JPH10511579A - おしゃぶり - Google Patents

おしゃぶり

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JPH10511579A JP8520746A JP52074696A JPH10511579A JP H10511579 A JPH10511579 A JP H10511579A JP 8520746 A JP8520746 A JP 8520746A JP 52074696 A JP52074696 A JP 52074696A JP H10511579 A JPH10511579 A JP H10511579A
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、実際のニップル部(20)及びおしゃぶりの循状部を含む赤んぼのおしゃぶりに関する。実際のニップル部は口蓋と舌との間に赤んぼの口の中に保持されるべき可塑性又は弾性材料から作られた部品を含む。赤んぼはその部品に基づいてあご及び舌を動かすことにより吸引する。本発明によれは、実際のニップル部(20)は、その口腔前庭の垂直断面で見た断面プロファイル(21)が、前記断面の中央(23)から両側に向いた突出部(26,28)が赤んぼの上あごの歯槽隆線(12,14)及び/又は歯(16,18)に広がるように延長されるように成形される。前記突出部は、赤んぼの吸引動作から、前記歯槽隆線及び脱落性歯の内側への本質的に横方向の後ろへの圧力を形成するよう成形される。

Description

【発明の詳細な説明】 おしゃぶり 本発明は、実際のニップル部及びおしゃぶり循状部を含む赤んぼのおしゃぶり に関する。 早くから、歯列不正は遺伝性の原因からであると一般に信じられていた。それ ゆえ、予防的処置が成功する機会は低いと考えられていた。しかしながら、現在 の研究は、環境的因子が先に信じられていた事より重大な役割を演ずることを示 唆する。成長の初期の段階が、あごの成長が関与するであろう過程を決定するこ とにおいておそらく決定的である。 例えば***での供給及び瓶での供給に、並びにおしゃぶりの使用に関連する歯 列不正の頻度のバリエーションに基つく文献データは、おしゃぶりが舌及び顔の 筋肉の間違った使用を導き、それによりあごの構造を変形させ得る仮定とよく一 致する。 永久歯における歯列不正は、上あごの乳歯の狭まった歯の弧の後に全くしばし ば発生する。乳歯段階の間の上あごの側方への成長の減少が大部分の歯の不正咬 合の場合の重要な根元的要因であることが判明している。少くとも20〜40%の子 供において、上あごが極めて狭いので、交差咬合のような上及び下の歯の弧並び に歯の咬合比又は歯の弧の収縮の間の不釣合いを導くと評価され得る。これらの タイプの歯の不正咬合は、必ずしも自発的に治療するわけではなく、歯の発達の いくつかの段階において治療を必要とする。実際、歯の歯列不正が上あごの歯の 弧を広げることにより矯正され得る歯をまっすぐにするための方法は、臨床的治 療においてより人気を得ている。前歯の咬合へのおしゃぶりの有害な影響が一般 に認められて おり、その欠点を除去するための新しいおしゃぶりの解決法が示唆されている。 他に、口の中のおしゃぶりは、主として前歯の咬合に関する通常の歯の咬合を防 ぐと言われている。スウェーデンの公報SE403885号は、上あご及び下あごの歯の 間にあるベイルに、前歯から後ろの歯に咬合の重みを移すために、おしゃぶりが 組み込まれているおしゃぶり構造を提唱する。しかしながら、その解決法は、上 あごの歯でしゃぶることにより生ずる圧力を通常の方向に変化させない。 米国特許 US3,924,621号は、子供が慣用的おしゃぶりで開くほどその口を開く 必要のないようにいくつかの別個の部品から首を形成することにより首が狭めら れているおしゃぶりを提供する。更に、首の分離した部分は、舌が上あごの歯に 触れるのを許容する。しかしながら、その解決法は、上あごの横方向への成長を 増強させるであろう脱落性大臼歯及び脱落性犬歯の領域における横方向の圧力を 増加させない。 