JPH10503106A - 補綴的歯架工のファンデーション - Google Patents

補綴的歯架工のファンデーション

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Abstract

(57)【要約】 比較的小径のねじ付きアンカーポストが顎骨の基質内に直接、螺着され、調節可能な伸長ユニットがそのポストを相互に接続する。伸長ユニットは、埋め込んだアンカーに取り付けられて、固定又は取り外し可能な歯補綴物のファンデーションとして使用し得るように堅固な構造体となるように配置される。この補綴物の形成は現場で行うことができる、即ち、自己硬化性の成形可能なプラスチック及び/又はストック歯から形成することができる。ファンデーション及び補綴物は、埋め込んだ略直後に歯科医院にて完成させることができる。また、歯の完全又は一部分を形成し、又は幾つかの隣接する歯のみを接続する単一体の補綴物装置が提供され、補綴物装置は、ユーザ、又は歯科医者が洗浄のために容易に取り外し、また、元に戻すことができる。この補綴物装置は、その補綴物装置が堅固に相互に接続されるように形成される。このことは、埋め込んだ中空のねじ等の上で歯を容易に交換することを許容し、また、歯が機能する間に、相互に接続したユニットに横方向応力、又はせん断力が殆ど又は全く加えられずに、その圧縮強度を更に大きくする。

Description

【発明の詳細な説明】 補綴的歯架工のファンデーション 本出願は、1994年7月27日付けで出願された特許出願第281,397号の一部継続出 願である。発明の背景 1.発明の分野 本発明は、歯インプラント構造体の構造、特に堅固な補綴物のファンデーショ ンを形成して、堅固な補綴歯架工のファンデーションを形成するために相互に接 続した調節可能なモジュラー式インプラントユニットに関する。又、特に、本発 明は、骨内に埋め込んだねじ付きのポストアンカーの突出するヘッドに取り付け られたモジュラー式の歯補綴物の支持ファンデーションの構造に関する。更なる 実施の形態として、本発明は、ねじ付きポストアンカーの突出するヘッドに取り 付けられて、洗浄、修理、又は交換のために容易に取り外し得る、一体形の堅固 な補綴歯架工の構造に関する。 2.従来技術の説明 歯インプラントを配置する現在の技術は、時間がかかり、痛みを伴い、費用も かかる。骨又は歯根にアンカーを配置するためには、外科手術が必要となる。何 回も医院に通い、又、歯の治療を受けることは、費用を増し、また、患者にとっ て苦痛である。この費用のため、一般の人がインプラントで支持された補綴物に よる利点を享受することができず、また、治癒期間が長くかかるため、患者は、 長時間、歯無しの状態であり、又は一時的な補綴物さえもない状態が続く。 より一般的に広く使用されているインプラントは、比較的大径であり、雌ねじ 及び雄ねじを有する円筒状の中空のアンカーである。こうしたアンカーは、骨に 外科的に埋め込まれる。外科手術は、歯肉を切ってその下の骨を露出させること と、その骨への通路を穿孔することとを含む。次に、これらのアンカーは、こう した予め穿孔した通路内にねじ込み、歯肉を縫合して、インプラントを覆う。雌 ねじ付きの中空インプラント内に支持根をねじ込む前に、治癒し始めなければな らない。埋め込んだ後の治癒は、約6乃至9月かかることが多く、その間に、イ ンプラントは、骨内に一体化する。完全に治癒したならば、補綴物を支持するね じ付き根を中空のアンカー内にねじ込む。発明の概要 本発明の一つの目的は、駄目になる重要な支持当接部を修理し、歯補綴物を支 持する堅牢で調節可能なモジュラー式下部構造体を提供し、また、ファンデーシ ョンポストの埋め込み直後に、少なくとも1つの一時的な補綴物、特に、歯架工 を配置することを許容することである。 本発明のもう一つの目的は、その下方の骨を露出させる外科手術を必要とせず に、歯の補綴物のファンデーション、特に、歯架工を形成する効果的な手段を提 供し、これにより、患者の苦痛、不便さ、及び多額の支費の原因となるものを解 消消することにより、現在の技術の不利的な点を解消することである。 本発明の更に別の目的は、埋め込んだアンカーの上方に亙ってより恒久的な補 綴物を取り付けるときの現在技術の時間のかかることを解消することである。 本発明のもう一つの目的は、埋め込んだ直後から、より恒久的な修復及び解決 策を為すことが必要となる迄、相当な時間に亙って保持される略正常な咀嚼機能 を付与することである。 本発明は、骨の母体内に直接、ねじ込むことのできる比較的小径のねじ付きア ンカーポストと、該ポストを相互に接続する調節可能な伸長ユニットとを使用す ること、又、上記のユニットを使用して、これにより、該ユニットが埋め込んだ アンカー内に取り付けられ、歯補綴物のファンデーションとして使用し得るよう に堅固な構造体内に配置されるようにする方法から成るものである。このとき、 上記の構造体は、現場における構造体のファンデーション(例えば、固定、又は 取り外し可能な補綴物の自己硬化性の成形プラスチック及び/又はストック歯か ら出来たもの)として機能する。このファンデーション及び補綴物は、現在の技 術で必要とされる外科手術、歯科医院での治療、何回も通院すること、また、よ り恒久的な補綴物を取り付けるときの時間的な遅れを伴わずに、埋め込んだ略直 後に、歯科医院で完成させることができる。 本発明は、埋め込み方法の直後に、又は、埋め込み方法の実施と同時に、患者 の失われた歯(特に、前歯)に代替するための手段を提供するものである。 本発明の別実施例として、歯の全部又は一部分を形成し、又は隣接する数本の 歯のみを接続する単一体の補綴物装置であって、洗浄のために容易に取り外し、 その後に、ユーザ又は歯科医によって交換することができ、又、補綴物を互いに 堅固に接続し得るように形成される補綴物装置が提供される。このことは、埋め 込んだ中空のねじ等の上で歯を直ちに交換することを許容し、また、機能する間 に、横方向応力又はせん断力が殆ど又は全く加わることなく、相互に接続したユ ニットに大きい圧縮強度を更に持たせるものである。 しかしながら、本発明の用途は歯架工の構造にのみ限定されるものではない。 以前のアンカー及び重要な支持歯が不良であるか、又は失われた領域にねじアン カーを取り付けることができる。