JPH1046311A - 電磁シール機構を備えた溶融めっき装置 - Google Patents
電磁シール機構を備えた溶融めっき装置Info
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- JPH1046311A JPH1046311A JP21525496A JP21525496A JPH1046311A JP H1046311 A JPH1046311 A JP H1046311A JP 21525496 A JP21525496 A JP 21525496A JP 21525496 A JP21525496 A JP 21525496A JP H1046311 A JPH1046311 A JP H1046311A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 溶融めっき浴中で鋼帯を垂直上方に通板し溶
融めっきする際、溶融めっき金属の漏出を防止する。 【解決手段】 溶融めっき槽４の下部に下端が開口した
鋼帯搬入部９を設け、鋼帯搬入部９の外側に一対の移動
磁場発生コイル１１，１１を対向配置する。鋼帯搬入部
９には、鋼帯１の幅方向端部に臨む内壁面に堰１５，１
５を突出させている。移動磁場発生コイルで上向きの電
磁力で溶融めっき金属１２が保持される。電磁力が弱く
なる鋼帯搬入部９の内壁面近傍にある溶融めっき金属１
２は、堰１５，１５で保持される。 【効果】 鋼帯１の幅方向の鋼帯搬入部における端部か
ら溶融めっき金属１２が漏出することがなくなる。
融めっきする際、溶融めっき金属の漏出を防止する。 【解決手段】 溶融めっき槽４の下部に下端が開口した
鋼帯搬入部９を設け、鋼帯搬入部９の外側に一対の移動
磁場発生コイル１１，１１を対向配置する。鋼帯搬入部
９には、鋼帯１の幅方向端部に臨む内壁面に堰１５，１
５を突出させている。移動磁場発生コイルで上向きの電
磁力で溶融めっき金属１２が保持される。電磁力が弱く
なる鋼帯搬入部９の内壁面近傍にある溶融めっき金属１
２は、堰１５，１５で保持される。 【効果】 鋼帯１の幅方向の鋼帯搬入部における端部か
ら溶融めっき金属１２が漏出することがなくなる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、シンクロールを必要と
することなくめっき浴に鋼帯を通板して溶融めっきする
鋼帯の連続溶融装置に関する。
することなくめっき浴に鋼帯を通板して溶融めっきする
鋼帯の連続溶融装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】連続溶融めっきラインでは、図１に示す
ように、めっき原板である鋼帯１を還元性雰囲気に維持
された還元焼鈍炉２に搬送し、鋼帯１の表面を活性化し
た後、還元焼鈍炉２からスナウト３を経てめっき浴４に
送り込んでいる。鋼帯１は、溶融めっき槽４に収容され
ているめっき浴５に浸漬されているシンクロール６を周
回し、進行方向を上向きに変更される。次いで、鋼帯１
は、サポートロール７を経由してめっき浴４から送り出
され、ガスワイピング装置８等によりめっき付着量が調
整される。そして、溶融めっきされた鋼帯１は、後工程
に搬送される。
ように、めっき原板である鋼帯１を還元性雰囲気に維持
された還元焼鈍炉２に搬送し、鋼帯１の表面を活性化し
た後、還元焼鈍炉２からスナウト３を経てめっき浴４に
送り込んでいる。鋼帯１は、溶融めっき槽４に収容され
ているめっき浴５に浸漬されているシンクロール６を周
回し、進行方向を上向きに変更される。次いで、鋼帯１
は、サポートロール７を経由してめっき浴４から送り出
され、ガスワイピング装置８等によりめっき付着量が調
整される。そして、溶融めっきされた鋼帯１は、後工程
に搬送される。
【０００３】この連続溶融めっきラインでは、めっき浴
５に浸漬しているシンクロール６により鋼帯１の進行方
向を変更しているため、シンクロール６が溶融めっき金
属に浸食される。浸食は特に軸受け部分で激しく、シン
クロール６の円滑な回転が損なわれ、シンクロール６を
煩雑に交換することが余儀なくされる。
５に浸漬しているシンクロール６により鋼帯１の進行方
向を変更しているため、シンクロール６が溶融めっき金
属に浸食される。浸食は特に軸受け部分で激しく、シン
クロール６の円滑な回転が損なわれ、シンクロール６を
煩雑に交換することが余儀なくされる。
【０００４】シンクロールに由来するトラブルを回避す
