JPH1069476A - ドキュメント管理システム、ドキュメント共有方法及び記録媒体 - Google Patents

ドキュメント管理システム、ドキュメント共有方法及び記録媒体

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JPH1069476A
JPH1069476A JP9110986A JP11098697A JPH1069476A JP H1069476 A JPH1069476 A JP H1069476A JP 9110986 A JP9110986 A JP 9110986A JP 11098697 A JP11098697 A JP 11098697A JP H1069476 A JPH1069476 A JP H1069476A
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Application number
JP9110986A
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English (en)
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Daisuke Nakamura
大祐 中村
Yoichi Kozasa
洋一 小篠
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TAU GIKEN KK
Nippon Steel Corp
Original Assignee
TAU GIKEN KK
Nippon Steel Corp
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Publication date
Application filed by TAU GIKEN KK, Nippon Steel Corp filed Critical TAU GIKEN KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】種々のアプリケーションソフトで作成した各種
のドキュメント(ワープロ文書、表計算データ等)を共
有して簡単に内容確認や再利用できるようにする。 【解決手段】クライアント端末13において、共有した
いドキュメント20のオリジナルファイル24から、ド
キュメントの出力イメージに対応するイメージファイル
23とドキュメントの文字情報の部分のみを表わすテキ
ストファイル22とを生成し、共有ドキュメントごと
に、オリジナルファイル24、イメージファイル23及
びテキストファイル22をサーバ11に蓄積する。イメ
ージファイル23のファイル形式及びテキストファイル
22のファイル形式はそれぞれ統一し、各クライアント
端末13には、イメージ用のブラウザソフト、テキスト
用のブラウザソフトを設け、ドキュメント作成に用いた
アプリケーションソフトを起動することなく所望のドキ
ュメントの表示を行えるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に、アプリケー
ションソフトウェアによって作成されたドキュメント類
(文書、表計算でのワークシート、図形ファイルなど)
を管理し、複数の利用者間でこれらドキュメント類の共
有を可能にするドキュメント管理システム及びドキュメ
ント共有方法に関する。
【0002】
【従来の技術】企業内でのパーソナルコンピュータやロ
ーカルエリアネットワーク(LAN)の普及などに伴
い、ネットワークに接続された各パーソナルコンピュー
タに、各種のドキュメント類が蓄積されるようになって
きている。ネットワークを導入する目的の1つは、情報
を共有し、蓄積された情報を誰もが再利用できるように
することである。しかしながら、ネットワークに接続さ
れた各コンピュータにばらばらに情報を蓄積しただけで
は情報の共有や再利用は困難である。
【0003】そこで、情報検索システムを用い、検索用
のキーワードその他の情報を与えることによって、所望
のドキュメントがどこにあるかを知ることができるシス
テムが開発されている。ここで扱うドキュメント類は、
多くの場合、不定型業務で発生し蓄積される文書やワー
クシートなどであり、所望のドキュメントにアクセスす
るために、全文検索が行われる場合もある。
【0004】情報検索によって所望のドキュメントの所
在場所やそのファイル名が明らかになったとしても、そ
れだけでは、そのドキュメントの内容を確認し再利用す
ることは可能ではない。
【0005】現在、パーソナルコンピュータ上で文書や
ワークシートを作成するためのアプリケーションソフト
ウェアには各種のものがあり、アプリケーションソフト
ウェアごとに、生成するファイルの形式が異なってい
る。特に近年、ワードプロセッサ文書中に表計算データ
や画像データを挿入できるようなアプリケーションソフ
トウェアが増え、それに伴って、ファイル形式も多種多
様になってきている。そのため、例えば、文書作成用の
アプリケーションソフトウェアが2種類あったときに、
一般には、一方のアプリケーションソフトウェアで作成
した文書ファイルの内容を、他方のアプリケーションソ
フトウェアを用いて表示・印刷したり編集したりするこ
とはできない。したがって、情報検索によって所望のド
キュメントがどれであるかが分かったとしても、対応す
るアプリケーションソフトウェアを起動しなければ、そ
のドキュメントの内容の確認や再利用のための編集を行
うことができない。最近のアプリケーションソフトウェ
アは高機能であるとともに起動に時間がかかる。したが
って、たとえば、得られた検索結果から内容を確認して
絞り込みを行う場合には、対応するアプリケーションソ
フトウェアを起動する作業は、単に内容を確認するため
のものである割には手間と時間がかかる作業となってい
る。
【0006】また、所望のドキュメントが利用者のパー
ソナルコンピュータとは別のパーソナルコンピュータ上
に蓄積されており、そのドキュメントを作成したアプリ
ケーションソフトが利用者のパーソナルコンピュータ上
にインストールされていない場合がある。このような場
合には、所望のドキュメントの所在は分かるものの、利
用者はそのドキュメントの内容の確認や再利用を行えな
いことになる。ネットワーク上にサーバを設け、共有対
象の各ドキュメントをサーバで一括保管するようにして
も、作成したアプリケーションソフトウェアが異なるこ
とによる上述した制約は解消しない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、種々
のアプリケーションソフトウェアで作成した各種のドキ
ュメントを利用者が共有して容易に内容の確認や再利用
をすることができるドキュメント管理システム及びドキ
ュメント共有方法と、その記録媒体を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のドキュメント管
理システムは、クライアント端末とサーバとがネットワ
ークを介して接続されたネットワークシステムにおける
ドキュメント管理システムにおいて、クライアント端末
が、選択されたドキュメントからそのドキュメントの出
力イメージに相当するイメージファイルを生成し、その
ドキュメントのオリジナルファイルと生成したイメージ
ファイルとをサーバに転送し、サーバからイメージファ
イルが転送されてきたときにはそのイメージファイルに
基づく表示を行い、サーバが、イメージファイルとオリ
ジナルファイルを格納するとともに、要求に応じてイメ
ージファイルとオリジナルファイルを送出し、イメージ
ファイルのファイル形式が各クライアント端末間で統一
されていることを特徴とする。
【0009】本発明においてサーバとは、ネットワーク
に参加する利用者に対して共通に確保された記憶領域を
有するもののことを意味するが、一般には、インデック
スファイルを保持して利用者が所望するドキュメントの
検索処理を実行する、いわゆるサーバ装置のことであ
る。
【0010】本発明のドキュメント管理システムでは、
共有すべきドキュメントが選択されたら、そのドキュメ
ントのオリジナルファイル(そのドキュメントを作成し
