JPH1071998A - すくい部を形成する扉付きターボジェットエンジンの推力逆転装置 - Google Patents

すくい部を形成する扉付きターボジェットエンジンの推力逆転装置

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JPH1071998A
JPH1071998A JP9204617A JP20461797A JPH1071998A JP H1071998 A JPH1071998 A JP H1071998A JP 9204617 A JP9204617 A JP 9204617A JP 20461797 A JP20461797 A JP 20461797A JP H1071998 A JPH1071998 A JP H1071998A
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JP
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door
reversing device
downstream
flux
thrust
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JP9204617A
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English (en)
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Patrick Gonidec
パトリツク・ゴニデツク
Guy Bernard Vauchel
ギ・ベルナール・ボシエル
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Safran Transmission Systems SAS
Original Assignee
Hispano Suiza SA
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Publication date
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    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02KJET-PROPULSION PLANTS
    • F02K1/00Plants characterised by the form or arrangement of the jet pipe or nozzle; Jet pipes or nozzles peculiar thereto
    • F02K1/54Nozzles having means for reversing jet thrust
    • F02K1/64Reversing fan flow
    • F02K1/70Reversing fan flow using thrust reverser flaps or doors mounted on the fan housing
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
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  • Wind Motors (AREA)
  • Control Of Turbines (AREA)
  • Superstructure Of Vehicle (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 安全性の増大、質量の低減又は逆噴射時の性
能改善を可能にするターボファンエンジンの推力逆転装
置を提供する。 【解決手段】 旋回扉(20)は、内側パネル(27)
と外側パネル(29)との間の上流の第1の開口部(3
6)と、下流縁と外側パネル(29)との間の下流側に
設けられた第2の開口部(32)との間でジェットノズ
ルを形成する内部空間(37)を有している。逆噴射位
置においては、偏流された流束の少なくとも一部が、す
くい部を形成する扉(20)の内部空間(37)を利用
し、直接噴射においては、第2の開口部(32)が、固
定構造に連動しているキャップ型エレメント(33)に
よって覆われ、内側パネル(27)に対して流束によっ
て加えられる応力が、扉(20)を閉鎖位置に保つ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ターボファンエン
ジンの推力逆転装置(逆スラスト装置)に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】ターボジェットエンジンは、ブロワの後
方にダクトを備えており、その目的は、低温である二次
流束を一定方向に導くことにあり、このダクトは、ブロ
ワの後方にあるいわゆるエンジン構造を取り囲む内壁
と、上流部分がブロワを取り囲んでいるエンジンケース
と連続している外壁とで構成されている。この外壁は、
たとえば混合流束または合流流束型ナセルの場合には、
高温である一次流束の噴射の後方において、二次流束及
び一次流束を同時にその下流部分に導くことができ、そ
うでない場合、つまり分離流束型と呼ばれるナセルの場
合には、外壁は二次流束のみを導く。
【0003】壁面はまた、エンジンの外側、すなわちブ
ロワを取り囲むケースの外側と上記のダクトの外壁の外
側とを流線形にすることができる。これは、推進装置の
抵抗を最小限に抑える目的をもっている。このことは特
に、航空機の外側にはめ込まれた推進装置について、と
りわけ、これらの推進装置が翼の下または胴体の後方に
連結されている場合にあてはまる。
【0004】ここでは、ナセルの外壁で構成されている
集合体を外側フードと呼ぶことにする。
【0005】添付の図面の図1は、ターボファンエンジ
ンに適用されるこのタイプの推力逆転装置の従来の実施
