JPH106516A - インクジェットプリンタ - Google Patents

インクジェットプリンタ

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Publication number
JPH106516A
JPH106516A JP8164461A JP16446196A JPH106516A JP H106516 A JPH106516 A JP H106516A JP 8164461 A JP8164461 A JP 8164461A JP 16446196 A JP16446196 A JP 16446196A JP H106516 A JPH106516 A JP H106516A
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JP
Japan
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wiper
print head
ink jet
jet printer
moved
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Withdrawn
Application number
JP8164461A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihiko Sakurai
喜彦 櫻井
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Data Corp
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH106516A publication Critical patent/JPH106516A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/135Nozzles
    • B41J2/165Prevention or detection of nozzle clogging, e.g. cleaning, capping or moistening for nozzles
    • B41J2/16517Cleaning of print head nozzles
    • B41J2/16535Cleaning of print head nozzles using wiping constructions
    • B41J2/16544Constructions for the positioning of wipers

Landscapes

  • Ink Jet (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】インクジェットプリンタの内部を汚したり、ワ
イパが劣化したりすることがないようにするとともに、
スループット性能を高くする。 【解決手段】印字ヘッド12と、印字ヘッド12の印字
領域a外に設定されたワイピング領域cに配設されたワ
イパ27と、ワイパ27を印字ヘッド12と平行に、か
つ、移動自在に支持する支持機構と、印字ヘッド12を
ワイピング領域cに移動させたときに、支持機構を駆動
し、ワイパ27を印字ヘッド12と同じ方向に、かつ、
印字ヘッド12より低い移動速度で移動させるワイパ移
動手段とを有する。印字ヘッド12がワイピング領域c
においてワイパ27を追い越すときに、ワイパ27によ
ってノズルプレート12aが拭(ふ)き取られるが、ワ
イパ27が印字ヘッド12と同じ方向に移動させられる
ので、印字ヘッド12とワイパ27との速度差がその分
小さくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクジェットプ
リンタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、インクジェットプリンタにおいて
は、ノズルプレートに形成された複数の吐出口からイン
ク滴を噴出させ、印字用紙に付着させて印字を行うよう
になっている。この場合、ノズルプレートに埃(ほこ
り)が付着すると、前記吐出口が詰まってドット抜けが
発生し、印字品位が低下したり、印字不能になったりし
てしまう。
【0003】そこで、インクジェットヘッドのホームポ
ジションにクリーニングユニットを配設し、印字が開始
された後、設定時間が経過するたびに前記インクジェッ
トヘッドをホームポジションに復帰させ、クリーニング
ユニットのワイパによって前記ノズルプレートに付着し
た埃を拭(ふ)き取るようにしている。図2は従来のイ
ンクジェットプリンタの概略図、図3は従来のインクジ
ェットプリンタにおけるワイピング動作の第1の説明
図、図4は従来のインクジェットプリンタにおけるワイ
ピング動作の第2の説明図、図5は従来のインクジェッ
トプリンタにおけるワイピング動作の第3の説明図、図
6は従来のインクジェットプリンタにおけるワイピング
動作の第4の説明図である。