るため、特公昭５１−２０３３４号公報では、シンクロ
ールを使用しないめっき浴を紹介している。この方法で
は、図２に示すように、鋼帯搬入部９を下部に設けため
っき槽４を使用する。そして、還元焼鈍炉２の出側に配
置されたデフロール１０で鋼帯１の進行方向を上向きに
変更し、その上方にあるめっき浴５に鋼帯１を送り込ん
でいる。下方に開口した鋼帯搬入部９から溶融めっき金
属が漏出することは、めっき浴５に上向きの電磁力を作
用させることにより防止している。すなわち、鋼帯搬入
部９に対向配置した移動磁場発生コイル１１により鋼帯
１の表裏を貫通する方向に磁場を発生させ、鋼帯１及び
溶融めっき金属１２に発生する渦電流１３と相俟つて上
向きの電磁力が鋼帯搬入部９内の溶融めっき金属に作用
する。
るため、特公昭５１−２０３３４号公報では、シンクロ
ールを使用しないめっき浴を紹介している。この方法で
は、図２に示すように、鋼帯搬入部９を下部に設けため
っき槽４を使用する。そして、還元焼鈍炉２の出側に配
置されたデフロール１０で鋼帯１の進行方向を上向きに
変更し、その上方にあるめっき浴５に鋼帯１を送り込ん
でいる。下方に開口した鋼帯搬入部９から溶融めっき金
属が漏出することは、めっき浴５に上向きの電磁力を作
用させることにより防止している。すなわち、鋼帯搬入
部９に対向配置した移動磁場発生コイル１１により鋼帯
１の表裏を貫通する方向に磁場を発生させ、鋼帯１及び
溶融めっき金属１２に発生する渦電流１３と相俟つて上
向きの電磁力が鋼帯搬入部９内の溶融めっき金属に作用
する。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】発生した渦電流１３
は、図３に示すように溶融めっき金属１２を周回する。
すなわち、鋼帯１の幅方向に関し鋼帯搬入部９の内壁面
近傍では、溶融めっき金属１２に流れる渦電流１３は、
行き場がなくなり鋼帯搬入部９の内壁面に沿って上向き
又は下向きに流れる。そのため、鋼帯搬入部９の内壁面
近傍で溶融めっき金属１２に上向きの電磁力が働かず、
溶融めっき金属１２の下面１４は、鋼帯搬入部９の内壁
面に沿って流下することになる。その結果、溶融めっき
金属１２が漏洩しやすくなる。本発明は、このような問
題を解消すべく案出されたものであり、電磁力が弱くな
る鋼帯搬入部の内壁面に内側に堰を突出させることによ
り、溶融めっき時に溶融めっき金属の漏洩を防止するこ
とを目的とする。
は、図３に示すように溶融めっき金属１２を周回する。
すなわち、鋼帯１の幅方向に関し鋼帯搬入部９の内壁面
近傍では、溶融めっき金属１２に流れる渦電流１３は、
行き場がなくなり鋼帯搬入部９の内壁面に沿って上向き
又は下向きに流れる。そのため、鋼帯搬入部９の内壁面
近傍で溶融めっき金属１２に上向きの電磁力が働かず、
溶融めっき金属１２の下面１４は、鋼帯搬入部９の内壁
面に沿って流下することになる。その結果、溶融めっき
金属１２が漏洩しやすくなる。本発明は、このような問
題を解消すべく案出されたものであり、電磁力が弱くな
る鋼帯搬入部の内壁面に内側に堰を突出させることによ
り、溶融めっき時に溶融めっき金属の漏洩を防止するこ
とを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明の溶融めっき装置
は、その目的を達成するため、下端が開口した鋼帯搬入
部を下部に設けた溶融めっき槽と、鋼帯搬入部の外側に
対向配置された一対の移動磁場発生コイルと、鋼帯搬入
部を通過する鋼帯の幅方向端部に臨む鋼帯搬入部の内壁
面に突出させた堰とを備え、移動磁場発生コイルで上向
きの電磁力を溶融めっき金属に加えることを特徴とす
る。鋼帯搬入部の内壁面に設けた堰は、移動磁場発生コ
イルにより溶融めっき金属中に生じた渦電流が上向き又
は下向きになり、溶融めっき金属に加えられる上向きの
電磁力が弱くなる部分に相当する長さだけ鋼帯搬入部の
内側に突出していることが好ましい。
は、その目的を達成するため、下端が開口した鋼帯搬入
部を下部に設けた溶融めっき槽と、鋼帯搬入部の外側に
対向配置された一対の移動磁場発生コイルと、鋼帯搬入
部を通過する鋼帯の幅方向端部に臨む鋼帯搬入部の内壁
面に突出させた堰とを備え、移動磁場発生コイルで上向
きの電磁力を溶融めっき金属に加えることを特徴とす
る。鋼帯搬入部の内壁面に設けた堰は、移動磁場発生コ
イルにより溶融めっき金属中に生じた渦電流が上向き又
は下向きになり、溶融めっき金属に加えられる上向きの
電磁力が弱くなる部分に相当する長さだけ鋼帯搬入部の