米国特許 US5,133,740号は、低あごの成長を促進するためのおしゃぶりの解決 法を提唱する。そのおしゃぶりは部分的に2部品である。その上部分は、主に慣 用的おしゃぶりからなる。その下部は、その通常の位置に落ちつかせるために下 あごを前方に移動させるよう強いる目的で舌と下の歯との間にそれ自体が位置す るおしゃぶり部分からなる。 更に,米国特許 US4,993,568号は、穴と共に仕切りが供された給乳おしゃぶり を示す。仕切りは、食物が子供の口にあまりに容易に流れることを防ぎ、それに より子供に自然の***での給乳に必要とされる舌での特定の吸乳の動きをさせる 。その目的は、子供がなまけることにより瓶の給乳に慣れ、***での給乳をやめ る状況を防ぐことである。 最近の調査結果は、幼児の吸乳癖が上あごの横方向への成長に関連しているこ とを証明する。子供がおしゃぶりを吸う場合、中心線方向に向かう圧力が脱落性 犬歯及び脱落性大臼歯の領域における上あごの歯及び歯槽隆線に作用し、それが 上あごの横方向への成長に否定的作用を及ぼす。 更に、おしゃぶりを吸うことが口内に陰圧を形成することが示されている。こ の陰圧は、それ自体のために、その成長が妨害され、咬合における歯列不正が進 行するように萠出段階における歯のロッキングを導く上あごの横方向への成長の 妨害に寄与する。 通常、舌は、通常の圧力より少し高く、中央線から横方向への上あごの横への 成長に肯定的な効果を有する歯及び歯槽への反対の横への圧力を導く。 慣用的なおしゃぶりは、舌が上あごの歯にも歯槽隆線にも接触しないように通 常より下の位置に舌を押しつける口腔前庭の中央セクション内の口腔前庭の上部 を満たす。慣用的おしゃぶりを用いることにおいて、 −唇及び頬の機能により中央にかけられ、それにより導かれた圧力の増加 −口の中の内部陰圧 −主に口蓋上のおしゃぶりを通して作用する舌の機能により誘導される圧力 −舌により引きおこされる通常の横への圧力の喪失 が上あごの横への成長を妨げる効果を一緒になって生ずることが明らかである。 おしゃぶりの使用の毎日の時間は、いく人かの子供で極めて長くなり得、それゆ え上あごの成長へのおしゃぶりの使用による否定的な効果は相当なものである。 給乳瓶での欠点は、しばしばミルク又は他の食物が子供による吸 乳の努力なしにおしゃぶりを通して入ることよりむしろ子供がその口へのミルク の極めて容易かつ迅速な流れを舌で防がなければならないことである。これは筋 肉の誤った使用を導く。正しい筋肉刺激のためのおしゃぶりの使用は、反対に、 ***での給乳に必要とされる努力を刺激するべきである。通常の***の吸乳及び 次ののみ込む活動は舌、頬、及び唇の強力な作用、吸乳段階の間の下あごの前方 への動き、のみこむ動きの間の下あごの後ろへの動きに関連する。これらの動き は、あごの成長を誘導し、口の筋肉を強化する。慣用的給乳おしゃぶりは子供の この種の動きを刺激しない。全ての給乳が給乳瓶及び給乳おしゃぶりで行われる なら、使用の1日の時間は容易に数時間になる。更に、いく人かの子供は、水又 はジュースを飲むために給乳瓶を用いるので、おしゃぶりの使用の時間はかなり 長くなり得、子供の上あごの成長へ、又はその成長の遅延へのおしゃぶりの結果 が有害であることが判明し得る。 英国特許出願 GB2278549は、歯槽隆線にそれから両側に広がる翼部を有する中 央部を有するおしゃぶりを示す。しかしながら、この出版物に示されるおしゃぶ りはいくらかの欠点がある。通常のおしゃぶりは、そのボール形状の主要部が極 めて小さく作られていなければ、新生の赤んぼの口の大きさと比較して極めて大 きいので、その口に適合しないであろう。子供は吸乳するためのニップル様部分 を有さないこの種のおしゃぶりを用いないであろう。初期の赤んぼが他の種のお しゃぶりに慣れているなら、翼おしゃぶりの導入はほとんど上手くいかないだろ う。慣用のおしゃぶりから本出願に記載される本発明のそれへの移行は5ページ の19〜21行目に言及される。