JPH10509628A - 服用量表示装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 活性物質を含む医薬品の多回服用用に設計され、好ましくは、呼吸駆動式乾燥粉末吸入用であって、薬物の１用量を投与ユニットに充填し、該薬物を吸入位置に搬送するための操作エレメントを含む操作機構を備えている吸入器の該操作エレメント(Ａ)に装着するための服用量表示装置であって、該吸入器の操作エレメントに装着するための別ユニットとして構成され、該吸入器の操作エレメントの外壁表面上、その周囲に装着されるべき第１エレメント、該第１エレメントの外表面上、その周囲に、該第１エレメントに対して回転できるように装着された第２エレメント、該第１および第２エレメント上に設けられ、両エレメントの相対的運動距離を規定する中断手段、および該操作エレメントの運動およびそれによって吸入器が吸入のために作動するときに、吸入路に薬物が搬送されたことを記録するように、該第１および第２エレメントの一部として設けられている記録／表示手段を有する服用量表示装置。

Description

【発明の詳細な説明】 服用量表示装置発明の分野 本発明は、活性成分を含む医薬の多回の服用用に設計された吸入器、好ましく は呼吸駆動式乾燥粉末吸入器に装着するための服用量表示装置に関し、該吸入器 は、請求項１の最初の部分に記載のように医薬の一服用量を投与ユニットに充填 し、その服用量を吸入位置に搬送するための操作エレメントを含む操作機構を備 えるものである。発明の背景 現在、気管支領域の疾患の処置に使用されている多くの多回服用用吸入器は、 服用量表示装置を備えていないか、または貯蔵区画が空の場合にのみ表示する装 置を有する。 このような吸入器の使用者、患者および治療する医師の間および特に乾燥粉末 吸入器を使用する子供を持つ親の間で、吸入器に何回分の服用量が残っているか を見ることができるために、個々および全服用量ならびに医薬の貯蔵部からの供 給回数を示す服用量表示装置を吸入器に付けるべきであるという、強い要望があ る。これはまた正確な治療の形態を確立するために、一定期間中にどの程度の服 用量が供給されたかを確認するのにも使用できる。先行技術 ＥＰ−Ａ−００６９７１５およびＥＰ−Ａ−０２３７５０７に図式的に述べら れ、商品名Ｔurbuhaler(登録商標)の名で販売されている型の多回服用用呼吸駆 動式吸入器は、服用量表示装置がその構造中に組み込まれている。この服用量表 示装置は、医薬の２０服用量が吸入器の貯蔵区画に残っているときと吸入器に医 薬が残っていないときのそれぞれを表示する。この表示装置は、ＥＰ−Ａ−０２ ５８２３８に記載されている。 この型の吸入器用には、２０服用量しか残りがなくなるまでは２５回毎に、そ の後は５回毎に表示する服用量表示装置も考案されている。このような装置は、 ＷＯ ＳＥ９３／００３８９に見ることができる。 既知の装置は、全て、多かれ少なかれ不正確であり、供給された個々および全 服用量を表示および／または記録する服用量表示システムを有していない。更に 、このような吸入器に提供される全ての既知の表示装置は、それ自体製造するの に複雑なだけでなく、吸入器全体の製造をより複雑にする。このような装置はま た高価であり、吸入器内で大きな容積を占める。本発明 本発明は、上記の問題を解決する服用量表示装置を提供するために、考案され た。 本発明は、吸入器の操作エレメント上に装着すべき別のユニットとして使用さ れる服用量表示装置を提供する。服用量表示装置は、請求項１の特徴の部分に記 載されているように、操作エレメント上その周囲に装着すべき第１エレメント、 第１エレメント上その周囲に装着する第２エレメント(第２エレメントは第１エ レメントに対して回転可能である)、各エレメント間の相対的運動の距離を規定 し、第１および第２エレメント上に設置されている中断手段、および吸入器が吸 入作動する際の操作エレメントの稼働およびそれによる吸入路への薬物の供給を 記録をするための記録／表示手段から成り、この記録／表示手段は、第１および 第２エレメントの一部として提供される。 