JPH1072100A - 給油装置 - Google Patents
給油装置Info
- Publication number
- JPH1072100A JPH1072100A JP24566496A JP24566496A JPH1072100A JP H1072100 A JPH1072100 A JP H1072100A JP 24566496 A JP24566496 A JP 24566496A JP 24566496 A JP24566496 A JP 24566496A JP H1072100 A JPH1072100 A JP H1072100A
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- Japan
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- vapor
- gas
- pipe
- oil supply
- pump
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 給油装置の所でベーパが処理でき、ベーパの
処理が確実で、未処理状態のベーパが大気中に放出され
る虞の少ない給油装置を提供する。 【解決手段】 給油系統10で給油される流量に比例し
た開度に弁が開かれる流量制御弁42と、ベーパを吸引
する吸引ポンプ44と、ベーパを圧縮する圧縮ポンプ4
6と、給油系統の流路に設けられた冷却室14内に配設
され、圧縮されたベーパを冷却する放熱管47と、流入
路が放熱管に接続され、分離液体流出路が給油系統のポ
ンプ13の流入管に接続された気液分離室48と、流入
路及び液体流出路が気液分離室に接続され、気体流出路
が圧縮ポンプに接続されたベーパ分離膜室52とより構
成されたベーパ処理装置を具備している。
処理が確実で、未処理状態のベーパが大気中に放出され
る虞の少ない給油装置を提供する。 【解決手段】 給油系統10で給油される流量に比例し
た開度に弁が開かれる流量制御弁42と、ベーパを吸引
する吸引ポンプ44と、ベーパを圧縮する圧縮ポンプ4
6と、給油系統の流路に設けられた冷却室14内に配設
され、圧縮されたベーパを冷却する放熱管47と、流入
路が放熱管に接続され、分離液体流出路が給油系統のポ
ンプ13の流入管に接続された気液分離室48と、流入
路及び液体流出路が気液分離室に接続され、気体流出路
が圧縮ポンプに接続されたベーパ分離膜室52とより構
成されたベーパ処理装置を具備している。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車の燃料タン
クへガソリンのような燃料油を供給する給油装置で、特
に給油系統とベーパリカバリ系統を有する給油装置の改
良に関するものである。
クへガソリンのような燃料油を供給する給油装置で、特
に給油系統とベーパリカバリ系統を有する給油装置の改
良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】給油系統とベーパリカバリ系統とを有す
る給油装置で、ベーパリカバリ系統のベーパ戻り管の途
中に流量制御弁を設け、給油系統の流量に応じて流量制
御弁の弁開度を制御するようにしたものを、本出願人は
特願平8ー82108号として提案している。このもの
は有効ではあるが、回収したベーパを貯油タンクへ戻す
ようにしているので、貯油タンクまでのベーパ戻り管が
必要となり設置費が嵩む不都合がある。また、回収した
ベーパをベーパ分離膜で分離し、分離された液体をポン
プの流入管に戻し、気体を大気へ放出するものを、本出
願人は特願平8ー82111号として提案している。こ
のものも有効ではあるが、回収したベーパを直接ベーパ
分離膜室へ導入しているので、処理能力を高めるために
ベーパ分離膜室が大きくなり、処理能力が低い場合には
処理しきれないベーパが大気中へ放出される不都合があ
る。
る給油装置で、ベーパリカバリ系統のベーパ戻り管の途
中に流量制御弁を設け、給油系統の流量に応じて流量制
御弁の弁開度を制御するようにしたものを、本出願人は
特願平8ー82108号として提案している。このもの
は有効ではあるが、回収したベーパを貯油タンクへ戻す
ようにしているので、貯油タンクまでのベーパ戻り管が
必要となり設置費が嵩む不都合がある。また、回収した
ベーパをベーパ分離膜で分離し、分離された液体をポン
プの流入管に戻し、気体を大気へ放出するものを、本出
願人は特願平8ー82111号として提案している。こ
のものも有効ではあるが、回収したベーパを直接ベーパ
分離膜室へ導入しているので、処理能力を高めるために
ベーパ分離膜室が大きくなり、処理能力が低い場合には
処理しきれないベーパが大気中へ放出される不都合があ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、給油