【0004】図において、11は印字用紙、12は該印
字用紙11の搬送路と対向させて配設された印字ヘッ
ド、13は該印字ヘッド12を搭載し、ガイドシャフト
14に沿って摺(しゅう)動自在に配設され、印字用紙
11に対して平行に移動させられるキャリッジである。
該キャリッジ13はプーリ15a、15b間に張設され
たエンドレスのスペースベルト15に固定され、前記プ
ーリ15aとスペーシングモータ16の図示しないシャ
フトとが連結される。したがって、前記スペーシングモ
ータ16を駆動し、前記プーリ15aを回転させること
によってスペースベルト15を走行させ、キャリッジ1
3及び前記印字ヘッド12を矢印A1/A2方向に移動
させることができる。
【0005】この場合、前記印字ヘッド12は印字領域
a、及び該印字領域a外に設定されたクリーニング領域
bを移動させられるようになっている。そして、前記印
字領域aにおいて、印字ヘッド12を矢印A1/A2方
向に移動させながら作動させ、ノズルプレート12aに
形成された図示しない複数の吐出口からインク滴を噴出
させ、印字用紙11に付着させて印字を行うようになっ
ている。
【0006】また、前記クリーニング領域bにおいて、
印字中の適宜タイミングで、又は印字を行わないとき
に、前記ノズルプレート12aに付着した埃を拭き取っ
たり、印字を終了したときに、ノズルプレート12aの
表面を保護することができるようになっている。そのた
めに、前記クリーニング領域bに、クリーニングユニッ
ト21がガイドシャフト14に対向させて配設される。
該クリーニングユニット21は、ノズルプレート12a
に付着した埃を拭き取るワイパ17、該ワイパ17を支
持するホルダ18、印字を行わないときにノズルプレー
ト12aを覆い、インクが乾燥するのを防止するキャッ
プ19、及び該キャップ19を支持するホルダ20から
成る。
【0007】前記ワイパ17及びキャップ19は、いず
れもゴム等の弾性材料によって形成され、図示しない機
構によってワイパ17を矢印B1/B2方向に、キャッ
プ19を矢印C1/C2方向にそれぞれ移動させ、それ
ぞれ作動位置と退避位置とを採ることができるようにな
っている。次に、前記構成のインクジェットプリンタに
おける拭取動作について説明する。なお、図3から6ま
でにおいては、説明の便宜上、キャップ19及びホルダ
20は省略してある。
【0008】まず、図3に示すように、印字ヘッド12
を矢印A1方向に移動させ、続いて、ワイパ17を矢印
B1方向に移動させて作動位置に置く。そして、図4に
示すように、ワイパ17を所定の位置で停止させ、印字
ヘッド12を矢印A1方向に更に移動させることによっ
て、ノズルプレート12aに付着した埃が拭き取られ、
図5に示すように、1回目の拭取動作が終了する。
【0009】次に、図6に示すように、印字ヘッド12
は矢印A2方向に移動させられ、2回目の拭取動作が開
始される。このようにして、所定の拭取動作が終了する
と、ワイパ17は矢印B2(図2)方向に移動させられ
て退避位置に置かれ、クリーニングユニット21は図3
に示すような待機状態になる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来のインクジェットプリンタにおいては、前記印字ヘッ
ド12を矢印A1/A2方向に移動させるときに、ワイ
パ17が湾曲させられるので、ワイパ17が弾性によっ
て元の形状に復帰する際に、ワイパ17に付着したイン
クが飛散してインクジェットプリンタの内部を汚した
り、拭取動作を繰り返すことによってワイパ17が劣化
したりしてしまう。
【0011】そこで、印字ヘッド12の移動速度を低く
してワイパ17を緩やかに湾曲させ、インクが飛散して
インクジェットプリンタの内部を汚したり、ワイパ17
が劣化したりするのを抑制することが考えられるが、印
字ヘッド12の移動速度を低くする分だけインクジェッ
トプリンタのスループット性能が低くなってしまう。本
発明は、前記従来のインクジェットプリンタの問題点を
解決して、インクジェットプリンタの内部を汚したり、
ワイパが劣化したりすることがなく、スループット性能
が低くなることがないインクジェットプリンタを提供す
ることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明のイ
ンクジェットプリンタにおいては、印字ヘッドと、該印
字ヘッドの印字領域外に設定されたワイピング領域に配
設されたワイパと、該ワイパを前記印字ヘッドと平行
に、かつ、移動自在に支持する支持機構と、前記印字ヘ
ッドをワイピング領域に移動させたときに、前記支持機
構を駆動し、前記ワイパを印字ヘッドと同じ方向に、か
つ、印字ヘッドより低い移動速度で移動させるワイパ移
動手段とを有する。
【0013】本発明の他のインクジェットプリンタにお
いては、印字ヘッドと、該印字ヘッドの印字領域外に設
定されたワイピング領域に配設されたワイパと、該ワイ
パを前記印字ヘッドと平行に、かつ、移動自在に支持す
る支持機構と、前記印字ヘッドをワイピング領域に移動
