JPH1039030A - 核医学診断装置 - Google Patents

核医学診断装置

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JPH1039030A
JPH1039030A JP19619796A JP19619796A JPH1039030A JP H1039030 A JPH1039030 A JP H1039030A JP 19619796 A JP19619796 A JP 19619796A JP 19619796 A JP19619796 A JP 19619796A JP H1039030 A JPH1039030 A JP H1039030A
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detector
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medicine diagnostic
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の目的は、検出器の小形軽量化を図
り、これにより収集の自由度を向上し得る核医学診断装
置を提供することである。 【解決手段】 本発明は、被検体に投与された放射性同
位元素から放射されるガンマ線を検出器11で検出し、
この検出器11の出力に基づいて放射性同位元素の体内
分布を画像化する核医学診断装置において、検出器11
は、ガンマ線を直接的に電気信号に変換するための複数
の半導体素子が縦15cm〜30cmの範囲内、横20
cm〜50cmの範囲内に2次元アレイされた楕造を有
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被検体に投与され
た放射性同位元素から放射されるガンマ線を検出し、放
射性同位元素の体内分布を画像化する核医学診断装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】核医学診断装置は、シングルフォトン核
種を用いて放射性同位元素の崩壊時の一個のガンマ線の
検出を行い、この検出データに基づいて2次元的なガン
マ線蓄積画像をえることを特徴としたシングルフォトン
カメラと、ポジトロン核種を用いて陽電子が消滅する際
に反対方向に一対のガンマ線を放出することを利用し、
放出場所を特定することにより2次元的なガンマ線の蓄
積画像を得ることを特徴としたボジトロンカメラとに分
類される。
【0003】また、近年、複数の角度でガンマ線を検出
し、それに基づいて断層像を再構成する断層イメージン
グの技術(ECT(emission computed tomography)) が
実用化されている。このECTは、シングルフォトンE
CT(SPECT)と、ポジトロンECT(PET)と
に大別される。
【0004】従来のシンチレーションはアンガー型のカ
メラに代表されるようにガンマ線を光に与えるシンチレ
ータ(NaIの単結晶)の上にライトガイドを介し光電
子増倍管を2次元状にちょう密に配列し、それぞれの出
力信号よりガンマ線の発生場所を重み加算計算にて求め
ていた。このように光電変換素子として光電子増位管を
使用しているために、検出器が極めて厚い楕造を有して
いること、ならびに光電子増倍管の最外周の部分には位
置計算不能のデットスペースが生じてしまい有効視野の
割には極めて面積の大きな検出器になってしなう。その
周辺部や背面の鉛製シールドならぴにコリメータまで入
れると非常に大きな検出器になってしまいこの検出器を
収集目的に応じた設定を行なうにしても自由度に制御が
加わるとともに動作の実現手段が極めて機構的に難し
く、かつ検出器が数百kgと重いため、理想的な動作か
ら機械的歪みに起因した画像劣化を生じることもあっ
た。また有効視野端から検出器の物埋的端面までの距離
が大きいこと、検出器が厚いことにより、心臓SPEC
T時に腕を大きく頭部側に上げてやる必要があり披検者
に苦痛を与えたり頭部SPECTで小脳が入らなかった
りする問題点があった。
【0005】また、従来では、心臓のSPECTを行な
う場合、非常に大きなアンガー型検出器との干渉を避け
るために、被検体はデータ収集期間中、例えば10分以
上、その両腕を頭部側に大きく上げ続けておく必要があ
り、被検体にとっては大変苦痛なものであった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、検出
器の小形軽量化を図り、これにより収集の自由度を向上
し得る核医学診断装置を提供することである。本発明の
他の目的は、心臓SPECT時に被検体に大きな苦痛を
