JPH1036090A - バッテリ交換用キャリアの位置決め装置 - Google Patents
バッテリ交換用キャリアの位置決め装置Info
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- JPH1036090A JPH1036090A JP8195027A JP19502796A JPH1036090A JP H1036090 A JPH1036090 A JP H1036090A JP 8195027 A JP8195027 A JP 8195027A JP 19502796 A JP19502796 A JP 19502796A JP H1036090 A JPH1036090 A JP H1036090A
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- B66F—HOISTING, LIFTING, HAULING OR PUSHING, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. DEVICES WHICH APPLY A LIFTING OR PUSHING FORCE DIRECTLY TO THE SURFACE OF A LOAD
- B66F9/00—Devices for lifting or lowering bulky or heavy goods for loading or unloading purposes
- B66F9/06—Devices for lifting or lowering bulky or heavy goods for loading or unloading purposes movable, with their loads, on wheels or the like, e.g. fork-lift trucks
- B66F9/075—Constructional features or details
- B66F9/07513—Details concerning the chassis
- B66F9/0754—Battery removal arrangements
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- B60L50/50—Electric propulsion with power supplied within the vehicle using propulsion power supplied by batteries or fuel cells
- B60L50/60—Electric propulsion with power supplied within the vehicle using propulsion power supplied by batteries or fuel cells using power supplied by batteries
- B60L50/66—Arrangements of batteries
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- B60L—PROPULSION OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; SUPPLYING ELECTRIC POWER FOR AUXILIARY EQUIPMENT OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; ELECTRODYNAMIC BRAKE SYSTEMS FOR VEHICLES IN GENERAL; MAGNETIC SUSPENSION OR LEVITATION FOR VEHICLES; MONITORING OPERATING VARIABLES OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; ELECTRIC SAFETY DEVICES FOR ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES
- B60L53/00—Methods of charging batteries, specially adapted for electric vehicles; Charging stations or on-board charging equipment therefor; Exchange of energy storage elements in electric vehicles
- B60L53/80—Exchanging energy storage elements, e.g. removable batteries
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
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- B60Y2200/10—Road Vehicles
