JPH1038084A - ドア式気密閉塞装置 - Google Patents

ドア式気密閉塞装置

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JPH1038084A
JPH1038084A JP21435696A JP21435696A JPH1038084A JP H1038084 A JPH1038084 A JP H1038084A JP 21435696 A JP21435696 A JP 21435696A JP 21435696 A JP21435696 A JP 21435696A JP H1038084 A JPH1038084 A JP H1038084A
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JP
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JP21435696A
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English (en)
Inventor
Fumio Matsumoto
文雄 松元
Takaaki Yasue
孝明 安江
Takayuki Yamamoto
孝幸 山本
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KITO KOGYO KK
KITOU KOGYO KK
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KITO KOGYO KK
KITOU KOGYO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被洗浄物搬出入口を気密に密閉し、かつ、構
造が簡単で、製作費が廉価なドア式気密閉塞装置を得
る。 【解決手段】 液槽の壁部の被洗浄物搬出入口S1を挟ん
で一対のガイドレール21を設け、ガイドレール21に可動
フレーム24を移動自在に装着する。可動フレーム24には
被洗浄物搬出入口S1を閉塞する蓋体34を被洗浄物搬出入
口S1に対して接近離反可能に設ける。また可動フレーム
24にガイドレール21と平行に設けた一対の駆動板29に被
洗浄物搬出入口S1に向いて傾斜した縦長孔のカム溝を穿
設する。カム溝に蓋体34に設けたカムローラ43を回転自
在に係合させ、駆動板29を移動させる駆動シリンダ48を
設ける。駆動板29を駆動シリンダ48によって下降させた
際、カム溝に係合したカムローラ43を被洗浄物搬出入口
S1側に移動させて蓋体34を被洗浄物搬出入口S1に密着さ
せ、被洗浄物搬出入口S1を堅固に密閉させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、洗浄室に
形成された被洗浄物搬出入口に開閉自在に装着されたド
ア式気密閉塞装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】洗浄装置に設けた洗浄室の被洗浄物搬出
入口を気密に閉塞する従来の技術につき、図7及び図8
に基づいて概略説明する。図において、符号1で示すも
のは、洗浄装置Sの被洗浄物搬出入口S1に設けた気密ド
ア装置本体で、符号2で示すものは、被洗浄物搬出入口
S1の両側に固着した一対のガイドレールである。
【0003】符号3で示すものは、被洗浄物搬出入口S1
の下側に固着したシール取付部材で、シール取付部材3
には被洗浄物搬出入口S1の全幅に亘って下部シール4が
設けられている。
【0004】被洗浄物搬出入口S1の上側には被洗浄物搬
出入口S1の全幅に亘って上部シール5が固着しており、
上部シール5の上部は外側に傾斜した傾斜面5aとなって
いる。
【0005】一対のガイドレール2には気密ドア6が摺
動自在に嵌合しており、気密ドア6の上部にはドアシー
ル7が固着している。ドアシール7の下部には上部シー
ル5の傾斜面5aと係合可能な傾斜面7aが形成されてい
る。
【0006】洗浄装置Sの上部にはブラケット9が固定
されており、ブラケット9にはドア駆動シリンダ8が固
着支持されている。ドア駆動シリンダ8のピストンロッ
ド8aはナックル10を介して気密ドア6に連結している。
なお、符号11で示すものは連結金具11である。
【0007】上記のように構成された従来の気密ドア装
置の作用について説明する。まず、図7及び図8に示し
たように、ドア駆動シリンダ8のピストンロッド8aは短
縮されて気密ドア6は開状態になっている。
【0008】そこで、図示しない搬出入装置により被洗