与えることなく、SPECTデータ収集が行ない得る核
医学診断装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するためのの手段】本発明は、被検体に投
与された放射性同位元素から放射されるガンマ線を検出
器で検出し、この検出器の出力に基づいて前記放射性同
位元素の体内分布を画像化する核医学診断装置におい
て、前記検出器は、前記ガンマ線を直接的に電気信号に
変換するための複数の半導休素子が縦15cm〜30c
mの範囲内、横20cm〜50cmの範囲内に2次元ア
レイされた構造を有する。
【0008】また本発明は、被検体に投与された放射性
同位元素から放射されるガンマ線を検出し、この検出器
の出力に基づいて前記放射性同位元素の体内分布を画像
化する核医学診断装置において、前記ガンマ線を直接的
に電気信号に変換するための複数の半導体素子が縦15
cm〜30cmの範囲内、横20cm〜30cmの範囲
内に2次元アレイされた第1の検出器と、前記第1の検
出器を支持する第1の支持機構と、前記ガンマ線を直接
的に電気信号に変換するための複数の半導体素子が縦1
5cm〜30cmの範囲内、横20cm〜50cmの範
囲内に2次元アレイされた第2の検出器と、前記第2の
検出器を支持する第2の支持機構とを具備する。
【0009】本発明によれば、検出器の小形軽量化が図
られ、これにより収集の自由度が向上し得る。また、本
発明は、被検体に投与された放射性同位元素から放射さ
れるガンマ線を検出し前記放射性同位元素の体内分布を
画像化する核医学診断装置において、ガンマ線を直接的
に電気信号に変換する複数の半導体素子が2次元に配列
されてなる半導体検出器と、前記半導体検出器を前記被
検体の周囲を回転させる手段と、前記被検体を載置する
寝台と、前記被検体の腕を支持するためのアームレスト
とを有し、前記アームレストは、前記被検体の体軸に対
する前記腕の開きを少なくとも45°以上に制限するこ
とを特徴とする。
【0010】本発明によれば、半導体検出器はアンガー
型検出器より小形で薄型であるので、心臓SPECT時
に、被検体は、従来のように両腕を頭部側に上げた苦痛
を伴う姿勢をとる必要がなく、その両腕を体軸に対する
45°以上に開いた非常に楽な姿勢でデータ収集を受け
ることができる。しかも、アームレストにより当該開き
を45°以上に制限されるので、被検体は自分の力で当
該開いた姿勢を維持する必要もない。
【0011】また、(1)被検者が苦痛であることによ
り、体を動かすことにより画像が劣化するファクターを
軽減させることができ、(2)本アームレストは容易に
着脱できる構造であるため、他の収集時に問題になるこ
とがなく、(4)本アームレストの腕部がU字型構造を
とっているため、アームレスト部から腕がはみ出すこ
と、ならびに検出器と腕が干渉することもない。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明による核医学診断装
置の一実施形態を図面を参照して説明する。なお、本発
明の核医学診断装置としては、シングルフォトン核種を
用いて放射性同位元素の崩壊時の一個のガンマ線の検出
を行い、この検出データに基づいて2次元的なガンマ線
蓄積画像を得るシングルフォトンカメラ(シンチレーシ
ョンカメラ)、ボジトロン核種を用いて陽電子が消滅す
る際に反対方向に一対のガンマ線を放出することを利用
し、放出場所を特定することにより2次元的なガンマ線
の蓄積画像を得ることを特徴としたポジトロンカメラ、
シングルフオトン核種からのガンマ線を被検体の周囲の
複数の角度から検出し、それに基づいて断層像を再構成
するシングルフォトンECT(SPECT)、ボジトロ
ン核種からのガンマ線を被検体の周囲の複数の角度から
検出し、それに基づいて断層像を再構成するポジトロン
ECT(PET)のいずれでもよい。ここでは、シング
ルフォトンカメラ(シンチレーションカメラ)とSPE
CTを兼用できるタイプを一例として説明する。 (第1の実施形態)図1に本実施形態による核医学診断
装置のブロック図を示す。検出器11は平行多孔型のコ
リメータ13と、ガンマ線を直接的に電気信号に変換す
る複数の半導体素子が縦横に配列された半導体素子アレ
イ15と、複数の半導体素子各々の出力を個々に増幅す
るためのプリアンプアレイ17とを有している。
【0013】画像生成プロセッサ19は、プリアンプア
レイ17の出力に基づいて、被検体に投与された放射性
同位元素の体内分布をいわゆるスタティック画像として
生成する。また、SPECT収集時には、画像生成プロ
セッサ19は、プリアンプアレイ17の出力に基づい
て、被検体の断面に関する放射性同位元素の体内分布を
