供給制御部の制御方法次第で、点字の約束に従っ
て、五十音、数字、アルファベットなどのあらゆる文字
を例えば一文字ずつなどで時系列表示することも自在で
ある。このため、本発明の点字表示装置を用いれば、点
字表示をより身近にかつ低コストで視覚障害者に提供す
ることが可能となる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
(以下実施形態という)について図面を用いて説明す
る。
【0018】実施形態1.図1は、本実施形態1の点字
表示装置の概略を示している。図1において、装置の点
字表示パネル50には、3行2列の計6つの点を基本構
成とする点字を表示すべく点字の各点に対応する位置に
それぞれ点字表示部20が配置されている。図1では、
表示可能な点の総数が3行2列の2倍、つまり12点
[図1の(1)〜(12)]の場合を示している。但
し、点の数は3行2列の倍数であれば、12点には限ら
れず、更に多くの点字を同一表示パネル50に表示する
構成としてもよい。
【0019】各点字表示部20[20-(1)〜20-(1
2)]は、それぞれ、点字触知部21と、光源42から供
給される光に応じて動作し、対応する点字触知部21を
突出させて点を表示、つまり触知させるための光駆動型
アクチュエータ23とを備えている。図2はこのような
各点字表示部20の断面構成を示している。半導体基板
などの不透明基板30と、その非表示側に接合されたガ
ラス基板などの透明基板32とにより構成される基板に
は、その点字表示位置(1)〜(12)にそれぞれ密閉
空間が形成されている。
【0020】この密閉空間は、不透明基板30に形成さ
れた開口部を点字表示側から点字触知部21で塞ぎ、非
表示側から透明基板32で塞いで形成されている。そし
て、この密閉空間には、光の供給に応じて膨張収縮する
物質が封入されている。より具体的には、光が供給され
ると発熱する発熱体と、発熱体の発熱により膨張する膨
張係数の大きい物質とが封入されている。本実施形態に
おいては、この発熱体として、光が照射されると効率よ
く発熱するカーボン繊維22を用い、発熱体の発熱によ
り膨張する膨張係数の大きい物質として、比較的沸点の
低い液体であるフッ素系などの不活性液体24および不
活性気体(例えば不活性液体24が気化したもの)26
が用いられている。膨張係数の大きい物質としては、液
体、気体のいずれでもよく、また本実施形態のようにそ
の2つを両方用いてもよい。
【0021】各光駆動型アクチュエータ23には、その
透明基板32側にそれぞれ光伝達部である光ファイバ4
0が個別に接続され、上述の各アクチュエータ23の密
閉空間内に光が照射可能となっている。各光ファイバ4
0には、光源として光ファイバ40ごとに対応した半導
体レーザ光源42[42-(1)〜-(12)]がそれぞれ接続
されている。
【0022】各半導体レーザ光源42は、化合物半導体
などを利用した半導体レーザ素子により構成され、そし
て各半導体レーザ光源42はそれぞれ対応する制御配線
44により、電源を内蔵した光源制御部52に電気的に
接続されている。光源制御部52から所望の半導体レー
ザ光源42にむけて制御信号が出力されると、対応する
半導体レーザ素子が動作してレーザ光が発生し、これが
対応する光ファイバ40によって所望の光駆動アクチュ
エータ23の密閉空間内に照射されることとなる。
【0023】次に、以上のような構成を備えた点字表示
装置の動作について、図1の表示パネル50上の3行2
列×2の表示領域に”アイ”と表示する場合を例にとっ
て説明する。
【0024】ここで、”アイ”と点字表示するために
は、図1に示されるように点字表示部20のうち表示部
20-(1)を突出させることにより「ア」を表し、表示部
20-(7)および20-(8)を突出させることにより「イ」
を表さなければならない。従って、これらの表示部20
-(1)、-(7)、-(8)に対応した光駆動型アクチュエータ3
2-(1)、-(7)、-(8)を駆動する必要がある。
【0025】そこで、光源制御部52は、対応する制御
配線44-(1)、-(7)、-(8)に制御信号を出力し、これに
より半導体レーザ光源42-(1)、-(7)、-(8)がそれぞれ
レーザ光を発生する。この光源からのレーザ光は、光フ
ァイバ40-(1)、-(7)、-(8)を通って光駆動型アクチュ
エータ23-(1)、-(7)、-(8)にそれぞれ供給される。こ
れらのアクチュエータ23-(1)、-(7)、-(8)に供給され
た光は、透明基板32を透過してカーボン繊維22に吸
収され、カーボン繊維22が発熱して密閉空間内の温度
を上昇させる。この温度上昇によって不活性液体24が
気化し、密閉空間内の内圧が平衡状態から上昇して、こ
れによりダイヤフラムにより構成された点字触知部21
は、図2の21(b)の状態から21(a)の状態へと
表示パネル50のパネル平面から突出する。従って、こ
の突出状態で、読者が表示パネル50を指で触ると、
(1)、(7)、(8)の位置に点が示されていること
がわかり、”アイ”と読みとることができる。
【0026】なお、本実施形態では、図1に示すよう
に、各光ファイバ40は離れているように示されている
が、実際には、光ファイバ40は装置の筺体内のスペー
スに応じて曲げて配置でき、このため点字表示装置全体
の厚みを小さくすることが可能となっている。
【0027】また、光駆動型アクチュエータ23は、図