浄物を被洗浄物搬出入口S1から洗浄装置Sの洗浄室の所
定位置に搬入する。
【0009】被洗浄物が洗浄室の所定位置に搬入される
と、ドア駆動シリンダ8が作動し、ピストンロッド8aが
伸長して気密ドア6を仮想線で示す6′の位置まで下降
させる(図8参照)。
【0010】気密ドア6が下降すると、気密ドア6の下
端部は下部シール4と密着すると共に、ドアシール7の
傾斜面7aは上部シール5の傾斜面5aと密着して係合す
る。すなわち、洗浄装置Sの被洗浄物搬出入口S1は気密
ドア6により密閉される。
【0011】被洗浄物搬出入口S1が密閉されると、洗浄
装置Sの洗浄室において、洗浄室に設けたジェットノズ
ルから洗浄液を噴出させて被洗浄物の洗浄を行う。
【0012】この時、洗浄室は完全に密閉された状態で
被洗浄物の洗浄が行われるので、洗浄中の洗浄液の機外
への飛散が防止されると共に、洗浄中に発生する騒音が
抑制され、健全な作業環境の下で洗浄作業が行われる。
【0013】洗浄室において被洗浄物の洗浄が完了する
と、ドアシリンダ8が再び作動して、ピストンロッド8a
が短縮して気密ドア6を上昇させ、被洗浄物搬出入口S1
を開状態にし、図示しない搬出入装置により被洗浄物を
被洗浄物搬出入口S1から取出して1洗浄サイクルは終了
する。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】以上説明した従来の洗
浄装置の気密ドア装置は、洗浄室内にジェットノズルを
配設し、このジェットノズルから洗浄液を噴出させて被
洗浄物の洗浄を行うようにしているので、洗浄室の気密
性が十分に維持され、洗浄装置から洗浄中に洗浄液が外
部へ飛散するのを防止すると共に、洗浄中に発生する騒
音を抑制することができ、健全な洗浄作業環境が提供さ
れる。
【0015】しかしながら、洗浄室を洗浄液を貯留する
ための洗浄槽に形成し、この洗浄槽の側壁に被洗浄物搬
出入口を設け、この被洗浄物搬出入口から被洗浄物を洗
浄槽内の所定位置に搬入し、被洗浄物搬出入口を気密に
密閉して、洗浄液を貯え、この洗浄槽内の高圧洗浄ノズ
ルから高圧洗浄液を噴出させて洗浄槽内の洗浄液を攪拌
し、被洗浄物を回転させながら洗浄を行うようにした洗
浄装置においては、洗浄中、前記した一対のガイドレー
ルと気密ドアとの摺動部から洗浄液が漏れることがあっ
た。そのような場合、上記洗浄装置においては、前述の
ような気密ドア装置を適用することができない問題があ
った。
【0016】また、一対のガイドレールと気密ドアとの
摺動部から洗浄液が漏れるのを防止するため、摺動部に
シールを設けたとしても、気密ドアのシールへの密着性
が弱いため、洗浄時には洗浄槽の洗浄液の水圧により、
シールの部分から洗浄液が漏れる問題があった。特に気
密ドアの昇降によって気密ドアとシールとが接触してシ
ールが摩耗したような場合においてはその漏れが大きか
った。したがって、このような洗浄槽には前述と同じ様
に、気密ドア装置の適用は難しいという問題があった。
【0017】もちろん、洗浄槽の上部に被洗浄物搬出入
口を設け、この被洗浄物搬出入口から被洗浄物を搬出入
することも考えられるが、この場合、被洗浄物を洗浄槽
に投入する被洗浄物投入装置が大掛りなものとなり、製
作費が高くなると共に、洗浄装置が大型化するという問
題が生じた。
【0018】本発明は、例えば、上記したような洗浄液
を貯えた洗浄槽内の高圧洗浄ノズルから高圧洗浄液を噴
出させて洗浄槽に貯えた洗浄液を攪拌し、被洗浄物を回
転させながら洗浄を行うようにした洗浄装置において、
被洗浄物搬出入口を気密に密閉することができ、かつ、
構造が簡素で、製作費が廉価なドア式気密閉塞装置を提
供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明にお
いては、液槽の壁部に設けた開口部を気密に閉塞するド
ア式気密閉塞装置において、前記開口部を挟んで一対の
ガイドレールを設け、該ガイドレールに可動フレームを
移動自在に装着し、該可動フレームに前記開口部を閉塞
する蓋体を前記開口部に対して接近離反可能に設けると
共に、前記可動フレームに該可動フレームの移動方向と
平行に一対の駆動板を設け、該駆動板に前記開口部に向
いて傾斜した縦長孔のカム溝を穿設し、該カム溝に前記
蓋体に設けたカムローラを回転自在に係合し、前記駆動
板を移動させる駆動板移動手段を設けたことを特徴とす
るものである。
【0020】以上のように、液槽の壁部に設けた開口部
の両側にガイドレールを配設し、このガイドレールに移
動自在に装着した可動フレームに蓋体を取り付け、蓋体
は前記開口部に対して接近離反可能に設けられると共
に、蓋体に設けたカムローラを、前記可動フレームに取