装置の所でベーパが処理でき、ベーパの処理が確実で、
未処理状態のベーパが大気中に放出される虞の少ない給
油装置を提供することである。
装置の所でベーパが処理でき、ベーパの処理が確実で、
未処理状態のベーパが大気中に放出される虞の少ない給
油装置を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、ポンプ及び流量計を介装した給油管の先
端に給油ホースを接続し、該給油ホースの先端に給油ノ
ズルを設けた給油系統と、前記給油ノズルに設けられた
ベーパコレクタにベーパホースを接続し、該ベーパホー
スをベーパ処理装置に接続したベーパリカバリ系統とよ
り構成された給油装置において、前記ベーパ処理装置
は、前記ベーパホースに接続された戻り管に設けられ、
前記給油系統で給油される流量に比例した開度に弁が開
かれる流量制御弁と、該流量制御弁を介してベーパを吸
引する吸引ポンプと、該吸引ポンプで吸引されたベーパ
を圧縮する圧縮ポンプと、前記給油系統の流路に設けら
れた冷却室内に配設され、圧縮されたベーパを冷却する
放熱管と、流入路が放熱管に接続され、分離液体流出路
が給油系統のポンプの流入管に接続された気液分離室
と、流入路及び液体流出路が気液分離室に接続され、気
体流出路が前記圧縮ポンプに接続されたベーパ分離膜室
とを具備している。
に、本発明は、ポンプ及び流量計を介装した給油管の先
端に給油ホースを接続し、該給油ホースの先端に給油ノ
ズルを設けた給油系統と、前記給油ノズルに設けられた
ベーパコレクタにベーパホースを接続し、該ベーパホー
スをベーパ処理装置に接続したベーパリカバリ系統とよ
り構成された給油装置において、前記ベーパ処理装置
は、前記ベーパホースに接続された戻り管に設けられ、
前記給油系統で給油される流量に比例した開度に弁が開
かれる流量制御弁と、該流量制御弁を介してベーパを吸
引する吸引ポンプと、該吸引ポンプで吸引されたベーパ
を圧縮する圧縮ポンプと、前記給油系統の流路に設けら
れた冷却室内に配設され、圧縮されたベーパを冷却する
放熱管と、流入路が放熱管に接続され、分離液体流出路
が給油系統のポンプの流入管に接続された気液分離室
と、流入路及び液体流出路が気液分離室に接続され、気
体流出路が前記圧縮ポンプに接続されたベーパ分離膜室
とを具備している。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。図1に示すように、給油装置1のハウジング2内
には給油系統10とベーパリカバリ系統30とが組み込
まれている。
する。図1に示すように、給油装置1のハウジング2内
には給油系統10とベーパリカバリ系統30とが組み込
まれている。
【0006】給油系統10の給油管11は、図示しない
貯油タンクに接続され、給油管11の途中には、モータ
12により駆動されるポンプ13と、ベーパリカバリ系
統30の冷却室14と、流量パルス発信器15を設けた
流量計16とが介装され、給油管11には先端に給油ノ
ズル17を取り付けた給油ホース18が接続されてい
る。給油ノズル17を掛けるノズル掛け19には、給油
ノズル17の掛け外しに連動して開閉するノズルスイッ
チ20が設けられている。そして、ノズルスイッチ20
の開閉信号及び流量パルス発信器15の流量パルス信号
は給油制御装置21に入力され、給油制御装置21はノ
ズルスイッチ20から閉信号が入力したときにモータ1
2に駆動信号を出力し、流量パルス発信器15の流量パ
ルス信号を計数して給油量の表示信号を表示器22に出
力るようになっている。また、給油制御装置21は、ノ
ズルスイッチ20から閉信号が入力しているときの給油
中信号と流量パルス発信器15の流量信号とを、後述す
るベーパリカバリ制御装置56に出力する。
貯油タンクに接続され、給油管11の途中には、モータ
12により駆動されるポンプ13と、ベーパリカバリ系
統30の冷却室14と、流量パルス発信器15を設けた
流量計16とが介装され、給油管11には先端に給油ノ
ズル17を取り付けた給油ホース18が接続されてい
る。給油ノズル17を掛けるノズル掛け19には、給油
ノズル17の掛け外しに連動して開閉するノズルスイッ
チ20が設けられている。そして、ノズルスイッチ20
の開閉信号及び流量パルス発信器15の流量パルス信号
は給油制御装置21に入力され、給油制御装置21はノ
ズルスイッチ20から閉信号が入力したときにモータ1
2に駆動信号を出力し、流量パルス発信器15の流量パ
ルス信号を計数して給油量の表示信号を表示器22に出
力るようになっている。また、給油制御装置21は、ノ
ズルスイッチ20から閉信号が入力しているときの給油
中信号と流量パルス発信器15の流量信号とを、後述す
るベーパリカバリ制御装置56に出力する。