例を示している。
【0006】逆転装置は、可動部分2を形成し、直接噴
射運転時には、非作動位置において、外側フードの一部
を構成する扉(portes)7と、扉の上流においては上流
部分1によって、扉の下流においては下流部分3によっ
て、扉7の間では、外側フードの下流部分3を外側フー
ドの上流部分4につなぐ結合部分を介して、この外側フ
ードをつくりだす固定構造で構成されている。扉7は、
外側フードの周囲に取付けられ、これらの扉の両側に位
置する結合部分18上の側壁の中間ゾーンの中で旋回す
るように取付けられ、これらの側壁は上流及び下流壁面
とともに、扉7の外側部分9をつなぎ、ナセルの外壁の
一部を構成し、扉7の内側部分11では、ダクトの外壁
の一部を構成する壁面を構成している。
【0007】固定構造の上流部分1は、たとえばジャッ
キ8によって構成されている扉7の移動制御手段によっ
てサポートの役割を果たす前部フレーム6を備えてい
る。
【0008】作動位置においては、ピボットの下流に位
置する扉の部分が、多かれ少なかれダクトを全面的に塞
ぎ、扉の上流部分は、二次流束がダクトの軸に対して径
方向に導かれることができ、外側フードの中に通路をつ
くりだすことができるように、扉7が傾動する。扉7の
上流部分は、エンジンの運転を損なうことなくこの流束
を通すことができなければならない通路の寸法上の理由
から、外側フードの外部に突き出している。扉の旋回角
度は、流束を通すことができ、この流束の推力を抑え、
さらに上流に向かって偏流している流束の分力を発生さ
せることによって逆推力を発生し始めることができるよ
うに調整される。
【0009】扉7はまた、流束を上流に偏流させ、逆推
力の分力を得ることができるように、扉7が広げられた
ときには、扉の内面に対して、前方に向かって突き出し
ているつめ13をその上流部分に備えている。
【0010】従来の実施例は、たとえばFR 1 48
2 538またはFR−A−2 030 034に示さ
れている。
【0011】米国特許第3 605 411号に記され
ているような、扉が広げられていないときには、ダクト
の外壁の連続性を可能にしながらも、扉が広げられてい
るときには上流に向かってつめの突出部分をもつことが
できる装置も存在する。さらに、FR−A−2 618
853によって、エンジンの性能を最適化できるよう
に、直接噴射においてはつめが収納される装置も知られ
ている。
【0012】特定の用途においては、図1に表わされて
いるように、つめ13は、直接噴射であっても、その分
ダクトの中に突き出すことなく、扉7の内面11に対し
て突出している。この例においてはダクトは、空洞16
を備えており、それがエンジンの性能をわずかに損なう
が、逆転装置はきわめてシンプルである。
【0013】また、つめと偏流縁の組合わせによって、
FR−A−2 680 547に記されているように、
流束の噴射方向を最適化することができる。
【0014】さらに、ジャッキによってある位置から他
の位置へ扉を制御する方法はそれ自体よく知られている
が、たとえばFR 1 482 538に記されている
ように、その上流部分においては、外側フードの上流固
定構造に固定されており、その下流部分においては、上
流部分の中に位置する一点において扉に固定されている
ようなジャッキが、扉ごとに一つずつ存在している非常
にシンプルな方法にも注目することができる。
【0015】上記の推力逆転装置のタイプは、これら扉
の上流部分によって開放された通路における流束の通過
の航空力学的寸法に関する制約という理由から、ダクト
の圧力がこれらの扉が開こうとする作用を及ぼし、その
結果、これらの通路の総断面積は、扉の上流に位置する
平面におけるダクトの断面積より大きくなければならな
いという重大な欠点を有している。その原因は、流束の
偏流によって生じる負荷損失にあり、漏洩断面積(扉の
下流部分によって塞がれないダクトの下流部分)が適切
な逆推力を得ることができるように最小化される場合
に、このことがあてはまる。
【0016】上記の重大な欠点は、以下の二つの側面を
有している。
【0017】・ 扉が開こうとするのは、安全性の観点
から不都合である。扉が圧力の作用によって閉鎖されて
いる(広げられていない)状態を維持しようとする場合
には、装置はより安全なものとなり、また推力がまだ逆
転されていないような位置に扉があるときに、たとえ扉
が部分的に破損したとしても、圧力の作用によって扉を
再び閉鎖しようとする場合にも同様である(この点につ
いては後に再び触れる)。
【0018】・ 扉に対する圧力の作用は、逆転装置の
寸法決めの際に、固定構造の上流部分と扉への連結点の
間で、ジャッキの中を非常に大きな応力が移行すること
を計算に入れるべき特定の場合のようないくつかの例に
おいて知られている。その結果、構造、扉の制御及び鎖
錠システム、扉自体に大きな質量が必要となる。
【0019】さらに、米国特許第3.612.401号
は、その下流に連接され、その上流縁が環状流路の中で
旋回する流管外部パネルを提案している。この場合、単
体扉は存在せず、外部パネルは、内部パネルとは無関係
にナセルの外側に向かって動き、その結果、ナセルの前
方に向かって流束のガイドが行われる。
【0020】加えて、FR−A−2.121.563
が、逆噴射モードにおいて流束が循環する単体ジェット
ノズルを提案しているが、この場合、旋回のときに、ジ
ェットノズルの下流縁が、下流の揚げ板を開放すること
によって環状流路の中に入り込む。そのことによって、
直接噴射においてダクトに対して流束が作用を及ぼさな
くてすむ。このコンセプトにおいては、逆噴射の流量は
すべてジェットノズルを通して流れ、ジェットノズルの
一部は逆噴射においてナセルの外側からはみ出してしま
う。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、この
タイプの逆転装置の安全性を増大させるまたはその質量
を減少させる、もしくはその両方、あるいは逆噴射にお
ける性能を改善することができる手段を提案することに
ある。
