JPH1072289A - ダイヤモンドライクカーボン薄膜形成装置 - Google Patents

ダイヤモンドライクカーボン薄膜形成装置

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JPH1072289A
JPH1072289A JP23054996A JP23054996A JPH1072289A JP H1072289 A JPH1072289 A JP H1072289A JP 23054996 A JP23054996 A JP 23054996A JP 23054996 A JP23054996 A JP 23054996A JP H1072289 A JPH1072289 A JP H1072289A
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JP
Japan
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thin film
substrate
thermoelectron
diamond
film forming
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Application number
JP23054996A
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English (en)
Inventor
Naoyuki Kajita
直幸 梶田
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ダイヤモンドライクカーボン(DLC)薄膜
形成時のチャージアップを抑制して、平坦性のよいDL
C薄膜を得る。 【解決手段】 真空槽1中でガスイオン源10に対向し
て、薄膜を形成する基材3を配置し、基材3の近傍に中
和機構10を設ける。中和機構10は、第2の熱電子放
出手段21、およびこれと基材3との間に設けられた第
2の熱電子引出し電極22を備え、両者間には第1のバ
イアス電源40により電圧が印加され、第2の熱電子引
出し電極22が正にバイアスされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ダイヤモンドラ
イクカーボン薄膜を形成する装置に関するものであり、
特にガスイオン源を用いたダイヤモンドライクカーボン
薄膜形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、金型、工具、摺動部材、光・
磁気ディスク装置の記録媒体などの表面を保護するハー
ドコーティング膜として、ダイヤモンドライクカーボン
(DLC)薄膜の利用が図られている。図8は、例えば
特開昭63−185893号公報に示された従来のマイ
クロ波プラズマを用いたDLC薄膜形成装置の断面図で
ある。図において、1は内部を真空に保つ真空槽、10
1は真空槽1内で基材3を保持する基材ホルダー、6は
基材ホルダーに設けられて基材3を加熱するヒーター、
103、104は真空槽1内へ反応ガスを導入するため
の反応ガス導入口、102は真空槽1内へマイクロ波を
印加するための導波管、105は真空槽1内に磁界を生
じさせる電磁石である。
【0003】次に動作について説明する。真空槽1内で
基材ホルダー101に基材3を保持させる。次いで、ヒ
ーター6により基材3を300〜900℃に加熱すると
ともに、真空槽1内の真空度を10-3〜10-5Torr
に保持する。続いて反応ガス導入口103および104
からCH4、C22などの反応ガスを真空槽1内に供給
し、電磁石105により真空槽1内に磁場を印加すると
ともに、導波管102から出力300〜600Wのマイ
クロ波を印加して真空槽1内にマイクロ波プラズマを発
生させ、励起炭素が基材3上に到達することにより、基
材3上にDLC薄膜を形成する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のD
LC薄膜形成装置は、絶縁物であるDLC薄膜の形成中
にチャージアップによる放電のために、表面の荒れが発
生するという問題があった。本発明は上記のような問題
点を解決するためになされたもので、DLC薄膜のチャ
ージアップを抑制して、平坦性のよいDLC薄膜を形成
できるDLC薄膜形成装置を得ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明に係るDLC薄
膜形成装置においては、基材の近傍に設けられて基材に
電子を供給する中和機構を備えたものである。さらに、
中和機構は、熱電子を放出する熱電子放出手段と、基材
と熱電子放出手段との間に設けられて、熱放出手段に対
して正のバイアス電圧が印加される熱電子引出し電極と
を備えたものである。
【0006】また、中和機構は、基材に対して負のバイ
アス電圧が印加される熱電子放出手段を備えたものであ
る。また、中和機構は、基材とガスイオン源との間に設
けられた熱電子放出手段を備えたものである。さらに、
基材を回転させる回転機構を備えたものである。