2に示されるようにシリコン半導体の微細加工技術を利
用し作成する事が可能であるため、2.3〜3mmのピ
ッチで密閉空間を作ることは極めて容易である。
【0028】ところで、点字の表示品質を向上して点字
の誤読を防ぐには、点字触知部21の突出量を大きくす
ることが好ましい。そのための方法としては、光駆動型
アクチュエータ23に供給するレーザ光のエネルギを増
やすことが考えられる。そこで、大出力のレーザ光源な
どを用いれば、エネルギを増加させることが可能とな
る。ところが、このような大出力のレーザ光源を用いる
と、装置のイニシャルコスト、ランニングコスト共にア
ップする。
【0029】そこで、これらの観点から、パルス発振型
の半導体レーザを用いることが好ましい。例えば、光源
制御部52に内蔵された電源を10Hzのパルス電源に
替え、半導体レーザ光源42をパルス発光させれば、各
アクチュエータ23の密閉空間内に10Hzのパルス光
が供給されることとなる。このため、点字触知部21
は、10Hzで往動し、突出状態と平状態と繰り返すこ
とになる。人間の触感は静置された点より動点に対して
より敏感であるので、このように点字触知部21の突出
が10Hzで断続すれば、突出量がそれほど大きくなく
ても確実に点字を読み取ることができる。なお、電源と
してパルス発振型のパルス電源を用いる方法だけでな
く、例えば光源制御部52の制御信号出力部トランジス
タ等を10Hzで動作させて10Hz程度の制御パルス
信号を発生する構成でもよい。
【0030】このように、パルス光を発生させて点字触
知部を往動させることは、例えば、光源光のエネルギを
増大させて点字触知部の突出量を増大させることと比較
すると、装置のイニュシャルコストやランニングコスト
の観点から効果が高い。
【0031】実施形態2.次に、本実施形態2について
図3を用いて説明する。実施形態例1では、図1に示す
ように光駆動型アクチュエータのそれぞれに個別に半導
体レーザ光源42[-(1)〜-(12)]を設けているが、本
実施形態2では、光源を一つにして装置の更なる小型化
を図っていることを特徴とする。なお、点字表示部20
自体の構成は、図2に示される実施形態1の構成と同様
である。
【0032】本実施形態2では、図3に示されるよう
に、例えばレーザ光を発生する単一の光源60を設け、
単一の光ファイバ58が光源60からの光を光スイッチ
部54に供給している。光スイッチ部54は、例えば、
リチウムニオブ酸結晶を用いて形成されたいわゆる方向
性結合器型のスイッチにより構成され、方向性結合器に
形成された電極への印加電圧を切り換えることにより、
1入力に対して複数出力(本実施形態2では12出力)
が行われる。つまり、この光スイッチ部54は、光ファ
イバ58を通じて供給される単一の光源光を各光駆動型
アクチュエータ23-(1)〜-(12)に対応した光ファイバ
40-(1)〜-(12)に対して選択的に供給する。スイッチ
制御部56は、電源を内蔵したスイッチング回路より構
成されており、表示する点字内容に応じて光スイッチ部
54の上記電極に選択的に制御電圧信号を印加する。
【0033】次に、本実施形態2の動作を説明する。ま
ず、図示していない半導体レーザ電源をオンして、半導
体レーザ光源60を点灯する。この光源60からのレー
ザ光は光ファイバ58を通って光スイッチ部54に供給
する。例えば、図3に示すように表示パネル50に”ア
イ”と表示させる場合には、スイッチ制御部56は、光
スイッチ部54の中の特定の3つの電極に制御電圧信号
を印加し、これにより光源60からのレーザ光を光ファ
イバ40-(1)、-(7)、-(8)を通じて光駆動型アクチュエ
ータ23-(1)、-(7)、-(8)に供給する。これによって、
実施形態1と同様に光駆動型アクチュエータ23-(1)、
-(7)、-(8)がそれぞれ動作して点字触知部21-(1)、-
(7)、-(8)が突出して、「ア」と「イ」とを表示するこ
とが可能となる。
【0034】以上説明した本実施形態2では、光源とし
て単一光源60を用い、また、光供給制御部であるスイ
ッチ制御部56からの制御命令に応じて動作し、複数の
光駆動型アクチュエータ23に対して、単一光源60か
らの光の供給を選択的に切り換える光スイッチ部54を
設けている。このように、単一光源を用いて、光源光を
選択的に複数の光駆動型アクチュエータに供給すること
とすれば、光源と光スイッチ部との経路間をつなぐ光伝
達部は1本で済み、一段と装置の小型化に有利となる。
【0035】なお、実施形態1と同様に光源60として
例えば10Hz程度のパルス光を発生するパルス発振型
光源を用いるか、あるいは光スイッチ部54の電極に供
給する制御電圧信号を10Hzのパルス波形とすること
により、誤読の少ない表示装置が実現でき、また装置の
小型化にも有利となる。
【0036】
【発明の効果】以上に述べたように、本発明の構成によ
れば、ピッチ2.4〜3mmの点字を音を出すことな
く、電磁障害を受けることなく確実に表示することがで
き、かつ小型でコンパクトな表示装置を提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態1に係る書き換え可能な点
字表示装置の概略構成を示す部分斜視図である。
【図2】 図1のA−A’線に沿った断面を示す図であ
る。
【図3】 本発明の実施形態2に係る書き換え可能な点
