JPH1038557A - 多回転体の回転角検出装置 - Google Patents

多回転体の回転角検出装置

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JPH1038557A
JPH1038557A JP19779796A JP19779796A JPH1038557A JP H1038557 A JPH1038557 A JP H1038557A JP 19779796 A JP19779796 A JP 19779796A JP 19779796 A JP19779796 A JP 19779796A JP H1038557 A JPH1038557 A JP H1038557A
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rotation angle
rotation
code plate
rotary encoder
position detector
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Application number
JP19779796A
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English (en)
Inventor
Hironori Kato
弘典 加藤
Tadashi Sano
正 佐野
Katsuya Mitsuzuka
克也 三塚
Yukari Sano
ゆかり 佐野
Akira Totsuka
亮 戸塚
Nagao Kuroda
長雄 黒田
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Alps Alpine Co Ltd
Original Assignee
Alps Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型にして多回転体の絶対位置の検出を高精
度かつ高分解能で行うことができる回転検出装置を提供
する。 【解決手段】 多回転体の回転検出装置を、ロータ11
とコード板12と当該コード板より信号を検出する摺動
子13a,13b,13c,13dとからなる電気式の
ロータリエンコーダ2と、当該ロータリエンコーダのコ
ード板に形成された渦巻状案内溝20と、当該渦巻状案
内溝にアクチュエータ3aが係合されたリニア型のポテ
ンショメータ3とから構成し、前記ポテンショメータ3
の出力変化より予め定められた基準位置からのステアリ
ングシャフト1の回転数を検出すると共に、前記ロータ
リエンコーダ2の出力変化より前記基準位置からの回転
角度や回転速度等を検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば自動車用ス
テアリングホイールなどのように1回転以上の有限回転
数内で回転する多回転体の絶対位置検出に好適な多回転
体の回転検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば実公平5−26487
号公報などに記載されているように、自動車用ステアリ
ングシャフトの周囲にコード板(符号化板)と発光素子
及び受光素子の組合せとからなる光学式ロータリエンコ
ーダを設け、ステアリングシャフトによりコード板を回
転して当該シャフトに取り付けられたステアリングホイ
ールの操舵角度及び操舵方向を検出し、サスペンション
の減衰力制御やオートマチックトランスミッションのシ
フトポジション制御、それに四輪操舵(4WS)車にお
ける後輪の操舵制御等を行う技術が知られている。
【0003】ステアリングシャフトはニュートラル位置
から右方向及び左方向に夫々1.5〜3回転するように
構成されているのに対して、ロータリエンコーダは1回
転内の回転角度しか検出できないものであるので、単に
ステアリングシャフトの周囲にロータリエンコーダを備
えただけでは、多回転するステアリングシャフトの絶対
角度、即ちニュートラル位置から何回転目の何度の位置
にあるかを検出することができない。
【0004】前記公知例においては、ステアリングシャ
フトとロータリエンコーダのロータとの間にギア機構を
設け、多回転するステアリングシャフトの回転を1回転