たアプリケーションソフトウェアがサポートするファイ
ル形式に基づくそのドキュメントのファイル)をサーバ
に登録するとともに、ドキュメントの出力イメージを表
わしたイメージファイルもサーバに登録する。出力イメ
ージとは、印刷や表示などによって出力されるときのイ
メージを意味する。イメージファイルは、ドキュメント
の1頁ごとに1つずつ生成するようにすることも可能
で、その場合には、1つのドキュメントに複数のイメー
ジファイルが対応することになる。イメージファイルの
ファイル形式を統一してあるので、各クライアント端末
では、イメージファイル用のブラウザ(閲覧用)ソフト
ウェアを用いてイメージファイルの内容表示を行うこと
ができる。例えば、検索結果としてヒットしたドキュメ
ントの内容を、そのドキュメントの作成に使用されたア
プリケーションソフトウェアを起動することなく、簡単
に確認することができる。ブラウザソフトウェアは、表
示機能と、必要に応じて印刷やクリップボードへの複写
機能を有するだけでよいから、起動時間は短くてすむ。
イメージファイルからのクリップボードへの複写を用い
ることにより、イメージ情報としての再利用が可能にな
り、文書中の図表などの再利用が簡単になる。また、ク
ライアント端末に、ドキュメントに対応するアプリケー
ションソフトウェアがある場合には、そのソフトウェア
を自動的に起動して、転送されてくるオリジナルファイ
ルを処理するようにしてもよい。
【0011】さらにこのドキュメント管理システムで
は、選択されたドキュメントから、文字情報のみからな
るテキストファイルも生成して、このテキストファイル
をサーバに蓄積するようにしてもよい。そして、各クラ
イアント端末ではテキスト用のブラウザソフトでテキス
トファイルを表示し、ドキュメントの内容を確認するよ
うにしてもよい。ドキュメントがワードプロセッサ文書
であれば、テキストファイルは書式情報や文字修飾情報
を取り除いたデータのファイルであり、表計算のワーク
シートであれば、各セルの内容を羅列したデータのファ
イルである。テキストファイルであるから、そのドキュ
メントを作成したアプリケーションソフトウェアがなく
ても、クリップボード等を用いることにより、ドキュメ
ントの文字情報のみではあるが、とりあえずの再利用が
可能になる。さらに、このテキストファイルから、サー
バでの情報検索に用いられるインデックス情報(キーワ
ードなど)を抽出することが可能であり、また、このテ
キストファイルを全文検索の対象とすることもできる。
【0012】本発明のドキュメント共有方法は、クライ
アント端末とサーバとがネットワークを介して接続され
たネットワークシステムにおけるドキュメント共有方法
において、共有すべきドキュメントに関し、クライアン
ト端末において、そのドキュメントの出力イメージに相
当するイメージファイルとそのドキュメントに含まれる
文字情報のみからなるテキストファイルとを生成し、生
成したイメージファイル及びテキストファイルと共有す
べきドキュメントのオリジナルファイルとをサーバに蓄
積するとともに、サーバにおいてテキストファイルから
インデックス情報を抽出してインデックスファイルを更
新し、インデックスファイルに基づいてドキュメントの
検索を行うことを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図1は本発明の実施の一形
態のドキュメント管理システムの構成を示すブロック図
である。
【0014】このドキュメント管理システムは、大容量
記憶手段12が接続されたサーバ11と、利用者ごとの
クライアント端末13とをネットワーク14を介して接
続した構成のものである。各クライアント端末13は、
一般的には、パーソナルコンピュータなどで構成されて
おり、サーバ11にはワークステーションを用いる。但
しこれはあくまでも一例であり、クライアント端末1
3、サーバ11とも、これら以外のコンピュータを用い
ることもできる。
【0015】各利用者は、それぞれのクライアント端末
13で、そのクライアント端末13にインストールされ
たアプリケーションソフトウェアを使用してドキュメン
トを作成し、そのドキュメントをそのクライアント端末
13内の例えばハードディスクに蓄積している。ドキュ
メントとしては、ワードプロセッサソフトウェアによる
文書や表計算のワークシート、イメージスキャナで読み
込まれ画像処理が施された画像データ、これら各種のデ
ータが統合されたデータなどが挙げられる。
【0016】各クライアント端末13には、利用者によ
って選択されたドキュメントからそのドキュメントの印
刷イメージに相当するイメージファイルとそのドキュメ
ントに含まれる文字情報のみからなるテキストファイル
とを生成するソフトウェアが備えられている。また、各
クライアント端末13には、イメージファイルを表示す
るためのブラウザソフトウェアと、テキストファイルを
表示するためのブラウザソフトウェアとがインストール
されている。イメージファイルやテキストファイルを生
成するためのソフトウェアは、一般的には、クライアン
ト端末13ごとに、そのクライアント端末13が備えて
いるドキュメント作成用のアプリケーションソフトウェ
アの種類に応じて用意する必要がある。しかしながら、
クライアント端末13で使用するオペレーティングシス
テム(OS)などの機能を利用することにより、共通の
ソフトウェアで済む場合もある。
【0017】イメージファイルやテキストファイルのフ
ァイル形式は、このドキュメント管理システム内では統
一されており、このため、イメージファイルやテキスト
ファイルのブラウザソフトウェアは、それぞれ、クライ
アント端末13の機種等が同じであるならば、各クライ
アント端末13に同じものをインストールすればよい。
イメージファイルのファイル形式は、ここでは一例とし
てTIFF(タグ・イメージ・ファイル・フォーマッ
ト;Tag Image File Format)形式を用いる。TIFF
は、一般にグレースケールのグラフィック画像のスキャ
ンニング、記憶、交換に用いられる標準のファイル形式
である。
【0018】前記イメージファイルを生成するソフトウ
ェアは、ドキュメントが複数ページある場合には、それ
ぞれのページ毎に1つのイメージファイルを生成する。
これは次の理由による。例えばドキュメントが数百ペー
ジに及ぶ場合に、その出力イメージ全体を1つのファイ
ルとすると、イメージファイルの容量が大きくなり、イ
メージファイルをクライアント端末13上に表示させる
ときに、サーバ11からネットワーク14を介してイメ
ージファイルを送ってもらうのに長時間を要する。一方
で、ドキュメントファイルの内容を確認する場合には、
普通は1ページ目を見ればそれが所望のドキュメントが
どうかを判断でき、仮にそれでは判断がつかない場合で
も続く数ページを見れば所望のドキュメントかどうかが
分かる場合が多い。そのような場合には、残りの大部分
についてはイメージファイルの状態で内容を確認する必
要がない。1ページ分のイメージファイルであれば、フ
ァイル転送に要する時間は短くなり、利用者の無駄な待
ち時間が少なくて済む。このため、本実施形態では、ペ
ージ毎に1つのイメージファイルを生成する。その結
果、例えばそのドキュメントの内容が100ページ分あ
る場合には、100個のイメージファイルが生成され
る。尚、これはあくまでも一つの例であり、1つのドキ
ュメントについて1つのイメージファイルを生成するよ
うにしたり、または適当な分量ごとに1つのイメージフ
ァイルとすることも本発明の範囲に含まれることはいう
までもない。
【0019】一方、サーバ11は、各クライアント端末
13から送られてきたオリジナルファイル、イメージフ
ァイル及びテキストファイルを大容量記憶手段12に蓄
積する。またサーバ11は、共有すべきドキュメントの
書誌的事項やキーワードを一括して格納したインデック
スファイル21を備え、このインデックスファイル21
に基づいて、ドキュメントの検索処理を実行できるよう
に構成されている。全文検索によってドキュメントを検
索する場合には、テキストファイルが検索対象となる。
そして、クライアント端末13側からの要求に応じ、そ
