JPH1039174A - 半導体レーザモジュール装置 - Google Patents

半導体レーザモジュール装置

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JPH1039174A
JPH1039174A JP19100096A JP19100096A JPH1039174A JP H1039174 A JPH1039174 A JP H1039174A JP 19100096 A JP19100096 A JP 19100096A JP 19100096 A JP19100096 A JP 19100096A JP H1039174 A JPH1039174 A JP H1039174A
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JP
Japan
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semiconductor laser
metal
holder
optical
optical isolator
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JP19100096A
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English (en)
Inventor
Keisaku Tomita
恵作 冨田
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NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 長期的な光学系の信頼度を向上した光アイソ
レータ内蔵の半導体レーザモジュールを小型・低コスト
で提供し、また部材点数を削減して光軸調整を簡易化す
ることにより、半導体レーザモジュールの生産性を格段
に向上する。 【解決手段】 光アイソレータ内蔵の非温調半導体レー
ザモジュールにおいては、集光用レンズ13と光アイソ
レータ18を同一の金属ホルダ15に固定することによ
り、肉厚が厚く抵抗溶接時の異常溶融の発生を抑制する
金属ホルダ15で光学結合系を構成する。これにより、
長期的な光学系の安定化を図るとともに部材点数の最小
化,小型・低コスト化を実現した光アイソレータ内蔵の
半導体レーザモジュールを提供することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体レーザモジ
ュール装置に関する。
【0002】
【従来の技術】幹線系光通信システムにおける昨今の技
術革命はめざましく、動的に単一軸モードで発振するD
FB−LD(分布帰還型レーザダイオード),高効率,
高感度を同時に表現したAPD(アバランシホトダイオ
ード)の開発,製品化とともに〜2.5Gb/sの光通
信システムがすでに実用化に達している。
【0003】これらの光通信システムに用いられる半導
体発光・受光素子の高性能化に伴い、システム自体のさ
らなる高性能化(長距離・大容量化)とともに、低コス
ト化・小型化も検討され、その一部は実現されつつあ
る。中でも、STM−1〜STM−4(155Mbps
〜622Mbps)等の中低速の伝送速度の領域におい
ては、装置全体の小型化・低コスト化のために−40〜
+85℃の厳しい温度環境下でも温度制御なしで動作す
るFP LD(Fabry−Perot LD)やDF
B LD(Distributed Feedback
LD)の実用化が進んでいる。
【0004】このような状況のなか、非温調で動作する
光通信システムのさらなる展開としてSTM−16
(2.5Gbps)の高速領域においても、温度制御を
しない半導体レーザモジュールの開発が要求されてい
る。STM−16(2.5Gbps)の領域において
は、ファイバ分散に伴うスペクトル特性への要求からD
FBLDの適用が必須となるが、一般にDFB LD
は、スペクトル特性に優れる反面、前方光出力端面に無
反射コーティングを施しているため、反射戻り光に対す
る耐性に劣ることが指摘されている。このため、特に1
Gbpsを超える伝送レートの領域においては、光学系
に光アイソレータを挿入し、外来からの反射戻り光の半
導体レーザに対する影響を取り除く必要がある。
【0005】図3は、従来の光アイソレータ内蔵の非温
調型半導体レーザモジュールを示す断面図である。図3
に示すように、半導体レーザ素子31は、ヒートシンク
