JPH1058368A - マニピュレータ制御装置 - Google Patents

マニピュレータ制御装置

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JPH1058368A
JPH1058368A JP8222798A JP22279896A JPH1058368A JP H1058368 A JPH1058368 A JP H1058368A JP 8222798 A JP8222798 A JP 8222798A JP 22279896 A JP22279896 A JP 22279896A JP H1058368 A JPH1058368 A JP H1058368A
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JP
Japan
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manipulator
joint
control
target
joint angle
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JP8222798A
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Yoshitake Yamaguchi
慶剛 山口
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】この発明は、高精度な動特性変動を推定し得る
ようにして、信頼性の高い高精度な関節角度の動作制御
を実現することにある。 【解決手段】マニピュレータの第2及び第3関節に対し
てトルクを与える第2及び第3のPID制御器13,1
5、宇宙航行体に対してトルクを与えるPID制御器1
7の制御ゲインが、マニピュレータの関節角度θ3 に基
づくファジイ推論により評価して、その制御ゲインを最
適な値に設定し、そのゲイン調整ファジイルールの適合
度が低くなったり、推論結果が不適合状態において、予
め設定される制御ゲインにしたがってそれぞれを動作制
御するように構成したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば宇宙空間
に構築されて各種の作業に供される多関節マニピュレー
タの操作制御に好適するマニピュレータ制御装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】周知のように、宇宙開発の分野において
は、作業用宇宙航行体に多関節マニピュレータを搭載
し、この宇宙航行体で宇宙空間を航行して、宇宙ステー
ションの構築作業等の各種の作業を実行する構想があ
る。このような多関節のマニピュレータの関節角度を制
御する手段としては、関節角度に対する目標値を設定し
て、この目標値に対応して関節角度を制御する方法が知
られている。
【0003】ところが、宇宙空間を航行する宇宙航行体
にマニピュレータを搭載した場合にあっては、該マニピ
ュレータの先端位置を定点に移動させる動作制御を行う
際、その動作中において、宇宙航行体の位置・姿勢が変
動される。そのため、宇宙航行体に搭載するマニピュレ
ータにあっては、動作制御開始前に、予め動作期間中の
関節角度の目標軌道を決定すると、実際の動作時に関節
角度が目標値に完全に追従したとしても、宇宙航行体の
位置・姿勢の変動により、その先端位置が目標とする定
点からずれてしまう虞れを有する。
【0004】また、宇宙航行体に搭載するマニピュレー
タは、その作業中に質量が未知の物体(作業対象)を把
持すると、そのマニピュレータ・宇宙航行体系の動特性
が大きく変動する。そのため、高精度な制御性能を確保
する手段として、マニピュレータ・宇宙航行体系の動特
性の変動を推定し、その結果を考慮して制御を行うアル
ゴリズムが必要となる。
【0005】ところが、上記マニピュレータ・宇宙航行
体系の数理モデルに基づいて動特性を求める方法では、
その数理モデルのモデル化誤差が推定結果に大きな影響
を及ぼすために、信頼性の点で劣るという問題を有す
る。
【0006】そこで、周知の制御応答(制御対象の状
態)を数理モデルに基づかずファジイ推論によって評価
し、動特性変動を推定することが考えられている。しか