アンカーが小径であることは、歯の間の狭小な スペース、骨の狭い断面部分、又は埋め込んだ恒久的なアンカーの間にそのアン カーを取り付けることを許容する。このため、長期に亙る治癒期間、及び従来の 恒久的なインプラントの骨一体化過程中に、一時的な修復手段を支持することが できる。 本発明のその他の利点は、本明細書を読むことにより明らかになるであろう。詳細な説明 本発明によれば、堅固な補綴物のファンデーション、特に堅固な補綴架工のフ ァンデーションは、モジュラー式ユニットで形成される(そのモジュラー式ユニ ットの各々が、(a)歯インプラントポスト、及び(b)伸長ユニットの少なく とも一方から成っている)。このポストは第一のテーパー付きねじ端(例えば、 骨基質、又は歯根内にポストを固定し得るようにされている)と、第二の保持端 部(伸長ユニットに係合し得るようにされている)とを備え、伸長ユニットは、 ルーズな(sloppy)取り付けによって固定されることが好ましい。上記の ルーズな取り付けは、ポストの保持端に関して伸長ユニットが僅かに制限された 角度だけ回転することを許容する。上記のルーズな取り付けの有利な点は、各伸 長ユニット及び各ポストのヘッドを互いに関して並置して、相互に接続した堅固 な架工を形成するようにし得る点である(この架工は、インプラントの上に形成 するが、骨のリッジ部分を著しく失うことなく容易に分解して、取り外すことが 可能である)。 一つのモジュラー式ユニットの伸長ユニットは、隣接する他のモジュラー式ユ ニットの少なくとも1つに結合し得るようにされている。この伸長ユニットは、 (i)ポストの保持端に係合する少なくとも1つの係合手段と、(ii)2つ以下 の葉状体とから成っている。係合手段がポストに係合すると、各葉状体は、ポス トから横断方向に向けて上記の係合手段から伸長し、また、その長さが選択可能 である。 好適な実施の形態において、これらのポストは、骨の母体に、又は処理した( 歯髄)歯根内に固定される。各伸長ユニットは、係合手段と、好ましくは1又は 2以上の葉状体とを備えている。各モジュールにおいて、この係合手段は、ポス トの保持端を略取り巻き、また、係合手段の断面部分は、ポストの保持端にルー ズに嵌まるための孔(即ち、ポストの保持端の断面よりも僅かに大きい孔)を画 成する。ポストの保持端及び係合手段の孔の断面部分は、略同一の幾何学的形状 であることが好ましい。この寸法の差がポストの保持端と係合手段の孔との寸法 の僅かな差に対応する。1つ又は2つ以上の葉状体は、ポストから横断方向に向 けて係合手段から伸長して、その長さが選択可能である。必要であるならば、こ れらの葉状体は、所望の長さに切ることができる。これらの葉状体は、その強度 を増し得るように波形にする。各ファンデーションの端部に係合手段がある点を 除いて、各係合手段は、これら2つの葉状体に接続され、その葉状体の各々が、 隣接する別の伸長ユニットからの別の葉状体又は係合手段に接続される。この結 合は、2つの波形の葉状体を共に重ね合わせ、又はクリップ止めすることで行わ れることが好ましい。次に、各ポストの上方に、例えば、成形といった従来の手 段によりキャップが形成される。代替例において、伸長ユニットに結合したアン カーポストの上方に単一のキャップを形成することができる。 別の好適な実施の形態において、ばね負荷式の支持骨組体、又はキャップをア ンカーポストのヘッドの上方に取り付けるか、又はアンカーポストを伸長ユニッ トに結合して、従来の手段によってクラウン、又は補綴物構造体のファンデーシ ョンとして機能するようにする。次に、ファンデーションの隣接する一連のアン カーポストの各々の上方に亙ってキャップを取り付けて、架工を完成させること ができる。 本発明の一つの代替的な実施の形態において、ポストの保持端は、係合手段が ポストの保持端を略取り巻き、また、その係合手段の断面が伸長ユニットとポス トとの間のルーズな嵌まり状態を提供する孔を画成する、任意の形状とすること ができる。 本発明の別の実施の形態において、ポストの保持端は、伸長ユニットに係合す る孔、又は溝を有している。この場合、この伸長ユニットは、孔又は溝を貫通す る。任意の部分(即ち、上記の孔、又は溝に係合する伸長ユニットの係合手段) の寸法に関する孔、又は溝の相対的な寸法は、ルーズな嵌まり状態を画成する。 この実施の形態において、単一の伸長ユニットが一連の隣接する複数のポストに 係合することができる。更に、この実施の形態において、伸長ユニットの任意の 部分が係合手段として機能することができる。クラウンのファンデーション(例 えば、ポストヘッドの上方におけるばね負荷式の骨組み支持ファンデーション) は、係合手段をスロット内に保持する働きをすることができる。この好適な伸長 ユニットは、一定の僅かな可撓性を有するバーである(この可撓性のため、該バ ーは、口の湾曲に従うことができ、また、隣接する埋め込みポストの間の方向を 変えて、その埋め込んだ一連のポストにおける終端ポストの間の連続的なコネク タを形成することが可能となる)。 係止キャップと連続的なバーとの間で、ポストの頂部分の上方に且つ/又はそ の周りに係止手段を設けて、該バーをポストに関して所定位置に保持し得るよう にすることが最も好ましい。連続的なポストにかかる係止手段が連続的に存在す ることは、比較的確実で且つ単一の構造体を形成する。バーの端部は、2つの終 端ポストの周りに包み込み、又はその他の方法で係止することができる。この系 の構造上の強度を更に増すため、隣り合った係止キャップとバーとの組み合わせ 体の全体を成形可能な柔軟な組成物で包み込み、その組成物が硬化したとき(例 えば、加硫により)構造体の堅固さが増すようにすることができる。包み込む組 成物の構造的強度を更に増すため、補強用コイルをバーの一部、又は全部を取り 巻くようにし、包み込む組成物を保持し且つその内部に取り込まれるようにする ことができる。次に、一連の個々の歯部分を形成し、公知の手段により堅固なフ ァンデーションに固着することができる。このようにして形成された堅固なファ ンデーションは、埋め込んだポストから容易に取り外し且つ、そのポストに戻し て、堅固で且つ取り外し可能な歯補綴物を形成することができる。また、補綴物 の基本的な支持体として、埋め込んだ隣接するポストと共に、処理した歯根を利 用することも可能である。 