JPH10508281A - 層状格子化合物と、この化合物を含むハロゲン含有ポリマー用安定剤 - Google Patents

層状格子化合物と、この化合物を含むハロゲン含有ポリマー用安定剤

Info

Publication number
JPH10508281A
JPH10508281A JP8504681A JP50468196A JPH10508281A JP H10508281 A JPH10508281 A JP H10508281A JP 8504681 A JP8504681 A JP 8504681A JP 50468196 A JP50468196 A JP 50468196A JP H10508281 A JPH10508281 A JP H10508281A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
compound
hydroxide
stabilizer
iii
acid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8504681A
Other languages
English (en)
Inventor
シラー,ミヒャエル
エプナー,パウル
ドレシャル,クラウス
パッハー,カロリーネ
スマラー,クリスチーナ
Original Assignee
メタルゲゼルシャフト・アクチエンゲゼルシャフト
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by メタルゲゼルシャフト・アクチエンゲゼルシャフト filed Critical メタルゲゼルシャフト・アクチエンゲゼルシャフト
Publication of JPH10508281A publication Critical patent/JPH10508281A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C01INORGANIC CHEMISTRY
    • C01GCOMPOUNDS CONTAINING METALS NOT COVERED BY SUBCLASSES C01D OR C01F
    • C01G49/00Compounds of iron
    • C01G49/009Compounds containing, besides iron, two or more other elements, with the exception of oxygen or hydrogen
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C01INORGANIC CHEMISTRY
    • C01BNON-METALLIC ELEMENTS; COMPOUNDS THEREOF; METALLOIDS OR COMPOUNDS THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASS C01C
    • C01B13/00Oxygen; Ozone; Oxides or hydroxides in general
    • C01B13/14Methods for preparing oxides or hydroxides in general
    • C01B13/36Methods for preparing oxides or hydroxides in general by precipitation reactions in aqueous solutions
    • C01B13/363Mixtures of oxides or hydroxides by precipitation
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C01INORGANIC CHEMISTRY
    • C01FCOMPOUNDS OF THE METALS BERYLLIUM, MAGNESIUM, ALUMINIUM, CALCIUM, STRONTIUM, BARIUM, RADIUM, THORIUM, OR OF THE RARE-EARTH METALS
    • C01F7/00Compounds of aluminium
    • C01F7/78Compounds containing aluminium and two or more other elements, with the exception of oxygen and hydrogen
    • C01F7/784Layered double hydroxide, e.g. comprising nitrate, sulfate or carbonate ions as intercalating anions
    • C01F7/785Hydrotalcite
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C01INORGANIC CHEMISTRY
    • C01GCOMPOUNDS CONTAINING METALS NOT COVERED BY SUBCLASSES C01D OR C01F
    • C01G19/00Compounds of tin
    • C01G19/006Compounds containing, besides tin, two or more other elements, with the exception of oxygen or hydrogen
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C01INORGANIC CHEMISTRY
    • C01GCOMPOUNDS CONTAINING METALS NOT COVERED BY SUBCLASSES C01D OR C01F
    • C01G9/00Compounds of zinc
    • C01G9/006Compounds containing, besides zinc, two ore more other elements, with the exception of oxygen or hydrogen
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
    • C08K3/00Use of inorganic substances as compounding ingredients
    • C08K3/01Use of inorganic substances as compounding ingredients characterized by their specific function
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C01INORGANIC CHEMISTRY
    • C01PINDEXING SCHEME RELATING TO STRUCTURAL AND PHYSICAL ASPECTS OF SOLID INORGANIC COMPOUNDS
    • C01P2002/00Crystal-structural characteristics
    • C01P2002/20Two-dimensional structures
    • C01P2002/22Two-dimensional structures layered hydroxide-type, e.g. of the hydrotalcite-type

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Inorganic Chemistry (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Geology (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 本発明は一般式 (式中、MeIIはMg,Ca,Znおよび/またはSn2+、MeIIIはAlおよび/またはFe3+、An-はn価のアニオンまたは複数種のアニオンの混合物、上記符号a、bおよびmの範囲は、0<a<(b−2)/2、従ってb−2a>2、1<b<6、m=0〜5)で表わされる層状格子化合物に関する。本発明はさらに、本発明の層状格子化合物の製造方法と、この化合物を含むハロゲン含有ポリマー用安定剤に関する。