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P90/00—Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
- Y02P90/60—Electric or hybrid propulsion means for production processes
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/60—Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
- Y02T10/70—Energy storage systems for electromobility, e.g. batteries
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 バッテリ交換作業にあって、キャリアの位置
合わせを、一人の作業員のみで迅速に行えるようにす
る。 【解決手段】 キャリア2の側部に、ビームが真正面に
照射されるようにレーザービーム照射器13を取り付
け、一方産業車輌1には、キャリアが位置合わせされた
状態で、前記レーザービームのスポットマークが映る位
置に標的6を設ける。
合わせを、一人の作業員のみで迅速に行えるようにす
る。 【解決手段】 キャリア2の側部に、ビームが真正面に
照射されるようにレーザービーム照射器13を取り付
け、一方産業車輌1には、キャリアが位置合わせされた
状態で、前記レーザービームのスポットマークが映る位
置に標的6を設ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電動式産業車輌の
バッテリを交換するに際し、産業車輌から使用済みのバ
ッテリをテーブル上に移して充電場所まで運ぶ一方、保
管場所にて積み込んだ満充電のバッテリを産業車輌が待
機している交換場所まで運び、その交換場所において、
積み込まれているバッテリをテーブル上から産業車輌に
移す為に利用されるバッテリ交換用キャリア(以下単に
キャリアという)の位置決め装置に関する。
バッテリを交換するに際し、産業車輌から使用済みのバ
ッテリをテーブル上に移して充電場所まで運ぶ一方、保
管場所にて積み込んだ満充電のバッテリを産業車輌が待
機している交換場所まで運び、その交換場所において、
積み込まれているバッテリをテーブル上から産業車輌に
移す為に利用されるバッテリ交換用キャリア(以下単に
キャリアという)の位置決め装置に関する。
【0002】
【従来の技術】キャリア2は、後部に操舵用のハンドル
7を備えた台車8のテーブル上に、バッテリMを前後方
向に移動自在な積み込み部を設け、そのバッテリ積み込
み部の前端には、積み込まれたバッテリMを積み込み部
から前方へずれ落ちないようにするストッパ11を備
え、前記台車8の前面には、産業車輌1と連結するため
に、バッテリ収容口3aの下にあたる基台に設けられた
一方の係合手段である係合穴5,5に挿入係合される他
方の係合手段としてのフック10,10が設けられてい
る。そして前記台車8には、油圧シリンダを利用した昇
降機構が組み込まれており、前記フック10,10を係
合穴5,5に挿通し、台車8を下げることにより確実に
連結することができるようになっている。
7を備えた台車8のテーブル上に、バッテリMを前後方
向に移動自在な積み込み部を設け、そのバッテリ積み込
み部の前端には、積み込まれたバッテリMを積み込み部
から前方へずれ落ちないようにするストッパ11を備
え、前記台車8の前面には、産業車輌1と連結するため
に、バッテリ収容口3aの下にあたる基台に設けられた
一方の係合手段である係合穴5,5に挿入係合される他
方の係合手段としてのフック10,10が設けられてい
る。そして前記台車8には、油圧シリンダを利用した昇
降機構が組み込まれており、前記フック10,10を係
合穴5,5に挿通し、台車8を下げることにより確実に
連結することができるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】積み込み部にバッテリ
を積み込むと、バッテリによって前方視界が損なわれて
しまい、キャリアを産業車輌に連結させるとき、キャリ
アの後部からは係合穴とフックとの位置関係を確認でき
ない。そのため、キャリアを操作する作業者とは別に、
係合穴とフックとの位置関係を確認できる位置に補助作
業者を配置し、その補助作業者の指示に従って位置合わ
せしなくてはならず、作業者が一人しかいない場合は、
キャリアを前後に移動させながら何度もトライすること
になる。
を積み込むと、バッテリによって前方視界が損なわれて
しまい、キャリアを産業車輌に連結させるとき、キャリ
アの後部からは係合穴とフックとの位置関係を確認でき
ない。そのため、キャリアを操作する作業者とは別に、
係合穴とフックとの位置関係を確認できる位置に補助作
業者を配置し、その補助作業者の指示に従って位置合わ
せしなくてはならず、作業者が一人しかいない場合は、
キャリアを前後に移動させながら何度もトライすること