断層像として再構成する。これら画像データはディスプ
レイ21に表示される。
【0014】スタンド23は検出器11を支持する。ス
タンド走行機構25は、可動部コントローラ35の制御
信号にしたがってスタンド23を電動で走行させること
ができるように構成され、また可動部コントローラ35
にスタンド23の位置をフィードバックするためにロー
タリエンコーダ等により実現され得る位置検出機能を有
している。また、スタンド走行機構25は、検出器公転
機構27は、可動部コントローラ35の制御信号にした
がって、被検体の周囲に検出器11を回転(公転)させ
ることができるように構成され、また可動部コントロー
ラ35に検出器11の公転角度をフィードバックするた
めにロータリエンコーダ等により実現され得る公転角度
検出機能を有している。なお、説明の便宜上、検出器1
1の検出面の中心点の回転(公転)中心を原点とし、公
転の回転軸をX軸、原点から検出面の中心点を通過する
公転の半径方向をZ軸、XZ軸に直交するようにY軸と
した移動座標系を定義する。
【0015】検出器移動機構29は、可動部コントロー
ラ35の制御信号にしたがつて、XYZ直交3軸各々に
関して個別に比較的微小距離だけ検出器11を平行移動
させることができるように構成され、また可動部コント
ローラ35に検出器11のXYZ直交3軸各々に関する
位置をフィードバックするためにロータリエンコーダ等
により実現され得る位置検出機能を有している。検出器
自転機構31は、可動部コントローラ35の制御信号に
したがって、Z軸に平行な回転軸に関して検出器11を
電動で回転(自転)させることができるように構成さ
れ、また可動部コントローラ35に検出器11の自転角
度をフィードバックするためにロータリエンコーダ等に
より実現され得る自転角度検出機能を有している。
【0016】寝台33は、被検体の体軸がZ軸に一致又
は略平行になるように、被検体を例えば仰向けの状態で
支持する。可動部コントローラ35は、コンソール37
を介して入力されたオペレータの命令にしたがって、ス
タンド走行機構25、検出器公転機構27、検出器移動
機構29、検出器自転機構31を個別に制御する。ま
た、可動部コントローラ35は、全身収集やSPECT
収集時に必要とされるスタンド走行機構25、検出器公
転機構27、検出器移動機構29、検出器自転機構31
の相関的な動きを制御する。
【0017】図2に図1の検出器11の外観を示す。半
導体素子アレイ15は、シンチレータト光電子増倍管と
を組み合わせた従来の間接的な検出手法に比べてエネル
ギー分解能に優れる例えば外形寸法3mm×3mm×5
mmのCdZnTe等の複数の半導体素子が、縦15c
m〜30cm、横20cm〜50cmの矩形に2次元的
に配列されている。この矩形サイズは、検出器11の視
野(縦15cm〜30cm×横20cm〜50cm)内
に、心臓や頭部が入り、且つ比較的高価な半導体素子の
豊潤な使用を避ける最適な大きさとして決定されてい
る。なお、図示しないが、側面及び背面からのガンマ線
の入射に伴う誤検出を避けるために、半導体素子アレイ
15、プリアンプアレイ17の側面及び背面にはガンマ
線不透過の鉛等のシールド層が形成されている。
【0018】図3(a)に検出器11や寝台31やスタ
ンド23等を含む検出器システムの正面図を示し、同図
(b)に当該検出器システムの側面図を示す。スタンド
25は2本の支柱39とスタンドベース41とを有す
る。スタンド走行機構25は、床面に施設された走行レ
ール45に、スタンドベース41の底面に形成された凹
部43が移動可能に嵌め込まれた構造、走行駆動モー
タ、動力伝達系とを有する。検出器公転機構27は、ス
タンド25の支柱39に固定された固定リング47に回
転リング49が回転可能に設けられた構造と、駆動モー
タ51と、駆動モータ51の駆動軸に設けられた駆動ギ
ア53とこの駆動ギア53と回転リング49とに掛け渡
されたタイミングベルト55とを含む動力伝達系とを有
する。
【0019】回転リング49に固定された筒状部材57
には、検出器11を支持する支持アーム59がスライド
可能に挿入され、この構造によりZ軸に関して検出器1
1が移動でき、つまり被検体に対して検出器11が接近
/離間できるようになっている(図4(b)参照)。ま
た、図4(a)に示すように、支持アーム59の一端は
検出器11の背面に形成されたXガイド溝61、Yガイ
ド溝63にスライド可能かつ自転可能に嵌め込まれ、こ
の構造によりXY軸に関して検出器11が移動でき、か
つ自転できるようになっている。
【0020】なお、図示しないが、検出器11と画像生
成プロセッサ19との間の電気的な接続はスリップリン
グ機構により実現されている。次にスタティック画像の