り付けられた、該可動フレームの移動方向と平行に移動
する駆動板の傾斜した縦長孔のカム溝に係合させ、駆動
板を駆動板移動手段によって下降させた際、カム溝に係
合したカムローラを前記開口部側に移動させ蓋体を開口
部に密着させて開口部を堅固に密閉させる。
【0021】
【発明の実施の形態】請求項1の記載から把握される本
発明において、図1に示すように、液槽の壁部に設けた
被洗浄物搬出入口S1を挟んで一対のガイドレール21を設
け、このガイドレール21に可動フレーム24を移動自在に
装着する。可動フレーム24には被洗浄物搬出入口S1を閉
塞する蓋体34を被洗浄物搬出入口S1に対して接近離反可
能に設ける。また、可動フレーム24にこの可動フレーム
24の移動方向と平行に一対の駆動板29を設け、駆動板29
に被洗浄物搬出入口S1に向いて傾斜した縦長孔のカム溝
を穿設する。このカム溝に蓋体34に設けたカムローラ43
を回転自在に係合させ、駆動板29を移動させる駆動シリ
ンダ48を設ける。
【0022】
【実施例】次に、本発明に係るドア式気密閉塞装置の一
実施例を図1乃至図6に基づいて説明する。本実施例は
ドア式気密閉塞装置を洗浄装置に用いたものである。図
において、符号20で示すものは、洗浄装置Sの洗浄槽壁
部に設けた開口部である被洗浄物搬出入口S1を気密に閉
塞するドア式気密閉塞装置本体である。
【0023】また、洗浄装置Sの被洗浄物搬出入口S1を
挟んで、被洗浄物搬出入口S1の両側には上方に延びる基
台22が固着されており、基台22には一対のガイドレール
21が固着支持されている。一対のガイドレール21の適
所、すなわち、後述する蓋体34が被洗浄物搬出入口S1を
閉塞する際、蓋体34に固着した抑止板47の幅狭部に対応
する位置には逃がし溝23が形成されている。
【0024】このドア式気密閉塞装置本体20には、図1
に示すように、可動フレーム24が設けられている。可動
フレーム24は、左右に設けた縦方向の一対の支持板25
と、一対の支持板25同士を結合する、横方向の一対の連
結軸27とから概略構成されている。この一対の支持板25
の中央部適所には抑止溝26(図2及び図4参照)が形成
されている。
【0025】左右に設けた一対の支持板25の上下の位置
には支持板25の面に直交するように断面略コ字状に形成
された二組の一対の摺動部材28,28が固着支持されてい
る。そして、摺動部材28,28は、図1乃至図4に示すよ
うに、それぞれ一対のガイドレール21に摺動自在に嵌合
している。従って、可動フレーム24は一対のガイドレー
ル21を上下方向に移動自在に設けられている。
【0026】また、可動フレーム24の連結軸27には、支
持板25と平行に一対の駆動板29が配設されている。駆動
板29の上下部分には、図5に示すように、上下方向に延
びる一対の縦長孔30が穿孔されている。これら縦長孔30
及び駆動板29は可動フレーム24の移動方向と平行に設け
られている。
【0027】縦長孔30には、可動フレーム24の連結軸27
が挿通されている。そして、連結軸27の縦長孔30との係
合部にはローラ31がそれぞれ回転自在に装着されてい
る。ローラ31は縦長孔30に遊嵌している。従って、左右
一対の駆動板29はそれぞれ上下一対の長孔30を介して可
動フレーム24に装着されている。
【0028】さらに、駆動板29の上下に設けた縦長孔30
と縦長孔30の中間部には、前部から後部、即ち、図5に
示すように、下部から上部に向けて蓋体34(後述)側に
傾斜したカム溝32が形成されている。また、駆動板29の
下端部には一対の駆動板29同士を連結する駆動ブラケッ
ト33が固着している。
【0029】また、可動フレーム24には上記一対の駆動
板29に隣接して一対の従動板35が配設されている。この
従動板35には、図6に示すように、駆動板29の縦長孔30
と直交する方向の一対の横長孔36が穿孔されている。こ
れら横長孔36には可動フレーム24の一対の連結軸27が挿
通しており、連結軸27の横長孔36との係合部にはローラ
37がそれぞれ回転自在に装着されており、ローラ37は横
長孔36に遊嵌している。
【0030】この一対の従動板35はL字形をしており、
その基端部は蓋体34に固着している。蓋体34は洗浄装置
Sの被洗浄物搬出入口S1を閉塞するもので、被洗浄物搬
出入口S1に対して接近離反可能に配設されている。
【0031】さらに、従動板35のそれぞれ上下に設けた
横長孔36と横長孔36との中間部には、この横長孔36と平
行なガイド溝38が形成されている。ガイド溝38は駆動板
29に形成したカム溝32に対応する位置に設けられてい
る。ガイド溝38の適所には一対の横長孔36と平行な横長
