JPH1066634A - 二輪車用展示台におけるタイヤ止め具 - Google Patents
二輪車用展示台におけるタイヤ止め具Info
- Publication number
- JPH1066634A JPH1066634A JP22668396A JP22668396A JPH1066634A JP H1066634 A JPH1066634 A JP H1066634A JP 22668396 A JP22668396 A JP 22668396A JP 22668396 A JP22668396 A JP 22668396A JP H1066634 A JPH1066634 A JP H1066634A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stopper
- tire
- motorcycle
- shape
- stand
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Tires In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 二輪車が流転することがないように展示台
上に二輪車のタイヤをしっかりと止め置くことが出来る
と共に、二輪車の陳列・効果を損なうことがなく、しか
も展示台上面の任意所望の位置に簡便に取付け取り外す
ことが出来るようにする。 【解決手段】 浅い箱型に形成された台枠１の上部開
放部に多数の透孔２１を有する台パネル２を設置してな
る展示台Ａに取付けられて二輪車Ｃのタイヤを止めるた
めのタイヤ止め具Ｂであって、丸棒材にて側面視略横Ｖ
字形で且つ二輪車のタイヤ幅より少し広い平面視略コ字
形に形成された止め具本体３と該止め具本体を展示台の
台パネル上面に固着するための固定手段４とから構成し
た。
上に二輪車のタイヤをしっかりと止め置くことが出来る
と共に、二輪車の陳列・効果を損なうことがなく、しか
も展示台上面の任意所望の位置に簡便に取付け取り外す
ことが出来るようにする。 【解決手段】 浅い箱型に形成された台枠１の上部開
放部に多数の透孔２１を有する台パネル２を設置してな
る展示台Ａに取付けられて二輪車Ｃのタイヤを止めるた
めのタイヤ止め具Ｂであって、丸棒材にて側面視略横Ｖ
字形で且つ二輪車のタイヤ幅より少し広い平面視略コ字
形に形成された止め具本体３と該止め具本体を展示台の
台パネル上面に固着するための固定手段４とから構成し
た。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、屋内或いは屋外に
おいて二輪車を展示台上に載せて陳列・展示する際に二
輪車が流転しないようにタイヤを止めるために使用する
二輪車用展示台におけるタイヤ止め具に関するものであ
る。尚、本明細書で説明する二輪車には、オートバイ等
の自動二輪車をはじめ自転車を含むのもとする。
おいて二輪車を展示台上に載せて陳列・展示する際に二
輪車が流転しないようにタイヤを止めるために使用する
二輪車用展示台におけるタイヤ止め具に関するものであ
る。尚、本明細書で説明する二輪車には、オートバイ等
の自動二輪車をはじめ自転車を含むのもとする。
【０００２】
【技術的背景】屋内や屋外において二輪車を展示台上に
載せて陳列・展示する場合に、陳列・展示している二輪
車が不用意に動き出したら非常に危険である。かと言っ
て、陳列・展示する際に安全を期するあまり二輪車の見
栄えが悪くなって、陳列・展示効果を損なってしまう事
がある。
載せて陳列・展示する場合に、陳列・展示している二輪
車が不用意に動き出したら非常に危険である。かと言っ
て、陳列・展示する際に安全を期するあまり二輪車の見
栄えが悪くなって、陳列・展示効果を損なってしまう事
がある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、二輪車が不
用意に動き出す（流転する）ことがないように展示台上
に二輪車のタイヤをしっかりと止め置くことが出来ると
共に、二輪車の陳列・効果を損なうことがなく、しかも
展示台上面の任意所望の位置に簡便に取付け取り外すこ
とが可能な二輪車用展示台におけるタイヤ止め具を提供
せんとするものである。
用意に動き出す（流転する）ことがないように展示台上