Description

【発明の詳細な説明】 層状格子化合物と、この化合物を含むハロゲン含有ポリマー用安定剤 本発明は一般式: LiaMeII b-2aMeIII 2+a(OH)4+2bn- 2/n *mH2O (I) (式中、MeIIはMg,Ca,Znおよび/またはSn2+、 MeIIIはAlおよび/またはFe3+、 An-はn価のアニオンまたは複数種のアニオンの混合物、 上記符号a、bおよびmの範囲は、 0<a<(b−2)/2、従ってb−2a>2、 1<b<6、m=0〜5) で表わされる層状格子化合物に関する。 本発明はさらに、上記層状格子化合物の製造方法およびこの化合物を含む、ハ ロゲン含有ポリマー用安定剤に関する。 例えばポリ塩化ビニル(PVC)のような、ハロゲンを含有する熱可塑性ポリ マーは融解成形加工の際にポリエン構造に移行すると同時に塩素を発生し、その 結果、このポリマーは着色するに至る。このポリマーの熱安定性を改善するため 、通常このポリマー中にカルボン酸金属塩を安定剤として組み込むことが行われ る。しかしこの安定剤を組み込むだけでは長時間にわたる融解成形加工の際に所 謂金属燃焼が起り、その結果、このポリマーの黒化が惹起される。故に、例えば (ペンタエリトリトールのような)ポリオール、(亜リン酸トリフェニルのよう な)有機亜リン酸エステル、(エポキシ 化大豆油のような)エポキシ化合物を共安定剤として添加するのが通例となって いる。 塩基性鉛塩は他の重金属含有安定剤と同様に毒性物質として分類されているの で、代替安定剤の探索が行われた。無機物質および有機物質から成る多数の組合 せがハロゲン含有ポリマー用安定剤として周知である。DE3019632号お よびEP0189899号の明細書にはハイドロタルク石が安定剤として提案さ れている。この物質は熱安定性および透明性に関してカルボン酸Ca/Zn金属 塩混合物よりも優れている。しかしこのハイドロタルク石を使用しても上記成形 加工の際のハロゲン含有ポリマーの着色の問題は完全には解決されない。EP0 063183号明細書はこの問題の解決のためにハイドロタルク石と1,3−ジ ケト化合物とを組み合わせて使用することを提案している。 EP0139931号明細書には、1価および2価カチオン、または2価およ び3価カチオンを種々のアニオンと組み合わせて成る塩基性化合物が安定剤とし て提案されている。これらの化合物、特に実施例中に記載された化合物はアルミ ニウム富化ハイドロタルク石またはハイドロタルク石含有率の高い化合物と見な すことができる。上記化合物とカルボン酸Zn金属塩との混合物は、安定化され た上記ポリマーの熱安定性に及ぼす作用に関して他の安定剤混合物よりも優れて いる。しかし上記化合物を使用してもなおかつ、上記成形加工の際のポリマーの 着色問題は解決されることができなかった。この問題の解決には、既に提案され たように、やはり1,3−ジケト化合物と組み合わせて使用されなければならな い。 DE3941902号およびDE4106411号もしくはDE400298 8号およびDE4106404号ならびにDE410 3881号明細書には、塩基性カルシウム−アルミニウム−ヒドロキシ−亜リン 酸塩もしくは塩基性カルシウム−アルミニウム−ヒドロキシ−カルボン酸塩なら びにハイドロカルマイトがハロゲン含有ポリマー、特にPVC用安定剤として提 案されている。これらの物質は、安定化された上記ポリマーの熱安定性および透 明性に及ぼす作用に関して比較すれば、上記ハイドロタルク石との安定剤混合物 よりも劣っている。さらにこのような結晶水含有物質を使用すると、ハロゲン含 有ポリマー中に組み込んだ際に結晶水の***が起る問題が発生する(エム・マイ ン:「複水酸化物および水酸化物複塩の合成、性質およびアニオン交換特性」、 学位論文、キール、1991年(M.Meyn“Doppelhydroxide und Hydroxiddoppel salze - Synthese,Eigenschaften und Anionenaustauschverhalten”,Disserta tion,Kiel 1991.)参照)。それ故EP−A−0256872号明細書にはこの 欠点を微粉状酸化マグネシウムの添加により除去することが提案されている。 DE4103916号およびDE4106403号明細書は、とりわけPVC 安定剤として使用される、「ハイドロタルク石型と定義されない”、2価および 3価金属イオンを含む塩基性ヒドロキシ化合物を開示している。これらの物質も また、その安定剤作用について比較すれば、安定化された製品の熱安定性および 透明性に関して上記ハイドロタルク石との混合物よりも劣っている。さらに上記 のような物質を使用する際、その結晶水の故に、ハロゲン含有ポリマーの成形加 工時にこの結晶水が***する問題が起りうる。 