JPH1066260A - 電力系統常用予備切換装置 - Google Patents

電力系統常用予備切換装置

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JPH1066260A
JPH1066260A JP8214421A JP21442196A JPH1066260A JP H1066260 A JPH1066260 A JP H1066260A JP 8214421 A JP8214421 A JP 8214421A JP 21442196 A JP21442196 A JP 21442196A JP H1066260 A JPH1066260 A JP H1066260A
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JP
Japan
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service
line
state
breaker
power system
Prior art date
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JP8214421A
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English (en)
Inventor
Masaki Sato
雅紀 佐藤
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は信頼性の高い電力系統常用予備切換
装置を提供することを課題としている。 【解決手段】 本発明の電力系統常用予備切換装置は、
回線選択切換器14が選択した回線の種類によって電力
系統機器22の投入または開放順序を予め定める選択回
線切換記憶処理回路16と、回線選択切換器14の選択
状態14Aと系統状態検出回路17の接続状態17Aと
機器操作開閉器15の操作指令15Aとを入力して電力
系統機器22に開閉操作信号18Aを出力する系統機器
制御処理回路18とを備えたことを特徴としている。 【効果】 本発明により電力系統常用予備切換装置の操
作安全性を向上させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電鉄き電系統など
の常用または予備系統を切り換える電力系統常用予備切
換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電力系統常用予備切換装置におい
ては、常用回線から予備回線に切り換える場合、回線選
択切換器を常用側に選択し、回線選択切換器の補助接点
と機器操作開閉器の切指令によって常用遮断器を開放
し、この常用遮断器の補助接点によって常用遮断器に直
列に接続されている常用断路器の操作回路にインターロ
ック(鎖錠)回路を形成すると共に、常用断路器を開放
し常用回線を停止させてる。 その後、予備断路器を手
動で投入し、更に、回線選択切換器を予備回路側に切り
替え、回線選択切換器の補助接点と機器操作開閉器の入
指令によって予備遮断器を投入し、常用回線から予備回
線に切り換える方式となっている。
【0003】また、予備回線から常用回線に切り換える
場合には、予備遮断器を開放し、予備切換断路器を開放
し、次に常用断路器を投入し、その後に常用遮断器を投
入する順序で切り換えていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術では、常用
回線と予備回線とを切り換える場合、切換開閉器の操作
が煩雑であり、無停電切換と停電切換とを取り違える誤
操作の危険性があり、また、切り替えに確認時間や操作
時間が長く必要であるなど、電車線への電力供給の安定
性に関して満足できる方法とは言えなかった。
【0005】本発明は、操作員の作業性を単純化し、操
作の信頼性と電力供給の安定性を向上させ、また、電力
系統の再編成などの連動を円滑に実行し、迅速で安定し
た制御を行なうことのできる電力系統常用予備切換装置
を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の電力系統常用予
備切換装置は、複数の常用遮断器を並列状態に分岐して
接続した系統母線と、常用遮断器とそれぞれ直列に接続
されて常用回線を断路する常用断路器と、常用遮断器と
並列状態に系統母線から分岐して接続された共通の予備
遮断器と、予備遮断器とそれぞれ直列接続され回線に対
しそれぞれ並列接続されて予備回線を構成する予備断路
器と、常用遮断器と常用断路器および予備遮断器と予備
断路器とからなる電力系統機器の開閉状態または断路状
態を入力して電力系統の接続状態を検出する系統状態検
出回路と、常用回線または予備回線のいずれかを選択す
る回線選択切換器と、回線選択切換器が選択した回線を
記憶しその種類によって該当する回線に設けられた電力
系統機器の投入または開放順序を予め定める選択回線切
換記憶処理回路と、常用遮断器または予備遮断器を操作
する機器操作開閉器と、回線選択切換器の選択状態と系
統状態検出回路の接続状態と機器操作開閉器の操作指令