本発明のもう一つの好適な実施の形態において、2以上の埋め込みポスト、歯 根、又は既存の補綴物の両側にて且つ互いに略平行に伸長する2つの伸長ユニッ トがある。連続的に配置された埋め込みポスト、歯根、又は既存の補綴物は、一 般に、固定した垂直支持要素と呼ばれる一連のアンカーとして機能する。上記の 第一の伸長ユニットは、固定された垂直な支持要素の頬側部に沿って伸長し、ま た、上記の第二の伸長ユニットは、固定した垂直の支持要素の舌側部に沿って伸 長する。これらの第一及び第二の伸長ユニットは、互いに係合して係合面を形成 し得るように、圧着、クリップ止め、又はその他の方法で形成される(この係合 面は、各ポスト、又は歯を略取り巻き且つこれらに係合して、本発明のファンデ ーションを形成する)。 本発明の教示内容を組み合わせて、歯補綴的架工の構造体とすることも可能で ある。図面の簡単な説明 図1は、2つの波形葉状体を有する伸長ユニットの一実施例の平面図、 図1aは、図1の実施例の側面図、 図2は、図1の実施例の等角図、 図2aは、1つの葉状体を有する伸長ユニットの別実施例を示す等角図、 図3は、クリップの等角図的な詳細図、 図3aは、代替的なクリップの側面図、 図4は、幾つかのモジュラー式伸長ユニットを相互に接続して形成された、顎 全体の歯架工ファンデーションの概略図的な平面図、 図5は、2つのモジュラー式伸長ユニットを相互に接続した状態を示す、概略 図的な側面図、 図6は、ポストの上に取り付けられた伸長ユニットの平面図、 図7は、ポストの平面図、 図7aは、図7のポストのねじ付き端部の詳細な平面図、 図7bは、図7のポストの保持ヘッドの詳細な平面図、 図7cは、線c−cに沿った図7の断面図、 図7dは、線d−dに沿った図7bの断面図、 図8は、ばね負荷式支持骨組み体の側面図、 図9は、ポストの上に配置された図8のばね負荷式支持骨組み体の上に形成さ れるキャップの概略図的な断面図、 図10は、現場で形成された一連の伸長ユニットの別実施例を示す平面図、 図10aは、図10の実施例を現場で形成する状態を示す概略図的な平面図、 図11は、本発明に従って堅固な単一のファンデーションから形成された前部 補綴物を含む顎の概略図的な等角図、 図12は、図11の埋め込んだ歯ポストの一部断面図とした拡大部分図、 図12aは、接続バー及び封止化合物を更に含む、図12の3つの歯ポストの 更なる拡大図、 図13は、図12aの歯ポストの外側部分及び係止手段の拡大図、 図14は、接続バーの一部分の側面図、 図15は、曲げ可能な上方部分を有する歯ポストの代替的な実施例を示す側面 図、 図16は、2つのスロット付きキャップの間を伸長するコイル状ねじ付き接続 バーの拡大切欠き図、 図17は、本発明に使用される十字形スロット付きの歯ポストの平面図、 図18は、終端支持ポストが歯根である一実施例を示す等角図的な概略図、 図19は、補綴物のファンデーションを処理した歯根に固着する包み込み手段 の等角図的な概略図、 図20は、補綴物を歯根に固着する包み込み手段の一部分の拡大接写図。 図面を参照すると、図7には、全体として符号70で表示したポストが示され ており、骨基質、又は歯根内に挿入される1つのねじ付き端部72と、伸長ユニ ットを保持する第二の端部たる保持端部71とを有している。該保持端部は、ヘ ッド73とネック部75と、肩部76とを備えている。ねじ付き端部は、本体7 7と、末端78とを備える。この本体はテーパー付き末端と一体である。回転防 止小面74が末端に隣接する位置にてポストの本体に切り込まれて、埋め込んだ ねじポストがゆるむのを防止する。図7aには、ねじ付き端部72の詳細が図示 される一方、図7bには、保持端部71の詳細が図示されている。図7cは、回 転防止小面74の位置におけるポストの断面図である。図7dは、図7bの線d におけるポストの保持端部の断面図である。各端部は変更可能であり、ポストは こうした変更例の組み合わせとすることができる。例えば、保持端部に溝を形成 することができる。 図1及び図1aには、全体として参照符号10で表示した伸長ユニットの一つ の実施例が詳細に示されており、矩形の管である係合手段が全体として参照符号 11で表示され、管の断面は、方形の孔12を画成し、2つの波形葉状体13が 該係合面から伸長している。図1に図示した実施の形態において、係合手段11 を有する伸長ユニット10は2つの半体14、16(共に、溶接、又はその他の 方法で堅固に固着されている)から曲げて形成されている。上記実施例において 係合手段は、方形の孔を画成する係合面15を有しており、該方形の孔の各側部 は約1.9mmの長さを有し、図7のポスト70(この場合、各側部は該孔よりも 僅かに小さい)を保持端部71のような方形の保持端部に係合する。 好適実施例において、これらのポストは中実であり、チタニウム合金で出来て いる。各ポストのねじ端部はテーパーが付けられ且つ雄ねじが形成されて、ポス トがゆるむのを防止する回転防止小面を有している。これらのポストは、全長が 約18mm乃至約22mmで形成し、ヘッドの長さが約5mm、肩部の長さが約2m m、本体の長さが約6乃至約10mmであり、また末端を有するように形成するこ とが好ましい。該肩部がヘッドをネック部に接続する。この肩部は、この実施例 において、ポストのねじ端部を骨基質内にねじ込む間に、ポストの保持する状態 を簡単にするため方形にしてある。該ヘッドは、方形の断面をしており、該方形 の各側部は最大長さが約1.66mmであり、そのヘッドの長さの最初の3mmはヘ ッド73の自由端部79(直径約1.65mm)までテーパーが付けられている。該 ヘッド73は肩部76よりも幅が広く、ネック部75にて肩部76を30°の角度 で接続する。該肩部76は本体77と一体である一方、該本体77はテーパー付 き末端78と一体である。該本体及び末端にはねじが形成されている。この本体 において、ねじは外径1.8mm、内径1.5mmピッチ0.5mm、切り込み角度90° である。回転防止小面74は、末端に隣接する位置にてポストのねじ付き本体に 形成された平面状溝である。該溝の長さは1mmであり、ポストの直径に対して 平行で、上記面と上記直径との間の距離は0.65乃至0.70mmである。 図5には、歯架工のファンデーションの構造が概略図で図示されている。