収集動作を説明する。上述したように検出器11は、頭
部や心臓が入る程度の比較的小視野で構成されている。
したがって、この視野に入りきらない比較的大きな対象
部位を収集する場合、収集手順に工夫が必要とされる。
【0021】図5(a)に胸部収集時の手順を示してお
り、この場合、可動コントローラ35に制御により、検
出器11のX又はY方向の断続的な移動と、検出器11
によるガンマ線の1単位の検出動作とが同期して行われ
る。なお、検出器11がガンマ線の検出を所定時間継続
し、画像生成に必要なデータを収集する動作を””1単
位の検出動作゛”と定義するものとする。まず、検出器
11を(A)の位置で所定時間停止し、この間にガンマ
線の検出を継続し、次に検出器11を(B)の位置に移
動しこの位置で所定時間停止し、この間にガンマ線の検
出を継続することにより、視野の狭さを補償することが
できる。このように検出器11を平行移動して1単位の
検出動作を2回繰り返す収集手順を2ステップ動作とし
て定義する。
【0022】また、図5(b)に示すように、対象部位
の形状に応じて、検出器11を自転して収集することも
可能である。また、図6に全身収集の手順を示してい
る。全身収集は、1単位の検出動作が(1)〜(n)で
表した順番で繰り返され、つまりX方向(体軸方向)に
関して、検出器11を、1単位の検出動作に要する所定
時間を周期として断続的に移動し、これに同期して検出
器11によるガンマ線の1単位の検出動作を繰り返す。
また、被検体Pの幅が検出器11の視野より長い胸部や
胴体等の部分では、図5(a)に示した2ステップ動作
が併用される。また、被検体Pの幅が検出器11の視野
より短い頭部及び足先端部分を含む部分では、2ステッ
プ動作を併用しない。このような手順により効率よく全
身収集を行うことができる。
【0023】なお、最接近軌道収集を考えた場合、従来
のシンチレータと光電子増倍管とを組み合わせた大視野
重量の検出器に比較して、本実施形態の小視野軽量の検
出器11は被検体Pに25mm以上接近させることがで
きる。このことにより分解能が向上する分だけコリメー
タ13の感度が向上するように設計することにより、小
視野でありながら、従来より単位面積当たり3倍前後の
システム感度が得られるよう設計を行うことができる。
また本実施形態の半導休素子による検出器11のエネル
ギー分解能が従来のシンチレータと光電子増倍管とを組
み合わせた大視野の検出器より格段に優れている( 99m
Tcを対象として、従来の約10%のエネルギー分解能
に対して、半導体素子では約5%である)ため、従来の
大視野の検出器と同等の収集時間で同じカウント数の全
身画像が高いコントラスト分解能で収集できる。
【0024】次にSPECT収集動作を説明する。検出
器11が一定角度毎に断続的に公転し、これに同期して
検出器11による1単位の検出動作が繰り返されること
により、被検体のSPECTに必要なデータを収集する
ことができる。このSPECT収集でも同様に、収集手
順に工夫が必要とされる。
【0025】図7に示すように、検出器11の断続的な
公転運動に同期して、公転運動が停止している間にY方
向に関する検出器11の往復運動(2ステップ動作)を
行うことにより、検出器11の小視野を補償することが
できる。
【0026】図8(a)に1周目のSPECT収集時の
検出器11のY方向の位置を示し、図8(b)に2周目
のSPECT収集時の検出器11のY方向の位置を示し
ている。検出器11の小視野を補償するために、少なく
とも2周のSPECT収集を行うようにしてもよい。こ
の場合、1周目と2周目とで検出器11の視野が重複し
ないように、1周目と2周目とでY方向の位置を相違さ
せる。この図8の方法は、図7に比べて、動作がシンプ
ルであり、また検出器11をY方向に移動させる回数が
少なく、この移動に要する時間分だけ収集時間を短縮す
ることができる。断続的な公転運動に対する収集の他、
連続的な公転運動に対しても対応することができる。
【0027】図9に公転中心と心臓等の対象部位の中心
とがずれている場合の収集手順を示している。このよう
な場合、検出器11の公転運動の各角度で、対象部位が
視野に入るように、公転運動の角度毎に検出器11をY
方向に適当な距離だけ移動して検出器11の位置を調整
する。
【0028】もちろん、例えば図3のシステムにおいて
検出器11に例えば縦25cm、横50cm程度の有効
視野を有するものを採用することによりY方向の動作を
することなくSPECT像が得られる他、ホールボディ
ー収集も従来のようなシングルスキャンで得ることがで
きるのは言うまでもない。
【0029】なお、本実施形態は次のように変形するこ
