JPH1056491A - 機械翻訳システム及び機械翻訳方法 - Google Patents

機械翻訳システム及び機械翻訳方法

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JPH1056491A
JPH1056491A JP8211503A JP21150396A JPH1056491A JP H1056491 A JPH1056491 A JP H1056491A JP 8211503 A JP8211503 A JP 8211503A JP 21150396 A JP21150396 A JP 21150396A JP H1056491 A JPH1056491 A JP H1056491A
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Japan
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communication
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Application number
JP8211503A
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English (en)
Inventor
Takafumi Ito
隆文 伊藤
Hideto Izawa
秀人 井澤
Chizuru Sato
千鶴 佐藤
Hiroshi Yokota
浩 横田
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Toshiba Corp
Toshiba Software Engineering Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Software Engineering Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】通信によって受信した文書に対する機械翻訳に
関する操作性を向上させることを可能にする。 【解決手段】機械翻訳をする際、通信状態を変更する。
翻訳制御部40は、任意の言語による文書を他の言語の
文書に翻訳する翻訳対象となる文書の範囲として、文書
全体または翻訳前の文書が表示されている部分の何れか
を選択し、この選択された前記文書の範囲に対する翻訳
後の文書の表示開始位置を、文書の先頭または表示され
ていた文書範囲の先頭位置の何れにするかを選択し、選
択された文書の範囲に対する翻訳結果を、選択された表
示開始位置に応じて表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターネットの
ホームページ等、通信によって受信される文書(テキス
ト)に対して機械翻訳を行なう機械翻訳システム及び機
械翻訳方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、インターネットが普及し、多くの
人々がインターネットを通して、世界中のホームページ
を見ることができるようになっている。海外のホームペ
ージ内の文書(テキスト)は、多くの場合、その国の母
国語で記述されているため、ホームページのビューアと
従来から開発されてきている自動機械翻訳機能とを組み
合わせて、ホームページのテキストの内容を自動的に使
用者の母国語に変換(機械翻訳)して内容を把握しやす
くするシステムが考案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術においては、ホームページのビューアと、従来からあ
る機械翻訳機能を、そのまま組み合わせただけであり、
ホームベージビューアにおける翻訳機能として望ましい
機能はあまり考慮されておらず、使い勝手があまりよく
ないという問題点があった。
【0004】本発明は前記のような事情を考慮してなさ
れたもので、通信によって受信した文書に対する機械翻
訳に関する操作性を向上させることが可能な機械翻訳シ
ステム及び機械翻訳方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、任意の言語に
よる文書を受信することができる通信手段と、前記通信
手段によって受信される特定の言語による文書を他の言
語の文書に翻訳する機械翻訳手段と、前記機械翻訳手段
によって特定の言語による文書を機械翻訳する際に、前
記通信手段の通信状態を変更する通信制御手段とを具備
したことを特徴とする。
【0006】また、前記通信制御手段は、前記機械翻訳
手段によって機械翻訳を実行する際に、前記通信手段の
通信状態を変更するか否かを任意に選択させるための手
段をさらに具備したことを特徴とする。
【0007】これにより、機械翻訳の対象とする範囲が
広い(翻訳量が多い)場合には、翻訳を完了するまでに
長い時間がかかる場合がある。そのような場合には、一
時的に通信のための回線を切断する(通信状態を変更す
る)ことで通信費の低減か図れる。ただし、回線を切断
した場合には、再接続にある程度の時間を要するので、
使用者によって状況に応じて適切な方(切断するか否
か)を任意に選択することもできる。
【0008】また本発明は、特定の言語による文書を他
の言語の文書に翻訳する機械翻訳手段と、前記機械翻訳
手段による翻訳前の文書の一部を表示する原文表示手段
と、前記機械翻訳手段による翻訳の対象とする前記文書
の範囲として、文書全体または前記原文表示手段によっ
て表示されている部分の何れかを選択する翻訳範囲選択
手段と、前記翻訳範囲選択手段によって選択された前記
文書の範囲に対する、前記機械翻訳手段により得られた
翻訳後の文書を表示する翻訳文表示手段とを具備したこ
とを特徴とする。
【0009】また本発明は、特定の言語による文書を他
の言語の文書に翻訳する機械翻訳手段と、前記機械翻訳
