JPH10502713A - 地震作動形安全ラッチ - Google Patents

地震作動形安全ラッチ

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JPH10502713A JP8504318A JP50431896A JPH10502713A JP H10502713 A JPH10502713 A JP H10502713A JP 8504318 A JP8504318 A JP 8504318A JP 50431896 A JP50431896 A JP 50431896A JP H10502713 A JPH10502713 A JP H10502713A
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Abstract

(57)【要約】 キャビネット取付け形ラッチ(19)は、地震対応位置から、地震の運動エネルギにより付勢される。ラッチ(19)が付勢されると、ラッチ(19)は扉取付け形フック(26)と係合して扉の開きを防止し、従って内容物の損傷および人の負傷を防止する。本発明の装置は、要求に応じてチャイルドプルーフまたは妨げられない扉(27)の使用のため、手で付勢または除勢することができる。

Description

【発明の詳細な説明】 地震作動形安全ラッチ 背景 本発明は、キャビネット扉の安全ラッチに関し、より詳しくは、キャビネット 扉の意図しない開きを防止する装置に関する。 地震の際の急激な運動は、キャビネット内の固定されていない内容物を変位さ せる。キャビネット扉は自然に開き、内容物に損傷を与えることがある。飛散物 または破損ガラス、クリスタルおよび陶磁器によって、人が負傷することもある 。本願の全体を通して、ここに説明する技術は、引出し正面並びにキャビネット 、クローゼットおよび食器棚扉に等しく適用できる。 現在、キャビネット扉の意図しない開きを防止するための幾つかの装置を商業 的に入手できる。入手できる幾つかの装置は、扉が「自然に」開くことを防止す るものと考えられる。一般的な例として、キャビネットに取り付けられる磁石と 、これに対応する位置で扉に取り付けられる金属板とからなるものがある。他の 例は、扉を所定の閉鎖状態に保持するプラスチック製円形ローラと係合する、扉 に取り付けられる半円形状の金属ラッチである。保持力に打ち勝って扉を開くに は、手で最小の力を加える必要がある。これらの装置は、チャイルドプルーフま たは地震時に有効に開かないようにする安全性をもつとは考えられない。この形 式の種々の機構は数十年間に亘って市販されている。 他の形式の装置として、キャビネットの把手に取り付けられるラッチがあり、 扉を開くには、標準形の自動車ドアに非常に良く似た方法で、把手を引っ張るか 、回すか、または押す必要がある。これらの装置は、キャビネット扉の意図しな い開きは充分に防止できるが、一般にチャイルドプルーフ機能はもたないと考え られる。これらの装置は、比較的高価でありかつ適正に取り付けるには特殊工具 および熟練を必要とする。 商業的に入手できるチャイルドプルーフラッチは、通常、扉取付け形の簡単な フックであり、該フックは、キャビネット面の縁部またはキャビネット取付け形 の固定ラッチと係合する。弾性装置またはばね付勢形装置は、大人の指により、 フックをキャビネット縁部から外れるように移動させ、扉を開くことができるよ うにする。これらの装置はその使用が煩わしくかつ不便であり、通常、両手を用 いてキャビネット扉を開く必要がある。 地震安全学の権威は、地震の際のキャビネット扉の意図しない開きを防止する 手段として、チャイルドプルーフラッチの使用を薦めている。この目的のために チャイルドプルーフラッチを使用することを強く妨げている理由は、いつ起きる か分からない地震を心配しつつ、日頃簡単に使用するにはこれらの装置は不便だ からである。 したがって本発明の目的および長所は、容易に切り換えられる2つの作動モー ド、すなわち標準形の子ども用安全ラッチモードと、自動地震対応モードとを備 えたラッチを提供することにある。要約 本発明によれば、ハウジングと、該ハウジングに取り付けられた可動ラッチと 、ラッチ運動を制限する手段とを有し、該運動制限手段は、ラッチ運動の許容量 を変えられるように調節できることを特徴とする扉ラッチ装置が開示される。 