本発明の課題は、新規の層状格子化合物ならびに、非毒性物質として分類され ると共に特にハロゲン含有ポリマー用安定剤として適しかつ上記公知の安定剤の 既述の欠点を有しない上記層状格子化合 物の製造方法を提供することにある。 本発明の上記課題は一般式: LiaMeII b-2aMeIII 2+a(OH)4+2bn- 2/n *mH2O (I) (式中、MeIIはMg,Ca,Znおよび/またはSn2+、 MeIIIはAlおよび/またはFe3+、 An-はn価のアニオンまたは複数種のアニオンの混合物、 上記符号a、bおよびmの範囲は、 0<a<(b−2)/2、従ってb−2a>2、 1<b<6、m=0〜5) で表わされる層状格子化合物によって解決される。 ハロゲン含有ポリマーに安定剤として配合される可溶性リチウム化合物はこの 樹脂の保水能力を高めることが知られている。それ故、電線ケーブルの絶縁性は 低下し、また加圧水管の管内耐水圧性は減少する。炭酸リチウムは全く安定剤作 用を示さないのに対して、水酸化リチウムは良好な安定剤作用を示しはするが、 当初の色調および色調の経時変化に関して不利な影響を与える。酸化リチウムは 、ハロゲン含有ポリマーに対して水酸化リチウムと同様な安定剤性能を与えるが 、ここでもまたその親水性が不利に働く。また、酸化リチウムを含む安定剤混合 物は貯蔵性が悪い。このほか、脂肪酸のリチウム塩、特にステアリング酸のリチ ウム塩がPVC安定剤として知られている。またDE−A−1115460号明 細書には、ステアリン酸リチウムとアセチルリシノレイン酸モノグリセリドとの 組合せをPVC安定剤として使用することが記載されている。但しこれらの安定 剤は商業的価値を獲得するには至らなかった。その理由として一つには、ステア リン酸リチウムの溶融反応の進行に困難が伴うこと(ステアリン酸リチウムの融 点:200〜215℃)、二 つには、沈殿反応を経てステアリン酸リチウムを製造するために、例えば比較的 高価な水酸化リチウムまたは塩化リチウムのような可溶性リチウム塩が必要とさ れることが挙げられる。ところで本発明の上記層状格子化合物は空気中の二酸化 炭素を受容しない点で、消石灰、水酸化マグネシウムおよび水酸化リチウムのよ うな公知の安定剤と異なる。本発明の上記層状格子化合物は難溶性である点で水 酸化リチウムと異なると共に、空気中の湿気の受容能力に乏しい点に見られるよ うに、明らかに低い親水性を有する点で上記公知のハイドロタルク石と異なる。 驚くべきことには、本発明の上記層状格子化合物は、ハロゲン含有熱可塑性ポ リマーおよびこのポリマーから作られた部品に対し、ハイドロタルク石またはハ イドロカルマイトに比べてより高い熱安定性を賦与する。この層状格子化合物は 、例えば硬質PVC押し出し成形物の製造の際の着色を防止する。この層状格子 化合物で安定化された試験片の色調経時変化および耐候性は、この層状格子化合 物を含まない試験片に比べてまさっていた。構造的に比肩する三塩基性硫酸鉛と は異なり、透明なハロゲン含有樹脂の透明度は上記層状格子化合物の添加により 悪化しなかった。 本発明の対象はまた、水溶液中において、水酸化リチウム、酸化リチウムおよ び/または水酸化物に転化可能なリチウム化合物と、金属(II)の水酸化物、酸 化物および/または水酸化物に転化可能な上記金属(II)の化合物と、アルミニ ウム(III)および/または鉄(III)の水酸化物および/または水酸化物に転化 可能な上記アルミニウム(III)および/または鉄(III)の化合物と、酸および /もしくはその塩またはこれら酸および塩の混合物とをpH8〜10、温度20〜 250℃下で相互に反応させて得られる固形反応生成物を 分離することを特徴とする上記層状格子化合物を製造する方法にも関する。 上記反応から直接生ずる反応生成物は、周知の手法により水系反応メディアか ら、好ましくは濾過により分離されることができる。こうして分離された上記反 応生成物は同じく周知の手法により処理される。例えば、濾過ケーク状の上記反 応生成物は水で洗浄され、洗浄後の残渣は例えば60〜150℃、好ましくは9 0〜120℃の温度で乾燥される。 アルミニウムを用いて上記反応を行う場合、微粉状活性金属(III)水酸化物 を水酸化ナトリウムと共に使用しても、またNaAlO2を使用してもよい。リ チウムと、上記金属(II)化合物とはそれぞれ、微粉状の酸化リチウムもしくは 水酸化リチウムまたはこれらの混合物の形態と、微粉状の金属(II)酸化物もし くは金属(II)水酸化物またはこれらの混合物の形態とで使用することができる 。対応する上記酸のアニオンは、さまざまの異なる濃縮状態で、例えば直接酸あ るいは塩の形で投入することができる。 