JPH1046883A - キー装置 - Google Patents

キー装置

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JPH1046883A
JPH1046883A JP21687796A JP21687796A JPH1046883A JP H1046883 A JPH1046883 A JP H1046883A JP 21687796 A JP21687796 A JP 21687796A JP 21687796 A JP21687796 A JP 21687796A JP H1046883 A JPH1046883 A JP H1046883A
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JP
Japan
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signal
secondary battery
key
circuit
energy
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JP21687796A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Yoshioka
宏 吉岡
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U Shin Ltd
Original Assignee
Yuhshin Co Ltd
Yuhshin Seiki Kogyo KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成で二次電池を充電できるキー装置
を提供すること。 【解決手段】 キー部102のコイル116は本体器1
03のコイル104からの高周波信号を受信し、充電回
路115はコイル116の出力信号により二次電池11
4を充電する。この充電期間中LED117が点滅し、
この点滅はフォトダイオード107、増幅回路108、
波形成形回路109を介して制御回路106に入力され
る。制御回路106は、LED117が点滅している
間、コイル104から高周波信号が送出されるように送
受信回路105を制御する。一方、使用者が操作スイッ
チ111を操作すると、LED117が二次電池114
の電力により発光する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、照明機能を有する
キー装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、夜間、車両のドアを固有の形
成されたメカニカルなキープレートにより解錠する場
合、車両側のシリンダ錠の位置を確認し難いため、キー
プレートの把持部に電池、LED及び操作スイッチを一
体にモールド形成し、前記操作スイッチの操作に応答し
て、前記電池を電源として前記LEDを発光駆動するこ
とにより、車両用ドアのキー穴等を照明するようにした
キー装置が使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来のキー装置で
は、電池が一次電池であるため、LEDの点灯によって
電池が消耗し、必要なときにLEDで照明することがで
きない場合があった。電池が消耗した場合には電池を交
換すれば良いが、頻繁にLEDを使用する場合には、電
池交換の頻度が高くなり、使用上極めて煩雑になるとい
う問題があった。一方、電池を二次電池とすれば充電可
能であるため、電池交換の頻度を少なくすることが可能
となり利便性は向上するが、二次電池を充電するために
専用の充電回路が必要となり、構成が複雑となり高価に
なるという問題があった。本発明は、前記問題に鑑み成
されたもので、簡単な構成で、二次電池を充電できるよ
うにしたキー装置を提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
シリンダ錠を本体器に設けると共に、前記シリンダ錠に
挿入又は前記シリンダ錠を所定位置に回動することに応
答して前記本体器のエネルギー送出手段からエネルギー
を出力させるキープレートと、前記エネルギーを受信し
これを電源として所定の暗証コード信号を出力するトラ
ンスポンダとを携帯器に設けたキー装置において、二次
電池と、前記エネルギー送出手段からのエネルギーを受
信し対応する信号を出力するエネルギー受信手段と、前
記エネルギー受信手段の出力信号に基づいて前記二次電
池を充電する充電手段と、前記二次電池を電源として動
作する回路手段とを前記携帯器に設けたことを特徴とし
ている。携帯器に設けられたエネルギー受信手段は、エ
ネルギー送出手段からのエネルギーを受信し対応する信
号を出力する。充電手段は、前記エネルギー受信手段の
