JPH1073258A - 加熱調理器 - Google Patents
加熱調理器Info
- Publication number
- JPH1073258A JPH1073258A JP23062096A JP23062096A JPH1073258A JP H1073258 A JPH1073258 A JP H1073258A JP 23062096 A JP23062096 A JP 23062096A JP 23062096 A JP23062096 A JP 23062096A JP H1073258 A JPH1073258 A JP H1073258A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heating
- heating chamber
- steam
- food
- hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Electric Stoves And Ranges (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 調理器内での蒸気の凝縮を防ぐことのできる
加熱調理器を提供する。 【解決手段】 本加熱調理器では、加熱室１４に収容さ
れた食品を加熱するヒータ２によって、食品からは蒸気
が発生する。発生した蒸気は、部品の隙間、ねじ穴等を
通り反射板３、天板１２の裏側へ達する。この蒸気は、
穴９を通じて後部の穴１６より排気される。
加熱調理器を提供する。 【解決手段】 本加熱調理器では、加熱室１４に収容さ
れた食品を加熱するヒータ２によって、食品からは蒸気
が発生する。発生した蒸気は、部品の隙間、ねじ穴等を
通り反射板３、天板１２の裏側へ達する。この蒸気は、
穴９を通じて後部の穴１６より排気される。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、加熱調理器であっ
て、特に、加熱室内で蒸気を発生し電気的に加熱装置を
制御する加熱調理器に関する。
て、特に、加熱室内で蒸気を発生し電気的に加熱装置を
制御する加熱調理器に関する。
【０００２】
【従来の技術】図６は、従来のオーブンレンジの構造を
説明するための斜視図である。
説明するための斜視図である。
【０００３】ヒータ２の上部には熱を反射させるための
反射板３が設けられ、反射板３と、加熱庫１４の上面を
形成する天板１２との上側には、断熱板４と断熱材１６
とが設けられる。
反射板３が設けられ、反射板３と、加熱庫１４の上面を
形成する天板１２との上側には、断熱板４と断熱材１６
とが設けられる。
【０００４】図７、図８は、従来のオーブンレンジの加
熱庫１４内での蒸気の流れを説明するための図である。
図７は、従来のオーブンレンジを側面に平行な面で切断
した断面図であり、図８は、従来のオーブンレンジを正
面に平行な面で切断した断面図である。これらの図で矢
印は蒸気の流れを示している。
熱庫１４内での蒸気の流れを説明するための図である。
図７は、従来のオーブンレンジを側面に平行な面で切断
した断面図であり、図８は、従来のオーブンレンジを正
面に平行な面で切断した断面図である。これらの図で矢
印は蒸気の流れを示している。
【０００５】加熱庫１４は、ドア１と、反射板３と、フ
レーム６と、底面７と、天板１２等とによって気密性を
有している。また、オーブンレンジの上面が加熱しない
ように、断熱板４と、断熱材１６とが設けられている。
レーム６と、底面７と、天板１２等とによって気密性を
有している。また、オーブンレンジの上面が加熱しない
ように、断熱板４と、断熱材１６とが設けられている。
【０００６】図８に示すように、加熱庫１４内に収容さ
れた食品をヒータ２で加熱する際、食品からは水蒸気等
の蒸気が発生する。このような蒸気は、天板１２に開け
られたパンチング穴８を通り抜け、加熱庫１４の上部へ
達する。
れた食品をヒータ２で加熱する際、食品からは水蒸気等
の蒸気が発生する。このような蒸気は、天板１２に開け
られたパンチング穴８を通り抜け、加熱庫１４の上部へ
達する。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】このように食品から発
生した蒸気のうち、ヒータ２とヒータサポータ１３との
隙間等を通り、ヒータ２とヒータ２を制御する電気回路
とを接続するヒータ端子１０で凝縮するものがある。ヒ
ータ端子１０で結露した水蒸気（凝縮した蒸気）は、ヒ
