JPH1038244A - 廃棄物処理装置 - Google Patents

廃棄物処理装置

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JPH1038244A
JPH1038244A JP8193618A JP19361896A JPH1038244A JP H1038244 A JPH1038244 A JP H1038244A JP 8193618 A JP8193618 A JP 8193618A JP 19361896 A JP19361896 A JP 19361896A JP H1038244 A JPH1038244 A JP H1038244A
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JP
Japan
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waste
film
container
waste accommodating
accommodating film
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JP8193618A
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English (en)
Inventor
Naoki Murakami
直己 村上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A50/00TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE in human health protection, e.g. against extreme weather
    • Y02A50/30Against vector-borne diseases, e.g. mosquito-borne, fly-borne, tick-borne or waterborne diseases whose impact is exacerbated by climate change

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  • Non-Flushing Toilets (AREA)
  • Gasification And Melting Of Waste (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】***物を悪臭を発生させることなく、直ちに焼
却処理することができ、コンパクトな構造とすることが
できる。 【解決手段】廃棄物収容フィルムカセット20から繰り
出されたチューブ状の廃棄物収容フィルム21が便器本
体11の内周面に沿った状態で、下端部がヒートシール
されて緩衝用シャッター14上に支持される。廃棄物収
容フィルム21内に廃棄物が投入されると、緩衝用シャ
ッター14がスライドして、廃棄物収容フィルム21が
便器本体11から垂れ下がった状態になり、チャック機
構60によってチャックされて下方に引き出される。廃
棄物収容フィルム21は、ヒートシール機構30によっ
て、上下方向に適当な間隔をあけた2位置にてヒートシ
ールされて、その間が切断機構50によって切断され
る。切断された廃棄物収容フィルムは、焼却機構40の
加熱炉41内に投入されて焼却処理される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、簡易型トイレ、仮
設トイレ等において***物を処理するために、あるいは
生ゴミを処理するために使用される廃棄物処理装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】簡易型トイレ、仮設トイレ等では、通
常、***物を溜めておいて、一定量が溜まった時点で廃
棄処理するようになっているために、溜められる***物
によって悪臭が発生するという問題がある。
【0003】このような問題を解決するために、例えば
特開平6−30857号公報には、***物をパッケージ
チューブ内に密封して溜めるようになった装置が開示さ
れている。また、実公平7−15519号公報および実
開平6−29494号公報には、***物を収容し得るよ
うになった紙パックが開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】特開平6−30857
号公報に開示された装置では、***物を溜めておいても
悪臭が発生するおそれはない。しかし、この装置では、
パッケージチューブ内に密封された***物が順次貯留さ
れるために、多量の***物を溜めることができない。従
って、パッケージチューブ内に密封された***物は、一
定量が溜まると、それらを廃棄処理するための施設等に
輸送しなければならず、その作業が煩わしいという問題
がある。
【0005】また、実公平7−15519号公報、実開
平6−29494号公報に開示された紙パックも、同様