内の回転に減速してロータリエンコーダによるステアリ
ングシャフトの絶対角度検出を可能にしている。
【0005】また、ステアリングシャフトの操舵角検出
装置としては、この他に、例えば実開昭60−5621
3号公報などに記載されているように、ステアリングシ
ャフトの軸回りに螺旋状案内溝が形成された円板を取り
付け、当該円板と対向させて当該円板の半径方向に配置
されたリニア型ポテンショメータのアクチュエータを前
記螺旋状案内溝に係合させ、前記リニア型ポテンショメ
ータの出力変化からステアリングシャフトの操舵角度及
び操舵方向を検出するようにしたものも知られている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】然るに、前記公知例の
うち、前者の構成によると、ロータリエンコーダの構成
が複雑化してロータリエンコーダが大型化、重量化する
ばかりでなく、ロータリエンコーダに備えられたコード
板の回転数がステアリングシャフトの実回転の数分の1
に減速されるので、回転検出の分解能が当該減速比に応
じて低下する。また、ステアリングシャフトの回転方向
を右方向から左方向にあるいは左方向から右方向に切り
換えたとき、ギア間のバックラッシュによってコード板
の回転に遅れを生じるため、ロータリエンコーダよりス
テアリングシャフトの回転に応じたパルス信号が正確に
出力されず、応答性及び信頼性に優れた各種の制御を実
現することが困難である。さらに、ステアリングシャフ
トがギア機構を駆動するため、ステアリングシャフトの
円滑な回転が妨げられるおそれがある。
【0007】一方、前記公知例のうちの後者によれば、
原理的には、減速機構を設けることなく、1回転以上に
わたるステアリングシャフトの操舵角度と操舵方向とを
検出することができる。然るに、本例の構成によると、
ステアリングシャフトの操舵角度が小さい場合、ポテン
ショメータの出力変化が微小であるためにステアリング
シャフトの操舵角度を正確に検出することができず、サ
スペンションの減衰力制御等を正確に行うことができな
いので、到底実用に供し得ない。
【0008】なお、上記においてはステアリングシャフ
トの回転角検出装置を例にとって説明したが、公知例に
係る回転角検出装置は、他の多回転体の回転角検出に応
用した場合にも上記と同様の不都合を生じ得る。
【0009】本発明は、かかる従来技術の不備を解決す
るためになされたものであって、その課題とするところ
は、小型にして多回転体の絶対位置の検出を高精度かつ
高分解能で行うことができる回転検出装置を提供するこ
とにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記の課題を
達成するため、多回転体の回転検出装置を、ロータリエ
ンコーダと、当該ロータリエンコーダのコード板又はコ
ード板保持部材に形成された渦巻状案内部と、当該渦巻
状案内部にアクチュエータが係合された位置検出器とを
備え、前記位置検出器の出力変化より予め定められた基
準位置からの粗い回転角を検出し、前記ロータリエンコ
ーダの1回転以内の精密な回転角を検出し、これら粗い
回転角と精密な回転角を組み合わせることにより前記基
準位置からの回転角度を検出する構成にした。
【0011】かかる構成によると、前記位置検出器で多
回転体(例えばステアリングシャフト)の基準位置(ス
テアリングシャフトに場合には、ニュートラル位置)か
らの概略の回転角度位置を検出し、ロータリエンコーダ
で当該1回転内の回転角度を検出することによって、こ
れらを組合せ多回転体の絶対角度検出を行うことができ
る。この場合、多回転体とロータリエンコーダの間に減
速機構を介さないのでロータリエンコーダの分解能が低
下せず、しかも多回転体とロータリエンコーダの間にバ
ックラッシュ等が介在しないのでロータリエンコーダの
コード板に回転遅れを生じることがない。よって、回転
検出装置の出力信号を利用した各種の制御を高い精度と
信頼性により行うことができる。さらに、ロータリエン
コーダのコード板又はコード板保持部材に渦巻状案内部
を形成したので、コード板又はコード板保持部材と渦巻
状案内部形成用の板状部材の双方を備える場合に比べて
装置を小型化及び軽量化することができる。