また、本発明によれば、互いに隣接する位置と、互いに離れた位置との間で協 働するように相対運動可能な2つの基本要素が作動する扉ラッチ装置において、 前記要素のうちの一方の要素に取り付けるためのハウジングと、他方の要素に取 り付けるためのフックと、相手フックとの相互係合位置から離れた第1位置と、 フックと係合できる第2位置との間でハウジングに完全に取り付けられるラッチ と、ラッチが前記離れた位置にあるとき、該離れた位置の距離を選択できるよう に、ラッチの移動量を可変制限する手段とを有することを特徴とする扉ラッチ装 置が開示される。 本発明の装置は、少なくとも3組の消費者にとって魅力的なものである。すな わち、 (a)地震が起きる傾向の強い地域に住む人々にとっては、地震の震動に応答 してキャビネット扉を自動的にかつ瞬時に「ロック」する装置から利益が得られ るであろう。これにより、内容物の損傷および人の負傷が防止される。極く僅か な震動でロックされてしまわないようにするため、装置の感度は容易に調節でき る。地震が起きない間は、普通の妨げのないキャビネットの使用ができる。 (b)小さな子どもの居る家族では、ナイフおよび洗浄剤等の危険性のある内 容物を収容する少なくとも幾つかのキャビネットについて限定使用を必要とする 。本発明の大きな長所は、子どもが成長した場合には、装置を容易に地震対応モ ードに変更し、永久的にこの地震対応モードにしておくことができることである 。 (c)小さな子どもが時々訪れることがある祖父母、親戚および友人の家庭で は、本発明の装置を用いてキャビネットを即時にチャイルドプルーフにすること ができる。子どもが帰った後は、即時に地震対応モードにしてキャビネットの妨 げのない使用が可能になる。 本発明の装置は、事実上あらゆるキャビネット構造に容易かつ迅速に取り付け ることができる。ひとたび取り付けられたならば、事実上メインテナンスまたは 心配無用で、キャビネットの寿命がある間、所定位置に永久的に取り付けておく ことができる。消費者が負担するコストは僅かであり、破損する1枚の皿または グラスの買換えコストより遥に安い。図面 第1図は、チャイルドプルーフ位置にある本発明の安全ラッチを示す側面図で ある。 第2図は、地震対応位置にある本発明の安全ラッチを示す側面図である。 第3図は、地震が起きた直後の本発明の安全ラッチを示す側面図である。 第4図は、本発明の安全ラッチの他の実施例を示す側面図である。 第5図は、第4図の作動位置に対応する本発明の安全ラッチを示す背面図であ る。 第6図および第7図は、本発明の安全ラッチの更に別の実施例を示す図面であ る。 第8図は、ベルクロ(Velcro: 商標)等のフック/ループファスナを用いたカ ップリング手段の他の実施例を示す図面である。説明 第1図には本発明の装置の典型的な実施例が示されており、ラッチ突起(20 )は、チャイルドプルーフモードにおいて相手フック(26)と係合できる位置 にある。第2図は、装置が、フック(26)との相互係合位置から移動した地震 対応位置にあるところを示す。第3図は、地震が起きた直後の装置であって、ラ ッチ突起(20)が相手フック(26)と係合できる位置に移動した状態を示す 。 フック状部材(26)はキャビネット扉(27)に取り付けられている。この ようなフック(或るものは、ばね付勢機構を備えている)は、現在商業的に入手 できかつキャビネット面(28)の縁部に直接的にラッチすることを意図したも のである。フック(26)は、使用者の指が容易にアクセスできかつ作動したと きにラッチ突起(20)と係合できる位置に取り付けられる。フックは、図示の ように垂直方向に直立して取り付けるか、キャビネットおよび扉の構造によって は水平方向に取り付けることもできる。 ボックス状のハウジング(10)は、その前部が、本願明細書の読者の左方を 向くように配向された状態が示されている。多数の取付け孔(11)には、ハウ ジング(10)を、キャビネットの構造および用途に応じてキャビネット面(2 8)、側面または棚(または頂部)(29)に取り付けるねじ(30)が通され る。ハウジング(10)の側部には、キャビネットの側面取付け用の別の孔(1 1)を設けることもできる。或いは、接着剤を用いてハウジング(10)をキャ ビネットに取り付けることもできる。 