手段による翻訳前の文書を表示する原文表示手段と、前
記機械翻訳手段により得られた翻訳後の文書の表示開始
位置を、文書の先頭または前記原文表示手段によって表
示されていた文書範囲の先頭位置の何れにするかを選択
する表示位置選択手段と、前記表示位置選択手段によっ
て選択された前記表示開始位置に応じて、前記機械翻訳
手段により得られた翻訳後の文書を表示する翻訳分表示
手段とを具備したことを特徴とする。
【0010】これにより、文書全体(ページ全体)を一
括して機械翻訳を実行すれば、1度にページ全体の翻訳
結果を得られるので、広い範囲の翻訳結果が必要な場合
には操作を容易にすることができるが、一方で文書全体
の翻訳を行なうために長い時間を要することもある。そ
こで、表示されている文書の一部を機械翻訳すれば、翻
訳結果を必要とする箇所を含み、かつ翻訳時間をそれほ
ど長く必要としないですむ。さらに、翻訳結果が必要な
部分のみを範囲指定して機械翻訳することもでき、必要
最低限の翻訳時間で処理を完了させることもできる。
【0011】また本発明は、特定の言語による文書を他
の言語の文書に翻訳する機械翻訳手段と、ページ単位で
文書を記憶するための記憶手段と、前記機械翻訳手段に
よる翻訳の対象とする文書の原文ページを前記記憶手段
に記憶させると共に、記憶された前記原文ページに対す
る前記機械翻訳手段により得られた翻訳後の文書の訳文
ページを前記記憶手段に記憶させる記憶制御手段と、前
記記憶手段に記憶されている前記原文ページと前記訳文
ページとを選択的にページ単位で切替えて表示するペー
ジ表示手段とを具備したことを特徴とする。
【0012】これによれば、翻訳の対象とする文書の原
文ページと翻訳後の文書の訳文ページに対して同様の扱
いをすることで、何れのページを表示する場合であって
も同じ感覚で表示させることができ操作性が向上する。
【0013】また前記ページ表示手段によって前記記憶
手段に記憶された原文ページが表示される際に、対応す
る訳文ページが前記記憶手段に記憶されていれば前記訳
文ページが存在することを通知する通知手段を具備した
ことを特徴とする。
【0014】これによれば、ある原文ページに対応する
翻訳済みの訳文ページがすでに存在すれば、明確にかつ
容易にそのことを知ることができ、再度、時間をかけて
機械翻訳を実行するといった無駄を回避することができ
る。
【0015】また本発明は、任意の言語による文書を受
信することができる通信手段と、前記通信手段によって
受信される特定の言語による文書を所定の動作モードに
基づいて他の言語の文書に翻訳する機械翻訳手段と、前
記機械翻訳手段によって前記通信手段によって受信され
た文書を翻訳する際に、前記通信手段によって翻訳対象
とする文書を受信した通信先に応じて、前記機械翻訳手
段の動作モードを制御する機械翻訳制御手段とを具備し
たことを特徴とする。
【0016】また、前記機械翻訳制御手段は、通信先に
固有の属性情報をもとに前記通信手段によって受信した
文書の言語を判別し、この言語に対して翻訳を行なう動
作モードを設定することを特徴とする。
【0017】また、前記機械翻訳手段は、異なる言語間
での文書の関係を示す辞書データを参照して、特定の言
語による文書を他の言語の文書に翻訳するものであっ
て、前記機械翻訳制御手段は、前記通信手段によって翻
訳対象とする文書を受信した通信先に応じて、翻訳の際
に参照すべき辞書データを特定する動作モードを設定す
ることを特徴とする。
【0018】また、前記通信手段によって翻訳対象とす
る文書を受信する通信先と、同通信先に対応する動作モ
ードを示すデータを任意に登録するためのモード記憶手
段を有し、前記機械翻訳制御手段は、前記モード記憶手
段を参照して動作モードを設定することを特徴とする。
【0019】これにより、よく使用する通信先の文書で
使用されている言語と、その言語の翻訳に適した辞書が
何れであるかを登録しておくことで、最適な動作(言
語)モードを確実に自動設定でき、適切な辞書を使用す
ることで翻訳精度の向上を期待できる。また、通信先の
アドレスなどの通信先に固有の属性情報を利用して言語
モード設定の優先度をつけることで、効率良く言語モー
ドを自動設定できる。
【0020】また本発明は、任意の言語による文書を受
信することができる通信手段と、前記通信手段によって
受信される特定の言語による文書を所定の動作モードに
基づいて他の言語の文書に翻訳する機械翻訳手段と、前
記機械翻訳手段によって前記通信手段によって受信され
た文書を翻訳する際の動作モードを制御する機械翻訳制
御手段とを具備し、前記通信手段が受信した文書の全ペ
ージを翻訳する動作モードを前記機械翻訳制御手段によ
って設定することで、前記通信手段から新たに文書を受
信するたびに前記機械翻訳手段によって翻訳を行なうこ
とを特徴とする。
【0021】また前記通信手段から新たに文書を受信す
るたびに前記機械翻訳手段による翻訳を自動的に実行す
るか、あるいは文書を受信した後の翻訳実行の指示に応
じて翻訳を行なうかを予め設定する設定手段を具備した
ことを特徴とする。
【0022】これにより、通信によって受信した文書に
対して、常にページ全体を翻訳したい場合に、受信の毎
に翻訳実行の操作を行なう必要がなく操作性が向上す
る。また本発明は、文書をファイルとして保存するもの
であって、あるファイルの特定の位置から他のファイル
へリンクが可能なファイル形式で保存可能なファイル保
存手段を具備し、前記機械翻訳手段による翻訳対象とな
った文書と翻訳結果である文書のそれぞれを、相互のフ
ァイルに対するリンクを設定して前記ファイル保存手段
に保存することを特徴とする。
【0023】これにより、翻訳前の原文の文書と翻訳結
果の文書とが同時に保存され、さらに相互のファイルの
リンクが設定されているので、後にファイルを呼び出し
て原文または訳文を参照しようとするときに、リンクに
よって対応する訳文または原文を呼び出すことができ使