【0012】前記回転検出装置をステアリングシャフト
の回転検出装置として適用する場合には、取付スペース
を小さくしてステアリングシャフト回りの設計を容易に
するため、ステアリングシャフトの周囲に備えられる回
転コネクタ又はスリップリングに一体的に組み込むこと
が好ましい。この場合、構造の簡略化と部品点数の減少
を図り、装置の小型化及び軽量化を達成するため、ロー
タリエンコーダのコード板を回転するためのロータを回
転コネクタ又はスリップリングのロータに同心に取り付
け、ロータリエンコーダのコード板をロータリエンコー
ダのロータと回転コネクタ又はスリップリングのロータ
との間に挾設することが好ましい。
【0013】なお、前記ロータリエンコーダとしては、
光学式ロータリエンコーダを用いることもできるし、接
点開閉式ロータリエンコーダを用いることもできる。ま
た、前記位置検出器としては、リニア型の位置検出器を
用いることもできるし、ロータリ型の位置検出器を用い
ることもできる。
【0014】リニア型の位置検出器を用いた場合には、
当該位置検出器のアクチュエータのコード板1回転あた
りの移動量を渦巻状案内部のピッチよりも大きくし、検
出精度の向上を図るため、当該アクチュエータの駆動方
向を前記コード板又はコード板保持部材の回転中心を通
る当該コード板又はコード板保持部材の渦巻状案内部形
成面と平行な直線に対して傾斜させることが好ましい。
【0015】また、ロータリ型の位置検出器を用いた場
合には、簡単な構造で多回転の検出を可能とし、かつ当
該位置検出器の回転軸のコード板1回転あたりの回転角
を適当な値にして検出精度の向上を図るため、当該位置
検出器の回転軸に取り付けられたアームの他端に前記渦
巻状案内部と係合するアクチュエータを設けるという構
成にすることが好ましい。
【0016】さらに、前記コード板又はコード板保持部
材が右転したときと左転したときの前記位置検出器の出
力ずれ、即ちヒステリシスを防止し、正確な回転角検出
を実現するため、前記位置検出器のアクチュエータを前
記渦巻状案内部の側壁に圧接するための付勢手段を備え
ることが好ましい。
【0017】なお、リニア型又はロータリ型の位置検出
器としては、電気抵抗式位置検出器(ポテンショメー
タ)、光学式位置検出器、磁気式位置検出器などを用い
ることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る回転検出装置
の第1例を、図1〜図3を用いて説明する。図1は本例
に係る回転検出装置の正面図、図2は本例に係る回転検
出装置の背面図、図3は本例に係る回転検出装置の断面
図である。
【0019】これらの図から明らかなように、本例の回
転角検出装置は、多回転体であるステアリングシャフト
1の回転方向、回転速度それにニュートラル位置からの
回転角度等を検出する接点開閉式ロータリエンコーダ2
と、ステアリングシャフト1のニュートラル位置からの
粗い絶対回転角を検出するリニア型ポテンショメータ3
とから成る。
【0020】接点開閉式ロータリエンコーダ2は、ロー
タ11と、当該ロータ11と一体に回転するコード板1
2と、当該コード板12に形成された導電パターンより
回転角検出信号を検出する摺動子13a,13b,13
c,13dと、これらの各摺動子13a〜13dを保持
する摺動子受14とから構成される。
【0021】ロータ11は、図3に示すように、ステア
リングシャフト1の外形よりもやや大径の内径を有する
段付きのリング形に形成される。また、コード板12
は、図1〜図3に示すように、前記ロータ11よりも大
径で、中心部に前記ロータ11の内径と等しい直径のセ
ンタ孔15が開設された絶縁性の円板によって形成され
る。これらロータ11及びコード板12は、図示しない
適宜の連結手段、例えばねじなどによって同心に組立ら
れ、一体化される。
【0022】コード板12の表面のロータ11の取付部
よりも外周領域には、図1に示すように、A相検出パタ
ーン16とB相検出パターン17とZ相検出パターン1
8とコモンパターン19とが導電性の材料をもって形成
されている。A相検出パターン16及びB相検出パター
ン17は、ステアリングシャフト1の回転角度、回転方
向及び回転速度等を検出するためのパターンであって、
センタ孔15と同心に一定ピッチで形成され、A相検出