この慣れの理由のため、この移行は子供には困難で あり、おそらく極めて遅くなるだろう。上あごの横への成長は、その初期から活 性化されなければならない。なぜなら、新しいデザインのおしゃぶ りの使用の慣用的おしゃぶりの使用が、慣れの他に、本願に示される有害な効果 、横方向の成長の遅延を引きおこす時間を有するからである。この出版物に記載 されるおしゃぶりは、このおしゃぶりの使用が比較的長時間続けられる場合のみ 有利な効果を生ずるだろう。更に、先に言及される大きさの理由のため、その翼 は、子供がかみ切り、のみ込むことができる比較的薄い部分に結合される。それ ゆえ、安全性の理由のため、翼構造はおしゃぶりとして適さない。 更に、先に言及されるGB特許出願のそれを含む周知のおしゃぶりは、それらが 、おしゃぶりへの内側及び外側への力の作用のため、内側から歯槽隆線の前部に 圧力をかけ、それにより歯の弧の前部の突出をひきおこす欠点を有する。 本発明の目的は、子供のあごの横への成長へのおしゃぶりの前記有害な効果が 最小にされた改良されたおしゃぶりを供することである。おしゃぶりの使用時間 を長くすることは本発明の目的でなく、反対にそれを短くするがその時間の間可 能な限り正しく維持されることが本発明の目的である。この理由のため、上あご の横への成長への活性化効果を有する初期からのおしゃぶりを用いることが重要 である。 本発明の目的は、上あごの歯の弧の横への成長への妨害効果を有さず、横への 成長が活性化されるように吸乳することに関連する機能的力を及ぼすおしゃぶり を提供することである。 本目的は、特に、歯及び歯槽隆線への舌により引きおこされる横への圧力を刺 激する圧力に似た上あごの横への成長のための子供の口における好ましい条件を 作り出すおしゃぶりを提供することである。 特に、本目的は、おしゃぶりに作用する外及び内への力の効果により歯槽隆線 の前部に接触しないが、反対に、口の前方への動きの 間に歯槽隆線の横の部分に圧力を作用させるであろうおしゃぶりを提供すること である。 本発明の特徴は請求項1に示される。 本発明による解決法において、0〜3齢の赤んぼのおしゃぶりの実際のニップ ル部分は、口腔前庭の垂直断面に見られるニップル部分の断面プロファイルが少 し延長されるように型どられる。前記断面の中央部分から両側の方向への突出部 は、赤んぼの上あごの歯槽隆線及び/又は歯に広がる。 突出部は、それらが赤んぼの吸乳する動きから、前記歯槽隆線及び乳歯の内側 への主に横への外側への圧力を形成するように型どられる。突出部は、主に乳犬 歯から第二大臼歯に後ろに歯槽隆線及び/又は歯に広がるように好ましくは作ら れる。 本発明によるおしゃぶりの解決法において、舌及び舌により供される内部支持 により誘導される自然の横への圧力が、上あごの歯及び歯槽隆線との突出部の接 触に換えられる。これにより、舌の活性により導かれる上方への圧力は、突出部 を通して、口腔前庭の内側から歯槽隆線に横方向に、好ましくは脱落性犬歯から 第二大臼歯に後ろに伝達される。 本発明によるおしゃぶりは、好ましくは、それが、いずれの有害な圧力も中央 線内の実際の成長ゾーンに作用しないように口蓋の中央セクションと本質的に接 触するようにデザインされる。いずれの圧力の発生も防ぐために、垂直断面のプ ロファイルは、おしゃぶりの中央部分が口蓋の中央セクションを加圧も接触もし ないであろうことを確実にするV−形態に少し成形される。 本発明の好ましい実施形態によれば、口腔前庭の水平な断面におけるニップル 部の断面プロファイルは、口腔前庭の後ろに広がっており、ほぼ台形である。こ の形状のため、ニップル部は該ニップル 部に作用するいずれの力によっても歯槽隆線の前部分を接触し得ず、また歯槽隆 線の横の部分に圧力をかけずにニップルが口の前方へ動き得ない。 ニップル部分は、ゴム、ラテックス、又はプラスチック様の弾性又は可塑性固 体材料から典型的に作られる。即ち、それは、好ましくは、現在のおしゃぶりと 同じ材料から製造され得る。おしゃぶりは、固体又は中空材料から作られ得る。 