になる。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、キャリアを操
作しながらそのキャリアの後部から係合穴とフックとの
位置関係を確認可能とするもので、その構成はバッテリ
の乗せ換え対象となる産業車輌におけるバッテリ収納口
を有した面に対して直交する方向に前進させると、バッ
テリ交換用キャリアにおける台車の前面と前記バッテリ
収納口を有した面との相互間に設けられた係合手段が係
合する位置関係にあるとき、前記産業車輌に予め設定さ
れた目印を通り、台車の前進方向と平行な光軸上にあた
る部位に目印を設ける一方、台車側には、前記光軸上
に、台車の後部において目印の位置を確認可能な目印位
置確認手段を設けたことことにある。そして前記目印
は、標的が印刷されたシールを貼り付け、そのシールに
印刷された標的を利用したり、産業車輌に設けられてい
て、確認しやすい特異形状部を代用することができ、
又、位置確認手段を、光軸に沿って可視光線をスポット
照射する光源としたり、その光源から照射される光線を
レーザービームとしたり、前記目印位置確認手段に、光
学式の照準器やテレビカメラを採用できる。
作しながらそのキャリアの後部から係合穴とフックとの
位置関係を確認可能とするもので、その構成はバッテリ
の乗せ換え対象となる産業車輌におけるバッテリ収納口
を有した面に対して直交する方向に前進させると、バッ
テリ交換用キャリアにおける台車の前面と前記バッテリ
収納口を有した面との相互間に設けられた係合手段が係
合する位置関係にあるとき、前記産業車輌に予め設定さ
れた目印を通り、台車の前進方向と平行な光軸上にあた
る部位に目印を設ける一方、台車側には、前記光軸上
に、台車の後部において目印の位置を確認可能な目印位
置確認手段を設けたことことにある。そして前記目印
は、標的が印刷されたシールを貼り付け、そのシールに
印刷された標的を利用したり、産業車輌に設けられてい
て、確認しやすい特異形状部を代用することができ、
又、位置確認手段を、光軸に沿って可視光線をスポット
照射する光源としたり、その光源から照射される光線を
レーザービームとしたり、前記目印位置確認手段に、光
学式の照準器やテレビカメラを採用できる。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明に係るキャリアの位置決め
装置を、その実施の形態について図面に基づいて説明す
る。図1は第1の実施の形態を示したもので、1は産業
車輌(リーチ式フォークリフト)、2はキャリアであ
り、産業車輌1は、機台1a内にバッテリ収納部3が設
けられていて、そのバッテリ収納部3の底面には、基台
1aの側面に形成された収納口3aから内方に向けてコ
ンベヤローラ3bが配備され、前記収納口3aは開閉扉
4により閉塞可能になっている。又機台3には、前記収
納口3aの下側位置に、一方の係合手段である左右一対
の係合穴5,5が形成されており、その右隣には、目印
としての標的6が印刷された目印シールが貼り付けられ
ている。
装置を、その実施の形態について図面に基づいて説明す
る。図1は第1の実施の形態を示したもので、1は産業
車輌(リーチ式フォークリフト)、2はキャリアであ
り、産業車輌1は、機台1a内にバッテリ収納部3が設
けられていて、そのバッテリ収納部3の底面には、基台
1aの側面に形成された収納口3aから内方に向けてコ
ンベヤローラ3bが配備され、前記収納口3aは開閉扉
4により閉塞可能になっている。又機台3には、前記収
納口3aの下側位置に、一方の係合手段である左右一対
の係合穴5,5が形成されており、その右隣には、目印
としての標的6が印刷された目印シールが貼り付けられ
ている。
【0006】一方キャリア2は、後部に、高さ調整用レ
バーを兼ねた操舵用のハンドル7を備えた台車8のテー
ブル上に、上載したバッテリーMを前後方向へ移動自在
とすコンベヤローラ9を備え、そのコンベヤローラ9の
前端縁には、ローラコンベヤ9上に載置したバッテリM
が前方へ移動して落下しないように、片端部が枢着さ
れ、遮断機式のストッパ10が設けられている。又台車
8の前端面には、前記産業車輌1の機台1aに形成され
ている一方の係合手段である係合穴5,5に対応した他
方の係合手段であるフック11,11が設けられてい
る。更に、台車8の片側縁には、ハンドル7に取り付け
られているスイッチ12の操作により、台車8の真正面
に向けてレーザービームを照射する目印位置確認手段と
してのレーザービーム照射器13が装備されている。そ
して標的6が印刷されているシールは、キャリア2を産
業車輌1に対して前方へまっすぐに移動させて押し付け
ると、フック11,11が係合穴5,5に挿入されて両
者を連結することができる位置関係にあるとき、前記レ
ーザービームが照射される位置、即ち、台車9の側縁に
沿って前方へまっすぐ伸ばした光軸L上にあたる部位に
貼り付けられている。
バーを兼ねた操舵用のハンドル7を備えた台車8のテー
ブル上に、上載したバッテリーMを前後方向へ移動自在
とすコンベヤローラ9を備え、そのコンベヤローラ9の
