JPH1045547A - 染毛剤組成物 - Google Patents

染毛剤組成物

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JPH1045547A
JPH1045547A JP8215335A JP21533596A JPH1045547A JP H1045547 A JPH1045547 A JP H1045547A JP 8215335 A JP8215335 A JP 8215335A JP 21533596 A JP21533596 A JP 21533596A JP H1045547 A JPH1045547 A JP H1045547A
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acid
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洋行 林
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 刺激臭が少なく、毛髪に十分な明度および染
毛効果を付与し、堅牢性に優れ、プレーンリンス時、お
よびドライ後の感触が良好で、継続的に染毛を繰り返し
ても感触が良好である染毛剤を提供する。 【解決手段】 モノエタノールアミンおよびアンモニア
を含有し、その配合量の合計が0.5重量%〜12重量
%であり、重量比が1:0.05〜1:0.5であるこ
とを特徴とする染毛剤組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は染毛剤組成物に係わ
り、毛髪に充分な明度を付与し、染毛力および堅牢性に
優れ、継続使用しても良好な感触を有する染毛剤組成物
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より染毛剤としては酸化染料中間体
を含有する第1剤と酸化剤を含有する第2剤よりなる二
剤型の酸化染毛剤が広く利用されている。この染毛剤は
無色の低分子の酸化染料中間体を毛髪中に浸透させ、毛
髪の中で酸化重合を行なわせることにより色素を生成さ
せ毛髪を染着するものである。これらの酸化染毛剤は要
望に応じた種々の色調に毛髪を染毛することができ、し
かもその染毛力は非常に優れており、一般に広く利用さ
れているものである。第1剤のアルカリ剤としては、ア
ンモニアおよびモノエタノールアミンなどのアルカノー
ルアミンが用いられている。
【0003】また、これら酸化染毛剤の利点である良好
な染毛力を得るためには、毛髪全体に均一に塗布するこ
とが必要であり、そのため様々な剤型が考案され、液
状、クリーム状、ジェリー状、エアゾール状等の製品が
上市されてきた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、第1剤
のアルカリ剤としてアンモニアを単独で配合すると刺激
臭が生じる問題がある。一方モノエタノールアミンを単
独で配合すると、刺激臭はないが毛髪に十分な明度を付
与できず、染毛力が弱く、堅牢性も欠ける。更に、染毛
後に染液を流す(以下、プレーンリンスという)際、毛
髪がゴワついたり、きしみが生じる。毛髪を乾燥(以
下、ドライという)後は、毛髪の感触にごわつきが生じ
たり櫛通りが悪くなり、良好な感触を得ることができな
い。また、継続的に染毛を繰り返すと、毛髪のごわつき
や櫛通りの悪さが増加するという新たな問題が生じる。
【0005】
【課題を解決するための手段および作用】そこで本発明
者は上記の欠点を解決するために鋭意検討した結果、特
定量のモノエタノールアミンおよびアンモニアを特定の
比率で配合することにより、毛髪に十分な明度および染
毛効果を付与し、堅牢性に優れ、プレーンリンス時、お
よびドライ後の感触が良好で、継続的に染毛を繰り返し
ても感触が良好である染毛剤を得た。更に配合するアン
モニア量が従来必要とされる配合量より少ないため、染
毛時のアンモニア由来の刺激臭を軽減することを可能に
して本発明を完成させるに至った。
【0006】本発明は、染毛剤組成物において、(a)
モノエタノールアミンおよび(b)アンモニアを含有
し、(a)および(b)の配合量の合計が0.5重量%
〜12重量%、さらに好ましくは1重量%〜8重量%で
ある。0.5重量%より少ないと十分な明度、染毛力、
堅牢性、プレーンリンスおよびドライ後の良好な感触が
得られず、12重量%を超えると明度、染毛力、堅牢性
および継続使用における感触の効果の上昇は殆どない。
【0007】また(a)および(b)の配合重量比は
1:0.05〜1:0.5、さらに好ましくは1:0.