とが可能である。図10(a),(b)に示すように、
回転リング49を倒れ防止従動輪61で回転可能に支持
し、駆動ギア53で回転リング49を直接的に回転駆動
するような構成であってもよい。
【0030】また、図11に示すように、検出器システ
ムをスタンドベース41から載せることができるモービ
ル台車63は、病院内で検査室や救急医療室へ移動する
ことを可能にするのものであり、台車本体65と把手6
7とキャスタ−69とを有する。キャスタ−69は、移
動時に下げ、設置時には上げて台車本体65を床面に固
定することができるように、台車本体65の底部に上下
動可能に設けられている。
【0031】また、図12、図13に示すように、図1
〜図3に示したと同様の構成の検出器システムを2系統
を設けた2検出器型の核医学診断装置として構成しても
よい。第1の検出器システム101-1は図1〜図3に示
したと同様の第1の構成要素11-1〜59-1を有し、第
2の検出器システム101-2も図1〜図3に示したと同
様の第2の構成要素11-2〜59-2を有する。第2の検
出器システム101-2は、180゜反転され、第1の検
出器システム101-1と共通の走行レール45に設置さ
れる。
【0032】このように検出器システムを2系統設ける
ことにより、次のような収集動作を実現する。第1の検
出器システム101-1の第1の検出器11-1と第2の検
出器ンステム101-2の第2の検出器11-2との位置関
係を90゜に保った状態で、被検体Pの周囲を公転する
ことにより、両者で共同して被検体Pのいわゆる90゜
SPECT収集を行うことができる。また、90°以外
の角度での収集も問題なく行うことができる。また、第
1の検出器11-1と第2の検出器11-2とが被検体Pを
挟んで対向する位置関係を保った状態で、被検体Pの周
囲を公転し、両者で共同して被検体P(7)SPECT
収集を行うことにより、約半周の公転によりSPECT
に必要なデータの収集を完了することができる。
【0033】また、図14に示すように、第1の検出器
11-1で被検体Pの第1の部位(例えば心臓)からのガ
ンマ線を検出して、第1の検出器11-1の出力に基づい
て画像生成プロセッサ19で第1の体内分布を生成し、
第2の検出器11-2で被検体Pの第2の部位(例えば頭
部)からのガンマ線を検出して第2の検出器11-2の出
力に基づいて画像生成プロセッサ19第2の体内分布を
生成し、このように2か所同時にスタティック収集を行
うことができる。同様に、2か所同時にSPECT収集
を行うことができる。また、第1の検出器11-1と第2
の検出器11-2とでそれぞれの収集条件を相違させて収
集することもできる。
【0034】なお、図14に示すように、被検体Pが腕
を置くためのアームレスト63を、被検体Pの体軸に対
して交差する向き(例えば体軸に対して略90°の角
度)に腕を安定的に支持することができるように寝台3
3に設け、従来できなかった心臓と頭部の同時収集時の
被検休Pの負担を軽減することを達成する。また、心臓
収集のみを考えても、従来は、大型のアンガー型検出器
と腕とが干渉するので、腕を大きく上に上げないと、収
集が不可であったが、非常に楽な姿勢で収集を行うこと
ができる。
【0035】以上のように本実施形態は半導休素子によ
る小視野の検出器を用いて、以下のような効果を獲得す
ることができる。 (1)半導体検出器のシステム感度が従来のシンチレー
タと光電子増倍管を組み合わせた検出器に比べて著しく
高いので、心臓や頭部のSPECTの収集時間が従来の
1/2以下で行なえ、しかもエネルギー分解能が良く、
関心ウインド内の散乱線の混入率が小さいため画像のコ
ントラスト分解能が高い。 (2)全身SPECT、全身収集、スタティック収集な
ど従来可能であった収集を同等以上の収集時間で可能、
しかも画像のコントラスト分解能が高い。 (3)2系統の検出器システムを考えた場合、従来は不
可能であった心臓と頭部などの体軸方向に異なる2か所
のSPECTあるいはスッタティックの同時収集が可能
で、しかも独立条件で収集するることができる。 (4)心臓の90SPECTが簡単にしかも1/2以下
の時間で収集可能である。 (5)1検出器システムから2検出器システムへのアッ
プグレードが容易に実現できる。 (6)半導体検出器の有効視野端からシールド端まで1
cm以下と短いため、机にすわった状態でマンモシンチが
可能である。 (7)モービル台車で別の検査室に移動可能である。 (8)2検出器システムでトランスミッションCTを簡
単にしかも高画質で実現できる。 (9)全体回転リングの開口径が大きく設計でき、しか
も全体的に威圧惑がないため被検者の安心感が大きい。 (10)コリメータの重量が10kg〜20kg前後と