内側に突出していることが好ましい。
【０００７】
【実施の形態】本発明に従っためっき装置では、図４に
示すように溶融めっき槽４の下部に設けた鋼帯搬入部９
の外側に一対の移動磁場発生コイル１１，１１を対向配
置している。移動磁場発生コイル１１，１１に通電する
と、渦電流１２により溶融めっき金属１１に上向きの電
磁力が発生し、鋼帯搬入部９から漏出しないように溶融
めっき金属１２が保持される。また、鋼帯１の幅方向端
部に臨む位置で、図５に示すように鋼帯搬入部９の内壁
面から垂直内方に堰１５，１５を突出させる。鋼帯１
は、図５に一点鎖線で示すように堰１５と１５との間を
通過する。この状態で移動磁場発生コイル１１，１１に
通電すると、溶融めっき金属１２に渦電流１３が発生す
る。鋼帯１が通過する部分では渦電流１３が上向き又は
下向きになることがないので、十分な電磁力が溶融めっ
き金属１２に付与される。渦電流１３が上向き又は下向
きになる部分では、溶融めっき金属１２が堰１５，１５
で保持される。そのため、幅方向全域で溶融めっき金属
１２が保持され、溶融めっき槽４から溶融めっき金属１
２が漏出することがなくなる。
示すように溶融めっき槽４の下部に設けた鋼帯搬入部９
の外側に一対の移動磁場発生コイル１１，１１を対向配
置している。移動磁場発生コイル１１，１１に通電する
と、渦電流１２により溶融めっき金属１１に上向きの電
磁力が発生し、鋼帯搬入部９から漏出しないように溶融
めっき金属１２が保持される。また、鋼帯１の幅方向端
部に臨む位置で、図５に示すように鋼帯搬入部９の内壁
面から垂直内方に堰１５，１５を突出させる。鋼帯１
は、図５に一点鎖線で示すように堰１５と１５との間を
通過する。この状態で移動磁場発生コイル１１，１１に
通電すると、溶融めっき金属１２に渦電流１３が発生す
る。鋼帯１が通過する部分では渦電流１３が上向き又は
下向きになることがないので、十分な電磁力が溶融めっ
き金属１２に付与される。渦電流１３が上向き又は下向
きになる部分では、溶融めっき金属１２が堰１５，１５
で保持される。そのため、幅方向全域で溶融めっき金属
１２が保持され、溶融めっき槽４から溶融めっき金属１
２が漏出することがなくなる。
【０００８】堰１５，１５が鋼帯搬入部９の内壁面から
突出する長さは、鋼帯搬入部９のサイズ，めっきしよう
とする鋼帯１の幅，移動磁場発生コイル１１，１１で生
じる渦電流１３等に応じて変わるものであり、一義的に
定まるものではない。しかし、実用的には、渦電流１３
が鋼帯搬入部９の内壁面に沿って上向き又は下向きとな
る部分を覆うように、３０〜１００ｍｍの範囲に定める
ことが好ましい。
突出する長さは、鋼帯搬入部９のサイズ，めっきしよう
とする鋼帯１の幅，移動磁場発生コイル１１，１１で生
じる渦電流１３等に応じて変わるものであり、一義的に
定まるものではない。しかし、実用的には、渦電流１３
が鋼帯搬入部９の内壁面に沿って上向き又は下向きとな
る部分を覆うように、３０〜１００ｍｍの範囲に定める
ことが好ましい。
【０００９】
【実施例】図４，５に示した鋼帯搬入部９を下部に設け
た溶融めっき槽４を使用した。鋼帯搬入部９は、１０ｍ
ｍ×１４００ｍｍの矩形断面の内部空間をもち、鋼帯１
の幅方向端部に臨む内壁面から内方に、長さ５０ｍｍの
堰を突出させた。鋼帯搬入部９の両側には、一対の移動
磁場発生コイル１１，１１を鋼帯１を挟んで対向配置し
た。移動磁場発生コイル１１，１１としては、高さ３２
０ｍｍ，幅１５００ｍｍのコイルを使用し、相互間距離
を約３０ｍｍに設定した。板幅１２００ｍｍの鋼帯１の
進行方向をデフロール１０で上向きに変更した後、還元
焼鈍炉２から上方のめっき浴５に鋼帯１を通板した。移
動磁場発生コイル１１，１１に２５００Ａの三相交流を
通電しながら溶融めっきしたところ、鋼帯搬入部９から
溶融めっき金属１２が漏出することはなかった。比較の
ため、堰１５，１５のない鋼帯搬入部９を下部に設けた
溶融めっき槽４で同様に溶融めっきしたところ、鋼帯１
の幅方向端部に臨む鋼帯搬入部９の内壁面に沿って流下
する溶融めっき金属１２が検出された。
た溶融めっき槽４を使用した。鋼帯搬入部９は、１０ｍ
ｍ×１４００ｍｍの矩形断面の内部空間をもち、鋼帯１
の幅方向端部に臨む内壁面から内方に、長さ５０ｍｍの
堰を突出させた。鋼帯搬入部９の両側には、一対の移動
磁場発生コイル１１，１１を鋼帯１を挟んで対向配置し
た。移動磁場発生コイル１１，１１としては、高さ３２
０ｍｍ，幅１５００ｍｍのコイルを使用し、相互間距離