1〜1:0.35である。配合重量比が1:0.05よ
り小さいと十分な明度が得られず、染毛力、堅牢性に欠
け、プレーンリンス時およびドライ後の感触が悪くな
り、継続使用においても良好な感触が得られない。また
1:0.5を超えると、明度、染毛力、堅牢性、継続使
用における感触の効果の上昇はほとんどない。
【0008】通常、(b)アンモニアは、取り扱い易い
アンモニア水溶液として配合する。
【0009】(a)および(b)に加えて、(c)群成
分としてカチオン化ポリマーを配合することにより、染
毛力やプレーンリンス時、ドライ後および継続使用時に
髪の感触が良好となるものが得られる。
【0010】本発明で用いられるカチオン化ポリマー
は、ポリマー鎖に結合してアミノ基又はアンモニウム基
を含むか、又は少なくともジメチルジアリルアンモニウ
ムハライドを構成単位としたものであり、例えばカチオ
ン化セルロース誘導体、カチオン性澱粉、カチオン化グ
アーガム誘導体、ジアリル4級アンモニウム塩/アクリ
ルアミド共重合物および4級化ポリビニルピロリドン誘
導体などが挙げられる。
【0011】カチオン化セルロース誘導体としては例え
ば次の一般式(1)で表されるものが好ましい。
【0012】
【化1】 式(1)中、Aはアンヒドログルコース単位の残基を示
し、fは50〜20000の整数であり、各R1は、そ
れぞれ次の一般式(2)で表される置換基を示す。
【0013】
【化2】 式(2)中、R2,R3は炭素数2又は3のアルキレン
基、gは0〜10の整数、hは0〜3の整数、iは0〜
10の整数、R4は炭素数1〜3のアルキレン基又はヒ
ドロキシアルキレン基、R5,R6,R7は同じか又は異
なっており炭素数10までのアルキル基、アリール基又
はアラルキル基を示し、また式中の窒素原子を含んで複
素環を形成してもよい。X1は陰イオン(塩素、臭素、
沃素、硫酸、スルホン酸、メチル硫酸、リン酸、硝酸
等)を示す。本発明に用いられるカチオン化セルロース
誘導体のカチオン置換度は、0.01〜1即ちアンヒド
ログルコース単位当りのhの平均値は、0.01〜1が
好ましく、更に好ましくは0.02〜0.5である。ま
た、g+iの合計は平均1〜3である。カチオン置換度
は、0.01未満では十分でなく、また1を超えてもか
まわないが反応収率の点より1以下が好ましい。ここで
用いるカチオン化セルロース誘導体の分子量は約100
000〜3000000の間が好ましい。市販品として
は、ライオン(株)のレオガードG,GP、ユニオンカ
ーバイド社のポリマーJR−125,JR−400,J
R−30M,LR−400,LR−30M等が挙げられ
る。
【0014】その他のカチオン化セルロース誘導体とし
てはヒドロキシエチルセルロースジメチルジアリルアン
モニウムクロリドが挙げられ、市販品としてはナショナ
ルスターチアンドケミカル社のセルコートH−100,
L−200等が挙げられる。
【0015】カチオン性澱粉としては次の一般式(3)
で表されるものが好ましい。
【0016】
【化3】 式(3)中、Dは澱粉残基、R8はアルキレン基又はヒ
ドロキシアルキレン基、R9、R10、R11は同じか又は
異なっており、炭素数10以下のアルキル基、アリール
基又はアラルキル基を示し、また式中の窒素原子を含ん
で複素環を形成してもよい。X2は陰イオン(塩素、臭
素、沃素、硫酸、スルホン酸、メチル硫酸、リン酸、硝
酸等)、jは正の整数を示す。本発明で用いられるカチ
オン性澱粉のカチオン置換度は0.01〜1、即ち無水
グルコース単位当たり0.01〜1、好ましくは0.0
2〜0.5個のカチオン基が導入されたものが好まし
い。カチオン置換度が0.01未満では十分でなく、ま
た1を超えてもかまわないが反応収率の点より1以下が
好ましい。
【0017】カチオン化グアーガム誘導体としては、次
の一般式(4)で表されるものが好ましい。
【0018】
【化4】 式(4)中、Eはグアーガム残基、R12はアルキレン基
又はヒドロキシアルキレン基R13,R14,R15は同じか
又は異なっており、炭素数10以下のアルキル基、アリ
ール基又はアラルキル基を示し、また式中の窒素原子を
含んで複素環を形成してもよい。X3は陰イオン(塩
素、臭素、沃素、硫酸、スルホン酸、メチル硫酸、リン
酸、硝酸等)、kは正の整数を示す。本発明で用いられ
るカチオン化グアーガム誘導体のカチオン置換度は0.