軽量化できるので、手で装着可能である。 (11)2系統の検出器システムで、半導体検出器のカ
ウント処理能力が500kcps以上と優れている。F
DG−PETのコインデンス検出にも使用可能である。 (第2の実施形態)図15に第2の実施形態による核医
学診断装置の主要部の構成を示す。第2の実施形態によ
る核医学診断装置の構成は次の点で第1の実施形態と相
違する。第2の実施形態による核医学診断装置は、アン
ガー型検出器が採用されず、アンガー型検出器より小形
で薄く軽量の2つの半導体検出器1221 ,1222
が、スタンド133からアーム1391 ,1392 を介
して被検体Pを挟んで対向した状態で支持される構成が
採用される。このような半導体検出器1221 ,122
2 では、その薄さから、アンガー型検出器を使った心臓
撮影時に要求される被検体Pは両腕を頭部側に大きく上
げた負担の大きい姿勢をとる必要はなく、例えば胴体
(体軸)に対して45°以上、最大でも90°までの角
度θで両腕を開いた比較的楽な姿勢を可能にする。
【0036】この姿勢をさらに楽にするために、アーム
レスト140が用いられる。アームレスト140は、被
検体Pが両腕各々と、体軸との開き角度θを少なくとも
45°以上の特定の角度に制限することができるように
構成され、例えばアクリル材あるいはカーボン材で弓型
に成型される。アームレスト140を天板137の任意
の位置に動かないように装着し、また不使用時には天板
37から取り外すことができるように、アームレスト1
40の中央部分にはマジックファスナー141が設けら
れている。
【0037】アームレスト140の腕を置く部分142
は、上方が開いた断面略U字形(又は断面略コ字形又は
断面略L字形)の形状に形成され、腕がアームレスト1
40から外れたり、動いたり、腕が閉じてしまうことを
防止し、また、特に検出器1221 ,1222 が被検体
Pの周囲を回転するSPECT撮影時に腕と検出器12
21 ,1222 との干渉を確実に防止できるようになっ
ている。
【0038】従来ではアンガー型検出器の厚み、および
有効視野端からシールドの外側端面まで(デッドスペー
ス)の距離が5cm以上と大きいことにより、両腕を大
きく頭部側に上げ、アンガー型検出器を可能な限り頭部
側によせる必要性があったが、半導体検出器1221 ,
1222 では非常に薄型に設計することが可能でコリメ
ータ部を含めても5cm〜10cm程度の厚さで設計で
きるばかりか、各半導体素子でそのまま位置の検出が可
能なため、半導体素子の2次元状に配列してある面はす
べて有効視野として使用可能で有効視野端からシールド
外側端までの距離は実質的にほぼシールドの厚さは約5
mm〜15mm程度と従来より大幅に小型化でき、した
がって上述のようならきうな姿勢が可能になる。
【0039】このように、本実施形態のアームレスト1
40を、半導体検出器1221 ,1222 と組合わせて
用いることにより、被検体Pの苦痛を大幅に軽減し、よ
って収集期間中に被検体Pが体を動かすことによる画像
が劣化する可能性も少なくなる。
【0040】なお、このアームレストは図16に示すよ
うに、天板に装着する代わりに、腕を載せるレスト本体
1441 ,1442 をスタンド1431 ,1432 で支
持するような構成にしてもよい。本発明は上述した実施
形態に限定されることなく、種々変形して実施可能であ
る。
【0041】
【発明の効果】本発明によれば、検出器の小形軽量化が
図られ、これにより収集の自由度が向上し得る。また、
本発明によれば、半導体検出器はアンガー型検出器より
小形で薄型であるので、心臓SPECT時に、被検体
は、従来のように両腕を頭部側に上げた苦痛を伴う姿勢
をとる必要がなく、その両腕を体軸に対する45°以上
に開いた非常に楽な姿勢でデータ収集を受けることがで
きる。しかも、アームレストにより当該開きを45°以
上に制限されるので、被検体は自分の力で当該開いた姿
勢を維持する必要もない。
【0042】また、(1)被検者が苦痛であることによ
り、体を動かすことにより画像が劣化するファクターを
軽減させることができ、(2)本アームレストは容易に
着脱できる構造であるため、他の収集時に問題になるこ
とがなく、(4)本アームレストの腕部がU字型構造を
とっているため、アームレスト部から腕がはみ出すこ
と、ならびに検出器と腕が干渉することもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態による核医学診断装置
のブロック図。
【図2】図1の検出器の外観図。
【図3】本実施形態の検出器システムの正面図と側面
図。
【図4】図1の検出器移動機構を示す図。