前端縁には、ローラコンベヤ9上に載置したバッテリM
が前方へ移動して落下しないように、片端部が枢着さ
れ、遮断機式のストッパ10が設けられている。又台車
8の前端面には、前記産業車輌1の機台1aに形成され
ている一方の係合手段である係合穴5,5に対応した他
方の係合手段であるフック11,11が設けられてい
る。更に、台車8の片側縁には、ハンドル7に取り付け
られているスイッチ12の操作により、台車8の真正面
に向けてレーザービームを照射する目印位置確認手段と
してのレーザービーム照射器13が装備されている。そ
して標的6が印刷されているシールは、キャリア2を産
業車輌1に対して前方へまっすぐに移動させて押し付け
ると、フック11,11が係合穴5,5に挿入されて両
者を連結することができる位置関係にあるとき、前記レ
ーザービームが照射される位置、即ち、台車9の側縁に
沿って前方へまっすぐ伸ばした光軸L上にあたる部位に
貼り付けられている。
【0007】このように形成された産業車輌1とキャリ
ア2とによれば、キャリア2にバッテリMを積み込んで
前方視界を確保できない場合でも、キャリア2を産業車
輌1に対し、バッテリ収納部3の収納口3aに向けた状
態、スイッチ12をONすれば、レーザービームのポイ
ントマークが機台1aの側面に映り、そのマークと標的
6との位置関係から、キャリア2の位置ずれ量を把握で
き、それを見ながらハンドル7の操作によってマークを
標的6に合致するよう修正することによって簡単に位置
合わせできる。
ア2とによれば、キャリア2にバッテリMを積み込んで
前方視界を確保できない場合でも、キャリア2を産業車
輌1に対し、バッテリ収納部3の収納口3aに向けた状
態、スイッチ12をONすれば、レーザービームのポイ
ントマークが機台1aの側面に映り、そのマークと標的
6との位置関係から、キャリア2の位置ずれ量を把握で
き、それを見ながらハンドル7の操作によってマークを
標的6に合致するよう修正することによって簡単に位置
合わせできる。
【0008】この位置合わせ作業においては、キャリッ
ジを機台のバッテリ収納口を有する側面と直交する方向
を向くように注意さえしていれば、左右は勿論、高さの
調整も容易である。高さ調整は、キャリッジの後部に設
けられているハンドルをポンピング操作することにより
油圧シリンダを介して行われるから、位置合わせ操作は
総てキャリッジの後部にて実行できる。
ジを機台のバッテリ収納口を有する側面と直交する方向
を向くように注意さえしていれば、左右は勿論、高さの
調整も容易である。高さ調整は、キャリッジの後部に設
けられているハンドルをポンピング操作することにより
油圧シリンダを介して行われるから、位置合わせ操作は
総てキャリッジの後部にて実行できる。
【0009】前記実施の態様では、目印確認手段に視認
性に優れたレーザービームを利用したが、集光レンズを
組み込むことによって他の光源を利用して実施すること
も可能であって、要は、スポット状のポイントマークが
目印(標的)の位置に合致するか否かを肉眼で識別する
ことができればよく、光源は可視光線に限らず、例えば
目印に蛍光塗料を使用し、それに紫外線等を照射して暗
い場所でマークの位置を確認可能にすることもでき、そ
のようにすれば、肉眼により係合穴とフックとの位置関
係を確認しずらい暗がりでの位置合わせも容易に行え
る。
性に優れたレーザービームを利用したが、集光レンズを
組み込むことによって他の光源を利用して実施すること
も可能であって、要は、スポット状のポイントマークが
目印(標的)の位置に合致するか否かを肉眼で識別する
ことができればよく、光源は可視光線に限らず、例えば
目印に蛍光塗料を使用し、それに紫外線等を照射して暗
い場所でマークの位置を確認可能にすることもでき、そ
のようにすれば、肉眼により係合穴とフックとの位置関
係を確認しずらい暗がりでの位置合わせも容易に行え
る。
【0010】目印確認手段は、光を目印に当てる以外
に、光学的手段で標的を捉える構造を採用することもで
き、次にその実施の形態について説明する。第2の実施
例を示す図2において、台車8の側部には、台車の側縁
に沿った水平の光軸L上における前部に筒状のピープサ
イト14を設け、後部には、キャリア2をその後部で操
作する作業者が前記ピープサイト14を鏡像として見る
ことができる鏡体15を配置して成る光学的な照準器が
装備されており、前記光軸L上に標的6が位置すると、
ピープサイトの中に目印が映るので、その照準器を位置
合わせとして利用できる。この場合、標的6には、図3
のaに例示するように、水平及び垂直に4分割された各
エリアを色分けして左右及び上下を判別しやすいように
する一方、鏡体15には、図3のbに示すように十文字
の線15aを設ければ、正確に位置合わせされた状態に
おいて、作業者は鏡体15内に図3のcの如き極めて判
別効果の高い鏡像を確認できる。このような光学式の目
印確認手段を採用すれば、構造が簡単で故障や電池切れ
の心配がなく、経済的でもある。尚、光学的手段を採用
する場合、レンズやプリズムとの組み合わせによって、
キャリア後部の操作位置に設けた接眼レンズを介し、真
正面を見たまま視線を下げるだけで、左右が逆にならな
