JPH1037121A - 支架付き人工芝構造体 - Google Patents

支架付き人工芝構造体

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JPH1037121A
JPH1037121A JP19465396A JP19465396A JPH1037121A JP H1037121 A JPH1037121 A JP H1037121A JP 19465396 A JP19465396 A JP 19465396A JP 19465396 A JP19465396 A JP 19465396A JP H1037121 A JPH1037121 A JP H1037121A
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JP
Japan
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flat plate
artificial turf
support
artificial lawn
artificial
Prior art date
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Application number
JP19465396A
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English (en)
Inventor
Keiji Sekiguchi
啓司 関口
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Diatex Co Ltd
Original Assignee
Diatex Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH1037121A publication Critical patent/JPH1037121A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 支架付き人工芝構造体が単体であることを利
用して、これを設置場所より必要に応じて容易に任意の
場所に移設することにより、人工芝としての機能を発揮
するにある。 【解決手段】 一定形状の人工芝の下面に平板を取付
け、この平板に対して桁枠を取付け、この取付けにより
平板の下面にフォークリフトのフォーク爪を差込むこと
ができる空間部を設け支えるとともに、桁枠の側面又は
平板下面に手持用フックを設けた支架付き人工芝構造体
を構成することにより、課題の解決を図っている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば目的とする
場所に必要とする期間放置し、不要時には、これを任意
の場所に移設可能な支架付き人工芝構造体に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】一般的に、人工芝は、テニスコート、ゲ
ートボールコート、野球場等のスポーツ施設、これらの
周囲の歩径路、公園、ハウス周辺等の歩径路等に使用さ
れている。これらに使用される人工芝は、例えばポリプ
ロピレンの織布、不織布の基布に、例えばポリプロピレ
ン等の繊維のパイル糸を、タフト機を使用して植毛し、
その裏面を樹脂でコーティング加工し、乾燥処理したも
ので、使用に当たっては、下地盤が予め調整されたコン
クリートかアスファルト面上に接着剤を用いて敷設して
いた。また、例えば雑草の防止用としては、地均しした
地面上に人工芝を直敷して、要所を止具で固定してい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】以上のように従来の人
工芝にあっては、使用に当たって人工芝を接着するとこ
ろから、敷設する下地盤を整備する必要があり、また接
着剤を必要をしており、雑草防止用にあっては、その止
具を必要としていた。
【0004】本発明は、上記のような従来の人工芝と
は、その使用、敷設の方法を異にするもので、その目的
とするところは、人工芝を敷設した場所において、その
敷設が不要となったときは、これを任意の場所に容易に
移動し、場合によっては、敷設できるようにするにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明にあっては、一定形状の人工芝の下面の平
板に桁枠を設け、この桁枠によって形成される平板の下
面空所に、フォークリフトのフォーク爪を差込んで運搬
し、また、桁枠の側面、又は平板の側縁に設けた手持用
フックに手をかけて運ぶなどして問題点の解決を図って
いる。
【0006】すなわち、本発明の支架付き人工芝構造体
は、任意形状、大きさの人工芝の下面に、その全面にわ
たって、平板を固定するとともに、その平板の下面に桁
枠を固定して、平板の下方に空間部を形成した構成をと
っており、人工芝としては、編織基布にパイル糸を植毛
して、その裏面にパッキング材を塗布し、これを乾燥処
理し、平板には合板、鋼板、プラスチック板等を用い、
桁枠には木材、鋼材、プラスチック材等を用い、平板の
下方の空間部は、フォークリフトのフォーク爪が入り得
る30mm以上を有する構成としている。
【0007】また、人工芝を平板との間にはクッション
層を形成し、人工芝面の適宜の位置に設置孔を貫設し、
さらに人工芝の下面の平板に設けた桁枠の側面、又は平
板の側縁には、手持用フックが取付けられた構成となっ
ている。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の支架付き人工芝構造体
は、従来一般に使用されている運動施設、又はその周
辺、公園、ハウスの周辺等の歩径路等に使用される人工
芝と異なり、必要場所に敷設し、不要時には任意の場所
に移動でき、持ち運びが簡単にできるようにしたもの
で、人工芝の下面に支架部を設け、この支架部により人
工芝との間に空間部を形成したものである。
【0009】この支架付き人工芝構造体を運搬するとき
は、この空間部にフォークリフトのフォーク爪を差込む
か、狭い場所にあっては、支架部を構成する桁枠の側
面、又は人工芝の下面の平板の側縁に設けた手持用フッ
クを利用して手作業で持ち運びできるようにしたもの
で、その利用場所に応じて人工芝の面の形状は、正方
形、長方形、円形及び6角形等の正多角形、その他任意
の形状であり、またその大きさも使用場所に適応するも
のである。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。支架付き人工芝構造体(A)は、人工芝部(a)
と支架部(b)とより構成されるもので、人工芝部
(a)は人工芝の基布(裏地)(1)と植毛(2)とよ
りなり、例えばポリプロピレン1000Drの原糸、経