させたときに、前記支持機構を駆動し、前記ワイパを印
字ヘッドと同じ方向に、かつ、印字ヘッドより低い移動
速度で移動させる動力伝達機構とを有する。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら詳細に説明する。図1は本発明の
第1の実施の形態におけるインクジェットプリンタの第
1の状態を示す概略図、図7は本発明の第1の実施の形
態におけるインクジェットプリンタの第2の状態を示す
概略図である。
【0015】図において、11は印字用紙、12は該印
字用紙11と対向させて配設された印字ヘッドであり、
該印字ヘッド12は図示しないキャリッジに搭載され
る。該キャリッジは、ガイドシャフト14に沿って摺動
自在に配設され、印字用紙11に対して平行に移動させ
られる。そのために、前記キャリッジは図示しないエン
ドレスのスペースベルトに固定され、図示しないスペー
シングモータを駆動して前記スペースベルトを走行さ
せ、前記印字ヘッド12を矢印D1/D2方向に移動さ
せることができるようになっている。
【0016】この場合、前記印字ヘッド12は、印字領
域a、並びに該印字領域a外に設定されたワイピング領
域c及び図示しないキャッピング領域を移動させられる
ようになっている。そして、前記印字領域aにおいて、
印字ヘッド12を矢印D1/D2方向に移動させながら
作動させ、ノズルプレート12aに形成された図示しな
い複数の吐出口からインク滴を噴出させ、印字用紙11
に付着させて印字を行うようになっている。なお、本実
施の形態において、前記ワイピング領域c及びキャッピ
ング領域は、印字ヘッド12のホームポジションに設定
される。
【0017】また、印字中の適宜タイミングで、又は印
字を行わないときに、前記印字ヘッド12を前記ワイピ
ング領域cに移動させ、前記ノズルプレート12aに付
着した埃を拭き取ることができるようになっている。さ
らに、印字を終了したときに、前記印字ヘッド12を前
記キャッピング領域に移動させ、ノズルプレート12a
の表面を覆って保護するとともに、インクが乾燥するの
を防止することができるようになっている。
【0018】そのために、前記ワイピング領域c及びキ
ャッピング領域に対応させてクリーニングユニット31
が配設される。該クリーニングユニット31は、前記ワ
イピング領域cに対応させて、かつ、ガイドシャフト1
4に対向させて配設されたワイピングアッセンブリ2
5、及び前記キャッピング領域においてガイドシャフト
14に向けて配設された図示しないキャップ機構を有す
る。なお、該キャップ機構は、ゴム等の弾性材料から成
る図示しないキャップ及びホルダから成る。
【0019】次に、ワイピングアッセンブリ25につい
て説明する。該ワイピングアッセンブリ25は、ゴム等
の弾性材料から成るワイパ27、及び該ワイパ27を支
持する支持機構としてのホルダ28を有する。そして、
該ホルダ28には歯形状のラック22が形成され、該ラ
ック22と図示しない駆動手段としてのワイパモータに
直結されたモータギヤ24とが常に噛(し)合させられ
るようになっている。
【0020】したがって、前記ワイパモータを駆動して
モータギヤ24を矢印E1/E2方向に回転させると、
前記ホルダ28及びワイパ27を矢印F1/F2方向に
移動させることができる。この場合、前記ラック22
は、前記ホルダ28におけるガイドシャフト14と平行
に延びる面に形成されるので、印字ヘッド12とワイパ
27とは互いに平行に移動させられる。
【0021】また、前記ワイピングアッセンブリ25
は、図示しない昇降機構によって矢印G1/G2方向に
移動させられ、作動位置と退避位置とを採る。次に、前
記構成のインクジェットプリンタにおける拭取動作につ
いて説明する。図8は本発明の第1の実施の形態におけ
るインクジェットプリンタの制御部のブロック図、図9
は本発明の第1の実施の形態におけるインクジェットプ
リンタの拭取動作の第1の説明図、図10は本発明の第
1の実施の形態におけるインクジェットプリンタの拭取
動作の第2の説明図、図11は本発明の第1の実施の形
態におけるインクジェットプリンタの拭取動作の第3の
説明図、図12は本発明の第1の実施の形態におけるイ
ンクジェットプリンタの拭取動作の第4の説明図、図1
3は本発明の第1の実施の形態におけるインクジェット
プリンタの拭取動作の第5の説明図、図14は本発明の
第1の実施の形態におけるインクジェットプリンタの拭
取動作の第6の説明図、図15は本発明の第1の実施の
形態におけるインクジェットプリンタの拭取動作の第1
のフローチャート、図16は本発明の第1の実施の形態
におけるインクジェットプリンタの拭取動作の第2のフ
ローチャート、図17は本発明の第1の実施の形態にお
ける印字ヘッドとワイパとの相対速度差の関係を示す
図、図18は本発明の第1の実施の形態におけるワイピ
ング速度と時間との関係を示す図である。なお、図17
において、横軸に時間tを、縦軸に移動速度vを、ま
た、図18において、横軸に時間tを、縦軸に印字ヘッ
ドの移動速度v1 を採ってある。