出力信号に基づいて前記二次電池を充電する。携帯器に
設けられた回路手段は、前記二次電池を電源として動作
する。請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明にお
いて、操作手段を備え、前記回路手段は、前記操作手段
の操作に応答して前記二次電池を電源として発光する発
光手段であることを特徴としている。使用者が操作手段
を操作することにより、二次電池を電源として発光手段
が発光する。請求項3記載の発明は、キープレートと、
信号受信手段と、二次電池と、前記信号受信手段の出力
に基づいて前記二次電池を充電する充電手段と、前記二
次電池により駆動される回路と、信号送受手段からの信
号に基づく電力により駆動され所定の暗証コードを送出
するトランスポンダとを有する携帯器と、シリンダ錠
と、前記シリンダ錠に前記キープレートを挿入又は前記
キープレートにより前記シリンダ錠が所定位置に回動さ
れたことを検出し検出信号を出力する検出手段と、前記
信号送受手段と、送信モードで前記信号送受手段へ所定
の信号を出力すると共に受信モードで前記信号送受手段
からの信号を受信する送受信手段と、前記検出信号に応
答して前記送受信手段を送信モードにすると共に所定時
間経過後に受信モードにし、前記トランスポンダから前
記信号送受手段を介して受信した暗証コードが所定のコ
ードのとき前記送受信手段を再び送信モードにする制御
手段とを有する本体器とを備えて成ることを特徴として
いる。キープレートをシリンダ錠に挿入又は前記キープ
レートにより前記シリンダ錠を所定位置に回動させる
と、検出手段がこれを検出して検出信号を出力する。制
御手段は、前記検出信号に応答して送受信手段を所定時
間送信モードにした後、受信モードにする。これによ
り、信号送受手段を介して所定時間の間、送受信手段か
ら所定の信号が送出される。トランスポンダは前記信号
送受手段からの信号をその内蔵の信号送受手段で受け、
これに基づく電力を電源として所定の暗証コードを前記
内蔵の信号送受手段から送出する。受信モードとなった
送受信手段は、前記暗証コードを前記信号送受手段を介
して受信し、これを復調して制御手段へ出力する。制御
手段は、前記トランスポンダからの暗証コードが所定の
コードのとき前記送受信手段を再び送信モードにする。
前記送受信手段から前記信号送受手段を介して再び信号
が送出される。この信号は、前記受信手段を介して充電
手段に入力され、これにより二次電池が充電される。請
求項4記載の発明は、請求項3記載の発明において、制
御手段は、所定時間内に正規の暗証コードを受信しない
場合または正規でない暗証コードを所定回数受信した場
合には、以後の処理を終了することを特徴としている。
請求項5記載の発明は、請求項3または請求項4記載の
発明において、携帯器に、操作手段と、前記操作手段の
操作に応答して前記二次電池の電力により発光する発光
手段とを備えたことを特徴としている。操作手段を操作
すると、二次電池の電力により発光手段が発光する。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態を図1乃至
図3に基づいて説明する。尚、各図において、同一部分
には同一符号を付している。図1は、本実施の形態に係
るキー装置101の全体ブロック図である。図1におい
て、キー装置101は、使用者が携帯する携帯器として
のキー部102と、車両の本体に載置される本体器10
3とにより構成されている。
【0006】キー部102は、樹脂製の把持部から金属
製キープレートが突出した形状に構成されており(図示
せず)、キー部102の各回路部は前記把持部内に収納
され、前記キープレートと一体に形成されている。尚、
前記キープレートには固有のキー溝が形成されている。
【0007】本体器103は、自動車のシリンダ錠とと
もに回動するイグニッションスイッチを備えており(図
示せず)、シリンダ錠をキー抜取り可能なLOCK位
置、ラジオ等に電源を供給するACC位置、走行状態に
対応するON位置あるいはエンジンを始動するST位置
に回動することにより、車両のエンジンや電子系統をオ
ンオフする。前記イグニッションスイッチは、制御回路
106とともに、シリンダ錠が所定位置に回動されたこ
とを検出する検出手段として機能する。
【0008】キー装置101は、キー部102の有する
電気的暗証コードとキープレートのキー溝の双方が、本
体器103が有する電気的暗証コードとシリンダ錠のキ
ータンブラ配列に一致するときにエンジンの始動を許可
する、所謂イモビライザシステムを構成している。した
がって、キー部102はトランスポンダ113が内蔵さ
れており又、本体器103は給電装置としても機能する
イモビライザ制御部を有している。
【0009】キー部102には、本体器103のコイル
