JPH1066661A - トイレ装置 - Google Patents

トイレ装置

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Publication number
JPH1066661A
JPH1066661A JP22676196A JP22676196A JPH1066661A JP H1066661 A JPH1066661 A JP H1066661A JP 22676196 A JP22676196 A JP 22676196A JP 22676196 A JP22676196 A JP 22676196A JP H1066661 A JPH1066661 A JP H1066661A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
toilet
sensor
water level
human waste
excrement
Prior art date
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Pending
Application number
JP22676196A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazutoyo Takama
一豊 高馬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】長期にわたりし尿水位を気にすることなく効率
よく汲み取りが行われるトイレ装置を提供することを課
題とする。 【解決手段】し尿を貯留する便槽1内のし尿水位を検知
するセンサ11と、センサ11の出力結果を電話回線により
送信する制御装置17を設けた構成としたトイレ装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、し尿を貯留するト
イレ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の汲み取り式トイレは、使用者が定
期的に便槽内のし尿水位を確認し、汲み取り時期を判断
して清掃業者に連絡し汲み取りを依頼しなければ便槽か
らし尿が溢れ出す問題がある。
【0003】また、定期的に汲み取りを行う契約を清掃
業者とした場合は、し尿量が少ない時でも汲み取りが行
われ、使用者が満水時と同じ一定料金を支払わなければ
ならず、無駄な出費をする問題がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題点
を解決するためになされたもので、長期間にわたりし尿
水位を気にすることなく効率よく汲み取りが行われるト
イレ装置を提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の第1の手段は、トイレ内に配設された便器と、該便器
から排出されたし尿を貯留する便槽と、該便槽内のし尿
水位を検知するセンサとを備え、前記センサの出力結果
を受信装置に送信する制御装置を設けたことを特徴とす
る。
【0006】上記課題を解決するための第2の手段は、
トイレ内に配設された便器と、該便器から排出されたし
尿を貯留する便槽と、該便槽内のし尿水位を検知するセ
ンサとを備え、前記センサの出力結果を電話回線により
受信装置に送信する制御装置を設けたことを特徴とす
る。
【0007】上記課題を解決するための第3の手段は、
トイレ内に配設された便器と、該便器から排出されたし
尿を貯留する便槽と、該便槽内のし尿を曝気する曝気装
置と、前記便槽内のし尿水位を検知するセンサとを備
え、前記センサの出力結果を電話回線により受信装置に
送信する制御装置を設けたことを特徴とする。
【0008】上記課題を解決するための第4の手段は、
トイレ内に配設された便器と、該便器から排出されたし
尿を貯留する便槽と、該便槽内のし尿水位を検知するセ
ンサと、該センサの出力結果を表示する表示手段とを備
え、前記センサの出力結果を表示手段に表示すると共
に、電話回線により受信装置に送信する制御装置を設け
たことを特徴とする。
【0009】上記課題を解決するための第5の手段は、
トイレ内に配設された便器と、該便器から排出されたし
尿を貯留する便槽と、該便槽内のし尿水位を検知するセ
ンサと、該センサの出力結果等を表示する表示手段と、
前記センサの出力結果を制御する制御装置とを備え、前
記制御装置がセンサの出力結果を電話回線により受信装
置に送信すると共に、表示手段に表示し、送信を受信す
る側が受信を確認した旨を電話回線により返送した結果
を表示手段に表示することを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態を図1乃至
図5に示すトイレ装置に基づいて以下に詳述する。
【0011】1は地中に埋設されている便槽、2は前記
便槽1と便器3とを接続する連結管、4は前記便槽1内
に配設され前記連結管2と連結するJ字管で、便器3か
ら排出されたトイレットペーパー、し尿等が、連結管2
を通ってJ字管4内に一時貯留される。5は前記便槽1
を閉塞する蓋体である。
【0012】6は前記便槽1底部に配設される散気管
で、供給管7を介して送風装置8に接続され、便槽1内
のし尿を曝気するようになっており、散気管6、供給管
7及び送風装置8により曝気装置を構成している。9は
前記便槽1上部に接続された排気筒、10は前記排気筒9
に配設された排気ファンである。該排気ファン10は前記
便器3に便槽1内の臭気が逆流するのを防止するため、
送風装置8の送風量より大きい排気量に設定している。
【0013】11は前記便槽1内の供給管7に配設された
水位検知部で、便槽1内し尿の満水水位より若干低い水
位(本実施形態では7日程度使用できる水位)を検知す
るようになっている。
【0014】前記水位検知部11は、し尿に対して水位検
知部11を浮かせるフロート部12、水位検知部11端部に配