【0022】図8において、35はインクジェットプリ
ンタの全体を統括するマイクロプロセッサであり、該マ
イクロプロセッサ35には、ROM36、RAM37、
インタフェースコントロール部38、ラインフィードモ
ータコントロール部39、ポンプモータコントロール部
40、ワイピングアッセンブリ25のワイパモータコン
トロール部41、スペーシングモータコントロール部4
2、ヘッドコントロール部43、記録ドットカウント部
44、センサ検出部45及び表示制御部46が接続され
る。
【0023】そして、前記ラインフィードモータコント
ロール部39はラインフィードモータ47の、ポンプモ
ータコントロール部40はポンプモータ48の、ワイパ
モータコントロール部41はワイパモータ23の、スペ
ーシングモータコントロール部42はスペーシングモー
タ16の、ヘッドコントロール部43は印字ヘッド12
の、表示制御部46は表示部51の制御をそれぞれ行
う。
【0024】また、前記センサ検出部45はインク貯蔵
部50に配設された検出センサ49と、前記インタフェ
ースコントロール部38はホストコンピュータ52とそ
れぞれ接続される。図9から14までにおいて、12は
印字ヘッド、14はガイドシャフト、22はラック2
2、24はモータギヤ、25はワイピングアッセンブ
リ、27はワイパ、28はホルダである。
【0025】前記構成のインクジェットプリンタにおい
て、まず、マイクロプロセッサ35(図8)は、印字中
に前記ホストコンピュータ52からインタフェースコン
トロール部38を介してワイピング命令を受けると、図
9に示すように、ワイピングアッセンブリ25を矢印G
1方向に移動させ、作動位置で停止させる。そして、印
字ヘッド12をホームポジションに向けて矢印D1方向
に移動させる。
【0026】ところで、前記スペーシングモータ16
は、パルスモータによって構成されている場合、スペー
シングモータコントロール部42において発生させられ
たパルスに従って駆動される。また、マイクロプロセッ
サ35の図示しない位置検出手段は、スペーシングモー
タコントロール部42において発生させられたパルスの
数をカウントし、カウント値に基づいて、前記ホームポ
ジションからの印字ヘッド12の位置を検出する。な
お、スペーシングモータ16がDCモータによって構成
されている場合、スペーシングモータ16に図示しない
エンコーダ等の位置検出手段が連結され、該位置検出手
段によって、ホームポジションからの印字ヘッド12の
位置が検出される。
【0027】このように、マイクロプロセッサ35の位
置検出手段によって、印字ヘッド12を矢印D1方向に
移動させる間、常に、ホームポジションからの印字ヘッ
ド12の位置が検出されるようになっている。なお、前
記ワイパモータ23および前記位置検出手段によってワ
イパ移動手段が構成される。そして、図10に示すよう
に、印字ヘッド12が第1の設定位置d1に到達する
と、マイクロプロセッサ35は、ワイパモータコントロ
ール部41に指示を与え、図11に示すように、ワイピ
ングアッセンブリ25内のワイパモータ23の駆動を開
始し、モータギヤ24を矢印E1方向に回転させる。そ
の結果、モータギヤ24の回転に伴って、ホルダ28及
びワイパ27が矢印F1方向に移動させられる。
【0028】この場合、前記ワイパ27の移動速度は印
字ヘッド12の移動速度より低くされるので、印字ヘッ
ド12が所定距離だけ移動するとワイパ27に追い付
き、ワイパ27を追い越す。したがって、その間、ワイ
パ27によってノズルプレート12aを拭き取ることが
できる。そして、前記マイクロプロセッサ35は、ワイ
パモータ23の駆動を開始してモータギヤ24を設定回
転数だけ回転させると、ワイパモータ23を停止させ
る。このとき、図12に示すように、ホルダ28及びワ
イパ27も設定距離だけ移動して停止させられ、続い
て、印字ヘッド12も停止させられる。なお、前記ワイ
パモータ23を停止させるためのモータギヤ24の設定
回転数は、印字ヘッド12とワイパ27との速度差に対
応させて設定される。
【0029】次に、図13に示すように、マイクロプロ
セッサ35は印字ヘッド12を矢印D2方向に移動さ
せ、印字ヘッド12が第2の設定位置d2に到達する
と、マイクロプロセッサ35は、ワイパモータコントロ
ール部41に指示を与え、図14に示すように、ワイピ
ングアッセンブリ25内のワイパモータ23の駆動を開
始し、モータギヤ24を矢印E2方向に回転させる。そ
の結果、モータギヤ24の回転に伴って、ホルダ28及
びワイパ27が矢印F2方向に移動させられる。
【0030】そして、前記マイクロプロセッサ35は、
ワイパモータ23の駆動を開始してモータギヤ24を設
定回転数だけ回転させると、ワイパモータ23を停止さ
せる。このとき、ホルダ28及びワイパ27も設定距離
だけ移動して停止させられる。続いて、図10に示すよ
うに、印字ヘッド12が第1の設定位置d1に到達する
と、マイクロプロセッサ35はワイピングアッセンブリ
25を矢印G2方向に移動させるとともに、図9に示す
ように、印字ヘッド12を矢印D2方向に更に移動さ