01〜1が好ましく、特に0.02〜0.5個のカチオ
ン基が、糖単位に導入されたものが好ましい。例えば、
特公昭58−35640号、特公昭60−46158号
および、特開昭58−53996号公報に記載され、RH
ONE-POULENC社のジャグアーC−13S,同−14S,
同−17,同−210,同−162,HI−CARE1
000として市販されている。
【0019】カチオン性のジアリル4級アンモニウム塩
/アクリルアミド共重合物としては、次の一般式(5)
又は(6)で示されるものが好ましい。
【0020】
【化5】
【化6】 式(5)および(6)中、R16,R17は同じか又は異な
っており、水素、アルキル基(炭素数1〜18)、フェ
ニル基、アリール基、ヒドロキシアルキル基、アミドア
ルキル基、シアノアルキル基、アルコキシアルキル基又
はカルボアルコキシアルキル基、R18,R19,R20,R
21は同じか又は異なっており、水素、低級アルキル基
(炭素数1〜3)又はフエニル基、X4は陰イオン(塩
素、臭素、沃素、硫酸、スルホン酸、メチル硫酸、リン
酸、硝酸等)、pは1〜50の整数、qは0〜50の整
数、rは150〜8000の整数を示す。本発明で用い
られるジアリル4級アンモニウム塩/アクリルアミド共
重合物の分子量としては約3万〜200万が好ましく、
更に好ましくは10万〜100万の範囲である。市販品
としては、メルク社のマーコート100,550,28
0などが挙げられる。
【0021】4級化ポリビニルピロリドン誘導体として
は次式(7)で示されるものが好ましい。
【0022】
【化7】 式(7)中、R22は水素原子または炭素数1〜3のアル
キル基、R23,R24,R25は同じかまたは異なってお
り、水素原子、炭素数1〜4のアルキル基、ヒドロキシ
アルキル基、アミドアルキル基、シアノアルキル基、ア
ルコキシアルキル基またはカルボアルコキシアルキル
基、Y1は酸素原子またはアミド結合中のNH基、X5
陰イオン(塩素、臭素、沃素、硫酸、スルホン酸、炭素
数1〜4のアルキル硫酸、リン酸、硝酸等)、uは1〜
10の整数、s+t=20〜8000の整数を示す。本
発明で用いられる4級化ポリビニルピロリドン誘導体の
分子量としては1万〜200万が好ましく、更に好まし
くは5万〜150万である。市販品としては、アイエス
ピー・ジャパン(株)のガフコート734,755,7
55N等が挙げられる。
【0023】これらの中でもカチオン化セルロース誘導
体および/またはジアリル4級アンモニウム塩/アクリ
ルアミド共重合物が好ましい。その配合量は、0.01
〜5重量%であり、さらに好ましくは0.1重量%〜3
重量%である。0.01重量%よりも少ないと十分な効
果が得られず、5重量%を越えても、その効果は変わら
ず経済的ではない。
【0024】さらに、(d)群成分の硫酸、硝酸、塩酸
およびリン酸のアンモニウム塩またはアルカノールアミ
ン塩からなる群から選ばれる1種または2種以上を配合
するが、その配合量は0.2重量%〜5重量%であり、
この範囲において優れた明度および染毛効果が得られ
る。配合量が0.2重量%未満であると十分な明度およ
び染毛効果が得られず、5重量%を超える量を配合して
も効果の上昇は少なく、経済的でない。これらの中で
も、硫酸アンモニウム、硝酸アンモニウム、塩化アンモ
ニウム、塩酸モノエタノールアミン、リン酸アンモニウ
ム、リン酸水素2アンモニウムおよびリン酸2水素アン
モニウムで特に良好な結果が得られるので好ましい。
【0025】本発明の染毛剤組成物に用いられる酸化染
料中間体およびカップラーとしては、フェニレンジアミ
ン類、トルイレンジアミン類、アミノフェノール類、ア
ミノニトロフェノール類、ジフェニルアミン類、ジアミ
ノフェニルアミン類、N−フェニルフェニレンジアミン