しながら、上記ファジイ推論により、マニピュレータの
操作量を決定する方法では、制御動作中のある時刻にお
いて、どのファジイルールにも制御応答が適合しないよ
うな場合(あるいは適合度が低くなった場合)、ファジ
イ推論の出力、即ち操作量が不定もしくは不適切な値に
なってしまい、安定した動作制御が困難となるという虞
れを有する。
【0007】係るファジイ推論の課題は、制御対象が多
関節マニピュレータ等の複雑化し、しかも、ファジイル
ールで評価しなければならない状態空間が大規模化すれ
ばするほど、状態空間の全体を適切に評価できるファジ
イルールを設計するのが困難となり、さらに安定した動
作制御の困難性が増大される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】以上述べたように、従
来のマニピュレータ制御装置では、マニピュレータ・宇
宙航行体系の動特性変動を高精度に推定が困難であり、
信頼性の高い高精度な動作制御が困難であるという問題
を有する。
【0009】この発明は上記の事情に鑑みてなされたも
ので、高精度な動特性変動を推定し得るようにして、信
頼性の高い高精度な関節角度の動作制御を実現し得るよ
うにしたマニピュレータ制御装置を提供することを目的
とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明は、宇宙航行体
に搭載されるマニピュレータと、指令情報に基づいて前
記マニピュレータの先端部の目標先端位置を時系列で発
生する目標位置発生手段と、この目標位置発生手段で生
成した目標先端位置と宇宙航行体の重心位置に基づいて
関節の目標関節角度を算出する目標関節角度発生手段
と、前記宇宙航行体の姿勢角度に基づいて該宇宙航行体
に与えるトルクを算出する第1の制御手段と、前記目標
関節角度発生手段で生成した関節の目標関節角度と該関
節の関節角度に基づいて前記マニピュレータに与えるト
ルクを算出する第2の制御手段と、前記第1及び第2の
制御手段の制御ゲインを前記マニピュレータの関節の関
節角度に基づいてファジイ推論により評価して各制御ゲ
インを設定するゲイン調整手段とを備えてマニピュレー
タ制御装置を構成したものである。
【0011】上記構成によれば、マニピュレータ及び宇
宙航行体に対してトルクを与える第1及び第2の制御手
段は、その制御ゲインがマニピュレータの関節角度に基
づくファジイ推論によりゲイン調整手段で推論されて評
価され、その制御ゲインが最適な値に設定され、又その
ファジイルールの適合度が低くなったり、推論結果が不
定となった状態で、予め設定される制御ゲイン値に設定
される。これにより、マニピュレータ・宇宙航行体系の
動特性に応じた信頼性の高い関節角度の制御を確保した
うえで、ファジイ推論の安定した出力の取得が可能とな
り、安全性の高い動作制御が実現される。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて、図面を参照して詳細に説明する。図1はこの発明
の一実施の形態に係るマニピュレータ制御装置を示すも
ので、ここでは、マニピュレータシステムとして、肩関
節(第1関節)、肘関節(第2関節)、手首関節(第3
関節)の3関節式のマニピュレータを宇宙航行体に搭載
した場合を示す。但し、図1においては、マニピュレー
タの第1関節である肩関節を固定として構成した場合で
説明する。
【0013】すなわち、目標先端位置発生器10には、
目標関節角度発生器11が接続され、図示しない指令制
御部からの指令信号に基づいてマニピュレータ先端部を
一方向にのみ移動をさせる動作を想定した目標先端位置
情報を生成して、目標関節角度発生器11に出力する。
【0014】ここで、目標先端位置発生器10は、予め
設定されたマニピュレータ先端部の最高速度Vmax 、最
高加速度Amax に対して、マニピュレータ先端部が、図
2に示す速度で移動するように、制御動作中の各時刻r
1 、r2 、r3 において逐次に発生して、目標関節角度
発生器11に出力する。
【0015】目標関節角度発生器11には、マニピュレ
ータ・宇宙航行体系12から宇宙航行体の重心位置情報
が入力され、該重心位置情報と目標先端位置発生部10
からの目標先端位置情報に基づいて逆キネマティクスを