を約３０ｍｍに設定した。板幅１２００ｍｍの鋼帯１の
進行方向をデフロール１０で上向きに変更した後、還元
焼鈍炉２から上方のめっき浴５に鋼帯１を通板した。移
動磁場発生コイル１１，１１に２５００Ａの三相交流を
通電しながら溶融めっきしたところ、鋼帯搬入部９から
溶融めっき金属１２が漏出することはなかった。比較の
ため、堰１５，１５のない鋼帯搬入部９を下部に設けた
溶融めっき槽４で同様に溶融めっきしたところ、鋼帯１
の幅方向端部に臨む鋼帯搬入部９の内壁面に沿って流下
する溶融めっき金属１２が検出された。
【００１０】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の溶融め
っき装置では、溶融めっき槽の下部に設けた鋼帯搬入部
の内壁面から水平方向に突出する堰を設けている。堰
は、移動磁場発生コイルにより生じた渦電流が上向き又
は下向きとなり電磁力が弱くなる鋼帯搬入部の内壁面近
傍で、溶融めっき金属を保持する作用を呈する。そのた
め、下端が開放された鋼帯搬入部からめっき浴に鋼帯を
送り込むにも拘らず、鋼帯の幅方向の鋼帯搬入部におけ
る端部で溶融めっき金属が漏出することなく、鋼帯を溶
融めっきすることが可能となる。
っき装置では、溶融めっき槽の下部に設けた鋼帯搬入部
の内壁面から水平方向に突出する堰を設けている。堰
は、移動磁場発生コイルにより生じた渦電流が上向き又
は下向きとなり電磁力が弱くなる鋼帯搬入部の内壁面近
傍で、溶融めっき金属を保持する作用を呈する。そのた
め、下端が開放された鋼帯搬入部からめっき浴に鋼帯を
送り込むにも拘らず、鋼帯の幅方向の鋼帯搬入部におけ
る端部で溶融めっき金属が漏出することなく、鋼帯を溶
融めっきすることが可能となる。
【図１】 従来のシンクロールを浸漬した溶融めっき浴
【図２】 シンクロールに替えて電磁シール機構を付設
した溶融めっき浴
した溶融めっき浴
【図３】 移動磁場発生コイルにより溶融めっき金属中
に生じた渦電流
に生じた渦電流
【図４】 堰を設けた鋼帯搬入部を鋼帯表面に直交する
方向からみた断面図
方向からみた断面図
【図５】 堰を設けた鋼帯搬入部を鋼帯表面に沿ってみ
た断面図
た断面図
１：鋼帯 ２：還元焼鈍炉 ３：スナウト ４：
溶融めっき槽 ５：溶融めっき浴 ６：シンクロー
ル ７：サポートロール ８：ガスワイピング装置
９：鋼帯搬入部 １０：デフロール １１：移
動磁場発生コイル １２：溶融めっき金属 １３：渦電流 １４：溶融
めっき金属の下面 １５：堰
溶融めっき槽 ５：溶融めっき浴 ６：シンクロー
ル ７：サポートロール ８：ガスワイピング装置
９：鋼帯搬入部 １０：デフロール １１：移
動磁場発生コイル １２：溶融めっき金属 １３：渦電流 １４：溶融
めっき金属の下面 １５：堰
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中本 一成 兵庫県尼崎市鶴町１番地 日新製鋼株式会 社技術研究所内
Claims (2)
- 【請求項１】 下端が開口した鋼帯搬入部を下部に設け
た溶融めっき槽と、鋼帯搬入部の外側に対向配置された
一対の移動磁場発生コイルと、鋼帯搬入部を通過する鋼
帯の幅方向端部に臨む鋼帯搬入部の内壁面に突出させた
堰とを備え、移動磁場発生コイルで上向きの電磁力を溶
融めっき金属に加えることを特徴とする電磁シール機構
を備えた溶融めっき装置。 - 【請求項２】 請求項１記載の堰は、移動磁場発生コイ
ルにより溶融めっき金属中に生じた渦電流が上向き又は
下向きになり、溶融めっき金属に加えられる上向きの電
磁力が弱くなる部分に相当する長さだけ鋼帯搬入部の内
側に突出している溶融めっき装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21525496A JPH1046311A (ja) | 1996-07-26 | 1996-07-26 | 電磁シール機構を備えた溶融めっき装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21525496A JPH1046311A (ja) | 1996-07-26 | 1996-07-26 | 電磁シール機構を備えた溶融めっき装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1046311A true JPH1046311A (ja) | 1998-02-17 |
Family