レバー(31)が、目的をもってこれに手で圧力を加えた場合にのみ回転でき るように、ハウジング(10)にきつく回転可能に取り付けられている。 ハウジング(10)の側面の支柱孔(15)にはラッチ(19)の2つの支柱 (16)が通され、ハウジング(10)内でラッチ(19)を自由に枢動および 回転できるようにしている。 ハウジング(10)の前部の内壁面には鉄製の釣合い錘接点(18)が取り付 けられており、該接点(18)は、ラッチ(19)が作動位置にあるとき、帯磁 釣合い錘(17)と当接するように位置決めされている。 ラッチ(19)の下端部にはフック(26)と係合できる突起(20)が設け られており、上端部には帯磁釣合い錘(17)が取り付けられている。作用 A.取付け方法 フック(26)は、キャビネット扉(27)を僅かに開いた状態で、使用者の 指がアクセスできるようにキャビネット扉(27)に取り付けられる。フック( 26)は、作動位置にあるラッチ突起(20)と係合できなくてはならない。フ ック(26)は、キャビネットの構造および用途に応じて、フック部分が上また は横のいずれかの方向を向くように扉(27)に取り付けられる。 ハウジング(10)は、ねじまたは接着剤でキャビネットに取り付けられる。 キャビネットの構造および用途に応じて、ハウジング(10)の前部、頂部また は側部を取付けに使用できる。ねじ(30)が、ハウジング(10)の取付け孔 (11)に通され、キャビネットの後面(28)、棚(または頂部)(29)ま たは側面にねじ込まれる。ハウジング(10)は、作動位置において、ラッチ突 起(20)が、扉に取り付けられたフック(26)と係合するように取り付けら れる。地震対応位置では、フック(26)は、ラッチ突起(20)と係合するこ となく揺動する。B.チャイルドプルーフモード 小さな子どもの居る家庭では、レバー(31)は、第1図に示すように下方に 回転される。これにより、ラッチ(19)が前方位置にロックされる。突起(2 0)は、フック(26)との相互係合が生じかつ扉(27)を常時ロックする位 置にある。扉(27)を僅かに開いた状態にすれば、フック(26)に固有の弾 性があるため、大人の指でフック(26)がラッチ突起(20)から外れるよう に移動させ、キャビネット扉(27)を完全に開くことができる。扉(27)を 揺動させて閉じると、フック(26)に固有の弾性および形状により、扉(27 )の自動的な再ラッチングおよびロッキングがなされる。C.地震対応モード 小さな子どもが居ない場合および妨げのない扉機能を望む場合には、レバー( 31)を回転させて所望の感度レベルに戻しておく。次に、ラッチ(19)を、 レバー(31)に当接するまで回転させて戻す。この状態では、フック(26) はラッチ突起(20)により妨げられることなく通過でき、通常の片手操作で、 妨げられることなくキャビネット扉(27)を使用できる。 作動感度は、レバー(31)を手で前方または後方に回転させることにより変 えられる。感度を非常に高く設定すると、キャビネット扉(27)が極く僅かに 震動したときまたはバタンと閉めたときでも作動することがある。感度を低くし 過ぎて設定すると、強い地震時でも作動しないことがある。感度は、扉(27) をバタンと閉めたときに作動する感度よりも僅かに低い感度に最初に設定するこ とを薦める。この場合、小さな震動でも意図しない作動が生じる場合には、レバ ー(31)を更に後方に回転させることにより感度を低くすることができる。 特別なメインテナンスは不要であるが、ラッチ(19)、支柱(16)および 支柱孔(15)は定期的に点検してゴミを除去し、自由で滑らかな回転が妨げら れないようにすることを薦める。D.地震時 地震が起きると、震動、特にキャビネット扉に対して垂直方向の加速により、 釣合い錘(17)が前方に移動され、ラッチ(19)が作動位置に変位される。 扉(27)が僅かに揺動して開くと、フック(26)がラッチ突起(20)と係 合し、更に開くことが防止される。これにより、移動するキャビネット内容物の 落下または危険な飛び出しが防止される。 ひとたびラッチ(19)が作動位置を占めると、釣合い錘(17)が、釣合い 錘接点(18)に当接してこれに磁気的に吸着され、これにより、継続する震動 によってラッチ(19)が作動位置から戻ってしまうことが防止される。 