のクライアント端末13に対し、オリジナルファイル、
イメージファイル及びテキストファイルのうちの要求さ
れたものを送出する。尚、この全文検索には、本特許出
願人に付与された米国特許USP5,450,580に
記載されている発明に基づく検索方法を用いており、ド
キュメントが大量にある場合でも、非常に高速に全文検
索を実行することが可能となっている。尚、全文検索を
する際でも、高速に検索するために、インデックスファ
イルを参照してから行うようにしてもよい。
【0020】図2は、サーバ11での各ファイルの関係
を示した図である。利用者間で共有するとされたドキュ
メントごとに、テキストファイル22、イメージファイ
ル23及びオリジナルファイル24を保持しており、こ
れらは相互にリンクしている。さらに、各ドキュメント
に共通のインデックスファイル21も設けられ、インデ
ックスファイル21及びテキストファイル22がサーバ
11での検索用ファイルとして使用されている。もちろ
ん、全文検索を行わないのであれば、インデックスファ
イル21のみに基づいて検索を行うことも可能である。
【0021】次に、このドキュメント管理システムの動
作を説明する。まず、サーバ11へのファイルの登録を
説明する。図3はファイルの登録を説明する図である。
【0022】まず、クライアント端末13において、利
用者(ドキュメントの作成者)は、そのクライアント端
末13にあるドキュメント20の中から、共有化しよう
とするドキュメントを選択する。そして、イメージファ
イル及びテキストファイル生成用のソフトウェアを起動
する。その結果、選択されたドキュメントのオリジナル
ファイル24から、対応するイメージファイル23とテ
キストファイル22が生成される。次に、選択されたド
キュメントのオリジナルファイル24、イメージファイ
ル23及びテキストファイル22が、ファイル転送によ
ってサーバ11に転送される。サーバ11は、転送され
たこれらのファイルを大容量記憶手段12中に格納す
る。尚、イメージファイル及びテキストファイル生成用
のソフトウェアの起動は、特定のアプリケーションソフ
トウェアを起動中に、その中の機能、例えば、イメージ
ファイルおよびテキストファイルの生成指示を使って行
うようにすることもできる。このようにすれば、そのア
プリケーションソフトウェアを使っている最中に必要に
応じてイメージファイル及びテキストファイルを生成す
ることができ、その際一々アプリケーションソフトウェ
アを終了させる手間を省くことができる。
【0023】サーバ11では、オリジナルファイル24
及びテキストファイル22からインデックス情報が抽出
され、抽出されたインデックス情報をインデックスファ
イル21に追加することにより、ドキュメントと対応付
けられてインデックスファイル21の更新が行われる。
ここでインデックス情報としては、例えば、ドキュメン
トのカテゴリや作成日付、作成に使用されたアプリケー
ションソフトウェア名、タイトル、キーワードなどが挙
げられる。作成に使用されたアプリケーションソフトウ
ェア名は、例えば、オリジナルファイルのファイル名の
拡張子部分がどうなっているか、あるいは、オリジナル
ファイル中のクリエータやファイルタイプのフィールド
が何になっているかで判別することができる。以上のよ
うにして、利用者が選択したドキュメントが共有ドキュ
メントとしてサーバ11に登録される。共有化したドキ
ュメントのオリジナルファイル24は、クライアント端
末13から消去してもよいし、残しておいてもよい。
【0024】次に、このようにしてサーバ11に登録さ
れた共有ドキュメントの検索と、検索されたドキュメン
トのクライアント端末13での表示、再利用について、
説明する。図4はサーバ11での処理を説明するフロー
チャートであり、図5はクライアント端末13での処理
を説明するフローチャートである。図において、破線で
示された矢印は、サーバ11とクライアント端末13で
やり取りされるデータを示している。
【0025】なお、以下に説明する動作を実行するプロ
グラムは、フロッピーディスク、CD−ROM等の可搬
媒体や、ハードディスク等の記録装置等に、その全体あ
るいは一部が記録され、あるいは記憶されている。そし
てそのプログラムがコンピュータにより読み取られて、
動作の全部あるいは一部が実行される。
【0026】サーバ11では、クライアント端末13か
らの検索条件を受信すると(ステップ101)、その検
索条件に基づいてインデックスファイル21の検索を行
う(ステップ102)。全文検索が必要であれば、共有
化された各ドキュメントのテキストファイル22も検索
する。そして、検索の結果、ヒットしたドキュメントが
あるかどうかを判断する(ステップ103)。ヒットし
たものがなければそのまま処理を終了する。ヒットした
ものがあれば、検索を要求したクライアント端末13に
対し、どのドキュメントにヒットしたか、何件ヒットし
たか、各ドキュメントを作成したアプリケーションソフ
トウェア名は何であるかなどの情報からなる検索結果を
送り返す(ステップ104)。そして、検索結果を送っ
た先のクライアント端末l3からの表示要求を受け取っ
たかを判断する(ステップ105)。受け取らなかった
場合にはそのまま処理を終了する。受け取った場合に
は、該当するドキュメントのオリジナルファイル、イメ
ージファイル及びテキストファイルのうち、表示要求に
よって指定されたファイルをそのクライアント端末13
に転送して(ステップ106)、処理を終了する。尚、
ステップ105において表示要求を受け取らなかった場
合においても、所望のファイルが見つかった段階でその
拡張子などからそのドキュメントを作成したアプリケー
ションソフトウェアを知ることができる。したがって、
クライアント端末13側で、そのアプリケーションソフ
トウェアを起動し、そのアプリケーションソフトウェア
の中からネットワーク14を介してサーバ11に対し直
接そのオリジナルファイルを読み出す動作を行ってもよ
い。
【0027】一方、クライアント端末13では、まず、
利用者(ドキュメントの検索・再利用者)による検索条
件の入力が行われ(ステップ111)、この検索条件に
基づいて、サーバ11に対して検索要求を発する(ステ
ップ112)。検索条件に基づく検索結果がサーバ11
から送られてきたら、利用者に対して検索結果を表示す
る(ステップ113)。利用者は、検索結果を見て、ド
キュメントの表示要求を入力する(ステップ114)。
表示要求で対象としているファイルの種類は何であるか
を判別する(ステップ115)。イメージである場合に
は、イメージデータ要求を表示要求としてサーバ11に
送信する(ステップ116)。またイメージ用のブラウ
ザソフトウェアを起動し(ステップ117)、サーバ1
1から送られてくるイメージファイルを受信してブラウ
ザソフトウェアにより表示し(ステップ118)、処理
を終了する。ステップ115でテキストが要求されてい
る場合には、テキストデータ要求を表示要求としてサー
バ11に送信する(ステップ119)。また、テキスト
用のブラウザソフトウェアを起動し(ステップ12
0)、サーバ11から送られてくるテキストファイルを
受信してブラウザソフトウェアにより表示し(ステップ
121)、処理を終了する。これに対し、ステップ11
5での要求の種類がオリジナルデータの場合、すなわ
ち、再利用等を目的としてオリジナルファイルの転送が
要求された場合には、オリジナルデータ要求を表示要求
としてサーバ11に送信する(ステップ122)。ま
た、オリジナルファイルに対応するアプリケーションソ
フトウェアを起動し(ステップ123)、オリジナルフ
ァイルを受信して、起動してあるアプリケーションソフ
トウェアによる処理を実行し(ステップ124)、処理
を終了する。
【0028】以上のようにして、サーバ11に登録され
た共有ドキュメントの検索と、検索されたドキュメント
のクライアント端末13での表示、再利用が実行され
る。
【0029】図6は、クライアント端末13側でのGU
I(グラフィカル・ユーザ・インタフェース)による検
索条件入力用の画面の一例を説明する図であり、(A)は
書誌情報検索画面31を示し、(B)は全文検索画面32
