JPH1057515A - 消火器スタンド - Google Patents

消火器スタンド

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JPH1057515A
JPH1057515A JP25077396A JP25077396A JPH1057515A JP H1057515 A JPH1057515 A JP H1057515A JP 25077396 A JP25077396 A JP 25077396A JP 25077396 A JP25077396 A JP 25077396A JP H1057515 A JPH1057515 A JP H1057515A
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JP
Japan
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fire
fire extinguisher
extinguishing
sensor
pressure gas
Prior art date
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Pending
Application number
JP25077396A
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English (en)
Inventor
Tashiro Arai
太四郎 荒井
Eiichi Kinebuchi
栄一 杵渕
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ANTETSUKUSU KK
Original Assignee
ANTETSUKUSU KK
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Publication date
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  • Fire-Extinguishing By Fire Departments, And Fire-Extinguishing Equipment And Control Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】小型の消火用機器を何時でも使用可能な待機状
態に保持しておき、しかもその消火用機器を無人で自動
的に作動させることができる、ロボット機能を備えた消
火器スタンドを提供する。 【解決手段】本発明の消火器スタンドは、消火器搭載架
台と、射出方向調整手段と、ガス式作動手段と、該ガス
式作動手段用の圧力ガス発生器と、火災検知センサとを
備え、更に該火災検知センサの検知出力に基づいて該圧
力ガス発生器の作動を制御する制御手段を設けたもの
で、消火弾や小型の可搬型消火器を取り付けておいて、
無人でも初期消火を行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は消火器スタンドに関
し、特に手動消火器や消火弾などの小型の消火用機器
を、使用待機状態で保持し、かつ無人でも作動させるこ
とが可能なスタンド装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の消火装置には、大規模な固定設備
を必要とする自動消火装置や消火栓からの水を使用する
放水装置などの他は、火災発生に際して人力での操作を
必要とする小型の装置がある。その中でも可搬式の小型
消火器や消火弾などは、常時は格納場所に備えつけてお
き、使用時に持ち出して消火操作を行うのが普通であ
る。従って、これらの小型の消火用機器は普段から人が
いる場所に、いつでも持ち出せるような形態で保管され
ているが、それでも人がいる時間帯でなければ利用でき
ないものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような小型の消火
用機器は、何時でも使用可能な状態で、火災発生の恐れ
がある場所の近くに保管することが望ましい。しかし、
無人の際には役に立たないものであることに着目して、
人が操作しなくても自動的に消火機器を作動させること
ができる消火機器保管装置を提供することを目的とし
た。即ち本発明は、小型の消火用機器を何時でも使用可
能な待機状態で保持しておき、しかもその消火用機器を
無人で自動的に作動させることができる、ロボット機能
を備えた消火器スタンドを提供しようとするものであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の消火器スタンド
は、消火器搭載架台と、射出方向調整手段と、ガス式作
動手段と、該ガス式作動手段用の圧力ガス発生器と、火
災検知センサとを備え、更に該火災検知センサの検知出
力に基づいて該圧力ガス発生器の作動を制御する制御手
段を設けたことを特徴とするものである。
【0005】かかる本発明の消火器スタンドにおいて、
前記圧力ガス発生器が、点火プラグとガス発生剤とを容
器内に収容して成るものであるときは、作動に必要な時
問を極めて短くすることができる。更に前記火災検知セ
ンサが、温度センサ、煙センサ等の雰囲気ガスの性状変
化を検出するセンサと、赤外線センサ、光センサ等のエ
ネルギー発生強さを検出するセンサとを、少なくとも組
み合わせると、火災発生時以外での誤動作を抑制するこ
とができ、極めて信頼性の高い自動化が達成される。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の消火器スタンドの構成
を、図に基づいて説明する。図1において、1は消火器
搭載架台であり、消火器Aを載置し又は取り付け固定す
ることができるものである。2は射出方向調整手段であ
り、消火器Aの姿勢または消火剤噴射用ノズルの方向な
どを調節して、消火器Aの作動方向を火元等に向けるこ
とができるものである。3はガス式作動手段であって、
ガス圧力を利用して消火器Aを作動させるための操作を
行う装置である。そして、このガス式作動手段3の作動
エネルギーとなる圧力ガスは、圧力ガス発生器4によっ
て供給される。
【0007】かかる圧力ガス発生器4は、例えば高圧ガ
スを封入したボンベ等を電気信号によって機械的に開封
する方法、小型の空気圧縮機を利用する方法、火薬等の
爆発を利用する方法など適宜の方法を用いた装置であっ
てもよいが、中でも容器内にガス発生剤を収容してお
き、放電或いは電熱等を利用した点火プラグによってガ
ス発生剤を分解させ、圧力ガスを発生させる装置が好ま
しく用いられる。また、ここで用いられるガス発生剤と
しては、例えばアジ化金属等を主剤としたものが好適で
ある。
【0008】5は火災検知センサである。この火災検知
センサ5としては、従来から知られている火災センサ、