104と磁気結合された信号受信手段としてのコイル1
16、コイル116にその入力部が接続された充電手段
としての充電回路115、充電回路115の第1出力部
に設けられた二次電池114が設けられている。充電回
路115の第2出力部は点灯制御回路112の入力部に
接続されている。点灯制御回路112の出力部は発光手
段としてのLED117に接続されている。点灯制御回
路112の制御入力部には操作手段としての常開型の操
作スイッチ111が接続されている。ここで、点灯制御
回路112及びLED117は二次電池114により駆
動される回路で、回路手段を構成している。尚、トラン
スポンダ113の内部構成は具体的には図示していない
が、コイル104と磁気結合する信号送受手段としての
内蔵コイル、暗証コードを記憶した記憶装置、変調回
路、電源用コンデンサ等が内蔵された公知の構成のもの
である。
【0010】一方、本体器103は、トランスポンダ1
13の内蔵コイル及びコイル116と磁気結合する信号
送受手段としてのコイル104が設けられている。コイ
ル104は、送受信回路105の第1入出力部に接続さ
れ、送受信回路105の第2入出力部は制御回路106
の入出力部に接続されている。制御回路106は、トラ
ンスポンダ113に記憶された暗証コードと同一の暗証
コードを記憶した記憶装置が内蔵されている(図示せ
ず)。尚、コイル104、送受信回路105及び制御回
路106は、イモビライザ制御部を構成している。
【0011】また、LED117の光を受光するフォト
ダイオード107の出力部は増幅回路108、波形成形
回路109を介して制御回路106の入力部に接続され
ている。制御回路106の出力部はエンジンECU(El
ectronic Control Unit)110の入力部に接続され
ている。
【0012】図2は、キー部102の詳細ブロック図で
ある。図2において、コイル116の一端は基準電位
(接地)に接続され、他端は整流回路202を介して定
電圧回路203の入力部に接続されている。定電圧回路
203の出力部は、二次電池114の正側端子、操作ス
イッチ111の一方の端子、電圧検出回路204の入力
部及びスイッチ回路205の入力部に接続されている。
二次電池114の負側端子は接地されている。また、電
圧検出回路204の出力部はスイッチ回路205の制御
入力部に接続されている。スイッチ回路205の出力部
は発振回路206の電源入力部に接続され、発振回路2
06の出力部は高抵抗207、逆流防止用抵抗208及
びLED117を介して接地されている。また、操作ス
イッチ111の他方の端子は低抵抗201及びLED1
17を介して接地されている。
【0013】図3は二次電池114を充電する際の制御
回路106の動作を説明するためのフローチャートであ
る。以上のように構成された本実施の形態の動作を図1
乃至図3に基づいて説明する。
【0014】先ず、イモビライザとして機能する場合を
説明する、この場合は、キー部102のキープレートを
本体器103のシリンダ錠に挿入しシリンダ錠をON位
置まで回動すると、イグニッションスイッチからON位
置を示す信号が出力される。制御回路106は、前記信
号を受信することによりシリンダ錠がON位置まで回動
されたことを検出し(ステップ301)、送受信回路1
05を送信モードに切換えて、送受信回路105からコ
イル104に高周波信号が出力されるように制御する
(ステップ302)。
【0015】制御回路106は、送受信回路105が高
周波信号を出力した後所定時間経過すると、送受信回路
105を受信モードに戻るように制御する(ステップ3
03)。これにより、送受信回路105からは、所定時
間、高周波信号が出力されることになる。
【0016】コイル104に出力された前記高周波信号
は、磁気結合によりトランスポンダ113の内蔵コイル
に伝達され、前記内蔵コイルに高周波信号が励起され
る。前記内蔵コイルに発生した前記高周波信号によりト
ランスポンダ113の内蔵コンデンサが充電され、これ
を電源として、トランスポンダ113内に記憶された暗
証コードが変調され、前記内蔵コイルから送出される。
前記変調された暗証コードは、磁気結合によりコイル1
04に伝達され、送受信回路105で受信復調され、暗
証コード信号のみが制御回路106に出力される。制御
回路106は、入力された暗証コードと、その内部の記
憶装置に記憶した暗証コードとを比較し(ステップ30
4)、両者が一致した時エンジンECU110に許可信
号を出力する(ステップ306)。この状態で、キープ
レートを回動操作してシリンダ錠をST位置まで回動さ
せると、エンジンが始動する。
【0017】一方、トランスポンダ113からの暗証コ
ード信号が、制御回路に記憶された暗証コードと一致し
ない場合には、エンジンECU110に対して許可信号
が出力されず、正規の暗証コードを受信するまで所定時