図5 において、一方の伸長ユニット10はポストの保持端部50の上に配置された状 態で図示され、また、もう一方の伸長ユニット10は別のポストの保持端部50 の上に配置された状態で示してある。各伸長ユニットの葉状体13は、各ポスト から横断方向に向けて各伸長ユニットの係合手段11から伸長している。 図5に図示するように、該伸長ユニット10は、最初に、ポスト50の上方に 配置されて、係合面及びポストの保持端部の側部が略平行となるようにする。次 に、図6に図示した係合面15がポストに係合して、ルーズな嵌まり状態を形成 する迄、伸長ユニット10を回転させる。その後、隣接する2つの伸長ユニット の各々からの1つの葉状体を端部を合わせた状態に配置するか、又は、好ましく は、重ね合わせて且つクリップ51を取り付けて安定化させる。典型的なクリッ プの詳細は図3に図示してある。 図6は、一つの実施の形態に対する概略図であり、伸長ユニット10の係合面 15がポストの保持端50とルーズに嵌まる状態を図示している。図6に概略図 で図示した実施の形態において、係合面の断面は、孔を画成する(該孔は方形で あり、ポストの方形の保持端部の断面よりも僅かに大きい)。該孔の寸法とポス トの保持端部の寸法とに差があるため、ルーズな嵌まり状態が得られる。図6に 図示するように、伸長ユニットはポストにきちっと係合し、図示した位置にて動 かないように拘束される。しかしながら、概略図から明らかであるように、該伸 長ユニットを時計方向に回転させると、該伸長ユニットをポストから取り外すこ とが可能となる。更に安定性が得られるように、ポストと係合面との間のスペー スに結合剤を充填することができる(特に、モジュラー式ファンデーションを長 期間に亙り所定位置に残す場合)。 歯架工のファンデーションの概略図が図4に図示されている。該ファンデーシ ョンの各端部41にて、モジュールは1つの葉状体のみを有する。1つの葉状体 のみを有するモジュールの伸長ユニットの一例が図2aに図示されている。図4 において、重なり合う伸長ユニットの葉状体、及び端部同士を合わせた状態に略 接続する葉状体も図示されている。 図8は、全体として参照符号80で表示したばね負荷式支持骨組み体(図7の ポストに取り付けられた)の平面図である。図8のこのばねは、図9に図示する ように、キャップ91の構造体に対する骨組み体として機能する。該ばね81の 端部はアンカーポスト92のネック部に係合する。 図10及び図10aに図示するように、本発明のもう一つの実施の形態は、略 平行な2つの伸長葉状体101、102から現場で形成することができる。図1 0aには、図10の実施の形態のファンデーションを形成するときの中間段階が 概略図で図示されている。第一の伸長葉状体ユニット101は、ポスト104の 頬側部及び歯根105に沿って伸長する一方、第二の伸長葉状体ユニット102 は、ポスト104の舌側部及び歯根105に沿って伸長する。これらの伸長ユニ ットは、箇所103にて圧着等により共に接続されて、例えば、平行四辺形の係 合面115を形成する(該係合面はポスト104、又は歯根105を取り囲み且 つこれらに係合する)。係合面115の断面は孔112を画成する。係合面11 5のコーナ部103の間の中間の葉状体106は、図10に示すように、圧着及 び曲げにより波状に形成するか、又は、図10aに示すように直線状のままであ るようにすることができる。圧着し且つ成形した伸長葉状体101、102は、 係合面115のコーナ部103にて、例えば、結合剤により共に固着するか、又 は、これらのコーナ部及び/又は中間葉状体に沿った中間位置にて圧着すること ができる。 図1及び図7のモジュラー式の実施の形態を採用する時、支持ポスト70は歯 肉組織を通じてその下方の骨基質内に直接、ねじ込まれる。所望で且つ有効であ れば、最初にパイロット穴を穿孔することができる。固定したねじポスト70の 各々の上に伸長ユニット10を配置して、ルーズな嵌まり状態を形成し、次に、 僅かに回転させて、ポスト73を係合面15と確実に係合させる。次に、各伸長 ユニットからの葉状体を共にクリップ止めして、ポストのヘッド及び係合面を係 合位置に係止する。ばね負荷式支持骨組み体80をポストのヘッドの上に取り付 け、次に、補綴物を骨組み体80の上に形成することが好ましい。 図11乃至図17の図面は、本発明の更に好適な実施の形態を図示するもので あり、これらの実施の形態は、現場にて比較的堅固な単一の補綴物のファンデー ションを準備するために使用することができ、このファンデーションは、本発明 に従って埋め込んだ歯ポストにより取り外し可能に取り付け且つそのポスト支持 することができる。この支持骨組み体は、義歯を支持することを可能にし、また 取り外し且つ再取り付け可能な方法にてその下方の埋め込んだアンカーポストに 取り付けられる。このシステムは、周知であるように顎骨の形状が異なるために ポストを顎骨内に埋め込むときの角度が異なることに対応する手段を提供する。 このため、埋め込んだポストが頬側部から舌側部、及び長手方向に斜めに拡がる 状態が解消され、その結果、望ましい一般的な平行な位置に補綴物を支持するこ とができる。更なる利点として、この実施の形態の構造体は、側面応力又はトル クを生ぜずに、歯ポスト又は顎骨に大きい圧縮強度を持たせる。 図11には、従来の中空のインプラント121が所定位置にあり、本発明の雄 ねじ付き埋め込み歯ポスト120が従来のポスト121の間で且つそのポスト1 21の周りに介在された顎骨の全体的な概略図を図示する。図示するように、本 発明の歯ポスト120は、顎骨内に螺着状態で埋め込まれて、従来のインプラン ト121を埋め込むことにより形成された傷が治癒する間、又は、インプラント 121が顎骨100に固着される間に、全体として参照符号119で示した歯補 綴物を支持する。 本発明の歯ポスト121は、図12に拡大図に示してある。ねじ付きポスト1 20、120a、120bの3つが顎骨内にある間に、拡がる方向に示されてい る。図示するように、該ポスト120は、互いに平行ではなく、図面の面内及び 図面に対して垂直な面内の双方にて互いに斜めになっている。図示するように、 埋め込んだ歯ポスト120は、先が尖った内端119にて末端となる雄ねじ付き の筒部分128と、方形、又は多角形断面の肩部123と、収束するが、先端は 平らである外側ヘッド部分126とを備えている。