【0007】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1を示すダ
イヤモンドライクカーボン(DLC)薄膜形成装置の断
面図である。図において、1は内部を真空に保持する真
空槽、2は真空槽1内の排気を行う排気系、3は表面に
DLC薄膜が形成される例えば超硬合金のような基材、
4は真空槽1内で基材3をその蒸着面(薄膜形成面)を
下向きにして保持する基材ホルダーであり、基材3と同
電位になっている。5は後述の加速電極15に対して、
基材ホルダー4を経由して基材3にバイアス電圧を印加
するバイアス手段、6は基材ホルダー4に設けられて基
材3を加熱、冷却してその温度を調整する基材温度調整
機構、7は真空槽1と基材ホルダー4の間を電気的に絶
縁する絶縁セラミックである。
【0008】10は真空槽1内で基材3に対向してその
下方に設けられたガスイオン源、11は内部に反応ガス
が導入される反応ガス導入室であり、イオンなどを放出
でき、かつ流路抵抗を大きくして真空槽1との間に差圧
が与えられるように、基材3に向かってオリフィス(図
示せず)が設けられている。12は反応ガス導入室11
内に設けられて例えばタングステンワイヤで構成された
第1の熱電子放出手段、13は平行配置された細い金属
線で構成され、反応ガス導入室11内に設けられた第1
の熱電子引出し電極、14は反応ガス導入室11につな
がってその内部に反応ガスを導入する反応ガス導入管、
15は反応ガス導入室11の外側に設けられて基材3に
向けてイオンを加速する加速電極であり、反応ガス導入
室11、第1の熱電子放出手段12、第1の熱電子引出
し電極13、反応ガス導入管14および加速電極15で
ガスイオン源10を構成している。なおバイアス手段5
の一端、真空槽1、加速電極15は接地している。
【0009】20は基材3の近傍でその周囲に設けられ
て、基材3に電子を供給する中和機構、21はタングテ
ンフィラメント、タンタルフィラメントなどを用いた第
2の熱電子放出手段、22は細い金属線で構成され、基
材3と第2の熱電子放出手段21の間に設けられて、第
2の熱電子放出手段21から電子を引き出す第2の熱電
子引出し電極、23は第2の熱電子放出手段21の近傍
で基材3とは反対側に設けられた電界シールド、24は
第2の熱電子放出手段21、第2の熱電子引出し電極2
2、電界シールド23を支持、固定する固定ベースであ
り、第2の熱電子放出手段21、第2の熱電子引出し電
極22、電界シールド23、固定ベース24により中和
機構20を構成している。40は第2の熱電子放出手段
21に対して第2の熱電子引出し電極22に正のバイア
ス電圧を印加する第1のバイアス電源であり、第2の熱
電子放出手段21および電界シールド23は基材ホルダ
ー4と同電位になっている。
【0010】次に動作について説明する。まず、基材ホ
ルダー4に基材3を取付け、排気系2により真空槽1内
を1×10-6Torr程度の真空度に排気した後、基材
温度調整機構6により基材3の温度を300℃程度に調
整する。そして基材3の表面のクリーニング処理のため
に、イオンクリーニングに適したガス、例えばアルゴン
ガスを反応ガス導入管14から反応ガス導入室11へ導
入して、反応ガス導入室11内の真空度を1×10-2
1×10-1Torrにする。
【0011】そして第1の熱電子放出手段12を作動さ
せ、図示しない電源により、第1の熱電子放出手段に対
して第1の熱電子引出し電極13に+50〜800V程
度のバイアス電圧を印加する。また、ガスイオン源10
からイオンを引き出すために、加速電極15に対し、つ
まり接地電位に対して第1の熱電子放出手段12に+2
00〜500V程度の電圧を、図示しない電源により印
加しておく。
【0012】第1の熱電子放出手段12から放出された
電子は、第1の熱電子引出し電極13に向けて加速され
てイオンクリーニング用ガスをイオン化し、そのイオン
が基材3に向けて照射される。ガスはプラスにイオン化
されるので、このとき、バイアス手段5により基材3を
接地電位に対して−1〜−3kV程度でバイアスを調整
することにより、基材3へ照射するイオンの量およびエ
ネルギーを制御でき、クリーニング処理を効果的に行う
ことができる。以上の処理により、基材3表面の水分、
油脂成分、表面酸化物などの不純物を除去することがで
き、基材3とDLC薄膜の密着性が向上する。
【0013】次に、ガスイオン源10へのイオンクリー
ニング用ガスの供給を停止して、基材3表面のクリーニ
ング処理を終了するとともに、基材温度調整機構6によ
り、基材3の温度を、後述の理由から100〜250℃
に調整する。ここでは200℃にした。そしてバイアス
手段5により接地電位に対して基材3にバイアス電圧を
与える。その電圧は直流あるいは時間的に変化する負電
圧、または正と負に交番する電圧とし、電圧値は数kV
以内、周波数は数十Hz〜数十kHzとする。この電圧
を制御することにより、イオンに与えるエネルギーを調
整でき、薄膜の付着強度および硬度を制御することがで
きる。
【0014】続いて、炭素(C)を含む炭化水素系のガ