地震が収まった後、扉(27)を僅かに開き、指でフック(26)を移動させ て、ラッチ突起(20)から外すことができる。「不安定な状態」になった内容 物が、扉(27)を完全に開いたときに落下することから使用者を保護するため 、 注意を払わなくてはならない。釣合い錘(17)は手で接点(18)から引き離 され、ラッチ(19)は回転されて地震対応位置に戻される。E.「祖父母の使用」 小さな子どもが時々尋ねてくるような家庭では、装置は、通常、地震対応モー ドに維持される。子どもが尋ねてきた場合には、扉(27)を開いて、ラッチ( 19)を手で前方に回転させ、作動位置に位置決めする。釣合い錘(17)は接 点(18)に連結され、ラッチ(19)は作動位置に維持される。子どもが帰っ た後は、釣合い錘(17)を接点(18)から引き離して、ラッチ(19)を手 で回転させ、地震対応モードに戻す。安全性を付加するため、レバー(31)を 第1図に示すように前方に回転させ、安全モードに「ロック」することもできる 。本発明の結論、変更および範囲 かくして、本願明細書の読者は、本発明の自動安全ラッチが、地震のときまた は子どもが居るときにはキャビネット扉の意図しない開きを防止するが、他のあ らゆる場合には妨げられない使用を可能にする手段を提供することが理解されよ う。 上記説明は多くの仕様を包含しているけれども、これらの仕様は本発明の範囲 を限定するものではなく、本発明の好ましい一実施例の例示であると解釈すべき である。他の多くの変更も可能である。 種々の実施例に共通なことは、「不安定釣合い」の概念である。ラッチは、こ れに、地震の加速度またはラッチを移動させる大人の指による力が加えられるま で、釣合い状態すなわち休止状態に維持される。この釣合い状態がひとたび崩壊 すると、ラッチは重力によって所定位置に移動される。 例えば第4図、第5図、第6図および第7図には、別のラッチ構造が示されて いる。これらの設計に共通なことは、ラッチが、扉に取り付けられたフック(2 6)との相互係合位置から離れている地震対応位置と、ラッチがフックと係合す る作動位置とを有することである。 第4図および第5図は、ハウジング(10)の頂部に設けられた多数のセット ペグ孔(13)内にセットペグ(14)を挿入する構成の実施例を示す、それぞ れ側面図および背面図である。前方のセットペグ孔(12)は、小さな子どもが 居るときに、ラッチ(19)が地震対応位置に戻ってしまうことを防止するよう に配置される。 作動感度は、セットペグ(14)を挿入する適当なセットペグ孔(13)を選 択することにより変えられる。感度は、ハウジング(10)の後部に近い方の孔 (13)を選択することにより低下する。 第6図は、地震の場合に、ラッチが第1図の方向とは逆の方向に回転する構成 の別の実施例を示す。また、ラッチ(19)にきつく取り付けられたペグ(14 )も示されている。ペグ(14)を押し込む(または引き出す)ことにより感度 を調節できる。なぜならば、これにより、地震対応モードにおいて支柱(16) での枢着点に対する釣合い錘の位置が変わるからである。 第7図は、枢動形ではなく、摺動形の装置を示す。地震時に、ラッチ(19) は、ハウジングのトラック/スロット(21)内で、上方の地震対応位置から下 方に摺動する。装置の感度を選択するための、傾斜の大きさが変化する棚部(2 2)が設けられている。ラッチ(19)は、手でスロット(21)内に配置する ことにより、チャイルドプルーフ(子ども安全作動)モードにすることもできる 。 第8図は、ベルクロ(Velcro: 商標)等のフック(23)/ループ(24)フ ァスナを用いた、釣合い錘(17)と釣合い錘接点との別の連結手段を示す。 これらの種々の実施例に示すように、種々の方法を用いて感度の調節(ラッチ (19)のヒンジの摩擦の大きさを変えることを含む)を行なうことができる。 本発明の装置の別の用途として、キャンピングカー等の自動車、ボートおよび 飛行機の荷物貯蔵扉がある。これらの用途において、最も過酷な振動を受ける場 合にのみ作動するように感度を低下させることができる。 したがって、本発明の範囲は図示の実施例によってのみ定めるべきではなく、 請求の範囲の記載およびこれらの法的均等物によって定めるべきである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.