JPH107280A - プリンタ給紙装置 - Google Patents

プリンタ給紙装置

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JPH107280A
JPH107280A JP15806396A JP15806396A JPH107280A JP H107280 A JPH107280 A JP H107280A JP 15806396 A JP15806396 A JP 15806396A JP 15806396 A JP15806396 A JP 15806396A JP H107280 A JPH107280 A JP H107280A
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JP
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sheet
paper
sheets
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JP15806396A
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Kiyokazu Ogawa
清和 小川
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Niigata Fuji Xerox Manufacturing Co Ltd
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Niigata Fuji Xerox Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 厚さ、剛さの異る種々の用紙を一台の給紙装
置で給送可能とする。 【解決手段】 給紙ローラ4は積載された用紙20の最
上部の用紙20−aに当接し、用紙20−aを前方に搬
送する。用紙20−aは移動し、前方の分離手段5の角
度のきつい斜面5−aの剛性の低いプラスチックシート
6を押す。プラスチックシート6は角度のきつい斜面5
−aに当接して止まる。最上部の用紙20−a以外の用
紙20は、紙同士の摩擦力のみで前方に押されるが、プ
ラスチックシート6に当接して停止する。さらに給紙ロ
ーラ4が回転して最上部の用紙20−aを搬送しようと
すると、その搬送力は、剛性の低いプラスチックシート
6の反力を上回り用紙20−aが1枚のみ分離搬送され
る。厚い用紙を供給する時は用紙分離部5を回転させ、
斜面5−b及びプラスチックシート7で用紙を一枚ずつ
送るようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリンタの印字部
へ用紙を一枚ずつ給紙するプリンタ給紙装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来のプリンタ給紙装置は、図3に示す
ように用紙収納部1に上下動可能なように用紙トレイ1
0が設けられ、用紙20は用紙トレイ10上に積載さ
れ、ばね2が用紙トレイ10を押し上げ最上部の用紙2
0−aは軸3に軸支された給紙ローラ4に当接してい
る。給紙ローラ4の回転により最上部の用紙20−aは
矢印40の方向へ給紙される。この際に用紙20−a以
外の用紙が重なったまま給紙されてしまうのを防ぐため
用紙収納部1の前方に用紙分離部15が設けられてい
る。用紙分離部15はガイド12と、ガイド12の用紙
収納部1の側の稜に沿って傾斜して固定された摩擦板1
1とから成る。
【0003】このプリンタ給紙装置では、用紙分離部が
有効に働く用紙の厚さ、剛性に限界があり、用紙の厚さ
(剛性)の違いにより、専用の給紙装置を用いるか、用
紙分離部を交換する必要があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術においての
問題点は用紙収容部より積載された厚い用紙あるいは薄
い用紙を一枚ずつ分離するには、それ専用の給紙装置ま
たはその用紙に適した用紙分離部を用意する必要がある
ことである。
【0005】その理由は、用紙に対し用紙分離部が不適
当なものであると厚めの用紙や、はがき、封筒といった
曲がりにくい(腰の強い)用紙では、給紙ミスを起こし
易く、薄い用紙は紙の腰が無いので数枚一緒に給紙(重
送)してしまい一枚ずつの分離が困難であった。
【0006】本発明は、1台の給紙装置で、また用紙分
離部を交換することなく厚い用紙から薄い用紙まで種々
の用紙を一枚ずつ分離することが可能とし、性能向上及
び信頼性向上を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のプリンタ給紙装
置は、複数枚の用紙を積み重ねて収容する用紙収容部
(図1の1)と、前記用紙収容部に積載されている用紙
の最上部のものを送り出す給紙ローラ(図1の4)と、
前記用紙収容部の前側に前記用紙の前辺に平行な回転軸
(図1の8)に軸支された用紙分離部(図1の5)と、
この用紙分離部の外周に設けられた複数組の前記回転軸
に平行な斜面(図1の5−a,5−b)及びプラスチッ
クシート(図1の6、7)とを備え、前記用紙分離部を
前記回転軸を中心として回転させて前記斜面及びプラス
チックシートの一組を前記用紙収容部から前記給紙ロー
ラにより送り出されてくる用紙の先端が衝突するように
位置させたときにその一組の斜面は上端が用紙の送出方
向に変位するように用紙の送出方向に対する垂直面から
傾斜しその一組のプラスチックシートの下辺は前記用紙
分離部のその斜面の下側に固定され上辺は自由端となっ
ていることを特徴とする。
【0008】用紙の厚さ(腰の強さ)に応じて用紙分離
部回転させて斜面及びプラスチックを切り変えることに
よって、一台の給紙装置で種々の用紙を一枚ずつ分離す
ることが出来る。
【0009】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態について
図面を参照して詳細に説明する。
【0010】図1は本発明の実施の形態のプリンタ給紙
装置の構成を表わす側面図である。
【0011】図中、1は用紙収容部であり、用紙トレイ
10の上面に用紙を積載している。4は給紙ローラで、
回転することにより用紙を前方(矢印方向)へ搬送させ
る。5は用紙分離部で、用紙収容部1の前側に用紙20
の一辺に平行に設けられた回転軸8を中心として回転可
能に取り付けられた断面がほぼ正方形の角棒を主要部分
とするもので、対向する稜に沿って面取り部分状の回転
軸8に平行な斜面5−a,5−bが設けられ、これら斜
面5−a,5−bのそれぞれに剛性の異なるプラスチッ
クシート6、7が取り付けられている。また切り変え手
段9を操作して用紙分離部5を回転軸8を中心に180
度回転させることが出来る。
【0012】図2は図1に対し180度回転した状態を
示す図である。図1では斜面5−aが用紙収容部1から
給紙された用紙20−aの先端が衝突するように位置
し、図2では斜面5−bが用紙収容部1から給紙された
用紙20−aの先端が衝突するように位置する。斜面5
−aが図1のように位置する状態で説明すると、プラス
チックシート6の下辺が用紙分離部5の斜面5−aの下
側の面に固定されプラスチックシート6の上辺は自由端
となっている。プラスチックシート7も同様にプラスチ
ックシート6とは回転軸8を中心として点対称に取り付
けられている。
【0013】図1において、給紙ローラ4は積載された
用紙(薄紙から普通紙まで)20の最上部の用紙20−
aに当接し、用紙20−aを前方(矢印40の方向)に
搬送する。用紙20−aは移動し、前方の分離手段5の
角度のきつい斜面5−aの剛性の低いプラスチックシー
ト6を押す。プラスチックシート6は角度のきつい斜面
5−aに当接して止まる。最上部の用紙20−a以外の
用紙20は、紙同士の摩擦力のみで前方に押されるが、
プラスチックシート6に当接して停止する。さらに給紙
ローラ4が回転して最上部の用紙20−aを搬送しよう
とすると、その搬送力は、剛性の低いプラスチックシー
ト6の反力を上回り用紙20−aが1枚のみ分離搬送さ
れる。
【0014】用紙が厚い場合は図2のように図1の状態
よりあらかじめ、切り変え手段9により用紙分離部5を
180度回転させておく。基本的に動作は図1に示す薄
紙の場合と同様であるが、剛性の高いプラスチックシー
ト7と角度の緩やかな斜面5−bを用いることにより、
プラスチックシート7の反力が大きくなり最上の用紙2
0−aの1枚のみを分離し搬送することができる。
【0015】なお、用紙分離部に斜面及びプラスチック
シートを2箇所のみに設けるだけでなく、各稜に設けて
全体で4箇所に設けそれぞれの箇所の斜面の角度及びプ
ラスチックシートの剛性が異なるようにしてもよい。さ
らに用紙分離部の断面を正三角形、正五角形などの多角
形などにして用紙分離部に複数組の斜面及びプラスチッ
クシートを設けることもできる。
【0016】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明のプリ
ンタ給紙装置によれば、用紙分離部を回転させて用紙の
厚さ等応じた最適な斜面及びプラスチックシートに切り
変える構成としたので、用紙の厚さや材質に左右されず
に用紙の分離給送を行うことが出来る。これにより、薄
紙からはがき、封筒等の厚紙まで種々の用紙分離が一台
の給紙装置でしかも用紙分離部を取り外し取り付けして
交換することなく可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態のプリンタ給紙装置の構成
を表わす側面図である。
【図2】図1のプリンタ給紙装置において厚い用紙を給
紙するために用紙分離部5を180度回転させた状態の
側面図である。
【図3】従来のプリンタ給紙装置の側面図である。
【符号の説明】
1 用紙収容部 4 給紙ローラ 5 用紙分離部 6 プラスチックシート 7 プラスチックシート 9 切り変え手段 10 用紙トレイ 11 摩擦板 12 ガイド 13〜15 用紙分離部 20 用紙