に、廃棄処分する必要がある。
【0006】本発明は、このような問題を解決するもの
であり、その目的は、***物、生ゴミ等を、溜めること
なく、迅速に処理することができ、しかも、悪臭が発生
するおそれのない廃棄物処理装置を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の廃棄物処理装置
は、廃棄物が投入されるように上端面が開放されるとと
もに、下端面に投下口が形成された容器と、容器の投下
口を開閉し得る緩衝用シャッターと、その容器に着脱可
能に取り付けられており、容器の内周面に沿うように、
チューブ状になった廃棄物収容フィルムが繰り出される
廃棄物収容フィルムカセットと、前記容器の投下口から
下方に垂れ下がった廃棄物収容フィルムをチャックして
下方に引き出すチャック機構と、前記容器の投下口から
下方に引き出された廃棄物収容フィルムを上下方向に適
当な間隔をあけた2位置にて密封する密封機構と、この
密封機構による各密封部分の間にて廃棄物収容フィルム
を切断する切断機構と、この切断機構によって切断され
た下側の廃棄物収容フィルムが投入されるように前記容
器の下方に配置されており、投入された廃棄物収容フィ
ルムを焼却する焼却機構と、を具備することを特徴とす
る。
【0008】前記廃棄物収容フィルムカセットは、容器
を取り囲む円筒状の内周面を有するハウジングと、この
ハウジングの内周面に一方の端部から順番に嵌合された
状態でハウジング内に収容された廃棄物収容フィルムと
を具備し、前記ハウジングの内周面に、廃棄物収容フィ
ルムを内側に巻き込むように引き出す開口部が形成され
ている。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面に基づいて詳細に説明する。
【0010】図1は、本発明の廃棄物処理装置の実施の
形態としての簡易トイレの一例を示す概略断面図であ
る。この簡易トイレは、容器としての便器10と、この
便器10に対して着脱可能になった廃棄物収容フィルム
カセット20とを有しており、便器10の倒立円錐台状
をした便器本体11に沿って、廃棄物収容フィルムカセ
ット20から繰り出されるチューブ状になった廃棄物収
容フィルム21内に***物が投入されるようになってい
る。そして、廃棄物収容フィルム21内に収容された排
泄物が、その下方に配置された密封機構としてのヒート
シール機構30によって密封されて、切断機構50によ
って切断された廃棄物収容フィルム21が、チャック機
構60によってチャックされて、便器10の下方に配置
された焼却機構40に投入されて、廃棄物収容フィルム
21内に密封された***物が、廃棄物収容フィルム21
とともに焼却される。
【0011】便器10の便器本体11は上面が開放され
ており、その開放された上面に便座12が配置されてい
る。便器本体11の下端面には、***物が収容された廃
棄物収容フィルム21が通過するように投下口11aが
形成されている。便器本体11の周面には、廃棄物収容
フィルムカセット20を支持する水平な支持台13が、
便器本体11の上部に嵌合した状態で取り付けられてい
る。そして、この支持台13上に、廃棄物収容フィルム
カセット20が着脱可能に支持されている。
【0012】便器本体11の下端面に設けられた投下口
11aは、その下側に水平に配置された緩衝用シャッタ
ー14によって開閉されるようになっている。この緩衝
用シャッター14は、水平方向にスライド可能であると
ともに昇降可能になっており、投下口11aが閉鎖され
た状態から水平方向にスライドされることにより、投下
口11aの側方の退避位置とされて、投下口11aを開
放するようになっている。
【0013】図2は、便器本体11に取り付けられる廃
棄物収容フィルムカセット20を拡大して示す縦断面図
である。この廃棄物収容フィルムカセット20は、便器
本体11を取り囲む中空の直方体状になったハウジング
22を有している。このハウジング22の軸心部には円
筒状の空間が上下方向に貫通しており、その空間を内周
面22aが取り囲んでいる。ハウジング22内には、合
成樹脂によって長尺のチューブ状に構成された廃棄物収
容フィルム21が収容されている。チューブ状の廃棄物
収容フィルム21は、ハウジング22の内周面22aよ
りも若干大きな口径を有しており、ハウジング22の内
周面22aに一方の端部から順番に嵌合された状態で、
ハウジング22内に収容されている。ハウジング22の
内周面22aにおける上端部には、全周にわたって開口
部22bが設けられており、その開口部22bから、チ
ューブ状の廃棄物収容フィルム21の上端部が、内側に
巻き込まれるように引き出されている。
【0014】このような廃棄物収容フィルムカセット2
0は、便器本体11に設けられた支持台13上に載置さ
れて、ハウジング22の内周面22aに設けられた開口
部22bから引き出された廃棄物収容フィルム21が、
便座12を越えて、便器本体11の内周面に沿うように
セットされる。
【0015】便器10の下方に配置されたヒートシール
機構30には、便器本体11の内周面に沿って配置され