に二輪車のタイヤをしっかりと止め置くことが出来ると
共に、二輪車の陳列・効果を損なうことがなく、しかも
展示台上面の任意所望の位置に簡便に取付け取り外すこ
とが可能な二輪車用展示台におけるタイヤ止め具を提供
せんとするものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】斯る目的を達成する本発
明請求項１記載の二輪車用展示台におけるタイヤ止め具
は、浅い箱型に形成された台枠の上部開放部に多数の透
孔を有する台パネルを設置してなる展示台に取付けられ
て二輪車のタイヤを止めるためのタイヤ止め具であっ
て、丸棒材にて側面視略横Ｖ字形で且つ二輪車のタイヤ
幅より少し広い平面視略コ字形に形成された止め具本体
と該止め具本体を前記展示台の台パネル上面に固着する
ための固定手段とから構成され、上記固定手段は上記止
め具本体の下側水平杆部を貫通して前記台パネルの透孔
内側部分に掛止されるフックと該フックに螺合する締結
ナットと該締結ナットと上記補強棒との間に配置される
弾発バネとから構成されている事を特徴としたものであ
る。また、本発明請求項２記載の二輪車用展示台におけ
るタイヤ止め具は、前記固定手段を上記止め具本体の下
側水平杆部に固着されて前記台パネルの透孔内に挿入さ
れる一方の挟持板と該一方の挟持板に締結ボルトで連結
され該一方の挟持板と協同して前記台パネルの透孔間を
挟持する他方の挟持板とで構成されている事を特徴とし
たものである。
明請求項１記載の二輪車用展示台におけるタイヤ止め具
は、浅い箱型に形成された台枠の上部開放部に多数の透
孔を有する台パネルを設置してなる展示台に取付けられ
て二輪車のタイヤを止めるためのタイヤ止め具であっ
て、丸棒材にて側面視略横Ｖ字形で且つ二輪車のタイヤ
幅より少し広い平面視略コ字形に形成された止め具本体
と該止め具本体を前記展示台の台パネル上面に固着する
ための固定手段とから構成され、上記固定手段は上記止
め具本体の下側水平杆部を貫通して前記台パネルの透孔
内側部分に掛止されるフックと該フックに螺合する締結
ナットと該締結ナットと上記補強棒との間に配置される
弾発バネとから構成されている事を特徴としたものであ
る。また、本発明請求項２記載の二輪車用展示台におけ
るタイヤ止め具は、前記固定手段を上記止め具本体の下
側水平杆部に固着されて前記台パネルの透孔内に挿入さ
れる一方の挟持板と該一方の挟持板に締結ボルトで連結
され該一方の挟持板と協同して前記台パネルの透孔間を
挟持する他方の挟持板とで構成されている事を特徴とし
たものである。
【０００５】
【発明の実施の形態】以下、本発明の具体的な実施例
を、先ず請求項１に係る実施の一例を示した図１及び図
２の図面に基づいて説明する。
を、先ず請求項１に係る実施の一例を示した図１及び図
２の図面に基づいて説明する。
【０００６】本発明に係る展示台Ａは、基本的に１個の
台枠１と、台枠１の上面に設置される１枚又は複数枚の
台パネル２と、必要に応じて台枠１内に設置される１個
又は複数個の照明用光源（図示せず）とで構成され、屋
内のフロア上又は屋外の地面などに設置される。
台枠１と、台枠１の上面に設置される１枚又は複数枚の
台パネル２と、必要に応じて台枠１内に設置される１個
又は複数個の照明用光源（図示せず）とで構成され、屋
内のフロア上又は屋外の地面などに設置される。
【０００７】台枠１は、木材や合成樹脂材，アルミ押出
材，或いは金属プレス成形材などを用いて、矩形状をし
た所用の大きさ、例えば横幅が二輪車の車長より少し長
く奥行きが車体幅とほぼ同じ細長い矩形状を呈する上部
を開放した浅い箱型に形成し、必要に応じて外側表面に
所望の着色や模様を施してなる。
材，或いは金属プレス成形材などを用いて、矩形状をし
た所用の大きさ、例えば横幅が二輪車の車長より少し長
く奥行きが車体幅とほぼ同じ細長い矩形状を呈する上部
を開放した浅い箱型に形成し、必要に応じて外側表面に
所望の着色や模様を施してなる。
【０００８】台パネル２は、ダイカスト鋳造或いはスチ
ール等の金属板をプレス加工して、適宜大きさの正方形
や長方形等の定型矩形状に形成すると共に、表側から裏
側に通じる平面略円形や略角形等に形成した透孔２１を
全面にわたり多数個形成してなり、必要に応じてその表
面に所望の着色や模様を施す。ちなみに、図示実施例の
台パネル２は、アルミダイカスト鋳造により１辺が約５