【0022】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、この目
的は、上記タイプの旋回扉付き推力逆転装置であって、
少なくとも一つの扉が、固定構造によって支持され、そ
の下流に配置されている回転軸の周りを旋回し、扉の上
流縁は流束ダクトの中に入り込み、さらにこの扉が、内
側パネル及び外側パネル間の扉の上流縁に設けられた第
1の開口部と下流縁及び前記外側パネル間の下流側に設
けられた第2の開口部との間でジェットノズルを形成す
る内部空間を備えており、この第2の開口部は、直接噴
射位置においては、逆転装置の固定構造の下流部分に連
結されているキャップ型エレメントによって覆われてお
り、その結果、直接噴射位置において流束が前記内側パ
ネルに加える力が扉を閉鎖位置に保ち、次に扉が開放さ
れ始めると、扉の外側パネルの内側表面に対して流束に
よって加えられる力と協働する前記内側パネルに対して
流束によって加えられる力が、前記扉を自動的に再閉鎖
させることができ、逆噴射位置においては、偏向された
流束の少なくとも一部が、すくい部を形成する扉の内部
空間を通過し、前記扉が完全にナセルの外側のラインの
内側にとどまることを特徴とする逆転装置によって達成
される。
【0023】
【発明の実施の形態】添付の図面を参照して、以下に本
発明の実施形態を説明することで、発明の他の特性及び
利点を見てみよう。
【0024】図2及び図3に示されている本発明の実施
形態によれば、固定構造22の結合部分によって支持さ
れている回転軸21の周りに連接されているジェットノ
ズル型扉20は、ジェットノズル型扉20の上流部分2
4がエンジンの外側フード25の上流近くに来るよう
に、時計の針と反対方向に、機械式、油圧式または電気
式の駆動手段23によって操作される。ジャッキ23
は、ピボット点22に対する扉20上の連結点に応じ
て、引張式あるいは押圧式とすることができる。
【0025】直接噴射位置では、シール性がパッキン2
6によって確立されている。
【0026】ジェットノズル型扉20の内側パネル27
は、環状ダクト28の外部流管の一部を形成する。ジェ
ットノズル型扉の外側パネル29の一部は、外部ナセル
30の一部を形成する。
【0027】逆噴射位置においては、ジェットノズル型
扉20の上流部分は、流管28の中に来て、第1の開口
部36によって流束の一部を「すくい出す(ecope)」。
この流束の一部は、扉20の中に設けられたジェットノ
ズルを形成する内部空間37の中を、ジェットノズル扉
20の第2の開口部32まで導かれる。この開口部32
の長さと幅は、逆転効果の必要性を満たすように定めら
れ、望ましい流量を通過させることできるように内部空
間37が設けられる。
【0028】直接噴射においては、扉20の内側パネル
27の外側表面が、扉が自動的に閉鎖される状態を保つ
流束の圧力を受取る。
【0029】開放が始まり、流束の一部が扉20の内部
構造の中に流れ込むと、扉20は、特定の角度行程中に
自動的に再閉鎖されたままとなる。というのも、扉が固
定構造ともはやぴったり接触していない場合には、流束
の圧力が内側パネル27の内側に加えられ、扉20に開
放分力を与える。この分力は、ゼロになり、扉20の外
側パネル29の内側に加えられる流束の圧力に結び付け
られた内側パネル27の外側に加えられる流束の圧力に
よって逆転される。
【0030】扉20が自動的に再閉鎖されたままとなる
扉20の開放角度は、内側パネル27の外側の形状によ
って左右される。この内側パネル27は、その再閉鎖分
力がもはや、外側パネル29の内側の再閉鎖分力と結び
ついて、扉20の内側パネル27の内側に加えられる開
放分力を食い止めることができなくなるまで、内側パネ
ル27の上流縁24と外側フード25との間を通る流束
の圧力を受取る。
【0031】扉の閉鎖された構造と、外側パネル29の
内部表面の寸法と、扉20のピボット21に対するこの
表面の圧力の中心の位置決めが重要であることがわか
る。
【0032】また、逆噴射位置においては、ジェットノ
ズル扉20のいかなる部分も、ナセル30をはみ出さ
ず、このことは、ナセルが地面から非常に近い位置にあ
る場合あるいは幾何学的に翼または胴体のあまりに近く
に位置している場合に利点をもつことが指摘される。
【0033】逆噴射においては、流束の一部は、ジェッ
トノズル扉20の外側パネル29と構造1の偏流縁12
との間を通る。噴射方向は、ジェットノズル型扉20か
ら出る噴射の作用の下でナセルの前方に向かって再誘導
される。
【0034】直接噴射においては、ナセルの外側フード
30の一部で形成されているキャップ33は、ジェット
ノズル型扉20の開口部32を覆い流線形をつくる。こ
のキャップは、逆転流束上に多少現われる作用を可能に
するために逆噴射位置においてジェットノズル型扉20
の開口部32から多少はみ出すことができる。キャップ
33の型どりは、縁が互いに平行になるようにあるいは
変化可能とすることができる。このキャップは一つまた
は複数の部分でつくることができる。
【0035】このシステムは、特に気体層の最良の誘導
を行い、とりわけ不都合な広がりが起きた場合に、逆転
された流出によって航空機の制御可能性の擾乱を最小限
に抑えることが出来るように、同じようなサイズあるい
は異なるサイズの標準型逆転装置の扉に連結することが
できる。
【0036】すくい式扉は、さらに、互いに異なるサイ
ズ、幅、長さとすることもでき、互いに異なるピボット
位置をとることもできる。また開放角度が各扉ごとに異
なることも可能である。このことは、翼の流れにおいて
最良の誘導を行い、擾乱を最小限に抑えるためである。
【0037】図4から図6によると、固定構造1に連結
されている少なくとも一つのジャッキ23が、ジェット
ノズル型扉20を操作する。ジャッキを収納するため
に、空間14が扉の中に設けられる。ジャッキ23に連
結されたカウリング15によって、直接噴射において、
ナセル11の外側を滑らかにすることができる。
【0038】扉20はまた、側面によってジェットノズ