て投下口11aから下方に垂れ下がった廃棄物収容フィ
ルム21を挟む一対の水平な加熱ロッド31が、上下に
適当な間隔をあけて2組設けられている。各加熱ロッド
31は、相互に接離可能な状態で、加熱本体部32に水
平状態で支持されている。加熱本体部32は、各加熱ロ
ッド31が廃棄物収容フィルム21を挟み得る位置と、
廃棄物収容フィルム21の側方の退避位置とに水平方向
にスライドされるようになっている。
【0016】相互に対をなす各加熱ロッド31が、チュ
ーブ状になった廃棄物収容フィルム21を挟み込んだ状
態で加熱されることにより、廃棄物収容フィルム21
は、上下方向に適当な間隔をあけた2位置にてヒートシ
ールされる。
【0017】ヒートシール機構30に対して、廃棄物収
容フィルム21を挟んで対向した位置には、切断機構5
0が配置されている。この切断機構50は、上下方向に
適当な間隔をあけて配置された対をなす2組の加熱ロッ
ド31の間を、水平方向にスライドするようになってお
り、この切断機構50には、水平方向にスライドされる
間に、廃棄物収容フィルム21における一対のヒートシ
ール部の間を切断するカッター51が設けられている。
切断機構50は、廃棄物収容フィルム21の側方の退避
位置から水平方向にスライドすることにより、カッター
51が、廃棄物収容フィルム21における一対のヒート
シール部の間を水平に切断するようになっている。
【0018】また、便器10から下方に垂れ下がった廃
棄物収容フィルム21の側方には、その廃棄物収容フィ
ルム21をチャックして下方に引き出すチャック機構6
0が設けられている。このチャック機構60には、廃棄
物収容フィルム21を挟む一対のチャックロッド61が
チャック本体部62に水平な状態で支持されている。各
チャックロッド61は、相互に接離可能になっており、
また、チャック本体部62は、各チャックロッド61を
一体的に、廃棄物収容フィルム21の側方の退避位置か
ら廃棄物収容フィルム21をチャックし得るチャック位
置にまで水平方向にスライドし得るようになるととも
に、便器本体11における投下口11aに近接した位置
から、焼却機構40に近接した位置にまで昇降し得るよ
うになっている。
【0019】チャック機構60の下方に設けられた焼却
機構40は、上面が開放された中空の直方体状をした加
熱炉41を有しており、その加熱炉41の内部に加熱コ
イル42が軸心方向を垂直状態で配置されている。そし
て、加熱コイル42の内部に、円筒状の加熱容器43が
嵌合状態で支持されている。加熱容器43は、上面が開
放された円筒状になっており、***物が収容されてヒー
トシール機構30によって密封された廃棄物収容フィル
ム21が投入されるようになっている。加熱容器43
は、加熱コイル42が通電されて加熱されることにより
加熱されるようになっており、加熱容器43が加熱され
ることにより、加熱容器43内に収容された廃棄物収容
フィルム21およびその内部の***物は、燃焼されて焼
却されるようになっている。
【0020】加熱炉41の開放された上面は、着脱可能
になった蓋体44によって開閉されるようになってい
る。この蓋体44は、上下方向にスライドすることによ
って、加熱炉41の上面を開放するようになるととも
に、水平方向にスライドして、加熱炉41の側方の退避
位置に移動し得るようになっている。
【0021】加熱炉41の側面には、排気管45が接続
されており、加熱容器43内の廃棄物収容フィルム21
およびその内部の***物が燃焼される際に、その加熱炉
41内の空気が、排気管45を通って排出されるように
なっている。排気管45における加熱炉41に近接した
内部には、脱臭装置46が配置されており、加熱炉41
内を空気は、排気管45を通って排気される間に脱臭装
置46によって脱臭されるようになっている。
【0022】便器10の近傍には、制御パネル70が配
置されている。この制御パネル70は、緩衝用シャッタ
ー14、ヒートシール機構30、チャック機構60、切
断機構50、焼却機構40を、所定のシーケンス制御に
よって動作させるスイッチ等が設けられている。
【0023】このような構成の簡易トイレは、使用に際
して、廃棄物収容フィルムカセット20が、便器10の
便器本体11に支持台13上に取り付けられる。そし
て、廃棄物収容フィルムカセット20の開口部22bか
ら廃棄物収容フィルム21が引き出されて、便器本体1
1の内周面に沿って配置される。このとき、緩衝用シャ
ッター14は退避位置とされて、便器本体11の下端の
投下口11aは開放されており、廃棄物収容フィルム2
1は、その投下口11aからヒートシール機構30の上
側の一対の加熱ロッド31よりも下方に引き出される。
【0024】このような状態になると、ヒートシール機
構30の加熱本体部32が退避位置から水平方向にスラ
イドされて、上側の一対の加熱ロッド31の間に、廃棄
物収容フィルム21の下端部が位置される。そして、各
加熱ロッド31が廃棄物収容フィルム21を介して相互
に圧接された状態とされて、各加熱ロッド31が加熱さ
れることにより、廃棄物収容フィルム21の下端部がヒ
ートシールされる。このような状態になると、各加熱ロ