操作エレメントが回転する度に投与ユニットが回転し、投与ユニット中の一服 用量を、投与ユニットに充填された位置から、吸入路の吸入の準備をする位置に 搬送するので、請求項１記載の服用量表示手段の架設は、吸入準備に入った１回 毎の服用量をすべて記録し、表示する。 服用量表示装置は、従って、上記の型の吸入器の操作機構の操作エレメント上 に装着するユニットとして架設すべきである。好ましくは、従って、吸入器が空 になった後に取り外し、新しい吸入器に装着できるように、着脱可能なように設 置される。 本発明の装置は、正確で、吸入路の吸入位置に薬物が移動した度毎に、すべて これを記録し、表示する装置である。本装置は、異なった要求および必要性に容 易に対応できる柔軟性を備え、容易に製造され、容易に使用できるように構成さ れる。 本装置の二つの主要部分、第１および第２エレメントは、好ましくはシリンダ ーとして形成する。吸入路中に薬物が実際に搬送された回数を表示するための表 示開口部は、第２エレメント上に配置する。 中断手段は、好ましくは、それぞれ第１エレメントの外表面および第２エレメ ントの内部表面に設置された突起および受け穴から成り、吸入器の操作機構が吸 入の作動したときに、互いに作用するように配置される。 記録／表示手段は、機械的または電子的のいずれの手段でもよい。 機械的記録／表示手段は、種々の構造を有し得る。一つの態様においては、装 置は、第２シリンダー中に設けれれた数字ホイールおよびギヤホイールならびに 第１シリンダーの内壁に設けられた駆動アームから成り、操作エレメントが稼働 して第１シリンダーが回転したとき、駆動アームはギヤホイールの歯を一段階押 し、それにより数字ホイールを回転させ、新しい数字を第２シリンダーの表示開 口部の表示位置に移動させる。 また、第１シリンダーに設けられたギヤホイールを有する少なくとも一つのロ ーラー上に設置された数字テープおよび第２シリンダーの内壁に設けられた駆動 アームから成り、操作エレメントが稼働して第１シリンダーが回転したとき、駆 動アームはギヤホイールの歯を一段階押し、それにより数字テープのローラーを 回転させ、新しい数字を第２シリンダーの表示開口部の表示位置に移動させる。 機械的記録／表示装置の他の可能な変型は、ステップを有する駆動ホイールを 有する数字ディスクおよび第１シリンダーの内壁に設けられた駆動アームから成 り、操作エレメントに伴って第１シリンダーが回転したとき、駆動アームは駆動 ホイールのステップを一段階押し、それにより数字ディスクを回転させ、新しい 数字を第２シリンダーの表示開口部の表示位置に移動させる。 この態様においては、誘導路が設けられ、それに沿って数字が表示され、開口 ディスクがその数字ディスクに隣接して設置され、拡大装置が開口ディスクの開 口部に設置され、各シリンダーが互いに相対的に動くとき、誘導路に沿って動く 。 記録／表示装置はまた、第１シリンダーに固定されたギヤホイールおよび、歯 を有する内および外数字ディスクを設け、操作エレメントおよびそれにより第１ シリンダーが回転したとき、ギヤホイールの歯が内数字ディスクの歯と連動し、 内部ディスクを外ディスクと関連させて動かし、新しい数字が表示口の表示位置 に移動するようにすることもできる。 本明細書で、内および外ディスクは、好ましくは百および十の位の数字ならび に１の位の数字の内および外ディスクとして提供されれば、１９９服用量の記録 を可能にできる。 電子的記録／表示装置を含む態様において、吸入位置に送られる服用量の数を 表示する手段は、マイク、バッテリー、マイクロプロセッサーおよびマイクロス イッチから成る、回路板(サーキット・ボード)である。 