パターン16とB相検出パターン17とは、周方向に1
/4ピッチだけ位相をずらして形成される。Z相検出パ
ターン18は、ステアリングシャフト1のニュートラル
位置を含む場合も含まない場合もあるが、1回転以内の
絶対位置を検出するためのパターンであって、周方向に
パターン長が異なる複数個の導電パターンが所定の配列
で形成されている。このとき、A相、B相、Z相パター
ンは、図示しない配線によって電源に接続されている。
コモンパターン19は、アースにつながるパターンであ
って、センタ孔15と同心のリング状に形成される。こ
れらの各パターン16〜19には、図3に示すように、
絶縁性の摺動子受14に保持された摺動子13a〜13
dが個別に当接される。ここでアースに接続された摺動
子13aとその他の摺動子13b〜13dとの間にロー
タ11の回転位置によって電圧が出力される。
【0023】なお、前記の各パターン16〜19は、例
えば印刷やエッチングによって形成されるが、具体的な
パターン形成方法については、公知に属する事項であり
かつ本発明の要旨でもないので説明を省略する。
【0024】一方、コード板12の背面には、図2及び
図3に示すように、リニア型ポテンショメータ3のアク
チュエータ3aを駆動するための渦巻状案内部としての
渦巻状案内溝20が、センタ孔15と同心に一定ピッチ
で形成される。この渦巻状案内溝20は、アクチュエー
タ3aの先端部を挿入可能な幅及び深さに形成され、そ
のターン数は、少なくともステアリングシャフト1の総
回転数以上に調整される。図2の例では、渦巻状案内溝
20のターン数が「5.5」になっている。
【0025】リニア型ポテンショメータ3は、図2及び
図3に示すように、ケーシング21内に設けられたプリ
ント基板22に取り付けられ、アクチュエータ3aの駆
動方向がコード板12の半径方向になるように配置され
る。ニュートラル位置において、アクチュエータ3a
は、当該リニア型ポテンショメータ3の駆動範囲の中央
部に位置付けられ、かつ前記渦巻状案内溝20の中央部
に位置付けられて、右転時の回転検出と左転時の回転検
出とを行えるように調整される。アクチュエータ3aと
ポテンショメータ本体との間には弾性体23が設けら
れ、アクチュエータ3aを常時渦巻状案内溝20の一方
の壁面に圧接している。コード板12が回転されると、
リニア型ポテンショメータ3のアクチュエータ3aは、
渦巻状案内溝20に沿って摺動され、コード板12の回
転量に比例した距離だけコード板12の半径方向に移動
する。したがって、当該リニア型ポテンショメータ3の
出力変化より、ニュートラル位置からの粗い絶対回転角
を検出することができる。
【0026】前記のように構成された回転角検出装置
は、センタ孔15にステアリングシャフト1を貫通する
ことによって、ステアリングシャフト1の外周にこれと
同心に取り付けられる。なお、本例の回転角検出装置が
単独でステアリングシャフト1に備えられる場合には、
ロータ11とステアリングシャフト1との間に所要の連
結手段(図示省略)が設けられ、当該連結手段を介して
ステアリングシャフト1の回転がコード板12に伝達さ
れる。また、本例の回転検出装置が回転コネクタやスリ
ップリング等の他の装置と組み合わされて使用される場
合には、ステアリングシャフト1に連結された回転コネ
クタ又はスリップリングのロータ(図示省略)とロータ
リエンコーダ2のロータ11とを連結することによっ
て、ステアリングシャフト1の回転をコード板12に伝
達するように構成することもできる。
【0027】以下、前記のように構成された回転角検出
装置の動作について説明する。
【0028】自動車のイグニションスイッチをオンする
と、ポテンショメータ3に電源が供給され、当該ポテン
ショメータ3の出力信号より現在のステアリングシャフ
ト1(ステアリングホイール)の位置、即ちイニシャル
位置から何回転目の何度の位置にあるかを示すデータ
(粗い回転角のデータ出力)が直ちに得られる。但し、
ポテンショメータ3を利用した装置においては、正確な
ポジションデータ出力を得ることは困難であり、±90
0度(±2.5回転)の有限回転数内で回転する多回転
体についてはおよそ±40度の誤差が見込まれる。
【0029】この状態からドライバーがステアリングホ