を示している。書誌情報検索画面31では、ドキュメン
トの属するドロワ名、文書番号の範囲、版数,作成/修
正日付の範囲、カテゴリなどによって検索を行うことが
でき、重複検索も可能となっている。同様に、全文検索
画面32では、曖昧検索による全文検索を可能とし、検
索語や一致度などを入力できるようになっている。
【0030】図7は、サーバ11での検索形態を説明す
る図である。(A)は全文検索を行わない場合を示してお
り、クライアント端末13からの検索条件に基づいてイ
ンデックスファイル21が検索され、検索結果が出力さ
れるともに、検索結果に対応するテキストファイル2
2、イメージファイル23及びオリジナルファイル24
が見つけ出されることを示している。同様に(B)は、全
文検索を行う場合を示しており、クライアント端末13
からの検索条件に基づいて、インデックスファイル21
の検索と検索範囲内の全テキストファイル22に対する
全文検索が行われ、検索結果が出力されるとともに、検
索結果に対応するテキストファイル22、イメージファ
イル23及びオリジナルファイル24が見つけ出される
ことを示している。
【0031】図8は、上で説明した本実施形態のドキュ
メント管理システムを詳しく示したブロック図である。
同図に示すように、サーバ11内には検索手段401、
通信手段402、管理手段403が含まれる。検索手段
401は、利用者がクライアント端末13から入力した
検索条件に従って、上で説明したインデックスファイル
21の検索及び各ドキュメントのテキストファイル22
の全文検索を実行する。通信手段402は、クライアン
ト端末13からテキストファイル22、イメージファイ
ル23、オリジナルファイル24を受け取ったり、これ
らのファイルを利用者の要求に応じてクライアント端末
13へ送出したり、また、クライアント端末13から検
索条件を受け取ったり、検索結果をクライアント端末1
3へ送出したりする。管理手段403は、インデックス
ファイル21の作成や大容量記憶手段12に記憶された
各種ファイルの管理をはじめ、サーバ11におけるドキ
ュメント管理の主要部分を行う。
【0032】クライアント端末13内には、図8に示す
ように、アプリケーションソフトウェア411、通信手
段412、テキストファイル生成手段413、イメージ
ファイル生成手段414、登録情報作成手段415、検
索条件作成手段416、画像表示手段417が含まれて
いる。アプリケーションソフトウェア411は、利用者
がクライアント端末13上で各種のドキュメントを作成
するためのソフトウェアであり、これは各クライアント
端末13上で異なっていてもよいし、一つのクライアン
ト端末上に複数種類のものがあってもよい。通信手段4
12は、サーバ11へテキストファイル22、イメージ
ファイル23及びオリジナルファイル24を送ったり、
これらのファイルをサーバ11から受け取ったり、ま
た、サーバ11に対して検索条件を送ったり、検索結果
をサーバ11から受け取ったりする。テキストファイル
生成手段413は、オリジナルファイル24から文字情
報のみからなるテキストファイル22を生成する。イメ
ージファイル生成手段414は、オリジナルファイル2
4からイメージファイル23を生成する。登録情報作成
手段415は、後に図12との関連で説明するように、
サーバ11でのデータ管理や検索のための付加情報を入
力するためのものである。検索条件作成手段416は、
図6で説明したようにクライアント端末13側でGUI
(グラフィカル・ユーザ・インタフェース)により検索
条件を入力するためのものである。そして、画像表示手
段417は、イメージファイルを表示するためのブラウ
ザソフトウェアとテキストファイルを表示するためのブ
ラウザソフトウェアを含むものである。
【0033】以上では、オリジナルファイルからイメー
ジファイル及びテキストファイルを生成した。これによ
り、ドキュメントを作成したアプリケーションソフトウ
ェアの種類によらず、イメージファイルに基づいてドキ
ュメントの内容確認が容易に行える。また、テキストフ
ァイルからインデックス情報を抽出したりテキストファ
イルに基づく全文検索ができるので、ドキュメントの検
索が効率的に行える。したがって、本実施形態によれ
ば、ドキュメントの共有と再利用が非常に容易になると
いう効果を生じる。
【0034】但し、本発明は上述の実施の形態に限定さ
れるものではない。例えば、オリジナルファイルからテ
キストファイルを生成しないものとしてもよい。すなわ
ち、共有すべきドキュメントのオリジナルファイルから
イメージファイルをクライアント端末において生成し、
オリジナルファイルとイメージファイルとをサーバに登
録し、イメージファイルのファイル形式は統一しておく
ことにより、テキストファイルを生成しなくても、イメ
ージファイルに基づいてドキュメントの内容確認が容易
に行えるようになり、本発明の効果を達成できる。
【0035】更に、例えば各クライアント端末に、共有
ドキュメントの目録ファイルを設け、新規に共有ドキュ
メントの登録を行うごとに各クライアントの目録ファイ
ルを一斉に更新できるようにすることもできる。そのよ
うにすれば、サーバに検索機能をもたせなくても、ドキ
ュメントの共有と再利用とを容易に行うことが可能にな
る。
【0036】次に、文書データや表計算データなどの各
種のデータを格納し、入力された検索条件に基づいて該
当するデータを検索できるデータ管理システムについて
説明する。このデータ管理システムは、利用者に対して
階層型ディレクトリ構造でのファイル管理を意識させる
ものである。
【0037】ワードプロセッサソフトウエアによる文書
データや表計算ソフトウエアによる計算データなどの各
種のデータが蓄積されるにつれて、これらデータを効率
的に管理し、複数の利用者間で共有できるようにする必
要性が高まってくる。このような要請に応えるため、複
数の利用者がそれぞれ作成したデータを共通のデータサ
ーバに蓄積し、データサーバ内でデータを一元的に管理
するとともにデータの共有化を図ることが行われてい
る。データサーバと各利用者ごとのクライアント端末と
はLAN(ローカルエリアネットワーク)を介して接続
するのが一般的であるが、さらに、インターネットを介
して、遠隔にあるデータサーバと利用者のクライアント
端末とを接続する形態も増えつつある。
【0038】利用者の作成した各種のデータをデータサ
ーバ内に格納する場合、最近のオペレーティングシステ
ムのほとんどは、ルートディレクトリの下にツリー構造
でサブディレクトリを配置する階層的ディレクトリ構成
でのファイル管理を行っている。このため、一般には、
これらデータのそれぞれをファイルとし、部門別や内容
別などに応じてこれらのファイルを分類して階層的ディ
レクトリ構成でのサブディレクトリ中に配置している。
文書データや表計算データなどのファイル数が多い場合
には、多階層のサブディレクトリ構成とされる。ツリー
状の階層的ディレクトリ構造のなかに各ファイルを配置
することによって、利用者は、多数のファイルの中から
所望のファイルに容易にアクセスすることができる。
【0039】図9(a)は、文書データや表計算データの
一つ一つをファイルとして、これらファイルをデータサ
ーバの階層的ディレクトリ構成によるファイルシステム
内に格納した例を示す図である。ルートディレクトリ2
90の下に1層目のサブディレクトリ291として例え
ば利用者ごとの文書ディレクトリが配置されている。こ
こでは、利用者に対してディレクトリ構成を分かりやす
く示すために、利用者ごとの文書ディレクトリ(サブデ
ィレクトリ291)をその利用者のホームディレクトリ
ないしワーキングディレクトリと呼ぶ。また、このサブ
ディレクトリの下層に配置される各段のサブディレクト
リをそれぞれキャビネット292、ドロワ293と呼
ぶ。
【0040】図示した例では、キャビネット292とし
て、詳細仕様書キャビネット、基本仕様書キャビネッ
ト、操作説明書キャビネット及び内部仕様書キャビネッ
トが設けられている。基本仕様書キャビネットには、ド
ロワ293として設計関連ドロワ、開発関連ドロワ及び
営業関連ドロワが設けられており、これら各ドロワ29
3内に、文書データや表計算データなどの各ファイル2