本発明の1つの実施形態において、ニップル部は、ニップルの吸込みにより、 ニップル部分の中央部分の中空の空間から突出部の中空の空間に動き、それによ り歯槽隆線及び/又は歯への横への圧力を引きおこすゲル様物質に似たゆっくり 流れる物質を含む中空の内部を有する。 本発明の1つの利点は、本発明によるおしゃぶりが子供のあごを自然に発達さ せるのを可能にする事実である。特に、おしゃぶりは、上あごの横への通常の成 長を可能にし、それにより、いずれの歯列不正もなく、又はかなり少い深刻な歯 列不正での歯の成長を可能にする。 フィンランドにおいて、歯を真っすぐにするための1年のコストは2〜3億マ ルクと評価され、世界では数百億と見積もられる。正確にデザインされたおしゃ ぶり以外のいずれの他の手段も要求せずに、及び/又は歯列不正の場合の20〜50 %は進展されず、それらの深刻さの程度が減少され、その問題は健康管理のコス トのかなりの節約であろう。 本発明は添付の図面を引用してより評価に記載されるであろう。 図1は、脱落性大臼歯においてとられた口腔前庭及びその中の慣用的おしゃぶ りの垂直断面を概略的に示す。 図2は、図4の線AAに沿って脱落性大臼歯においてとられた口腔 前庭及び本発明によるおしゃぶりの垂直断面を示す。 図3は、本発明の第2の実施形態による図2に従うおしゃぶりの垂直断面を示 す。 図4は、本発明による口腔前庭及びおしゃぶりの垂直縦断面を示す。 図5は、図4の線BBに沿った本発明によるおしゃぶりの水平断面を示す。 図6は、図4の線CCに沿った本発明によるおしゃぶりの垂直断面を示す。 図1は、口蓋11、上あごの歯槽隆線12,14、脱落性大臼歯16,18及び舌15を示 す口腔前庭の断面を示す。おしゃぶり20は口の中にある。吸乳する動きを行って いる間、子供の舌は矢印により示される方向の上方におしゃぶりを押す。これに より、おしゃぶりは矢印で示される点における口蓋の中心線における、上あごの 実際の成長領域のみに子供の口に圧力を導く。同時に、おしゃぶりは、舌が歯槽 隆線及び歯に向かって普通に圧力をかけ、それに横への圧力をかけるのを防止す る。その吸乳の動きにより導かれる圧力及び陰圧のこれらの変化は、子供の上あ ごの通常の横への成長を妨げる。 図2は、本発明によるおしゃぶり20と共に口腔前庭の断面を示す。口腔前庭の 垂直断面に見られるおしゃぶりの断面プロファイル21が少く延長されているのが 見られる。断面の中央23から、両側に向いた突出部26,28は子供の上あごの歯槽 隆線12,14に広がる。突出部26,28は子供の吸乳の動きから、歯槽隆線及び乳歯 の内側への主に横の外側への圧力を導くように成形される。ニップル部の断面プ ロファイル21は、少しV−形状であり得、又は断面プロファイル21の上端21′は 図のような下への曲がりを有し得る。この種の垂直プロファイルは、ニップル部 分が、舌15がニップル20を上に押し上げ る時に口蓋の中央セクション17に圧力を及ぼさないであろうことを確実にする。 かわりに、舌により導かれる圧力は、かわりに歯槽隆線12,14の横道を押す突出 部26,28に伝達される。プロファイル21の上端21′も真っすぐであり得るだろう 。全ての場合において、おしゃぶり材料の剛性は、要求される道においておしゃ ぶりの下表面に作用する力を導くように選択されるべきであることが重要である 。 図3は、ニップル部の断面プロファイルが対称的である本発明によるおしゃぶ りの第2の実施形態を示す。このおしゃぶりは、両方の道において口の中に維持 され得る。ニップル部の下表面21″及び上表面21′は、連続構造25により互いに 連結される。この構造25のため、おしゃぶりの下表面21″へ作用する力は凹状上 表面21′を真っすぐにする方向に作用し、それにより歯槽へのおしゃぶりの横へ の力を増加させる。 図4は、口腔前庭及びその中の本発明によるおしゃぶりの垂直縦断面を示す。 口腔前庭は、引用番号10で、上唇は引用番号19で示される。歯槽隆線(線CC)の 前部分13は極めて平らで広く(その垂直断面は図6に示される)、それにより歯 槽と歯列との間のおしゃぶりの動きが歯及び歯槽を前方に押す最小の力の構成物 となる。