ッド31が相互に離れて、加熱本体部32が水平方向に
スライドされることにより、各加熱ロッド31は側方の
退避位置とされる。
【0025】その後、緩衝用シャッター14が、廃棄物
収容フィルム21のヒートシール部に近接した位置にま
で下降されて、退避位置から水平方向に進出される。こ
れにより、廃棄物収容フィルム21のヒートシール部が
緩衝用シャッター14上に載せられた状態になり、緩衝
用シャッター14が上方に移動される。そして、図3に
示すように、廃棄物収容フィルム21のヒートシール部
が緩衝用シャッター14に載せられた状態で、緩衝用シ
ャッター14は、便器本体11の投下口11aを閉塞状
態とする。このとき、ヒートシール機構30の各加熱ロ
ッド31は、側方の退避位置とされ、また、切断機構5
0のカッター51およびチャック機構60の各チャック
ロッド61も、側方の退避位置とされる。さらに、焼却
機構40における加熱炉41の蓋体44も側方の退避位
置とされて、加熱炉41の上面は開放された状態にされ
ている。
【0026】このような状態で便器10が使用され、便
器本体11の内周面に沿って配置された廃棄物収容フィ
ルム21内に***物が投入される。廃棄物収容フィルム
21は、緩衝用シャッター14上に支持された状態にな
っているために、***物が投入される際にも下方に落下
するおそれがない。
【0027】廃棄物収容フィルム21内に***物が投入
された状態になると、図4に示すように、緩衝用シャッ
ター14は、退避位置になるように水平方向にスライド
される。これにより、***物が収容された廃棄物収容フ
ィルム21は、投下口11aを通って下方に垂れ下がっ
た状態になる。
【0028】このような状態になると、チャック機構6
0のチャック本体部62は、便器本体11の投下口に近
接した位置にまで、上昇される。そして、各チャックロ
ッド61が相互に離れた状態とされて、廃棄物収容フィ
ルム21の側方の退避位置から水平にスライドされる。
これにより、各チャックロッド61は、廃棄物収容フィ
ルム21の下端部におけるヒートシール部をチャックし
得る位置に達し、各チャックロッド61が相互に接近さ
れて、廃棄物収容フィルム21の下端部におけるヒート
シール部をチャックする。
【0029】このように、各チャックロッド61によっ
て廃棄物収容フィルム21の下端部におけるヒートシー
ル部がチャックされた状態になると、図5に示すよう
に、チャック本体部62が、焼却機構40における加熱
炉41に近接した位置にまで下降される。これにより、
***物が収容された廃棄物収容フィルム21は、便器本
体11から下方に引き出されて、焼却機構40における
加熱炉41の上方に位置される。その後、各チャックロ
ッド61は、相互に離れた状態とされて、各チャックロ
ッド61による廃棄物収容フィルム21の下端部のチャ
ックが解除される。そして、図6に示すように、チャッ
ク本体部62は、ヒートシール機構30の若干下方位置
にまで上昇され、ヒートシール機構30よりも若干下方
の廃棄物収容フィルム21を、各チャックロッド61に
よってチャックする。
【0030】これと同時に、ヒートシール機構30の対
をなす各加熱ロッド31が相互に離れた状態で、加熱本
体部32が水平方向にスライドされ、対をなす各加熱ロ
ッド31それぞれが、廃棄物収容フィルム21を挟んだ
状態とされる。そして、対をなす各加熱ロッド31が相
互に接近されて、廃棄物収容フィルム21を介して対を
なす各加熱ロッド31同士が圧接された状態とされる。
そして、各加熱ロッド31が加熱されることにより、廃
棄物収容フィルム21は、上下に適当な間隔をあけた2
位置がヒートシールされる。
【0031】各加熱ロッド31による廃棄物収容フィル
ム21のヒートシールが終了すると、図7に示すよう
に、カッター機構50のカッター51が水平方向にスラ
イドされて、廃棄物収容フィルム21の上下に適当な間
隔をあけた一対のヒートシール部の間が切断される。こ
れにより、下側のヒートシール部に位置する廃棄物収容
フィルム21は、***物が内部に収容されて、下端部お
よび上端部がそれぞれヒートシール部によって密封され
た状態になり、その上端のヒートシール部の下側が、各
チャックロッド61によってチャックされた状態にな
る。
【0032】このような状態になると、対をなす各加熱
ロッド31同士が相互に離れて、加熱本体部32は退避
位置にスライドされる。その後、チャック機構60のチ
ャック本体部62が下降される。これにより、図8に示
すように、密封状態になった廃棄物収容フィルム21が
下降され、上面が開放された加熱炉41内の加熱容器4
3内に、順次投入される。そして、各チャックロッド6
1が、加熱炉41に近接した状態になると、チャック本
体部62の下降が停止され、各チャックロッド62は、
相互に離れた状態になって、廃棄物収容フィルム21の
チャックが解除される。チャックが解除された廃棄物収
容フィルム21は、加熱炉41内の加熱容器43内に投
入された状態になる。
【0033】その後、焼却機構40の蓋体44が、退避
位置から加熱炉41の開放された上面の上方にまでスラ