い像により確認可能として操作性を高めることもでき
る。
に、光学的手段で標的を捉える構造を採用することもで
き、次にその実施の形態について説明する。第2の実施
例を示す図2において、台車8の側部には、台車の側縁
に沿った水平の光軸L上における前部に筒状のピープサ
イト14を設け、後部には、キャリア2をその後部で操
作する作業者が前記ピープサイト14を鏡像として見る
ことができる鏡体15を配置して成る光学的な照準器が
装備されており、前記光軸L上に標的6が位置すると、
ピープサイトの中に目印が映るので、その照準器を位置
合わせとして利用できる。この場合、標的6には、図3
のaに例示するように、水平及び垂直に4分割された各
エリアを色分けして左右及び上下を判別しやすいように
する一方、鏡体15には、図3のbに示すように十文字
の線15aを設ければ、正確に位置合わせされた状態に
おいて、作業者は鏡体15内に図3のcの如き極めて判
別効果の高い鏡像を確認できる。このような光学式の目
印確認手段を採用すれば、構造が簡単で故障や電池切れ
の心配がなく、経済的でもある。尚、光学的手段を採用
する場合、レンズやプリズムとの組み合わせによって、
キャリア後部の操作位置に設けた接眼レンズを介し、真
正面を見たまま視線を下げるだけで、左右が逆にならな
い像により確認可能として操作性を高めることもでき
る。
【0011】又、目印確認手段は電気的に構成すること
もでき、第3の実施例では、図4に示す如く、光軸L上
にテレビカメラ16を取り付けると共に、操作位置にモ
ニタ17を付設すれば、前記実施の態様と同様、キャリ
ア後部の操作位置にて簡単に位置合わせを行うことがで
き、前記テレビカメラにズームレンズを取り付けて調整
範囲の拡大(広角にすれば標的が大きくずれていても、
それをカメラで捕捉できる)や精度アップ(望遠にすれ
ば標的が大きくなり、少ないずれ量も容易に見分けられ
る)を図れるし、更には、画像処理機能を組み合わせる
ことで自動化への発展も期待できる。
もでき、第3の実施例では、図4に示す如く、光軸L上
にテレビカメラ16を取り付けると共に、操作位置にモ
ニタ17を付設すれば、前記実施の態様と同様、キャリ
ア後部の操作位置にて簡単に位置合わせを行うことがで
き、前記テレビカメラにズームレンズを取り付けて調整
範囲の拡大(広角にすれば標的が大きくずれていても、
それをカメラで捕捉できる)や精度アップ(望遠にすれ
ば標的が大きくなり、少ないずれ量も容易に見分けられ
る)を図れるし、更には、画像処理機能を組み合わせる
ことで自動化への発展も期待できる。
【0012】前記目印は標的が印刷されたシールを貼り
付けることにより形成すれば簡単であるが、シールを貼
り付けるばかりでなく、ペイントによるマーキングであ
っても差し支えなく、目印は、産業車輌に最初から設け
られている鋲の頭や穴、角部等の特異形状部を代用すれ
新規に形成する必要が無くなり、目印の形態は任意に選
択してかまわない。又、目印の位置は光軸をどこに設定
するかによって決まり、係合機構の横に限定されるもの
ではないことは勿論、バッテリを積み込んだ状態でキャ
リーの後部から直接、或いは間接的に確認可能であれ
ば、係合機構の上方やその側部となることがある。更
に、産業車輌とキャリアとを連結する係合手段は、係合
穴とフックとの組み合わせに限定されるものではない。
付けることにより形成すれば簡単であるが、シールを貼
り付けるばかりでなく、ペイントによるマーキングであ
っても差し支えなく、目印は、産業車輌に最初から設け
られている鋲の頭や穴、角部等の特異形状部を代用すれ
新規に形成する必要が無くなり、目印の形態は任意に選
択してかまわない。又、目印の位置は光軸をどこに設定
するかによって決まり、係合機構の横に限定されるもの
ではないことは勿論、バッテリを積み込んだ状態でキャ
リーの後部から直接、或いは間接的に確認可能であれ
ば、係合機構の上方やその側部となることがある。更
に、産業車輌とキャリアとを連結する係合手段は、係合
穴とフックとの組み合わせに限定されるものではない。
【0013】
【発明の効果】本発明によれば、バッテリを積み込んで
前方の視野が遮られた状態にあっても、目印確認手段を
利用することにより係合手段相互が適正な位置関係にな
るように位置合わせできる。目印を標的が印刷されたシ
ールを貼り付けることにより形成すれば、形成容易で目
印の確認が容易であるし、目印を特異形状部分にて代用
すれば、わざわざ目印を形成する必要はないし、あまり
目立たない。そして前記目印確認手段に光源を利用すれ
ば、実施が容易で視認しやすいし、光線にレーザービー
ムを採用すれば、ビームの通過軌跡までも確認できるの
で、調整が楽になる。又、光学式を採用すれば、故障の
心配がないし、電源が不要となって電池切れで機能しな
くなるようなことはない。更に電気的手段を採用すれ
ば、画像処理技術との組み合わせにより自動化を図るこ
とが可能となる。
前方の視野が遮られた状態にあっても、目印確認手段を
利用することにより係合手段相互が適正な位置関係にな
るように位置合わせできる。目印を標的が印刷されたシ
ールを貼り付けることにより形成すれば、形成容易で目
