JPH1037063A - 衣類補修用テープ - Google Patents
衣類補修用テープInfo
- Publication number
- JPH1037063A JPH1037063A JP19357696A JP19357696A JPH1037063A JP H1037063 A JPH1037063 A JP H1037063A JP 19357696 A JP19357696 A JP 19357696A JP 19357696 A JP19357696 A JP 19357696A JP H1037063 A JPH1037063 A JP H1037063A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- base cloth
- clothes
- tape
- clothing
- mending
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Treatment Of Fiber Materials (AREA)
- Adhesive Tapes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 衣類の表面に凸凹が表れない衣類補修用テー
プを提供する。 【解決手段】 細長く切断した基布１の裏面に熱融着性
を有する接着剤層を設けた衣類補修用テープにおいて、
基布１を厚さ０．１〜０．３ｍｍの合成繊維製織物と
し、その両側縁を熱溶断することによりほつれ止めす
る。基布１は衣類の生地よりかなり薄いため、基布１の
表面側からアイロンでプレスすることにより、衣類の寸
法を適当に調整した状態で固定したとき、基布１の両側
縁に沿って生じる段差が僅少であり、衣類の表面に凸凹
が表れることがない。
プを提供する。 【解決手段】 細長く切断した基布１の裏面に熱融着性
を有する接着剤層を設けた衣類補修用テープにおいて、
基布１を厚さ０．１〜０．３ｍｍの合成繊維製織物と
し、その両側縁を熱溶断することによりほつれ止めす
る。基布１は衣類の生地よりかなり薄いため、基布１の
表面側からアイロンでプレスすることにより、衣類の寸
法を適当に調整した状態で固定したとき、基布１の両側
縁に沿って生じる段差が僅少であり、衣類の表面に凸凹
が表れることがない。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、主として衣類の
寸法直しに使用する衣類補修用テープに関する。
寸法直しに使用する衣類補修用テープに関する。
【０００２】
【従来の技術】ズボンやスカートの裾上げ等、衣類の寸
法直しに使用するテープとして、従来より、細長い編地
の裏面に熱融着性を有する接着剤層を設け、編地の表面
側からアイロンでプレスすることにより、衣類の寸法を
適当に調整した状態で固定するものが知られている。
法直しに使用するテープとして、従来より、細長い編地
の裏面に熱融着性を有する接着剤層を設け、編地の表面
側からアイロンでプレスすることにより、衣類の寸法を
適当に調整した状態で固定するものが知られている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ようなテープでは、編地がかなり肉厚であるため、プレ
スに伴い編地の両側縁に段差が生じ、衣類の表面に凸凹
が表れることがあった。
ようなテープでは、編地がかなり肉厚であるため、プレ
スに伴い編地の両側縁に段差が生じ、衣類の表面に凸凹
が表れることがあった。
【０００４】そこで、この発明は、衣類の表面に凸凹が
表れない衣類補修用テープを提供しようとするものであ
る。
表れない衣類補修用テープを提供しようとするものであ
る。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、この発明は、基布として、ズボンやスカートの生地
よりもかなり薄い厚さ０．１〜０．３ｍｍの合成繊維製
織物を使用し、この基布の両側縁を熱溶断することによ
り、側縁部の繊維を互いに融着させ、ほつれ止めしたの
である。
め、この発明は、基布として、ズボンやスカートの生地
よりもかなり薄い厚さ０．１〜０．３ｍｍの合成繊維製
織物を使用し、この基布の両側縁を熱溶断することによ
り、側縁部の繊維を互いに融着させ、ほつれ止めしたの
である。
【０００６】このテープは、基布の厚さが衣類の生地よ
りもかなり薄いので、基布の表面側からアイロンでプレ
スすることにより、衣類の寸法を適当に調整した状態で
固定したとき、基布の両側縁に沿って生じる段差が僅少
であり、衣類の表面に凸凹が表れることがない。
りもかなり薄いので、基布の表面側からアイロンでプレ
スすることにより、衣類の寸法を適当に調整した状態で
固定したとき、基布の両側縁に沿って生じる段差が僅少
であり、衣類の表面に凸凹が表れることがない。
【０００７】また、基布の両側縁がほつれ止めされてい
るので、摩擦等に伴う基布の綻びも抑制される。
るので、摩擦等に伴う基布の綻びも抑制される。
【０００８】
【発明の実施の形態】図１は、この発明に係る衣類補修
用テープの製造過程を示す。この図において、基布１は
ポリエステル等の合成繊維から成り、その厚さは約０．
２ｍｍとされている。並列する複数のロータリカッタＣ
は高温に加熱され、このロータリカッタＣにより基布１
は細長く切断される。切断された基布１の両側縁の繊維
は互いに融着する。
用テープの製造過程を示す。この図において、基布１は
ポリエステル等の合成繊維から成り、その厚さは約０．
２ｍｍとされている。並列する複数のロータリカッタＣ
は高温に加熱され、このロータリカッタＣにより基布１
は細長く切断される。切断された基布１の両側縁の繊維
は互いに融着する。
【０００９】このように切断された基布１の裏面には、