ータ端子１０の絶縁不良の原因となる。これらの絶縁不
良によりショートすることがあり、ヒータ端子１０等で
の水蒸気の結露は非常に危険である。
生した蒸気のうち、ヒータ２とヒータサポータ１３との
隙間等を通り、ヒータ２とヒータ２を制御する電気回路
とを接続するヒータ端子１０で凝縮するものがある。ヒ
ータ端子１０で結露した水蒸気（凝縮した蒸気）は、ヒ
ータ端子１０の絶縁不良の原因となる。これらの絶縁不
良によりショートすることがあり、ヒータ端子１０等で
の水蒸気の結露は非常に危険である。
【０００８】また、このような従来のオーブンレンジで
は、蒸気がヒータ２と平行な方向に流れることにより熱
が過剰に放出される。
は、蒸気がヒータ２と平行な方向に流れることにより熱
が過剰に放出される。
【０００９】本発明は、これらのような問題点を解決す
るためになされたもので、その目的は、調理器内での蒸
気の凝縮を防ぐことのできる加熱調理器を提供すること
である。
るためになされたもので、その目的は、調理器内での蒸
気の凝縮を防ぐことのできる加熱調理器を提供すること
である。
【００１０】また、本発明の他の目的は、食品の加熱に
要する熱の過剰な放出を防ぎつつ、調理器内での蒸気の
凝縮を防ぐことのできる加熱調理器を提供することであ
る。
要する熱の過剰な放出を防ぎつつ、調理器内での蒸気の
凝縮を防ぐことのできる加熱調理器を提供することであ
る。
【００１１】
【課題を解決するための手段】請求項１に記載の発明
は、食品を加熱し調理する加熱調理器である。
は、食品を加熱し調理する加熱調理器である。
【００１２】本加熱調理器は、食品を加熱する加熱手段
と、食品を収容する気密性のある加熱室と、加熱室での
加熱手段による加熱の際に発生する蒸気を加熱室の外へ
誘導する、加熱室上面に開けられた穴とを含んでいる。
と、食品を収容する気密性のある加熱室と、加熱室での
加熱手段による加熱の際に発生する蒸気を加熱室の外へ
誘導する、加熱室上面に開けられた穴とを含んでいる。
【００１３】請求項１に記載の発明によると、食品の加
熱により発生する蒸気は加熱室の外へ誘導される。これ
により、調理器内での蒸気の凝縮が防がれる。
熱により発生する蒸気は加熱室の外へ誘導される。これ
により、調理器内での蒸気の凝縮が防がれる。
【００１４】請求項２に記載の発明は、請求項１に記載
の発明であって、穴は、加熱手段の上部であり真上以外
の位置に設けられる。
の発明であって、穴は、加熱手段の上部であり真上以外
の位置に設けられる。
【００１５】請求項２に記載の発明によると、食品の加
熱により発生する蒸気は、加熱手段の上部であり真上以
外の位置に設けられた、加熱室上面の穴を通じて加熱室
の外へ誘導される。これにより、熱の過剰な放出が防が
れつつ、調理器内での蒸気の凝縮が防がれる。
熱により発生する蒸気は、加熱手段の上部であり真上以
外の位置に設けられた、加熱室上面の穴を通じて加熱室
の外へ誘導される。これにより、熱の過剰な放出が防が
れつつ、調理器内での蒸気の凝縮が防がれる。
【００１６】請求項３に記載の発明は、請求項１に記載
の発明であって、加熱手段は棒状であり、加熱室内から
加熱手段に平行な方向への蒸気の漏洩を防ぐ漏洩防止手
段を含んでいる。
の発明であって、加熱手段は棒状であり、加熱室内から
加熱手段に平行な方向への蒸気の漏洩を防ぐ漏洩防止手
段を含んでいる。
【００１７】請求項３に記載の発明によると、食品の加
熱により発生する蒸気は、加熱手段に平行な方向への蒸
気の漏洩が防がれつつ、加熱室の外へ誘導される。これ
により、熱の過剰な放出が防がれつつ、調理器内での蒸
気の凝縮が防がれる。
熱により発生する蒸気は、加熱手段に平行な方向への蒸
気の漏洩が防がれつつ、加熱室の外へ誘導される。これ
により、熱の過剰な放出が防がれつつ、調理器内での蒸
気の凝縮が防がれる。
【００１８】
【発明の実施の形態】図１は、本発明の実施の形態の１
つであるオーブンレンジの外観を示す図である。図１
（ａ）は、本オーブンレンジの正面図であり、図１
（ｂ）は、本オーブンレンジの側面図であり、図１
（ｃ）は、本オーブンレンジの上面図である。
つであるオーブンレンジの外観を示す図である。図１
（ａ）は、本オーブンレンジの正面図であり、図１
（ｂ）は、本オーブンレンジの側面図であり、図１
（ｃ）は、本オーブンレンジの上面図である。
【００１９】図２は、本オーブンレンジの構造を説明す
るための斜視図である。ヒータ２の上部には熱を反射さ
せるための反射板３が設けられ、反射板３と、加熱庫１