０〜６０ｃｍの正方形状に形成すると共に、平面略長方
形状に形成した透孔２１を全面にわたって形成してな
る。
ール等の金属板をプレス加工して、適宜大きさの正方形
や長方形等の定型矩形状に形成すると共に、表側から裏
側に通じる平面略円形や略角形等に形成した透孔２１を
全面にわたり多数個形成してなり、必要に応じてその表
面に所望の着色や模様を施す。ちなみに、図示実施例の
台パネル２は、アルミダイカスト鋳造により１辺が約５
０〜６０ｃｍの正方形状に形成すると共に、平面略長方
形状に形成した透孔２１を全面にわたって形成してな
る。
【０００９】また、本発明に係るタイヤ止め具Ｂは、基
本的に止め具本体３と、その止め具本体３を展示台Ａの
台パネル２上面に着脱自在に固着させるための固定手段
４とから構成されている。
本的に止め具本体３と、その止め具本体３を展示台Ａの
台パネル２上面に着脱自在に固着させるための固定手段
４とから構成されている。
【００１０】止め具本体３は、断面形状が円形状をした
丸棒材、具体的には合成樹脂製や鉄又は非鉄金属製の中
空丸パイプ材或いは内部が充実した丸棒材等を用い、折
り曲げたり接着又は溶接したりして側面視略横Ｖ字形で
且つ二輪車ＣのタイヤＣ1 幅より少し広い平面視略コ字
形に形成する。即ち、止め具本体３は、二輪車Ｃのタイ
ヤＣ1 幅より少し広い平面視略コ字形に形成して展示台
Ａの台パネル２上面に固定される下側水平杆部３１と、
その下側水平杆部３１から連続させて折り返すように斜
め上方に延び且つ二輪車ＣのタイヤＣ1 幅より少し広い
平面視略コ字形に形成された傾斜杆部３２とでもって、
全体として側面視略横Ｖ字形に形成するものである。
丸棒材、具体的には合成樹脂製や鉄又は非鉄金属製の中
空丸パイプ材或いは内部が充実した丸棒材等を用い、折
り曲げたり接着又は溶接したりして側面視略横Ｖ字形で
且つ二輪車ＣのタイヤＣ1 幅より少し広い平面視略コ字
形に形成する。即ち、止め具本体３は、二輪車Ｃのタイ
ヤＣ1 幅より少し広い平面視略コ字形に形成して展示台
Ａの台パネル２上面に固定される下側水平杆部３１と、
その下側水平杆部３１から連続させて折り返すように斜
め上方に延び且つ二輪車ＣのタイヤＣ1 幅より少し広い
平面視略コ字形に形成された傾斜杆部３２とでもって、
全体として側面視略横Ｖ字形に形成するものである。
【００１１】尚、図中３３は、止め具本体３が横方向に
拡開するのを防げための補強杆であり、左右の下側水平
杆部３１にわたって一体的に架設されており、また図中
３４は、展示台Ａの台パネル２上面ないしは止め具本体
３及び二輪車ＣのタイヤＣ1を傷付けないように保護す
るための柔軟弾性を有する合成樹脂又はゴム製のプロテ
クターである。
拡開するのを防げための補強杆であり、左右の下側水平
杆部３１にわたって一体的に架設されており、また図中
３４は、展示台Ａの台パネル２上面ないしは止め具本体
３及び二輪車ＣのタイヤＣ1を傷付けないように保護す
るための柔軟弾性を有する合成樹脂又はゴム製のプロテ
クターである。
【００１２】固定手段４は、止め具本体３の下側水平杆
部３１と展示台Ａの台パネル２とを連結するためのフッ
ク４１と、このフック４１に螺合される締結ナット４２
と、螺合した締結ナット４２と止め具本体３の下側水平
杆部３１との間に介在設置される弾発バネ４３とから構
成される。尚、固定手段４を止め具本体３の下側水平杆
部３１に設ける場合に、下側水平杆部３１に直接設けて
も良いし、下側水平杆部３１に連結された補強杆３３
や、下側水平杆部３１又は補強杆３３に一体的に固着さ
れた取付け板３５に設けても良く、またその個数も１個
でも２個以上でも良い。図示実施例にあっては、下側水
平杆部３１と補強杆３３の交叉部分に一体的に固着され
た取付け板３５，３５に１個ずつ合計２個の固定手段４
を設けてある。
部３１と展示台Ａの台パネル２とを連結するためのフッ
ク４１と、このフック４１に螺合される締結ナット４２
と、螺合した締結ナット４２と止め具本体３の下側水平
杆部３１との間に介在設置される弾発バネ４３とから構
成される。尚、固定手段４を止め具本体３の下側水平杆
部３１に設ける場合に、下側水平杆部３１に直接設けて
も良いし、下側水平杆部３１に連結された補強杆３３
や、下側水平杆部３１又は補強杆３３に一体的に固着さ
れた取付け板３５に設けても良く、またその個数も１個
