JPH1073538A - 路面状態検出方法及びその装置 - Google Patents

路面状態検出方法及びその装置

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JPH1073538A
JPH1073538A JP8230789A JP23078996A JPH1073538A JP H1073538 A JPH1073538 A JP H1073538A JP 8230789 A JP8230789 A JP 8230789A JP 23078996 A JP23078996 A JP 23078996A JP H1073538 A JPH1073538 A JP H1073538A
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light
road surface
road
optical filter
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JP8230789A
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Junichi Hibino
順一 日比野
Koji Ueda
浩次 上田
Isao Horiba
勇夫 堀場
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Nagoya Electric Works Co Ltd
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Nagoya Electric Works Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 路面状態を確実、且つ安価に検出して、運転
者等に報知することができる路面状態検出方法及びその
装置を提供するものである。 【構成】 赤外光を投光する投光器1と、受光器2と、
路面状態判別部3とから構成され、受光器2には入射光
を二分割するハーフミラー24が設けられ、分割された
所定の波長の光を透過するフィルタ25,26と、フィ
ルタ25,26を透過した透過光を受光する受光素子2
1,22とが設けられ、路面状態判別部3には受光素子
21,22の出力を増幅する増幅器31,32と、増幅
器31,32の出力を比較する比較器33とが設けられ
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、路面の湿潤、凍結
状態を検出する路面状態検出方法及び路面状態検出装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、路面状態を検出する方法として
は、1.4μm以上の波長の赤外光を路面に照射し、水
分の状態による赤外光の吸収に注目して凍結状態を検出
する方法が特公昭60−1574号公報に開示されてい
る。
【0003】この検出方法では、図10に示した硫酸バ
リウムの反射率に対する雪面の相対的な反射率特性曲線
から、雪面の反射率が赤外光領域で激減する特性を利用
している。即ち、路面に水分が存在する場合は赤外光の
吸収が生じ、その水分が凍結した場合には、赤外光の吸
収は生じなくなるというものであり、1.4μm以上の
波長帯の赤外光を路面に投光し、特に、1.4〜2.5
μmの波長の反射光による受光レベルの平均値により、
そのレベルの大小をとらえて路面の凍結,湿潤を検出す
るものである。
【0004】しかし、凍結時においても赤外光の吸収が
生じることが、学術論文(分光研究、第44巻、第5
号、PP.247−253(1995)「近赤外吸収スペ
クトルのバンド分解による水の水素結合状態解析」)等
で明らかになっており、上記の検出方法では問題がある
ことが分かった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述の問題
点に鑑みなされたものであって、路面状態を正確、且つ
安価な設備で検出して、運転者等に報知することができ
る路面状態検出方法及びその装置を提供することを目的
とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するためになされたものであり、第1の発明は、水
と氷に対する赤外光の各吸収波長帯が、液体状態である
水から固体状態である氷に転移することによって長波長
側にシフトする特性を利用して、各吸収波長帯中の特定