22本/吋×緯22〜24本/吋の基布(1)に対し、
ポリプロピレンのパイル糸をタフト機をもって植付け
(2)たもので、この基布(1)の裏面には、パッキン
グ材(1’)を塗布して乾燥してある。また、支架部
(b)は、人工芝部(a)の裏面の全面にわたり平板
(3)を固定するとともに、この平板(3)に対して桁
枠(4)を固定したものである。
【0011】平板(3)としては、合板、鋼板、プラス
チック板が、また桁枠(4)としては、木材、鋼材、プ
ラスチック材が用いられる。人工芝部(a)に対する平
板(3)の取付けは、釘、鋲、ワイヤー止め(エアーホ
チキス止め)、接着等であり、平板(3)に対する桁枠
(4)の取付けは、釘、鋲、接着等である。桁枠(4)
の厚みは、30〜100mm程度で、好ましくは、50
〜70mm位であり、桁枠(4)の厚みによる人工芝部
(a)の下面の平板(3)との空間部(5)は、30m
m以上であればよく、これはフォークリフトのフォーク
爪を差込むに必要な大きさである。
【0012】また、桁枠(4)の下面に、平板(3)と
ほぼ同厚の木材、鋼材、プラスチック材等よりなる底板
(6)を取り付ける場合がある。これにより、支架部
(b)は補強される。この底板(6)は平板(3)のよ
うに全面にわたるものでなくてもよく、桁枠(4)を繋
ぐ幅のものであればよい。なお、図1乃至図6のものに
あっては、桁枠(4)の側面に、また図7、図8のもの
にあっては、平板2の下面の側縁近くに手持用フック
(7)が設けられている。
【0013】人工芝部(a)の平面形状は、図4、図5
に示すような正方形(A1 )、図6の長方形(A2 )、
図7の円形(A3 )、図8の6角形(A4 )等の種々の
ものが考えられ、またその大きさも様々で、使用される
場所によって異なる。また、図6の長方形、(A2 )、
図7の円形(A3 )のように、適宜の位置に植木鉢
(B)又は石等を嵌置する任意の形状の設置孔(8)を
設ける。例えば、長方形(A2 )にあっては、合板規格
に準ずるものであって、広範囲に畳敷にすると安定し、
また、辺縁寄りに設置孔(8)を設け、これに植木鉢
(B)、庭石等を嵌置することによって自然感をもたら
し、花壇、造園に活用できる。図4、図5の正方形(A
1 )、図6の長方形(A2 )のように、平板(3)がそ
のままの露わのものにあっては、敷詰め用として利用す
る。
【0014】図7の円形(A3 )、図8の6角形(A4
)にあっては、平板(3)の側端面は人工芝部(a)
で覆われているが、このようなものにあっては、通常は
飛石として使用し、又は飛び石状に使用する。尤も6角
形(A4 )のものにあっては、歩径路として使用した場
合に、曲り角の接続部として利用し易い。また円形(A
3 )のものにあっては、飛石状に置き、その設置孔
(8)に植木鉢(B)、庭石等を嵌置することにより、
ソフトな環境整備に利用することができる。変わった使
い方としては、例えば宣伝用の立看板を設置孔(8)に
立てることができる。さらに、人工芝部(a)を異なる
色合とすることにより、任意の柄模様に配置することが
できる。図9に示すものは、平板(3)を人工芝部
(a)で被冠した短冊状片(9)の3個を並設し、これ
に桁枠(4)を取付け、桁枠(4)に底板(6)を取付
けた支架付き人工芝構造体(A5 )である。また、図1
0は、人工芝部(a)と支架部(b)の平板(3)との
間にクッション層(10)を設けた支架付き人工芝構造
体(A)の一部断面図である。
【0015】人工芝構造体(A)は、通常は地面上に栽
置して使用するものであるが、時には、平板(3)近く
まで地中に埋めて使用することもある。何れの場合にあ
っても、一定期間使用し、模様替等で取払うときは、フ
ォークリフトを使用して、それのフォーク爪を支架部
(b)の平板(3)の下面の空間部(5)に差込んで運
搬する。その際、狭い場所にあってフォークレフトが使
用できないときは、手持用フック(7)、(7)を利用
して手作業で持運ぶ。運搬し、持ち運んだ人工芝構造体
(A)は、次の場所でフォークリフトを使用し、又は手
作業で配設し、再度利用する。
【0016】
【発明の効果】本発明の支架付き人工芝構造体は、人工
芝部を支架部とより構成された単体であるため、目的、
場所において、フォークリフト等を使用して手作業と共
にそれを容易に敷設することができる。目的に応じて必
要場所に一定期間敷設した後、模様替等でその敷設が不
要となった時には、フォークリフトにより容易に任意の
場所に移設することができる。この場合、新たな敷設場
所において、狭い場所での作業は、手持用フックを利用
して、手作業でその敷設位置の調整をすることができ
る。
【0017】人工芝構造体は、人工芝部の平面形状が正
方形、長方形、円形、6角形と種々であるところから、
正方形、長方形のもののように広範囲に敷詰めたり、歩
径路としたりして使用し、円形、6角形のものにあって
は、飛石としたり、また飛石状に配置したりすることが
でき、設置孔に対し、植木鉢、庭石等を嵌置して、庭園
とし、また周囲の状況にマッチさせて自然感を出させる
ことができる。
【0018】また、人工芝部を異なる色合わせとするこ
とにより、例えば緑色と黄色、又は黒色と黄色の組み合
わせによって、安全通路の標識に活用したり、透孔に植
木鉢、庭石、花壇等を組み入れることによって展示会場
等に設置して自然感を採り入れることができる。なおま
た、本発明における人工芝構造体は、下地盤と人工芝間
に空間部が設けられているので、夏期において、直射日
光による加熱度が極めて少なく、大雨に対しても、水は
けがよいので歩行感が優れている等の幾多の効果を有す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の支架付き人工芝構造体の正方形のもの
の正面図である。
【図2】底板を有する支架付き人工芝構造体の一部正面
図である。
【図3】放置孔を有する正方形の支架付き人工芝構造体
の断面図である。
【図4】正方形の支架付き人工芝構造体の一部を切欠し
た斜視図である。
【図5】底板を有する正方形の支架付き人工芝構造体の
一部を切欠した斜視図である。
【図6】設置孔に植木鉢を嵌置した長方形の支架付き人
工芝構造体斜視図である。
【図7】(イ)及び(ロ)は設置孔を有する円形の支架
付き人工芝構造体の平面図及び底面図である。
【図8】(イ)及び(ロ)は6角形の支架付き人工芝構
造体の平面図及び底面図である。
【図9】平板に人工芝部を被冠した短冊状片を並設した
支架付き人工芝構造体の斜視図である。
【図10】クッション層を設けた支架付き人工芝構造体
の断面図である。
【符号の説明】
A 支架付き人工芝構造体 B 植木鉢 a 人工芝部 b 支架部 1 人工芝基布 2 植毛 3 平板 4 桁枠 5 空間部 6 底板 7 手持用フック 8 設置孔 9 短冊状片 10 クッション層