【0007】ベーパリカバリ系統30は、給油ノズル1
7に設けられたベーパコレクタ31と、このベーパコレ
クタ31に接続されたベーパホース32と、ベーパホー
ス32に接続されたベーパ処理装置40とで構成されて
いる。このベーパ処理装置40のベーパ戻り管41は、
ベーパホース32に接続され、ベーパ戻り管41の途中
には、流量制御弁42と、モータ43により駆動される
吸引ポンプ44と、モータ45で駆動される圧縮ポンプ
46とが介装されている。そして、ベーパ戻り管41は
冷却室14内に配設された放熱管47に接続され、この
放熱管47は気液分離室48内に開放されている。気液
分離室48の液層はフロート弁49で結脱される戻り管
50を介してポンプ13の上流側の給油管11に接続さ
れ、気層は流出管51を介してベーパ分離膜室52に接
続されている。ベーパ分離膜室52の液体流出管53は
気液分離室48に接続され、気体流出管54は圧縮ポン
プ46の上流側に接続されている。そしてこの気体流出
管54には圧力開放弁55が設けられている。
7に設けられたベーパコレクタ31と、このベーパコレ
クタ31に接続されたベーパホース32と、ベーパホー
ス32に接続されたベーパ処理装置40とで構成されて
いる。このベーパ処理装置40のベーパ戻り管41は、
ベーパホース32に接続され、ベーパ戻り管41の途中
には、流量制御弁42と、モータ43により駆動される
吸引ポンプ44と、モータ45で駆動される圧縮ポンプ
46とが介装されている。そして、ベーパ戻り管41は
冷却室14内に配設された放熱管47に接続され、この
放熱管47は気液分離室48内に開放されている。気液
分離室48の液層はフロート弁49で結脱される戻り管
50を介してポンプ13の上流側の給油管11に接続さ
れ、気層は流出管51を介してベーパ分離膜室52に接
続されている。ベーパ分離膜室52の液体流出管53は
気液分離室48に接続され、気体流出管54は圧縮ポン
プ46の上流側に接続されている。そしてこの気体流出
管54には圧力開放弁55が設けられている。
【0008】ベーパリカバリ制御装置56は、給油制御
装置21からの給油中信号を受けて吸引ポンプ44と圧
縮ポンプ46のモータ43、45に駆動信号を出力し、
流量信号を受けてこの流量に比例した弁開度になるよう
に流量制御弁42に弁開信号を出力する。
装置21からの給油中信号を受けて吸引ポンプ44と圧
縮ポンプ46のモータ43、45に駆動信号を出力し、
流量信号を受けてこの流量に比例した弁開度になるよう
に流量制御弁42に弁開信号を出力する。
【0009】次に動作を説明する。給油ノズル17がノ
ズル掛け19から外され、ノズルスイッチ20からの閉
信号が給油制御装置21に入力すると、給油制御装置2
1は表示器22に表示されていた前回の給油量を帰零
し、モータ12へ駆動信号を出力してモータ12が回動
し、ポンプ13が駆動される。同時にベーパリカバリ制
御装置56へ給油中信号を出力し、給油中信号を受けた
ベーパリカバリ制御装置56はモータ43、45へ駆動
信号を出力し、吸引ポンプ44と圧縮ポンプ46は駆動
される。
ズル掛け19から外され、ノズルスイッチ20からの閉
信号が給油制御装置21に入力すると、給油制御装置2
1は表示器22に表示されていた前回の給油量を帰零
し、モータ12へ駆動信号を出力してモータ12が回動
し、ポンプ13が駆動される。同時にベーパリカバリ制
御装置56へ給油中信号を出力し、給油中信号を受けた
ベーパリカバリ制御装置56はモータ43、45へ駆動
信号を出力し、吸引ポンプ44と圧縮ポンプ46は駆動
される。
【0010】給油ノズル17を自動車の給油口へ挿入し
て給油ノズル17の弁を開くと、ポンプ13で圧送され
た油は冷却室14、流量計16、給油ホース18を介し
て給油ノズル17より吐出される。そして、流量計16
の流量パルス発信器15から発信される流量パルスは、
給油制御装置21で給油量に演算されて表示器22に表
示され、さらにベーパリカバリ制御装置56へ出力され
る。給油制御装置21から流量信号を受けたベーパリカ
バリ制御装置56は、この流量信号に比例した弁開度に
なるように流量制御弁42に弁開信号を出力し、流量制
御弁42は開弁する。
て給油ノズル17の弁を開くと、ポンプ13で圧送され
た油は冷却室14、流量計16、給油ホース18を介し
て給油ノズル17より吐出される。そして、流量計16
の流量パルス発信器15から発信される流量パルスは、
給油制御装置21で給油量に演算されて表示器22に表
示され、さらにベーパリカバリ制御装置56へ出力され
る。給油制御装置21から流量信号を受けたベーパリカ
バリ制御装置56は、この流量信号に比例した弁開度に
なるように流量制御弁42に弁開信号を出力し、流量制
御弁42は開弁する。
【0011】給油に伴って給油口から放出されるベーパ