スを反応ガス導入室11へ導入し、反応ガス導入室11
内の真空度を1×10-2〜1×10-1Torrにする。
このとき導入する反応ガスとしては、例えばベンゼンガ
スを用いる。そして第1の熱電子放出手段12を作動さ
せ、第1の熱電子放出手段12に対して第1の熱電子引
出し電極13に+50〜800Vのバイアス電圧を印加
する。第1の熱電子放出手段12には接地電位に対して
+200〜500Vのバイアス電圧を印加する。第1の
熱電子放出手段12から放出された電子は第1の熱電子
引出し電極13に向けて加速され、放電もしくは電子の
照射により上記炭化水素系のガスを励起解離、およびイ
オン化し、解離された炭素と炭素イオン、および解離さ
れた水素と水素イオンが基材3に向けて照射され、基材
3上にDLC薄膜を形成する。イオンは正電荷を持って
いるので、加速電極15によりガスイオン源10から加
速して引き出されるとともに基材3の負のバイアス電圧
を制御することにより、イオンに与えるエネルギーを調
整できる。
【0015】ところで、DLCは絶縁物であるので、成
膜中に正電荷がDLC薄膜上に蓄積されるチャージアッ
プ現象が発生する。電荷がたまると放電が生じて膜が荒
らされ、膜の平坦性が悪くなる。これを抑制するために
中和機構20により、以下のように基材3に電子を供給
する。第2の熱電子放出手段21に電力を供給して20
00℃程度に加熱し、第1のバイアス電源40により第
2の熱電子引出し電極22の電位を、第2の熱電子放出
手段21に対して正方向に50〜800Vバイアスす
る。
【0016】これにより、第2の熱電子放出手段21か
ら0.1〜3A程度の熱電子が第2の熱電子引出し電極
22に向けて照射され、これを通り抜けて基材3に供給
される。ここで、電界シールド23の電位を第2の熱電
子放出手段21と同電位にしたので、電子を基材3方向
に効率良く照射することができる。さらに、第2の熱電
子放出手段21を基材ホルダー4と同電位にしたので、
基材ホルダー4に時間的に変動するバイアス電圧が印加
されても、それに関係なく基材3に電子を供給すること
ができる。また、第2の熱電子引出し電極22により熱
電子を引き出すので、中和機構20の制御において基材
3の形状等の影響を受けにくく、また、第1のバイアス
電源40の電圧を制御することにより、基材3へ供給す
る電子の量を制御でき、中和の度合いを調整できる。以
上のように、中和機構が比較的に単純な構造で実現でき
る。
【0017】図2は図1のDLC薄膜形成装置により薄
膜を形成するときの、基材3の温度をパラメータとした
場合のDLC薄膜のラマン分析結果を示す。基材3の温
度が250℃ではDLCの典型的なスペクトルを示すの
に対して、基材3の温度を300℃あるいは400℃と
した場合にはグラファイトのスペクトルとなっている。
このため基材3の温度は250℃以下にすべきである
が、一方、別の理由から温度を低くしすぎるのは好まし
くない。すなわち、100℃より低いと基材3に対する
DLC薄膜の付着力が弱くなる。したがって、基材温度
調整機構6を用いて、成膜中の基材3の温度を100℃
から250℃に制御する。なお、上記温度範囲が、図8
で示した従来装置の温度範囲と異なるのは、装置のタイ
プが相違するためである。
【0018】実施の形態2.図3は、この発明の実施の
形態2を示すDLC薄膜形成装置の断面図である。図に
おいて、100は基材ホルダー4を回転させる回転機構
である。基材ホルダー4は真空槽1内の下部に設けられ
るとともに、複数のガスイオン源10が真空槽1内の上
部に設けられている。その他については図1の場合と同
様であるので説明を省略する。回転機構100で基材ホ
ルダー4を回転させることにより基材3が回転するの
で、基材3への電子供給の均一性が向上する。なお、基
材ホルダー4を固定し、中和機構20を回転させるよう
にしても、基材3が中和機構20に対して相対的に回転
するので、同様の効果がある。
【0019】実施の形態3.図4は、この発明の実施の
形態3を示すDLC薄膜形成装置の断面図である。図に
おいて、30は第2の熱電子放出手段21および電界シ
ールド23の電位を、基材ホルダー4に対して負方向に
バイアスする第2のバイアス電源であり、また、中和機
構20は第2の熱電子放出手段21、電界シールド2
3、固定ベース24で構成されている。その他について
は図1の場合と同様であるので説明を省略する。第2の
熱電子放出手段21の電位が、基材3に対して負方向に
バイアスされているので、第2の熱電子放出手段21か
ら熱電子が基材3へ供給され、図1の場合と同様の効果
がある。第2のバイアス電源30の電圧を制御すること
により、基材3へ供給する電子の量を調整できる。
【0020】実施の形態4.図5は、この発明の実施の
形態4を示すDLC薄膜形成装置の断面図である。第2
の熱電子放出手段21は基材3とガスイオン源10の間
で基材3の近傍に設けられ、中和機構20は第2の熱電
子放出手段21、電界シールド23および固定ベース2
4で構成されている。第2の熱電子放出手段21および
電界シールド23は基材ホルダー4と同電位になってい
る。その他については図3の場合と同様であるので説明