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 任意形状、大きさの人工芝の下面に、そ
    の全面にわたって平板を固定するとともに、その平板の
    下面に桁枠を固定して、平板の下方に空間部を設けたこ
    とを特徴とする支架付き人工芝構造体。
  2. 【請求項2】 人工芝は、編織基布にパイル糸を植毛し
    て、その裏面にパッキング材を塗布して乾燥処理したも
    のであり、平板は合板、鋼板、プラスチック板等であ
    り、また桁枠は木材、鋼材、プラスチック材等であっ
    て、さらに平板下方の空間部は、フォークリフトのフォ
    ーク爪が入り得る30mm以上を有することを特徴とす
    る請求項1に記載の支架付き人工芝構造体。
  3. 【請求項3】 人工芝の下面と平板との間にクッション
    層を設けたことを特徴とする請求項1に記載の支架付き
    人工芝構造体。
  4. 【請求項4】 人工芝面の適宜の位置に放置孔を貫設し
    たことを特徴とする請求項1に記載の支架付き人工芝構
    造体。
  5. 【請求項5】 人工芝の下面の平板に設けた桁枠の側
    面、又は平板の側縁に、手持ち用フックを設けたことを
    特徴をする請求項1に記載の支架付き人工芝構造体。
JP19465396A 1996-07-24 1996-07-24 支架付き人工芝構造体 Pending JPH1037121A (ja)

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JP19465396A JPH1037121A (ja) 1996-07-24 1996-07-24 支架付き人工芝構造体

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ID=16328094

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JP (1) JPH1037121A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6238302B1 (en) 1999-09-03 2001-05-29 Callaway Golf Company Golf club head with an insert having integral tabs
US6273831B1 (en) 1999-09-03 2001-08-14 Callaway Golf Company Golf club head with a polymer insert
WO2006114586A1 (en) * 2005-04-25 2006-11-02 Ian Clive Butcher Decking
RU184317U1 (ru) * 2018-04-13 2018-10-22 Антон Александрович Власенко Стеллажная полка для размещения электронной техники

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WO2006114586A1 (en) * 2005-04-25 2006-11-02 Ian Clive Butcher Decking
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Effective date: 20001205