イールを操作すると、コード板12が回転し、摺動子1
3a,13b,13cより、図4に示す如きA相検出パ
ターン16に対応するA信号とB相検出パターン17に
対応するB信号とZ相検出パターン18に対応するZ信
号とが夫々検出される。各信号の使用方法は種々考えら
れるが、一例として、A信号の立上り(立下り)の次に
B信号の立上りが来るか立下りが来るかによってステア
リングシャフト1の回転方向を求めることができると共
に、同一回転方向におけるZ信号の1パルスから次のパ
ルスまでの間隔を、A信号又はB信号のパルス数をカウ
ントすることによってその回転角を決定することができ
る。このようにしてステアリングシャフト1の回転角が
確定した後は、A信号又はB信号のパルスを用いて逐次
回転速度及び回転角の情報を得ることができる。即ち、
単位時間当りのパルス数をカウントすることによってス
テアリングシャフト1の回転速度を検出することがで
き、また、カウントされたパルス数を先に決定された回
転角データに加算又は減算することによって角度位置を
順次求めることができる。なお、A相検出パターン16
及びB相検出パターン17が2度ピッチで形成されてい
る場合には、±0.25度の精度でステアリングシャフ
ト1の相対回転の回転角データを得ることができる。ま
た、A信号及びB信号による相対位置情報が1回転中の
どの位置にあるかはZ信号でチェックされ、精密なステ
アリングシャフト1の1回転の中の回転角検出を行うこ
とができる。
【0030】かように、本例の回転角検出装置は、リニ
ア型ポテンショメータ3でステアリングシャフト1のニ
ュートラル位置からの粗い回転角を検出し、ロータリエ
ンコーダ2で当該1回転内の回転角度を精密に検出し、
これを組み合わせたので、多回転体であるステアリング
シャフト1の絶対角度検出を行うことができる。詳しく
は、粗い回転各データからはステアリングシャフト1の
回転が何回転から何回転の間にあるのかの情報を得てこ
れを演算し、これに1回転内の基準位置(ステアリング
シャフト1のニュートラル位置とそれから±1回転、±
2回転、±3回転した位置を含む。)からの精密な回転
角を加えてニュートラル位置からの絶対回転角を算出す
る。また、この場合、ステアリングシャフト1とロータ
リエンコーダ2の間に何らの減速機構を介さないのでロ
ータリエンコーダ2の分解能が低下せず、しかもステア
リングシャフト1とロータリエンコーダ2との間にバッ
クラッシュ等が介在しないので、ロータリエンコーダ2
のコード板12に回転遅れを生じることがない。よっ
て、回転検出装置の出力信号を利用した各種の制御を高
い精度と信頼性により行うことができる。また、ロータ
リエンコーダ2のコード板12に渦巻状案内溝20を形
成したので、コード板と渦巻状案内溝形成用の板状部材
の双方を備える場合に比べて装置を小型化及び軽量化す
ることができる。さらに、アクチュエータ3aとポテン
ショメータ本体との間に弾性体23を設け、アクチュエ
ータ3aを常時渦巻状案内溝20の一方の壁面に圧接す
るようにしたので、ステアリングシャフト1を右転した
ときと左転したときのアクチュエータ3aのヒステリシ
スを防止でき、高精度な回転角検出を実現できる。
【0031】次に、本発明に係る回転検出装置の第2例
を、図5〜図7を用いて説明する。図5は本例に係る回
転検出装置の正面図、図6は本例に係る回転検出装置の
背面図、図7は本例に係る回転検出装置の断面図であ
る。
【0032】これらの図から明らかなように、本例の回
転角検出装置は、多回転体であるステアリングシャフト
1の回転方向、回転速度それにニュートラル位置からの
回転角等を検出するためのロータリエンコーダとして、
光透過型ロータリエンコーダ30を用いたことを特徴と
する。
【0033】光透過型ロータリエンコーダ31は、ロー
タ32と、当該ロータ32に取り付けられたコード板保
持部材33と、当該コード板保持部材33に保持された
コード板34と、当該コード板34より光学的に信号を
検出する光信号検出器35とから構成される。
【0034】ロータ32は、図7から明らかなように、
第1実施例におけるロータ11と同様に、ステアリング
シャフト1の外形よりもやや大径の内径を有する段付き
のリング形に形成される。