字表示装置の概略構成を示す部分斜視図である。
【図4】 従来の書き換え可能な点字表示装置の基本構
成を示す図である。
【符号の説明】
20,20(a),20(b) 点字表示部、22 発
熱体、24 フッ素系不活性液体、26 封入気体、3
0 不透明基板、32 透明基板、40,58光ファイ
バ、42,60 半導体レーザ光源、44 制御配線、
50 点字表示パネル、52 光源制御部、54 光ス
イッチ部、56 スイッチ制御部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 各務 学 愛知県愛知郡長久手町大字長湫字横道41番 地の1 株式会社豊田中央研究所内 (72)発明者 長谷川 和男 愛知県愛知郡長久手町大字長湫字横道41番 地の1 株式会社豊田中央研究所内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 任意の点字をその表示パネル上に書き換
    え可能に表示する点字表示装置において、 点字を構成する点に対応して設けられ、光源からの光を
    受けて動作する光駆動型アクチュエータと、 前記光駆動型アクチュエータの動作により表示パネル平
    面より突出して前記点字を構成する点を触知させる点字
    触知部と、 光源から前記各光駆動型アクチュエータへ光を伝達する
    光伝達部と、 表示する点字に応じて前記各光駆動アクチュエータに対
    する光の供給を制御して、動作させる前記光駆動アクチ
    ュエータを決定する光供給制御部と、 を備えることを特徴とする書き換え可能な点字表示装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の点字表示装置におい
    て、 前記光駆動型アクチュエータは、基板内に前記光伝達部
    からの光を照射可能な密閉空間であって、光の供給に応
    じて膨張収縮する物質が封入された密閉空間を備え、 前記密閉空間の前記表示パネル面側に前記点字触知部が
    設けられ、この点字触知部が、密閉空間内の物質の膨張
    に応じて前記表示パネル平面から突出し、前記点を構成
    する点を触知させることを特徴とする書き換え可能な点
    字表示装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の点字表示装置におい
    て、 前記光駆動型アクチュエータは、基板内に前記光伝達部
    からの光が照射可能な密閉空間を備え、 この密閉空間内には、光が供給されると発熱する発熱体
    と、前記発熱体の発熱により膨張する膨張係数の大きい
    物質とが、が封入され、 前記密閉空間の前記表示パネル面側に前記点字触知部が
    設けられ、この点字触知部が、密閉空間内の物質の膨張
    に応じて前記表示パネル平面から突出し、前記点を構成
    する点を触知させることを特徴とする書き換え可能な点
    字表示装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜請求項3のいずれか一つに記
    載の点字表示装置において、 前記光源は、複数の前記光駆動型アクチュエータに一対
    一で対応して設けられ、この各光源は、前記光供給制御
    部の制御命令に応じて発光し、対応する前記光駆動型ア
    クチュエータに光を供給することを特徴とする書き換え
    可能な点字表示装置。
JP23030996A 1996-08-30 1996-08-30 書き換え可能な点字表示装置 Pending JPH1074039A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23030996A JPH1074039A (ja) 1996-08-30 1996-08-30 書き換え可能な点字表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23030996A JPH1074039A (ja) 1996-08-30 1996-08-30 書き換え可能な点字表示装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1074039A true JPH1074039A (ja) 1998-03-17

Family

ID=16905822

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23030996A Pending JPH1074039A (ja) 1996-08-30 1996-08-30 書き換え可能な点字表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1074039A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2849257A1 (fr) * 2002-12-19 2004-06-25 Commissariat Energie Atomique Dispositif d'affichage tactile actionne thermiquement
WO2004059597A3 (fr) * 2002-12-19 2004-09-02 Commissariat Energie Atomique Interface tactile