い勝手が向上する。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。図1は本実施形態に係わる
機械翻訳システムの構成を示すブロック図である。機械
翻訳システムは、例えば記憶媒体に記録されたプログラ
ムを読込み、このプログラムによって動作が制御される
コンピュータによって実現される。
【0025】図1に示すように、機械翻訳システムは、
CPU10、ROM12、RAM14、フロッピーディ
スク装置(FDD)16、ハードディスク装置(HD
D)18、キーボード(KB)20、マウス21、ディ
スプレイコントローラ22、VRAM(Video RAM)
24、カラーディスプレイ装置26、モデム28によっ
て構成されている。
【0026】CPU10は、装置全体を制御するもの
で、ROM12またはHDD18からRAM14に格納
されたプログラムに従う動作により、モデム28を介し
た通信や受信した文書に対する機械翻訳等の機能を制御
する。
【0027】ROM12は、CPU10を制御するため
のプログラムや固定的なデータを記憶している。RAM
14は、CPU10を制御するためのプログラムの他、
各種データを一時的に記憶させるバッファメモリとして
使用される。
【0028】フロッピーディスク装置(FDD)16
は、文書やイメージ等のファイル等のフロッピーディス
クに対する読み書きや、装置の動作を制御するためのプ
ログラムのファイルの読出し等を行なう補助記憶であ
る。
【0029】ハードディスク装置(HDD)18は、F
DD16と同様に、文書等のファイルの読み書きや、装
置の動作を制御するためのプログラムのファイルの読出
し等を行なう補助記憶である。
【0030】キーボード(KB)20は、通信機能や機
械翻訳機能に対する特定の指示や、文書等の入力を行な
うための入力装置である。キーボード12には、「文
字」キー、「数値」キーをはじめ、「カーソル」キー等
の他、「印刷」キーの他、各種の指示入力用のキー等が
割り当てられている。
【0031】ディスプレイコントローラ22は、CPU
10の制御のもとでVRAM24に展開される表示デー
タをについてカラーディスプレイ装置26に表示させ
る。VRAM24は、ビットマップタイプのカラーディ
スプレイ装置26において表示されるべき表示データが
展開される。
【0032】カラーディスプレイ装置26は、ディスプ
レイコントローラ22の制御によってVRAM24にお
いて展開された表示データをもとにした、通信によって
受信した文書やこの文書に対する機械翻訳の結果等の表
示を行なう。
【0033】モデム28は、例えば公衆回線を介して他
のコンピュータ等と通信するために用いられる。本実施
形態では、例えばインターネットによる通信を行なうも
のとする。
【0034】次に、本実施形態の動作について説明す
る。本実施形態における機械翻訳システムは、インター
ネットによるホームページにアクセスし、ホームページ
内の文書(テキスト)に対して機械翻訳を行なう。
【0035】図2には、本実施形態における機械翻訳シ
ステムによって、インターネットによるホームページ
(WWW(World Wide Web)データ)を閲覧する方法を
示している。機械翻訳システムは、図2に示すように、
プロバイダと呼ばれる通信ホストと公衆回線によって接
続されており、ここを経由してインターネットと接続さ
れ、世界中のWWW(World Wide Web)サーバにアクセ
スすることができる。
【0036】各WWWサーバからは、それぞれのサーバ
のもつホームページのデータをインターネットを介して
転送してくる。機械翻訳システムは、ホームページのデ
ータを受信し、このデータをもとにカラーディスプレイ
装置26においてホームページを表示する。
【0037】ホームページのデータは、一般に、HTM
L(Hyper Text Make-up Language)と呼ばれるハイパ
ーテキスト形式で記述されている。このハイパーテキス
ト形式は、文字データ、イメージデータなどを扱うこと
ができ、さらに、図3に示すように、あるページのある
部分から、他のデータ(他のWWWサーバのホームペー
ジや、ファイル)にリンクが可能である。例えば、ペー
ジ中のアンダーラインが付されたテキストをマウス21
を用いてクリックするだけで、リンクしている他のデー
タにアクセスできる。
【0038】次に、図1に示す構成によって実現される
本実施形態における機械翻訳システムの機能構成(シス
テムのソフトウェアプログラムの構成)について図4を
用いて説明する。
【0039】図4に示すように、本実施形態における機
械翻訳システムは、機械翻訳部30、辞書部31、ホー
ムページビューア32、通信回線制御部34、バッファ
部36によって構成されている。
【0040】機械翻訳部30は、ホームページビューア
32によって表示されるホームページ中の文書に対する
機械翻訳を行なうもので、翻訳制御部40(機械翻訳プ
ログラム)によって機械翻訳を制御する。
【0041】翻訳制御部40(機械翻訳プログラム)
は、ある言語(英語、仏語など)の文書を他の言語の文
書に自動翻訳するプログラムであり、本実施形態では複
数の言語モード(英語→日本語モード、仏語→日本語モ
ード、独語→日本語モード)をサポートしており、その
なかから一つのモードが選択される。機械翻訳部30に
は、各言語モードに対応する英文翻訳エンジン42−
1、仏文翻訳エンジン42−2、独語翻訳エンジン42
−3…が用意されており、言語モードに応じて何れかが
用いられて機械翻訳が実行される。
【0042】辞書部31は、それぞれの言語モードにお
いて用いられる複数の翻訳辞書(一般、科学技術用、法
律関係用など)が用意されている。複数の翻訳辞書から
は、辞書モードによって機械翻訳において用いる辞書が
選択される。翻訳したい文書の内容(通信先等)に合致
した辞書を選択することで、より高精度の翻訳ができ
る。
【0043】ホームページビューア32は、通信回線制