94が格納されている。利用者は、キャビネット名やド
ロワ名を参照することにより、どのデータをどのキャビ
ネットのどのドロワ内に格納すべきかを理解することが
できる。例えば、基本仕様書における開発関連の文書デ
ータαに対応するファイルは、パス名として、「(ホー
ムディレクトリ)/基本仕様書/開発関連/α」で表わ
されることになる。なおこの例では、ドロワ293が最
下層となっているが、ドロワ293の下にさらにサブデ
ィレクトリとしてフォルダを設け、フォルダにファイル
294を格納するようにしてもよい。
【0041】図9(b)は、図9(a)に示す階層的ディレク
トリ構成によるファイル配置が、利用者に対してどのよ
うに把握されるかを模式的に示した図であり、キャビネ
ット292としての基本仕様書キャビネットの中にどの
ようなドロワ293が設けられ、各ドロワ293には文
書データなどのファイル94がどのようにして格納され
ているかを示している。各ファイル294の先頭部分に
は、ヘッダとして、そのファイル294のタイトルや作
成日付(不図示)が記録されている。
【0042】上述したような階層的ディレクトリ構成に
より各データのファイル294をデータサーバ内に配置
することによって、ファイルシステムとして取扱いやす
くなる。また、利用者が意図する分類にしたがって各サ
ブディレクトリの編成を定めることによって、利用者
は、多数のファイルの中から所望するファイルに容易に
アクセスすることができるようになる。
【0043】しかしながら階層的ディレクトリ構成でフ
ァイルを配置した場合、サブディレクトリの深さが深い
と、所望のファイルを格納したサブディレクトリに到達
するための操作が煩雑になる。特に、サブディレクトリ
の編成を定めるときに前提とした観点と異なる観点でフ
ァイルを探すとき、例えばキーワード検索を行うときに
は煩雑となる。このような場合には、結局、全サブディ
レクトリ内でファイルの検索を行う必要があり、チェン
ジディレクトリ(cd; change directory)などの操作を多
数回必要とし、検索プログラムの実行に時間がかかり、
かつ、検索プログラム自体が複雑なものとなる。
【0044】そこで、利用者に対しては階層的ディレク
トリ構成が備える分かりやすさを提供しつつ、検索など
を高速かつ簡単に行うことができるデータ管理システム
を提供する。
【0045】すなわち、データサーバにデータを蓄積し
て管理するデータ管理システムにおいて、データを蓄積
する際に、データサーバにおいて実際にデータが格納さ
れるディレクトリ構造よりも深い階層構造で表わされる
階層的ディレクトリ構成によって、前記データサーバに
おける当該データの格納場所が指定されるようにする。
【0046】前記データ管理システムにおいて、前記デ
ータに対応するレコードを含むファイルが前記データサ
ーバに格納され、前記格納場所を指定する際に使用され
た階層的ディレクトリ構成における相対的に上位のディ
レクトリと前記ファイルが対応し、相対的に下位のディ
レクトリに関する情報が前記レコードに含まれるように
することもできる。
【0047】また、前記データ管理システムにおいて、
データに対応するファイルがデータサーバに格納され、
格納場所を指定する際に使用された階層的ディレクトリ
構成における相対的に上位のディレクトリに対応するデ
ィレクトリがデータサーバに実在し、相対的に下位のデ
ィレクトリに関する情報が前記ファイルに含まれるよう
にすることもできる。
【0048】更に、前記データ管理システムにおいて、
相対的に下位のディレクトリが、ディレクトリ階層にお
ける2層以上のディレクトリとしてもよい。
【0049】また、前記データ管理システムにおいて、
相対的に下位のディレクトリに関する情報が、格納場所
を指定する際に使用した当該相対的に下位のディレクト
リの名称としてもよい。
【0050】続いて、前述のデータ管理システムについ
て、図面を参照して、より詳しく説明する。図10は、
一実施形態のデータ管理システムを示すブロック図であ
る。
【0051】このデータ管理システムは、ネットワーク
を介在させたクライアント/サーバシステムとして構成
されており、具体的には、本社部門でのネットワークと
他営業所でのネットワークをインターネット320を介
して接続した構成のものである。まず、本社部門のネッ
トワーク構成について説明する。社内専用のネットワー
クである第1のLAN310には、各利用者が作成した
文書データや表計算データ、図面データなどの各種デー
タを蓄積してこれらを管理し、利用者から与えられた検
索条件に応じて該当するデータを検索するデータサーバ
311と、利用者ごとに設けられた複数のクライアント
端末313と、データを閲覧するための専用端末である
ブラウザ314とが接続されている。また、データサー
バ311には、実際のデータを格納するための巨大な外
部記録装置であるデータストッカ312が接続されてい
る。また、本社部門には、インターネット320への接
続のために第2のLAN316が設けられており、第1
のLAN310と第2のLAN316とは、ファイアウ
ォール315を介して接続されている。第2のLAN3
16は、WWW(World Wide Web)サービスを提供するた
めのWWWサーバ318が接続されているとともに、ゲ
ートウェイ317を介してインターネット20に接続し
ている。一方、他事業所には、LAN322が設けら
れ、このLAN322は、ゲートウェイ321を介して
インターネット320に接続するとともに、利用者ごと
に設けられた複数のクライアント端末323が接続され
ている。
【0052】このクライアント/サーバシステムにおい
て、利用者は、クライアント端末313,323におい
て、文書データや表計算データを作成する。作成した時
点では、これらのデータは利用者のクライアント端末3
13,323のローカルディスクに格納されているファ
イルである。そして利用者がその作成したデータをデー
タサーバ311に登録、蓄積しようとする場合には、デ
ータの登録処理を行い、該当するデータをクライアント
端末313,323からデータサーバ311に転送す
る。その結果、検索やデータ管理用の情報が付加されて
そのデータはデータストッカ312内に格納され、以
後、データサーバ11での集中管理や検索処理の対象と
なる。
【0053】ここで、利用者による登録処理を説明す
る。
【0054】図11(a)は、利用者から見た、データサ
ーバ311のディレクトリ構成(ファイルシステム構
成)を示す図である。利用者からは、階層的ディレクト
リ構成によって、文書ディレクトリ331が最上層のデ
ィレクトリとして見え、その下に、上述の図9(a)を参
照して説明したものと同様に、キャビネット332とド
ロワ333が各段のサブディレクトリとして見え、ドロ
ワ333内に、文書データなどのファイル334が配置
されているいるように見える。そこで、データをデータ
サーバ311に登録する際には、利用者は、登録すべき
データを格納するキャビネット名及びドロワ名を指定し
て、データの登録処理を行うことになる。本実施形態の
クライアント/サーバシステムでは、グラフィカルユー
ザインタフェース(GUI)によってキャビネット名や
ドロワ名を指定できるようになっている。図11(b)は
キャビネット名やドロワ名を指定する際にクライアント
端末313,323の画面上に現れるキャビネット選択
画面(ウィンドウ)340を示す図である。
【0055】キャビネット選択画面340には、大きく
分けて、データサーバ311に登録すべき(ローカルデ
ィスク上の)ファイルの名称を入力するための登録候補
入力窓341と、データサーバ311の名称やホスト名
を表示するとともにデータサーバが複数ある場合にはど
のデータサーバを選択するかを入力するためのサーバ表
示窓342と、データサーバ311にあるキャビネット
の名称を表示してデータを格納するキャビネットを選択
するためのキャビネット表示窓343と、キャビネット
表示窓343で選択されたキャビネット内にあるドロワ
の名称を表示してデータの格納先となるドロワを選択す
るためのドロワ表示窓344とが設けられている。キャ
ビネット表示窓343及びドロワ表示窓344では、表