例えば雰囲気の温度上昇を検知するもの、煙による光の
透過率の低下を検知するもの、火元からの光や紫外線の
放射量の増加を検知するもの、又は赤外線による火元の
温度上昇を検知するものなどの、種々のセンサを用いる
ことができる。中でも、温度センサ、煙センサ等の雰囲
気ガスの性状変化を検出するセンサと、赤外線センサ、
光センサ等のエネルギー発生強さを検出するセンサと
を、少なくとも組み合わせたものが特に好ましい。
【0009】これらの複数のセンサを組み合わせて火災
検知センサ5とした、本発明の消火器スタンドにおい
て、火災検知センサ5を構成するセンサのいずれもが火
災信号を出力したときに、制御手段6はこれらの信号か
ら確実に火災が発生したと判断して、圧力ガス発生器4
の作動信号を出力する。そうすると、圧力ガス発生器4
で発生した圧力ガスはガス式作動手段3に送りだされ、
消火器Aを作動させることになる。なお、火災検知セン
サ5によって火元の位置が検知できるときには、制御手
段6から射出方向調整手段2に対して制御信号が出力さ
れ、正確に火元に対して消火剤などを送りだすように構
成することも可能である。
【0010】更に本発明の消火器スタンドは、その複数
個を相互に結合しておいて、いずれかが火災を検知した
ときには同時に作動するようにすることもできる。或い
はまた、別途に設けた火災警報システムと接続して、本
発明の消火器スタンドで検出した火災情報を火災警報シ
ステムに伝達することも、これとは逆に火災警報システ
ムから発信された信号を受けて、本発明の消火器スタン
ドを作動させるようにすることも可能である。
【0011】
【実施例】本発明の消火器スタンドの第1実施例とし
て、消火弾に適した装置を図2に示す。図2において、
消火器搭載架台1の一部を構成する座1aの一方端に
は、ヒンジ1bが設けられており、此のヒンジ1bを介
して回動可能に、基台1cと消火弾装着筒1dとが重ね
て取り付けられている。また、座1aの他方端部にあた
る基台1cの部分には、高さ調節ねじで構成された射出
方向調整手段2が設けてある。
【0012】基台1c内には、電子回路で構成された制
御手段6及び電源装置6aが設けられている。この電源
装置6aとしては適宜のものを利用することができる
が、停電時を考慮すると充電式蓄電池を使用することが
好ましい。更に、この基台1cの上に、重ねて取り付け
られている消火弾装着筒1dの内部空間の底には、点火
プラグ4aとガス発生剤4bとを組み合わせた圧力ガス
発生器4が設けてあり、その上部にガス式作動手段3を
構成するピストン型の可動底板3aが嵌合されている。
また消火弾装着筒1dの開口部には、作動時に可動底板
3aの離脱を防止するストッパと消火弾Aの射出方向
ガイドとを兼ねた口枠1eが嵌着されている。
【0013】消火弾装着筒1dの上部に設けられた赤外
線センサ5aと温度センサ5bとからの出力が、共に制
御手段6に送られて火災の発生が確認されたときは、制
御手段6から点火プラグ4aに作動信号が送られると同
時に、サイレンやベルなどの警報装置7へも作動信号が
送られるようになっている。ここで、警報装置7は組み
込まれているものに限られることなく、別途の配線を経
由して既設の警備用のシステムに接続することもでき
る。そしてまた制御手段6からの作動信号は、手動ボタ
ン6bを操作することによって出力させることもでき
る。
【0014】本例の消火器スタンドにおいて、上記のよ
うに制御手段6から作動信号が発信されたときは、点火
プラグ4aによってガス発生剤4bが分解を起こし、発
生した圧力ガスが可動底板3aを急速に押し上げる結
果、消火弾装着筒1dの開口部から消火弾Aが発射さ
れる。こうして予想された火元の天井に向かって発射さ
れた消火弾Aは、天井に当たって破壊され、内部に収
容されていた消火剤が火元に降り注ぐことになり、自動
的に消火作業が行われる。
【0015】本発明の消火器スタンドの第2実施例を図
3に示す。図3において、消火器搭載架台1の一部を構
成する座1aの上には、可搬型液体消火器Aを載置で
きるようになっており、また座1aの後方端には、上部
に本体ケース1fを設けた支え板1gが取り付けられて
いる。なお、支え板1gから突設された1hは、可搬型
液体消火器Aの持ち運び用ハンドルaを下方から支え
る支持腕である。
【0016】本体ケース1fには、赤外線センサ5aと
温度センサ5bとが設けられ、また電子回路で構成され
た制御手段6と電源装置6aとが設けられている。更
に、点火プラグ4aとガス発生剤4bとからなる圧力ガ
ス発生器4が設けてあり、これから発生する圧力ガスが
作動シリンダ3bと作動シリンダ3cとを駆動して、そ
れぞれは可搬型液体消火器Aの安全ピンbを引き抜
き、また可搬型液体消火器Aの操作ハンドルcを押し
下げるように分担して働く。
【0017】また可搬型液体消火器Aの噴射ホースd
は、射出方向調整手段2によって支えられており、噴射
ノズルeを所望の方向へ向けて固定することができる
が、場合によっては固定することなく、消火剤の噴出時
の反作用により適宜の角度の範囲内で自動的に首を振る
ようにすることもできる。なお、手動ボタン6bや、警
報装置7が設けられていることは、前記の第1実施例と
同様である。
【0018】この例の消火器スタンドの作動は、圧力ガ
ス発生器4で発生した圧力ガスによって安全ピンbが引
き抜かれ、更に操作ハンドルcが押されて、自動的に消
火剤がノズルeから噴射されるもので、その他の点は基
本的に前記の第1実施例の消火器スタンドと同様であ
る。また本例においては、液体消火剤が充填された可搬
型液体消火器を装着した場合について説明したが、粉末
消火剤が充填された消火器を装着しても、全く同様に機
能することは説明を要しないであろう。
【0019】
【発明の効果】本発明の消火器スタンドは、人が操作す
るのに適した構造の小型の可搬型の消火器を、何時でも
使用可能な状態で保持しておいて、火災発生に際しては
自動的に作動することによって消火できるので、有人の
場合は勿論、無人の場合でも効果的な初期消火活動が実
施できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の消火器スタンドの基本的構成図であ
る。
【図2】本発明の第1実施例の消火器スタンドの構成図
である。
【図3】本発明の第2実施例の消火器スタンドの構成図
である。
【符号の説明】
1 消火器搭載架台 1a 座 1b ヒンジ 1c 基台 1d 消火弾装着筒 1e 口枠 1f 本体ケース 1g 支え板 1h 支持腕 2 射出方向調整手段 3 ガス式作動手段 3a 可動底板 3b 作動シリンダ 3c 作動シリンダ 4 圧力ガス発生器 4a 点火プラグ 4b ガス発生剤 5 火災検知センサ 5a 赤外線センサ 5b 温度センサ 6 制御手段 6a 電源装置 6b 手動ボタン 7 警報装置 A 消火器 A 消火弾 A 可搬型液体消火器 a 持ち運び用ハンドル b 安全ピン c 操作ハンドル d 噴射ホース e 噴射ノズル