でも２個以上でも良い。図示実施例にあっては、下側水
平杆部３１と補強杆３３の交叉部分に一体的に固着され
た取付け板３５，３５に１個ずつ合計２個の固定手段４
を設けてある。
【００１３】フック４１は、止め具本体３の下側水平杆
部３１に貫通形成せしめた取付け穴３６と展示台Ａの台
パネル２に形成された透孔２１を貫通してその鉤部４１
ａが台パネル２の透孔２１の内側部分２１ａに掛止する
ように略Ｊ字形状に形成すると共に、上部外周には締結
ナット４２を螺合させるための雄ネジ４１ｂを形成して
なる。
部３１に貫通形成せしめた取付け穴３６と展示台Ａの台
パネル２に形成された透孔２１を貫通してその鉤部４１
ａが台パネル２の透孔２１の内側部分２１ａに掛止する
ように略Ｊ字形状に形成すると共に、上部外周には締結
ナット４２を螺合させるための雄ネジ４１ｂを形成して
なる。
【００１４】この時、フック４１を貫挿通させるべく止
め具本体３の下側水平杆部３１に貫通形成する取付け穴
３６は、フック４１の水平方向の移動自由度を高めるた
めに、長穴形状に形成することが好ましい。尚、図中５
は締結ナット４２から突出したフック４１の頭部を体裁
良く被掩するためのキャップであり、６はワッシャであ
り、どちらもなくとも良い。
め具本体３の下側水平杆部３１に貫通形成する取付け穴
３６は、フック４１の水平方向の移動自由度を高めるた
めに、長穴形状に形成することが好ましい。尚、図中５
は締結ナット４２から突出したフック４１の頭部を体裁
良く被掩するためのキャップであり、６はワッシャであ
り、どちらもなくとも良い。
【００１５】而して、タイヤ止め具Ｂを展示台Ａに取付
ける場合には、固定手段４を予め止め具本体３の下側水
平杆部３１に組付けておき、展示台Ａの台パネル２の上
方から取付け操作を行なう。即ち、止め具本体３の下側
水平杆部３１（図示実施例では取付け板３５）に貫通形
成せしめた取付け穴３６にフック４１を下方から貫挿突
出させて、フック４１の雄ネジ４１ｂに締結ナット４２
を螺合させると共に、締結ナット４２と止め具本体３の
下側水平杆部３１との間に弾発バネ４３を配置して、予
め固定手段４を止め具本体３の下側水平杆部３１に組付
けておき、係る止め具本体３（の下側水平杆部３１）を
展示台Ａの台パネル２上面の所用の位置に配置せしめ、
その状態でフック４１を手で弾発バネ４３の弾発力に抗
して押し下げて鉤部４１ａを台パネル２の透孔２１内に
没入貫通させる。然る後、フック４１を指先で摘んで水
平方向に移動させるなり水平方向に９０°回転させるな
りして、フック４１の鉤部４１ａを台パネル２の透孔２
１の内側部分２１ａに掛止させる。すると、フック４１
から指を離しても弾発バネ４３の弾発力によって、透孔
２１の内側部分２１ａに対するフック４１の鉤部４１ａ
の掛止状態が保持されるので、そのまま締結ナット４２
を螺動させてフック４１を締結すれば、タイヤ止め具Ｂ
が展示台Ａの台パネル２上面に取付けられる。
ける場合には、固定手段４を予め止め具本体３の下側水
平杆部３１に組付けておき、展示台Ａの台パネル２の上
方から取付け操作を行なう。即ち、止め具本体３の下側
水平杆部３１（図示実施例では取付け板３５）に貫通形
成せしめた取付け穴３６にフック４１を下方から貫挿突
出させて、フック４１の雄ネジ４１ｂに締結ナット４２
を螺合させると共に、締結ナット４２と止め具本体３の
下側水平杆部３１との間に弾発バネ４３を配置して、予
め固定手段４を止め具本体３の下側水平杆部３１に組付
けておき、係る止め具本体３（の下側水平杆部３１）を
展示台Ａの台パネル２上面の所用の位置に配置せしめ、
その状態でフック４１を手で弾発バネ４３の弾発力に抗
して押し下げて鉤部４１ａを台パネル２の透孔２１内に
没入貫通させる。然る後、フック４１を指先で摘んで水
平方向に移動させるなり水平方向に９０°回転させるな
りして、フック４１の鉤部４１ａを台パネル２の透孔２
１の内側部分２１ａに掛止させる。すると、フック４１
から指を離しても弾発バネ４３の弾発力によって、透孔
２１の内側部分２１ａに対するフック４１の鉤部４１ａ
の掛止状態が保持されるので、そのまま締結ナット４２
を螺動させてフック４１を締結すれば、タイヤ止め具Ｂ
が展示台Ａの台パネル２上面に取付けられる。
【００１６】この様にしてタイヤ止め具Ｂが展示台Ａに
取付けられるので、台パネル２に形成する透孔２１の形