間待機する(ステップ304、305)。即ち、トラン
スポンダ113から正規の暗証コードを受信しない場合
には、キープレートをST位置まで回動してもエンジン
は始動せず、正規のキーを所有しない者の操作によるエ
ンジン始動ひいては車両の盗難を防止できることにな
る。
【0018】所定時間内に、正規の暗証コードを受信し
なかった場合は、処理を終了する(ステップ305)。
これにより、正規のキー装置以外のキー装置には充電が
なされないことになる。尚、キー装置をシリンダ錠から
抜取った後、再び挿入して上記操作を繰返すことによ
り、再度図3の処理が開始される。
【0019】次に、二次電池114を充電する場合の動
作について説明する。制御回路106は許可信号を出力
した後(ステップ306)、送受信回路105を送信モ
ードに切換える(ステップ307)。送受信回路105
は、コイル104を介して継続的に高周波信号を送出す
る。前記高周波信号は磁気結合によりコイル116に伝
達され、充電回路115に入力される。
【0020】図3に示すように、コイル116に伝達さ
れた高周波信号は、充電回路115の整流回路202で
整流された後、定電圧回路203で一定電圧に定電圧化
され、二次電池114に供給される。二次電池114
は、これにより充電される。
【0021】一方、電圧検出回路204は、二次電池1
14の電圧を検出し監視し、当該電圧が所定値以下の時
はスイッチ回路205を閉状態に維持する。この状態で
は、発振回路206には、スイッチ回路205を介して
電源が供給されるため、発振回路206が所定の低周波
数で発振する。発振回路206の出力信号は、高抵抗の
抵抗207及び逆流防止用ダイオード208を介してL
ED117に供給される。これにより、LED117
は、前記発振回路206の発振周波数で決まる所定周期
で点滅を繰返す。LED117の前記点滅は、二次電池
114が充電中であることを示す充電信号に相当する。
【0022】尚、抵抗207は、抵抗201に比して大
きな値に設定されているため、充電中のLED117の
明るさは、操作スイッチ111を閉成したときの明るさ
よりも暗くなるため、充電中しながら車両を運転して
も、運転者にはLED117の点滅が目障りにならず運
転の妨げとはならない。
【0023】前記充電信号は、フォトダイオード107
で受信された後、増幅回路108で増幅され、波形成形
回路109で波形成形され、制御回路106へ入力され
る。二次電池114の電圧が所定電圧になるまで充電さ
れると、電圧検出回路204は、これを検出して、スイ
ッチ回路205を開状態に制御する。これにより、発振
回路206への電源供給が断たれるため、発振回路20
6の発振が停止し、LED117が消灯する。このLE
D117の消灯は、二次電池114の充電が完了したこ
とを表す充電完了信号に相当する。
【0024】制御回路106は充電完了信号を受信する
と(ステップ308)、送受信回路105が高周波信号
の送出を停止するように制御する(ステップ310)。
これにより、送受信回路105の出力は停止するため、
車両用バッテリの電力浪費を抑制することが可能にな
る。尚、二次電池114を充電中にシリンダ錠309を
OFF位置に回動した場合、制御回路106は、送受信
回路105が高周波信号の送出を停止するように制御す
る(ステップ309、310)。これにより、車両のエ
ンジンが停止状態のときに二次電池が充電されることに
よる車両バッテリの消耗を防止することができる。
【0025】次に、LED117によりキー挿入穴等を
照明する場合を説明する。この場合には、キー部102
を手に持ってLED117をシリンダ錠の方向に向けた
状態で、操作スイッチ111を閉成する。これにより、
二次電池114からLED117に電流が供給されてL
ED117が点灯し、シリンダ錠が照明されることにな
る。抵抗201は低抵抗であるため、LED117の明
るさを低下させることなく、必要な照明輝度が得られ
る。
【0026】以上に述べた実施の形態では、エネルギー
である高周波信号や暗証コードを送信、受信するため
に、コイル104とトランスポンダ113、コイル10
4とコイル116は、各々磁気結合による無線で接続さ
れた例を説明したが、各コイルをアンテナとして機能さ
せることにより電波による無線で、エネルギーや暗証コ
ードの送信、受信を行ない、イモビライザ機能や充電機
能が作動するように構成することも可能である。この場
合、各コイルを直線状等の他の形状のアンテナに置換す
ることも可能である。
【0027】また、前記暗証コードは固定のコードでは
なく、操作毎に又は所定時間毎に変化する暗証コードを
使用することにより、防盗性を向上するようにも構成で
きる。さらに、上記実施の形態では、シリンダ錠をON
位置に回動させたときにイモビライザ機能や充電機能が
作動するように構成したが、車両バッテリの消耗が少な