示されているものから特定のものをマウスなどのポイン
ティングデバイスによって選択することにより、それぞ
れ、キャビネット名及びドロワ名の選択を行うことがで
きるようになっている。
【0056】利用者は、登録候補入力窓341に、登録
すべきデータのファイル名を入力し、キャビネット表示
窓343及びドロワ表示窓344によってキャビネット
とドロワをそれぞれ選択し、マウスなどによって図示左
下の「選択実行」ボタン345をクリックする。「選択
実行」ボタン345がクリックされることによって、登
録すべきファイルや格納先のキャビネット及びドロワが
確定する。ここで図示右下の「取消」ボタン346をク
リックした場合には、それまでの入力や選択が白紙に戻
され、再度、登録すべきファイル名の入力や格納先のキ
ャビネット名、ドロワ名の指定を行うことができる。
【0057】上述したようにしてファイル名の入力、キ
ャビネットやドロワの選択が終わったら、利用者は、デ
ータサーバ311でのデータ管理や検索のための付加情
報を入力する。図12は、このような情報を入力するた
めにクライアント端末313,323に表示される入力
画面(ウィンドウ)350の一例を示している。この入
力画面350には、先に指定したキャビネット名及びド
ロワ名がそれぞれキャビネット名表示窓351及びドロ
ワ名表示窓352が設けられるとともに、登録すべきデ
ータに対する、管理コード、登録日付、登録時刻、作成
者、登録者、データのカテゴリ、タイトル、キーワード
などの各項目を入力するための入力窓353が設けられ
ている。これらの入力項目のうちあるもの(例えば、作
成者や登録者、登録日付など)は、クライアント端末3
13,323でのローカルな管理情報に基づいて、自動
的に入力されるようにするとよい。利用者は、入力窓3
53によって必要な項目に対する入力を行い、そのの
ち、「登録実行」ボタン354をクリックする。これに
よって登録処理が完了し、指定されたファイルが格納先
のキャビネット名及びドロワ名や付加情報とともに、ク
ライアント端末313,323からデータサーバ311
に転送される。ここで「取消」ボタン355がクリック
された場合には、それまでの入力画面350への入力が
キャンセルされ、入力をやり直すことができる。
【0058】次に、上述したようにして登録すべきファ
イルがクライアント端末313,323からデータサー
バ311に送られてきたときのデータサーバ311側で
の動作を説明する。ところで、本実施の形態のデータ管
理システムは、利用者から認識されるほどにはデータサ
ーバ311での実際のディレクトリ構成が階層化されて
いないことを特徴としている。以下、データサーバ31
1での実際のディレクトリ構成についていくつか例示し
ながら、データサーバ311での処理を説明する。
【0059】図13(a)は、データサーバ311での実
際のディレクトリ構成の第1の例を示す図である。この
例では、文書ディレクトリ331(利用者から見える最
上層のディレクトリ)の下に、キャビネット332とし
て、詳細仕様書キャビネット、基本仕様書キャビネッ
ト、操作説明書キャビネット及び内部仕様書キャビネッ
トが配置され、各キャビネット332には、それぞれ1
つのファイル335が格納されている。すなわち、利用
者からは見えていたドロワが実際には存在していない。
キャビネット332に含まれるファイル335は、いく
つかのレコード336の集合であり、レコード1つ1つ
がそれぞれ利用者からのデータの1つ1つに対応する。
【0060】図13(b)はレコード336の構成を示す
図である。レコード336は、タイトルを記録するタイ
トルフィールド361と、識別マーク362と、日付を
記録する日付フィールド363と、タイトルや日付以外
の付加情報を記録する付加情報フィールド364と、デ
ータ本体部365とから構成されている。データ本体部
365の実体は、利用者のクライアント端末313,3
23から転送されてきたデータ(ファイル)そのもので
ある。また、識別マーク362としては、利用者が指定
したドロワ名(図示した例では「設計関連」)が記録さ
れる。また図13(c)は、キャビネット332として例
えば基本仕様書キャビネットの中でのデータ格納状況を
示している。
【0061】データサーバ311は、登録すべきデータ
をクライアント端末313,323側から受け取ると、
指定されたキャビネット332中のファイル335に、
そのデータをレコード336として追加する。その際、
各種の付加情報をタイトルフィールド361、日付フィ
ールド363及び付加情報フィールド364に記録する
とともに利用者によって指定されたドロワ名を識別マー
ク362として記録し、これらを送られてきたデータか
らなるデータ本体部365と組み合わせることにより、
1件分のデータ(クライアント端末313,323での
1個のファイル)に相当するレコード336が組み立て
られることになる。ここでは、キャビネット332中に
は、上述したレコード336からなるファイル335の
みが存在するように説明したが、検索時に用いる補助的
なファイル、例えばインデックスファイルなどが同じキ
ャビネット内に存在していてもよい。
【0062】次に、このようなディレクトリ構成のデー
タサーバ311での検索処理について説明する。ここで
検索とは、先に利用者が格納したデータのうち検索条件
に該当するデータを捜し出すことである。検索条件とし
ては、キーワードや(利用者から見てそのデータが格納
されているはずの)ドロワ名などが挙げられる。検索条
件としてキーワードが与えられた場合には、データサー
バ311は、ファイル335をオープンし、各レコード
336の付加情報フィールド364を検索して該当する
キーワードを含むレコードを捜し出す。インデックスフ
ァイルがある場合には、インデックスファイルで検索し
てもよい。一方、検索条件としてドロワ名が与えられた
とき、従来はそのドロワ名のドロワ(サブディレクト
リ)中のファイルでの検索を行っていたのに対し、本実
施の形態の場合にはサブディレクトリとしてのドロワは
存在せず、その代りにドロワ名が識別マーク362とし
て各レコード336に記録されているから、キーワード
での検索の場合と同様に、ファイル335の各レコード
336の識別マーク362を検索する。
【0063】なお、利用者から見たファイル操作とし
て、例えば、「/ディレクトリ名/ドロワ名/ファイル
名」というパス名で表わされる特定のデータをデータサ
ーバ311からクライアント端末313,323に複写
するというものがあるが、これも広義の検索処理に他な
らないから、上述した検索処理と同手順でレコードを見
つけ出し、そのレコードのデータ本体部をクライアント
端末313,323に転送するようにすればよい。
【0064】ここでは、サブディレクトリとしてのドロ
ワが利用者に認識されてはいても実際には存在しないた
め、階層的ディレクトリ構成のわかりやすさを維持しつ
つ検索に伴うディレクトリチェンジの回数が低減し、検
索の高速化や検索プログラムの簡略化を図ることができ
る。また、利用者が作成したデータをそれぞれレコード
とし、複数のレコードを束ねて1つのファイルとしてい
るので、検索時のファイルオープン回数などが減ってさ
らに高速での検索が可能になり、また、ファイル数が少
ないのでファイル管理も容易になる。
【0065】図14(a)は、データサーバ311での実
際のディレクトリ構成の第2の例を示す図である。この
例では、文書ディレクトリ331の下に、キャビネット
332として、詳細仕様書キャビネット、基本仕様書キ
ャビネット、操作説明書キャビネット及び内部仕様書キ
ャビネットが配置され、各キャビネット332には、利
用者が作成したデータにそれぞれ対応する1あるいは複
数のファイル337が格納されている。この例でも、利
用者からは見えていたドロワは、実際には存在していな
い。
【0066】図14(b)はファイル337の構成を示す
図である。ファイル337は、タイトルを記録するタイ
トルフィールド371と、識別マーク372と、日付を
記録する日付フィールド373と、タイトルや日付以外
の付加情報を記録する付加情報フィールド374と、デ
ータ本体部375とから構成されている。データ本体部