上記反応の温度は約20〜250℃であるのが好ましく、約60〜180℃で あるのが特に好ましい。触媒または反応促進剤は不要である。本発明の上記層状 格子化合物の結晶水はその全部または一部を熱処理によって除去することができ る。 予め乾燥された本発明の上記層状格子化合物は硬質PVCの通常加工温度16 0〜200℃で使用された場合、水分も他の気体も***させることがなく、従っ て成形体内に好ましくない気泡を形成することがない。 上記一般式(I)中のアニオン(An-)は、 硫酸塩、亜硫酸塩、硫化物、チオ硫酸塩、過酸化物、ペルオクソ 硫酸塩、リン酸水素塩、亜リン酸水素塩、炭酸塩、ハロゲン化物、硝酸塩、亜硝 酸塩、硫酸水素塩、炭酸水素塩、亜硫酸水素塩、硫化物水素塩、リン酸二水素塩 、亜リン酸二水素塩と、 酢酸塩および安息香酸塩のようなモノカルボン酸のアニオンと、 アミド、アジ化物、水酸化物、ヒドロキシルアミド、ヒドラジド、アセチルア セトン塩、フェノラート、擬ハロゲン化物、亜ハロゲン酸塩、ハロゲン酸塩、過 ハロゲン酸塩、I3 -、過マンガン酸塩と、 フタル酸塩、シュウ酸塩、マレイン酸塩もしくはフマル酸塩、ビフェノラート のようなジカルボン酸のジアニオンと、 リン酸塩、ピロリン酸塩、亜リン酸塩、ピロ亜リン酸塩と、 クエン酸塩、トリフェノラートのようなトリカルボン酸のトリアニオンとを包 含する群中またはこれらのアニオン類から成る混合物中から選ばれることができ る。なかでも水酸化物、炭酸塩、亜リン酸およびマレイン酸塩が好ましい。 ハロゲン含有熱可塑性ポリマー中で本発明の上記層状格子化合物の分散性を改 善するため、この化合物を、例えばステアリン酸のような分子量の比較大きな脂 肪酸、アニオン界面活性剤、シランカップリング剤、チタン酸カップリング剤、 脂肪酸グリセリドで表面処理することができる。 本発明の上記層状格子化合物はハロゲン含有熱可塑性ポリマー用安定剤として 好適である。このようなポリマーは、例えばPVC、塩化ポリビニリデン、塩素 化もしくはクロルスルホン化ポリエチレン、塩素化ポリプロピレンまたは塩素化 エチレン酢ビ共重合体である。上記層状格子化合物はPVC型ポリマー、即ち塩 化ビニルのホモポリマー用および塩化ビニルと他のモノマーとの共重合体用安定 剤として特に好適である。 さらに、例えばカルボン酸金属塩(群a)のような公知の共安定剤を添加する のが有利である。 1,3−ジケト化合物、亜リン酸の有機エステル、ポリオールおよびアミノ酸 誘導体(群b)は初期色調を明らかに改善する。さらに、酸化防止剤を包含する 属およびエポキシ化合物を包含する属から選ばれた少くとも1種の物質(群c) の添加は色調の経時変化を明らかに改善する。少くとも1種の上記物質(群b) に加えて少くとも1種の上記物質(群c)を加えるのが非常に有利である。 上記カルボン酸金属塩(群a)は、例えば元素周期表の第II族金属と、分子量 の比較的大きな脂肪酸、ナフテン酸との塩である。上記第II族金属の適例はマグ ネシウム、カルシウム、ストロンチウム、バリウム、亜鉛である。例えばステア リン酸、パルミチン酸、ミリスチン酸、ラウリン酸、リシノール酸のような分子 量の比較的大きな脂肪酸とこれらの金属との塩が特に有利である。亜鉛塩は色調 の経時変化に関して特に効果的である。故に、分子量の比較的大きな脂肪酸の亜 鉛塩を少くとも部分的に配合するのが好ましい。また上記カルボン酸金属塩の単 体のみを使用することもできるが、2種またはそれ以上のカルボン酸金属塩を使 用すればより大きな効果が得られる。 上記1,3−ジケト化合物は、例えばジベンゾイルメタン、ステアロイルベン ゾイルメタン、パルミトイルベンゾイルメタン、ミリストイルベンゾイルメタン 、ラウロイルメンゾイルメタン、ベンゾイルアセトン、アセチルアセトン、トリ ベンゾイルメタン、ジアセチルアセトベンゼン、p−メトキシステアロイルアセ トフェノン、アセト酢酸エステルおよびアセチルアセトンである。 上記亜リン酸エステルは、例えば、亜リン酸トリフェニル、亜リ ン酸トリス(p−ノニルフェニル)(TNPP)のような亜リン酸トリアリール ;亜リン酸ジフェニルイソオクチル、亜リン酸ジフェニルイソデシルで例示され る亜リン酸モノアルキルジフェニルのような亜リン酸アルキルアリール;および 亜リン酸フェニルジイソオクチル、亜リン酸フェニルジイソデシルのような亜リ ン酸ジアルキルモノフェニル;および亜リン酸トリイソオクチル、亜リン酸トリ ステアリルのような亜リン酸トリアルキルである。 上記ポリオールは、例えばトリスメチロールプロパン、ジ−(トリスメチロー ルプロパン)、エリトリトール、ペンタエロトリトール、ジペンタエリトリトー ル、ソルビトール、マンニトールである。 