状及び大きさは必ずしも限定されるものではないが、固
定手段４におけるフック４１の鉤部４１ａが貫通し得る
細長い長方形状に形成することが好ましい。そうすれ
ば、フック４１の鉤部４１ａを台パネル２の透孔２１内
に貫挿通した後透孔２１の内側部分２１ａに掛止しやす
くなると同時に、フック４１の鉤部４１ａが透孔２１の
内側部分２１ａから不用意に外れるような恐れがなくな
る。
取付けられるので、台パネル２に形成する透孔２１の形
状及び大きさは必ずしも限定されるものではないが、固
定手段４におけるフック４１の鉤部４１ａが貫通し得る
細長い長方形状に形成することが好ましい。そうすれ
ば、フック４１の鉤部４１ａを台パネル２の透孔２１内
に貫挿通した後透孔２１の内側部分２１ａに掛止しやす
くなると同時に、フック４１の鉤部４１ａが透孔２１の
内側部分２１ａから不用意に外れるような恐れがなくな
る。
【００１７】次に、請求項２に係るタイヤ止め具Ｂの実
施の一例を、図３及び図４に示した図面に基づいて説明
する。この請求項２に係るタイヤ止め具Ｂは、上述した
請求項１に係るタイヤ止め具と比較して、その固定手段
４の構造が異なるだけであり、請求項１に係るタイヤ止
め具と同じ構成部材には同じ符号を付して、重複する説
明は省略する。
施の一例を、図３及び図４に示した図面に基づいて説明
する。この請求項２に係るタイヤ止め具Ｂは、上述した
請求項１に係るタイヤ止め具と比較して、その固定手段
４の構造が異なるだけであり、請求項１に係るタイヤ止
め具と同じ構成部材には同じ符号を付して、重複する説
明は省略する。
【００１８】この固定手段４は、２枚の挟持板４５，４
６とこれら２枚の挟持板４５，４６を締結するための１
本又は２本以上の締結ボルト４７とでもって構成され
る。即ち、固定手段４は、止め具本体３の下側水平杆部
３１、図示実施例にあっては下側水平杆部３１に連結さ
れた補強杆３３、に一体的に固着されて台パネル２の透
孔２１内に挿入される一方の挟持板４５と、一方の挟持
板４５に締結ボルト４７で連結されこの一方の挟持板４
５と協同して台パネル２の透孔２１間を挟持する他方の
挟持板４６とで構成される。尚、図中４８は、他方の挟
持板４６に一体的に固着されたナットであり、他方の挟
持板４６にタップネジを切る場合には不要である。
６とこれら２枚の挟持板４５，４６を締結するための１
本又は２本以上の締結ボルト４７とでもって構成され
る。即ち、固定手段４は、止め具本体３の下側水平杆部
３１、図示実施例にあっては下側水平杆部３１に連結さ
れた補強杆３３、に一体的に固着されて台パネル２の透
孔２１内に挿入される一方の挟持板４５と、一方の挟持
板４５に締結ボルト４７で連結されこの一方の挟持板４
５と協同して台パネル２の透孔２１間を挟持する他方の
挟持板４６とで構成される。尚、図中４８は、他方の挟
持板４６に一体的に固着されたナットであり、他方の挟
持板４６にタップネジを切る場合には不要である。
【００１９】而して、タイヤ止め具Ｂを展示台Ａに取付
ける場合には、一方の挟持板４５に他方の挟持板４６を
締結ボルト４７で連結して、固定手段４を予め止め具本
体３の下側水平杆部３１（又は補強杆３３）に組付けて
おき、一方の挟持板４５を台パネル２の透孔２１内に上
方から挿入させると共に、他方の挟持板４６を上記一方
の挟持板４５が挿入された透孔２１とは別の透孔２１内
に上方から挿入させ、その状態でもって締結ボルト４７
を螺動させる。すると、他方の挟持板４６が一方の挟持
板４５側に引き寄せられ、一方の挟持板４５と協同して
台パネル２の透孔２１間を挟持するようになり、タイヤ
止め具Ｂが展示台Ａの台パネル２上面に取付けられる。
ける場合には、一方の挟持板４５に他方の挟持板４６を
締結ボルト４７で連結して、固定手段４を予め止め具本
体３の下側水平杆部３１（又は補強杆３３）に組付けて
おき、一方の挟持板４５を台パネル２の透孔２１内に上
方から挿入させると共に、他方の挟持板４６を上記一方
の挟持板４５が挿入された透孔２１とは別の透孔２１内
に上方から挿入させ、その状態でもって締結ボルト４７
を螺動させる。すると、他方の挟持板４６が一方の挟持
板４５側に引き寄せられ、一方の挟持板４５と協同して
台パネル２の透孔２１間を挟持するようになり、タイヤ
止め具Ｂが展示台Ａの台パネル２上面に取付けられる。