中線の断面上に突出した歯槽側面に接触する表面30は、破線で示される 。 図5は、(図4の切断線BBに沿った)歯槽前庭の水平断面におけるニップル部 の断面プロファイルを示す。断面プロファイル24は歯槽前庭の後ろに向かって広 がり、ほぼ台形である。この形状は、ニップル部がおしゃぶりへ作用するいずれ の力によっても歯槽隆線の前部分14と接触し得ないことを確実にする。その断面 の台形形状のため、ニップル部は歯槽隆線の横部分への圧力を生じないで口内で 前方に動くことができない。図は、ニップル部の断面24の前端が少し凹形状であ り得ることを更に示す。この形状は、おしゃぶりが歯槽隆線の前部13に接触し得 ないことを確実にする。 おしゃぶりは、吸乳により形成された圧力差である口の外側と内側の圧力を等 しくする通気チャンネルを有し得る。通気チャンネルは、おしゃぶりの圧縮が空 気のポンピングを導かないように設計され得る。 おしゃぶりは、中空又は固体のいずれかとして先の周知のおしゃぶり材料から 作られ得る。好ましくは、おしゃぶり材料は、加圧された後にそのもとの形状に 再び戻るように可逆的でなければならない。おしゃぶりが、使用の最初の時の間 にほぼ永久的に要求される形状、即ち子供の口の形状をとるような材料が作られ ることを考慮することももちろん可能である。 本目的は、本発明を先に示される実施形態に限定するものでなく、反対に、本 発明は、添付の請求の範囲により規定される本発明の観念内で広く適用されるこ とが意図される。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1996年12月9日 【補正内容】 請求の範囲 1.実際のニップル部(20)及びおしゃぶりの循状部を含む赤んぼのおしゃぶ りであって、前記実際のニップル部が、あご及び舌の動きにより赤んぼがそれに 基づいて吸引する、口蓋及び舌の中央セクションの間に前記赤んぼの口の中に維 持されるべき可塑性又は弾性材料から作られた部品を含み、 前記実際のニップル部(20)が、その口腔前庭の垂直断面での断面プロファイ ルが、前記断面の中央部分(23)から両側に向いた突出部(26,28)が赤んほの 上あごの歯槽隆線(12,14)及び/又は歯(16,18)に広がるように延長される よう成形され、前記突出部が、赤んぼの吸引動作から、前記歯槽隆線及び脱落性 歯の内側への主に横方向の外側への圧力を形成するように成形され、前記ニップ ル部(20)の断面プロファイル(21)がわずかにV−形状であるか又は前記断面 プロファイル(21)の上端(21′)が下方への曲がりを有し、それにより前記ニ ップル部が口蓋の中央セクション(17)への圧力を本質的に働かせないことを特 徴とするおしゃぶり。 2.前記突出部(26,28)が、主に脱落性犬歯から後方の第二脱落性大臼歯に 、歯槽隆線及び/又は歯へ広がることを特徴とする請求項1に記載のおしゃぶり 。 3.前記ニップル部(20)の断面プロファイル(21)が対称的であり、前記ニ ップル部の中央(23)における連結構造(25)が、前記ニップル部の下表面(21 ″)を上表面(21′)に連結することを特徴とする請求項1又は2に記載のおし ゃぶり。 4.前記ニップル部(20)の口腔前庭の水平断面における断面プロファイル( 24)が、前記ニップル部が前記おしゃぶりに作用するいずれの力によっても歯槽 隆線の前部(13)に接触し得ないように 、口腔前庭の後ろに向かって広がり、ほぼ台形であり、そして前記ニップル部は 、前記歯槽隆線の横の部分に圧力を形成せずに口内で前方に動くことができない ことを特徴とする先の請求項のいずれかに記載のおしゃぶり。 5.前記ニップル部(20)の断面(24)の前端(24′)に凹面が供されること を特徴とする請求項4に記載のおしゃぶり。 6.前記ニップル部(20)の歯槽隆線の前部での垂直断面における断面プロフ ァイル(27)が平らで広く成形されることを特徴とする先の請求項のいずれかに 記載のおしゃぶり。 7.