上記アミノ酸誘導体は、例えばグリシン、アラニン、リシン、トリプトファン 、アセチルメチオニン、ピロリドンカルボン酸、β−アミノクロトン酸、α−ア ミノアクリル酸、α−アミノアジピン酸ならびにこれらに対応するエステルであ る。これらのエステルの構成アルコール種は、メチルアルコール、エチルアルコ ール、プロピルアルコール、i−プロピルアルコール、ブチルアルコール、α− エチルヘキサノール、オクチルアルコール、i−オクチルアルコール、ラウリル アルコール、ステアリルアルコールのような一価アルコールならびにエチレング リコール、プロピレングリコール、1,3−ブタンジオール、1,4−ブタンジ オール、グリセロール、ジグリセロール、トリメチロールプロパン、ペンタエリ トリトール、ジペンタエリトリトール、エリトリトール、ソルビトール、マンニ トールのようなポリオールを包含する。 上記酸化防止剤は、例えば2,5−ジ−tert.−ブチル−ヒドロキノン、 2,6−ジ−tert.−ブチル−4−メチル−フェノール、4,4′−チオビ ス−(3−メチル−6−tert.−ブ チル−フェノール)、2,2′−メチレンビス(4−メチル−6−tert.− ブチルフェノール)、ステアリル−3−(3′−5′−ジ−tert.−ブチル −4′−ヒドロキシフェニル)プロピオナートである。 上記エポキシ化合物には、エポキシ化大豆油、エポキシ化菜種油のような多種 のエポキシ化動物性または植物性油;エポキシ化メチルオレアート、エポキシ化 ブチルオレアートのようなエポキシ化脂肪酸エステル;エポキシ化脂環式化合物 ;ビスフェノールA−ジグリシドエーテル、ビスフェノールF−ジグリシドエー テルのようなグリシドエーテル;グリシジルアクリラート、グリシジルメタクリ ラートおよびこれらのポリマー、コポリマーのようなグリシドエステル;および エポキシ化ポリブタジエン、エポキシ化アクリル酸−ブタジエン−スチレン−三 元コポリマー(ABS)のようなエポキシ化ポリマーが属する。 上記一般式(I)で示した本発明の層状格子化合物に適した配合量(樹脂100 重量部に対して)は0.1〜5、好ましくは0.5〜3である。 上記共安定剤に適した配合量はそれぞれ次の通りである。 群a) カルボン酸金属塩:0.1〜5,好ましくは0.5〜3; 群b) 1,3−ジケト化合物、亜リン酸有機塩、ポリオール、アミノ酸誘導体 :0〜5、好ましくは0.1〜3; 群c) 酸化防止剤、エポキシ化合物:0〜5、好ましくは0.05〜4。 本発明の上記層状格子化合物とカルボン酸金属塩とを組合わせて成る安定剤混 合物はハロゲン含有ポリマーにとって特に好適である。 本発明に従って安定化されたハロゲン含有熱可塑性ポリマーはさ らに、充填材、滑剤、可塑剤、色素、顔料、帯電防止剤、界面活性剤、発泡剤、 耐衝撃性改善剤、UV安定剤のような専門家に周知の添加物を含むことができる 。 特に可塑剤の添加は通常行われる。ここで例えばフタル酸ジオクチル(DOP )、脂肪族二塩基酸エステル、トリメリト酸エステル、リン酸エステル、脂肪酸 エステル、エポキシ化可塑剤、ポリエステル系可塑剤、塩素化パラフィンおよび これらに類似する可塑剤を、ハロゲン含有熱可塑性ポリマーに対して適切な配合 比で添加することができる。 本発明に従って安定化されたハロゲン含有熱可塑性ポリマーの成形方法として 、カレンダー加工、押出し加工、射出成形、ブロー成形または他の方法を挙げる ことができる。 ハロゲン含有熱可塑性ポリマーの熱安定性および初期色調ならびに色調経時変 化は本発明の上記層状格子化合物の添加により、特に同時にカルボン酸金属塩( 群a)および、好ましくはさらに共安定剤(群b)または/および(群c)を上 述の配合量で添加することにより明らかに向上する。 本発明に従って安定化された上記ポリマーはカレンダー加工時にプレートアウ ト現象を示さないので、長時間にわたる押出し加工操業を可能にする。またこう して得られた製品は無色である。本発明は従ってPVCやその他のハロゲン含有 熱可塑性ポリマーの加工にとって画期的な貢献である。 以下、本発明は実施例について詳述されるが、これらの実施例のみに限定され るものではない。 実施例 1.本発明の層状格子化合物の製造 例1(化合物1) 2モル(80.0g)の酸化マグネシウムを600ミリリットルの水中で30 分攪拌した。一方、700ミリリットルの水中に1.175モル(96.4g) の無水アルミン酸ナトリウムを溶解した。他方、150ミリリットルの水中に0 .175モル(7.3g)の水酸化リチウム一水塩を溶解した。そして始めにこ の水酸化リチウム溶液を、次いで上記酸化マグネシウム懸濁液を手早く上記アル ミン酸ナトリウム溶液に添加した。その際、35℃に達する昇温が観測された。 1時間にわたる攪拌の後、常温でCO2を液中に導入して液のpH値を9.0にし た。