131を介して金属ステム32にソルダにて融着され、
レンズ付きキャップ133を用いて気密封止される。ま
た金属ステム32にはモニタ用ホトダイオードが搭載さ
れ、またキャップ133には集光用レンズ33が取付け
られている。
【0006】通常の場合、金属ステム32には、腐食防
止のために金メッキが施されているため、レンズ付きキ
ャップ133と金属ステム32間の溶接固定には、金メ
ッキによって溶接部にクラックを生じやすいYAG溶接
法よりも工程が簡便で金メッキを有効に利用できる抵抗
溶接法が用いられている。また半導体レーザ素子個々の
スクリーニング,特性選別による不良素子の除去は、レ
ンズ付きキャップ133が溶接固定された状態で行われ
ている。
【0007】半導体レーザ素子31からの出力光は、レ
ンズ付きキャップ133に固定された集光用レンズ33
で光アイソレータ38を介して光ファイバ37に光軸調
整される。光アイソレータ38は、アイソレータホルダ
138に保持され、アイソレータホルダ138は凹陥部
130内にキャップ133を収納し、キャップ133の
外周側で金属ステム32に溶接固定されている。また光
ファイバ37は、金属スリーブ137に保持され、金属
スリーブ137は、アイソレータホルダ138に溶接固
定されている。
【0008】アイソレータホルダ138と金属スリーブ
137間,金属スリーブ137と光ファイバ37間の溶
接固定には、工程に時間を要するが高い位置精度で信頼
性の高い溶接固定が可能であるYAG溶接が用いられる
ことが多い。
【0009】図4は、特開平4−97306号公報に記
載された光アイソレータ内蔵の半導体レーザモジュール
を示す断面図である。図4に示すように、レンズホルダ
46には、レンズ45が取付けられるとともに、レンズ
45に近接して光アイソレータ49が取り付けられてい
る。
【0010】発光素子41は、ヒートシンク42及び発
光素子ヘッダ43を介してL字状支持板44に固定され
る。一方、レンズホルダ46は、発光素子41とレンズ
45及び光アイソレータ49の光軸を調整し、スリーブ
47を介して支持板44に固定される。
【0011】発光素子41の発光光がレンズ45によっ
て平行ビームに変換され、光アイソレータ49を通過
し、第2レンズ411によって光ファイバ412に光軸
調整され、第2レンズ411及び光ファイバ412は金
属スリーブ47に保持される。
【0012】図4に示す構造のものでは、レンズ45と
光アイソレータ49を近接してレンズホルダ46に取り
付けたため、発光素子41からの発光光をレンズ45で
平行ビームになるように調整することにより、レンズ4
5と光アイソレータ49との光軸を調整することなく、
光学系を構成することができる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図3に
示した従来の光アイソレータ内蔵の半導体レーザモジュ
ールでは、レンズ33と光アイソレータ38をそれぞれ
異なる金属筐体であるステム32,アイソレータホルダ
138に固定して光学系を構成しているため、光学系の
長期の安定動作を確保することが困難であるという問題
がある。
【0014】これは、可視レーザやFP−LDの非温調
同軸モジュールを中心に部材の共有化が図られているた
めに、許容される外形寸法に実質上の上限が設けられて
いる点に起因する。例えば、半導体レーザ素子31,ヒ
ートシンク131を搭載する金属ステム32の外形寸法
は、5.6mmφのものが広く用いられており、ほぼ統
一化されているといっても過言ではない。
【0015】このため、集光用レンズ33,光アイソレ
ータ38を異なる金属筐体に固定して光学系を構成した
場合には、光学系の安定のための重要な要因の一つであ
る金属筐体の肉厚を厚くすることが困難になる。
【0016】また金属ステム32には、自動組立ライン
の自動認識・保持のために、外周縁に複数の切り欠きが
形成されている。アイソレータホルダ138は、キャッ
プ133を凹陥部138a内に収納し、凹陥部138a
の開口縁で金属ステム32に溶接固定されるため、凹陥
部138aの開口縁の外径が金属ステム32の外径より
大きくなり、抵抗溶接の際にアイソレータホルダ138
の開口縁の一部が金属ステム32の切り欠きに重なり、
切り欠き部分で溶接が行われることとなり、異常溶融を
引き起こしてしまう。
【0017】これは、金属ステム32の切り欠きの接触
抵抗の極大化により、抵抗溶接時に局所的に電流集中を
引き起こし、切り欠きのない部分と比較して溶接状態が
偏ってしまうためである。
【0018】このような異常溶接に伴い、溶接強度が不