この態様において、マイクは操作エレメントが回転したときに出るクリック音 を検出し、第１シリンダーが、シリンダーが回転したときにマイクロスイッチを 作動させる突起と共に提供され、マイクからの音インパルスおよびマイクロスイ ッチからのインパスルがマイクロプロセッサーを作動させ、新しい数字を表示口 に表示する。 好ましくはマークとしての表示がハウジング上に提供され、吸入器が吸入のた めに作動したとき、操作エレメントおよび記録／表示装置の第１エレメントがそ の停止限界まで回転したかどうかを表示するために、吸入器の外側、操作エレメ ントまたは記録／表示装置の第１エレメントに表させる。 本発明の記録／表示装置は、吸入器と関連して使用することを意図する。好ま しくは乾燥粉末呼吸駆動式多回服用用吸入器、最も好ましくは商品名Ｔurbuhale r(登録商標)で販売されている型の吸入器に装着することを意図する。図面の簡単な説明 本発明の服用量表示装置を、添付の図面を使用して、実施例により記載し、そ の中で 図１および２は本発明の第１の好ましい態様の斜視図、 図３は本発明の第２の好ましい態様の斜視図、 図４および５は本発明の第３の好ましい態様の斜視図、 図６および７は本発明の第４の好ましい態様の斜視図、 図８および９は本発明の第４の好ましい態様の斜視図、 図１０は好ましい型の吸入器および本発明の服用量表示装置を示す。図面の詳細な説明 本発明の装置は、吸入器、例えば、商品名Ｔurbuhaler(登録商標)で登録され 、販売されている呼吸駆動式多回服用用吸入器と関連して使用することを意図し ている。表示装置は、作動したときに医薬の一服用量が吸入路へ搬送される如何 なる形の乾燥粉末吸入器にも装着使用されるように、請求の範囲の範囲内で当然 修飾できる。好ましい吸入器は、図１０のみに示されているが、操作エレメント Ａを含む操作手段と共に提供され、使用者により回転されたときに、投与ユニッ トが、医薬の予定された量が投与ユニットに測り入れられる導入位置から、服用 量が吸入路に運ばれ、吸入空気により導管を通ってマウスピースから使用者に放 出および搬送される、吸入位置に移動させる。操作エレメントおよび投与ユニッ トの回転は、各回転が停止手段によって制限される２方向で行われる。Ｔurbuha ler(登録商標)およびその機能は、ＥＰ−Ａ−００６９７１５およびＥＰ−Ａ− ０２３７５０７に記載されている(図１０参照)。 吸入器は、湿気および汚染から保護するために、キャップと一緒に提供される (図示していない)。 本発明の服用量表示装置の主な構成は、図１から９に示され、底板を有するシ リンダー１の形の第１エレメントを含む。この第１エレメントまたはシリンダー は、吸入器の操作エレメントＡに装着するのに適しており、それが回転したとき 、その操作エレメントの運動に従う。第１シリンダーは、圧入またはねじのよう な他の方法で、差し込み用具を使用して、または任意の種類のオス−メス結合、 すなわち、一方に用意したピンで他方の対応する穴に結合させて、取り付ける。 第１シリンダーの外表面に、突起３を備える。 第２エレメント２を設け、第２シリンダーの形を有する。第２シリンダーの内 直径は、第１シリンダー１の外表面の回りに装着するために、第１シリンダーの 外表面の直径よりほんの僅かに大きく、これにより第２シリンダーは第１シリン ダーに接し、相対的に可動である。 好ましくは長方形である開口部４を第２シリンダーの壁に設ける。第２シリン ダーが第１シリンダーに設置されたとき、突起３が長方形開口部４に入る。開口 部４は、突起３を、シリンダーが互いに相対的に運動するときに予定された軌道 で運動させ、これにより運動を制限する。第２シリンダーは、第１シリンダーに 対してバネ装着され得る。 機械的服用量表示装置およびすなわち供給服用量の記録を行う態様において、 吸入器のキャップが吸入器本体をねじ込みまたはねじ開けるとき、操作エレメン トの偶発的回転を防止するために、ロック用リング９を第１シリンダー１に接続 し得る。このロック用リング９は、吸入器にキャップがねじ込まれたとき、キャ ップにより下に押され、それにより第１および第２シリンダーを互いに相対的に 運動することからロックする。 