この炭酸塩化処理後、この液を煮沸して過剰のCO2を除去し、pH値を10 .0にした。こうして得られた試料液に水を加えて全容積を3リットルとし、約 185℃で6時間処理した。得られた反応生成物を濾過し、2リットルの水で3 回洗浄して得られた濾過ケークを真空中130℃で14時間乾燥した。この乾燥 後、硝子状澄明な結晶が得られた。 得られた反応生成物:Li0.35Mg4.00Al2.35(OH)13.4CO3 分析値: Li 0.49%(理論値 0.54) Mg 20.90%(理論値 21.30) Al 13.50%(理論値 14.40) CO2 9.60%(理論値 9.80) 例2(化合物2) 1.55モル(62.0g)の酸化マグネシウムを600ミリリットルの水中 で30分攪拌した。一方、700ミリリットルの水中に1.275モル(104 .6g)の無水アルミン酸ナトリウムを溶解した。他方、150ミリリットルの 水中に0.275モル(11.5g)の水酸化リチウム一水塩を溶解した。そし て始めにこの 水酸化リチウム溶液を、次いで上記酸化マグネシウム懸濁液を手早く上記アルミ ン酸ナトリウム溶液に添加した。その際、35℃に達する昇温が観測された。1 時間にわたる攪拌の後、常温でCO2を液中に導入して液のpH値を9.0とした 。この炭酸塩化処理後、この液を煮沸して過剰のCO2を除去し、pH値を10. 0にした。こうして得られた試料液に水を加えてその全容積を3リットルとし、 ビュヒ(BUECHI)型実験室用オートクレーブ中で圧力10bar、温度約182℃ 下で6時間にわたり加圧処理した。得られた反応生成物を濾過し、2リットルの 水で3回洗浄して得られた濾過ケークを真空中130℃で14時間乾燥した。こ うして硝子状澄明な、上記加圧処理による結晶が得られた。 得られた反応生成物:Li0.55Mg3.10Al2.55(OH)12.4CO3 分析値: Li 0.89%(理論値 0.91) Mg 17.30%(理論値 17.80) Al 16.40%(理論値 16.50) CO2 10.20%(理論値 10.50) 2.本発明に属しない物質の製造(比較例) 例3(化合物3) 1.65モル(66.0g)の酸化マグネシウムを600ミリリットルの水中 で30分攪拌した。一方、700ミリリットルの水中に1モル(82.0g)の 無水アルミン酸ナトリウムを溶解した。そしてこのアルミン酸ナトリウム溶液に 上記酸化マグネシウム懸濁液を添加した。その際、35℃に達する昇温が観測さ れた。次いで0.47モルの硫酸亜鉛無水塩を300ミリリットルの水中に溶解 した溶液を、上記混合物溶液に加えた。1時間にわたる攪拌の後、常温でCO2 を液中に導入して液のpH値を9.0とした。この炭酸 塩化処理後、この液を煮沸して過剰のCO2を除去し、pH値を10.0にした。 こうして得られた試料液に水を加えてその全容積を3リットルとし、上記ビュヒ 型実験室用オートクレーブ中で圧力10bar、温度約182℃下で6時間にわた り加圧処理した。得られた反応生成物を濾過し、2リットルの水で3回洗浄した 得られた濾過ケークを真空中で130℃で14時間乾燥した。こうして硝子状澄 明な、上記加圧処理による結晶が得られた。 得られた反応生成物:Mg3.3Zn0.9Al2.0(OH)12.4CO3 *2O 分析値: Mg 14.90%(理論値 15.30) Zn 12.70%(理論値 11.40) Al 10.20%(理論値 10.40) CO2 7.20%(理論値 7.70) 3.本発明の層状格子化合物の安定剤としての使用 下記の実施例および比較例において、本発明の層状格子化合物を添加してPV C成形体および、比較のため共安定剤を添加しなかったPVC成形体について熱 安定性、初期色調ならびに色調経時変化の評価を行った。 この目的のため、上記PVC成形体を実験室用圧延機で180℃で5分間均一 化し、可塑化した。こうして得られた厚さ約1mmの圧延片から幅10mmの試験片 を切り出し、マチス(MATHIS)型加熱炉中で180℃で焼鈍した。上記試験片は 10分毎に上記炉から長さ23mm相当分が取り出され、この試験は上記試験片が 黒化するまで続けられた。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C08K 3/30 C08K 3/30 3/32 3/32 C08L 27/06 C08L 27/06 (72)発明者 ドレシャル,クラウス オーストリア国9500ヴィルラッハ・ブルゲ ンラントシュトラーセ37 (72)発明者 パッハー,カロリーネ オーストリア国9556リーベンフェルス・ロ ーゼンビヒラー・シュトラーセ15 (72)発明者 スマラー,クリスチーナ オーストリア国9542アフリッツ・ガルテン シュトラーセ87