波長に対する路面からの反射光量を測定して、反射光量
差により路面湿潤または路面凍結の検出を行うことを特
徴とする路面状態検出方法である。
【0007】また、第2の発明は、水と氷各々に対する
赤外光の吸収波長帯中の特定波長の光を透過させる光学
フィルタと、前記光学フィルタを透過した光を受光する
受光素子とを備え、前記受光素子の出力を比較すること
によって、路面湿潤または路面凍結の検出を行う路面状
態検出手段を具備することを特徴とする路面状態検出装
置である。
【0008】また、第3の発明は、水と氷各々に対する
赤外光の吸収波長帯中の特定波長の光を透過させる光学
フィルタと、前記光学フィルタの後に配置したカメラま
たは撮像素子とを備え、前記カメラまたは撮像素子で撮
影した前記光学フィルタ部分に対応する路面画像の平均
輝度または光量を比較することによって路面湿潤または
路面凍結の検出を行う路面状態検出手段を具備すること
を特徴とする路面状態検出装置である。
【0009】また、第4の発明は、水と氷各々に対する
赤外光の吸収波長帯中の特定波長の光を路面に投光する
投光器と、前記路面からの反射光を受光する受光器と、
前記受光器の出力を比較することにより路面湿潤または
路面凍結の検出を行う路面状態検出手段とを具備するこ
とを特徴とする路面状態検出装置である。
【0010】
【発明の実施の形態】初めに、本発明に係る路面状態検
出方法及びその装置の理解を容易とするために、その原
理について、図1を参照して説明する。
【0011】図1は、水と氷に対する赤外光の吸収率の
違いを示す図であり、同図の縦軸は吸収率を示し、横軸
が波長を示している。同図中の吸収率はグラフを上下反
転して反射率として表現することもできるが、同義であ
るので、本発明では赤外光の吸収に基づいて説明する。
【0012】図1から明らかなように、水と氷では赤外
光の吸収波長が異なる。水の各吸収波長帯のピーク波長
(各々、1,940nm、1,450nm、970n
m、760nm近傍)は、水が氷に変化すると、60n
m〜70nm長い波長にシフトする特性を持っている。
【0013】従って、本発明では、水と氷に対する赤外
光の吸収波長が異なる特性を利用して、各吸収波長帯中
の特定波長の赤外光に対する路面からの反射を測定する
ことにより路面湿潤または路面凍結を検出する路面状態
検出方法であり、この検出方法を利用した検出装置であ
る。
【0014】例えば、中心波長が1,940nmの赤外
光を透過する光学バンドバスフィルタ( 以下、光学フィ
ルタと呼ぶ) を通して受光器で、路面からの反射光を受
光すれば、路面が濡れている場合には1,940nm近
傍の赤外光は路面の水によって多く吸収されるため僅か
の光しか受光できない。同様に、中心波長が2,000
nmの光学フィルタの場合は、2,000nm近傍の赤
外光が路面の氷によって多く吸収されるため、僅かな反
射光しか受光できない。そこで、中心波長が1,940
nmと2,000nmの赤外光を透過する光学フィルタ
を用いて受光量の変化を監視することで、湿潤から凍結
への移行を検出することができる。
【0015】無論、本発明の路面状態検出方法は、上記
の各ピーク波長に限定されるものではなく、図1から明
らかなように、各吸収波長帯中の水と氷の吸収率の差が
大きい各ピーク波長前後の特定波長を利用すればよい。
【0016】また、上記では、光学フィルタを通過した
特定波長、そしてその近傍の波長の光を受光器で受光し
て、受光量の変化を監視することで湿潤から凍結への移
行を検出する検出方法を説明した。それは、光学フィル
タの特性として特定の一波長のみを受光することは困難
であると同時に、各ピーク波長が固定されているもので
はなく、温度依存性を持ち、それぞれの状態の温度によ
って、各ピーク波長が僅かにズレることによるためであ
る。それに対して、水と氷に対する赤外光の吸収波長帯
は図1のように大きくズレている関係から、各吸収波長
帯中の特定波長を中心としてその近傍の帯域を含む光学
フィルタを用いることによって、本発明の目的を達成し
たものである。
【0017】以下、本発明の路面状態検出方法を利用し
た路面状態検出装置の実施形態について、図面を参照し
て説明する。
【0018】(実施形態1)図2は、本発明の路面状態
検出装置の一実施形態を示す図で、路面Aの上に適宜の
手段によって支持された投光器1と受光器2と路側の支
柱等に取り付けられた制御機(図示せず) に収容された
路面状態判別部3とから構成されている。そして、投光