孔39が穿孔されている。
【0032】従動板35に形成されたガイド溝38には、図
3及び図4で示すように、断面略L字状のアジャストプ
レート40が、その基端部を摺動自在に嵌合させている。
アジャストプレート40の基端部適所には、貫通孔41が穿
孔されており、頂部の折曲部分には螺子孔42が刻設され
ている。
【0033】また、図4及び図5に示すように、一対の
駆動板29に形成したカム溝32にはカムローラ(カムフォ
ロア)43が係合している。カムローラ43の軸部は、図4
に示すように、アジャストプレート40の貫通孔41及び従
動板35の横長孔39を挿通してナット44により従動板35に
装着されている。
【0034】アジャストプレート40の折曲部分の螺子孔
42にはアジャストボルト45が螺合しており、アジャスト
ボルト45の先端部は従動板35の頂部に当接してカムロー
ラ43の位置を調整している。なお、符号46で示すものは
ロックナットである。
【0035】また、図1に示すように、蓋体34には一対
の抑止板47が固着している。抑止板47は支持板25に形成
した抑止溝26に対応する位置に取り付けられている。抑
止板47は幅広部と幅狭部とからなり、幅狭部は一対のガ
イドレール21に形成した逃がし溝23の幅より狭く形成さ
れており、かつ、先端部は略L字状になっている。そし
て、抑止板47は幅広部の肩部分が支持板25に係合可能
に、幅狭部が支持板25に形成した抑止溝26を挿通して略
L字状にガイドレール21側に屈曲し、その先端部はガイ
ドレール21の近傍にまで延びている。
【0036】従って、抑止板47は、蓋体34が移動する
際、蓋体34に不慮の力が付加された場合、幅広部の肩部
が支持板25に係合し、蓋体34の横振れを抑止すると共
に、先端が一対のガイドレール21に当接し、洗浄装置S
側に振れるのを抑止する。
【0037】また、洗浄装置Sには駆動板移動手段であ
る駆動シリンダ48が固着している。駆動シリンダ48のピ
ストンロッド48′は一対の駆動板29を繋ぐ駆動ブラケッ
ト33に接続している。
【0038】図1及び図2に示すように、一対のガイド
レール21の下側端部には可動フレーム24の移動量を抑制
する手段である一対のストッパ49が設けられている。ス
トッパ49は、洗浄装置Sに固着したブラケット50に調整
可能に、かつ、支持板25に当接可能に設けられている。
【0039】さらに、洗浄装置Sの被洗浄物搬出入口S1
には、被洗浄物搬出入口S1を囲繞するように環状のシー
ル部材51が設けられている。環状のシール部材51は洗浄
装置Sに固着した環状の基台52(図2参照)に固着され
ている。
【0040】次に、本実施例の作用に付いて説明する。
本実施例のドア式気密閉塞装置本体20は、図1乃至図6
に示すように、元位置、即ち蓋体34が開いた状態にあ
る。そこで駆動シリンダ48を作動させて、ピストンロッ
ド48′を伸長させると、駆動ブラケット33を介して一対
の駆動板29と共に、可動フレーム24が下方へ移動する。
【0041】このとき可動フレーム24は二組の一対の摺
動部材28,28がガイドレール21に案内され、かつ、自重
によりガイドレール21を摺動しながら下方へ移動する。
また、蓋体34及び従動板35も可動フレーム24と共に、自
重により下方へ移動する。
【0042】このようにして駆動板29、可動フレーム2
4、蓋体34及び従動板35が下方へ移動すると、可動フレ
ーム24の支持板25がストッパ49に当接し、可動フレーム
24はその位置で停止する。
【0043】これにより可動フレーム24の連結軸27が、
従動板35の横長孔36に挿通しているので、従動板35及び
従動板35に一体に設けた蓋体34もその位置で停止する。
即ち、蓋体34は洗浄装置Sの被洗浄物搬出入口S1の閉塞
可能な位置で停止する。このとき、蓋体34に固着した抑
止板47の幅狭部は一対のガイドレール21に形成した逃が
し溝23に対応する位置にある。
【0044】可動フレーム24、従動板35及び蓋体34が所
定位置に停止しても、駆動シリンダ48のピストンロッド
48′がさらに伸長するので、このピストンロッド48′と
共に、駆動板29は駆動板29の縦長孔30の内周上部が可動
フレーム24の連結軸27に当接するまで下方に移動する。
【0045】一方、駆動板29が下方へ移動すると、従動
板35に装着されているカムローラ43は駆動板29のカム溝
32に案内されて移動し、これに伴って、従動板35に固着
している蓋体34は洗浄装置Sの洗浄槽壁部に設けた被洗
浄物搬出入口S1の方向に移動すると共に、抑止板47の幅
狭部が一対のガイドレール21の逃がし溝23を通り抜け、