印の確認が容易であるし、目印を特異形状部分にて代用
すれば、わざわざ目印を形成する必要はないし、あまり
目立たない。そして前記目印確認手段に光源を利用すれ
ば、実施が容易で視認しやすいし、光線にレーザービー
ムを採用すれば、ビームの通過軌跡までも確認できるの
で、調整が楽になる。又、光学式を採用すれば、故障の
心配がないし、電源が不要となって電池切れで機能しな
くなるようなことはない。更に電気的手段を採用すれ
ば、画像処理技術との組み合わせにより自動化を図るこ
とが可能となる。
【図1】 本発明に係るキャリアの位置決め装置につい
てその第1実施例を示す説明図である。
てその第1実施例を示す説明図である。
【図2】 本発明に係るキャリアの位置決め装置につい
てその第2実施例を示す説明図である
てその第2実施例を示す説明図である
【図3】 第2実施例における目印、鏡体、及び鏡体に
映った鏡像を示す説明図である。
映った鏡像を示す説明図である。
【図4】 本発明に係るキャリアの位置決め装置につい
てその第3実施例を示す説明図である。
てその第3実施例を示す説明図である。
【図5】 従来例の説明図である。
1・・産業車輌、2・・キャリア、3・・バッテリ収納
部、3a・・バッテリ収納口、3b・・コンベヤロー
ラ、4・・開閉扉、5・・係合穴、6・・標的、7・・
ハンドル、8・・台車、9・・コンベヤローラ、10・
・ストッパ、11・・フック、12・・スイッチ、13
・・レーザービーム照射器、14・・ピープサイト、1
5・・鏡体、15a・・十文字の線、16・・テレビカ
メラ、17・・モニタ。
部、3a・・バッテリ収納口、3b・・コンベヤロー
ラ、4・・開閉扉、5・・係合穴、6・・標的、7・・
ハンドル、8・・台車、9・・コンベヤローラ、10・
・ストッパ、11・・フック、12・・スイッチ、13
・・レーザービーム照射器、14・・ピープサイト、1
5・・鏡体、15a・・十文字の線、16・・テレビカ
メラ、17・・モニタ。
Claims (7)
- 【請求項1】 バッテリの乗せ換え対象となる産業車輌
におけるバッテリ収納口を有した面に対して直交する方
向に前進させると、バッテリ交換用キャリアにおける台
車の前面と前記バッテリ収納口を有した面との相互間に
設けられた係合手段が係合する位置関係にあるとき、前
記産業車輌に予め指定されている目印を通り、台車の前
進方向と平行な光軸上に、台車の後部において前記目印
の位置を確認可能な目印位置確認手段を設けたことを特
徴とするバッテリ交換用キャリアの位置決め装置。 - 【請求項2】 前記目印を、産業車輌に貼りつけたシー
ルに印刷されている標的とした請求項1に記載したバッ
テリ交換用キャリアの位置決め装置。 - 【請求項3】 前記目印を、産業車輌に設けられている
特異形状部とした請求項1に記載したバッテリ交換用キ
ャリアの位置決め装置。 - 【請求項4】 前記目印位置確認手段が、光軸に沿って
光線をスポット照射する光源である請求項1乃至3のい
ずれかに記載したバッテリ交換用キャリアの位置決め装
置。 - 【請求項5】 前記光線がレーザービームである請求項
3に記載したバッテリ交換用キャリアの位置決め装置。 - 【請求項6】 前記目印位置確認手段が、光学式の照準
器である請求項1乃至3のいずれかに記載したバッテリ
交換用キャリアの位置決め装置。 - 【請求項7】 前記目印位置確認手段が、テレビカメラ
である請求項1乃至3のいずれかに記載したバッテリキ
ャリアの位置決め装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8195027A JPH1036090A (ja) | 1996-07-24 | 1996-07-24 | バッテリ交換用キャリアの位置決め装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8195027A JPH1036090A (ja) | 1996-07-24 | 1996-07-24 | バッテリ交換用キャリアの位置決め装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1036090A true JPH1036090A (ja) | 1998-02-10 |
Family
ID=16334323
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8195027A Pending JPH1036090A (ja) | 1996-07-24 | 1996-07-24 | バッテリ交換用キャリアの位置決め装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1036090A (ja) |
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1996
- 1996-07-24 JP JP8195027A patent/JPH1036090A/ja active Pending
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