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数枚の用紙を積み重ねて収容する用紙
    収容部と、前記用紙収容部に積載されている用紙の最上
    部のものを送り出す給紙ローラと、前記用紙収容部の前
    側に前記用紙の前辺に平行な回転軸に軸支された用紙分
    離部と、この用紙分離部の外周に設けられた複数組の前
    記回転軸に平行な斜面及びプラスックシートとを備え、
    前記用紙分離部を前記回転軸を中心として回転させて前
    記斜面及びプラスチックの一組を前記用紙収容部から前
    記給紙ローラにより送り出されてくる用紙の先端が衝突
    するように位置させたときにその一組の斜面は上端が用
    紙の送出方向に変位するように用紙の送出方向に対する
    垂直面から傾斜しその一組のプラスチックシートの下辺
    は前記用紙分離部のその斜面の下側に固定され上辺は自
    由端となっていることを特徴とするプリンタ給紙装置。
  2. 【請求項2】 用紙分離部は主要部がほぼ正方形断面の
    角棒でこの角棒の対向する稜の各々に斜面及びプラスッ
    クシートが一組ずつ設けられた請求項1記載のプリンタ
    給紙装置。
JP15806396A 1996-06-19 1996-06-19 プリンタ給紙装置 Expired - Lifetime JP2752956B2 (ja)

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JPH107280A true JPH107280A (ja) 1998-01-13
JP2752956B2 JP2752956B2 (ja) 1998-05-18

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Effective date: 19980127