【００２０】尚、図示実施例では、一方の挟持板４５が
挿入された透孔２１と他方の挟持板４６が挿入された透
孔２１とが隣接しているので、両挟持板４５，４６を締
結ボルト４７で締結すると、両挟持板４５，４６でもっ
て透孔２１の内側部分２１ａを挟持するようになる。
挿入された透孔２１と他方の挟持板４６が挿入された透
孔２１とが隣接しているので、両挟持板４５，４６を締
結ボルト４７で締結すると、両挟持板４５，４６でもっ
て透孔２１の内側部分２１ａを挟持するようになる。
【００２１】また、図５に示した使用状態の実施例で
は、二輪車の前輪側に請求項２に係るタイヤ止め具を配
設し、後輪側に請求項１に係るタイヤ止め具を配設して
あるが、格別この実施例に限定されるものではない。
は、二輪車の前輪側に請求項２に係るタイヤ止め具を配
設し、後輪側に請求項１に係るタイヤ止め具を配設して
あるが、格別この実施例に限定されるものではない。
【００２２】
【発明の効果】本発明の二輪車用展示台におけるタイヤ
止め具は斯様に構成したので、二輪車が不用意に動き出
す（流転する）ことがないように展示台上に二輪車のタ
イヤをしっかりと止め置くことが出来ると共に、展示台
上面の任意所望の位置に簡便に取付け取り外すことが可
能となる。
止め具は斯様に構成したので、二輪車が不用意に動き出
す（流転する）ことがないように展示台上に二輪車のタ
イヤをしっかりと止め置くことが出来ると共に、展示台
上面の任意所望の位置に簡便に取付け取り外すことが可
能となる。
【００２３】しかも、止め具本体を丸棒材にて側面視略
横Ｖ字形で且つ二輪車のタイヤ幅より少し広い平面視略
コ字形に形成したので、二輪車のタイヤないしはホイー
ル外周面等を傷付ける恐れがないと同時に、体裁良く止
め置くことが出来、二輪車の陳列・効果を損なうことが
ない。
横Ｖ字形で且つ二輪車のタイヤ幅より少し広い平面視略
コ字形に形成したので、二輪車のタイヤないしはホイー
ル外周面等を傷付ける恐れがないと同時に、体裁良く止
め置くことが出来、二輪車の陳列・効果を損なうことが
ない。
【００２４】また、特に請求項１記載のタイヤ止め具に
よれば、タイヤ止め具を展示台の台パネルに固着させる
ための固定手段を、止め具本体の下側水平杆部を貫通し
て台パネルの透孔内側部分に掛止されるフックと該フッ
クに螺合する締結ナットと該締結ナットと上記下側水平
杆部との間に配置される弾発バネとから構成したので、
出荷する時点で固定手段を止め具本体の下側水平杆部に
予め組付けておくことが可能となり、従って止め具本体
の下側水平杆部に固定手段を組付ける手間が省け、輸送
時や保管時に固定手段（フックや締結ネジ等）を紛失す
るような恐れがなくなると同時に、展示台の上方から容
易に取付け操作を行なうことが可能となり、展示台に簡
便に取付け取り外すことが出来る。
よれば、タイヤ止め具を展示台の台パネルに固着させる
ための固定手段を、止め具本体の下側水平杆部を貫通し
て台パネルの透孔内側部分に掛止されるフックと該フッ
クに螺合する締結ナットと該締結ナットと上記下側水平
杆部との間に配置される弾発バネとから構成したので、
出荷する時点で固定手段を止め具本体の下側水平杆部に
予め組付けておくことが可能となり、従って止め具本体
の下側水平杆部に固定手段を組付ける手間が省け、輸送
時や保管時に固定手段（フックや締結ネジ等）を紛失す
るような恐れがなくなると同時に、展示台の上方から容
易に取付け操作を行なうことが可能となり、展示台に簡
便に取付け取り外すことが出来る。
【００２５】また、特に請求項２記載のように、タイヤ
止め具を展示台の台パネルに固着させるための固定手段
を、止め具本体の下側水平杆部に固着されて台パネルの
透孔内に挿入される一方の挟持板と該一方の挟持板に締
結ボルトで連結され該一方の挟持板と協同して台パネル
の透孔間を挟持する他方の挟持板とで構成することによ
り、請求項１記載のタイヤ止め具の固定手段よりも少な
い部品点数でもって請求項１記載のタイヤ止め具と同様
の効果を期することが出来るようになる。
止め具を展示台の台パネルに固着させるための固定手段
を、止め具本体の下側水平杆部に固着されて台パネルの
透孔内に挿入される一方の挟持板と該一方の挟持板に締
結ボルトで連結され該一方の挟持板と協同して台パネル
の透孔間を挟持する他方の挟持板とで構成することによ
