JPH1035879A - 兼用式スターホイール - Google Patents
兼用式スターホイールInfo
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- JPH1035879A JPH1035879A JP21606796A JP21606796A JPH1035879A JP H1035879 A JPH1035879 A JP H1035879A JP 21606796 A JP21606796 A JP 21606796A JP 21606796 A JP21606796 A JP 21606796A JP H1035879 A JPH1035879 A JP H1035879A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】移送の対象である容器が円形や略正多角形状の
容器から長方形や楕円形等からなる偏平状の容器に変化
する場合などのように、容器の形状が大きく変化する場
合にも容易に対応できる兼用式スターホイールを提供す
る。 【解決手段】いずれかのスターホイール板５に形成され
たガイド爪部１７の後方縁部１７ｂをポケット２６の前
部を構成する共通の導入ガイド部として用いるととも
に、それぞれのスターホイール板５，６に形成されたガ
イド爪部１７，１９のいずれか、例えばガイド爪部１９
の前方縁部１９ａをポケット２６の後部を構成する送出
ガイド部として用い、前記スターホイール板５，６間の
相対的な位相を変化させることにより、それらの各ガイ
ド爪部１７，１９の前方縁部とガイド爪部１７の後方縁
部１７ｂとを選択的に組合わせることによって容器の形
状の変化に適応した形状のポケットを形成し得るように
構成する。
容器から長方形や楕円形等からなる偏平状の容器に変化
する場合などのように、容器の形状が大きく変化する場
合にも容易に対応できる兼用式スターホイールを提供す
る。 【解決手段】いずれかのスターホイール板５に形成され
たガイド爪部１７の後方縁部１７ｂをポケット２６の前
部を構成する共通の導入ガイド部として用いるととも
に、それぞれのスターホイール板５，６に形成されたガ
イド爪部１７，１９のいずれか、例えばガイド爪部１９
の前方縁部１９ａをポケット２６の後部を構成する送出
ガイド部として用い、前記スターホイール板５，６間の
相対的な位相を変化させることにより、それらの各ガイ
ド爪部１７，１９の前方縁部とガイド爪部１７の後方縁
部１７ｂとを選択的に組合わせることによって容器の形
状の変化に適応した形状のポケットを形成し得るように
構成する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種の容器の移送
に用いられるスターホイールに関する。より詳しくは、
断面形状が円形や略正多角形状の容器と、長方形や楕円
形状の偏平状の容器との間のように、容器の種類の変更
に応じて形状の変化を伴うような場合に好適な兼用式ス
ターホイールに関する。
に用いられるスターホイールに関する。より詳しくは、
断面形状が円形や略正多角形状の容器と、長方形や楕円
形状の偏平状の容器との間のように、容器の種類の変更
に応じて形状の変化を伴うような場合に好適な兼用式ス
ターホイールに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の兼用式スターホイールとして、ス
ターホイール板を上下に重ねて配設しておき、その間の
相対的位相を変化させることにより、それらのスターホ
イール板に形成されたガイド爪部の重合によって形成さ
れるポケットの形状を変化させることにより直径の異な
る容器を移送するという技術手段が開示されている（実
公平７−３６９０９号公報）。また、前記ガイド爪部間
の重合状態を変えてポケットの形状を変化させる際に、
同時に移送半径も調整するという技術手段が開示されて
いる（実公平４−２０８３４号公報）。ところで、これ
らの従来技術は、直径の異なる円形の容器に対応できる
ように工夫したものであって、容器の形状が大きく変化
する場合まで想定されたものではなかったため、容器の
形状が円形や略正多角形状から長方形や楕円形等の偏平
状に大きく変化する場合などには対応することが困難で
あった。
ターホイール板を上下に重ねて配設しておき、その間の
相対的位相を変化させることにより、それらのスターホ
イール板に形成されたガイド爪部の重合によって形成さ
れるポケットの形状を変化させることにより直径の異な
る容器を移送するという技術手段が開示されている（実
公平７−３６９０９号公報）。また、前記ガイド爪部間
の重合状態を変えてポケットの形状を変化させる際に、
同時に移送半径も調整するという技術手段が開示されて
いる（実公平４−２０８３４号公報）。ところで、これ
らの従来技術は、直径の異なる円形の容器に対応できる
ように工夫したものであって、容器の形状が大きく変化
する場合まで想定されたものではなかったため、容器の
