JPH1061424A - 消音器及びその製造方法 - Google Patents

消音器及びその製造方法

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JPH1061424A
JPH1061424A JP21699096A JP21699096A JPH1061424A JP H1061424 A JPH1061424 A JP H1061424A JP 21699096 A JP21699096 A JP 21699096A JP 21699096 A JP21699096 A JP 21699096A JP H1061424 A JPH1061424 A JP H1061424A
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fixed
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communication pipe
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JP21699096A
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Inventor
Hiroshi Nakamura
寛 中村
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Sango Co Ltd
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Sango Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 板材に略U字状の連通管を挿通固定するもの
において、その気密固定を容易かつ確実に行えるように
する。 【解決手段】 板材3に挿通穴3c,3dを形成する。
略U字状の連通管16の両端部16a,16bを挿通穴
3c,3dに挿通する。両端部16a,16bを拡径し
て、その塑性変形により上記板材3に固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は消音器及びその製造
方法に関するもので、より詳しくは消音器の板材に、略
U字状の連通管を挿通して固定するものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、内燃機関の消音器において、図1
3に示すように、外殻100内を複数の仕切り板101
で区画し、この区画された室102〜105をインナパ
イプ106,107で連通するとともにインレットパイ
プ108及びアウトレットパイプ109を設け、更に、
端板110にU字状連通路111の両端112,113
を貫通して固設し、実質的にアウトレットパイプを長く
して排気管の高周波成分を減衰させるようにしたものが
例えば実公平5−43215号公報に開示されている。
【0003】このようなU字状連通路111における両
端部112,113の端板110への固定は、その固定
部の気密性と接合強度を確保するために一般にアーク溶
接Wで行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のように、U
字状連通管111の両端部112,113を端板110
に挿通した状態でその両端部112,113を端板11
0にアーク溶接する固定方法においては、U字状連通管
111の一方の端部112を全周溶接する際に、その溶
接トーチ114が他方の端部113に図示の如く干渉
し、1回で全周溶接ができない。そのため、断続溶接に
なり、溶接品質を確保することが難しい上に作業性が悪
くなって作業時間と製造コストが嵩むなどの問題があ
る。
【0005】そこで本発明は、上記略U字状の連通管の
端板への気密固定が、容易かつ確実に行える消音器及び
その製造方法を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1記載の発明は、略U字状の連通管の両端
部を、板材に形成した挿通穴に挿通して固定するものに
おいて、上記挿通穴(3c)(3d)部に位置する両端
部(16a)(16b)が挿通穴(3c)(3d)に密
着し、かつ両端部(16a)(16b)には、上記板材
(3)に係止する拡径部(16f)(24)を有するこ
とを特徴とする消音器である。
【0007】請求項2記載の発明は、上記請求項1記載
の略U字状の連通管(16)の少なくとも一方の端部
(16a)が、他の連通管(15)に気密的に嵌装され
ていることを特徴とする消音器である。
【0008】請求項3記載の発明は、略U字状の連通管
(16)の両端部(16a)(16b)を、連結すべき
板材(3)に形成した挿通穴(3c)(3d)へ挿通し
た後、両端部(16a)(16b)を拡径して、その塑
性変形により上記板材(3)に固定するようにしたこと
を特徴とする消音器の製造方法である。
【0009】請求項4記載の発明は、略U字状の連通管
(16)の両端部(16a)(16b)を、連結すべき
板材(3)に形成した挿通穴(3c)(3d)へ圧入し
た後、その圧入された側の両端部(16a)(16b)
を拡径して、その拡径部(16f)(24)を板材