４の上面を形成する天板１２との上側には、断熱板４と
断熱板５とが設けられる。
るための斜視図である。ヒータ２の上部には熱を反射さ
せるための反射板３が設けられ、反射板３と、加熱庫１
４の上面を形成する天板１２との上側には、断熱板４と
断熱板５とが設けられる。
【００２０】また、断熱板４には、加熱庫１４内で発生
した蒸気を通す穴９が設けられ、断熱板５には、蒸気を
ガイドするガイド用座押し１１が設けられる。ガイド用
座押し１１は、断熱板５の下部への凹部であり、断熱板
４の端部と密着することにより、蒸気の側部への流出が
防止される。
した蒸気を通す穴９が設けられ、断熱板５には、蒸気を
ガイドするガイド用座押し１１が設けられる。ガイド用
座押し１１は、断熱板５の下部への凹部であり、断熱板
４の端部と密着することにより、蒸気の側部への流出が
防止される。
【００２１】図３、図４、図５は、本オーブンレンジの
加熱庫１４内での蒸気の流れを説明するための図であ
る。図３は、本オーブンレンジを側面に平行な面で切断
した断面図であり、図４は、本オーブンレンジを正面に
平行な面で切断した断面図である。図５は、本オーブン
レンジを上面に平行な面で切断した断面図である。これ
らの図においても、従来例と同様、矢印は蒸気の流れを
示している。
加熱庫１４内での蒸気の流れを説明するための図であ
る。図３は、本オーブンレンジを側面に平行な面で切断
した断面図であり、図４は、本オーブンレンジを正面に
平行な面で切断した断面図である。図５は、本オーブン
レンジを上面に平行な面で切断した断面図である。これ
らの図においても、従来例と同様、矢印は蒸気の流れを
示している。
【００２２】加熱庫１４は、ドア１と、反射板３と、フ
レーム６と、底面７と、天板１２等とによって気密性を
有し、効率よく食品へ熱が伝わるように構成されてい
る。また、本オーブンレンジの上面が加熱しないよう
に、断熱板４と、断熱板５とが設けられている。
レーム６と、底面７と、天板１２等とによって気密性を
有し、効率よく食品へ熱が伝わるように構成されてい
る。また、本オーブンレンジの上面が加熱しないよう
に、断熱板４と、断熱板５とが設けられている。
【００２３】図３に示すように、加熱庫１４内に収容さ
れた食品をヒータ２で加熱する際、食品からは水蒸気等
の蒸気が発生する。このような蒸気は、天板１２に開け
られたパンチング穴８を通り抜け、加熱庫１４の上部へ
達する。
れた食品をヒータ２で加熱する際、食品からは水蒸気等
の蒸気が発生する。このような蒸気は、天板１２に開け
られたパンチング穴８を通り抜け、加熱庫１４の上部へ
達する。
【００２４】本オーブンレンジでは、このように食品か
ら発生した蒸気は、部品の隙間、ねじ穴等を通り、反射
板３、天板１２の上部へ達する。さらに、このような蒸
気は、断熱板４に設けられた穴９を介して、断熱板４と
断熱板５との隙間を通り、後部に開けられた穴１６より
排気される。ここで、断熱板４に設けられる穴９の位置
は、ヒータ２の真上ではなく真上よりやや内側であり、
これにより、ヒータ２からの熱の過剰な流出が防止され
る。
ら発生した蒸気は、部品の隙間、ねじ穴等を通り、反射
板３、天板１２の上部へ達する。さらに、このような蒸
気は、断熱板４に設けられた穴９を介して、断熱板４と
断熱板５との隙間を通り、後部に開けられた穴１６より
排気される。ここで、断熱板４に設けられる穴９の位置
は、ヒータ２の真上ではなく真上よりやや内側であり、
これにより、ヒータ２からの熱の過剰な流出が防止され
る。
【００２５】また、蒸気が断熱板４と断熱板５との隙間
を通る際、ガイド用座押し１１により、蒸気は側部より
流出することが防止される。
を通る際、ガイド用座押し１１により、蒸気は側部より
流出することが防止される。
【００２６】以上のような本オーブンレンジでは、蒸気
は、断熱板４に設けられた穴４、断熱板４と断熱板５と
の隙間、調理器後部へ誘導され後部の穴１６より排気さ
れ、また、ガイド用座押し１１によって側部へは蒸気は
流れない。これらにより、熱の過剰な放出が防がれつ
つ、調理器内での蒸気の凝縮が防がれる。
は、断熱板４に設けられた穴４、断熱板４と断熱板５と
の隙間、調理器後部へ誘導され後部の穴１６より排気さ
れ、また、ガイド用座押し１１によって側部へは蒸気は
流れない。これらにより、熱の過剰な放出が防がれつ
つ、調理器内での蒸気の凝縮が防がれる。
【図１】本発明の実施の形態の１つであるオーブンレン
ジの外観を示す図である。
ジの外観を示す図である。
【図２】本オーブンレンジの構造を説明するための斜視