とを入力し接続状態を基に回線選択状態と機器操作指令
毎に予め設定された順序で電力系統機器に開閉操作信号
を出力する系統機器制御処理回路とを備えたことを特徴
としている。
【0007】
【発明の実施の形態】次に本発明の電力系統常用予備切
換装置の実施の形態を説明する。図1において、系統母
線20は複数の常用遮断器1A,1B,1C,1Dを並
列状態に分岐して接続した母線であり、常用断路器6
A,6B,6C,6Dは常用遮断器1A,1B,1C,
1Dとそれぞれ直列に接続されて常用回線を断路する開
閉装置である。
【0008】また、予備遮断器5は常用遮断器1A,1
B,1C,1Dと並列状態に系統母線20から分岐して
接続されて予備回線を開閉する装置であり、予備断路器
7A,7B,7C,7Dは予備遮断器5と常用断路器6
A,6B,6C,6Dとの間に接続されて負荷回路8
A,8B,8C,8Dへの予備回線接続を断路する開閉
装置である。
【0009】次に、系統状態検出回路17は常用遮断器
1A,1B,1C,1Dと常用断路器6A,6B,6
C,6Dおよび予備遮断器5と予備断路器7A,7B,
7C,7Dとからなる電力系統機器22の開閉状態また
は断路状態を入力して電力系統の接続状態17Aを検出
する回路であり、常用系統および予備系統の遮断器およ
び断路器の開閉状態を4つのパターン(区別)に分けて
認識し、系統機器制御処理回路18へ認識している内容
を出力する回路である。
【0010】そして、これら4つのパターンは(1)常
用遮断器1A開路、常用断路器6A断路、予備遮断器5
開路、予備断路器7A断路による系統停止中と、(2)
常用遮断器1A閉路、常用断路器6A閉路、予備遮断器
5開路、予備断路器7A断路による常用系統運転中と、
(3)常用遮断器1A開路、常用断路器6A開路、予備
遮断器5閉路、予備断路器7A閉路による予備系統運転
中と、(4)常用遮断器1A閉路、常用断路器6A閉
路、予備遮断器5閉路、予備断路器7A閉路による常用
予備両系統並列運転中とに分けることができる。
【0011】回線選択切換器14は常用回線または予備
回線のいずれかを選択する装置であり、回線選択切換器
14は負荷回路8A,8B,8C,8Dの各々に設けら
れ、負荷回路8A,8B,8C,8Dの運用を常用系統
か或いは予備系統かを選択するために用いられる。ま
た、機器操作開閉器15は常用遮断器1A,1B,1
C,1Dまたは予備遮断器5を操作して投入または引き
外しする装置である。
【0012】選択回線切換記憶処理回路16は回線選択
切換器14に接続され、回線選択切換器14が選択した
選択状態14Aによって電力系統機器22の投入または
開放順序を予め定める回路であり、回線選択切換器14
の操作入力を受けて、系統の運用を常用或いは予備に切
り換え、その状態を記憶し、かつ、系統機器制御処理回
路18へ記憶している状態を出力する回路である。
【0013】系統機器制御処理回路18は機器操作開閉
器15、選択回線切換記憶処理回路16および系統状態
検出回路17に接続され、回線選択切換器14の選択状
態14Aと系統状態検出回路17の接続状態17Aと機
器操作開閉器15の操作指令15Aとを入力して電力系
統機器22に開閉操作信号18Aを出力する回路であ
り、機器操作開閉器15の操作入力および選択回線切換
記憶処理回路16からの状態入力、系統状態検出回路1
7からの状態入力を基に電力系統機器22へ制御出力を
行なう。そして制御装置19は選択回線切換記憶処理回
路16、系統状態検出回路17および系統機器制御処理
回路18から構成されている。
【0014】電力系統機器22は系統母線20に接続さ
れた常用遮断器1A,1B,1C,1Dと常用断路器6
A,6B,6C,6Dおよび予備遮断器5と予備断路器
7A,7B,7C,7Dなどの総称であり、系統機器制
御処理回路18からの制御出力によって投入動作または
開放動作を行ない、系統状態検出回路17へ現状の状態
を出力する装置である。
【0015】次に、一例として負荷回路8Aについて動
作説明を行なう。いま、系統状態検出回路17におい
て、系統停止中と判断した場合には、選択回線切換記憶
処理回路16の「常用」と機器操作開閉器15による常
用遮断器1Aの投入操作によって、系統機器制御処理回
路18から電力系統機器22へ制御出力を行ない、まず
常用断路器6Aの閉路、続いて常用遮断器1Aの投入が
操作される。
【0016】また、選択回線切換記憶処理回路16の
「予備」と機器操作開閉器15による予備遮断器5の投
入操作によって、系統機器制御処理回路18から電力系
統機器22へ制御出力を行ない、まず予備断路器7Aの
閉路、続いて予備遮断器5の投入が操作される。
【0017】しかし、系統状態検出回路17において、
常用系統運転中と判断した場合には、選択回線切換記憶
処理回路16の「予備」と機器操作開閉器15による予
備遮断器5の投入操作によって、系統機器制御処理回路
18から電力系統機器22へ制御出力を行ない、予備断
路器7Aの閉路、続いて予備遮断器5の投入、更に常用
遮断器1Aの開路と常用断路器6Aの開路が操作され、
無停電にて切り換えが実施される。
【0018】更に、系統状態検出回路17において、予