は、吸引ポンプ42で吸引され、給油ノズル17のベー
パコレクタ31、ベーパホース32、流量制御弁42及
び吸引ポンプ44を介して圧縮ポンプ46に至り、この
圧縮ポンプ46で加圧されて冷却室14内の放熱管47
へ送られる。放熱管47の周囲には貯油タンク内の冷た
い油が流れており、ベーパは冷やされて液化し、気液分
離室48内へ流れる。気液分離室48内に一定以上の油
が溜まるとフロート弁49が開き、戻り管50を介して
ポンプ13の上流側の給油管11へ戻される。液化でき
なかった気体は気液分離室48の流出管51よりベーパ
分離膜室52へ流れ、ベーパ分離膜室52で液化した油
は液体流出管53を介して気液分離室48へ流入し、液
化できなかった気体は気体流出管54を介して再び圧縮
ポンプ46で加圧され、再び液化処理が行われる。な
お、ベーパの回収によって気体流出管54内の圧力が高
くなると、圧力開放弁55が開き、圧力の異常上昇が防
止される。
は、吸引ポンプ42で吸引され、給油ノズル17のベー
パコレクタ31、ベーパホース32、流量制御弁42及
び吸引ポンプ44を介して圧縮ポンプ46に至り、この
圧縮ポンプ46で加圧されて冷却室14内の放熱管47
へ送られる。放熱管47の周囲には貯油タンク内の冷た
い油が流れており、ベーパは冷やされて液化し、気液分
離室48内へ流れる。気液分離室48内に一定以上の油
が溜まるとフロート弁49が開き、戻り管50を介して
ポンプ13の上流側の給油管11へ戻される。液化でき
なかった気体は気液分離室48の流出管51よりベーパ
分離膜室52へ流れ、ベーパ分離膜室52で液化した油
は液体流出管53を介して気液分離室48へ流入し、液
化できなかった気体は気体流出管54を介して再び圧縮
ポンプ46で加圧され、再び液化処理が行われる。な
お、ベーパの回収によって気体流出管54内の圧力が高
くなると、圧力開放弁55が開き、圧力の異常上昇が防
止される。
【0012】給油が終わって、給油ノズル17をノズル
掛け19に掛け、ノズルスイッチ20からの開信号が給
油制御装置21に入力すると、給油制御装置21はモー
タ12を停止し、ベーパリカバリ制御装置56は流量制
御弁42を閉じてモータ43、46を停止し、全ての給
油動作が終わる。
掛け19に掛け、ノズルスイッチ20からの開信号が給
油制御装置21に入力すると、給油制御装置21はモー
タ12を停止し、ベーパリカバリ制御装置56は流量制
御弁42を閉じてモータ43、46を停止し、全ての給
油動作が終わる。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、ポンプ及
び流量計を介装した給油管の先端に給油ホースを接続
し、該給油ホースの先端に給油ノズルを設けた給油系統
と、前記給油ノズルに設けられたベーパコレクタにベー
パホースを接続し、該ベーパホースをベーパ処理装置に
接続したベーパリカバリ系統とより構成された給油装置
において、前記ベーパ処理装置は、前記ベーパホースに
接続された戻り管に設けられ、前記給油系統で給油され
る流量に比例した開度に弁が開かれる流量制御弁と、該
流量制御弁を介してベーパを吸引する吸引ポンプと、該
吸引ポンプで吸引されたベーパを圧縮する圧縮ポンプ
と、前記給油系統の流路に設けられた冷却室内に配設さ
れ、圧縮されたベーパを冷却する放熱管と、流入路が放
熱管に接続され、分離液体流出路が給油系統のポンプの
流入管に接続された気液分離室と、流入路及び液体流出
路が気液分離室に接続され、気体流出路が前記圧縮ポン
プに接続されたベーパ分離膜室とを具備しているので、
給油装置の所でベーパが処理でき、ベーパの処理が確実
で、未処理状態のベーパが大気中に放出される虞の少な
いものである。
び流量計を介装した給油管の先端に給油ホースを接続
し、該給油ホースの先端に給油ノズルを設けた給油系統
と、前記給油ノズルに設けられたベーパコレクタにベー
パホースを接続し、該ベーパホースをベーパ処理装置に
接続したベーパリカバリ系統とより構成された給油装置
において、前記ベーパ処理装置は、前記ベーパホースに
接続された戻り管に設けられ、前記給油系統で給油され
る流量に比例した開度に弁が開かれる流量制御弁と、該
流量制御弁を介してベーパを吸引する吸引ポンプと、該
吸引ポンプで吸引されたベーパを圧縮する圧縮ポンプ
と、前記給油系統の流路に設けられた冷却室内に配設さ
れ、圧縮されたベーパを冷却する放熱管と、流入路が放
熱管に接続され、分離液体流出路が給油系統のポンプの
流入管に接続された気液分離室と、流入路及び液体流出
路が気液分離室に接続され、気体流出路が前記圧縮ポン
プに接続されたベーパ分離膜室とを具備しているので、
給油装置の所でベーパが処理でき、ベーパの処理が確実
で、未処理状態のベーパが大気中に放出される虞の少な
いものである。