【0035】コード板保持部材33は、図5〜図7に示
すように、前記ロータ32よりも大径で、中心部に前記
ロータ32の内径と等しい直径のセンタ孔33aを有す
る円板によって形成されている。これらのロータ32及
びコード板保持部材33は、図示しない適宜の連結手
段、例えばねじなどによって同心に組立られ、一体化さ
れる。このコード板保持部材33の背面には、図6及び
図7に示すように、リニア型ポテンショメータ3のアク
チュエータ3aを駆動するための渦巻状案内溝20が、
センタ孔33aと同心に一定ピッチで形成される。
【0036】コード板34は、コード板保持部材33よ
りも大径の非透明なプラスチック板や金属板等によって
形成されており、コード板保持部材33の外周部にこれ
と同心に取り付けられる。このコード板34には、図5
及び図6に示すように、外周部にステアリングシャフト
1の相対的な回転角等を検出するためのA,B相検出パ
ターン34aが一定ピッチで開設されると共に、その内
周部分にステアリングシャフト1のニュートラル位置を
含む1回転以内の回転角の絶対位置を検出するためのZ
相検出パターン34bが所定の配列で開設される。
【0037】光信号検出器35には、A,B相検出パタ
ーン34aより信号を検出する発光素子36a及び受光
素子37aと、Z相検出パターン34bより信号を検出
する発光素子36b及び受光素子37bとが備えられ
る。この光信号検出器35は、各発光素子及び受光素子
の組が夫々A,B相検出パターン34a又はZ相検出パ
ターン34bを介してその表面側及び背面側に配置され
るようにして、ケーシング21に取り付けられる。A,
B相信号検出用の受光素子37aには、A,B相検出パ
ターン34aの移動方向に即して少なくとも2つの受光
面が設けられており、各受光面から90度の位相差を有
する同一パターンのA信号及びB信号が出力されるよう
に構成されている。したがって、A信号の立上り(立下
り)の次にB信号の立上りが来るか立下りが来るかによ
ってステアリングシャフト1の回転方向を求めることが
できる。また、Z相信号検出用の受光素子37bに2つ
の受光面を所定の配列で設け、各受光面から位相差を有
する同一パターンのZa信号及びZb信号を出力され
て、ステアリングシャフト1の回転方向を求めるように
することもできる。
【0038】その他の部分については、第1実施例に係
る回転検出装置と同じであるので、重複を避けるために
説明を省略する。本例の回転検出装置も、第1実施例に
係る回転検出装置と同様の効果を有する。
【0039】なお、前記第1及び第2実施例において
は、アクチュエータ3aとポテンショメータ本体との間
に弾性体23を設け、アクチュエータ3aを常時渦巻状
案内溝20の一方の壁面に圧接するようにしたが、本発
明の要旨はこれに限定されるものではなく、図8に示す
ように、ケーシング21の一部に突設されたばね保持突
起24にねじりコイルばね25を取り付け、その一端を
同じくケーシング21の一部に突設されたばね掛け突起
26に係合すると共に、他端をポテンショメータ3のア
クチュエータ3aに係合することによってアクチュエー
タ3aを常時渦巻状案内溝20の一方の壁面に圧接させ
るようにすることもできる。
【0040】また、前記第1及び第2実施例において
は、アクチュエータ3aがコード板12又はコード板保
持部材33の半径方向に駆動されるようにポテンショメ
ータ3を配置したが、本発明の要旨はこれに限定される
ものではなく、図9に示すように、コード板12又はコ
ード板保持部材33の回転中心Oを通りかつ当該コード
板12又はコード板保持部材33の渦巻状案内溝形成面
と平行な直線に対して傾斜する直線に沿ってアクチュエ
ータ3aが駆動されるようにポテンショメータ3を配置
することもできる。このようにすると、コード板12又
はコード板保持部材33の回転角度に対するアクチュエ
ータ3aの移動量を増加することができるので、ポテン
ショメータ3による回転角検出精度を改善することがで
きる。
【0041】この場合、回転角と出力電圧のカーブは直
線にならないが、ポテンショメータの抵抗値変化率を適
宜選定して出力電圧のカーブを直線にする方法や出力の
アナログ信号をA/D変換してデジタル信号にし、ソフ
トウェアにて出力電圧のカーブを直線にしてもよい。