解いてマニピュレータの第2及び第3関節の角度情報θ
2ref、θ2refを算出する。
【0016】上記目標関節角度発生器11には、第2の
PID(Proprotion・Integral・D
ifferential)制御器13が加算器14を介
して接続される。この加算器14には、マニピュレータ
・宇宙航行体系12から第2関節の関節角度θ2 が入力
され、この関節角度θ2 と角度情報θ2refを加算して第
2のPID制御器13に出力する。第2のPID制御器
13は、予め制御ゲイン値が設定されており、入力した
関節角度情報に基づいてマニピュレータの第2関節に与
えるトルクα2 を
【0017】
【数1】 の式より算出して、該トルクα2 に対応して第2関節を
駆動制御する。
【0018】ここで、e 2は第2関節の角度追従誤差、
Kp2,Ki2,Kd2はそれぞれマニピュレータの第2の関
節の角度追従誤差に対する比例、積分、微分動作の制御
ゲインである。
【0019】また、上記目標関節角度発生器11には、
第3のPID(Proprotion・Integra
l・Differential)制御器15が加算器1
6を介して接続される。この加算器16には、マニピュ
レータ・宇宙航行体系12からマニピュレータの第3関
節の関節角度θ3 が入力され、この関節角度θ3 と角度
情報θ3refを加算して第3のPID制御器15に出力す
る。第3のPID制御器15は、予め制御ゲイン値が設
定されており、入力した関節角度情報に基づいてマニピ
ュレータの第3関節に与えるトルクα3 を
【0020】
【数2】 の式により算出して、該トルクα3 に対応して第3関節
を駆動制御する。
【0021】ここで、e 3、第2関節の角度追従誤差、
Kp3,Ki3,Kd3は、それぞれマニピュレータの第3の
関節の角度追従誤差に対する比例、積分、微分動作の制
御ゲインである。
【0022】また、上記マニピュレータ・宇宙航行体系
12には、姿勢制御用PID(Propotion・I
ntegral・Differential)制御器1
7が接続される。このPID制御器17は、マニピュレ
ータ・宇宙航行体系12からの宇宙航行体の姿勢角度ψ
が入力され、該姿勢角度ψに基づいて宇宙航行体に与え
るトルクα0 を
【0023】
【数3】 の式により算出して、該トルクα0 に基づいてマニピュ
レータ・宇宙航行体系12の姿勢系を駆動して宇宙航行
体の姿勢を制御する。
【0024】ここで、Kp0,Ki0,Kd0は、それぞれ宇
宙航行体の姿勢角度ψに対する比例、積分、微分動作の
制御ゲインである。また、上記第2及び第3のPID制
御器13,15とPID制御器17には、ゲイン調整器
18が接続される。ゲイン調整器18には、上記マニピ
ュレータ・宇宙航行体系12からマニピュレータの第3
関節の関節角度θ3 が入力され、この関節角度θ3 に基
づいてファジイ推論を実行する。
【0025】上記ゲイン調整器18は、制御動作開始直
後のマニピュレータの第3関節の関節角度θ3 をファジ
イルール(以下、ゲイン調整ファジイルールと記す)に
より評価して、第2及び第3のPID制御器13,15
とPID制御器17の各制御ゲインKp ,Ki ,Kd を
調整する。
【0026】ゲイン調整器18は、図3に示すように制
御動作開始直後のマニピュレータの第3関節の関節角度
θ3 が時系列r1 ,r2 ,r3 で入力されると、該時系
列r1 ,r2 ,r3 の大きさを R1:if r1 is B1 and r2 isB2 and r3 isB3 ten Kp0= Kp01,Ki0= Ki01,Kd0= Kd01 Kp2= Kp21,Ki2= Ki21,Kd2= Kd21 Kp3= Kp31,Ki3= Ki31,Kd3= Kd31 R2:if r1 is M1 and r2 isM2 and r3 isM3 ten Kp0= Kp02,Ki0= Ki02,Kd0= Kd02 Kp2= Kp22,Ki2= Ki22,Kd2= Kd22 Kp3= Kp32,Ki3= Ki32,Kd3= Kd32 R3:if r1 is S1 and r2 isS2 and r3 isS3 ten Kp0= Kp03,Ki0= Ki03,Kd0= Kd03 Kp2= Kp23,Ki2= Ki23,Kd2= Kd23 Kp3= Kp33,Ki3= Ki33,Kd3= Kd33 のゲイン調整ファジイルールにしたがってファジイ推論