御部34を介して得られたホームページ(HTMLデー
タ)を表示し、全体を制御する。通信回線制御部34
は、ホームページビューア32のもとでインターネット
に対する通信を制御するもので、機械翻訳部30におい
て翻訳の対象となる文書を含むホームページ(HTML
データ)を受信する。
【0044】バッファ部36は、翻訳制御部40による
機械翻訳で用いられるもので、原文ページバッファ36
a、翻訳結果ページバッファ36b、履歴バッファ36
c、履歴バッファポインタ36dを含む。
【0045】次に、図4に示す機能構成による機械翻訳
システムの動作をフローチャートを参照しながら説明す
る。機械翻訳システムが動作中であるときのホームペー
ジビューア32により制御される基本画面を図5に示し
ている。図5において、画面の上段に各機能を選択する
ためのメニューが設けられており、任意の項目をマウス
カーソルで指示することによって、対応する機能が実行
される。メニューには、「ファイル」「進む」「戻る」
「再表示」「中断」「翻訳」「設定」「終了」が設けら
れている。「進む」「戻る」は、リンクされたページ間
での表示の切替えの指定を入力する。「翻訳」は機械翻
訳の実行の指示を入力する。「設定」では機械翻訳に関
連する設定を含むもので、例えば翻訳モードテーブル4
0aの設定等を含む。各項目のそれぞれについて、指示
されることでプルダウンメニューを表示し、より詳細な
機能(実行すべき処理)を指定することができる。
【0046】メニュー段の下には、現在、ホームページ
表示領域において表示されているホームページ(または
他のリソース)、あるいはこれから見ようとするホーム
ページのURL(Uniform Rresouce Locator)(WWW
のアドレス)の入力、表示覧がある。
【0047】また、画面の右側にはスクロールバーが設
けられている。公衆回線、プロバイダを経由してインタ
ーネット上のWWWサーバからホームベージのデータが
ロードされると、画面の中央の表示領域にその内容が表
示されるが、通常、ホームページ1ページ文の内容はこ
の表示領域よりも縦長となっている。そこで、スクロー
ルバーをマウスで操作することにより、ホームページを
上下にスクロールさせることができる。なお、画面の下
側に、画面を横方向にスクロールさせるためのスクロー
ルバーが設けられていても良い。
【0048】まず、図6に示すフローチャートを参照し
ながら、機械翻訳の動作について説明する。図5に示す
メニューにおいて「翻訳」が選択されると、ホームペー
ジビューア32は、機械翻訳の範囲の指定を入力するた
めの翻訳範囲メニューとして「ページ全体」「表示中の
領域」「範囲指定」を画面に表示し、その中から何れか
を選択する指示をマウス21の操作により入力する(ス
テップA1)。
【0049】「ページ全体」が選択された場合、スクロ
ールしなければ見えない部分も含めて、表示中のホーム
ページ中のテキスト全体が翻訳対象となる(ステップA
2)。「表示中の領域」は、現在表示領域に表示されて
いる、画面に見えている部分中のテキストのみを翻訳対
象となる(ステップA3)。「範囲指定」は、使用者が
マウスカーソルによって翻訳したい文字列を指定でき
る。
【0050】翻訳の範囲が指定されると、ホームページ
ビューア32は、該当する範囲内のテキストを翻訳制御
部40に送る。翻訳制御部40は、翻訳対象範囲のテキ
ストについて機械翻訳を実行する(ステップA5)。な
お、本実施形態における機械翻訳の詳細については後述
する(図7)。
【0051】翻訳結果の文字列は元のホームページのデ
ータ(HTML)中の該当する部分の原文と置き換えら
れ、置き換えられたHTMLが翻訳結果ページ記憶バッ
ファ36bに記憶される(ステップA6)。このとき、
元の原文のHTMLは、原文ページ記憶バッファ36a
に残しておく。
【0052】ここで、翻訳範囲として「表示中の領域」
「範囲指定」が選択されていたときは(ステップA
7)、ホームページビューア32は、翻訳前に原文ペー
ジが表示されていた位置(ページ中の実際に表示されて
いた部分の先頭位置)に相当する部分から、翻訳結果の
HTMLを表示する(ステップA9)。
【0053】また、翻訳範囲として「ページ全体」が指
定されていたときは(ステップA7)、ホームページビ
ューア32は、翻訳結果を表示する前に、ページの先頭
から表示するか元の表示位置から表示するかを、例えば
表示位置選択用のウィンドウを設定し、その中で選択す
る指示を入力する(ステップA8)。
【0054】「元の表示位置」が選択されると、ホーム
ページビューア32は、上記と同様に翻訳前に原文ペー
ジが表示されていた位置に相当する部分から、翻訳結果
のHTMLを表示する(ステップA9)。また、「先頭
から表示」が選択されると、ホームページビューア32
は、翻訳結果ページの先頭からページを表示する(ステ
ップA10)。
【0055】このような動作により次のような効果があ
る。第1に、「ページ全体」を一括して翻訳すれば、一
度にページ全体の翻訳結果が得られるので、広い範囲の
翻訳結果が欲しいときには操作を簡単にすることができ
る。一方で、全体の翻訳には長い時間がかかる場合があ
る。「範囲指定」は、必要な部分の翻訳結果だけが得ら
れるので、翻訳時間の無駄はないが、翻訳したい箇所が
複数箇所ある場合は、それぞれ範囲指定して翻訳する必
要があり、操作が煩わしい。「表示中の領域」は上記の
両者の中間的な方式である。
【0056】本発明の方法によれば、使用者が、3つの
範囲指定方式のうち、そのときの状況に合った方式を任
意に選択できるので使い勝手が向上される。第2に、
「ページ全体」の翻訳のあとの表示開始位置が選べるの
で、そのときの状況にあわせた操作ができ、例えば翻訳
結果としてはページ全体について必要であるが、とりあ
えず画面上において参照する翻訳された文書範囲を翻訳
実行を指示した時に表示されていた範囲とするといった
ように選択できるので操作性が向上する。