均一となるばかりでなく、局所的に過溶融した箇所に
は、金属クズ等が発生し、これらがアイソレータホルダ
138の空間内に侵入して光軸上に付着する可能性があ
り、光学結合系の安定性を損なう一因となっている。
【0019】また図4に示された構造のものでは、レン
ズ45と光アイソレータ49をレンズホルダ46に固定
し、発光素子41の発光光をレンズ45によって平行ビ
ームとなるように光学系を構成した場合、金属筐体の肉
厚を厚くすることは可能になるが、第2レンズ411に
よって光ファイバ412に光学結合することが必要とな
り、光学系全体が大きくなってしまうという問題があ
る。
【0020】これは、光学系に2枚レンズ系を採用して
いるためであり、必要となる部材点数が増加することに
より、小型で低コストの光アイソレータ内蔵の半導体レ
ーザモジュールを構成することが困難となる。このた
め、光源である半導体レーザ素子から、焦点である光フ
ァイバ先端までの距離が増大することは、長期的に安定
した光学系を提供することを困難なものとすることは明
白である。
【0021】本発明の目的は、このような問題点を解決
するものであり、長期的な光学系の信頼度を向上し、か
つ小型・低コストで提供し、また部材点数を削減して光
軸調整を簡易化することにより、生産性を格段に向上し
た半導体レーザモジュール装置を提供することにある。
【0022】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明に係る半導体レーザモジュール装置は、金属
ステムと、集光レンズ及び光アイソレータと、第1の金
属ホルダとを有する半導体レーザモジュール装置であっ
て、金属ステムは、半導体レーザを保持するものであ
り、集光レンズは、前記半導体レーザからの出射光を光
ファイバに集光するものであり、光アイソレータは、光
ファイバからの反射戻り光の半導体レーザに対する影響
を取り除くものであり、第1の金属ホルダは、筒状をな
し、内部に集光レンズ及び光アイソレタを、一体に組み
込み、金属ステム外周の切り込みより内側に制限される
径内にて開口縁の肉厚を厚くしたものである。
【0023】また前記金属ホルダは、第2の金属ホルダ
を有し、第2の金属ホルダは、筒状をなし、内部に前記
半導体レーザを収納し、金属ステム外周の切り込みより
内側に制限される径内にて開口縁の肉厚を厚くし、金属
ホルダに固着され、前記第1の金属ホルダは、第2の金
属ホルダの開口縁に固着されたものである。
【0024】また金属ホルダと金属ステムは、抵抗溶接
を用いて固着したものである。
【0025】また第2の金属ホルダの固定後に半導体レ
ーザに対するスクリーニング試験と特性選別が施される
ものである。
【0026】
【作用】本発明においては、半導体レーザからの出力光
を集光するレンズと反射戻り光の影響を取り除く光アイ
ソレータを同一の金属ホルダに固定し、しかる後に半導
体レーザを搭載した金属ステムに固定することにより、
金属ステムとの固定に肉厚を有する金属ホルダを、金属
ステムの切り欠き部を避けて溶接固定することができる
ために、小型で信頼性の高い半導体レーザモジュールを
最小限の部材点数で構成することができる。
【0027】
【発明の実施の形態】次に本発明について図面を参照し
て説明する。
【0028】(実施形態1)図1は、本発明の実施形態
1を示す光アイソレータ内蔵の非温調半導体レーザモジ
ュールを示す断面図である。
【0029】図において、本発明の実施形態1に係る半
導体レーザモジュール装置は、半導体レーザ素子11
と,金属ステム12と,集光レンズ13と,第1の金属
ホルダ15と,光アイソレータ18とを有している。
【0030】半導体レーザ素子11は、金属ステム12
にヒートシンク111を介してソルダにより融着されて
いる。また金属ステム12には、モニタ用ホトダイオー
ドが取付けられている。
【0031】第1の金属ホルダ15は、筒状をなすもの
であって、金属ステム12側寄りの内周面に、内径方向
に突き出た環状の支持部15aが設けられており、第1
の金属ホルダ15は、内部空間が支持部15aを境とし
て前後の2室15b,15cが区画されている。
【0032】集光用レンズ13は、第1の金属ホルダ1
5の環状支持部15aに支持され、光アイソレータ18
は、第1の金属ホルダ15の前室15bに内装され、集
光レンズ13と光アイソレータ18は、光軸を一致させ
て第1の金属ホルダ15に設けられている。
【0033】また第1の金属ホルダ15は、後室15c
内に半導体レーザ素子11を収容し、その開口縁の肉厚