【0042】次に、本発明に係る回転角検出装置の第3
例を、図10を用いて説明する。図10は本例に係る回
転角検出装置の正面図である。この図から明らかなよう
に、本例の回転角検出装置は、基準位置からの粗い回転
角の検出器として、ロータリ型のポテンショメータ41
を用いたことを特徴とする。
【0043】ロータリ型ポテンショメータ41は、本体
がケーシング21に取り付けられ、回転軸41aがケー
シング21より延出された軸保持部材21aにより回転
自在に保持される。このロータリ型ポテンショメータ4
1の回転軸41aにはアーム42が固着されており、そ
の先端部に設けられたピン状のアクチュエータ41bが
コード板12の背面に形成された渦巻上案内溝20に係
合される。アーム42は、当該アーム42とケーシング
21に設けられたばね掛け部43との間に張設されたコ
イルばね等の弾性体44によって一方向に付勢されてお
り、これによってアクチュエータ41bが常時渦巻状案
内溝20の一方の壁面に圧接させる。
【0044】その他の部分については、第1実施例に係
る回転検出装置と同じであるので、重複を避けるために
説明を省略する。本例の回転検出装置も、第1実施例に
係る回転検出装置と同様の効果を有する。
【0045】なお、前記の各実施例においては、ステア
リングシャフト1の回転数を検出する位置検出器として
ポテンショメータを用いたが、これに代えて光学式ある
いは磁気式の位置検出器を用いることもできる。
【0046】また、前記の各実施例においては、ロータ
リエンコーダとして接点開閉式のもの及び光学式のもの
を用いた場合を例にとって説明したが、その他、磁気式
のもの、静電容量式のもの、トランスジューサ式のもの
を用いることも勿論可能である。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
渦巻状案内部と当該渦巻状案内部に係合されたアクチュ
エータとからなる位置検出器の出力変化より多回転体の
予め定められた基準位置からの粗い回転角を検出し、ロ
ータリエンコーダにて1回転内の精密な回転角を検出す
るようにしたので、これら粗い回転角と精密な回転角を
組み合わせることにより基準位置からの多回転体の絶対
角度検出を精密に行うことができる。この場合、多回転
体とロータリエンコーダとの間に減速機構を介さないの
でロータリエンコーダの分解能が低下せず、しかも多回
転体とロータリエンコーダの間にバックラッシュ等が介
在しないのでロータリエンコーダのコード板に回転遅れ
を生じることがない。よって、回転検出装置の出力信号
を利用した各種の制御を高い精度と信頼性により行うこ
とができる。また、ロータリエンコーダのコード板又は
コード板保持部材に渦巻状案内部を形成したので、コー
ド板又はコード板保持部材と渦巻状案内部形成用の板状
部材の双方を備える場合に比べて装置を小型化及び軽量
化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例に係る回転検出装置の正面図であ
る。
【図2】第1実施例に係る回転検出装置の背面図であ
る。
【図3】第1実施例に係る回転検出装置の断面図であ
る。
【図4】回転検出装置より出力される信号のタイミング
チャートである。
【図5】第2実施例に係る回転検出装置の正面図であ
る。
【図6】第2実施例に係る回転検出装置の背面図であ
る。
【図7】第2実施例に係る回転検出装置の断面図であ
る。
【図8】第1及び第2実施例に係る回転検出装置の変形
例を示す背面図である。
【図9】第1及び第2実施例に係る回転検出装置の他の
変形例を示す背面図である。
【図10】第3実施例に係る回転検出装置の背面図であ
る。
【符号の説明】