器1は赤外光を発光する光源11,レンズ12及び筒状
の筐体13により構成されている。なお、光源11は、
一般小型電球を色温度2,500K〜2,600Kに下
げた状態で使用する。このように、一般小型電球の色温
度を下げることで800nm〜4,000nmの赤外光
を発光すると共に、ランプ寿命を十数万時間に延ばすこ
とができる。
【0019】ただし、光源11は一般小型電球に限定さ
れるものではなく、水銀灯,赤外線電球,赤外線発光ダ
イオードやレーザーダイオード等の赤外光を発光させる
光源であればよく、太陽光を利用することも可能であ
る。
【0020】また、受光器2は、フォトダイオード,フ
ォトトランジスタ,フォトIC等からなる受光素子2
1,22、レンズ23、ハーフミラー24、中心周波数
が各々1,940nmと2,000nmの光を透過させ
る光学フィル夕25,26及び筒状の筐体27で構成さ
れている。また、受光素子21,22からの出力は、路
面状態判定部3に入力される。路面状態判定部3は受光
素子21,22からの出力を増幅する増幅器31,32
と比較器33とから構成されている。
【0021】次に、実施形態1に基づいて路面状態検出
装置の動作について説明する。投光器1の光源11から
発した光は、レンズ12で集光され路面Aに照射され
る。そして、路面Aで反射した光はレンズ23で集光さ
れてハーフミラー24で2分割され、光学フィルタ2
5,26を経て受光素子21,22で受光される。最後
に、受光光量に応じた受光素子21,22からの電圧は
増幅器31,32で増幅された後、比較器33で比較さ
れ、その差電圧に応じて、路面状態判定部3からは、図
3に示すような3値の信号(5V,0V,−5V)が出
力される。即ち、路面が湿潤状態の場合には、光学フィ
ルタ25(1,940nmを透過)を透過する光量が少
ないために比較器33の入力差電圧は−1.5V以下と
なり比較器33から−5Vが出力され、逆に凍結状態の
場合には光学フィルタ26(2,000nmを透過)を
透過する光量が少ないために比較器33の入力差電圧は
+1.5V以上となり+5Vが出力される。このように
路面状態判定部3では、−5V,+5Vの2つの信号が
出力され、適宜の通報手段(図示せず)によって、「路
面湿潤」と「路面凍結」を道路管理者や運転者等に知ら
せる。
【0022】また、路面状態判定部3からの所定時間毎
の入力差電圧の変化を検出することで湿潤から凍結,凍
結から湿潤への移行を判別することができる。
【0023】上記実施形態1では、1つの筐体に2種類
の光学フィルタを収容した受光器1を用い、各光学フィ
ルタを透過した受光量の差分から路面湿潤または路面凍
結を判別する方法について説明したが、1種類の光学フ
ィルタからの出力と予め求めた判定基準値との比較によ
って路面湿潤または路面凍結を判別することも、また、
受光レベルの変動を監視して路面湿潤または路面凍結を
予測することも可能である。
【0024】例えば、路面から反射された赤外光の正反
射と乱反対の受光レベルから路面凍結と路面乾燥を判定
する従来の路面凍結検知装置では、凍結と乾燥状態の受
光レベルが近似しているため気温や路面温度を凍結予測
の判断に利用しているが中心波長が2,000nmの光
を透過させる光学フィルタによって受光レベルの減少を
監視することにより路面凍結と乾燥を正確に判別するこ
とが可能になる。
【0025】(実施形態2)図4は、本発明に係る路面
状態検出装置の他の実施形態を示す図であり、路面Aに
赤外光を照射する前述の投光器1と路面を撮影し路面か
らの反射光を受光するカメラ4とカメラ4の前に配置し
た光学フィルタ5及び制御機(図示せず)に収容された
路面状態判別部6とから構成されている。なお、カメラ
4は白黒,カラーまたはアナログ式,デジタル式の何れ
のカメラでもよい。
【0026】また、光学フィルタ5は、図5に示すよう
に中心波長が各々1,940nmと2,000nmの光
をそれぞれ透過させる光学フィルタ51,52とから溝
成されている。そして、図5を透過した光による画像が
図6(a),(b)に示されており、図6(a)に示す
ように路面が凍結している場合は、2,000nm近傍
の光が路面上の氷に多く吸収されるため右半分が黒い画
像に、また、路面が濡れている場合は、図5(b)に示
すように1,940nm近傍の光が路面上の水に多く吸
収されるため左半分が黒い画像になる。
【0027】また、路面状態判別部6はカメラ4の映像
信号をデジタル信号に変換するAD変換器61と、AD