この収束するヘッド部分12 6は、凹状面127により画成された側方スロット(ヘッド部分126を貫通す る)を有している。この実施の形態における接続バー133は、最右側の埋め込 みポスト120Rから中間のポスト120b、120、120aを貫通して最左 側ポスト120Lまで伸長する連続部材である。この接続バー133は、ポスト の各々に形成されたスロット127を貫通している。 全体として、参照符号131で示した保持キャップは、各ポストヘッド126 の上方を亙り且つ接続バー133を跨いで伸長している。図13において、保持 キャップ131は、丸味の付いたコーナ部分を有する略矩形の部材として図示さ れている。しかしながら、円筒状の形状、又は楕円の円筒状の形状も利用可能で ある。図示するように、保持キャップ131は、ポストヘッド126の上方に嵌 まり、多角形の肩部123及び接続バー133に対して係止する。保持キャップ の下方部分は、2対の脚部135に分割されて、スロット(接続バー133を跨 ぐ)を提供する。図13に図示した好適な実施の形態において、脚部152の内 側の内縁部は比較的接近しており、その脚部151の外側の内縁部は最も広く分 離されて、このため、接続バー133は、表面151により画成された外側のス ロットスペース内にルーズに嵌まるが、下面152の間にて押し込まなければな らないようにする。これにより、面取りコーナ部分149に入るように、脚部1 35を弾性的に押して、これにより、脚部が反発したとき、バーをより大きい孔 151内の所定位置に係止する。 図17に示した別の実施の形態において、歯ポスト120の頂部におけるスロ ット123は十字形であり、歯ポストの方向をそれほど厳密でなくてもよくし、 接続バー133を利用可能なスロットに通すために、その接続バー133を過度 に曲げる程度が少なくて済むようにする。 以前のように、保持キャップ131が歯ポスト120の上方部分126に関し て比較的ゆるく、又は「ルーズな状態」に嵌めることにより、幾つかのポスト上 の保持キャップ131を略平行なままに保ちつつ、各ポスト120が保持キャッ プに且つ互いに関して斜めになることが許容される。この実施の形態において、 接続バー133の上面142に形成された切欠きが保持キャップの縁部と相互作 用することにより保持キャップ131の平行な位置が保持される。このように、 このシステムを口内に取り付けるとき、接続バー133は、幾つかのポスト12 0のスロット127を通してねじ込み、次に、保持キャップ131をポストヘッ ド126の上に配置して、互いに平行な方向まで回動させ、保持キャップ131 の内面の縁部151を接続バー133の切欠き142内に挿入することで所定位 置に係止する。 ファンデーションの各種部分の相対的な方向を保つ更なる手段として、図12 aに示すように、接続バー133、及び保持キャップ131により形成された組 立体の全体に硬化性、展延性のあるプラスチック材料を付与する。次に、この展 延性のプラスチックは、比較的堅固な基質160内で硬化させ、歯ポスト120 におけるスロット127に関する保持キャップ131、及び接続バー133の相 対的方向を確実に保持する。保持キャップ131の内部への内端開口部を被うた めポストの肩部123の周りに覆い139を配置し、又、矩形の栓、又は覆い1 53をスロット開口部151の上に配置することにより、展延性のあるプラスチ ックが保持キャップ内に入ることが防止される。このためポストのスロット付き ヘッドを分離させ、キャップ及び接続バーを直ちに取り外すことが可能となる。 展延性プラスチックが単一の剛性な部材を形成し得るように硬化したならば、そ の堅固なシステムは、ポストから容易に取り外し、また、相対的な位置及び方向 が固定されたときに、ポストに戻すことができる。 このシステムを硬化したプラスチック内に収容したならば、所望の色及び寸法 の義歯を補綴的ファンデーションに固着して、一時的ではあるが、直ちに使用で き、しかも、完全に機能する歯補綴物を提供することができる。 図10及び図11の単一の補綴物を作製するとき、先のモジュラー式の実施の 形態に関して上述した方法にて、歯ポスト120を顎骨内に螺着して埋め込む。 これと代替的に、これらのポストは、雌ねじ付きの恒久的に取り付けた従来の骨 と一体化したインプラント121(図11に空の状態で図示した型式のもの)内 に固着することもできる。該接続バー133(相互に接続したより短い長さのも のか、又は、連続的な可撓性の長さのもの)をスロット127内に挿入すること ができる。この接続バーは、ステンレス鋼、チタニウムのような材料、又はマイ ラーのような合成の可撓性重合体のような歯科用として承認された任意の適当な 材料とし、その長縁部の少なくとも1つに沿って形成された切欠き142を有す ることが好ましい。この接続バーは、各端部の終端ポスト(即ち、ポスト120 R、120L)を越えて僅かに伸長して、その後に、そのバーを所定位置に固着 するものであることを要する。 次に、保持キャップ131をポスト120の各々の上方に配置して、該キャッ プの弾性的脚部135が接続バー133を跨ぐようにする。該キャップは互いに 関して平行な方向に配置され、次に、スロット151の外縁部が接続バーの切欠 き142内に係止される迄、下方に押し付けることでその位置に固着される。上 述したように、該キャップはポスト120の上に比較的ゆるく取り付けられる。 このため、キャップ131はポストの斜めの方向に従う必要はなく、その結果、 キャップ121は、キャップ同士を相対的に平行な方向に保ちつつ、幾つかのポ ストにおける斜めの収束状態に対応することができる(。 弾性的脚部135は、接続バー133を把持して、該キャップが誤って外れる のを防止する。このように、該キャップは所望の平行な方向に配置され、矩形の 接続バー133の溝によって所定位置に保持される。 スロット127は接続バー133の厚さよりも広く、ポスト120に関してバ ーが頬側部、舌側部の軸線の周りで回動するのを許容する。該スロットの幅は、 バー133の厚さよりも少なくとも約20%広いことが好ましく、また、約100% 広いことが最も好ましい。 ファンデーション構造体を更に固定するため、硬化可能なプラスチック材料の 層を付与して、接続バー133及び保持キャップ131を被い、次に、硬化又は その他の方法で硬くして、単一の基質構造体169が形成されるようにする。