1 ステアリングシャフト 2 電気式ロータリエンコーダ 3 リニア型ポテンショメータ 3a アクチュエータ 11 ロータ 12 コード板 13a,13b,13c,13d 摺動子 14 摺動子受 15 センタ孔 16 A相検出パターン 17 B相検出パターン 18 Z相検出パターン 19 コモンパターン 20 渦巻状案内溝 21 ケーシング 22 プリント基板 23 弾性体 24 ばね保持突起 25 ねじりコイルばね 26 ばね掛け突起 31 光透過型ロータリエンコーダ 32 ロータ 33 コード板保持部材 34 コード板 34a A,B相検出パターン 34b Z相検出パターン 35 光信号検出器 36a,36b 発光素子 37a,37b 受光素子 41 ロータリ型ポテンショメータ 41a 回転軸 42 アーム 43 ばね掛け部 44 弾性体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G01D 5/36 G01D 5/16 A (72)発明者 佐野 ゆかり 東京都大田区雪谷大塚町1番7号 アルプ ス電気株式会社内 (72)発明者 戸塚 亮 東京都大田区雪谷大塚町1番7号 アルプ ス電気株式会社内 (72)発明者 黒田 長雄 東京都大田区雪谷大塚町1番7号 アルプ ス電気株式会社内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロータリエンコーダと、当該ロータリエ
    ンコーダのコード板又はコード板保持部材に形成された
    渦巻状案内部と、当該渦巻状案内部にアクチュエータが
    係合された位置検出器とを備え、前記位置検出器の出力
    変化より予め定められた基準位置からの粗い回転角を検
    出し、前記ロータリエンコーダの1回転以内の精密な回
    転角を検出し、これら粗い回転角と精密な回転角を組み
    合わせることにより前記基準位置からの回転角度を検出
    することを特徴とする多回転体の回転角検出装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の多回転体の回転角検出
    装置において、前記ロータリエンコーダが光学式ロータ
    リエンコーダであることを特徴とする多回転体の回転角
    検出装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の多回転体の回転角検出
    装置において、前記ロータリエンコーダが接点開閉式ロ
    ータリエンコーダであることを特徴とする多回転体の回
    転角検出装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の多回転体の回転角検出
    装置において、前記位置検出器としてリニア型の位置検
    出器を用い、当該位置検出器のアクチュエータ駆動方向
    を前記コード板又はコード板保持部材の回転中心を通る
    当該コード板又はコード板保持部材の渦巻状案内部形成
    面と平行な直線に対して傾斜させたことを特徴とする多
    回転体の回転角検出装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の多回転体の回転角検出
    装置において、前記位置検出器が、リニア型ポテンショ
    メータであることを特徴とする多回転体の回転角検出装
    置。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載の多回転体の回転角検出
    装置において、前記位置検出器としてロータリ型の位置
    検出器を用い、当該位置検出器の回転軸に取り付けられ
    たアームの他端に前記渦巻状案内部と係合するアクチュ
    エータを設けたことを特徴とする多回転体の回転角検出
    装置。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の多回転体の回転角検出
    装置において、前記位置検出器が、ロータリ型ポテンシ
    ョメータであることを特徴とする多回転体の回転角検出
    装置。
  8. 【請求項8】 請求項1に記載の多回転体の回転角検出
    装置において、前記アクチュエータを前記渦巻状案内部
    の側壁に圧接するための付勢手段を備えたことを特徴と
    する多回転体の回転角検出装置。
  9. 【請求項9】 請求項1に記載の多回転体の回転角検出
    装置において、前記ロータリエンコーダのコード板又は
    コード板保持部材に、回転コネクタ又はスリップリング
    のロータを同心に連結したことを特徴とする多回転体の
    回転角検出装置。
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