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.一般式 LiaMeII b-2aMeIII 2+a(OH)4+2bn- 2/n *mH2O (I) (式中、MeIIはMg,Ca,Znおよび/またはSn2+、 MeIIIはAlおよび/またはFe3+、 An-はn価のアニオンまたは複数種のアニオンの混合物、 上記符号a、bおよびmの範囲は、 0<a<(b−2)/2、従ってb−2a>2、 1<b<6、m=0〜5) で表わされる層状格子化合物。 2.上記アニオン(An-)は、 硫酸塩、亜硫酸塩、硫化物、チオ硫酸塩、過酸化物、ペルオクソ硫酸塩、リ ン酸水素塩、亜リン酸水素塩、炭酸塩、ハロゲン化物、硝酸塩、亜硝酸塩、硫酸 水素塩、炭酸水素塩、亜硫酸水素塩、硫化物水素塩、リン酸二水素塩、亜リン酸 二水素塩と、 酢酸塩および安息香酸塩のようなモノカルボン酸のアニオンと、 アミド、アジ化物、水酸化物、ヒドロキシルアミド、ヒドラジド、アセチル アセトン塩、フェノラート、擬ハロゲン化物、亜ハロゲン酸塩、ハロゲン酸塩、 過ハロゲン酸塩、I3 -、過マンガン酸塩と、 フタル酸塩、シュウ酸塩、マレイン酸塩もしくはフマル酸塩、ビフェノラー トのようなジカルボン酸のジアニオンと、 リン酸塩、ピロリン酸塩、亜リン酸塩、ピロ亜リン酸塩と、 クエン酸塩、トリフェノラートのようなトリカルボン酸のトリ アニオンとを包含する群中またはこれらのアニオン類から成る混合物中から選ば れることを特徴とする請求項1の層状格子化合物。 3.水溶液中において、水酸化リチウム、酸化リチウムおよび/または水酸化物 に転化可能なリチウム化合物と、金属(II)の水酸化物、酸化物および/または 水酸化物に転化可能な上記金属(II)の化合物と、アルミニウム(III)および /または鉄(III)の水酸化物および/または水酸化物に転化可能な上記アルミ ニウム(III)および/または鉄(III)の化合物と、酸および/もしくはその塩 またはこれら酸および塩の混合物とをpH8〜10、温度20〜250℃下で相互 に反応させて得られる固形反応生成物を分離することを特徴とする請求項1また は2の層状格子化合物を製造する方法。 4.上記反応をpH9〜11、温度60〜180℃下で行うことを特徴とする請求 項3の方法。 5.請求項1または2の層状格子化合物を少くとも含むことを特徴とするハロゲ ン含有ポリマー、特にポリ塩化ビニル用の安定剤。 6.上記安定剤がさらに、カルボン酸金属塩から成る群から選ばれる少くとも1 種の化合物を含むことを特徴とする請求項5の安定剤。 7.上記安定剤がさらに、1,3−ジケト化合物、亜リン酸の有機エステル、エ ポキシ化合物、ポリオールおよびアミノ酸誘導体から成る群から選ばれる少くと も1種の化合物を含むことを特徴とする請求項5または6の安定剤。
JP8504681A 1994-07-16 1995-07-12 層状格子化合物と、この化合物を含むハロゲン含有ポリマー用安定剤 Pending JPH10508281A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE4425275A DE4425275A1 (de) 1994-07-16 1994-07-16 Schichtgitterverbindungen und diese enthaltende Stabilisatoren für halogenhaltige Polymermassen
PCT/EP1995/002716 WO1996002466A1 (de) 1994-07-16 1995-07-12 Schichtgitterverbindungen und diese enthaltende stabilisatoren für halogenhaltige polymermassen