を実行して第2及び第3のPID制御器13,15、P
ID制御器17の各制御ゲインを求めて各ゲイン調整を
行う。
【0027】このうち前件部(if部)は、時系列r1
,r2 ,r3 における関節角度θ3の大きさを評価する
ファジイラベルB,M,Sを用いて動特性を推定する命
題である。
【0028】ファジイラベルB,M,Sは、Big,M
edium,Smallを示し、これらは図4に示すメ
ンバシップ関数で定義される。そして、後件部(the
n部)は、前件部(if部)で記述された動特性に対し
て適切な制御ゲインKp ,Ki ,kd の値を推定する命
題である。
【0029】このゲイン調整ファジイルールは、「関節
角度θ3 の変位が大きい場合は、マニピュレータが把持
する把持物体の質量による動特性の変動が大きいと判断
する。そして、逆に関節角度θ3 の変位が小さい場合
は、マニピュレータが把持する把持物体の質量による動
特性の変動が小さいと判断して、それぞれの変位状態に
応じた最適な制御ゲインKp ,Ki ,Kd を用いる」と
いう調整則を意味する。
【0030】即ち、ゲイン調整器18は、ゲイン調整フ
ァジイルールにしたがって入力しr1 ,r2 ,r3 につ
いてファジイラベルS1 ,…,B3 のメンバシップ関数
値μs1,…μB3をを求めて、 a1 =μS1・μS2・μS3 a2 =μM1・μM2・μM3 a3 =μB1・μB2・μB3 の式で表される周知の代数積・加算・高さ法と称する推
論方法により各ルールの適合度a1 ,a2 ,a3 を算出
する。
【0031】次に、ゲイン調整器18は、適合度a1 ,
a2 ,a3 により、各ルールの後件部(then部)の
ゲイン値を荷重平均して最終的に適用する制御ゲインK
p ´,Ki ´,Kd ´を以下に示す数4の式に基づいて
それぞれ算出して、第2及び第3のPID制御器13,
15、PID制御器17の制御ゲインを可変設定する。
【0032】
【数4】
【0033】上記構成において、ゲイン調整器18は、
マニピュレータ・宇宙航行体系12のマニピュレータの
第3関節の関節角度θ3 に基づいて上述したようにファ
ジイ推論を実行して動特性に応じた制御ゲインKp ´,
Ki ´,kd ´を求めて第2及び第3のPID制御器1
3,15、PID制御器17の制御ゲインを可変設定す
る。
【0034】ここで、PID制御器17は、ゲイン調整
器18で設定される制御ゲインにしたがっ上述したよう
に宇宙航行体に与えるトルクを求めて該宇宙航行体の姿
勢を制御する。同時に、第2及び第3のPID制御器1
3,15は、上述したようにマニピュレータの第2及び
第3関節に与えるトルクを求めて、該第2及び第3関節
を駆動制御してマニピュレータ先端位置を目標点に移動
させる。
【0035】そして、マニピュレータの動作制御中にお
いて、所定の時刻において、ファジイ調整ルールの全て
に対する適合度が低くなり、推定結果が不足あるいは不
適合となってしまうような事態が生じたとする。する
と、ゲイン調整器18は、制御ゲインKp ´,Ki ´,
Kd ´をPID制御器17、第2及び第3のPID制御
器13,15に出力するのを停止する。
【0036】ここで、PID制御器17は、予め設定さ
れている制御ゲインにしたがって上述したように宇宙航
行体の姿勢制御を実行する。同時に、第2及び第3のP
ID制御器13,15は、予め設定されている制御ゲイ
ンにしたがって上述したようにマニピュレータの第2及
び第3関節を駆動制御してマニピュレータの動作制御が
続行される。
【0037】このように、上記マニピュレータ制御装置
は、マニピュレータの第2及び第3関節に対してトルク
を与える第2及び第3のPID制御器13,15、宇宙
航行体に対してトルクを与えるPID制御器17の制御
ゲインが、マニピュレータの関節角度θ3 に基づくファ
ジイ推論により評価して、その制御ゲインを最適な値に
設定し、そのゲイン調整ファジイルールの適合度が低く
なったり、推論結果が不適合状態において、予め設定さ
れる制御ゲインにしたがってそれぞれを動作制御するよ
うに構成した。
【0038】これによれば、マニピュレータ・宇宙航行
体系12の動特性に応じて第2及び第3のPID制御器