ル型扉20を駆動する一つまたは複数の結合部分の中に
設置されている一つまたは二つのジャッキによって操作
することができる。
【0039】図7及び図8は、ナセルの固定構造22の
下流部分の中に設置された一つまたは複数のジャッキ2
3によって行われたジェットノズル型扉20の操作の一
例を示している。扉20上のジャッキの連結位置に応じ
て、ジャッキは、前記扉の中に設けられた空間の中に収
納されることができる。
【0040】図9及び図10は、駆動システム、ここで
はジャッキ23をジェットノズル型扉20の内側パネル
27につなぐコンロッドベアリング16によって行われ
る駆動例を示している。
【0041】利点は、直接噴射位置において扉の安全性
が増大するという点である。この位置において、扉は、
不意の操作を禁止する機械的システムにおける支えの中
に存在する。
【0042】固定構造22は、もはやジャッキ、つまり
その結果生じる応力を支持せず、結局、固定構造の負担
を軽減することができる。
【0043】ジャッキは、エンジンの区画の中に与えら
れた方向に応じて引張式または押圧式とすることができ
る。
【0044】図11及び図12は、そのラインによっ
て、環状流路上流部分の中で、扉20の内側構造によっ
て逆噴射断面全体を受取ることができるジェットノズル
型扉20を示している。
【0045】図13及び図14は、扉20に連結されて
いるキャップ33の操作システム18を示している。操
作は一つまたは複数のコネクティングロッドによって行
われる。
【0046】キャップ33は、固定することもできる
し、固定構造22上に連接することもでき、さらに扉が
開放されるとナセルの外側に向かって回転することがで
きるジェットノズル型扉20の任意の点で連結されてい
る一つまたは複数のコネクティングロッド19によって
駆動することができる。しかし、技術者によって知られ
ている他の何らかのシステムも、キャップ33のピボッ
トの上流部分へのジェットノズル型扉20の下流の接触
による作用手段として適用することができる。キャップ
33は、そのピボットの下流におけるバネのシステムを
介して、最初の位置に戻ることができる。
【0047】この場合、キャップ33の内側部分は、内
部に幾何学的形状を有し、定められた気体層の誘導に役
立つように設置された偏向装置をもつこともできる。
【0048】前記ジェットノズル型扉20の設計の中で
注目される特性は、内壁のあらゆるラインを、流束の逆
転効果の中で求められている目的に応えることができる
ように「調整(修正)する(amenagees)」ことができる
点である。
【0049】図15によれば、開口部32は、完全に開
放し、格子を伴わないことも可能である。
【0050】図16によれば、開口部はこの図に表わさ
れているように、羽根格子34を備えることもできる。
【0051】格子はそれ自体よく知られた設計であり、
求められている航空力学的必要性に応えるために適合し
た形状及び方向をもっている。
【0052】望ましい気体層の誘導を得るために、格子
の方向は縦方向とすることができ、対角線上に、中実部
分を備えるか、あるいはこれらの組合わせの一つまたは
複数と結び付けることができる。
【0053】図17によれば、仕切り35は、ジェット
ノズル型扉20の内側に設置することができる。仕切り
35は、最良の平面層の誘導を行うために、数、方向、
配置、長さが定められている。
【0054】図20及び図21は、中央上流ジャッキ2
3によって扉を駆動する場合について、上流の固定構造
22までキャップ33を拡張する可能性を示している。
この拡張によって、図4及び図5に示されているよう
に、ジャッキ15のカウリングを使用しなくてすみ、外
側ナセルのラインに最良の連続性が確保される。
【0055】扉20の噴射開口部32の下流縁は、非直
線形または斜線形とするか、あるいは逆噴射において求
められる航空力学的性能に応じていかなるカッティング
も可能である。キャップ33の型どりは同一の切断面を
うけとることができる。
【0056】扉の噴射開口部32の下流縁または扉20
の下流構造自体、もしくはその両方は、非直線形または
斜線形とするか、あるいは逆噴射によって求められる航
空力学的性能に応じていかなるカッティングも可能であ
る。
【0057】特定の用途においては、ナセルのキャップ
型エレメント33の存在によって推力の逆転作動時に扉
20の出口における流束の噴射断面積が制限を受けるこ
とは、求められている性能を損なう恐れがある。図22
から図25に表わされている本発明の実施形態によっ
て、扉20の出口における流束の噴射断面積を増大させ
ることができるようにし、さらに図2から図21までを
参照して上述した本発明の実施形態の中ですでに列挙し
た利点をそのまま保ちながらも、これらの欠点を防ぐこ
とができる。
【0058】図22から図25に表わされている本発明
のこの実施形態によれば、固定構造22の結合部分18
によって支持されている回転軸21の周りに連接された
ジェットノズル型扉20は、一つまたは複数のコネクテ
ィングロッド41を介して可動後部構造40に接続され
ている。コネクティングロッドは、一方では、点42に
おいて、すくい式扉20に接続され、もう一方では、点
43において可動構造40に接続されている。
【0059】可動後部構造40は、固定構造22と可動
構造40との間のレール、またはたとえばナセルの結合
部分の中に設置されたジャッキ/ガイドシステム、もし
くはその両方のように、技術者にすでに知られている形
態に応じて、ナセルの下流に向かって矢印44にしたが
って並進するように動く。
【0060】全体の操作は、コネクティングロッド41
を介して可動構造40を駆動する扉20を介して、ある
いはまた、コネクティングロッド41を介して扉を回転
駆動する可動構造40を介して行うことができる。この
場合、駆動システムは、ナセルの結合部分の中にあるい
は固定構造22の他のどこかの場所に位置することがで
きる。
【0061】可動後部構造40及びすくい式扉20の駆
動は、前記のエレメント間で、独立して、同期的にある