ID=16669277
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21525496A Withdrawn JPH1046311A (ja) | 1996-07-26 | 1996-07-26 | 電磁シール機構を備えた溶融めっき装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1046311A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2798937A3 (fr) * | 1999-09-24 | 2001-03-30 | Lorraine Laminage | Installation de revetement par immersion d'une bande metallique en defilement rectiligne |
| EP1205572A1 (de) * | 2000-11-11 | 2002-05-15 | SMS Demag AG | Verfahren und Einrichtung zum Schmelztauchbeschichten von Metallsträngen, insbesondere von Stahlband |
| WO2003076680A1 (de) * | 2002-03-09 | 2003-09-18 | Sms Demag Aktiengesellschaft | Vorrichtung zur schmelztauchbeschichtung von metallsträngen |
| WO2004090190A1 (de) * | 2003-04-09 | 2004-10-21 | Sms Demag Aktiengesellschaft | Verfahren und vorrichtung zur schmelztauchbeschichtung eines metallstranges |
| WO2018048103A1 (ko) * | 2016-09-12 | 2018-03-15 | 주식회사 포스코 | 전자기 실링장치 및 이를 포함하는 도금설비 |
-
1996
- 1996-07-26 JP JP21525496A patent/JPH1046311A/ja not_active Withdrawn
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2798937A3 (fr) * | 1999-09-24 | 2001-03-30 | Lorraine Laminage | Installation de revetement par immersion d'une bande metallique en defilement rectiligne |
| EP1205572A1 (de) * | 2000-11-11 | 2002-05-15 | SMS Demag AG | Verfahren und Einrichtung zum Schmelztauchbeschichten von Metallsträngen, insbesondere von Stahlband |
| WO2003076680A1 (de) * | 2002-03-09 | 2003-09-18 | Sms Demag Aktiengesellschaft | Vorrichtung zur schmelztauchbeschichtung von metallsträngen |
| CN100374611C (zh) * | 2002-03-09 | 2008-03-12 | Sms迪马格股份公司 | 用于金属带熔浸覆层的装置 |
| WO2004090190A1 (de) * | 2003-04-09 | 2004-10-21 | Sms Demag Aktiengesellschaft | Verfahren und vorrichtung zur schmelztauchbeschichtung eines metallstranges |
| WO2018048103A1 (ko) * | 2016-09-12 | 2018-03-15 | 주식회사 포스코 | 전자기 실링장치 및 이를 포함하는 도금설비 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20031007 |