せ、印字を再開する。
【0031】なお、この場合、拭取動作はホストコンピ
ュータ52からのワイピング命令に従って行われるが、
ホストコンピュータ52からの印字終了命令に従って行
うこともできる。次に、フローチャートについて説明す
る。 ステップS1 マイクロプロセッサ35はホストコンピ
ュータ52からのワイピング命令を受ける。 ステップS2 ワイピングアッセンブリ25を矢印G1
方向に移動させる。 ステップS3 印字ヘッド12を矢印D1方向に移動さ
せる。 ステップS4 印字ヘッド12が第1の設定位置d1に
到達したかどうかを判断する。印字ヘッド12が第1の
設定位置d1に到達した場合はステップS5に進み、到
達していない場合はステップS3に戻る。 ステップS5 モータギヤ24を矢印E1方向に回転さ
せる。 ステップS6 ホルダ28及びワイパ27を矢印F1方
向に移動させる。 ステップS7 ワイパモータ23を停止させる。 ステップS8 印字ヘッド12を停止させる。 ステップS9 印字ヘッド12を矢印D2方向に移動さ
せる。 ステップS10 印字ヘッド12が第2の設定位置d2
に到達したかどうかを判断する。印字ヘッド12が第2
の設定位置d2に到達した場合はステップS11に進
み、到達していない場合はステップS9に戻る。 ステップS11 モータギヤ24を矢印E2方向に回転
させる。 ステップS12 ホルダ28及びワイパ27を矢印F2
方向に移動させる。 ステップS13 ワイパモータ23を停止させる。 ステップS14 印字ヘッド12が第1の設定位置d1
に到達したかどうかを判断する。印字ヘッド12が第1
の設定位置d1に到達した場合はステップS16に、到
達していない場合はステップS15に進む。 ステップS15 印字ヘッド12を矢印D2方向に移動
させ、ステップS14に戻る。 ステップS16 ワイピングアッセンブリ25を矢印G
2方向に移動させる。 ステップS17 印字ヘッド12を矢印D2方向に移動
させる。 ステップS18 印字を再開する。
【0032】この場合、ワイパ27によってノズルプレ
ート12aに付着した埃を拭き取るとき、印字ヘッド1
2とワイパ27とが同方向に移動させられる。また、印
字ヘッド12の移動速度をv1 とし、ワイパモータ23
を駆動したときのワイパ27の移動速度をv2 (v1
2 )としたとき、図17に示すように、ワイパ27の
移動速度v2 が高くなるほど印字ヘッド12とワイパ2
7との速度差Δv(=v1 −v2 )は小さくなる。
【0033】したがって、ノズルプレート12aの拭取
動作が終了して印字ヘッド12がワイパ27を追い越し
たときに、ワイパ27が弾性によって元の形状に復帰す
るが、このときの復帰力を小さくすることができる。そ
の結果、ワイパ27に付着したインクが飛散するのを抑
制することができ、インクジェットプリンタの内部を汚
すことがない。また、拭取動作を繰り返したときに、ワ
イパ27が劣化するのを抑制することができる。
【0034】なお、前記速度差Δvは、実験によって導
き出され、ワイパ27の形状、材料等の特性によって、
インクの飛散量が少なく、ワイパ27が劣化しにくく、
かつ、印字ヘッド12のノズルプレート12aの表面を
良好に拭き取ることができるような最適値に設定され
る。そして、印字ヘッド12の移動速度v1 を高くして
も、それに対応させてワイパ27の移動速度v2 を高く
して、前記速度差Δvを最適値に維持することができる
ので、拭取動作に伴って印字ヘッド12の移動速度v1
を大きく減速する必要はない。
【0035】ところで、最初の拭取動作が終了してホル
ダ28及びワイパ27が停止させられると、印字ヘッド
12も停止させられ、続いて、印字ヘッド12が矢印D
2方向に移動し始めると、ホルダ28及びワイパ27も
矢印F2方向に移動させられ、再び拭取動作が開始され
る。この間、印字ヘッド12は減速され、加速される
が、このときの加速度a1 を従来のインクジェットプリ
ンタの印字ヘッド12の加速度a0 より大きく(a1
0 )することができるので、拭取動作に必要となる時
間を短くすることができる。
【0036】すなわち、図18に示すように、最初の拭
取動作が終了して印字ヘッド12の減速が開始されると
きの印字ヘッド12の移動速度をv0 としたとき、従来
のインクジェットプリンタにおいては、印字ヘッド12
の移動速度v1 を、 v1 =−a0 t+v0 で表すことができる。この場合、印字ヘッド12の減速
を開始してから印字ヘッド12を停止させ、加速を開始
し、加速を終了するまでに必要となる時間は2v 0 /a
0 になる。一方、本実施の形態においては、印字ヘッド
12の移動速度v 1 を、 v1 =−a1 t+v0 で表すことができる。この場合、印字ヘッド12の減速
を開始してから印字ヘッド12を停止させ、加速を開始
し、加速を終了するまでに必要となる時間は2v 0 /a
1 になる。したがって、拭取動作に必要となる時間を、 2v0 /a0 −2v0 /a1 の分だけ短くすることができる。
【0037】次に、印字ヘッド12の移動速度とワイパ