【0057】これらの動作、効果はホームベージビュー
ア32の中だけではなく、一般の機械翻訳システムのユ
ーザI/Fにおいて利用しても有効である。なお、翻訳
結果の文字列は元のホームページのデータ(HTML)
中の該当する部分の原文(テキスト部分のみ)と置き換
えるものとしている。従って、表示される文書のフォー
マットは、元のホームページと同じであり、さらに図3
に示すような他のリソース(ホームページ等)とのリン
クを示す情報も同じである。つまり、翻訳された文書の
ホームページ上でリンク先が存在することを示す所定の
領域をマウス21によってクリックすると、翻訳前のホ
ームページに対する操作の場合と同じように、リンク先
にアクセスすることができる。
【0058】また、前述した機械翻訳の処理では、翻訳
実行を指示した際に翻訳範囲を指定しているが、通信に
よってホームページが受信された際に翻訳を自動的に実
行するモード用に翻訳範囲を常(ページ毎に切替えるの
ではなく固定的)に設定しておくこともできる。この場
合、例えば、全ページを翻訳対象として設定すること
で、新たなページの表示の際に読み込まれたホームペー
ジに対して、常に全体の翻訳結果を得ることができる
(図8参照)。
【0059】次に、図7に示すフローチャートを参照し
ながら、翻訳実行の処理について説明する。まず、翻訳
制御部40による機械翻訳の実行が開始されると、ホー
ムページビューア32は、翻訳中に回線を切っておく
か、あるいは、そのまま接続しておくか使用者に確認す
るための選択用ウィンドウを表示させ、その中で選択さ
せる(ステップB1)。ここで回線の切断が選択される
と、通信回線制御部34は、機械翻訳が終わるまでの
間、一時的に回線を切断する(ステップB2)。
【0060】なお、回線を切断するか否かを使用者に選
択させるだけでなく、例えば翻訳対象範囲がページ全体
が指定されており、翻訳に比較的長い時間を要する場合
には強制的に切断し、その他の場合には回線の接続を継
続するようにもできる。また、場合によっては機械翻訳
を行なう間は、無条件に回線を切断するようにもでき
る。
【0061】一方、翻訳制御部40は、現在、翻訳の対
象となっているページのURLが翻訳モードテーブル4
0aに登録されているか否かを検索する(ステップB
3)。なお、翻訳モードテーブル40aには、よく見る
WWWサーバのURLと、そのページの言語(英語、仏
語、…)に対応する言語モードと、その翻訳に適した辞
書タイプを示す辞書モードとを、予め登録しておくこと
ができる。
【0062】翻訳中のページのURLが翻訳モードテー
ブル40aに登録してあれば、翻訳制御部40は、その
URLに対応付けて登録されている言語モードと辞書モ
ードに基づいて、言語モードに応じた翻訳エンジを用
い、辞書モードに応じた翻訳辞書を利用して機械翻訳を
実行する(ステップB4,B5)。
【0063】一方、翻訳モードテーブル40aにURL
が登録されていない場合、まず、世界のホームページで
使用されている割合が多い、可能性として最も高い英語
モードによって(ステップB6)、翻訳制御部40は、
指定範囲の先頭の一部の文字列について翻訳を実行する
(ステップB7)。
【0064】そして、翻訳制御部40は、翻訳結果に基
づいて、翻訳対象としている文書の言語が英語かどうか
を判断する。例えば、誤った言語モード、辞書モードに
基づいて翻訳を実行した場合、辞書中に翻訳対象とする
文字列に対応する訳語が登録されていない、あるいは変
換後の文が言語の構文上誤りである、また文の意味が不
明といった結果が得られる。
【0065】翻訳した一部の中で前述のような誤りと見
なされる部分が所定以上の割合であれば、翻訳が不可能
であるものと判断する(ステップB8)。なお、この判
定で用いられる割合についても、任意に設定できるよう
にしても良い。
【0066】翻訳可能であると判断できる場合(原文は
英語)には、翻訳制御部40は、そのまま、英語モード
による機械翻訳を続行する(ステップB8,B15)。
一方、翻訳制御部40は、翻訳不可能、すなわち原文が
英語でないと判断した場合、現在表示中のホームページ
のURLから、通信先であるWWWサーバのある国を識
別する。
【0067】通常、URLには国が識別できるコードが
入っている。例えば、日本であれば「jp」、米国であ
れば「com」、英国であれば「UK」などである。翻
訳制御部40は、URL中のこうしたコードを参照し
て、通信先の国を判別する。
【0068】次に、翻訳制御部40は、判別した国の母
国語が、翻訳エンジンが用意されている翻訳対象とする
言語モードに含まれていれば、ホームページの言語はそ
の国の言葉(公用語)である可能性が高いとみなし、前
述と同様にして、該当する言語モードで翻訳範囲の先頭
の一部について翻訳を試みる(ステップB11,B1
2)。
【0069】ここで、翻訳可能と判断できれば、翻訳制
御部40は、その言語モードに基づいて翻訳を続行する
(ステップB13,B15)。なお、URLから識別し
た国の公用語が言語モードにない場合、及びURLから
識別した国の公用語の言語モードによる一部翻訳の結
果、翻訳不可能と判断された場合、翻訳制御部40は、
どの言語モードで翻訳を実行すべきかを使用者に対して
確認を要求する。翻訳制御部40は、使用者により手動
操作によって設定された言語モードによって翻訳を実行
する(ステップB14,B15)。
【0070】こうして、よく見るホームページの言語と
その翻訳に適した辞書を、予め翻訳モードテーブル40
aに登録しておくことで、該当するホームページに対す
る翻訳を行なう際に、その言語モードを確実に自動設定
でき、適切な辞書を使うことで翻訳精度を高めることが
できる。
【0071】また、翻訳モードテーブル40aにURL
が登録されていないホームページであっても、現在、表
示中のホームページを示すURLを利用して、言語モー
ド設定の優先度をつけることで、効率よく、言語モード