いは非同期的に行うことができる。
【0062】本発明を適用することができる構造のタイ
プは、フルナセルまたは「O」ダクトタイプあるいは、
ハーフ構造でつくられたタイプやエンジンの周囲に最も
頻繁に使用されているような「D」ダクトタイプとする
ことができる。
【0063】可動構造40の移動の長さは、可動構造4
0のキャップ33によってジェットノズル型扉20の開
口部32を覆う長さに応じて変化する。流束の噴射断面
積がすくい式扉20を横断して大きくならなければなら
ないほど、可動構造のキャップも大きくなる。ここで関
連する運動学は、可動構造40の並進移動及びすくい式
扉20の回転操作の必要性に応えるものである。
【0064】後部構造40の一部を覆う可動キャップに
よってジェットノズル型扉20の開口部32のフードを
つくりだすことができる。後部構造40はこの場合固定
式であり、すくい式扉20は、図22及び図23に定め
られているのと同一の構造を保っている。
【0065】図26から図29は、このパラメータの他
の実施形態を示している。可動外側はめ環45は、ナセ
ルの外側ラインの一部をつくりだしている。はめ環は、
すくい式扉20の一部または全体及び固定後部構造40
の上流外側部分を覆っている。このはめ環45は、技術
者によって知られている何らかの駆動及びガイドシステ
ムによって矢印44にしたがって並進操作される。
【0066】はめ環45によるすくい式扉20の回転駆
動の例が図に表わされている。この例は、ガイドスロー
プ46で構成されているが、この場合、スロープは扉の
側方向部分に位置し、その形状は、図に示されている例
の定義についてと同様に、外側はめ環の移動が終了する
と扉20の操作を行うことができるか、あるいはまた、
他の何らかの定義をもつことができる。さらに一つまた
は複数のスロープを、すくい式扉20の構造の内側に取
付けることもできる。操作システム48の一つまたは複
数のサポート47は、外側はめ環45に連動しており、
はめ環45の操作をガイドスロープ46の操作と結び付
ける。ガイドスロープの操作は、選択されたガイドスロ
ープ46の形状によって要求される運動学にしたがって
固定ピボット点21の周囲を回転するようにすくい式扉
20を駆動する。
【0067】図に示されているように、すくい式扉の構
造は、外部構造29を有している。特定の用途において
は、外部構造29を排除することもでき、このとき扉の
通常の断面は「U」に類似する。このとき、逆転段階に
おける吸込み(井戸)の断面全体は障害物から解放され
ている。
【0068】たとえば、可動はめ環45とすくい式扉2
0との間で一つまたは複数のコンロッドベアリングシス
テムによる扉の駆動のように、技術者によって知られて
いる他の操作技術を適用することが可能であることはい
うまでもない。コネクティングロッドは、可動はめ環4
5の上流の内側に連結または連接されている。第2のコ
ネクティングロッドは、すくい式扉20の構造の内側あ
るいは側面部分に連結または連接されている。二つのコ
ネクティングロッドは集められ、互いに向かい合った点
において連接されている。はめ環の上流切断面は、長方
形であり、技術者の航空力学的必要性に応えることがで
きる特定の型どりとともにつくられる。
【0069】図30及び図31は、図16を参照して上
述したように、逆転流束の最良のガイドを可能にする羽
根を使用する可能性を示しているが、羽根50は、扉2
0の構造の上流から設置することができる。一枚または
複数の羽根50は、ナセルのラインの内側に含まれる。
逆転モードにおいては、羽根は、環状流路28の中を循
環する流束に直接ぶつかり、この流束を求められている
逆転流束の方向にしたがって方向づける。
【0070】数、サイズ、方向、場所、形状は、すくい
式扉によって、また羽根によって異なる場合もある。縦
方向における羽根は、同一の変化型パラメータにしたが
って連結することができる。
【0071】これらの羽根50は、すくい式扉20にお
いてと同様に、固定構造22上にも、たとえば結合部分
の側方向縁上あるいは固定構造22の他の何らかの場所
に設置することができる点に注目して欲しい。
【0072】図32及び図33は、可動はめ環45に連
動している航空力学的断面51を有する小翼の連結例を
示している。一つまたは複数の小翼51は、局所的なサ
ポートによって可動はめ環45の内側の上流に接続され
ている。それらはフルタイプでも部分的タイプであって
もよい。それらの場所及び他のパラメータは、流束の逆
転管理の航空力学的基準を満たすものである。それらは
また、すくい式扉20の内側曲線の連続性をつくりだす
こともできるし、その曲線からずれることもできる。さ
らに、図30と図31で定めた偏向羽根50に連結する
こともできる。
【0073】以上に挙げた本発明のあらゆる実施形態
は、固定構造22に連動しているピボット21付きすく
い式扉20のために適用される。すでに述べた同一のパ
ラメータが、可動後部構造40に連結されたピボット2
1付きすくい式扉20の逆転装置のコンセプトのために
適用することができる。図34と図35は、この定義に
したがった本発明の実施形態を示している。一つまたは
複数のコネクティングロッド52が、すくい式扉20
を、連接点53において、すくい式扉20の構造の内部
にまたは側面部分に接続し、連接点54においては固定
構造22に接続している。ナセルの下流に向かって操作
することによって、可動後部構造40は、その点54に
おいて固定構造22に連動しており、点53において前
記扉を駆動するコネクティングロッド52を介して、そ
のピボット点21の周りですくい式扉20を旋回させ
る。
【0074】上述したあらゆる実施例において、すくい
式扉20の内部27は、最良の気体層のガイドを行うこ
とができる適合した形状でつくることができる。それ
は、図33に示されているように一つまたは複数のスロ
ープ55によって補足することもできるし、技術者によ
って求められている航空力学的基準にしたがって流束を
一定の方向に導くことができる形状及びサイズの一枚ま
たは複数の方向付け仕切りを備えることもできる。