13,15とPID制御器17の各制御ゲインが設定さ
れることにより、宇宙航行体の姿勢変動に影響を受ける
ことなく、信頼性の高いマニピュレータの関節角度の制
御が実現され、仮に、ファジイ推論の不適合あるいは適
合度が低くなった状態においても安全性の確保が実現さ
れ、信頼性の高い安定した動作制御が実現される。
【0039】なお、上記実施の形態では、第1乃至第3
関節を持つマニピュレータシステムに適用した場合で説
明したが、これに限ることなく、関節を持つ各種方式の
マニピュレータシステムにおいて適用可能である。
【0040】また、上記実施の形態では、マニピュレー
タの第1乃至第3関節のうち第1関節を固定して運用す
る形態に適用した場合で説明したが、これに限るこな
く、各種の運用形態において適用可能であり、いずれの
運用形態においても略同様の効果が期待される。
【0041】さらに、上記実施の形態では、ゲイン調整
器18において、マニピュレータの第3関節の関節角度
θ3 に基づいて制御ゲインのファジイ推論を実行するよ
うに構成した場合で説明したが、これに限ることなく、
マニピュレータの他の関節の関節角度に基づいてファジ
イ推論を実行して制御ゲインを調整するように構成する
ことも可能である。よって、この発明は、上記実施の形
態に限ることなく、その他、この発明の要旨を逸脱しな
い範囲で種々の変形を実施し得ることは勿論である。
【0042】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれ
ば、高精度な動特性変動を推定し得るようにして、信頼
性の高い高精度な関節角度の動作制御を実現し得るよう
にしたマニピュレータ制御装置を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態に係るマニピュレータ
制御装置を示した図。
【図2】図1の目標先端位置の設定方法を説明するため
に示した図。
【図3】図1の第3関節の関節角度の時系列を説明する
ために示した図。
【図4】図1のゲイン調整ファジイルールを説明するた
めに示した図。
【符号の説明】
10…目標先端位置発生器。 11…目標関節角度発生器。 12…マニピュレータ・宇宙航行体系。 13…第2のPID制御器。 14,16…加算器、 15…第3のPID制御器。 17…PID制御器。 18…ゲイン調整器。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 宇宙航行体に搭載されるマニピュレータ
    と、 指令情報に基づいて前記マニピュレータの先端部の目標
    先端位置を時系列で発生する目標位置発生手段と、 この目標位置発生手段で生成した目標先端位置と宇宙航
    行体の重心位置に基づいて関節の目標関節角度を算出す
    る目標関節角度発生手段と、 前記宇宙航行体の姿勢角度に基づいて該宇宙航行体に与
    えるトルクを算出する第1の制御手段と、 前記目標関節角度発生手段で生成した関節の目標関節角
    度と該関節の関節角度に基づいて前記マニピュレータに
    与えるトルクを算出する第2の制御手段と、 前記第1及び第2の制御手段の制御ゲインを前記多関節
    マニピュレータの関節の関節角度に基づいてファジイ推
    論により評価して各制御ゲインを設定するゲイン調整手
    段とを具備したマニピュレータ制御装置。
  2. 【請求項2】 前記マニピュレータは、多関節を有する
    ことを特徴とする請求項1記載のマニピュレータ制御装
    置。
  3. 【請求項3】 前記ゲイン調整手段は、マニピュレータ
    の所定の関節の関節角度に基づいてファジイ推論により
    制御応答を評価することを特徴とする請求項2記載のマ
    ニピュレータ制御装置。
  4. 【請求項4】 前記ゲイン調整手段は、前記マニピュレ
    ータの先端部に最も近い関節の関節角度に基づいてファ
    ジイ推論により制御ゲインを評価することを特徴とする
    請求項3記載のマニピュレータ制御装置。
JP8222798A 1996-08-23 1996-08-23 マニピュレータ制御装置 Pending JPH1058368A (ja)

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