を自動設定できる。
【0072】なお、ステップB2において、一時的に回
線を切断していた場合は(ステップB16)、ホームペ
ージビューア32は、通信回線制御部34によって再び
元のように回線を接続する(ステップB17)。
【0073】これにより、翻訳対象が広い場合、翻訳終
了までに非常に長い時間がかかる場合があるが、一時的
に回線を切断しておくことによって機械翻訳の実行中分
の通信費用を少なくすることができる。ただし、ステッ
プB2において回線を切断した場合は、ステップB17
における再接続に時間がかかるので、使用者はその状況
に応じて適切な方(切断するかしないか)を選択するこ
ともできる。
【0074】次に、新たなページの表示を行なう際の動
作について、図8に示すフローチャートを参照しながら
説明する。まず、あるホームページの文書について前述
のようにして機械翻訳を実行した後、新たなURLが直
接入力されるか、リンク先として新たなホームページが
指定されて新しいページの表示が指示されると(ステッ
プC1)、ホームページビューア32は、バッファ部3
6の原文ページバッファ36aと翻訳結果ページバッフ
ァ36bのそれぞれに記憶されている、現在表示中の原
文のページ内容(HTML)と、このページに対して翻
訳が行なわれていれば、翻訳結果のページ内容(HTM
L)をそれぞれ履歴バッファ36cに順に登録する(ス
テップC2,C3,C4)。図9には複数のページにつ
いて、それぞれ原文と翻訳結果とが格納されている状態
を示している。
【0075】次に、ホームページビューア32は、新た
に指定されたホームページの内容を通信回線制御部34
を介してロードし、原文ページバッファ36aに記憶す
る。ここで、予め設定された動作モード(翻訳範囲指
定)が「常にページ全体の翻訳を行う」モードになって
いれば(ステップC6)、翻訳制御部40は、自動的に
そのページ全体を対象に翻訳を実行し、翻訳結果を翻訳
結果ページバッファ36bに格納する(ステップC8,
C9)。
【0076】ホームページビューア32は、翻訳結果ペ
ージバッファ36bに格納された翻訳結果を先頭から表
示する(ステップC10)。なお、前述のような動作モ
ードになっていなければ、ホームページビューア32
は、原文のページをそのまま表示する。
【0077】このようにして、常にページ全体翻訳を行
いたい場合は、「常にページ全体の翻訳を行う」モード
を設定しておくことで、ページ毎に翻訳の実行と翻訳範
囲の指定を行なう必要がなく、操作性が向上する。
【0078】次に、履歴バッファ36cに登録されたペ
ージの表示動作について、図10に示すフローチャート
を参照しながら説明する。図5中に示すメニューで「戻
る」または「進む」が選択入力されると(ステップD
1)、ホームページビューア32は、現在、画面に表示
されているページと連続するページが履歴バッファ36
cに存在すれば(図9参照)、そのページを履歴バッフ
ァ36cから読み出して表示される(ステップD2,D
6)。
【0079】履歴バッファ36cには、原文ページに対
して翻訳が実行されていれば、前述した図8(C1〜C
4)の処理によって、原文(原文ページ)と翻訳結果
(翻訳結果ページ)とが連続的に格納されている。
【0080】ホームページビューア32は、該当するペ
ージが原文ページであり、そのページに対応する翻訳結
果が履歴バッファ36cに格納されていれば、その旨を
画面にメッセージで表示する。例えば、図5中のメッセ
ージ行に「翻訳結果ページあり」と表示する(ステップ
D3)。
【0081】これにより、ある原文ページに対応する翻
訳済みのページが既に記憶されている場合は、明確かつ
容易に使用者に対して通知することができ、再度時間を
かけて翻訳を実行するといった無駄な操作を招く恐れが
ない。
【0082】また、表示対象に該当するページが翻訳結
果ページであった場合、ホームページビューア32は、
メッセージ行に「翻訳結果ページ」を表示して、表示す
るページが翻訳結果ページであることを使用者に通知す
る(ステップD4,D5)。
【0083】ホームページビューア32は、メニューの
「進む」または「戻る」によって指定されたページを表
示すると、履歴バッファ36cに対する表示対象となっ
ているページ位置を示す履歴バッファポインタ36dを
更新して、履歴バッファポインタ36dに格納されたペ
ージ表示を終了する。
【0084】なお、図9に示すように、翻訳の対象とす
る文書の原文ページと翻訳後の文書の訳文ページに対し
て同様の扱いをすることで、何れのページを表示する場
合であっても同じ操作(「進む」または「戻る」)で表
示させることができ操作性が向上する。
【0085】次に、翻訳結果の保存の処理動作につい
て、図11に示すフローチャートを参照しながら説明す
る。図5中のメニューの「ファイル」が選択され、さら
に「ファイル」のサブメニューの中の「保存」が選択さ
れたものとする(ステップE1)。
【0086】ここで、ホームページビューア32は、現
在表示中の保存対象となるページが原文ページであり、
対応する翻訳結果ページが存在する場合には(ステップ
E2)、翻訳結果ページを同時に保存する指示があれば
(ステップE3)、図12に示すように、原文ページに
翻訳結果ページファイル(HTMLファイル)へのリン
クを付加し、翻訳結果ページに原文ページファイル(H
TMLファイル)へのリンクを付加して、同時にHD
D、または、FDDのファイルとして保存する(ステッ
プE6)。
【0087】また、ホームページビューア32は、現在
表示中の保存対象となるページが翻訳結果ページであ
り、対応する原文ページが存在する場合には(ステップ
E4)、翻訳結果ページを同時に保存する指示があれば
(ステップE5)、同様にして互いのファイルへのリン
クを示すデータがそれぞれのHTMLファイルに追加さ
れて、同時にHDD、またはFDDのファイルとして保
存される。
【0088】これにより、ぺアとなる原文と翻訳結果が