覆 いは、保持キャップ131の側部及び底部に固着されており、プラスチック材料 がキャップ内に浸透するのを防止する(この浸透が生ずると、保持キャップ13 1とインプラントポスト120との間に望ましくない相互接続が為される)。包 み込む重合体は、メチルメタアクリレート、従来の歯科用組成物、又はその他の 光硬化性又は自己硬化性のアクリル系、又はその他の材料のような、歯科用とし て承認された任意の熱可塑性又は熱硬化性重合体とすることができる。所望であ れば、この重合体は2つの層にて付与する。即ち、薄い第一の層を付与し、次に 構造体が均一であるかどうかを点検して取り付ける。満足できるなら、より厚い 堅固な最終的被覆を付与し、単一の構造体が確実に形成されるようにする。 ユニットの構造的強度を更に増すために、幾つかの保持キャップ131の中間 にて、接続バー133の上にコイルを配置することができる。このコイルは、硬 化する前に、硬化性組成物を所定位置に保持するフォームとして機能し、また、 最終的に硬化した構造体における補強部材として機能する。図12aに図示する ように、コイルは、接続バー及び重合体の上を包むように配置し、その後に、コ イルの間で且つコイルの周りに重合体を付与して硬化させる。図17のU字形コ イルは、従来のヘリカルコイルから形成することがてきる。その後に、このヘリ カルコイルは、所定の位置に押し付け、コイルの各々に沿ってU字形の樋状体が 形成されるようにする。 図18に図示した更に好適な実施例において、接続バー133は、一連のばね コイル151及びプラグシース153を通じて進める。ばねコイル151の各々 の端部は、矩形の覆いシース153内に固着される。このシース153は、接続 バー133の周囲に確実に嵌まり、コイルによって脚部135に対して且つキャ ップ131の脚部135の間でスロットに押し付けられ、相当な量の硬化性組成 物がキャップ131の内部に入って、ポスト120と接触するのを防止する。面 取り加工したコーナ部分149(プラグシース153により覆われていない)に て、基質は脚部135を共に係止する働きをする。硬化性組成物がキャップ内に ある結果、ポスト120とその周囲のキャップ131とが結合し、これにより、 補綴物のファンデーションを歯のポストから取り外すことを妨害する。 コイル145は、チタニウム、又はステンレス鋼、又は歯科用として承認され た弾性的な重合系材料で形成することが好ましい。この接続バー133は、同様 に、チタニウム、又はステンレス鋼、又はマイラーのような堅牢であるが、可撓 性のある重合体で形成することができる。補綴物を患者の口の内部で形成し、包 み込む重合体が硬化したならば、その補綴物を支持ポストから除去して、公知の 方法により、補綴物のファンデーションに沿って義歯を固着し、所望の一時的な 歯補綴物が形成されるようにする。 また、接続バー133は、隣接する埋め込みポスト120の中間で相互に接続 したより短い長さのユニットとして形成し、硬化性のプラスチック基質内に包み 込まれる前に、圧着、又はクリッブ止めのような方法にて、共に、係止し且つ固 着することができる。 歯のポストは、各種のねじ寸法及び直径(恒久的な骨一体化インプラント12 1内に挿入するのに適したものを含む)にて形成することができる。 本発明の歯のポストの更なる実施の形態として、図15に全体として符合15 0で示したポストは、従来のねじ付き筒151と、収束する内端点152とを備 えている。しかしながら、スロット付きのヘッド163は、埋め込んだ後に、ス ロット227内に嵌まる内部の舌状体と、ポストのヘッド及び多角形の肩部12 3の上縁部に嵌まる取り巻きフランジとを有するキーレンチを使用して、ストッ ク151に関して可塑的に曲がり得るように形成される。このことは、顎骨の異 常な形状の結果として、埋め込んだ歯のポストが垂直方向から過度に拡がった任 意の角度に対応する更なる手段を可能にする。このようにして、この曲がり可能 なスロット付きの外端部分153は、保持キャップ131及び接続バー133が ルーズに嵌まることと相俟って、キャップの平行な方向を確保する働きをし、こ のため、補綴物に対するより堅固で且つ直線状の支持体が形成される。 図19乃至図21に図示した実施の形態において、ファンデーションの支持体 の終点は、処理した歯根160である。この歯根160は、ストラッブ157に よりファンデーション構造体に固着される。この歯根に隣接した終端点にある矩 形のプラグ153は、ストラッブ157を歯根の周囲に巻き付けたとき、接続バ ー133の端部、及び可撓性の保持ストラップ157の端部を保持するカラー1 59を提供する。次に、矩形のプラグ153のカラー159を圧着して、接続バ ー及びストラッブ157の両端を所定位置に保持する。この好適な解決策におい て、キャップ132も歯根の上に配置し且つ可撓性のストラッブ157を取り巻 くようにする。この薄い可撓性のストラッブは、例えば、マイラーのような堅固 な重合系材料、又は、チタニウム又はステンレス鋼のような可撓性の金属で形成 し且つ波形に形成することが好ましい。この波形は、歯根の周りで容易に膨張す ることを許容し、歯の周囲を柔軟な硬化性プラスチックが流れるためのスペース を更に許容する。硬化性プラスチックが歯根に接着するのを回避するため、歯根 には、公知の潤滑材が付与される。 コイル151は、ばね状の弾性を有しており、このため、隣り合った埋め込み ポストの間、及び/又は歯根の間のスペースに関係なく、該コイルを容易に膨張 又は圧縮して、隣接する2つのキャップの間に嵌まるようにすることができる。 勿論、埋め込んだポストに対して作用するばね負荷を均一にすることが望ましい が、堅固な覆いを形成し得るように重合体を硬化させたとき、全てのばね圧力が 解消されることを認識すべきである。 この補綴物装置が単一の構造体であることは、横方向応力、又はトルク(顎骨 内に埋め込んだポストを緩め、又は顎骨に亀裂を生じさせる可能性がある)を回 避する一方で、ユニットの圧縮強度を増す。次に、この係止した構造体は、容易 に除去し且つ交換することが可能である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),CA,JP 【要約の続き】 きくする。