設された重り13、後述する磁石15によりON、OFFす
るリードスイッチ14、該リードスイッチ14をONさせる
位置からOFFさせる位置にかけて自在に移動可能な磁
石15を内蔵し、おもり13と対向する側に設けられたコー
ド16により回動自在に供給管7に固定されている。
【0015】前記便槽1内のし尿水位が低いときには図
3に示すごとく、水位検知部11は重り13及び自重により
重り13側が垂下しているので、磁石15が重り13側にあ
り、リードスイッチ14はOFFとなる。し尿水位が上昇
し水位検知部11がし尿に浸かると図4に示すごとく、コ
ード16の固定部を回転中心としてフロート部12により浮
くので、重り13側が上となり、磁石15が重り13に対向す
る側に移動してリードスイッチ14はONとなる。
【0016】17は前記リードスイッチ14がONとなった
とき、電話回線により清掃業者に自動的に通報する自動
通報装置で、内部にマイクロコンピュータからなる制御
部18とNetwork Control Unit(以
下NCUという)付モデム19を内蔵している。
【0017】20は屋内配線器具保護のため配設された保
安装置で、避雷機能等を有する。21はトイレ内に配設さ
れた表示部で、前記水位検知部11のリードスイッチ14が
ONとなった際に、前記制御部18から信号が送られて使
用者に便槽1内が略満水であることを知らせると共に、
前記自動通報装置17により清掃業者に自動通報した後、
清掃業者が通報を確認した旨を表示する。22は各部に電
源を供給する電源部、23は電話機、24は家庭への電話引
込線である。
【0018】図5に示すごとく、25は清掃業者側の受信
装置のNCU付モデムで、使用者の自動通報装置17から
の電話回線を通した信号を受信する。26は制御部で、N
CU付モデムで受信した信号を図示しない表示部に表示
する。
【0019】而して便器3から排出されたし尿は、トイ
レットペーパーと共に、連結管2を通りJ字管4に一時
溜まり、ここでトイレットペーパーとし尿が混ざり合
い、し尿量が増えるとJ字管4から便槽1内に混ざり合
ったし尿が溢れ出す。便槽1内に溜まったし尿は、送風
装置8の駆動により散気管6から供給される空気によっ
て撹拌されると共に、し尿中に酸素を溶存させ、好気性
バクテリアの活動と化学反応によりし尿を分解し、発生
した二酸化炭素等のガスと水蒸気は、排気筒9から排気
ファン10により排気される。
【0020】この排気に伴いトイレ内の空気が便器3、
連結管2を通り便槽1に流入し、便槽1内の臭気がトイ
レ内に逆流するのを防止できる。
【0021】トイレを使用し続けると、便槽1内のし尿
水位は徐々に上昇する。便槽1内のし尿水位が水位検知
部11が配設されている位置まで上昇すれば、水位検知部
11がし尿に浸かりコード16の固定部を回転中心として浮
くので、磁石15が重り13に対向する側に移動してリード
スイッチ14がONとなる。
【0022】リードスイッチ14からの信号は自動通報装
置17の制御部18に入力され、制御部18がNCU付モデム
19を動作させて、電話回線を通して便槽1内が略満水で
あることを清掃業者に自動的に通報すると共に、トイレ
内に配設した表示部21に表示を行う。
【0023】電話回線により通報を受けた清掃業者は、
通報を確認した旨を通報者に電話回線により返送して表
示部21に表示させるので、使用者は満水信号が確実に清
掃業者に自動通報されたことを容易に確認することがで
きる。
【0024】また、清掃業者は、便槽1内が満水となり
し尿が溢れだす迄(約7日)に汲み取りを行う予定を立
てることができ、し尿が便槽1から溢れ出すのを防止で
きると共に、略満水のし尿を汲み取るので、効率よく汲
み取りを行うことができる。
【0025】尚、本発明は上記実施の形態に限定される
ものではなく、便槽1から曝気装置を取り除いた構成と
してもよい。
【0026】また、水位検知部11のリードスイッチ14か
らの満水信号を電話回線以外の送信手段(例えば無線、
衛星通信等)により送信する構成としてもよい。
【0027】
【発明の効果】本発明の請求項1の構成によれば、自動
通報により汲み取り時期を連絡できるので、し尿が便槽
から溢れ出すのを防止できると共に、略満水のし尿を汲
み取るので、効率よく汲み取りを行うことができる等の
効果を奏する。
【0028】本発明の請求項2の構成によれば、自動通
報により汲み取り時期を連絡できるので、し尿が便槽か
ら溢れ出すのを防止できると共に、略満水のし尿を汲み
取るので、効率よく汲み取りを行うことができる等の効
果を奏する。
【0029】本発明の請求項3の構成によれば、自動通
報により汲み取り時期を連絡できるので、し尿が便槽か
ら溢れ出すのを防止できると共に、略満水のし尿を汲み
取るので、効率よく汲み取りを行うことができる等の効
果を奏する。
【0030】本発明の請求項4の構成によれば、使用者
は便槽内が略満水状態であることを容易に確認すること
ができると共に、自動通報により汲み取り時期を連絡で
きるので、し尿が便槽から溢れ出すのを防止できると共
に、略満水のし尿を汲み取るので、効率よく汲み取りを
行うことができる等の効果を奏する。
【0031】また、使用者は便槽内が略満水状態である
ことを容易に確認することができる。
【0032】本発明の請求項5の構成によれば、自動通
報により汲み取り時期を連絡できるので、し尿が便槽か
ら溢れだすのを防止できると共に、略満水のし尿を汲み
取るので、効率よく汲み取りを行うことができる等の効
果を奏する。
【0033】また、使用者は自動通報が確実に伝達され
たことを容易に確認することができる
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態のシステム構成図である。
【図2】同便槽の拡大断面図である。
【図3】同水位検知部の拡大断面図である。
【図4】同水位検知部の拡大断面図である。
【図5】同自動通報装置のブロック図である。
【符号の説明】
1 便槽 3 便器 11 水位検知部 17 制御装置