375の実体は、利用者のクライアント端末313,3
23から転送されてきたデータそのものである。また、
識別マーク372としては、利用者が指定したドロワ名
(図示した例では「設計関連」)が記録される。また図
14(c)は、キャビネット332として例えば基本仕様
書キャビネットの中でのデータ格納状況を示しており、
このキャビネット332内に複数のファイル337が含
まれていることが示されている。
【0067】この第2の例は、上述の第1の例での各レ
コードをそれぞれファイルとして独立させたものである
から、ファイル数自体を減らすことはできていないが、
従来のものに比べ、ディレクトリチェンジの回数などが
低減し、検索の高速化や検索プログラムの簡略化を図る
ことができる。
【0068】図15(a)は、データサーバ311での実
際のディレクトリ構成の第3の例を示す図である。この
例は、第1の例と同様に、いくつかのレコード336a
の集合であるファイル335aを有するものであるが、
ドロワのみならず、文書ディレクトリ331の下のサブ
ディレクトリであるキャビネットも、実際には存在して
いない。すなわち、ファイル335aは文書ディレクト
リ331に直接格納されている。レコード1つ1つがそ
れぞれ利用者からのデータの1つ1つに対応する。
【0069】図15(b)はレコード336aの構成を示
す図である。レコード336aは、第1の例の場合と同
様に、タイトルを記録するタイトルフィールド361
と、ドロワ名を記録する識別マーク362と、日付を記
録する日付フィールド363と、タイトルや日付以外の
付加情報を記録する付加情報フィールド364と、デー
タ本体部365とを含んでいるほか、キャビネットを実
際には設けなかったことに対応して、利用者が指定した
キャビネット名(図示した例では「基本仕様書」)を記
録するための識別マーク366を含んでいる。図15
(c)は、文書ディレクトリ331の中でのデータ格納状
況を示している。
【0070】この第3の例では、データへのアクセスの
観点からすると完全にフラットな(すなわち階層的でな
い)ディレクトリ構成となっているので、ディレクトリ
チェンジが原則的に発生せず、検索の高速化や検索プロ
グラムの簡略化をさらに押し進めることができる。ま
た、検索対象のファイル数が極端に減るので、ファイル
管理が容易になる。
【0071】図16(a)は、データサーバ311での実
際のディレクトリ構成の第4の例を示す図である。この
例では、文書ディレクトリ331内に利用者が作成した
データにそれぞれ対応する1あるいは複数のファイル3
37aが格納されている。この例でも、利用者からは見
えていたキャビネット及びドロワは、実際には存在して
いない。
【0072】図16(b)はファイル337aの構成を示
す図である。各ファイル337aは、第2の例の場合と
同様に、タイトルを記録するタイトルフィールド371
と、ドロワ名を記録する識別マーク372と、日付を記
録する日付フィールド373と、タイトルや日付以外の
付加情報を記録する付加情報フィールド374と、デー
タ本体部375とを含んでいるほか、キャビネットを実
際には設けなかったことに対応して、利用者が指定した
キャビネット名(図示した例では「基本仕様書」)を記
録するための識別マーク376を含んでいる。図16
(c)は、文書ディレクトリ331の中でのデータ格納状
況を示しており、文書ディレクトリ331内に複数のフ
ァイル337aが含まれていることが示されている。
【0073】この第4の例は、上述の第3の例での各レ
コードをそれぞれファイルとして独立させたものである
から、ファイル数自体を減らすことはできていないが、
従来のものに比べ、上述の各例と同様に検索の高速化や
検索プログラムの簡略化を図ることができる。
【0074】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のデータ管
理システムによれば、データを蓄積する際に、データサ
ーバにおいて実際にされるディレクトリ構造よりも深い
階層構造で表わされる階層的ディレクトリ構成によっ
て、データサーバにおける当該データの格納場所が指定
されるようにし、蓄積すべきデータに対応するレコード
あるいはファイルに、格納場所を指定する際に使用した
ディレクトリパスにおける相対的に下位のディレクトリ
に関する情報を記録しておくことにより、利用者に対し
ては階層的ディレクトリ構成が備える分かりやすさを提
供しつつ、検索などを高速かつ簡単に行うことができる
ようになるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態のドキュメント管理シス
テムの構成を示すブロック図である。
【図2】サーバにおけるファイルの関係を説明する図で
ある。
【図3】サーバへのファイルの登録を説明する図であ
る。
【図4】検索時のサーバでの処理を示すフローチャート
である。
【図5】検索時のクライアント端末での処理を示すフロ
ーチャートである。
【図6】(A),(B)は、クライアント端末側での検索条件
入力用の画面の一例を説明する図である。
【図7】(A),(B)は、サーバでの検索形態を説明する図
である。
【図8】本実施形態のドキュメント管理システムを詳し
く示したブロック図である。
【図9】(a)は階層的ディレクトリ構成によるファイル
配置の一例を示す図であり、(b)は階層的ディレクトリ
構成によるファイル配置が利用者にどのように認識され
るかを説明する図である。
【図10】データ管理システムを示すブロック図であ
る。
【図11】(a)は利用者から認識されるディレクトリ構
成を示す図であり、(b)はデータ登録に際に登録場所を
指定するために表示される画面の一例を示す図である。
【図12】新規登録時に付加情報等を設定するために表
示される画面の一例を示す図である。
【図13】(a)はデータサーバでの実際のディレクトリ
構成の第1の例を示す図であり、(b)はレコードの構成
例を示す図であり、(c)はキャビネットでのデータの格
納状況を示す図である。
【図14】(a)はデータサーバでの実際のディレクトリ
構成の第2の例を示す図であり、(b)はファイルの構成
例を示す図であり、(c)はキャビネットでのデータの格
納状況を示す図である。
【図15】(a)はデータサーバでの実際のディレクトリ
構成の第3の例を示す図であり、(b)はレコードの構成
例を示す図であり、(c)は文書ディレクトリでのデータ
の格納状況を示す図である。
【図16】(a)はデータサーバでの実際のディレクトリ
構成の第4の例を示す図であり、(b)はファイルの構成
例を示す図であり、(c)は文書ディレクトリでのデータ
の格納状況を示す図である。
【符号の説明】
11 サーバ 12 大容量記憶手段 13,313 クライアント端末 14 ネットワーク 20 ドキュメント 21 インデックスファイル 22 テキストファイル 23 イメージファイル 24 オリジナルファイル 31 書誌情報検索画面 32 全文検索画面 101〜106,111〜124 ステップ 290 ルートディレクトリ 291,331 文書ディレクトリ 292,332 キャビネット 293,333 ドロワ 294,334 ファイル 310,316,322 LAN 311 データサーバ 312 データストッカ 314 プラウザ 315 ファイアウォール 317,321 ゲートウェイ 318 WWWサーバ 320 インターネット 401 検索手段 402,412 通信手段 403 管理手段 411 アプリケーションソフトウェア 413 テキストファイル生成手段 414 イメージファイル生成手段 415 登録情報作成手段 416 検索条件作成手段 417 画像表示手段

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クライアント端末とサーバとがネットワ
    ークを介して接続されたネットワークシステムにおける
    ドキュメント管理システムにおいて、 前記クライアント端末が、選択されたドキュメントから
    そのドキュメントの出力イメージに相当するイメージフ
    ァイルを生成しそのドキュメントのオリジナルファイル