イドされて下降されることにより、加熱炉41の開放さ
れた上面が閉鎖される。このような状態になると、加熱
容器43を取り囲む加熱コイル42に通電され、加熱コ
イル42が加熱されて、加熱容器43が加熱される。そ
して、加熱容器43内に投入された廃棄物収容フィルム
21が加熱されて、内部の***物とともに焼却される。
【0034】他方、各チャックロッド61によって密封
状態になった廃棄物収容フィルム21が下方に搬送され
ている間に、緩衝用シャッター14がヒートシール機構
30に近接した位置にまで下降されて、退避位置から水
平方向にスライドされる。これにより、カッター機構5
0による切断箇所よりも上側に位置する廃棄物収容フィ
ルム21のヒートシール部が緩衝用シャッター14上に
載せられた状態になり、このような状態で、緩衝用シャ
ッター14が上方に移動される。そして、緩衝用シャッ
ター14は、廃棄物収容フィルム21のヒートシール部
が載せられた状態で便器本体11の投下口を閉鎖する。
以下、前述した動作と同様の動作が繰り返される。
【0035】なお、上記実施の形態では、簡易トイレに
ついて説明したが、生ゴミの処理装置としても本発明は
適用できる。また、廃棄物収容フィルム21をヒートシ
ール機構30によって密封する構成であったが、針金に
よって密封する針金締結機構を使用するようにしてもよ
い。
【0036】
【発明の効果】本発明の廃棄物処理装置は、このよう
に、容器内に投入される廃棄物は、直ちに廃棄物収容フ
ィルム内に密封されるために、悪臭が発生するおそれが
ない。しかも、廃棄物は、廃棄物収容フィルムとともに
直ちに焼却処理されるために、廃棄物を貯留するための
スペースが不要になり、コンパクトになる。廃棄物収容
フィルムは、廃棄物収容フィルムカセットから順番に繰
り出されて容器内周面に沿った状態になるために、容器
内が汚れるおそれがない。廃棄物収容フィルムカセット
は容器に対して着脱可能になっているために、廃棄物収
容フィルムの交換が容易にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の廃棄物処理装置の実施の形態の一例と
しての簡易トイレの概略図である。
【図2】その簡易トイレに使用される廃棄物収容フィル
ムカセットを拡大して示す断面図である。
【図3】その簡易トイレの動作説明のための一工程を示
す概略図である。
【図4】その簡易トイレの動作説明のための一工程を示
す概略図である。
【図5】その簡易トイレの動作説明のための一工程を示
す概略図である。
【図6】その簡易トイレの動作説明のための一工程を示
す概略図である。
【図7】その簡易トイレの動作説明のための一工程を示
す概略図である。
【図8】その簡易トイレの動作説明のための一工程を示
す概略図である。
【符号の説明】
10 便器 11 便器本体 12 便座 13 支持台 20 廃棄物収容フィルムカセット 21 廃棄物収容フィルム 22 ハウジング 22a 内周面 22b 開口部 30 ヒートシール機構 31 加熱ロッド 40 焼却機構 50 切断機構 51 カッター 60 チャック機構 61 チャックロッド

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 廃棄物が投入されるように上端面が開放
    されるとともに、下端面に投下口が形成された容器と、 容器の投下口を開閉し得る緩衝用シャッターと、 その容器に着脱可能に取り付けられており、容器の内周
    面に沿うように、チューブ状になった廃棄物収容フィル
    ムが繰り出される廃棄物収容フィルムカセットと、 前記容器の投下口から下方に垂れ下がった廃棄物収容フ
    ィルムをチャックして下方に引き出すチャック機構と、 前記容器の投下口から下方に引き出された廃棄物収容フ
    ィルムを上下方向に適当な間隔をあけた2位置にて密封
    する密封機構と、 この密封機構による各密封部分の間にて廃棄物収容フィ
    ルムを切断する切断機構と、 この切断機構によって切断された下側の廃棄物収容フィ
    ルムが投入されるように前記容器の下方に配置されてお
    り、投入された廃棄物収容フィルムを焼却する焼却機構
    と、 を具備することを特徴とする廃棄物処理装置。
  2. 【請求項2】 前記廃棄物収容フィルムカセットは、容
    器を取り囲む円筒状の内周面を有するハウジングと、こ
    のハウジングの内周面に一方の端部から順番に嵌合され
    た状態でハウジング内に収容された廃棄物収容フィルム
    とを具備し、前記ハウジングの内周面に、廃棄物収容フ
    ィルムを内側に巻き込むように引き出す開口部が形成さ
    れている請求項1に記載の廃棄物処理装置。
JP8193618A 1996-07-23 1996-07-23 廃棄物処理装置 Pending JPH1038244A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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