蓋体34は環状の基台52に装着した環状のシール部材51を
押圧し、被洗浄物搬出入口S1を気密に閉塞する。
【0046】なお、この実施例では、環状のシール部材
51を環状の基台52に装着するように構成したが、蓋体34
に被洗浄物搬出入口S1を囲繞する環状のシール部材51を
装着するようにしてもよい。
【0047】被洗浄物搬出入口S1が蓋体34により気密に
閉塞されると、洗浄装置Sの所定の洗浄サイクル、即ち
給水、洗浄、排水、乾燥等の洗浄サイクルが行われる。
洗浄装置Sの所定の洗浄サイクルが終了すると、駆動シ
リンダ48が作動して、今度は駆動シリンダ48のピストン
ロッド48′が短縮して、上述した閉塞手段とは逆の順序
で、蓋体34の被洗浄物搬出入口S1の閉塞を解除し、元位
置に復帰する。
【0048】
【発明の効果】請求項1記載の発明は、洗浄槽の側壁に
設けた前記搬出入口を密閉して、洗浄液を貯え、この洗
浄槽内の高圧洗浄ノズルから高圧洗浄液を噴出させて洗
浄槽内の洗浄液を攪拌して洗浄を行うようにした洗浄装
置においては、被洗浄物搬出入口のシールと、蓋体とを
カム溝とカムローラとの組み合わせによって強く密着さ
せたので、洗浄中、シールの部分から洗浄液の洩れを防
止することができる。
【0049】洗浄槽の側部に被洗浄物搬出入口を設け、
この被洗浄物搬出入口から被洗浄物を搬出入させ、さら
に、蓋体の移動と閉塞動作とを一つの駆動源で行うよう
にしたので、構造が簡素なものとなり、製作費用を低減
させると共に、メンテナンス費用をも低減させることが
できる。
【0050】蓋体の移動時は、開口部を囲繞しているシ
ール部材に接触しないようにし、閉塞時には蓋体をシー
ル部材に押圧して開口部を閉塞するようにして、蓋体に
よるシール部材の磨耗等による損傷を防止するようにし
たので、シール部材の寿命を相当長期にわたって延ばす
ことができ、消耗部品を低減させることができると共
に、シール部材の取換え等のメンテナンス作業をも低減
させることができる等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るドア式気密閉塞装置本体の正面図
である。
【図2】図1のものの左側面図である。
【図3】図1のものの平面図である。
【図4】図1のA−A線に沿う拡大断面図である。
【図5】図1の駆動板の拡大側面図である。
【図6】図1の従動板の拡大側面図である。
【図7】従来のドア式気密閉塞装置の正面図である。
【図8】図7のB−B線に沿う断面図である。
【符号の説明】
S1 被洗浄物搬出入口 21 ガイドレール 24 可動フレーム 34 蓋体 29 駆動板 32 カム溝 43 カムローラ 48 駆動シリンダ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液槽の壁部に設けた開口部を気密に閉塞
    するドア式気密閉塞装置において、 前記開口部を挟んで一対のガイドレールを設け、該ガイ
    ドレールに可動フレームを移動自在に装着し、該可動フ
    レームに前記開口部を閉塞する蓋体を前記開口部に対し
    て接近離反可能に設けると共に、前記可動フレームに該
    可動フレームの移動方向と平行に一対の駆動板を設け、
    該駆動板に前記開口部に向いて傾斜した縦長孔のカム溝
    を穿設し、該カム溝に前記蓋体に設けたカムローラを回
    転自在に係合し、前記駆動板を移動させる駆動板移動手
    段を設けたことを特徴とするドア式気密閉塞装置。
JP21435696A 1996-07-25 1996-07-25 ドア式気密閉塞装置 Pending JPH1038084A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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FR2834776A1 (fr) * 2002-01-15 2003-07-18 Vraco Sa Trappe de desenfumage
JP2011230118A (ja) * 2010-04-05 2011-11-17 Sugino Machine Ltd 洗浄装置
KR101196456B1 (ko) * 2010-08-10 2012-11-01 (주) 코네스코퍼레이션 사용후연료 운반용기의 덮개 개폐장치를 구비하는 트레일러
CN102896136A (zh) * 2012-09-15 2013-01-30 重庆智得热工工业有限公司 小型集成化医疗废物高温蒸汽处理站

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