    と生成したイメージファイルとを前記サーバに転送し、
    前記サーバからイメージファイルが転送されたときには
    そのイメージファイルに基づく表示を行い、 前記サーバが、イメージファイルとオリジナルファイル
    を格納するとともに、前記クライアント端末からの要求
    に応じてイメージファイルとオリジナルファイルを送出
    し、 イメージファイルのファイル形式が各クライアント端末
    間で統一されていることを特徴とするドキュメント管理
    システム。
  2. 【請求項2】 前記クライアント端末が、前記選択され
    たドキュメントから文字情報のみからなるテキストファ
    イルも生成して前記サーバに転送し、前記サーバからテ
    キストファイルが転送されてきたときにはそのテキスト
    ファイルに基づく表示を行い、 前記サーバが、前記テキストファイルも保持するととも
    に、前記クライアント端末からの要求に応じてテキスト
    ファイルを送出する、請求項1に記載のドキュメント管
    理システム。
  3. 【請求項3】 前記サーバは、インデックスファイルを
    保持して所望のドキュメントを検索する処理を実行する
    請求項1に記載のドキュメント管理システム。
  4. 【請求項4】 前記サーバは、前記クライアント端末か
    らの要求に応じて、保持するテキストファイルに対して
    全文検索を行う請求項2に記載のドキュメント管理シス
    テム。
  5. 【請求項5】 前記クライアント端末には、前記イメー
    ジファイルを表示するためのブラウザソフトウェアがイ
    ンストールされている請求項1に記載のドキュメント管
    理システム。
  6. 【請求項6】 前記クライアント端末には、前記テキス
    トファイルを表示するためのブラウザソフトウェアがイ
    ンストールされている請求項2に記載のドキュメント管
    理システム。
  7. 【請求項7】 前記クライアント端末には、ドキュメン
    トのファイル形式が異なる複数のアプリケーションソフ
    トウェアがインストールされており、前記クライアント
    端末は、それぞれのファイル形式に基づくドキュメント
    に対して、統一されたファイル形式に基づくそのドキュ
    メントの出力イメージに相当するイメージファイルを生
    成するものである請求項1に記載のドキュメント管理シ
    ステム。
  8. 【請求項8】 前記ドキュメントが複数のページからな
    るときは、前記クライアント端末は、当該ドキュメント
    の各ページごとに出力イメージに相当するイメージファ
    イルを生成し、前記サーバは、前記クライアント端末か
    らイメージファイルの送出要求があったときは、各ペー
    ジごとのイメージファイルを送出する請求項1に記載の
    ドキュメント管理システム。
  9. 【請求項9】 前記イメージファイルのファイル形式
    は、タグ・イメージ・ファイル・フォーマット(TIF
    F;Tag Image File Format)形式である請求項1に記
    載のドキュメント管理システム。
  10. 【請求項10】 クライアント端末とサーバとがネット
    ワークを介して接続されたネットワークシステムにおけ
    るドキュメント管理システムにおいて、 前記クライアント端末は、 ドキュメントを作成するアプリケーションソフトウェア
    と、 前記サーバとの間で情報のやりとりを行う通信手段と、 オリジナルファイルからテキストファイルを生成するテ
    キストファイル生成手段と、 前記オリジナルファイルからイメージファイルを生成す
    るイメージファイル生成手段と、 前記サーバに前記ドキュメントの前記オリジナルファイ
    ル、テキストファイル及びイメージファイルを登録する
    際に必要な登録情報を作成する登録情報作成手段と、 前記サーバに登録されているドキュメントを検索する際
    の検索条件を作成する検索条件作成手段と、 前記サーバにあるテキストファイル及び/又はイメージ
    ファイルを表示する画像表示手段と、 を備え、 前記サーバは、 インデックスファイルの作成、記憶手段に記録された各
    種ファイルの管理等を行う管理手段と、 前記クライアント端末との間で情報のやりとりを行う通
    信手段と、 前記インデックスファイル及び/又はテキストファイル
    の検索を実行する検索手段と、 を備えていることを特徴とするドキュメント管理システ
    ム。
  11. 【請求項11】 クライアント端末とサーバとがネット
    ワークを介して接続されたネットワークシステムにおけ
    るドキュメント共有方法において、 共有すべきドキュメントに関し、前記クライアント端末
    において、そのドキュメンの出力イメージに相当するイ
    メージファイルとそのドキュメントに含まれる文字情報
    のみからなるテキストファイルとを生成し、 生成した前記イメージファイル及び前記テキストファイ
    ルと前記共有すべきドキュメントのオリジナルファイル
    とを前記サーバに蓄積するとともに、前記サーバにおい
    て前記テキストファイルからインデックス情報を抽出し
    てインデックスファイルを更新し、 前記インデックスファイルに基づいてドキュメントの検
    索を行うことを特徴とするドキュメント共有方法。
  12. 【請求項12】 クライアント端末とサーバとがネット
    ワークを介して接続されたネットワークシステムにおけ
    るドキュメント管理システムを実行させるためのプログ
    ラムを記録した記録媒体であって、 選択されたドキュメントからそのドキュメントの出力イ
    メージに相当するイメージファイルを生成しそのドキュ
    メントのオリジナルファイルと生成したイメージファイ
    ルとを前記サーバに転送し、 前記サーバからイメージファイルが転送されたときには
    そのイメージファイルに基づく表示を行う手順を前記ク
    ライアント端末に実行させるプログラムを記録した記録
    媒体。
  13. 【請求項13】 クライアント端末とサーバとがネット
    ワークを介して接続されたネットワークシステムにおけ
    るドキュメント管理システムを実行させるためのプログ
    ラムを記録した記録媒体であって、 イメージファイルとオリジナルファイルを格納し、前記
    クライアント端末からの要求に応じてイメージファイル
    を送出する手順を前記サーバに実行させるためのプログ
    ラムを記録した記録媒体。
  14. 【請求項14】 クライアント端末とサーバとがネット
    ワークを介して接続されたネットワークシステムにおけ
    るドキュメント管理システムを実行させるためのプログ
    ラムを記録した記録媒体であって、 ドキュメントを作成する手順と、 前記サーバとの間で情報の通信を行う手順と、 オリジナルファイルからテキストファイルを生成する手
    順と、 前記オリジナルファイルからイメージファイルを生成す
    る手順と、 前記サーバに前記ドキュメントの前記オリジナルファイ
    ル、テキストファイル及びイメージファイルを登録する
    際に必要な登録情報を作成する手順と、 を前記クライアント端末に実行させるためのプログラム
    を記録した記録媒体。
  15. 【請求項15】 クライアント端末とサーバとがネット
    ワークを介して接続されたネットワークシステムにおけ
    るドキュメント管理システムを実行させるためのプログ
    ラムを記録した記録媒体であって、 インデックスファイルの作成、記憶手段に記録された各
    種ファイルの管理等を行う手順と、 前記クライアント端末との間で情報のやり取りを行う手
    順と、 前記インデックスファイル及び/又はテキストファイル
    の検索を実行する手順と、 を前記サーバに実行させるためのプログラムを記録した
    記録媒体。
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