第１の態様において、機械的服用量表示手段が、図１および２に見られるよう に第２シリンダー内に提供される。駆動アーム５は第１シリンダー１の底に設け られる。数字ホイール７ａを有する記録および表示ユニット７は第２シリンダー ２内に設けられる。表示窓８もまた第２シリンダーに設けられ、その中に数字ホ イールの数字が表示される。シリンダー１および２が互いに関連して運動したと き、駆動アーム５が数字ホイール７上に設けられているギアホイール６と連動し 、数字ホイールを１段階回転させ、吸入路に搬送される服用量の数に対応する新 しい数を表示窓８を通して表示する。 服用量表示装置の第２の態様は図３に見られる。 この態様において、装置の主要構成は、第１の態様に関連して記載した構成に 対応する。第１および第２シリンダーが同じ方法で提供されるが、表示ユニット が第１シリンダー１に設けられた数字を表示するテープとして提供される。駆動 アーム１０が第２シリンダー２の内壁に設けられ、ギヤホイール１１と連動する 。ギヤホイール１１はローラー上に設けられ、その上に数字テープ１２の一端が 供される。数字テープ１２の他端は第２ローラー１１ａ上に供される。図３に見 られるように、ガイディングエレメント１１ｂが二つのローラー１１および１１ ａ の間に設置される。操作エレメントＡの回転により、互いに相対的にシリンダー が運動するとき、駆動アーム１０がホイール１１のギヤを動かし、数字は一段前 に進む。表示窓１３は第２シリンダー２の壁に設けられ、そこで服用量に対応す るテープの数字が表示される。 図４および５において、本発明の第３の態様が記載される。この態様において 、装置の主要構成は、第１の態様に関連して記載した構成に対応する。駆動アー ム１５が第１シリンダー１の底板に設けられる。第１シリンダー１の底板は、第 ２シリンダー２内に突き出たシャフトを有する。表示手段は、駆動ホイール１４ とステップ１４ａおよび受け穴１４ｂ、突起１６ｂを有する数字ディスク１６、 開口ディスク１８、拡大装置１７およびカバーディスク１９から成る。数字ホイ ール１６は螺旋形誘導路１６ａを有し、それに沿って数字が表示される。 この態様の数字表示装置を組み立てるとき、駆動ホイール１４を第１シリンダ ーのシャフト上に、駆動アーム１５が歯１４ａと連動するように設置する。数字 ディスク１６を、駆動ホイールの受け穴１４ｂ内に突起１６ｂをはめ込むように 設置する。開口ディスク１８を数字ディスク１６に隣接して置き、拡大装置１７ を開口ディスクの開口１８ａ中にはめ込む。表示開口部１９ａを有するカバーデ ィスク１９を設置し、該開口部中に拡大装置１７を位置させる。透明な底板２０ を第２シリンダーに取り付け、第１および第２シリンダーを上記の方法で互いに 結合させる。吸入器の操作エレメントＡが回転したとき、第１シリンダーの駆動 アーム１５が駆動ホイール１４を１ステップ回転させ、それにより数字ディスク １６が１ステップ回転する。拡大装置１７が数字ディスクの螺旋形路１６ａ内に 位置しており、そこに数字が記されている。シリンダーが互いに相対的に回転し たとき、新しい数字が拡大装置１７の領域に入り、カバーディスク１９の表示開 口部１９ａおよび透明底板２０を通して見ることができる。 図６および７は本発明の更なる態様を記載し、そこでの服用量表示装置の主要 構成は上記態様と同様である。図６に見られるように、第１シリンダー１の底板 は突き出たシャフトを有する。服用量を表示および記録する手段は、ギヤホイー ル２４、内数字ディスク２３および、環状開口２２ｂを有する外数字ディスク２ ２から成る。ギヤホイール２４は第１シリンダーの底板の受け穴に取り付ける。 内数字ディスク２３は突き出たシャフトに装着され、ギヤホイール２４と連動す る歯を有する。外数字ディスク２２は、歯２２ａを有し、第２シリンダーに設け られた駆動アーム２１が外数字ディスク２２の歯と共に連動するように第２シリ ンダーに装着する。