部15dを金属ステム12に突き当て、第1の金属ホル
ダ15と金属ステム12を抵抗溶接により固定する。ま
た第1の金属ホルダ15は、金属ステム12に固定され
た状態にて半導体レーザ素子11を気密封止する。
【0034】また半導体レーザ素子11からの出力光を
集光用レンズ13によって光アイソレータ18に通過し
て光ファイバ17と光軸調整された後に、光ファイバ1
7を保持した金属スリーブ117を第1の金属ホルダ1
5にYAG溶接固定する。
【0035】本実施形態においては、集光用レンズ13
と光アイソレータ18を第1の金属ホルダ15に固定す
ることにより、金属ステム12の外形および自動認識の
ために金属ステム12に形成された切り欠き部12aよ
り内側に制限されるホルダ径Rの範囲内で、金属ホルダ
15の肉厚部15dを十分な強度を確保した厚い肉厚に
構成することができ、長期的な光学系の安定化を図るこ
とができる。
【0036】また正確な固定位置精度を確保しづらい、
金属ホルダ15と金属ステム12間の抵抗溶接も、金属
ステム12の切り欠き部12aを避けて実施することが
容易になり、金属ホルダ15と金属ステム12の切り欠
き部12aとの間に発生する異常溶融を抑制することが
できる。
【0037】したがって、本発明の光アイソレータ内蔵
の非温調半導体レーザモジュール装置においては、集光
用レンズ13と光アイソレータ18を同一の金属ホルダ
15に固定することにより、良好な抵抗溶接と長期的に
安定した光学結合系を確保することが可能となる。ま
た、本発明においては、半導体レーザの光学結合のため
に、集光系の1枚レンズ系を採用しており、部材点数の
最小化を図るとともに、生産性を大幅に向上した小型で
低コストな光アイアソレータ内蔵の半導体レーザモジュ
ールを構成することが可能となる。
【0038】(実施形態2)図2は、本発明の実施形態
2に係る光アイアソレータ内蔵の非温調半導体レーザモ
ジュールを示す断面図である。
【0039】実施形態2では、モニタ用ホトダイオード
を搭載した金属ステム12に、半導体レーザ素子11を
ヒートシンク111を介してソルダに融着し、円筒形状
の第2の金属ホルダ25内に半導体レーザ素子11及び
ヒートシンク111を抵抗溶接する。
【0040】反射戻り光の影響を受けやすく本発明の実
施形態として適当な半導体レーザ素子の代表例としてD
FB−LDが挙げられるが、DFB−LDでは安定した
動的単一軸モードでの動作が必須となるため、個々の半
導体レーザ素子に施される選別工程も多岐を極め、その
不良判定基準をFP−LDに比較して厳しいものとなっ
ている。したがって、各工程における良品歩留りも相対
的に低いものとなっており、実施形態1のように集光用
レンズ,光アイソレータを固定した状態でのスクリーニ
ング・特性選別では、生産コストを低く抑制することが
難しい。
【0041】本実施形態2は、かかる課題を解決する手
段となるものであり、第2の金属ホルダ25を固定した
状態で、半導体レーザ素子11に対するスクリーニング
・特性選別を施してしまうものである。
【0042】本実施形態においては、半導体レーザ素子
11と金属ステム12とを電気的に結線するボンディン
グワイヤや半導体レーザ素子そのものを、スクリーニン
グ・特性選別の工程でのハンドリングミスから保護する
ための第2の金属ホルダ25を有していることを特徴と
している。第2の金属ホルダ25が固定された状態でス
クリーニング・特性選別を完了した半導体レーザ素子1
1は、集光用レンズ13と光アイソレータ18を固定し
た第1の金属ホルダ15を溶接固定したのち、その出力
光が集光用レンズ13,光アイソレータ18を通過して
光ファイバ17と光学結合される。本実施形態において
も、第1の金属ホルダ15と光ファィバ17は金属スリ
ーブ117を介して光軸調整されたのち、YAG溶接固
定を施されて構成される。
【0043】本実施形態2においては特に、半導体レー
ザ素子11のスクリーニング・特性選別を付加価値の小
さい状態で実施することができ、さらに低コスト化が図
れるだけでなく、上記実施形態1に記した様々な効果に
加えて、金属ステム12,第2の金属ホルダ25間の抵
抗溶接において、軽度の異常溶融等の抵抗溶接時に生じ
る可能性がある金属クズをPIND試験によって除去す
ることが容易となり、構成された光アイソレータ内蔵の
非温調半導体レーザモジュールの品質をさらに向上させ
ることが可能となる。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、集