類、ジアミノピリジン類等およびそれらの塩類、レゾル
シン、ピロガロール、カテコール、α−ナフトール等を
配合することができる。また、上記物質の他、「医薬部
外品原料規格」(薬事日報社、1991年6月発行)に
収載されたものを適宜用いることができる。更に、酸性
染料も配合することができる。
【0026】本染毛剤組成物には、その他に染毛剤組成
物に一般に使用されている成分を配合することが可能で
ある。例えば、高級アルコール、高級脂肪酸等の油成
分、非イオン界面活性剤、アニオン性界面活性剤、両性
界面活性剤、カチオン性界面活性剤等の界面活性剤、グ
リセリン、プロピレングリコール、ポリエチレングリコ
ール等の保湿剤、亜硫酸塩、アスコルビン酸等の安定
剤、カルボキシメチルセルロース、キサンタンガム、ポ
リアクリル酸およびその塩等の増粘剤、シリコン、香料
などを、必要に応じて適宜配合することができる。
【0027】本発明における染毛剤組成物の剤型として
は、一般に市場に供されている剤型であればよく、例え
ばクリーム状、液状、ジェリー状、エアゾール状などが
挙げられる。特にエアゾール式泡沫状の染毛剤において
は、刺激臭が少なく、しかも明度・染毛力並びに施術後
の髪の感触が良好な効果が得られる。
【0028】
【発明の実施の形態】次に、本発明を実施例により更に
具体的に説明するが、本発明はその要旨を超えない限
り、以下の実施例に限定されるものではない。
【0029】
【実施例】
実施例1(染毛剤) <第1剤>
【表1】 <第2剤> 重量% 過酸化水素水(35%) 15.0 セタノール 2.0 ラウリル硫酸ナトリウム 0.5 フェナセチン 0.1 EDTA 0.5 精製水 100とする量 表1に示したように、モノエタノールアミンとアンモニ
アの合計3.44重量%を1:0.32の比率で配合し
た実施例1と、実施例1と同じ量(0.092モル)に
換算したアンモニアあるいはモノエタノールアミンを各
々単独で配合した比較例1および2において、第1剤と
第2剤を1:1の割合で混合し、パネラー5名の頭髪を
左右半分に分けて、片方に実施例1、もう一方に比較例
1あるいは2のいずれかを塗布した。その後、室温で2
0分経過後、各パネラーの頭髪を、40℃の温湯で充分
洗浄し、乾燥した。これを1ヶ月半に1回の割合で染毛
し、3回繰り返した。このような染毛処理を終えた各パ
ネラーに関して、第1回目は染毛時の刺激臭、プレーン
リンス時およびドライ後の感触、染毛力、第2回目は堅
牢性、プレーンリンス時およびドライ後の感触、第3回
目はプレーンリンス時およびドライ後の感触について以
下の評価基準で比較した。この結果の平均を表2に示し
た。 評価基準 染毛力 ○:良好 △:普通 ×:悪い 堅牢性 ○:良好 △:普通 ×:悪い 刺激臭 ○:無い △:弱い ×:強い プレーンリンス時の感触 ○:きしみやごわつきがない △:きしみやごわつきがややある ×:きしみやごわつきがある ドライ後の感触 ○:ごわつきがなく櫛通りも良い △:ごわつきはあるが櫛通りはよい ×:ごわつきがあり櫛通りも悪い
【表2】 実施例2(脱色剤) <第1剤>
【表3】 <第2剤> 重量% 過酸化水素水(35%) 15.0 EDTA 0.5 セタノール 2.0 塩化ステアリルトリメチルアンモニウム 1.0 プロピレングリコール 1.0 フェナセチン 0.1 ポリオキシエチレン(20)オレイルエーテル 0.9 精製水 100%とする量 表3に示したように、モノエタノールアミンとアンモニ
アの合計6.44重量%を1:0.15の比率で配合し
た実施例2と、実施例2と同じ量(0.141モル)に
換算したアンモニアあるいはモノエタノールアミンを各
々単独で配合した比較例3および4において、第1剤と