数字は各数字ディスクの底部に下記のような方法で表示され る。供給された服用量の数が、第２シリンダー２の底板２５の表示窓２５ａを通 して表示される。 第１および第２シリンダーの間の相対的運動は駆動アーム(２１)を経由して外 数字ディスク(２２)に伝えられる。ギヤホイール(２４)は運動を内数字ディスク (２３)に伝える。ディスクの表示方法により、多数の服用量が記録および表示で きる。 数字は各数字ディスクの底部の端に沿って表示される。組み立てに際して、内 ディスク２３は外ディスクの内側に置かれ、内ディスク２３の数字は外ディスク ２２の底部の環状開口２２ｂの中に見られる。好ましい態様においては、外数字 ディスクはディスクの半分に０−９を、他の半分にもう一組の０−９を表示する 。内数字ディスク(２３)は００−１９を表示する。１０回目の服用が作動し、吸 入用の位置に薬物が搬入されたときに、外ディスクの２番目の０が底板の表示窓 (２５ａ)に表示される。同時に、ギヤホイール(２４)により歯が外数字ディスク (２２)の内部に作用し、それにより内ディスク(２３)が００から０１に回転する 。１１から１９の服用では、外ディスクのみが影響する。２０回目の服用のとき 、０が外ディスク上で表示され、同時にこのディスクの内表面の歯が内ディスク ２２を０１から０２に回転させる。 本発明の第５の態様は図８および９にみられる。この態様は、記録および表示 手段が電子的である服用量表示装置を記載する。この装置は、例えば、操作エレ メントの作動の間の時間間隔の記録のような、更に他のパラメーターの記録のた めに提供される。 装置の主要な部分は、上記と同様であり、例えば、第１シリンダー１が吸入器 の操作エレメント設置されるように構成され、第２シリンダー２が第１シリンダ ーの周囲に提供され、相対的に運動可能である。運動は、第１シリンダーの突起 ３および第２シリンダーの壁の長方開口部４により規制される。 記録および表示手段は、回路板上の一部として構成され、バッテリー２７、マ イク２８、マイクロプロセッサー２９、マイクロスイッチ３０、ディスプレー３ １および記録セレクター３３から成る。第１シリンダーの底板は、突起３２と共 に提供され、第２シリンダーの底板は表示窓３５および記録セレクターのための 開口３４と共に提供される。 吸入器の操作エレメントが、服用量を投与ユニットに供給する位置に移動した とき、クリック音が操作エレメント内で発生する。このクリック音がマイク２８ により記録される。操作エレメントＡおよびそれにより投与ユニットが吸入の位 置に運動したとき、マイクロスイッチ３０が第１シリンダーの突起３２により作 動する。マイク２８からの音インパルスおよびマイクロスイッチからの電子的イ ンパルスがマイクロプロセッサー２９に記録され、その後、服用量表示がディス プレー３１に現れる。 電子的記録および表示装置は、吸入器から服用した全服用用量または残ってい る用量数、最後の服用からの時間または一定期間、例えば一週間などに服用した 全用量のような種々のデータの記録を可能にする。記録セレクター３３は、記録 事項の変更が可能で、医師および患者が、治療を最も適切にするために、患者が 指示通りの服用をしたかどうかをより完全に記録する可能性を与える。種々の記 録をその最初の位置にリセットするための別のセットの提供も可能である。 吸入器使用者のために操作エレメントおよびそれにより投与ユニットおよび記 録／表示装置の第１エレメントが所望の方向に回転し、充填服用量が吸入路の位 置に搬入されたことを示す表示が提供される。このような表示は好ましくはハウ ジングおよび吸入器の操作エレメントの外表面または吸入器および記録／表示装 置の第１エレメントのハウジングに設置できる。表示は、また、両方の方向の回 転の停止限界を示すためにも設置される。可能な変更 本発明の服用量表示装置は、もちろん添付の請求の範囲の範囲内で変更され得 る。 好ましい態様において、第１および第２エレメントはシリンダー形であるが、 他の好適な形を有し得る。