JP2008122954A (ja) * 2006-11-15 2008-05-29 Internatl Business Mach Corp <Ibm> 視覚障害者用の読取り支援装置、データ出力装置、プログラム製品
KR100839126B1 (ko) * 2007-06-07 2008-06-19 정우원 발열 유닛을 이용한 점자 구현 장치
EP4246288A3 (en) * 2022-02-24 2023-12-13 Electronics and Telecommunications Research Institute Stereoscopic surface display device and operation method of the same

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2849257A1 (fr) * 2002-12-19 2004-06-25 Commissariat Energie Atomique Dispositif d'affichage tactile actionne thermiquement
WO2004059597A3 (fr) * 2002-12-19 2004-09-02 Commissariat Energie Atomique Interface tactile
JP2008122954A (ja) * 2006-11-15 2008-05-29 Internatl Business Mach Corp <Ibm> 視覚障害者用の読取り支援装置、データ出力装置、プログラム製品
KR100839126B1 (ko) * 2007-06-07 2008-06-19 정우원 발열 유닛을 이용한 점자 구현 장치
EP4246288A3 (en) * 2022-02-24 2023-12-13 Electronics and Telecommunications Research Institute Stereoscopic surface display device and operation method of the same
US11921929B2 (en) 2022-02-24 2024-03-05 Electronics And Telecommunications Research Institute Stereoscopic surface display device and operation method of the same

Similar Documents

Publication Publication Date Title
RU2451324C2 (ru) Устройство тактильного отклика для электронного устройства
JP3906150B2 (ja) 触覚フィードバック付タッチセンシティブディスプレイ
EP1589551B1 (en) Push button switch
JP4130957B2 (ja) ホログラフィックなオペレータ・インタフェース
US8593409B1 (en) Method and apparatus for providing haptic feedback utilizing multi-actuated waveform phasing
JPH09161602A (ja) 薄型スイッチおよびスイッチ付表示パネル
JP4465684B2 (ja) 形状記憶合金を用いた駆動機構及びこの駆動機構を備える装置
JPH09167541A (ja) 薄型スイッチおよびスイッチ付表示パネル
CN109036148B (zh) 柔性显示面板和柔性显示装置
US20090072662A1 (en) Electronic device and circuit for providing tactile feedback
JP2005149197A (ja) 入力装置、情報処理装置、リモートコントロール装置および入力装置の制御方法
US20150185842A1 (en) Haptic feedback for thin user interfaces
US20100238053A1 (en) Touch panel assembly with haptic effects and method of manufacturing thereof
JP5515511B2 (ja) 入力装置及び情報処理装置
JP2006511898A (ja) タッチ式感受インターフェース
WO2005048094A1 (ja) 入力装置、情報処理装置、リモートコントロール装置および入力装置の制御方法
JPH11212725A (ja) 情報表示装置および操作入力装置
KR20050016466A (ko) 수동 동작가능 전자 장치
KR20050084190A (ko) 전자기 액츄에이터를 기반으로 하는 다층 접촉-감응성디스플레이 장치
JP4272712B2 (ja) 薄型スイッチおよびスイッチ付表示パネル
WO2012098823A1 (ja) スイッチおよび入力装置
JPH1074039A (ja) 書き換え可能な点字表示装置
JP2005122686A (ja) 入力キー及び入力装置
KR101911178B1 (ko) 시각장애인용 점자모듈 및 이를 이용한 점자표시장치
JPH06160118A (ja) タッチスイッチ付き液晶表示装置