(a)ハウジングと、 (b)該ハウジングに取り付けられた可動ラッチと、 (c)ラッチ運動を制限する手段とを有し、該運動制限手段は、ラッチ運動 の許容量を変えられるように調節できることを特徴とする扉ラッチ装置。 2.前記ラッチと係合するフックと、前記フックを一表面に取り付ける手段とを 更に有することを特徴とする請求の範囲第1項記載の扉ラッチ装置。 3.前記フックは、該フックを前記ラッチから離れる方向に手で撓ませることを 可能にする弾性手段を備えていることを特徴とする請求の範囲第2項記載の扉ラ ッチ装置。 4.連結手段を更に有し、該連結手段は、ラッチ運動が連結手段により制限され る位置で前記ラッチを連結することを特徴とする請求の範囲第1項記載の扉ラッ チ装置。 5.前記連結手段は磁石であることを特徴とする請求の範囲第4項記載の扉ラッ チ装置。 6.前記連結手段はフック/ループファスナであることを特徴とする請求の範囲 第4項記載の扉ラッチ装置。 7.前記ハウジングを一表面に取り付ける手段を更に有することを特徴とする請 求の範囲第1項記載の扉ラッチ装置。 8.前記運動制限手段は、前記ラッチが所定の加速度に応答して移動できるよう に配置されていることを特徴とする請求の範囲第1項記載の扉ラッチ装置。 9.前記運動制限手段は、前記ラッチとの接触位置を変えるための、前記ハウジ ングにきつく嵌合される部材を備えていることを特徴とする請求の範囲第8項記 載の扉ラッチ装置。 10.前記運動制限手段は、着脱可能なペグ手段と、該ペグを選択した孔内に挿入 するための、前記ハウジングに設けられた複数の孔とを備えていることを特徴と する請求の範囲第8項記載の扉ラッチ装置。 11.前記運動制限手段は、前記ハウジングとの接触位置を変えるための、前記ラ ッチにきつく嵌合される部材を備えていることを特徴とする請求の範囲第8項記 載の扉ラッチ装置。 12.前記ラッチはヒンジ手段により前記ハウジングに連結されていることを特徴 とする請求の範囲第1項記載の扉ラッチ装置。 13.前記ラッチは、摺動運動案内手段により前記ハウジングに連結されているこ とを特徴とする請求の範囲第1項記載の扉ラッチ装置。 14.互いに隣接する位置と、互いに離れた位置との間で協働するように相対運動 可能な2つの基本要素が作動する扉ラッチ装置において、 a.前記要素のうちの一方の要素に取り付けるためのハウジングと、 b.他方の要素に取り付けるためのフックと、 c.相手フックとの相互係合位置から離れた第1位置と、フックと係合できる 第2位置との間でハウジングに枢動自在に取り付けられたラッチと、 d.ラッチが前記離れた位置にあるとき、該離れた位置の距離を選択できるよ うに、ラッチの移動量を可変制限する手段とを有することを特徴とする扉ラッチ 装置。 15.前記両要素から離れた位置に前記枢動の軸が配置されていることを特徴とす る請求の範囲第14項記載の装置。 16.前記ラッチがフックと協働する位置で、ラッチをハウジングに連結する手段 を有することを特徴とする請求の範囲第14項記載の装置。 17.前記離れた位置におけるラッチの移動量を制限する前記手段は、重力の作用 により、ラッチをフックから後退させた状態に常時維持できることを特徴とする 請求の範囲第14項記載の装置。 18.互いに隣接する位置と、互いに離れた位置との間で協働するように相対運動 可能な2つの基本要素が作動する扉ラッチ装置において、 a.前記要素のうちの一方の要素に取り付けるためのハウジングと、 b.他方の要素に取り付けるためのラッチ係合手段と、 c.該ラッチ係合手段との係合位置から離れた第1位置と、ラッチ係合手段と 係合できる第2位置との間で枢動できるようにハウジングに取り付けられたラッ チと、 d.ラッチが前記離れた位置にあるとき、該離れた位置の距離を選択できるよ うに、ラッチの移動量を可変制御する手段とを有することを特徴とする扉ラッチ 装置。 19.前記離れた位置におけるラッチの移動量を制限する前記手段は、重力の作用 により、ラッチをラッチ係合手段から後退させた状態に常時維持できることを特 徴とする請求の範囲第18項記載の装置。 20.前記後退位置におけるラッチの移動可能度は、ラッチに与える加速運動につ いての感度を決定することを特徴とする請求の範囲第19項記載の装置。
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