い場合には、ACC位置等の他の位置にシリンダ錠を回
動させた場合、あるいはキープレートがシリンダ錠に挿
入されたことを検出して、エネルギーや暗証コードの送
信、受信を行ない、イモビライザ機能や充電機能が作動
するように構成することも可能である。尚、キープレー
トがシリンダ錠に挿入されたことを検出する場合には、
これを検出するための検出スイッチを設け、この検出ス
イッチと制御回路106とが検出手段を構成することに
なる。
【0028】また、本実施の形態では、トランスポンダ
113から所定の暗証コードを受信した後に、二次電池
114の充電を開始するようにしたが、所定の暗証コー
ドを受信しない場合にも充電するように構成することも
可能である。また、本実施の形態では、正規の暗証コー
ドを所定時間内に受信しない場合に処理を終了させるよ
うに構成したが(ステップ305)、正規の暗証コード
を受信したか否かの判別処理(ステップ304)を所定
回数(例えば10回)行ない、この間、正規でない暗証
コードを検出した場合、即ち、正規の暗証コードを検出
しなかった場合に、制御回路106の処理を終了させる
ように構成することも可能である。尚、正規でない暗証
コードを検出した場合とは、何等の暗証コードも受信し
ない場合も含む。
【0029】以上述べたように本実施の形態では、シリ
ンダ錠を本体器に設けると共に、前記シリンダ錠に挿入
又は前記シリンダ錠をON位置等の所定位置に回動する
ことに応答して前記本体器103のコイル104からエ
ネルギーを出力させるキープレートと、前記エネルギー
を受信しこれを電源として所定の暗証コード信号を出力
するトランスポンダ113とをキー部102に設けたキ
ー装置101において、二次電池114と、コイル10
4からのエネルギーを受信し対応する信号を出力するコ
イル116と、コイル116の出力信号に基づいて二次
電池114を充電する充電回路115と、二次電池11
4を電源として動作するLED117とをキー部102
に設けたことを特徴としているので、イモビライザ機能
動作時と充電機能動作時にコイル104を兼用できるた
め、充電専用回路を別途設けた場合に比べて構成が簡単
で且つ廉価に構成できる。この場合、信号の送受は、磁
気結合あるいは電波等を使用して非接触で行なわれるの
で、接点接触式の充電方式に比べ、接点の汚れ等の影響
を受けることがなく、耐環境性に優れている。さらに、
キープレートをシリンダ錠に挿入又は前記キープレート
によりシリンダ錠を所定位置に回動させるという、キー
の通常の操作で二次電池を充電できるため、特別な操作
が不要であり、簡単な操作で充電が可能となる。
【0030】上記構成に加えて、操作スイッチ111及
び操作スイッチ111の操作に応答して二次電池114
を電源として発光するLED117を備える構成にする
ことにより、LED117でシリンダ錠のキー挿入穴等
を照明することが可能になる。二次電池114は充電可
能であるので、LED117を頻繁に発光させても頻繁
に電池を交換する必要がなく、使用に際して利便性が向
上する。
【0031】また、キープレートと、コイル116と、
二次電池114と、コイル116の出力に基づいて二次
電池114を充電する充電回路と、二次電池114によ
り駆動されるLED117と、コイル104からの信号
に基づく電力により駆動され所定の暗証コードを送出す
るトランスポンダ113とを有するキー部102と、シ
リンダ錠と、前記シリンダ錠に前記キープレートを挿入
又は前記キープレートにより前記シリンダ錠がON位置
等の所定位置に回動されたことを検出し検出信号を出力
する検出回路と、コイル104と、送信モードでコイル
104へ所定の信号を出力すると共に受信モードでコイ
ル104からの信号を受信する送受信回路105と、前
記検出信号に応答して送受信回路105を送信モードに
すると共に所定時間経過後に受信モードにし、トランス
ポンダ113からコイル104を介して受信した暗証コ
ードが所定のコードのとき送受信回路105を再び送信
モードにする制御回路106とを有する本体器103と
を備えた構成とすることにより、イモビライザ機能動作
時と充電機能動作時にコイル104を兼用できるため構
成が簡単になると共に、イモビライザ機能の許可がなさ
れた後自動的に充電機能に移行するので、利便性が向上
する。イモビライザ機能が動作しない場合には充電動作
を行なわなくすることにより、正規のキー以外のキー装
置のみ充電することが可能になる。
【0032】さらに、この構成に加えて、キー部102
に、操作スイッチ111と、操作スイッチの操作に応答
して二次電池114の電力により発光するLED117
を設けることにより、LED117でシリンダ錠のキー
挿入穴等を照明することが可能になる。二次電池114
は充電可能であるので、LED117を頻繁に発光させ
ても頻繁に電池を交換する必要がなく、使用に際して利