【0075】図22から図35までに示されている本発
明のあらゆる例は、求められている逆転性能を損なうこ
となく、ジェットノズルの断面を変化させることができ
る構造に関連づけることができる。図36から図38
は、このタイプのコンセプトに関連する本発明の代案を
示している。
【0076】図で提案されている例においては、逆転装
置は、下流では、扉20と可動下流構造40と固定下流
はめ環56とで構成されている。
【0077】可動下流構造40は、ナセルの外側ライン
の一部と外側流管28のラインの一部をつくりだす。そ
れはまた、固定下流はめ環56の外側構造の全部または
一部を覆っている。
【0078】固定下流はめ環56は、外側流管28のラ
インの一部をつくりだしている。
【0079】可動下流構造40の並進誘導は、固定下流
はめ環56に連結されているあるいはまた上流固定構造
22に直接組込むことができるスライダのような技術者
によってよく知られているタイプである。構造のシール
部分57は、固定下流はめ環56の内側上流によって支
持されている。
【0080】直接噴射モードにおいては、可動下流構造
40は、可動はめ環45の下流によって覆われているそ
の構造の上流部分58を有している。覆っている部分の
長さは、ジェットノズル断面の変化モードにおける可動
下流構造40の下流に向けての並進移動に応じて異な
る。
【0081】図37に示されているジェットノズル断面
の変化モードにおいては、可動下流構造40は、技術者
の必要性にもっともよく応えることができる制御システ
ムによって駆動される。可動下流構造40の操作の制御
は、はめ環45の駆動の制御から独立させることができ
る。それは、二重作用型の同一の操作制御をもつことが
できる。制御システムはまた、逆転装置の制御論理にそ
れ自体が結びついているシステムによってジェットノズ
ルの断面の変化段階を通らずに、流束28の直接逆転を
可能にすることができる。可動下流構造40の並進鎖錠
システムを、はめ環45の内側、固定下流はめ環56の
外側あるいは他の何らかの場所に設け、逆転装置の他の
何らかの構造に連結させることもできる。
【0082】図38は、噴射の逆転モードにおける逆転
装置の一般的構造の最終的位置を示している。この位置
において、はめ環45は、直接噴射モードよりも大規模
に可動下流構造40の上流を覆っている部分とともに示
されているが、この配置は、特に二つの構造の間に同時
操作の可能性が存在している場合には、変えることもで
きる。この覆い部分は、はめ環45の並進においてより
小さな操作が必要な場合にはもっと小さくすることもま
た可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】上記の説明の対象となっている従来タイプの閉
鎖位置にある旋回扉付きの推力逆転装置の連結されたタ
ーボジェットエンジンの回転軸を通る平面による概略的
縦断面半図である。
【図2】本発明の実施形態による直接噴射位置における
すくい式扉付き推力逆転装置の図1と同類の図である。
【図3】逆噴射モードにおける図2によって説明される
本発明の実施形態を表わす図である。
【図4】直接噴射における中央ジャッキによる扉の駆動
モードを表わす図である。
【図5】逆噴射位置における中央ジャッキによる扉の駆
動モードを表わす図である。
【図6】直接噴射における断面VI−VIを表わす図であ
る。
【図7】直接噴射モードにおける下流による扉の駆動モ
ードを表わす図である。
【図8】逆噴射モードにおける下流による扉の駆動モー
ドを表わす図である。
【図9】直接噴射モードにおけるコンロッドベアリング
システムによる扉の駆動モードを表わす図である。
【図10】逆噴射モードにおけるコンロッドベアリング
システムによる扉の駆動モードを表わす図である。
【図11】直接噴射モードにおける本発明の別の実施モ
ードを表わす図である。
【図12】逆噴射モードにおける本発明の別の実施モー
ドを表わす図である。
【図13】扉に結びついている可動キャップシステムを
表わす図である。
【図14】扉に結びついている可動キャップシステムを
表わす図である。
【図15】扉の実施例を表わす図である。
【図16】扉の実施例を表わす図である。
【図17】扉の実施例を表わす図である。
【図18】ハーフナセルの前方から見た斜視図である。
【図19】ハーフナセルの側面から見た斜視図である。
【図20】直接噴射モードにおける本発明の実施代案を
表わす図である。
【図21】逆噴射モードにおける本発明の実施代案を表
わす図である。
【図22】図1と同類の図において、本発明の別の実施
形態によって、直接噴射位置においてすくい式扉付の推
力逆転装置を表わす図である。
【図23】逆噴射モードにおいて図22にしたがって説
明される本発明の実施形態を表わす図である。
【図24】図22に表わされている推力逆転装置の前方
から見た斜視図である。
【図25】図23に表わされている推力逆転装置の前方
から見た斜視図である。
【図26】本発明の別の実施形態による直接噴射位置に
おけるすくい式扉付推力逆転装置の図1と同類の図であ
る。
【図27】逆噴射モードにおける図26によって説明さ
れる本発明の実施形態を表わす図である。
【図28】図26に表わされている推力逆転装置の前方
から見た斜視図である。
【図29】図27に表わされている推力逆転装置の前方
から見た斜視図である。
【図30】直接噴射モードにおける推力逆転装置に結び
ついた流束のガイド補助の例をあらわす図である。
【図31】逆噴射モードにおける推力逆転装置に結びつ
いた流束のガイド補助の例をあらわす図である。
【図32】直接噴射モードにおける推力逆転装置に結び
ついた流束のガイド補助の例をあらわす図である。
【図33】逆噴射モードにおける推力逆転装置に結びつ
いた流束のガイド補助の例をあらわす図である。
【図34】本発明の別の実施形態による、直接噴射位置
における、可動エレメントに連結されたすくい式扉付き
推力逆転装置の図1と同類の図である。
【図35】逆噴射モードにおける図34に関して説明し