27の移動速度とワイパモータ23の駆動タイミングと
の関係について説明する。図19は本発明の第1の実施
の形態における印字ヘッドの移動速度とワイパの移動速
度とワイパモータの駆動タイミングとの関係を示す第1
の図、図20は本発明の第1の実施の形態における印字
ヘッドの移動速度とワイパの移動速度とワイパモータの
駆動タイミングとの関係を示す第2の図である。なお、
図19及び20において、横軸に時間tを、縦軸に移動
速度を採ってある。
【0038】図において、L1は本実施の形態における
印字ヘッド12(図1)の移動速度v1 、L2は本実施
の形態におけるワイパ27の移動速度v2 、L3は従来
のインクジェットプリンタにおける印字ヘッド12の移
動速度v1 のそれぞれのパターンを表す。図19に示す
ように、本実施の形態における印字ヘッド12は、第1
の設定位置d1を通過した後、減速され、移動速度v1
の値がgにされ、第2の設定位置d2を通過した後、更
に減速され、停止させられる。一方、ワイパ27は、前
記印字ヘッド12が第1の設定位置d1に到達した時点
において、ワイパモータ23(図8)の駆動が開始され
て加速され、移動速度v2 の値がfにされる。そして、
ワイパモータ23は、駆動時間τだけ駆動されてモータ
ギヤ24が設定回転数だけ回転させられると停止させら
れる。
【0039】したがって、印字ヘッド12の移動速度v
1 の値がgであり、ワイパ27の移動速度v2 の値がf
である間は、速度差Δvの値をg−fにすることができ
る。これに対して、従来のインクジェットプリンタにお
いては、ワイパ27が移動しない分だけ移動速度v1
低くし、値をeにしなければならない。同様に、図20
に示すように、本実施の形態における印字ヘッド12を
再び移動させる場合、まず、印字ヘッド12は加速さ
れ、移動速度v1 の値がgにされ、第1の設定位置d1
を通過する直前で更に加速され、定常運転に入る。一
方、ワイパ27は、前記印字ヘッド12が第2の設定位
置d2に到達した時点において、ワイパモータ23の駆
動が開始されて加速され、移動速度v2 の値がfにされ
る。そして、ワイパモータ23は、駆動時間τだけ駆動
されてモータギヤ24が設定回転数だけ回転させられる
と停止させられる。
【0040】したがって、印字ヘッド12の移動速度v
1 の値がgであり、ワイパ27の移動速度v2 の値がf
である間は、速度差Δvの値をg−fにすることができ
る。これに対して、従来のインクジェットプリンタにお
いては、ワイパ27が移動しない分だけ移動速度v1
低くし、値をeにしなければならない。このように、拭
取動作中における印字ヘッド12の移動速度v1 を高く
することができるので、インクジェットプリンタのスル
ープット性能を高くすることができる。
【0041】なお、ワイパモータ23の第1の設定位置
d1、第2の設定位置d2、駆動時間τ、ワイパ27の
移動速度v2 等のデータは、前記ROM36に格納され
るが、各データを必要に応じて変更することによって、
ワイパ27の作動状態を容易に変更したり調整したりす
ることができる。また、他のインクジェットプリンタに
ワイピングアッセンブリ25を装着した場合でも、前記
データを変更するだけでよい。
【0042】次に、本発明の第2の実施の形態について
説明する。図21は本発明の第2の実施の形態における
インクジェットプリンタの第1の状態を示す概略図、図
22は本発明の第2の実施の形態におけるインクジェッ
トプリンタの第2の状態を示す概略図である。なお、第
1の実施の形態と同じ構造を有するものについては、同
じ符号を付与することによってその説明を省略する。
【0043】この場合、ワイピングアッセンブリ59に
おいて、ホルダ28に歯形状のラック22が形成され、
該ラック22とギヤ55とが常に噛合するように配設さ
れる。そして、該ギヤ55には、ギヤ55より小径のギ
ヤ56が一体的に形成され、該ギヤ56とギヤ57と
が、ギヤ57とギヤ58とがそれぞれ噛合させられ、各
ギヤ55〜58によって所定のギヤ比を有するギヤ列が
形成される。
【0044】また、各ギヤ55〜58の回転軸は、ワイ
ピングアッセンブリ59内において固定される。一方、
印字ヘッド12又は図示しないキャリッジにラック60
が固定され、印字ヘッド12がワイピング領域cに置か
れると、該ラック60と前記ギヤ58とが噛合させられ
るようになっている。したがって、印字ヘッド12が矢
印D1方向に移動させられて第1の設定位置d1(図1
0)に到達すると、ラック60とギヤ58とが噛合し、
ギヤ58は矢印H1方向に回転させられる。その結果、
ギヤ57は矢印I1方向に、ギヤ55、56は矢印J1
方向にそれぞれ回転させられ、ワイパ27が矢印F1方
向に移動させられる。
【0045】一方、印字ヘッド12が矢印D2方向に移
動させられて第2の設定位置d2(図13)に到達する
と、ラック60とギヤ58とが噛合し、ギヤ58は矢印
H2方向に回転させられる。その結果、ギヤ57は矢印
I2方向に、ギヤ55、56は矢印J2方向にそれぞれ
回転させられ、ワイパ27が矢印F2方向に移動させら