第2剤を1:1の割合で混合し、パネラー5名の頭髪を
左右半分に分けて、片方に実施例1、もう一方に比較例
1あるいは2のいずれかを塗布した。その後、室温で2
0分経過後、各パネラーの頭髪を、40℃の温湯で充分
洗浄し、乾燥した。このような染毛処理を終えた各パネ
ラーに関して比較評価し、次の結果を得た。
【0030】実施例2で得られた染毛剤は、刺激臭が少
なく、さらに毛髪の脱色力は従来のタイプである比較例
3よりも優れ、一方比較例4は刺激臭はないものの、十
分な脱色力は得られなかった。。 実施例3(エアゾール式泡沫状染毛剤) <第1剤> 重量% 強アンモニア水(28%) 4.3 モノエタノールアミン 4.8 トルエン−2,5−ジアミン 3.0 パラフェニレンジアミン 0.2 硫酸2−クロロパラフェニレンジアミン 0.5 硫酸パラメチルアミノフェノール 0.2 パラニトロオルトフェニレンジアミン 1.0 1−アミノ−4−メチルアントラキノン 0.1 ポリオキシエチレン(9)ラウリルエーテル 1.0 セチル硫酸ナトリウム 0.5 セチルアルコール 1.0 ワセリン 0.5 ステアリン酸 1.0 プロピレングリコール 8.0 塩化ジメチルジアリルアンモニウム・アクリルアミド共重合体液 0.5 ヒドロキシエチルセルロースヒドロキシプロピルトリメチルアンモニウムクロリ ドエーテル 0.2 エデト酸二ナトリウム 0.1 アスコルビン酸 0.5 リン酸2水素アンモニウム 0.3 硫酸アンモニウム 0.5 精製水 100とする量 上記原液に噴射剤LPG(5.0Kg/cm3、25
℃)を94:6の割合で充填し、エアゾール式泡沫状染
毛剤第1剤を得た。
【0031】 <第2剤> 重量% 過酸化水素水(35%) 15.0 EDTA 0.5 セタノール 2.0 塩化ステアリルトリメチルアンモニウム 1.0 プロピレングリコール 1.0 フェナセチン 0.1 ポリオキシエチレン(20)オレイルエーテル 0.9 精製水 100とする量 上記原液に噴射剤LPG(5.0Kg/cm3、25
℃)を94:6の割合で充填し、エアゾール式泡沫状染
毛剤第2剤を得た。
【0032】この第1剤と第2剤を1:1の割合で混合
し頭髪に塗布した。その後、室温で20分経過後、40
℃の温湯で充分洗浄し乾燥した。その結果、モノエタノ
ールアミンとアンモニアの合計6.0重量%を1:0.
25の比率で配合した実施例3は、刺激臭も少なく、明
度・染毛力並びに施術後の髪の感触も満足できるもので
あった。
【0033】
【発明の効果】特定量のモノエタノールアミンおよびア
ンモニアを特定の比率で配合することにより、刺激臭が
少なく、毛髪に十分な明度および染毛効果を付与し、堅
牢性に優れ、プレーンリンス時、およびドライ後の感触
が良好で、継続的に染毛を繰り返しても感触が良好であ
る染毛剤を得た。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 染毛剤組成物において、(a)モノエタ
    ノールアミンおよび(b)アンモニアを含有し、(a)
    と(b)の配合量の合計が0.5重量%〜12重量%で
    あり、(a)と(b)の重量比が1:0.05〜1:
    0.5であることを特徴とする染毛剤組成物。
  2. 【請求項2】 (c)カチオン化ポリマーを配合したこ
    とを特徴とする請求項1に記載の染毛剤組成物
  3. 【請求項3】 (d)硫酸、硝酸、塩酸および/または
    リン酸のアンモニウム塩またはアルカノールアミン塩か
    らなる群より選ばれる1種または2種以上を配合したこ
    とを特徴とする請求項1または2に記載の染毛剤組成物
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