り、請求項１記載のタイヤ止め具の固定手段よりも少な
い部品点数でもって請求項１記載のタイヤ止め具と同様
の効果を期することが出来るようになる。
【図１】 本発明の請求項１に係るタイヤ止め具の一
実施例を示す一部切欠平面図。
実施例を示す一部切欠平面図。
【図２】 図１の（Ｘ）−（Ｘ）線に沿う一部切欠側
面図。
面図。
【図３】 本発明の請求項２に係るタイヤ止め具の一
実施例を示す一部切欠平面図。
実施例を示す一部切欠平面図。
【図４】 図３の（Ｙ）−（Ｙ）線に沿う一部切欠側
面図。
面図。
【図５】 使用状態の一例を示す斜視図。
Ａ………展示台 Ｂ………タイヤ
止め具 Ｃ………二輪車 Ｃ1 ……タイヤ １………台枠 ２………台パネ
ル ２１……透孔 ２１ａ…内側部
分 ３………止め具本体 ３１……下側水
平杆部 ３２……傾斜杆部 ３３……補強杆 ３４……プロテクター ３５……取付け
板 ３６……取付け穴 ４………固定手段 ４１……フック ４２……締結ナット ４３……弾発バ
ネ ４５……一方の挟持板 ４６……他方の
挟持板 ４７……締結ボルト
止め具 Ｃ………二輪車 Ｃ1 ……タイヤ １………台枠 ２………台パネ
ル ２１……透孔 ２１ａ…内側部
分 ３………止め具本体 ３１……下側水
平杆部 ３２……傾斜杆部 ３３……補強杆 ３４……プロテクター ３５……取付け
板 ３６……取付け穴 ４………固定手段 ４１……フック ４２……締結ナット ４３……弾発バ
ネ ４５……一方の挟持板 ４６……他方の
挟持板 ４７……締結ボルト
Claims (2)
- 【請求項１】 浅い箱型に形成された台枠の上部開放
部に多数の透孔を有する台パネルを設置してなる展示台
に取付けられて二輪車のタイヤを止めるためのタイヤ止
め具であって、丸棒材にて側面視略横Ｖ字形で且つ二輪
車のタイヤ幅より少し広い平面視略コ字形に形成された
止め具本体と該止め具本体を前記展示台の台パネル上面
に固着するための固定手段とから構成され、上記固定手
段は上記止め具本体の下側水平杆部を貫通して前記台パ
ネルの透孔内側部分に掛止されるフックと該フックに螺
合する締結ナットと該締結ナットと上記補強棒との間に
配置される弾発バネとから構成されている事を特徴とす
る二輪車用展示台におけるタイヤ止め具。 - 【請求項２】 浅い箱型に形成された台枠の上部開放
部に多数の透孔を有する台パネルを設置してなる展示台
に取付けられて二輪車のタイヤを止めるためのタイヤ止
め具であって、丸棒材にて側面視略横Ｖ字形で且つ二輪
車のタイヤ幅より少し広い平面視略コ字形に形成された
止め具本体と該止め具本体を前記展示台の台パネル上面
に固着するための固定手段とから構成され、上記固定手
段は上記止め具本体の下側水平杆部に固着されて前記台
パネルの透孔内に挿入される一方の挟持板と該一方の挟
持板に締結ボルトで連結され該一方の挟持板と協同して
前記台パネルの透孔間を挟持する他方の挟持板とで構成
されている事を特徴とする二輪車用展示台におけるタイ
ヤ止め具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22668396A JPH1066634A (ja) | 1996-08-28 | 1996-08-28 | 二輪車用展示台におけるタイヤ止め具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22668396A JPH1066634A (ja) | 1996-08-28 | 1996-08-28 | 二輪車用展示台におけるタイヤ止め具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1066634A true JPH1066634A (ja) | 1998-03-10 |
Family
ID=16849025
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22668396A Pending JPH1066634A (ja) | 1996-08-28 | 1996-08-28 | 二輪車用展示台におけるタイヤ止め具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1066634A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7768399B2 (en) | 2004-12-07 | 2010-08-03 | Inventory Systems Gmbh | Holder for at least one object |