(3)に係止させるようにしたことを特徴とする消音器
の製造方法である。
【0010】請求項5記載の発明は、上記請求項3又は
4記載の発明において、両端部(16a)(16b)を
拡径した後、その略U字状の連通管(16)を固定した
板材(3)を、消音器の外殻(2)へ固定するようにし
たことを特徴とする消音器の製造方法である。
【0011】そして請求項6記載の発明は、上記請求項
5記載の発明において、略U字状の連通管(16)を固
定した板材(3)を消音器の外殻(2)へ固定する際
に、略U字状の連通管(16)の少なくとも一方の端部
(16a)を他の連通管(15)に気密的に嵌合させる
ことを特徴とする消音器の製造方法である。
【0012】
【発明の実施の形態】図に示す実施例に基づいて本発明
の実施の形態について説明する。先ず図1乃至図4に示
す第1実施例について説明する。
【0013】図1において、1は消音器本体で、楕円も
しくは円筒形状の外形に形成された外殻2と、該外殻2
の両端に閉塞的に固着された端板3,4と、外殻2内を
複数の室5〜8に区画する仕切り板9〜11と、仕切り
板9に固定されたインレットパイプ12及びインナパイ
プ13と、仕切り板10に固定されたインナパイプ14
及びアウトレットパイプ15と、端板3に挿通固定され
て一端部16aがアウトレットパイプ15に接続され、
他端部16bが始端側室5に開口連通し、その途中のU
状部分12cを端板3の外部に露出したU字状の連通管
16とから構成されている。
【0014】次に上記U字状の連通管16を端板3及び
アウトレットパイプ15に固定する方法について、図1
乃至図4により説明する。先ず、図2に示すように、上
記外殻2に組み付ける以前の端板3に、U字状の連通管
16を挿通する部分に位置して2個の穴を形成するとと
もに該穴をバーリング加工してフランジ3a,3bを端
板3の外側へ向かって折曲形成し、該フランジ3a,3
bにより、U字状の連通管16の素管外径より若干大径
の挿通穴3c,3dを形成する。尚、上記フランジ3
a,3bは端板3の内側へ向けて折曲形成してもよい。
【0015】次で、予めU字形状に曲げ加工されている
とともにその両端部16a,16bが図2の実線状態の
ように拡径されていない素管状態のU字状の連通管16
におけるその両端部16a,16bを、上記端板3の両
挿通穴3c,3dに端板外面側(図2の左側)より図2
に示すように挿入する。
【0016】次で、上記両端部16a,16bの開口端
側から両端部16a,16b内に向かって、その軸芯に
沿って拡管パンチ型17,18を圧入する。この両拡管
パンチ型17と18は適宜加圧手段(図示しない)によ
り、同時又は時間差を設けて圧入する。
【0017】上記拡管パンチ型17,18は、U字状の
連通管16の素管内径より小径の外径からなる案内面1
7a,18aと、該案内面17a,18aの後部に連続
して拡開する第1テーパ面17b,18bと、該第1テ
ーパ面17b,18bの後部に連続して上記U字状の連
通管16の素管を上記端板3に形成したフランジ3a,
3bの内面に圧着するように押し拡げることができる第
1拡径面17c,18cと、該第1拡径面17c,18
cの後部に連続して拡径する第2テーパ面17d,18
dと、該第2テーパ面17d,18dの後部に連続して
上記第1拡径面17c,18cより大径の第2拡径面1
7e,18eとからなる。尚、上記第2拡径面17e,
18eの外径は、上記U字状の連通管16の素管を上記
アウトレットパイプ15の内面に圧入できる径に拡径す
るように設定されている。
【0018】したがって、上記両拡管パンチ型17,1
8を上記U字状の連通管16の両端部16a,16bに
圧入することにより、該両端部16a,16bは図4に
示すように拡径される。すなわち、拡管パンチ型17,
18の第1拡径面17c,18cによりU字状の連通管
16の一部が拡径されて端板3のフランジ3a,3bに
圧着され、その圧着部16dの外面とフランジ3a,3
bの内面とでシール面19が形成され、また、第2テー
パ面17d,18dにより拡径されたテーパ部16eの
外面が上記フランジ3a,3bの後面に圧着されて、こ
れら両面においてもシール面20が形成される。
【0019】したがって、上記両シール面19,20に
より、端板3とU字状連通管16との間の気密性が充分
確保されると同時に端板3にU字状の連通管16が圧接
的に保持される。更に第2拡径面17e,18eによっ
て上記圧着部16より大径の拡径部16fが形成され、
該拡径部16f、より詳しくはテーパ部16eによって
U字状の連通管16の外方への抜け外れが確実に阻止さ
れる。
【0020】次で、上記のようにU字状の連通管16を
固定した端板3を、予め上記各仕切り板9〜11、イン
レットパイプ12、インナパイプ13,14、アウトレ
ットパイプ15及び他方の端板4が組み付け固定された
外殻2の端部に、端板3の外周部に形成された嵌合部3
eによって圧入嵌着する。
【0021】この嵌着の際、U字状の連通管16の一端
部16aにおける拡径部16fをアウトレットパイプ1
5内に圧入嵌合する。次で端板3の周縁部3fと外殻2
の周縁部2aと巻き締め連結する。
【0022】上記のように拡径部16fをアウトレット
パイプ15内に圧入嵌合することにより、U字状の連通