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.堅固な補綴的歯架工のファンデーションを形成するモジュラー式手段にし て、 前記ファンデーションが、少なくとも2つのモジュラー式手段を備え、 該モジュラー式手段の各々が、(a)ポストと、(b)伸長ユニットとの内、 少なくとも一方を備え、 前記ポストが、歯根及び歯基質から成る群から選択された堅固な歯の材料内に 該ポストを固定し得るようにされた第一の端部たるねじ端部と、前記伸長ユニッ トに係合する第二の端部たる保持端部とを備え、 該伸長ユニットが、(i)少なくとも1つの係合手段と、(ii)前記ポストか ら横断方向に向けて前記係合手段から伸長し、また、その長さが選択可能である 2つ以下の葉状体とから成っており、 前記係合手段が、前記ポストの前記保持端部とのルーズな嵌まり状態を保ち得 る寸法及び形状とした部分を有し、 該ルーズな嵌まり状態が、前記ポストの前記保持端部に関して前記伸長ユニッ トが僅かに制限された角度で回転するのを許容し、 1つのモジュラー式手段の前記伸長ユニットが隣接するモジュラー式手段の少 なくとも1つの別の手段と結合し得るようにされることを特徴とするモジュラー 式手段。 2.請求項1に記載のモジュラー式手段にして、前記ポストがチタニウム合金 で出来ていることを特徴とするモジュラー式手段。 3.請求項1に記載のモジュラー式手段にして、前記葉状体の各々が、別のモ ジュールから伸長する葉状体とかみ合い係合し得るように波形に形成されること を特徴とするモジュラー式手段。 4.請求項1に記載のモジュラー式手段にして、一方のモジュールの伸長ユニ ットが、クリッブにより、少なくとも1つの別のモジュールの少なくとも1つの 伸長ユニットに結合されることを特徴とするモジュラー式手段。 5.請求項1に記載のモジュラー式手段にして、前記伸長ユニットが、前記ポ ストの前記保持端部を貫通して伸長することを特徴とするモジュラー式手段。 6.請求項1に記載のモジュラー式手段にして、前記ポストの前記保持端部が 前記伸長ユニットに係合する溝を有し、該溝の幅が前記伸長ユニットとのルーズ な嵌まり状態とする孔を画成することを特徴とするモジュラー式手段。 7.請求項1に記載のモジュラー式手段にして、前記係合手段が、前記ポスト の前記保持端部を略取り巻いて、前記係合手段の前記断面が前記ルーズな嵌まり 状態とする孔を画成することを特徴とするモジュラー式手段。 8.請求項7に記載のモジュラー式手段にして、前記孔が前記ポストの前記保 持端部よりも大きいが、該保持端部の断面と同一の幾何学的形状であることを特 徴とするモジュラー式手段。 9.請求項1に記載のモジュラー式手段にして、前記ポストの前記保持端部が ネック部分を形成し得るように、円周方向に凹状であることを特徴とするモジュ ラー式手段。 10.請求項9に記載のモジュラー式手段にして、前記ネック部分に係合し且つ 歯のインプラントの構造体のファンデーションとして機能し得るようにされたば ね負荷式の支持骨組み体を備えることを特徴とするモジュラー式手段。 11.1つ、又は2つ以上の歯インプラントを作製する、堅固な補綴物のファン デーションを形成するモジュラー式手段にして、 前記モジュラー式手段が、(a)ポストと、(b)伸長ユニットと、(c)ば ね負荷式の支持骨組み体との内の少なくとも一つを備え、 前記ポストが、歯根及び歯基質から成る群から選択された堅固な歯の材料内に 該ポストを固定し得るようにされた第一の端部たるねじ端部と、第二の端部たる 保持端部とを備え、 該伸長ユニットが、(i)少なくとも1つの係合手段と、(ii)前記係合手段 から外方向に向けて該係合手段から伸長して、各々がその長さにより選択可能で ある先2つ以下の葉状体とから成っており、 前記係合手段が、前記ポストの前記保持端部とのルーズな嵌まり状態を保ち得 る寸法及び形状とした部分を有し、 該ルーズな嵌まり状態が、前記ポストの前記保持端部に関して前記伸長ユニッ トが僅かに制限された角度で回転するのを許容し、 前記ばね負荷式の支持骨組み体が、前記ポストの前記保持端部の上に弾性的に 保持されることを特徴とするモジュラー式手段。 12.堅固な補綴的架工のファンデーションを形成するモジュラー式手段であっ て、前記ファンデーションが、少なくとも2つのモジュラー式手段を備え、 該モジュラー式手段の各々が、(a)1つの又は2つ以上のポストと、(b) 第一の伸長ユニットと、(c)第二の伸長ユニットとを備え、 前記ポストの各々が、該ポストの各々を固定し得るようにされた第一の端部た るねじ端部と、第二の端部たる保持端部とを有し、 歯肉の頬側面に沿って伸長する前記第一の伸長ユニットが、前記歯肉の舌側面 に沿って伸長する前記第二の伸長ユニットに対して略平行な方向に伸長し、 前記第一及び第二の伸長ユニットが、間欠的に結合されて、係合面を形成し、 該係合面がその後に配置された歯、補綴物及びポストの保持端部を略取り巻くよ うにしたことを特徴とするモジュラー式手段。 13.モジュラー式手段を利用して、堅固な補綴的架工のファンデーションを形 成する方法にして、前記ファンデーションが、一連の少なくとも2つのモジュラ ー式手段から形成され、 該モジュラー式手段の各々が(a)ポストと、(b)伸長ユニットとを備え、 該ポストが、第一の端部たるねじ端部と、第二端部たる保持端部とを備え、 前記伸長ユニットが、係合要素と、該係合要素から外方に伸長する少なくとも 1つの葉状体とを備え、 第一のポストのねじ端部を骨基質、又は歯根内に固定することと、 前記第一のポストの前記保持端部を第一の伸長ユニットの前記係合要素とルー ズな嵌まり状態にて係合させることとを含み、該ルーズな嵌まり状態が前記第一 のポストの前記保持端部に関して、前記伸長ユニットが僅かに制限された角度で 回転するのを許容し、 第二のポストの前記ねじ端部を骨基質又は隣接する歯根内に固定することと、 前記第二のポストの前記保持端部を第二の伸長ユニットと遊嵌状態に係合させ ることと、 前記第一の伸長ユニットの1つの葉状体を前記第二の伸長ユニットの1つの葉 状体に結合して、前記伸長ユニットが共に、回転されて、前記伸長ユニットの双 方が、そのそれぞれのポストに対して押し付けられ、二つの伸長ユニットが、共 に前記保持端部及び前記係合手段の押し込んだ並置状態を保ち得るようにされ、 これにより、形成すべき所望の補綴的架工の全長に亙って伸長する堅固なユニッ トを形成することと、 補綴的キャップのファンデーションを形成することとを含むことを特徴とする 方法。 