備系統運転中と判断した場合には、選択回線切換記憶処
理回路16の「常用」と機器操作開閉器15による常用
遮断器1Aの投入操作によって、系統機器制御処理回路
18から電力系統機器22へ制御出力を行ない、常用断
路器6Aの閉路、続いて常用遮断器1Aの投入、更に予
備遮断器5の開路と予備断路器7Aの開路が操作され、
系統の復旧作業を無停電で行なうことができる。
【0019】また、系統状態検出回路17において、常
用予備両系統運転中と判断した場合には、常用系統また
は予備系統のいずれか一方の機器操作開閉器15による
切操作のみを有効とし、例えば、常用遮断器1Aの遮断
操作した場合には、系統機器制御処理回路18から電力
系統機器22へ制御出力を行ない、常用遮断器1Aの開
路、続いて常用断路器6Aの開路となり、予備遮断器5
の閉路状態および予備断路器7Aの閉路状態はそのまま
保存される 図2は常用断路器6A,6B,6C,6Dと常用遮断器
1A,1B,1C,1Dとのインターロック条件を示し
た説明図であり、図3は予備断路器7A,7B,7C,
7Dと予備遮断器5とのインターロック条件を示した説
明図である。
【0020】例えば、図2において常用断路器6Aを操
作するためには常用遮断器1Aが開路していることが必
要であり、同様に常用断路器6B,6C,6Dを操作す
るためにはそれぞれ対応する常用遮断器1B,1C,1
Dが開路していることが必要である。
【0021】また図3において予備断路器7Aを操作す
るためには予備遮断器5が開路しているだけでなく、予
備断路器7B,7C,7Dが開路していることが必要で
ある。同様に予備断路器6B,6C,6Dを操作するた
めには予備遮断器5が開路しているだけでなく、それぞ
れ並列に接続された他の予備断路器が開路していること
が必要である。
【0022】以上説明したように、この実施例によれば
き電系統の常用予備切り換えを円滑に実行させ、迅速で
安定した制御方法を提供することができると共に、電力
供給の安定性を向上させることが可能である。
【0023】
【発明の効果】本発明により、電力系統常用予備切換装
置の操作安全性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す電力系統常用予備切換
装置の構成図である。
【図2】図1のインターロック条件を示す説明図であ
る。
【図3】図1のインターロック条件を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1A,1B,1C,1D 常用遮断器 5 予備遮断器 6A,6B,6C,6D 常用断路器 7A,7B,7C,7D 予備断路器 8A,8B,8C,8D 負荷回路 14 回線選択切換器 15 機器操作開閉器 16 選択回線切換記憶処理回路 17 系統状態検出回路 18 系統機器制御処理回路 19 制御装置 20 系統母線 22 電力系統機器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の常用遮断器を並列状態に分岐して
    接続した系統母線と、前記常用遮断器とそれぞれ直列に
    接続されて常用回線を断路する常用断路器と、前記常用
    遮断器と並列状態に前記系統母線から分岐して接続され
    た共通の予備遮断器と、この予備遮断器とそれぞれ直列
    接続され回線に対しそれぞれ並列接続されて予備回線を
    構成する予備断路器と、前記常用遮断器と前記常用断路
    器および前記予備遮断器と前記予備断路器とからなる電
    力系統機器の開閉状態または断路状態を入力して電力系
    統の接続状態を検出する系統状態検出回路と、前記常用
    回線または前記予備回線のいずれかを選択する回線選択
    切換器と、この回線選択切換器が選択した回線を記憶し
    その種類によって該当する回線に設けられた前記電力系
    統機器の投入または開放順序を予め定める選択回線切換
    記憶処理回路と、前記常用遮断器または前記予備遮断器
    を操作する機器操作開閉器と、前記回線選択切換器の選
    択状態と前記系統状態検出回路の接続状態と前記機器操
    作開閉器の操作指令とを入力し前記接続状態を基に回線
    選択状態と機器操作指令毎に予め設定された順序で前記
    電力系統機器に開閉操作信号を出力する系統機器制御処
    理回路と、を具備してなる電力系統常用予備切換装置。
JP8214421A 1996-08-14 1996-08-14 電力系統常用予備切換装置 Pending JPH1066260A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014079143A (ja) * 2012-10-12 2014-05-01 Toshiba Corp 過電流検出装置及び過電流検出方法
WO2022194293A1 (zh) * 2021-03-18 2022-09-22 中铁电气化局集团有限公司 和异相供电兼容的全贯通式柔性牵引供电***

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