【図5】本実施形態による胸部、頭部、心臓の収集手順
の説明図。
【図6】本実施形態による全身収集手順の説明図。
【図7】本実施形態によるSPECT収集手順の説明
図。
【図8】本実施形態による他のSPECT収集手順の説
明図。
【図9】本実施形態による公転中心と心臓等の対象部位
の中心とがずれている場合のSPECT収集手順の説明
図。
【図10】図1の検出器公転機構の他の構成例を示す
図。
【図11】検出器システムを移動するためのモービル台
車を示す図。
【図12】本実施形態の変形列としての2系統の検出器
システムを有する核医学診断装置のブロック図。
【図13】図12のシステムの側面図。
【図14】図12のシステムによる2か所同時収集の様
子を示す図。
【図15】第2の実施形態によるアームレストを示す
図。
【図16】図15の変形例を示す図。
【符号の説明】
11…検出器、 13…コリメータ、 15…半導体素子アレイ、 17…プリアンプアレイ、 19…画像生成プロセッサ、 21…ディスプレイ、 23…スタンド、 25…スタンド走行機楕、 27…検出器公転機構、 29…検出器移動機構、 31…検出器自転機構、 33…寝台、 35…可動部コントローラ、 37…コンソール。

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検休に投与された放射性同位元素から
    放射されるガンマ線を検出器で検出し、この検出器の出
    力に基づいて前記放射性同位元素の体内分布を画像化す
    る核医学診断装置において、 前記検出器は、前記ガンマ線を直接的に電気信号に変換
    するための複数の半導体素子が縦15cm〜30cmの
    範囲内、横20cm〜50cmの範囲内に2次元アレイ
    された構造を有することを特徴とする核医学診断装置。
  2. 【請求項2】 前記半導体素子は、CdZnTeである
    ことを特徴とする請求項1記載の核医学診断装置。
  3. 【請求項3】 前記被検体の周囲に前記検出器を公転さ
    せる機構と、縦方向、横方向、前記公転の半径方向の各
    々の方向に個別に前記検出器を移動する機構と、 前記半径方向と平行な軸に対して前記検出器を自転させ
    る機楕と、 前記被検体の体軸方向に沿って前記被検体と前記検出器
    を相対的に移動する手段とを備えることを特徴とする請
    求項1記載の核医学診断装置。
  4. 【請求項4】 前記体軸方向に沿った移動と前記横方向
    への移動とを同期して行うと共に、前記移動と同期して
    前記ガンマ線の検出動作を断続的に行うことにより、前
    記被検体の全身収集を行うことを特徴とする請求項3記
    載の核医学診断装置。
  5. 【請求項5】 前記被検体の特定の位置では、前記縦方
    向と前記横方向との一方に関する前記検出器の移動を伴
    うことを特徴とする請求項4記載の核医学診断装置。
  6. 【請求項6】 幅が前記横出器の視野より短い前記被検
    体の頭部及び足先端部分を含む部分では、前記縦方向と
    前記横方向との一方に関する前記検出器の移動を伴わ
    ず、幅が前記検出器の視野より長い他の部分では、前記
    縦方向と前記横方向との一方に関する前記検出器の移動
    を伴うことを特徴とする請求項5記載の核医学診断装
    置。
  7. 【請求項7】 前記縦方向と前記横方向との一方に関す
    る前記検出器の往復運動と、前記検出器の断続的な公転
    運動と、前記検出器による前記ガンマ線の1単位の検出
    動作とを同期して行うことにより、前記被検体のSPE
    CTに必要なデータを収集することを特徴とする請求項
    3記載の核医学診断装置。
  8. 【請求項8】 前記検出器の少なくとも2周分の公転運
    動と、前記検出器による前記ガンマ線の1単位の検出動
    作とを同期して行うことにより、前記被検体のSPEC
    Tに必要なデータを収集し、前記公転運動の1周目と2
    周目とで前記縦方向と前記横方向との一方に関する前記
    検出器の位置が相違することを特徴とする請求項3記載
    の核医学診断装置。
  9. 【請求項9】 心臓SPECT収集時と頭部SPECT
    収集時とで、前記検出器の自転に関する角度が90゜相
    違することを特徴とする請求項3記載の核医学診断装
    置。
  10. 【請求項10】 前記公転の中心と前記被検体内の収集
    対象部位の中心とがずれているとき、前記検出器の断続
    的な公転運動と、前記検出器による前記ガンマ線の1単
    位の検出動作とを同期して行うことにより、前記収集対