14.請求項13に記載の方法にして、前記伸長ユニットの前記係合面と前記ポ ストの前記保持端部の前記外面との間のすべてのスペースに結合剤が充填される ことを特徴とする方法。 15.請求項13に記載の方法にして、前記保持端の少なくとも1つの上で、少 なくとも1つのキャップの構造体の骨組み体として機能し得るように、ばねキャ ップを取り付けることを更に含むことを特徴とする方法。 16.ポストと、ばね負荷式の支持骨組み体を利用して、歯のインプラントを作 製する堅固な補綴物のファンデーションを形成する方法にして、 前記ポストが第一の端部たるねじ端部と、第二の端部たる保持端部とを備え、 ポストの前記ねじ端部を骨基質内に固定することと、 前記ポストの前記保持端部をばね負荷式の支持骨組み体に係合させることによ り、補綴物を作製するファンデーションを形成することとを含むことを特徴とす る方法。 17.モジュラー式手段を利用して、堅固な補綴的架工のファンデーションを 形成する方法にして、別の固定したポスト、又は歯根に隣接して骨基質、又は歯 根内に少なくとも1つのねじ端部付きポストを固定して、患者の口内に固定した 一連の垂直な支持要素を形成することと、 該固定した垂直の一連の支持要素の頬側部に沿って第一の伸長ユニットを配置 することと、 該固定した垂直の支持要素の舌側面に沿って且つ前記第一の伸長ユニットに対 して略平行に伸長する第二の伸長ユニットを配置することと、 前記固定した垂直の支持要素の中間の位置にて前記第一及び第二の伸長ユニッ トを共に接続して、前記固定した垂直の支持要素を取り巻く係合面を形成して、 これにより、該固定した垂直な支持要素を共に係止して、堅固な構造体にするこ とと、 歯補綴物を前記堅固な構造体の上に形成することとを含むことを特徴とする方 法。 18.堅固な取り外し可能な歯補綴物のファンデーションを形成する方法であっ て、 口内で固定した一連の支持要素を形成し得るように、複数の歯ポストを顎骨に 固定することとを含み、 前記ポストの各々が、顎に固定された内端と、口内に伸長する外端部分であっ て、その長さに沿って伸長する長手方向のアンカースロットを有する前記外端部 分とを備え、 前記複数の歯ポストの各々に形成されたアンカースロットに沿って且つ該アン カースロットを貫通して伸長する長手方向接続バーを配置することと、 アンカーキャップを前記ポストの各々の外端部の上に配置することを含み、 該キャップの各々が、対面する2対の脚部材を有し、該対の脚部材の各々が、 前記接続バーを跨ぎ且つ該接続バーを所定の位置に保持し、前記キャップが、前 記ポストの上にルーズに嵌まる状態を形成し、前記キャップが、前記ポストに関 して、2つの軸線を中心として回動可能であり、 前記キャップが前記ポストの相対的な方向に関係なく、互いに平行な方向に伸 長するように該キャップを方向決めすることと、 前記キャップの各々を前記接続バーに固着する手段を係止して、前記接続バー 及び前記キャップが共に係止され、前記キャップ、接続バー及びポストの相対的 な方向が固着されるようにすることとを含むことを特徴とする方法。 19.請求項18に記載の方法にして、前記歯ポストが顎骨の基質内に直接、固 定されることを特徴とする方法。 20.請求項18に記載の方法にして、前記歯ポストが口内に固着された歯根内 に直接、固定されることを特徴とする方法。 21.請求項18に記載の方法にして、前記アンカーキャップに義歯を固着する ことを含むことを特徴とする方法。 22.請求項18に記載の方法にして、前記歯ポストが、前記歯ポストの内端に 雄ねじを備え、前記歯ポストが、顎骨に螺着状態に固定されることを特徴とする 方法。 23.請求項18に記載の方法にして、前記アンカーキャップ及び前記接続バー を硬化可能な歯複合材で封止することと、 該複合材を硬化させて、前記アンカーキャップ及び接続バーと、前記硬化した 封止複合材とから成る単一体の堅固なファンデーション構造体を形成することと を含み、 前記堅固なファンデーション構造体が、前記スロット付き歯ポストから容易に 取り外し且つ、その元の位置に戻すことができるようにしたことを特徴とする方 法。 24.請求項18に記載の方法にして、前記脚部材の対の各々が、分岐縁部にて 接続され、 一連の切欠きが、前記アンカースロットから外方を向いた接続バーの一縁部に 沿って形成され、 前記キャップが、前記切欠き内に押し込まれた前記キャップの各々の分岐縁部 により、最初に、所定の位置に係止されるようにしたことを特徴とする方法。 25.患者の口内に現場で形成することのできる歯補綴物の略堅固な取り外し可 能なファンデーションにして、 長手方向接続バーと、該接続バーと相互に係止された複数のキャップと、前記 キャップ及び前記接続バーを共に堅固に保持する封止手段とを備え、 前記キャップが、互いに平行に方向決めされ、 該キャップの各々が、他方のキャップの開口部と略同一の方向を向いた開口部 を有し、該開口部を通じて、前記接続バーが露出され、 前記堅固な構造体が、前記顎骨に固定した複数のスロット付きポストにより支 持し得る構造とされ、 前記長手方向接続バーが、前記ポストのスロットに沿って且つ該スロットを貫 通して伸長し、該キャップが各ポストの外端を覆い、 前記堅固なファンデーションが、埋め込んだポストから容易に取り外し且つ戻 すことができ、 前記キャップに義歯を固着し得るようにしたことを特徴とするファンデーショ ン。 26.請求項25に記載のファンデーションにして、前記キャップ及び前記接続 バーを覆う封止複合材を更に備えることを特徴とするファンデーション。 27.請求項26に記載のファンデーションにして、前記キャップの中間にて接 続バーの周りを伸長する補強用コイルを備えることを特徴とするファンデーショ ン。 28.請求項24に記載の方法にして、前記接続バーの少なくとも一端が歯根に 直接、固着されることを特徴とする方法。 29.請求項18に記載の方法にして、前記歯ポストの少なくとも1つ、即ち、 該ポストの外端が、内端に関して可塑的に曲がり可能であることを特徴とする方 法。
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