図である。
図である。
【図３】本オーブンレンジの加熱庫１４内での蒸気の流
れを説明するための図である。
れを説明するための図である。
【図４】本オーブンレンジの加熱庫１４内での蒸気の流
れを説明するための図である。
れを説明するための図である。
【図５】本オーブンレンジの加熱庫１４内での蒸気の流
れを説明するための図である。
れを説明するための図である。
【図６】従来のオーブンレンジの構造を説明するための
斜視図である。
斜視図である。
【図７】従来のオーブンレンジの加熱庫１４内での蒸気
の流れを説明するための図である。
の流れを説明するための図である。
【図８】従来のオーブンレンジの加熱庫１４内での蒸気
の流れを説明するための図である。
の流れを説明するための図である。
１ ドア ２ ヒータ ３ 反射板 ４ 断熱板 ５ 断熱板 ６ フレーム ７ 底面 ８ パンチング穴 ９ 穴 １０ ヒータ端子 １１ ガイド用座押し １２ 天板 １３ ヒータサポータ １４ 加熱庫 １５ 断熱材
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成８年９月２日
【手続補正１】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図１】
【図２】
【図３】
【図４】
【図５】
【図６】
【図８】
【図７】
Claims (3)
- 【請求項１】 食品を加熱し調理する加熱調理器であっ
て、 前記食品を加熱する加熱手段と、 前記食品を収容する気密性のある加熱室と、 前記加熱室での前記加熱手段による加熱の際に発生する
蒸気を前記加熱室の外へ誘導する、前記加熱室上面に開
けられた穴とを含む、加熱調理器。 - 【請求項２】 前記穴は、前記加熱手段の上部であり真
上以外の位置に設けられる、請求項１に記載の加熱調理
器。 - 【請求項３】 前記加熱手段は棒状であり、 前記加熱室内から前記加熱手段に平行な方向への蒸気の
漏洩を防ぐ漏洩防止手段を含む、請求項１に記載の加熱
調理器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23062096A JPH1073258A (ja) | 1996-08-30 | 1996-08-30 | 加熱調理器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23062096A JPH1073258A (ja) | 1996-08-30 | 1996-08-30 | 加熱調理器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1073258A true JPH1073258A (ja) | 1998-03-17 |
Family
ID=16910634
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23062096A Withdrawn JPH1073258A (ja) | 1996-08-30 | 1996-08-30 | 加熱調理器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1073258A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2010022207A1 (en) * | 2008-08-20 | 2010-02-25 | Electrolux Home Products, Inc. | Hybrid broil system-electric broil element |
-
1996
- 1996-08-30 JP JP23062096A patent/JPH1073258A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2010022207A1 (en) * | 2008-08-20 | 2010-02-25 | Electrolux Home Products, Inc. | Hybrid broil system-electric broil element |
| CN102203510A (zh) * | 2008-08-20 | 2011-09-28 | 伊莱克斯家用产品公司 | 混合烧烤***—电烧烤元件 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20031104 |