管16の端板3内方向への移動が阻止される。したがっ
て、該圧接部21と上記シール面19,20との挟持に
よりU字状の連通管16がその管軸方向に位置決めさ
れ、かつその位置が強固に保持される。
【0023】次に図5乃至図8に示す第2実施例につい
て説明する。先ず、上記外殻2に組み付ける以前の端板
3に、U字状の連通管16を挿通する部分に位置して2
個の穴を形成するとともに該穴をバーリング加工してフ
ランジ3g,3hを端板3の内側へ向かって折曲形成
し、該フランジ3g,3hにより、U字状の連通管16
の素管が圧入(しまり嵌め)する挿通穴3c,3dを形
成する。尚、上記フランジ3g,3hは端板3の外側へ
向けて折曲形成してもよい。
【0024】次で、予めU字形状に曲げ加工されている
とともにその両端部16a,16bが図5の実線状態の
ように拡径されていない素管状態のU字状の連通管16
におけるその両端部16a,16bを、上記端板3の両
挿通穴3c,3dに端板外面側より図5に示すように圧
入する。この圧入により、両端部16a,16bの外周
面とフランジ3g,3hの内周面とが圧接し、該圧接面
がシール面23になる。
【0025】次で、上記のように端板3に圧入された両
端部16a,16bにおける端板3の内側部において、
図5の鎖線で示すような拡径部24を形成する。この拡
径部24を形成する加工治具について図8により説明す
る。
【0026】加工治具25は、周方向に複数、例えば4
〜6個に分割された成形型26と、該成形型26の内面
において後方が縮径するように形成されたテーパ面26
aと、該成形型26の外周面に突出した成形凸部26b
と、各成形型26を軸芯X−Xに対して直交する半径方
向に摺動可能に保持する保持具27と、該保持具27を
軸芯部において軸芯X−X方向に貫通するシャフト28
と、該シャフト28の先部に固設され、外周面が上記の
テーパ面26aに沿った円錐状のテーパ面29aに形成
されたテーパピン29とで構成されている。尚、上記シ
ャフト28は、図示しない適宜駆動手段によって軸芯X
−X方向に進退移動されるようになっている。尚、上記
加工治具25は、端板3に対して任意の位置に挿置でき
る調整機構を有する。
【0027】上記加工治具25により上記の拡径部24
を形成してU字状の連通管16を端板3に固定する方法
について説明する。先ず、図8に示すようにテーパピン
29が前進し、各成形型26が図示しないリターンスプ
リング等により縮径している状態において、上記のよう
に端板3に圧入した状態のU字状の連通管16の端部1
6a内に上記加工治具25を図8の位置まで挿入する。
この挿入位置は、その成形凸部26bが、上記端板3の
フランジ3gで形成されるシール面23に干渉せず、か
つフランジ3gの内端に近い位置に設定されている。
【0028】次で、図示しない駆動手段によってシャフ
ト28を図8の右方へ引き移動し、テーパピン29を各
成形型26内へ引き込む。これにより、各成形型26
は、保持具27に案内されて半径方向の外方へ鎖線のよ
うに押し出され、各成形型26に形成した成形凸部26
bによりU字状の連通管16における端部16aの一部
が図8に示すように押し拡げられる。この押し拡げられ
た拡径部24により、U字状の連通管16が端板3の外
方へ抜け外れることが一層阻止される。
【0029】上記の加工が終了した後、テーパピン29
を図8のように突出移動して各成形型26を縮径移動
し、その加工治具25を端部16aより脱型する。尚、
U字状の連通管16の他方の端部16bも上記と同様の
加工治具25を用いて同様に加工して拡径部24aを形
成する。
【0030】次で、上記のように組み付けた端板3を、
上記第1実施例と同様に外殻2に組み付け、その一方の
端部16aを上記実施例と同様にアウトレットパイプ1
5に圧入嵌合して連結する。
【0031】したがって、この圧接部30と上記シール
面23との挟持によりU字状の連通管16がその軸方向
に位置決めされ、かつその位置が強固に保持される。図
9は本発明の第3実施例を示すもので、上記第2実施例
における拡径部24を、端板3の内外に2条設けたもの
である。すなわち、上記第2実施例における成形型26
の成形凸部26bを、端板3の内外に位置して2条並設
し、第2実施例と同様にテーパピン29の引き込みによ
る成形型26の押し出しにより、図9に示すように、端
板3におけるフランジ3gの内外に位置して連通管16
に拡径部24,24を成形するようにしたものである。
本第3実施例によれば、端板3と連通管16との気密
性、固着性がより一層向上する。
【0032】尚、上記第2実施例においては、端板3に
固定する端部16a,16bの拡径加工前の管径を、U
状部分16cの管径と均一径にしたが、図10の第4実
施例に示すように、端部16a,16bの管径を予めU
状部分16cの管径より絞った小径にし、かつ端板3の
挿通穴3c,3dも上記縮径された端部16a,16b
が圧入する小径にしてもよい。そして、端部16a,1
6bを端板3に圧入して上記と同様に拡径部24を加工
する。この実施例によれば、上記のような拡径部24の
成形により、端板3のフランジ3g,3hの内外端が大
径部で挟持され、シール性と位置保持がより一層向上す
る。
【0033】更に、図11に示す第5実施例のように、