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10508281A true JPH10508281A (ja) 1998-08-18

Family

ID=6523422

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8504681A Pending JPH10508281A (ja) 1994-07-16 1995-07-12 層状格子化合物と、この化合物を含むハロゲン含有ポリマー用安定剤

Country Status (7)

Country Link
EP (1) EP0771311A1 (ja)
JP (1) JPH10508281A (ja)
AU (1) AU3109395A (ja)
BR (1) BR9508284A (ja)
CA (1) CA2195245A1 (ja)
DE (1) DE4425275A1 (ja)
WO (1) WO1996002466A1 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09143324A (ja) * 1995-11-22 1997-06-03 Asahi Denka Kogyo Kk 安定化された塩素含有樹脂組成物
JP2005336002A (ja) * 2004-05-26 2005-12-08 Nippon Chem Ind Co Ltd 亜硝酸イオン型ハイドロタルサイト粉末、その製造方法、防錆剤組成物および防錆塗料組成物
WO2010005090A1 (ja) * 2008-07-07 2010-01-14 協和化学工業株式会社 難燃性樹脂組成物

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3065246B2 (ja) * 1995-03-10 2000-07-17 富士化学工業株式会社 ハロゲン含有樹脂用安定剤、その製造法及びハロゲン含有樹脂組成物
DE19617138A1 (de) * 1996-04-29 1997-11-06 Henkel Kgaa Kationische Schichtverbindungen, deren Herstellung und deren Verwendung als Stabilisatoren für halogenhaltige Kunststoffe
EP0947468A4 (en) * 1996-10-16 2000-02-23 Fuji Chem Ind Co Ltd NEW BASIC METAL COMPOSITIONS, STABILIZERS FOR HALOGENED RESINS AND HALOGENED RESIN COMPOSITIONS
DE19753758A1 (de) 1997-12-04 1999-06-10 Henkel Kgaa Verfahren zur Herstellung kationischer Schichtverbindungen
DK0930332T3 (da) * 1998-01-16 2003-07-21 Crompton Vinyl Additives Gmbh Stabilisatorsystem til chlorholdige polymerer

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4400431A (en) * 1980-09-04 1983-08-23 The Dow Chemical Company Magnesium aluminum spinels
IL79304A (en) * 1985-07-05 1990-07-12 Dow Chemical Co Mixed metal hydroxides for thickening water or hydrophilic fluids
DE4106403A1 (de) * 1991-02-28 1992-09-03 Baerlocher Gmbh Verbindungen einer bestimmten zusammensetzung, verfahren zu deren herstellung und deren verwendung
JPH06200103A (ja) * 1992-12-29 1994-07-19 Inoac Corp 塩化ビニル・ポリウレタン複合体及びこれに用いられる塩化ビニル系樹脂粉末組成物

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09143324A (ja) * 1995-11-22 1997-06-03 Asahi Denka Kogyo Kk 安定化された塩素含有樹脂組成物
JP2005336002A (ja) * 2004-05-26 2005-12-08 Nippon Chem Ind Co Ltd 亜硝酸イオン型ハイドロタルサイト粉末、その製造方法、防錆剤組成物および防錆塗料組成物
JP4636587B2 (ja) * 2004-05-26 2011-02-23 日本化学工業株式会社 亜硝酸イオン型ハイドロタルサイト粉末、その製造方法、防錆剤組成物および防錆塗料組成物
WO2010005090A1 (ja) * 2008-07-07 2010-01-14 協和化学工業株式会社 難燃性樹脂組成物
JP5394380B2 (ja) * 2008-07-07 2014-01-22 協和化学工業株式会社 難燃性樹脂組成物

Also Published As

Publication number Publication date
EP0771311A1 (de) 1997-05-07
WO1996002466A1 (de) 1996-02-01
AU3109395A (en) 1996-02-16
CA2195245A1 (en) 1996-02-01
DE4425275A1 (de) 1996-01-18
BR9508284A (pt) 1998-05-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0256872B1 (en) Stabilized polyvinyl chloride resin composition
US5120783A (en) Stabilized halogen-containing resin compositions
DE69604880T2 (de) Stabilisator für halogenhaltige harze und verfahren zu deren herstellung, halogen enthaltende harzzusammensetzung und verbundhydroxidsalz
US5466740A (en) Stabilized, halogen-containing resin composition, and composite metal oxide and process for the production thereof
JPH01178543A (ja) 含ハロゲン熱可塑性樹脂組成物
US5972245A (en) Basic layered lattice compounds
JPH10508281A (ja) 層状格子化合物と、この化合物を含むハロゲン含有ポリマー用安定剤
JPH10504050A (ja) 層状格子化合物及びそれらの使用
EP2151475B1 (en) Composition comprising sodium formate for stabilizing halogen-containing polymers
US6919396B2 (en) Mg-Al-based hydrotalcite-type particles, chlorine-containing resin composition and process for producing the particles
US5356981A (en) Stabilizer for chlorinated resin and stabilized chlorinated resin composition
JP2004075837A (ja) 塩化ビニル系樹脂組成物
JP3338498B2 (ja) 合成樹脂組成物
EP0709427B1 (en) Resin composition and molded article
JP4041907B2 (ja) 安定化された含ハロゲン樹脂組成物
JPH06192470A (ja) 合成樹脂組成物
JP3669770B2 (ja) 電線被覆用塩化ビニル系樹脂組成物
WO1998016470A1 (fr) Nouveaux sels d'hydroxydes de metaux composites, stabilisant pour resines halogenees, et composition a base de resine halogenee
JP2001011268A (ja) 塩素含有樹脂組成物
JP2002060640A (ja) 安定化された含ハロゲン樹脂組成物
AT401770B (de) Neue basische substanzen, verfahren zu ihrer herstellung, stabilisatoren daraus und mit diesen stabilisierte halogenhaltige polymere
JPH11335502A (ja) 熱安定剤および熱安定化されたハロゲン含有樹脂組成物
JP2004143450A (ja) 含ハロゲン樹脂組成物
JPS62277455A (ja) 含ハロゲン樹脂組成物
DE4439934A1 (de) Basische Schichtgitterverbindungen