た本発明の実施形態を表わす図である。
【図36】本発明の別の実施形態による、直接噴射位置
におけるすくい式扉付き推力逆転装置の図1と同類の図
である。
【図37】ジェットノズルの断面積の調整段階における
図36で説明される本発明の実施形態を表わす図であ
る。
【図38】噴射の逆転段階における図36で説明される
本発明の実施形態を表わす図である。
【符号の説明】
1 上流部分 14 空間 15 ジャッキ 18 結合部分 20 旋回扉 21 回転軸 23 駆動手段 25 外側フード 27 内側パネル 28 環状ダクト 29 外側パネル 32 第2の開口部 33 キャップ 34 羽根格子 35 仕切り 36 第1の開口部 37 内部空間 40 可動部構造 45 はめ環 46 ガイドスロープ 47 サポート 50 羽根 51 小翼 56 下流はめ環

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直接噴射運転時には閉鎖位置においてタ
    ーボジェットエンジンのブロワの後方における流束のダ
    クトの外壁の中に組み込まれると共に推力逆転運転時に
    は流束の偏流障害物を構成することができるように各々
    が移動の制御手段(23)の作用下で旋回することがで
    きる旋回扉(20)を備えたターボファンエンジンの推
    力逆転装置であって、少なくとも一つの扉(20)がそ
    の下流に配置されている回転軸(21)の周りを旋回
    し、扉の上流縁が流束のダクトの中に入り込み、内側パ
    ネル(27)及び外側パネル(29)間の扉の上流縁に
    設けられた第1の開口部(36)と下流縁及び前記外側
    パネル(29)間の下流側に設けられた第2の開口部
    (32)との間でジェットノズルを形成する内部空間
    (37)を有しており、第2の開口部(32)は、直接
    噴射位置においては、逆転装置の構造の下流部分に連動
    しているキャップ型エレメント(33)によって覆われ
    て、前記内側パネル(27)に対する流束の作用力が扉
    (20)を閉鎖位置に保ち、開放が始まると、扉の外側
    パネル(29)の内側表面に対する流束の作用力と協働
    する前記内側パネル(27)に対する流束の作用力が、
    前記扉(20)を自動的に再閉鎖させ、逆噴射位置にお
    いては、偏向された流束の少なくとも一部が、すくい部
    を形成する扉の内部空間(37)を通過し、前記扉(2
    0)は、ナセルの外側ラインの内側に完全にとどまるこ
    とを特徴とするターボファンエンジンの推力逆転装置。
  2. 【請求項2】 前記キャップ型エレメント(33)が逆
    転装置構造における固定下流部分に連動しており、扉
    (20)のピボットを形成する回転軸(21)が逆転装
    置の固定構造(1)によって支持されている請求項1に
    記載のターボファンエンジンの推力逆転装置。
  3. 【請求項3】 前記扉(20)に設けられた第2の開口
    部(32)が、性能を高めるあるいは逆転された流束の
    気体層の誘導に役立つ羽根格子(34)を備えている請
    求項2に記載のターボファンエンジンの推力逆転装置。
  4. 【請求項4】 前記扉の移動制御手段が、逆転装置の上
    流固定構造(1)に連接されるように固定されており、
    直接噴射位置においては、扉の径方向外側部分の中に設
    けられ、直接噴射におけるナセルの外側ラインとの連続
    性を確保するカウリング(15)を有する収納部(1
    4)の中に置かれている少なくとも一つのジャッキ(2
    3)で構成されている請求項2または3に記載のターボ
    ファンエンジンの推力逆転装置。
  5. 【請求項5】 前記扉の移動制御手段が、逆転装置の上
    流固定装置(22)に連接されるように固定されてお
    り、直接噴射位置においては、扉の径方向外側部分の中
    に設けられている収納部(14)の中に置かれている少
    なくとも一つのジャッキ(23)によって構成されてお
    り、逆転装置の固定構造の下流部分に連動している前記
    キャップ型エレメント(33)が、直接噴射において
    は、ナセルの外側ラインの連続性における前記収納部の
    カバーとなる請求項2または3に記載のターボファンエ
    ンジンの推力逆転装置。
  6. 【請求項6】 前記扉の移動制御手段が、逆転装置の固
    定構造の下流部分に連接されるように固定された少なく
    とも一つのジャッキ(23)で構成されている請求項2
    または3に記載のターボファンエンジンの推力逆転装
    置。
  7. 【請求項7】 前記扉の移動制御手段が、ターボジェッ
    トエンジンの一次フード(25)の内側に配置されてお
    り、前記一次フード(25)に連動するヒンジと扉(2
    0)の内側パネル(27)に連動するヒンジとを備えて
    いるコネクティングロッドの集合によって接続されてい
    る少なくとも一つのジャッキ(23)で構成されている
    請求項2または3に記載のターボファンエンジンの推力
    逆転装置。
  8. 【請求項8】 前記扉の上流縁に設けられている前記第
    1の開口部が、推力逆転位置において逆転された流束の
    全部を受取る請求項2または3に記載のターボファンエ
    ンジンの推力逆転装置。
  9. 【請求項9】 前記キャップ型エレメントは、前記キャ
    ップがナセルの外側ラインと連続して位置している直接
    噴射位置と前記キャップが逆転された流束の気体層の誘
    導に役立つ逆噴射位置との間の扉(20)の移動に結び
    ついた移動によって移動可能であり、キャップの上流縁
    がナセルのラインの外側に広げられる請求項1から8の
    いずれか一項に記載のターボファンエンジンの推力逆転
    装置。
  10. 【請求項10】 逆転された流束の気体層の最良の誘導
    を行うことができるように扉(20)の内部空間の中に