前記ニップル部が可塑性固体材料から作られることを特徴とする先の請求 項のいずれかに記載のおしゃぶり。 8.前記ニップル部がその中が中空であり、前記おしゃぶりの吸引に基づいて 、前記おしゃぶりの中央部の中空空間から前記ニップル部の突出部の中空空間に 動くゲル様物質様のゆっくり流れる物質を含み、それにより前記歯槽隆線への前 記突出部により引きおこされる横への圧力を増加することを特徴とする請求項1 〜6のいずれかに記載のおしゃぶり。 9.通気チャンネルが前記ニップル部(20)を通過することを特徴とする請求 項1〜8のいずれかに記載のおしゃぶり。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 バレーラ,ユーハ カナダ国,オンタリオ エム6ピー 1エ イチ1,トロント,グレンレイク アベニ ュ 498

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.実際のニップル部(20)及びおしゃぶりの循状部を含む赤んぼのおしゃぶ りであって、前記実際のニップル部が、あご及び舌の動きにより赤んぼがそれに 基づいて吸引する、口蓋及び舌の中央セクションの間に前記赤んぼの口の中に維 持されるべき可塑性又は弾性材料から作られた部品を含み、 前記実際のニップル部(20)が、その口腔前庭の垂直断面での断面プロファイ ルが、前記断面の中央部分(23)から両側に向いた突出部(26,28)が赤んぼの 上あごの歯槽隆線(12,14)及び/又は歯(16,18)に広がるように延長される よう成形され、前記突出部が、赤んぼの吸引動作から、前記歯槽隆線及び脱落性 歯の内側への主に横方向の外側への圧力を形成するように形成されることを特徴 とするおしゃぶり。 2.前記突出部(26,28)が、主に脱落性犬歯から後方の第二脱落性大臼歯に 、歯槽隆線及び/又は歯へ広がることを特徴とする請求項1に記載のおしゃぶり 。 3.前記ニップル部(20)の断面プロファイル(21)が少しV−形状でるか、 又は前記断面プロファイル(21)の上端(21′)が下方へ曲がっており、それに より前記ニップル部が前記口蓋の中央セクション(17)への圧力を本質的に働か せないことを特徴とする請求項1又は2に記載のおしゃぶり。 4.前記ニップル部(20)の断面プロファイル(21)が対称的であり、前記ニ ップル部の中央(23)における連結構造(25)が、前記ニップル部の下表面(21 ″)を上表面(21′)に連結することを特徴とする請求項1又は2に記載のおし ゃぶり。 5.前記ニップル部(20)の口腔前庭の水平断面における断面プ ロファイル(24)が、前記ニップル部が前記おしゃぶりに作用するいずれの力に よっても歯槽隆線の前部(13)に接触し得ないように、口腔前庭の後ろに向かっ て広がり、ほぼ台形であり、そして前記ニップル部は、前記歯槽隆線の横の部分 に圧力を形成せずに口内で前方に動くことができないことを特徴とする先の請求 項のいずれかに記載のおしゃぶり。 6.前記ニップル部(20)の断面(24)の前端(24′)に凹面が供されること を特徴とする請求項5に記載のおしゃぶり。 7.前記ニップル部(20)の歯槽隆線の前部での垂直断面における断面プロフ ァイル(27)が平らで広く成形されることを特徴とする先の請求項のいずれかに 記載のおしゃぶり。 8.前記ニップル部が可塑性固体材料から作られることを特徴とする先の請求 項のいずれかに記載のおしゃぶり。 9.前記ニップル部がその中が中空であり、前記おしゃぶりの吸引に基づいて 、前記おしゃぶりの中央部の中空空間から前記ニップル部の突出部の中空空間に 動くゲル様物質様のゆっくり流れる物質を含み、それにより前記歯槽隆線への前 記突出部により引きおこされる横への圧力を増加することを特徴とする請求項1 〜7のいずれかに記載のおしゃぶり。 10.通気チャンネルが前記ニップル部(20)を通過することを特徴とする請求 項1〜9のいずれかに記載のおしゃぶり。
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