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トイレ内に配設された便器と、該便器か
    ら排出されたし尿を貯留する便槽と、該便槽内のし尿水
    位を検知するセンサとを備え、前記センサの出力結果を
    受信装置に送信する制御装置を設けたことを特徴とする
    トイレ装置。
  2. 【請求項2】 トイレ内に配設された便器と、該便器か
    ら排出されたし尿を貯留する便槽と、該便槽内のし尿水
    位を検知するセンサとを備え、前記センサの出力結果を
    電話回線により受信装置に送信する制御装置を設けたこ
    とを特徴とするトイレ装置。
  3. 【請求項3】 トイレ内に配設された便器と、該便器か
    ら排出されたし尿を貯留する便槽と、該便槽内のし尿を
    曝気する曝気装置と、前記便槽内のし尿水位を検知する
    センサとを備え、前記センサの出力結果を電話回線によ
    り受信装置に送信する制御装置を設けたことを特徴とす
    るトイレ装置。
  4. 【請求項4】 トイレ内に配設された便器と、該便器か
    ら排出されたし尿を貯留する便槽と、該便槽内のし尿水
    位を検知するセンサと、該センサの出力結果を表示する
    表示手段とを備え、前記センサの出力結果を表示手段に
    表示すると共に、電話回線により受信装置に送信する制
    御装置を設けたことを特徴とする汚水処理装置。
  5. 【請求項5】 トイレ内に配設された便器と、該便器か
    ら排出されたし尿を貯留する便槽と、該便槽内のし尿水
    位を検知するセンサと、該センサの出力結果等を表示す
    る表示手段と、前記センサの出力結果を制御する制御装
    置とを備え、前記制御装置がセンサの出力結果を電話回
    線により受信装置に送信すると共に、表示手段に表示
    し、送信を受信する側が受信を確認した旨を電話回線に
    より返送した結果を表示手段に表示することを特徴とす
    る汚水処理装置。
JP22676196A 1996-08-28 1996-08-28 トイレ装置 Pending JPH1066661A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22676196A JPH1066661A (ja) 1996-08-28 1996-08-28 トイレ装置

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JP22676196A JPH1066661A (ja) 1996-08-28 1996-08-28 トイレ装置

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JPH1066661A true JPH1066661A (ja) 1998-03-10

Family

ID=16850209

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JP22676196A Pending JPH1066661A (ja) 1996-08-28 1996-08-28 トイレ装置

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JP (1) JPH1066661A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005143958A (ja) * 2003-11-18 2005-06-09 Sanix Inc トイレの汲み取り時期警報装置
JP2009515642A (ja) * 2005-11-15 2009-04-16 ハンメディックスシーオー.,エルティーディー. 人体体液の定量及び定性分析装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005143958A (ja) * 2003-11-18 2005-06-09 Sanix Inc トイレの汲み取り時期警報装置
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