端部16a,16bの管径を予めU状部分16cの管径
より拡径し、かつ端板3の挿通穴3c,3dも上記拡径
された端部16a,16bが圧入する大径にしてもよ
い。そして、端部16a,16bを端板3に圧入して上
記と同様に拡径部24を加工する。この実施例において
も上記第1実施例と同様の作用、効果を発揮できる。
【0034】尚、上記図に示す実施例の連通管16はU
字状であるが、該連通管16は、略U字状、コ字状、有
端円形状でその両端を並行に延出させた形状のものでも
よい。したがって、本発明はこれらの形状の連通管を含
むもので、これらを総称して略U字状という。
【0035】また、上記各実施例は、略U字状の連通管
16を端板3に固定する場合について説明したが、略U
字状の連通管16を外殻2内の仕切り板9〜11のいず
れかに固定して外殻2内に内蔵する場合にも本発明を適
用することができる。
【0036】また、本発明の製造方法は上記実施例のよ
うに、略U字状の連通管16を端板3に連結する場合に
特に有効であるが、本発明の製造方法は、図12に示す
ような排気入口管40を端板3に固定するとともに該排
気入口管40の下流部をインレットパイプ41に圧入固
定する場合や、排気出口管42を端板4に固定するとと
もに該排気出口管42の上流部をアウトレットパイプ4
3に圧入固定する場合にも適用することができる。すな
わち、インレットパイプ及びアウトレットパイプを溶接
固定することなく、上記各実施例のように塑性変形によ
り固定することができる。
【0037】
【発明の効果】以上のように本発明は略U字状の連通管
を、消音器を構成する端板や仕切り板等の板材に溶接固
定することなく、管を拡径して固定するようにしたか
ら、溶接による従来の諸問題を解消できる。
【0038】また、請求項2記載のように、略U字状の
連通管の少なくとも一方の端部を他の連通管に気密的に
嵌合することにより、U字状の連通管がより一層強固に
固定され、また請求項6記載のように、U字状の連通管
を固定した板材を外殻に組み付ける際に、そのU字状の
連通管の少なくとも一方を他の連通管に気密的に嵌合す
れば、消音器の組み付け作業時間とコストを低減でき
る。
【0039】更に、請求項5記載のように、予め板材に
略U字状の連通管を固定した後、該板材を外殻に固定す
るようにすると、板材への略U字状の連通管の固定作業
が、外殻に組み付けられた後の板材に固定する場合に比
べて容易に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す消音器の側断面図。
【図2】図1の実施例における拡径パンチ型による拡径
工程を説明する図。
【図3】図2の拡径パンチ型により略U字状の連通管を
板材に固定した図。
【図4】図3における拡径状態を示す拡大断面図。
【図5】本発明の第2実施例を示すもので、略U字状の
連通管を端板に挿入した断面図。
【図6】図5の状態から略U字状の連通管を拡径した断
面図。
【図7】図6における拡径状態を示す拡大断面図。
【図8】本発明の第2実施例に使用する加工治具を示す
断面図。
【図9】本発明の第3実施例を示す要部の断面図。
【図10】拡径状態の第4実施例を示す断面図。
【図11】拡径状態の第5実施例を示す断面図。
【図12】本発明の製造方法を利用してインレットパイ
プ及びアウトレットパイプを板材に固定した図。
【図13】従来例を示す断面図。
【符号の説明】
2…外殻 3…板材 3c,3d…挿通穴 15…連通管 16…略U字状の連通管 16a,16b…端
部 16f,24…拡径部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略U字状の連通管の両端部を、板材に形
    成した挿通穴に挿通して固定するものにおいて、上記挿
    通穴部に位置する両端部が挿通穴に密着し、かつ両端部
    には、上記板材に係止する拡径部を有することを特徴と
    する消音器。
  2. 【請求項2】 略U字状の連通管の少なくとも一方の端
    部が、他の連通管に気密的に嵌装されていることを特徴
    とする請求項1記載の消音器。
  3. 【請求項3】 略U字状の連通管の両端部を、連結すべ
    き板材に形成した挿通穴へ挿通した後、両端部を拡径し
    て、その塑性変形により上記板材に固定するようにした
    ことを特徴とする消音器の製造方法。
  4. 【請求項4】 略U字状の連通管の両端部を、連結すべ
    き板材に形成した挿通穴へ圧入した後、その圧入された
    側の両端部を拡径して、その拡径部を板材に係止させる
    ようにしたことを特徴とする消音器の製造方法。
  5. 【請求項5】 両端部を拡径した後、その略U字状の連
    通管を固定した板材を、消音器の外殻へ固定するように
    したことを特徴とする請求項3又は4記載の消音器の製
    造方法。
  6. 【請求項6】 略U字状の連通管を固定した板材を消音
    器の外殻へ固定する際に、略U字状の連通管の少なくと
    も一方の端部を他の連通管に気密的に嵌合させることを
    特徴とする請求項5記載の消音器の製造方法。
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