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 消火器搭載架台と、射出方向調整手段
    と、ガス式作動手段と、該ガス式作動手段用の圧力ガス
    発生器と、火災検知センサとを備え、更に該火災検知セ
    ンサの検知出力に基づいて該圧力ガス発生器の作動を制
    御する制御手段を設けたことを特徴とする消火器スタン
    ド。
  2. 【請求項2】 前記圧力ガス発生器が、点火プラグとガ
    ス発生剤とを容器内に収容して成るものである、請求項
    1に記載の消火器スタンド。
  3. 【請求項3】 前記火災検知センサが、温度センサ、煙
    センサ等の雰囲気ガスの性状変化を検出するセンサと、
    赤外線センサ、光センサ等のエネルギー発生強さを検出
    するセンサとを、少なくとも組み合わせて成るものであ
    る、請求項1又は2に記載の消火器スタンド。
  4. 【請求項4】 前記ガス式作動手段が消火弾の射出装置
    である、請求項1乃至3のいずれかに記載の消火器スタ
    ンド。
  5. 【請求項5】 前記ガス式作動手段が液消火器のレバー
    操作装置である、請求項1乃至3のいずれかに記載の消
    火器スタンド。
  6. 【請求項6】 前記ガス式作動手段が粉末消火器のレバ
    ー操作装置である、請求項1乃至3のいずれかに記載の
    消火器スタンド。
JP25077396A 1996-08-19 1996-08-19 消火器スタンド Pending JPH1057515A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7182144B2 (en) 2003-08-21 2007-02-27 Tmsuk Co., Ltd. Fire-fighting robot
JP2010191496A (ja) * 2009-02-16 2010-09-02 Hochiki Corp 火災警報システム
CN104606827A (zh) * 2015-03-05 2015-05-13 成都中兢伟奇科技有限责任公司 一种防盗报警无线灭火装置
KR20210030204A (ko) * 2019-09-09 2021-03-17 권대정 코브라 소화기 장전식 자동소화장치
WO2021049810A1 (ko) * 2019-09-09 2021-03-18 권대정 코브라 소화기 장전식 자동소화장치

Cited By (6)

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US11986688B2 (en) 2019-09-09 2024-05-21 Dei Juhng KWON Cobra automatic fire extinguishing device capable of loading fire extinguisher

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