本発明の装置の異なる部分は、好ましくはプラスチッ クまたは混合材料から成っているが、他の物質も使用し得る。 上記に既に述べているように、装置は、商品名Ｔurbuhaler(登録商標)で売ら れている種類の乾燥粉末呼吸作用多回服用用吸入器に関連して使用するために設 計されているが、吸入器が吸入のために作動させるときに、回転する操作ユニッ トを有する他の乾燥粉末吸入器での使用のために、請求の範囲の範囲内で容易に 変更し得る。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＤＥ， ＤＫ，ＥＳ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，ＬＵ，Ｍ Ｃ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ，ＣＦ，ＣＧ ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ，ＳＮ， ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＫＥ，ＬＳ，ＭＷ，ＳＤ，ＳＺ，Ｕ Ｇ)，ＡＬ，ＡＭ，ＡＴ，ＡＵ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，Ｂ Ｙ，ＣＡ，ＣＨ，ＣＮ，ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ，ＥＥ，ＥＳ ，ＦＩ，ＧＢ，ＧＥ，ＨＵ，ＩＳ，ＪＰ，ＫＥ，ＫＧ， ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ，ＬＫ，ＬＲ，ＬＳ，ＬＴ，ＬＵ，Ｌ Ｖ，ＭＤ，ＭＧ，ＭＫ，ＭＮ，ＭＷ，ＭＸ，ＮＯ，ＮＺ ，ＰＬ，ＰＴ，ＲＯ，ＲＵ，ＳＤ，ＳＥ，ＳＧ，ＳＩ， ＳＫ，ＴＪ，ＴＭ，ＴＴ，ＵＡ，ＵＧ，ＵＳ，ＵＺ，Ｖ Ｎ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．活性物質を含む医薬品の多回服用用に設計され、好ましくは、呼吸駆動式 乾燥粉末吸入用であって、薬物の１用量を投与ユニットに充填し、該薬物を吸入 位置に搬送するための操作エレメント(Ａ)を含む操作機構を備えている吸入器の 該操作エレメント(Ａ)に装着するための服用量表示装置であって、 該吸入器の操作エレメント(Ａ)に装着するための別ユニットとして構成され、 該吸入器の操作エレメント(Ａ)の外壁表面上、その周囲に装着されるべき第１エ レメント、 該第１エレメントの外側表面上、その周囲に、該第１エレメントに対して回転 できるように装着された第２エレメント、 該第１および第２エレメント上に設けられ、両エレメントの相対的運動距離を 規定する中断手段、および 該操作エレメント(Ａ)の運動およびそれによって吸入器が吸入のために作動し て、吸入路に薬物が搬送されたことを記録するように、該第１および第２エレメ ントの一部として設けられている記録／表示手段(５、６、７；１０、１１、１ ２；１３、１４、１６、１７、１８、１９；２１、２２、２３、２４；２６、２ ７、２８、２９、３０、３２) を有することを特徴とする装置。 ２．該第１および第２エレメント(１、２)がシリンダー形態であり、第２シリ ンダーに表示開口部が設けられていることを特徴とする請求項１記載の服用量表 示装置。 ３．該中断装置が該第１シリンダーの外表面に設けられた突起(３)および該第 ２シリンダーの内表面に設けられた受け穴(４)からなり、吸入器の操作機構が吸 入態勢に入ったとき、該突起と該受け穴が相互に作用するように配置されている 請求項１記載の服用量表示装置。 ４．服用の記録および表示のための機構が機械的であることを特徴とする請求 項１記載の服用量表示装置。 ５．服用の記録および表示のための機構が電子的であることを特徴とする請求 項１記載の服用量表示装置。 ６．