変換した画像を記憶するフレームメモリ62と、1フレ
ームにおける左右の画像の平均輝度値を算出する平均輝
度算出手段63と、平均輝度算出手段で得られた左右の
平均輝度値を比較する路面状態算出手段64と、路面状
態算出手段64によって算出された路面湿潤と路面凍結
の結果を出力する出力部65と上記の各部を制御するC
PU66とから構成されている。
【0028】次に、図7の実施形態のフローチャート図
に基づいて、実施形態2の動作について説明する。先
ず、投光器1による路面Aからの反射光を光学フィルタ
5を介してカメラ4で撮影した映像信号を出力する(ス
テップS1)。次に、カメラ4から出力された映像信号
をAD変換器61でデジタル信号に変換する(ステップ
S2)。続いて、デジタル化された画像データをフレー
ムメモリ62に記憶する(ステップS3)。フレームメ
モリ62に記憶した画像データを読み出して、デジタル
画像の右半分と左半分の輝度値の平均値*IR,*IL
平均輝度算出手段63によって算出する(ステップS
4)。その後、路面状態算出手段64によって右半分の
輝度値*IR ,左半分の輝度値*IL の大小関係が下記
の式(1),(2)に基づいて演算され、路面の凍結,
湿潤が判断される(ステップS5)。
【0029】*IR < *IL ………………(1) *IR > *IL ………………(2)
【0030】即ち、(1)式が成り立つ場合は、路面凍
結状態であると判所され、(2)式が成り立つ場合は、
路面湿潤状態であると判断される。そして、その判定結
果が出力部65を介して出力される(ステップS6)。
【0031】上記の実施形態2は、路面状態を点でなく
面として監視するため検出精度を安定・向上させること
ができるといった特長を有する。
【0032】なお、上記の実施形態では、平均輝度によ
り路面状態の算出を行ったが、左右の光学フィルタの輝
度加算値を直接比較してもよい。
【0033】また、上記の実施形態ではカメラ4の前に
光学フィルタ5を配置する実施例を示したが、CCD等
の撮像素子の前に光学フィルタ5を直接配置することも
可能である。
【0034】更に、実施形態1と同様に投光器は必ずし
も必要ではなく、既設の水銀灯等の道路照明を利用する
ことが可能である。
【0035】(実施形態3)図8は、本発明の路面状態
検出装置の他の実施形態を示す図であり、路面Aに赤外
光吸収波長帯中の特定波長の光を路面に投光する投光器
7と、路面からの反射光を受光する受光器8と、図示し
ない制御機に収容される路面状態判別部9とから構成さ
れている。投光器7は、中心波長が1,940nmと
2,000nmの光をそれぞれ発光するレーザーダイオ
ード,発光ダイオード等の光源71と72と、レンズ7
3及び筒状の筐体74により溝成されている。受光器8
はフォトダイオード,フォトトランジスタ,フォトIC
等からなる受光素子81、レンズ82及び筒状の筐体8
3で構成されている。
【0036】また、路面状態判別部9は、増幅部91
と、実測によって求められた最小電圧の範囲で設定され
る基準電圧92との比較を行い基準電圧以下の場合には
「1」、以上の場合には「0」の信号を出力する比較器
93と、比較器93の出力と光源71,72の制御回路
(図示せず)からの投光制御信号(a),(b)とをそ
れぞれ入力するアンドゲート94,95とから構成され
ている。
【0037】次に、実施形態3に従って動作を説明する
と、図9のタイミングチャートに示したように、投光制
御信号(a),(b)により光源71と72が交互に点
灯し、中心波長が1,940nmと2,000nmの波
長の光が路面に投光される。路面から反射した各波長の
光は増幅器91で増幅された後、基準電圧92と比較器
93で比較される。この時、路面が濡れている場合には
1,940nm近傍の光が多く吸収され、凍結している
場合には2,000nm近傍の光が多く吸収されて比較
器93の出力は「1」となるため、路面状態判別部9の
端子(d),(e)からは、それぞれの投光のタイミン
グで湿潤と凍結の検出信号が出力される。そこで、この
パルス信号に基づいて、「湿潤」と「凍結」の表示灯を
直接点滅させてもよいし、または、連続した信号に変換
した後に、任意の通報手段で路面状態を報知してもよ
い。
【0038】なお、上記の実施形態3においても、特定
波長のみでなく、その波長近傍を含める表現を用いたの
は、前述の如く1つの波長の赤外光のみを出力する光源
を用いることによって格別な効果が生じるのではなく、
特定な波長を中心としたその近傍の波長を利用する設定