同時に保存でき、さらに、お互いのファイルへのリンク
が設定されているので、後でファイルを呼び出して参照
するときに、このリンクをによって対応している原文ま
たは翻訳文を簡単に見ることができ、使い勝手が向上す
る。
【0089】なお、前述した実施形態においては、イン
ターネットのホームページのビューアの中での機械翻訳
を中心に説明したが、他の形式のドキュメントを閲覧中
の翻訳に応用することもできる。(通信とは関係のない
スタンドアローンによる翻訳装置への応用も含む)。
【0090】また、音声認識機能と組合わせれば、ハイ
パーテキスト中に埋め込まれた音声データ(会話デー
タ)の翻訳の操作性向上に利用することもできる。ま
た、前述した実施形態において記載した手法は、コンピ
ュータに実行させることのできるプログラムとして、磁
気ディスク(フロッピーディスク、ハードディスク
等)、光ディスク(CD−ROM、DVDなど)、半導
体メモリなどの記録媒体に格納して提供することができ
る。本実施形態における機械翻訳システムを実現するコ
ンピュータは、記録媒体に記録されたプログラムを読み
込み、このプログラムによって動作が制御されることに
より、前述した処理を実行する。
【0091】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、通
信によって受信した文書に対する機械翻訳に関する操作
性を向上させることが可能となるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係わる機械翻訳システムの
構成を示すブロック図。
【図2】本実施形態における機械翻訳システムによっ
て、インターネットによるホームページ(WWW(Worl
d Wide Web)データ)を閲覧する方法を説明するための
図。
【図3】ハイパーテキスト形式のデータを説明するため
の図。
【図4】本実施形態における機械翻訳システムの機能構
成を示すブロック図。
【図5】本実施形態における機械翻訳システムが動作中
であるときのホームページビューア32により制御され
る基本画面の一例を示す図。
【図6】本実施形態における機械翻訳の動作について説
明するためのフローチャート。
【図7】本実施形態における翻訳実行の処理について説
明するためのフローチャート。
【図8】本実施形態における新たなページの表示を行な
う際の動作について説明するためのフローチャート。
【図9】本実施形態における履歴バッファ36cに複数
のページについてそれぞれ原文と翻訳結果とが格納され
ている状態を示す図。
【図10】本実施形態における履歴バッファ36cに登
録されたページの表示動作をするためのフローチャー
ト。
【図11】本実施形態における翻訳結果の保存の処理動
作を説明するためのフローチャート。
【図12】本実施形態における翻訳結果ページファイル
(HTMLファイル)と原文ページファイル(HTML
ファイル)とが相互にリンクされた状態を説明するため
の図。
【符号の説明】
10…CPU 12…ROM 14…RAM 16…フロッピーディスク装置(FDD) 18…ハードディスク装置(HDD) 20…キーボード(KB) 21…マウス 22…ディスプレイコントローラ 24…VRAM 26…カラーディスプレイ装置 28…モデム 30…機械翻訳部 31…辞書部 32…ホームページビューア 34…通信回線制御部 36…バッファ部 36a…原文ページバッファ 36b…翻訳結果ページバッファ 36c…履歴バッファ 36d…履歴バッファポインタ 40…翻訳制御部 40a…翻訳モードテーブル 42−1…英文翻訳エンジン 42−2…仏文翻訳エンジン 42−3…独語翻訳エンジン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井澤 秀人 東京都青梅市末広町2丁目9番地 株式会 社東芝青梅工場内 (72)発明者 佐藤 千鶴 東京都青梅市末広町2丁目9番地 株式会 社東芝青梅工場内 (72)発明者 横田 浩 東京都青梅市新町1385番地 東芝ソフトウ ェアエンジニアリング株式会社内

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 任意の言語による文書を受信することが
    できる通信手段と、 前記通信手段によって受信される特定の言語による文書
    を他の言語の文書に翻訳する機械翻訳手段と、 前記機械翻訳手段によって特定の言語による文書を機械
    翻訳する際に、前記通信手段の通信状態を変更する通信
    制御手段とを具備したことを特徴とする機械翻訳システ
    ム。
  2. 【請求項2】 前記通信制御手段は、 前記機械翻訳手段によって機械翻訳を実行する際に、前
    記通信手段の通信状態を変更するか否かを任意に選択さ
    せるための手段をさらに具備したことを特徴とする請求
    項1記載の機械翻訳システム。
  3. 【請求項3】 特定の言語による文書を他の言語の文書
    に翻訳する機械翻訳手段と、 前記機械翻訳手段による翻訳前の文書の一部を表示する
    原文表示手段と、 前記機械翻訳手段による翻訳の対象とする前記文書の範
    囲として、文書全体または前記原文表示手段によって表
    示されている部分の何れかを選択する翻訳範囲選択手段
    と、 前記翻訳範囲選択手段によって選択された前記文書の範
    囲に対する、前記機械翻訳手段により得られた翻訳後の
    文書を表示する翻訳文表示手段とを具備したことを特徴
    とする機械翻訳システム。
  4. 【請求項4】 特定の言語による文書を他の言語の文書
    に翻訳する機械翻訳手段と、 前記機械翻訳手段による翻訳前の文書を表示する原文表
    示手段と、 前記機械翻訳手段により得られた翻訳後の文書の表示開
    始位置を、文書の先頭または前記原文表示手段によって
    表示されていた文書範囲の先頭位置の何れにするかを選