光用レンズと光アイソレータを金属ホルダに一体に組付
けるため、制限された金属ホルダ径の範囲内で十分な強
度を確保した肉厚の厚い金属ホルダを構成することがで
き、長期的な光学系の安定化を図ることができる。
【0045】また正確な固定位置精度を確保しづらい金
属ホルダと金属ステム間の抵抗溶接も、金属ステムの切
り欠き部を避けて実施することが容易になり、金属ホル
ダ−金属ステムの切り欠き部の異常溶融の発生を抑制す
ることができる。
【0046】したがって、良好な抵抗溶接と長期的に安
定した光学結合系を確保することができ、1枚レンズ系
を採用による最小の部材点数で生産性の高い小型・低コ
ストな光アイソレータ内蔵の半導体レーザモジュールを
構成できる。
【0047】また、半導体レーザ素子のスクリーニング
・特性選別を付加価値の小さい状態で実施することがで
き、さらに低コスト化が図れるだけでなく、金属ステ
ム,第2の金属ホルダ間の抵抗溶接において、軽度の異
常溶融等の抵抗溶接時に生じる可能性がある金属クズを
PIND試験によって除去することが容易となり、構成
された光アイソレータ内蔵の非温調半導体レーザモジュ
ールの品質をさらに向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1に係る光アイソレータ内蔵
の非温調半導体レーザモジュールを示す断面図である。
【図2】本発明の実施形態2に係る光アイソレータ内蔵
の非温調半導体レーザモジュールを示す断面図である。
【図3】従来の光アイソレータ内蔵の同軸型半導体レー
ザモジュールを示す断面図である。
【図4】従来の平行ビームを作るレンズと光アイソレー
タを同一の金属筐体に固定している非温調半導体レーザ
モジュールを示す断面図である。
【符号の説明】
11 半導体レーザ素子 12 金属ステム 13 集光レンズ 15 第1の金属ホルダ 18 光アイソレータ 25 第2の金属ホルダ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属ステムと、集光レンズ及び光アイソ
    レータと、第1の金属ホルダとを有する半導体レーザモ
    ジュール装置であって、 金属ステムは、半導体レーザを保持するものであり、 集光レンズは、前記半導体レーザからの出射光を光ファ
    イバに集光するものであり、光アイソレータは、光ファ
    イバからの反射戻り光の半導体レーザに対する影響を取
    り除くものであり、 第1の金属ホルダは、筒状をなし、内部に集光レンズ及
    び光アイソレタを一体に組み込み、金属ステム外周の切
    り込みより内側に制限される径内にて開口縁の肉厚を厚
    くしたものであることを特徴とする半導体レーザモジュ
    ール装置。
  2. 【請求項2】 前記金属ホルダは、第2の金属ホルダを
    有し、 第2の金属ホルダは、筒状をなし、内部に前記半導体レ
    ーザを収納し、金属ステム外周の切り込みより内側に制
    限される径内にて開口縁の肉厚を厚くし、金属ホルダに
    固着され、 前記第1の金属ホルダは、第2の金属ホルダの開口縁に
    固着されたものであることを特徴とする請求項1に記載
    の半導体レーザモジュール装置。
  3. 【請求項3】 金属ホルダと金属ステムは、抵抗溶接を
    用いて固着したものであることを特徴とする請求項1又
    は2に記載の半導体レーザモジュール装置。
  4. 【請求項4】 第2の金属ホルダの固定後に半導体レー
    ザに対するスクリーニング試験と特性選別が施されるも
    のであることを特徴とする請求項2に記載の半導体レー
    ザモジュール装置。
JP19100096A 1996-07-19 1996-07-19 半導体レーザモジュール装置 Pending JPH1039174A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6568864B1 (en) * 1999-11-05 2003-05-27 The Furukawa Electric Co., Ltd. Semiconductor laser module and process for manufacturing the same
JP2007086472A (ja) * 2005-09-22 2007-04-05 Seikoh Giken Co Ltd 半導体レーザ用キャップ及び光モジュール

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