れる。
【0046】この場合、前記ギヤ55〜58及びラック
60によって動力伝達機構が構成される。また、拭取動
作時において、ワイピングアッセンブリ59は、図示し
ない昇降機構によって矢印G1/G2方向に移動させら
れるようになっている。このように、印字ヘッド12が
ワイピング領域cを移動すると、印字ヘッド12がワイ
パ27を追い越すときに、ワイパ27によってノズルプ
レート12aの表面が拭き取られるが、前記ワイパ27
が動力伝達機構によって印字ヘッド12と同じ方向に、
かつ、印字ヘッド12より低い移動速度で移動させられ
るので、印字ヘッド12とワイパ27との速度差がその
分小さくなる。
【0047】したがって、ノズルプレート12aの拭取
動作が終了して、ワイパ27が元の形状に復帰するとき
の復帰力を小さくすることができる。その結果、ワイパ
27に付着したインクが飛散するのを抑制することがで
き、インクジェットプリンタの内部を汚すことがない。
また、拭取動作を繰り返したときに、ワイパ27が劣化
するのを抑制することができる。
【0048】そして、印字ヘッド12を停止させたり、
再び移動させたりするときの加速度a1 を大きくするこ
とができるので、拭取動作に必要となる時間を短くする
ことができるとともに、拭取動作中における印字ヘッド
12の移動速度v1 を高くすることができる。したがっ
て、インクジェットプリンタのスループット性能を高く
することができる。
【0049】しかも、印字ヘッド12を移動させること
によってワイパ27を移動させることができるので、ワ
イパ27を駆動するためのワイパモータ23(図8)等
が不要になる。したがって、インクジェットプリンタの
構造を簡素化することができる。なお、本発明は前記実
施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基
づいて種々変形させることが可能であり、これらを本発
明の範囲から排除するものではない。
【0050】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、インクジェットプリンタにおいては、印字ヘッド
と、該印字ヘッドの印字領域外に設定されたワイピング
領域に配設されたワイパと、該ワイパを前記印字ヘッド
と平行に、かつ、移動自在に支持する支持機構と、前記
印字ヘッドをワイピング領域に移動させたときに、前記
支持機構を駆動し、前記ワイパを印字ヘッドと同じ方向
に、かつ、印字ヘッドより低い移動速度で移動させるワ
イパ移動手段とを有する。
【0051】この場合、印字ヘッドがワイピング領域を
移動すると、印字ヘッドがワイパを追い越すときに、ワ
イパによってノズルプレートの表面が拭き取られるが、
前記ワイパがワイパ移動手段によって印字ヘッドと同じ
方向に、かつ、印字ヘッドより低い移動速度で移動させ
られるので、印字ヘッドとワイパとの速度差がその分小
さくなる。
【0052】したがって、ノズルプレートの拭取動作が
終了して、ワイパが元の形状に復帰するときの復帰力を
小さくすることができる。その結果、ワイパに付着した
インクが飛散するのを抑制することができ、インクジェ
ットプリンタの内部を汚すことがない。また、拭取動作
を繰り返したときに、ワイパが劣化するのを抑制するこ
とができる。
【0053】そして、印字ヘッドを停止させたり、再び
移動させたりするときの加速度を大きくすることができ
るので、拭取動作に必要となる時間を短くすることがで
きるとともに、拭取動作中における印字ヘッドの移動速
度を高くすることができる。したがって、インクジェッ
トプリンタのスループット性能を高くすることができ
る。
【0054】本発明の他のインクジェットプリンタにお
いては、印字ヘッドと、該印字ヘッドの印字領域外に設
定されたワイピング領域に配設されたワイパと、該ワイ
パを前記印字ヘッドと平行に、かつ、移動自在に支持す
る支持機構と、前記印字ヘッドをワイピング領域に移動
させたときに、前記支持機構を駆動し、前記ワイパを印
字ヘッドと同じ方向に、かつ、印字ヘッドより低い移動
速度で移動させる動力伝達機構とを有する。
【0055】この場合、印字ヘッドがワイピング領域を
移動すると、印字ヘッドがワイパを追い越すときに、ワ
イパによってノズルプレートの表面が拭き取られるが、
前記ワイパが動力伝達機構によって印字ヘッドと同じ方
向に、かつ、印字ヘッドより低い移動速度で移動させら
れるので、印字ヘッドとワイパとの速度差がその分小さ
くなる。
【0056】したがって、ノズルプレートの拭取動作が
終了して、ワイパが元の形状に復帰するときの復帰力を
小さくすることができる。その結果、ワイパに付着した
インクが飛散するのを抑制することができ、インクジェ
ットプリンタの内部を汚すことがない。また、拭取動作
を繰り返したときに、ワイパが劣化するのを抑制するこ
とができる。
【0057】そして、印字ヘッドを停止させたり、再び
移動させたりするときの加速度を大きくすることができ
るので、拭取動作に必要となる時間を短くすることがで
きるとともに、拭取動作中における印字ヘッドの移動速