の容易な方法によって本発明の目的を達成できる理由に
よるものである。
【0039】また、上記3件の実施形態ともに中心波長
が1,940nmと2,000nmの赤外光によって説
明を進めたが、図1に示すその他のピーク波長及びその
前後の特定波長を中心とする各波長近傍の赤外光を利用
することが可能なことは言うまでもない。
【0040】
【発明の劾果】上述のように、本発明によれば、水と氷
に対する赤外光の吸収波長帯が各々に別のピーク波長を
中心として波長のズレた位置に生じる点に注目して、各
々の吸収波長帯中の特定波長に対する受光レベルを検出
することによって、路面湿潤と路面凍結を判別するよう
にしたために、簡易な構成で、しかも精度の高い路面状
態の検出ができる効果を有する。
【0041】また、本発明によれば、特定の吸収波長帯
のピーク波長の受光レベルの相対的変化を監視すること
で、路面湿潤から凍結への移行を高精度に検出できる効
果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】赤外光の各波長に対する水と氷の吸収率を示す
図である。
【図2】本発明に係る路面状態検出装置の実施形態1を
示す図である。
【図3】路面状態判別部の出力を示す図である。
【図4】本発明に係る路面状態検出装置の実施形態2を
示す図である。
【図5】路面状態検出装置に使用される光学フィルタを
示す図である。
【図6】光学フィルタによる光の透過の状態を説明する
図である。
【図7】本発明の路面状態検出装置の動作を説明するフ
ローチャートである。
【図8】本発明に係る路面状態検出装置の他の実施形態
を示す図である。
【図9】路面に投光する2つの赤外光及び検知出力を示
すタイミングチャートである。
【図10】従来の路面凍結検出装置を説明する赤外光の
反射率を示す図である。
【符号の説明】
1,7 投光器 2,8 受光器 3,6,9 路面状態判別部 4 カメラ 5 光学フィルタ 11,71,72 光源 12,23,73,82 レンズ 13,27,74,83 筒状の筐体 21,22,81 受光素子 24 ハーフミラー 25,26 光学フィル夕 31,32 増幅器 33 比較器 51,52 光学フィルタ 61 AD変操器 62 フレームメモリ 63 平均輝度算出手段 64 路面状態算出手段 65 出力部 66 CPU 91 増幅部 92 基準電圧 93 比較器 94,95 アンドゲート

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水と氷に対する赤外光の各吸収波長帯
    が、液体状態である水から固体状態である氷に転移する
    ことによって長波長側にシフトする特性を利用して、各
    吸収波長帯中の特定波長に対する路面からの反射光量を
    測定して、反射光量差により路面湿潤または路面凍結の
    検出を行うことを特徴とする路面状態検出方法。
  2. 【請求項2】 水と氷各々に対する赤外光の吸収波長帯
    中の特定波長の光を透過させる光学フィルタと、前記光
    学フィルタを透過した光を受光する受光素子とを備え、
    前記受光素子の出力を比較することによって、路面湿潤
    または路面凍結の検出を行う路面状態検出手段とを具備
    することを特徴とする路面状態検出装置。
  3. 【請求項3】 水と氷各々に対する赤外光の吸収波長帯
    中の特定波長の光を透過させる光学フィルタと、前記光
    学フィルタの後に配置したカメラまたは撮像素子とを備
    え、前記カメラまたは撮像素子で撮影した前記光学フィ
    ルタ部分に対応する路面画像の平均輝度または光量を比
    較することによって路面湿潤または路面凍結の検出を行
    う路面状態検出手段とを具備することを特徴とする路面
    状態検出装置。
  4. 【請求項4】 水と氷各々に対する赤外光の吸収波長帯
    中の特定波長の光を路面に投光する投光器と、前記路面
    からの反射光を受光する受光器と、前記受光器の出力を
    比較することにより路面湿潤または路面凍結の検出を行
    う路面状態検出手段とを具備することを特徴とする路面
    状態検出装置。
JP8230789A 1996-08-30 1996-08-30 路面状態検出方法及びその装置 Withdrawn JPH1073538A (ja)

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