    択する表示位置選択手段と、 前記表示位置選択手段によって選択された前記表示開始
    位置に応じて、前記機械翻訳手段により得られた翻訳後
    の文書を表示する翻訳分表示手段とを具備したことを特
    徴とする機械翻訳システム。
  5. 【請求項5】 特定の言語による文書を他の言語の文書
    に翻訳する機械翻訳手段と、 ページ単位で文書を記憶するための記憶手段と、 前記機械翻訳手段による翻訳の対象とする文書の原文ペ
    ージを前記記憶手段に記憶させると共に、記憶された前
    記原文ページに対する前記機械翻訳手段により得られた
    翻訳後の文書の訳文ページを前記記憶手段に記憶させる
    記憶制御手段と、 前記記憶手段に記憶されている前記原文ページと前記訳
    文ページとを選択的にページ単位で切替えて表示するペ
    ージ表示手段とを具備したことを特徴とする機械翻訳シ
    ステム。
  6. 【請求項6】 前記ページ表示手段によって前記記憶手
    段に記憶された原文ページが表示される際に、対応する
    訳文ページが前記記憶手段に記憶されていれば前記訳文
    ページが存在することを通知する通知手段を具備したこ
    とを特徴とする請求項5記載の機械翻訳システム。
  7. 【請求項7】 任意の言語による文書を受信することが
    できる通信手段と、 前記通信手段によって受信される特定の言語による文書
    を所定の動作モードに基づいて他の言語の文書に翻訳す
    る機械翻訳手段と、 前記機械翻訳手段によって前記通信手段によって受信さ
    れた文書を翻訳する際に、前記通信手段によって翻訳対
    象とする文書を受信した通信先に応じて、前記機械翻訳
    手段の動作モードを制御する機械翻訳制御手段とを具備
    したことを特徴とする機械翻訳システム。
  8. 【請求項8】 前記機械翻訳制御手段は、 通信先に固有の属性情報をもとに前記通信手段によって
    受信した文書の言語を判別し、この言語に対して翻訳を
    行なう動作モードを設定することを特徴とする請求項7
    記載の機械翻訳システム。
  9. 【請求項9】 前記機械翻訳手段は、異なる言語間での
    文書の関係を示す辞書データを参照して、特定の言語に
    よる文書を他の言語の文書に翻訳するものであって、 前記機械翻訳制御手段は、 前記通信手段によって翻訳対象とする文書を受信した通
    信先に応じて、翻訳の際に参照すべき辞書データを特定
    する動作モードを設定することを特徴とする請求項7記
    載の機械翻訳システム。
  10. 【請求項10】 前記通信手段によって翻訳対象とする
    文書を受信する通信先と、同通信先に対応する動作モー
    ドを示すデータを任意に登録するためのモード記憶手段
    を有し、 前記機械翻訳制御手段は、前記モード記憶手段を参照し
    て動作モードを設定することを特徴とする請求項7記載
    の機械翻訳システム。
  11. 【請求項11】 任意の言語による文書を受信すること
    ができる通信手段と、 前記通信手段によって受信される特定の言語による文書
    を所定の動作モードに基づいて他の言語の文書に翻訳す
    る機械翻訳手段と、 前記機械翻訳手段によって前記通信手段によって受信さ
    れた文書を翻訳する際の動作モードを制御する機械翻訳
    制御手段とを具備し、 前記通信手段が受信した文書の全ページを翻訳する動作
    モードを前記機械翻訳制御手段によって設定すること
    で、前記通信手段から新たに文書を受信するたびに前記
    機械翻訳手段によって翻訳を行なうことを特徴とする機
    械翻訳システム。
  12. 【請求項12】 前記通信手段から新たに文書を受信す
    るたびに前記機械翻訳手段による翻訳を自動的に実行す
    るか、あるいは文書を受信した後の翻訳実行の指示に応
    じて翻訳を行なうかを予め設定する設定手段を具備した
    ことを特徴とする請求項11記載の機械翻訳システム。
  13. 【請求項13】 文書をファイルとして保存するもので
    あって、あるファイルの特定の位置から他のファイルへ
    リンクが可能なファイル形式で保存可能なファイル保存
    手段を具備し、 前記機械翻訳手段による翻訳対象となった文書と翻訳結
    果である文書のそれぞれを、相互のファイルに対するリ
    ンクを設定して前記ファイル保存手段に保存することを
    特徴とする請求項1、請求項3、請求項5、及び請求項
    7の何れかに記載の機械翻訳システム。
  14. 【請求項14】 通信手段によって受信される特定の言
    語による文書を他の言語の文書に翻訳する際に、前記通
    信手段の通信状態を変更することを特徴とする機械翻訳
    方法。
  15. 【請求項15】 特定の言語による文書を他の言語の文
    書に翻訳する翻訳対象となる文書の範囲として、文書全
    体または翻訳前の文書が表示されている部分の何れかを
    選択し、 この選択された前記文書の範囲に対する翻訳後の文書の
    表示開始位置を、文書の先頭または表示されていた文書
    範囲の先頭位置の何れにするかを選択し、 選択された文書の範囲に対する翻訳結果を、選択された
    表示開始位置に応じて表示することを特徴とする機械翻
    訳方法。
  16. 【請求項16】 特定の言語による文書を他の言語の文
    書に翻訳する機械翻訳の対象とする文書の原文ページ
    を、前記原文ページに対する機械翻訳により得られた翻
    訳後の文書の訳文ページと共に記憶し、 この記憶されている前記原文ページと前記訳文ページと
    を選択的にページ単位で切替えて表示することを特徴と
    する機械翻訳方法。
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