度を高くすることができる。したがって、インクジェッ
トプリンタのスループット性能を高くすることができ
る。
【0058】しかも、印字ヘッドを移動させることによ
ってワイパを移動させることができるので、ワイパを駆
動するためのワイパモータ等が不要になる。したがっ
て、インクジェットプリンタの構造を簡素化することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態におけるインクジェ
ットプリンタの第1の状態を示す概略図である。
【図2】従来のインクジェットプリンタの概略図であ
る。
【図3】従来のインクジェットプリンタにおけるワイピ
ング動作の第1の説明図である。
【図4】従来のインクジェットプリンタにおけるワイピ
ング動作の第2の説明図である。
【図5】従来のインクジェットプリンタにおけるワイピ
ング動作の第3の説明図である。
【図6】従来のインクジェットプリンタにおけるワイピ
ング動作の第4の説明図である。
【図7】本発明の第1の実施の形態におけるインクジェ
ットプリンタの第2の状態を示す概略図である。
【図8】本発明の第1の実施の形態におけるインクジェ
ットプリンタの制御部のブロック図である。
【図9】本発明の第1の実施の形態におけるインクジェ
ットプリンタの拭取動作の第1の説明図である。
【図10】本発明の第1の実施の形態におけるインクジ
ェットプリンタの拭取動作の第2の説明図である。
【図11】本発明の第1の実施の形態におけるインクジ
ェットプリンタの拭取動作の第3の説明図である。
【図12】本発明の第1の実施の形態におけるインクジ
ェットプリンタの拭取動作の第4の説明図である。
【図13】本発明の第1の実施の形態におけるインクジ
ェットプリンタの拭取動作の第5の説明図である。
【図14】本発明の第1の実施の形態におけるインクジ
ェットプリンタの拭取動作の第6の説明図である。
【図15】本発明の第1の実施の形態におけるインクジ
ェットプリンタの拭取動作の第1のフローチャートであ
る。
【図16】本発明の第1の実施の形態におけるインクジ
ェットプリンタの拭取動作の第2のフローチャートであ
る。
【図17】本発明の第1の実施の形態における印字ヘッ
ドとワイパとの相対速度差の関係を示す図である。
【図18】本発明の第1の実施の形態におけるワイピン
グ速度と時間との関係を示す図である。
【図19】本発明の第1の実施の形態における印字ヘッ
ドの移動速度とワイパの移動速度とワイパモータの駆動
タイミングとの関係を示す第1の図である。
【図20】本発明の第1の実施の形態における印字ヘッ
ドの移動速度とワイパの移動速度とワイパモータの駆動
タイミングとの関係を示す第2の図である。
【図21】本発明の第2の実施の形態におけるインクジ
ェットプリンタの第1の状態を示す概略図である。
【図22】本発明の第2の実施の形態におけるインクジ
ェットプリンタの第2の状態を示す概略図である。
【符号の説明】
12 印字ヘッド 22、60 ラック 23 ワイパモータ 24 モータギヤ 27 ワイパ 28 ホルダ 55〜58 ギヤ a 印字領域 c ワイピング領域

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)印字ヘッドと、(b)該印字ヘッ
    ドの印字領域外に設定されたワイピング領域に配設され
    たワイパと、(c)該ワイパを前記印字ヘッドと平行
    に、かつ、移動自在に支持する支持機構と、(d)前記
    印字ヘッドをワイピング領域に移動させたときに、前記
    支持機構を駆動し、前記ワイパを印字ヘッドと同じ方向
    に、かつ、印字ヘッドより低い移動速度で移動させるワ
    イパ移動手段とを有することを特徴とするインクジェッ
    トプリンタ。
  2. 【請求項2】 前記ワイパ移動手段は、前記印字ヘッド
    の位置を検出する位置検出手段と、印字ヘッドの位置に
    基づいて前記支持機構を駆動する駆動手段とを有する請
    求項1に記載のインクジェットプリンタ。
  3. 【請求項3】 前記駆動手段は、前記支持機構と連結さ
    れたワイパモータである請求項2に記載のインクジェッ
    トプリンタ。
  4. 【請求項4】 (a)印字ヘッドと、(b)該印字ヘッ
    ドの印字領域外に設定されたワイピング領域に配設され
    たワイパと、(c)該ワイパを前記印字ヘッドと平行
    に、かつ、移動自在に支持する支持機構と、(d)前記
    印字ヘッドをワイピング領域に移動させたときに、前記
    支持機構を駆動し、前記ワイパを印字ヘッドと同じ方向
    に、かつ、印字ヘッドより低い移動速度で移動させる動
    力伝達機構とを有することを特徴とするインクジェット
    プリンタ。
JP8164461A 1996-06-25 1996-06-25 インクジェットプリンタ Withdrawn JPH106516A (ja)

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