    象部位のSPECTに必要なデータを収集し、前記公転
    運動の各角度で前記収集対象部位が前記検出器の視野内
    に含まれるように前記公転運動の各角度で前記縦方向と
    前記横方向との一方に関する前記検出器の位置を調整す
    ることを特徴とする請求項3記載の核医学診断装置。
  11. 【請求項11】 前記被検体が腕を置くためのアームレ
    ストを有する寝台を備え、前記アームレストは前記被検
    体の体軸に対して交差する向きに前記腕を安定的に支持
    することが可能であることを特徴とする請求項1記載の
    核医学診断装置。
  12. 【請求項12】 前記検出器を支持するスタンドと、前
    記スタンドを載置する台車とを備えることを特徴とする
    請求項1記載の核医学診断装置。
  13. 【請求項13】 被検体に投与された放射性同位元素か
    ら放射されるガンマ線を検出し、この検出器の出力に基
    づいて前記放射性同位元素の休内分布を画像化する核医
    学診断装置において、 前記ガンマ線を直接的に電気信号に変換するための複数
    の半導体素子が縦15cm〜30cmの範囲内、横20
    cm〜50cmの範囲内に2次元アレイされた第1の検
    出器と、 前記第1の検出器を支持する第1の支持機構と、 前記ガンマ線を直接的に電気信号に変換するための複数
    の半導体素子が縦15cm〜30cmの範囲内、横20
    cm〜50cmの範囲内に2次元アレイされた第2の検
    出器と、前記第2の検出器を支持する第2の支持機構と
    を具備することを特徴とする核医学診断装置。
  14. 【請求項14】 前記半導体素子は、CdZnTeであ
    ることを特徴とする請求項13記載の核医学診断装置。
  15. 【請求項15】 前記第1の支持機構と前記第2の支持
    機構とはそれぞれ、前記対応する検出器を前記被検休の
    周囲に公転させる機構と、 前記対応する検出器を縦方向、横方向、前記公転の半径
    方向の各々の方向に個別に移動する機構と、 前記対応する検出器の中心を通り前記半径方向と平行な
    軸に関して、前記対応する検出器を自転させる機構とを
    備えることを特徴とする請求項13記載の核医学診断装
    置。
  16. 【請求項16】 前記第1の検出器と前記第2の検出器
    とが共同して前記被検体の90゜SPECT収集を行う
    ことを特徴とする請求項15記載の核医学診断装置。
  17. 【請求項17】 前記第1の検出器と前記第2の検出器
    とが前記被検体を挟んで対向する状態で、前記第1の検
    出器と前記第2の検出器とが共同して前記被検体のSP
    ECT収集を行うことを特徴とする請求項15記載の核
    医学診断装置。
  18. 【請求項18】 前記第1の検出器で前記被検体の第1
    の部位からのガンマ線を検出して前記第1の検出器の出
    力に基づいて第1の体内分布を生成し、前記第2の検出
    器で前記被検体の第2の部位からのガンマ線を検出して
    前記第2の検出器の出力に基づいて第2の体内分布を生
    成することを特徴とする請求項15記載の核医学診断装
    置。
  19. 【請求項19】 前記第1の検出器で前記被検体の第1
    の部位のSPECT収集を行い、前記第2の検出器で前
    記被検体の第2の部位のSPECT収集を行うことを特
    徴とする請求項15記載の核医学診断装置。
  20. 【請求項20】 被検体に投与された放射性同位元素か
    ら放射されるガンマ線を検出し前記放射性同位元素の体
    内分布を画像化する核医学診断装置において、 ガンマ線を直接的に電気信号に変換する複数の半導体素
    子が2次元に配列されてなる半導体検出器と、 前記半導体検出器を前記被検体の周囲を回転させる手段
    と、 前記被検体を載置する寝台と、 前記被検体の腕を支持するためのアームレストとを有
    し、 前記アームレストは、前記被検体の体軸に対する前記腕
    の開きを少なくとも45°以上に制限することを特徴と
    する核医学診断装置。
  21. 【請求項21】 前記アームレストは、前記寝台に対し
    て着脱可能であることを特徴とする請求項20記載の核
    医学診断装置。
  22. 【請求項22】 前記アームレストは、前記腕の落下及
    び前記腕の前記半導体検出器に対する接触を防止するた
    めに、断面が略U字形に構成されていることを特徴とす
    る請求項20記載の核医学診断装置。
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