図２に示すように、熱融着性を有する厚さ約０．１ｍｍ
の接着剤層２が形成される。
図２に示すように、熱融着性を有する厚さ約０．１ｍｍ
の接着剤層２が形成される。
【００１０】上記のような衣類補修用テープでは、基布
１の厚さがズボンやスカート等の衣類の生地よりもかな
り薄いため、基布１の表面側からアイロンでプレスする
ことにより、衣類の寸法を適当に調整した状態で固定し
たとき、基布１の両側縁に沿って生じる段差が僅少であ
り、衣類の表面に凸凹が表れることがない。
１の厚さがズボンやスカート等の衣類の生地よりもかな
り薄いため、基布１の表面側からアイロンでプレスする
ことにより、衣類の寸法を適当に調整した状態で固定し
たとき、基布１の両側縁に沿って生じる段差が僅少であ
り、衣類の表面に凸凹が表れることがない。
【００１１】また、基布１の両側縁部では、繊維が互い
に融着しているため、この部分がほつれることもない。
に融着しているため、この部分がほつれることもない。
【００１２】なお、基布１の厚さは、略０．１〜０．３
ｍｍの範囲内にあればよい。
ｍｍの範囲内にあればよい。
【００１３】そのほか、基布１の切断に際し、ロータリ
カッタＣに代えて、ニクロム線等、通電により発熱する
導線を使用してもよく、熱線や超音波を照射してもよ
い。
カッタＣに代えて、ニクロム線等、通電により発熱する
導線を使用してもよく、熱線や超音波を照射してもよ
い。
【００１４】
【発明の効果】以上説明したように、この発明に係る衣
類補修用テープは、基布として、衣類の生地よりもかな
り薄い厚さ０．１〜０．３ｍｍの合成繊維製織物を使用
したので、基布の表面側からアイロンでプレスすること
により、衣類の寸法を適当に調整した状態で固定したと
き、基布の両側縁に沿って生じる段差が僅少であり、衣
類の表面に凸凹が表れることがない。
類補修用テープは、基布として、衣類の生地よりもかな
り薄い厚さ０．１〜０．３ｍｍの合成繊維製織物を使用
したので、基布の表面側からアイロンでプレスすること
により、衣類の寸法を適当に調整した状態で固定したと
き、基布の両側縁に沿って生じる段差が僅少であり、衣
類の表面に凸凹が表れることがない。
【００１５】また、ドレープ性が損なわれることもな
く、美しい仕上がりが得られる。
く、美しい仕上がりが得られる。
【００１６】さらに、基布の両側縁を熱溶断することに
より、側縁部の繊維を互いに融着させ、ほつれ止めした
ので、摩擦等に伴う基布の綻びが抑制され、耐久性にも
優れたものとなる。
より、側縁部の繊維を互いに融着させ、ほつれ止めした
ので、摩擦等に伴う基布の綻びが抑制され、耐久性にも
優れたものとなる。
【図１】この発明に係る衣類補修用テープの製造過程を
示す斜視図
示す斜視図
【図２】同上の衣類補修用テープの断面図
１ 基布 ２ 接着剤層
Claims (1)
- 【請求項１】 細長く切断した基布の裏面に熱融着性を
有する接着剤層を設けた衣類補修用テープにおいて、前
記基布を厚さ０．１〜０．３ｍｍの合成繊維製織物と
し、その両側縁を熱溶断することによりほつれ止めした
ことを特徴とする衣類補修用テープ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19357696A JPH1037063A (ja) | 1996-07-23 | 1996-07-23 | 衣類補修用テープ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19357696A JPH1037063A (ja) | 1996-07-23 | 1996-07-23 | 衣類補修用テープ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1037063A true JPH1037063A (ja) | 1998-02-10 |
Family
ID=16310309
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19357696A Pending JPH1037063A (ja) | 1996-07-23 | 1996-07-23 | 衣類補修用テープ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1037063A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006002326A (ja) * | 2004-05-17 | 2006-01-05 | Oshima Hosei:Kk | 無縫製衣服とその製造方法、及びその製造方法で使用する加圧ローラー |
| CN111113497A (zh) * | 2019-12-30 | 2020-05-08 | 东莞领益精密制造科技有限公司 | 一种无基材双面胶的裁切方法 |
-
1996
- 1996-07-23 JP JP19357696A patent/JPH1037063A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006002326A (ja) * | 2004-05-17 | 2006-01-05 | Oshima Hosei:Kk | 無縫製衣服とその製造方法、及びその製造方法で使用する加圧ローラー |
| JP4677278B2 (ja) * | 2004-05-17 | 2011-04-27 | 有限会社シープアート | 無縫製衣服の製造方法 |
| CN111113497A (zh) * | 2019-12-30 | 2020-05-08 | 东莞领益精密制造科技有限公司 | 一种无基材双面胶的裁切方法 |
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