| ITBO20090135A1 (it) * | 2009-03-06 | 2010-09-07 | Stefano Berra | Struttura antifurto per il parcheggio di cicli |
| CN109619927A (zh) * | 2018-10-30 | 2019-04-16 | 湖州南浔善琏墨艺工艺品有限公司 | 一种汽车销售展示平台 |
-
1996
- 1996-08-28 JP JP22668396A patent/JPH1066634A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7768399B2 (en) | 2004-12-07 | 2010-08-03 | Inventory Systems Gmbh | Holder for at least one object |
| ITBO20090135A1 (it) * | 2009-03-06 | 2010-09-07 | Stefano Berra | Struttura antifurto per il parcheggio di cicli |
| CN109619927A (zh) * | 2018-10-30 | 2019-04-16 | 湖州南浔善琏墨艺工艺品有限公司 | 一种汽车销售展示平台 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US9724974B2 (en) | Mud flap assembly | |
| US6039520A (en) | Truck bed tie down anchor cleat | |
| US5306033A (en) | Shopping cart bumper | |
| JP2855512B2 (ja) | 自動車用緊急脱出器の取付方法及び取付具 | |
| US9422009B2 (en) | Mud flap assemblies | |
| US9387888B2 (en) | Mud flap assembly having enlarged flap panels | |
| US10086879B2 (en) | Mud flap assembly for secure attachment | |
| US4638682A (en) | Auxiliary pedal device for trick-cycling attached to the front fork blade of a bicycle | |
| JP2000128049A (ja) | 自動二輪車の車体構成部品取付構造 | |
| US20080084590A1 (en) | Flag mounting brackets for motorcycles | |
| US5076477A (en) | Spare tire cover | |
| JPH1066634A (ja) | 二輪車用展示台におけるタイヤ止め具 | |
| US5509603A (en) | Mailbox mounting bracket | |
| JP3320666B2 (ja) | 道路標識板の取付構造 | |
| JP2590845Y2 (ja) | 重量物取付構造 | |
| JP2601393Y2 (ja) | スペーサクリップ | |
| JPH1066635A (ja) | 二輪車用展示台におけるサイドスタンド載承用具 | |
| JPS6137592Y2 (ja) | ||
| KR200340361Y1 (ko) | 지게차의 전면커버 | |
| JPH11175179A (ja) | 車輛用ペダルカバー | |
| JPS5849218Y2 (ja) | 工事規制用可搬型標識体 | |
| JP2008229049A (ja) | タイヤ陳列補助装置 | |
| JPS6234871Y2 (ja) | ||
| JPH0349955Y2 (ja) | ||
| JP2518564Y2 (ja) | スタンド用落下防止枠 |