【図1】本発明の給油装置の全体図である。
1 給油装置 2 ハウジング 10 給油系統 11 給油管 12 モータ 13 ポンプ 14 冷却室 15 流量パルス発信器 16 流量計 17 給油ノズル 18 給油ホース 19 ノズル掛け 20 ノズルスイッチ 21 給油制御装置 22 表示器 30 ベーパリカバリー系統 31 ベーパコレクタ 32 ベーパホース 40 ベーパ処理装置 41 ベーパ戻り管 42 流量制御弁 43、45 モータ 44 吸引ポンプ 46 圧縮ポンプ 47 放熱管 48 気液分離室 49 フロート弁 50 戻り管 51 流出管 52 ベーパ分離膜室 53 液体流出管 54 気体流出管 55 圧力開放弁 56 ベーパリカバリ制御装置
Claims (1)
- 【請求項1】 ポンプ及び流量計を介装した給油管の先
端に給油ホースを接続し、該給油ホースの先端に給油ノ
ズルを設けた給油系統と、前記給油ノズルに設けられた
ベーパコレクタにベーパホースを接続し、該ベーパホー
スをベーパ処理装置に接続したベーパリカバリ系統とよ
り構成された給油装置において、 前記ベーパ処理装置は、前記ベーパホースに接続された
戻り管に設けられ、前記給油系統で給油される流量に比
例した開度に弁が開かれる流量制御弁と、該流量制御弁
を介してベーパを吸引する吸引ポンプと、該吸引ポンプ
で吸引されたベーパを圧縮する圧縮ポンプと、前記給油
系統の流路に設けられた冷却室内に配設され、圧縮され
たベーパを冷却する放熱管と、流入路が放熱管に接続さ
れ、分離液体流出路が給油系統のポンプの流入管に接続
された気液分離室と、流入路及び液体流出路が気液分離
室に接続され、気体流出路が前記圧縮ポンプに接続され
たベーパ分離膜室とを具備していることを特徴とする給
油装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24566496A JPH1072100A (ja) | 1996-08-28 | 1996-08-28 | 給油装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24566496A JPH1072100A (ja) | 1996-08-28 | 1996-08-28 | 給油装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1072100A true JPH1072100A (ja) | 1998-03-17 |
Family
ID=17136987
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24566496A Pending JPH1072100A (ja) | 1996-08-28 | 1996-08-28 | 給油装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1072100A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005177563A (ja) * | 2003-12-17 | 2005-07-07 | Mitsubishi Electric Corp | ガソリンベーパ回収装置 |
KR100797147B1 (ko) | 2006-12-27 | 2008-01-24 | 주식회사 유라코퍼레이션 | 증발가스 회수 주입형 주유기 |
US7958652B2 (en) * | 2005-01-07 | 2011-06-14 | Bissell Homecare Inc. | Extraction cleaning with plenum and air outlets facilitating air flow drying |
JP2014019474A (ja) * | 2012-07-19 | 2014-02-03 | Tatsuno Corp | 給油装置 |
CN106744633A (zh) * | 2017-01-23 | 2017-05-31 | 山东宏达科技集团有限公司 | 一种防燃爆油气回收*** |
JP2018167877A (ja) * | 2017-03-30 | 2018-11-01 | 日立オートモティブシステムズメジャメント株式会社 | 液体燃料供給装置 |
JP2020050378A (ja) * | 2018-09-26 | 2020-04-02 | トキコシステムソリューションズ株式会社 | 液体燃料供給装置 |
-
1996
- 1996-08-28 JP JP24566496A patent/JPH1072100A/ja active Pending
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