を省略する。この実施の形態では、第2の熱電子放出手
段21を基材3とガスイオン源10の間に配置したの
で、効率よく電子を基材3に供給できる。
【0021】図6は図5のDLC薄膜形成装置に、第2
のバイアス電源30を設けて、第2の熱電子放出手段2
1および電界シールド23の電位を、基材ホルダー4に
対して負方向にバイアスしたものである。これにより、
さらに効率よく電子を供給できる。また、図7に示すよ
うに、基材3と第2の熱電子放出手段21の間に第2の
熱電子引出し電極22を設けるとともに、第1のバイア
ス電源40を設けて、第2の熱電子引出し電極22の電
位を、第2の熱電子放出手段21に対して正方向にバイ
アスしたものである。これにより同様に効率よく電子を
供給できる。
【0022】
【発明の効果】この発明に係るDLC薄膜形成装置は、
基材の近傍で基材に電子を供給する中和機構を備えたの
で、成膜時のチャージアップを抑制し、平坦性のよいD
LC薄膜が得られる。さらに熱電子放出手段と、熱電子
放出手段と基材との間に設けられて、熱電子放出手段に
対して正のバイアス電圧が印加される熱電子引出し電極
とを備えることにより、バイアス電圧を制御して、基材
への電子の供給量を調整できる。
【0023】また、基材に対して負のバイアス電圧が印
加される熱電子放出手段を備えることにより、同様の効
果を奏する。また、熱電子放出手段を、基材とガスイオ
ン源との間に設けることにより、効率よく電子を基材に
供給できる。さらに、基材を回転させる回転機構を備え
ることにより、基材への電子供給の均一性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1を示すDLC薄膜形
成装置の断面図である。
【図2】 図1のDLC薄膜形成装置で形成された薄膜
の成膜温度依存性を示すラマンスペクトル図である。
【図3】 この発明の実施の形態2を示すDLC薄膜形
成装置の断面図である。
【図4】 この発明の実施の形態3を示すDLC薄膜形
成装置の断面図である。
【図5】 この発明の実施の形態4を示すDLC薄膜形
成装置の断面図である。
【図6】 この発明の実施の形態4を示す別のDLC薄
膜形成装置の断面図である。
【図7】 この発明の実施の形態4を示すさらに別のD
LC薄膜形成装置の断面図である。
【図8】 従来のDLC薄膜形成装置の断面図である。
【符号の説明】
1 真空槽、3 基材、10 ガスイオン源、20 中
和機構、21 第2の熱電子放出手段、22 第2の熱
電子引出し電極、30 第2のバイアス電源、40 第
1のバイアス電源、100 回転機構。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基材にダイヤモンドライクカーボン薄膜
    を形成する薄膜形成装置において、内部を所定の真空度
    に保持して上記基材を収容する真空槽と、上記基材に対
    向して設けられて解離された炭素と炭素イオン、および
    解離された水素と水素イオンを発生させるガスイオン源
    と、上記基材の近傍に設けられて上記基材に電子を供給
    する中和機構とを備えたことを特徴とするダイヤモンド
    ライクカーボン薄膜形成装置。
  2. 【請求項2】 中和機構は、基材と同電位で熱電子を放
    出する熱電子放出手段と、上記基材と熱電子放出手段と
    の間に設けられて上記熱電子放出手段に対して正のバイ
    アス電圧が印加される熱電子引出し電極とを備えたこと
    を特徴とする請求項1記載のダイヤモンドライクカーボ
    ン薄膜形成装置。
  3. 【請求項3】 中和機構は、基材に対して負のバイアス
    電圧が印加され、熱電子を放出する熱電子放出手段を備
    えたことを特徴とする請求項1記載のダイヤモンドライ
    クカーボン薄膜形成装置。
  4. 【請求項4】 中和機構は、基材とガスイオン源との間
    に設けられ、熱電子を放出する熱電子放出手段を備えた
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記
    載のダイヤモンドライクカーボン薄膜形成装置。
  5. 【請求項5】 中和機構に対して基材を相対的に回転さ
    せる回転機構を備えたことを特徴とする請求項1から請
    求項4のいずれかに記載のダイヤモンドカーボン薄膜形
    成装置。
JP23054996A 1996-08-30 1996-08-30 ダイヤモンドライクカーボン薄膜形成装置 Pending JPH1072289A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000226658A (ja) * 1999-02-02 2000-08-15 Mitsubishi Chemicals Corp Cvd装置および磁気記録媒体の製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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