    複数の仕切り(35)が配置されている請求項1から9
    のいずれか一項に記載のターボファンエンジンの推力逆
    転装置。
  11. 【請求項11】 直接噴射において扉(20)の第2の
    開口部(32)を覆うキャップエレメント(33)が、
    推力逆転運転時に扉(20)の出口において流束の噴射
    断面積が大きくなるように下流に向かって並進移動でき
    る後部構造(40)に連動しており、扉(20)のピボ
    ットを形成する回転軸(21)が逆転装置の固定構造の
    結合部分(18)によって支持されている請求項1に記
    載のターボファンエンジンの推力逆転装置。
  12. 【請求項12】 扉(20)及び可動後部構造(40)
    がコネクティングロッド(41)によって接続されてい
    る請求項11に記載のターボファンエンジンの推力逆転
    装置。
  13. 【請求項13】 逆転装置の構造の下流部分(40)が
    固定されており、外側はめ環(45)が、直接噴射にお
    いてナセルの外側ラインの一部をつくりだし、扉(2
    0)の少なくとも一部及び固定下流構造(40)の上流
    部分を覆っており、前記外側はめ環(45)が、推力逆
    転運転時に流束の噴射断面を開放することができるよう
    に下流に向かって並進移動する請求項1に記載のターボ
    ファンエンジンの推力逆転装置。
  14. 【請求項14】 前記外側はめ環(45)に連動してい
    る少なくとも一つのサポート(47)が、扉(20)に
    配置されている少なくとも一つのガイドスロープ(4
    6)と協働する請求項13に記載のターボファンエンジ
    ンの推力逆転装置。
  15. 【請求項15】 偏向羽根(50)が扉(20)の上に
    設置されている請求項13または14に記載のターボフ
    ァンエンジンの推力逆転装置。
  16. 【請求項16】 偏向羽根が逆転装置の固定構造上に設
    置されている請求項13から15のいずれか一項に記載
    のターボファンエンジンの推力逆転装置。
  17. 【請求項17】 航空力学的断面を有する少なくとも一
    つの小翼(51)が、前記外側はめ環(45)の上流縁
    上に置かれている請求項13から16のいずれか一項に
    記載のターボファンエンジンの推力逆転装置。
  18. 【請求項18】 直接噴射運転時には閉鎖位置において
    ターボジェットエンジンのブロワの後方における流束の
    ダクト外壁の中に組み込まれることができると共に推力
    逆転運転時には流束の偏流障害物を構成するように移動
    の制御手段の作用下で各々が旋回することができる旋回
    扉(20)を備えたターボファンエンジンの推力逆転装
    置であって、少なくとも一つの扉(20)が、逆転装置
    の固定構造(22)に連接されたコネクティングロッド
    (52)を介してその下流に配置されて、下流に向かっ
    て並進移動できる後部構造(40)に連動している回転
    軸(21)の周りを旋回し、扉の上流縁が流束のダクト
    の中に入り込み、前記扉(20)が、内側パネル(2
    7)及び外側パネル(29)間で扉の上流縁に設けられ
    た第1の開口部(36)と下流縁及び前記外側パネル
    (29)間で下流側に設けられた第2の開口部(32)
    との間にジェットノズルを形成する内部空間(37)を
    備えており、第2の開口部(32)は、直接噴射位置に
    おいては可動後部構造(40)に連動しているキャップ
    型エレメント(33)によって覆われて前記の内側パネ
    ル(27)に対する流束の作用力が扉(20)を閉鎖位
    置に保ち、開放が始まると、扉の外側パネル(29)の
    内側表面に対する流束の作用力と協働する内側パネル
    (27)に対する流束の作用力が、前記扉(20)を自
    動的に再閉鎖させ、逆噴射位置においては、偏向される
    流束の少なくとも一部が、すくい部を形成する扉の内部
    空間(37)を通過し、前記扉(20)はナセルの外側
    ラインの内側に完全にとどまることを特徴とするターボ
    ファンエンジンの推力逆転装置。
  19. 【請求項19】 外側はめ環(45)が、直接噴射にお
    けるナセルの外側ラインの一部をつくりだし、少なくと
    も扉(20)の一部と下流構造の上流部分とを覆い、こ
    の下流構造は、流管(28)の環状ダクトの径方向の外
    壁の一部と下流に向かって並進移動できる下流構造(4
    0)を形成する固定下流はめ環(56)とを備えてお
    り、その結果、第一の運転モードによれば、直接噴射に
    おいて、前記可動下流構造(40)が上流位置をとり、
    可動下流構造(40)の上流部分は前記の固定下流はめ
    環(56)を覆っており、第二の運転モードによれば、
    扉(20)はその閉鎖位置を保ち、外側はめ環(45)
    は扉(20)を覆う上流位置を保ち、可動下流構造(4
    0)は並進後に駆動手段の作用下で噴射ジェットノズル
    の断面を変化させながら下流位置をとり、第三の運転モ
    ードによれば、可動下流構造(40)が下流位置をとる
    一方、外側はめ環(45)は、推力の逆転を行いなが
    ら、逆転装置の固定構造(22)によって支持されてい
    るピボット(21)の周りを偏流障害物の位置において
    旋回する扉(20)によって偏向された流束の噴射断面
    を開放しつつ下流に向かって並進移動する請求項1に記
    載のターボファンエンジンの推力逆転装置。
JP9204617A 1996-08-01 1997-07-30 すくい部を形成する扉付きターボジェットエンジンの推力逆転装置 Pending JPH1071998A (ja)

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