便性が向上する。
【0033】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、トラ
ンスポンダを使用した所謂イモビライザ用の信号送受手
段を二次電池の充電用に兼用しているため、新たな信号
送出手段を設ける必要がなく、構成が簡単なキー装置を
提供することが可能となる。また、キー装置が正規の場
合に充電動作を行なうように構成することにより、不正
な充電を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示す全体のブロック図
である。
【図2】本発明の一実施の形態のキー部の詳細ブロック
図である。
【図3】本発明の一実施の形態の動作を説明するための
フローチャートである。
【符号の説明】
101・・・キー装置 102・・・携帯器としてのキー部 103・・・本体器 113・・・トランスポンダ 106・・・制御手段を構成する制御回路 114・・・二次電池 104・・・エネルギー送出手段としてのコイル 116・・・エネルギー受信手段としてのコイル 115・・・充電手段としての充電回路 114・・・操作手段としての操作スイッチ 117・・・発光手段としてのLED
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H02J 17/00 H02J 17/00 X

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シリンダ錠を本体器に設けると共に、前記
    シリンダ錠に挿入又は前記シリンダ錠を所定位置に回動
    することに応答して前記本体器のエネルギー送出手段か
    らエネルギーを出力させるキープレートと、前記エネル
    ギーを受信しこれを電源として所定の暗証コード信号を
    出力するトランスポンダとを携帯器に設けたキー装置に
    おいて、 二次電池と、前記エネルギー送出手段からのエネルギー
    を受信し対応する信号を出力するエネルギー受信手段
    と、前記エネルギー受信手段の出力信号に基づいて前記
    二次電池を充電する充電手段と、前記二次電池を電源と
    して動作する回路手段とを前記携帯器に設けたことを特
    徴とするキー装置。
  2. 【請求項2】操作手段を備え、前記回路手段は、前記操
    作手段の操作に応答して前記二次電池を電源として発光
    する発光手段であることを特徴とする請求項1記載のキ
    ー装置。
  3. 【請求項3】キープレートと、信号受信手段と、二次電
    池と、前記信号受信手段の出力に基づいて前記二次電池
    を充電する充電手段と、前記二次電池により駆動される
    回路と、信号送受手段からの信号に基づく電力により駆
    動され所定の暗証コードを送出するトランスポンダとを
    有する携帯器と、 シリンダ錠と、前記シリンダ錠に前記キープレートを挿
    入又は前記キープレートにより前記シリンダ錠が所定位
    置に回動されたことを検出し検出信号を出力する検出手
    段と、前記信号送受手段と、送信モードで前記信号送受
    手段へ所定の信号を出力すると共に受信モードで前記信
    号送受手段からの信号を受信する送受信手段と、前記検
    出信号に応答して前記送受信手段を送信モードにすると
    共に所定時間経過後に受信モードにし、前記トランスポ
    ンダから前記信号送受手段を介して受信した暗証コード
    が所定のコードのとき前記送受信手段を再び送信モード
    にする制御手段とを有する本体器とを備えて成るキー装
    置。
  4. 【請求項4】前記制御手段は、所定時間内に正規の暗証
    コードを受信しない場合または正規でない暗証コードを
    所定回数受信した場合には、以後の処理を終了すること
    を特徴とする請求項3記載のキー装置。
  5. 【請求項5】前記携帯器は、操作手段と、前記操作手段
    の操作に応答して前記二次電池の電力により発光する発
    光手段とを備えたことを特徴とする請求項3または請求
    項4記載のキー装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010095866A (ja) * 2008-10-14 2010-04-30 Tokai Rika Co Ltd 携帯機
CN102704750A (zh) * 2012-06-05 2012-10-03 无锡商业职业技术学院 一种充电式汽车钥匙
JP2013502897A (ja) * 2009-08-19 2013-01-24 パワーマッド テクノロジーズ リミテッド 誘導充電式電源パック

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