薬物の搬送を表示する機構が、第２シリンダー(２)に設けられたギヤホイ ール(６)を有する数字ホイール(７)と第１シリンダーの内壁に設けられた駆動ア ーム(５)からなり、操作エレメント(Ａ)が、従って第１シリンダーが回転したと きに、第２シリンダーの表示開口部(８)の表示位置に新しい数字を移動させるよ うに、該駆動アーム(５)がギヤホイールの歯を１段階押し、それによって数字ホ イール(７)を回転させるようにしたことを特徴とする請求項１記載の服用量表示 装置。 ７．薬物の搬送を表示する機構が、第１シリンダー(１)に設けられたギヤホイ ール(１１)を有する少なくとも１個のローラー上に設けた数字テープ(１２)と第 ２シリンダーの内壁に設けられた駆動アーム(１０)からなり、操作エレメント( Ａ)が、従って第１シリンダーが回転したときに、第２シリンダーの表示開口部( １３)の表示位置に新しい数字を移動させるように、該駆動アーム(１０)がギヤ ホイール(１１)の歯を１段階押し、それによって数字テープ(１２)が乗るローラ ーを回転させるようにしたしたことを特徴とする請求項１記載の服用量表示装置 。 ８．薬物の搬送を表示する機構が、ステップ(１４ａ)を持つ駆動ホイール(１ ４)を有する数字ディスク(１６)からなり、操作エレメント(Ａ)が、従って第１ シリンダーが回転したときに、第２シリンダー(２)の表示開口部(２０)の表示位 置に新しい数字を移動させるように、該駆動アーム(１５)が駆動ホイール(１４) のステップ(１４ａ)を１段階押し、それによって数字ディスク(１６)を回転させ るようにしたことを特徴とする請求項４記載の服用量表示装置。 ９．数字ディスク(１６)が数字を表示している誘導路(１６ａ)を備えており、 該数字ディスク(１６)に隣接して開口ディスク(１８)が設けられ、開口ディスク (１８)の開口部に拡大装置(１７)が設けられ、該両シリンダーが相対的に動いた ときに、誘導路に沿って動くようにしたことを特徴とする請求項８記載の服用量 表示装置。 １０．薬物の搬送を表示する機構が、第１シリンダー(１)に取り付けられてい るギヤホイール(２４)と歯(２３ａ、２２ａとしてそれぞれ示される)を有する内 数字ディスク(２３)と外数字ディスク(２２)からなり、操作エレメント(Ａ)が、 従って第１シリンダーが回転したときに、表示開口部(２５)の表示位置に新しい 数字を移動させるように、ギヤホイール(２４)の歯が内数字ディスク(２３)の歯 (２３ａ)と共作動して外数字ディスク(２２)と関連させてこれを動かすようにし たことを特徴とする請求項４記載の服用量表示装置。 １１．内数字ディスクと外数字ディスクが１００位と１０位の数字(２３)およ び１位の数字(２２)を表示し、１９９回の服用を記録できるようにしたことを特 徴とする請求項１０記載の服用量表示装置。 １２．吸入路に搬送した薬物の数を記録する表示機構がマイク(２８)、バッテ リー(２７)、マイクロプロセッサー(２９)およびマイクロスイッチ(３０)からな る回路板であることを特徴とする請求項５記載の服用量表示装置。 １３．マイクが、操作エレメント(Ａ)を回転させたときに生じるクリック音を 検知し、第１シリンダー(１)に設置した突起(３２)が該シリンダーの回転によっ てマイクロスイッチ(３０)を作動させ、マイク(２８)からの音インパルスとマイ クロスイッチ(３０)からのインパルスがマイクロプロセッサーを作動させて、表 示開口部に新しい数字を表示させるようにしたことを特徴とする請求項１２記載 の服用量表示装置。 １４．吸入器が吸入のために作動したときに、操作機構がその停止限界まで動 かされたかどうかを表示する表示をハウジング、操作エレメント(Ａ)または吸入 器の第１エレメント上に設けたことを特徴とする請求項１−１３のいずれかに記 載の服用量表示装置。 １５．吸入器が乾燥粉末様呼吸駆動型多回使用式の吸入器である請求項１５の 使用。 １６．吸入器がＴurbuhaler(登録商標)である請求項１６の使用。 １７．気管支領域の疾病の治療用に適合させた吸入器を使用する請求項１−１ ４記載の表示装置。