形状が円形や略正多角形状から長方形や楕円形等の偏平
状に大きく変化する場合などには対応することが困難で
あった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
従来の技術的事情に鑑みてなされたもので、移送の対象
である容器が円形や略正多角形状の断面形状の容器から
長方形や楕円形等の断面形状からなる偏平状の容器に変
化する場合などのように、容器の形状が大きく変化する
場合にも容易に対応できる兼用式スターホイールを提供
することを目的とするものである。
従来の技術的事情に鑑みてなされたもので、移送の対象
である容器が円形や略正多角形状の断面形状の容器から
長方形や楕円形等の断面形状からなる偏平状の容器に変
化する場合などのように、容器の形状が大きく変化する
場合にも容易に対応できる兼用式スターホイールを提供
することを目的とするものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するため、上下に重ねて配設した複数のスターホイー
ル板のいずれかのスターホイール板の外周部に形成され
るガイド爪部の後方縁部をポケットの前部を構成する共
通の導入ガイド部として用いるとともに、それぞれのス
ターホイール板の外周部に形成されるガイド爪部の前方
縁部を前記ポケットの後部を構成する送出ガイド部とし
て用い、かつそれらの各スターホイール板に形成される
ガイド爪部の前方縁部をそれぞれ容器の形状の変化に適
応する形状に形成し、前記スターホイール板間の相対的
な位相を変化させることによって前記ポケットの送出ガ
イド部を形成する各ガイド爪部の前方縁部を選択的に共
通の導入ガイド部を形成する前記ガイド爪部の後方縁部
と組合わせることにより、容器の形状の変化に適応した
形状のポケットを形成し得るように構成したことを特徴
とする。なお、更に前記各ガイド爪部相互間にガイド部
材を半径方向に進退可能に配設して、容器の形状に合わ
せて移送半径を所定の軌跡上に調整し得るように構成す
ることも可能である。
決するため、上下に重ねて配設した複数のスターホイー
ル板のいずれかのスターホイール板の外周部に形成され
るガイド爪部の後方縁部をポケットの前部を構成する共
通の導入ガイド部として用いるとともに、それぞれのス
ターホイール板の外周部に形成されるガイド爪部の前方
縁部を前記ポケットの後部を構成する送出ガイド部とし
て用い、かつそれらの各スターホイール板に形成される
ガイド爪部の前方縁部をそれぞれ容器の形状の変化に適
応する形状に形成し、前記スターホイール板間の相対的
な位相を変化させることによって前記ポケットの送出ガ
イド部を形成する各ガイド爪部の前方縁部を選択的に共
通の導入ガイド部を形成する前記ガイド爪部の後方縁部
と組合わせることにより、容器の形状の変化に適応した
形状のポケットを形成し得るように構成したことを特徴
とする。なお、更に前記各ガイド爪部相互間にガイド部
材を半径方向に進退可能に配設して、容器の形状に合わ
せて移送半径を所定の軌跡上に調整し得るように構成す
ることも可能である。
【０００５】また、更に具体化して、後方縁部を共通の
導入ガイド部として用いる前記ガイド爪部の前方縁部を
偏平状の容器に適応した形状に形成したスターホイール
板と、ガイド爪部の前方縁部を円形又は略正多角形状の
容器に適応した形状に形成した他のスターホイール板を
上下に重ねて配設し、それぞれのスターホイール板に形
成されたガイド爪部を重合させるとともに、前記ガイド
部材を前進させて、前者のスターホイールのガイド爪部
相互間に形成されるポケットを介して偏平状の容器を移
送する移送形態と、それぞれのスターホイール板に形成
されたガイド爪部を相対的にずらすとともに、前記ガイ
ド部材を後退させて、前者のスターホイールのガイド爪
部の後方縁部により形成される前記共通の導入ガイド部
と、後者の他のスターホイール板のガイド爪部の前方縁
部により形成される送出ガイド部とによって形成される
ポケットを介して円形又は略正多角形状の容器を移送す
る移送形態とを選択可能に構成すれば、円形や略正多角
形容器から偏平容器に大きく変化する場合に対してきわ
めて容易かつ的確に対応することができる。
導入ガイド部として用いる前記ガイド爪部の前方縁部を
偏平状の容器に適応した形状に形成したスターホイール
板と、ガイド爪部の前方縁部を円形又は略正多角形状の
容器に適応した形状に形成した他のスターホイール板を
上下に重ねて配設し、それぞれのスターホイール板に形
成されたガイド爪部を重合させるとともに、前記ガイド
部材を前進させて、前者のスターホイールのガイド爪部
相互間に形成されるポケットを介して偏平状の容器を移
送する移送形態と、それぞれのスターホイール板に形成
されたガイド爪部を相対的にずらすとともに、前記ガイ
ド部材を後退させて、前者のスターホイールのガイド爪
部の後方縁部により形成される前記共通の導入ガイド部
と、後者の他のスターホイール板のガイド爪部の前方縁
部により形成される送出ガイド部とによって形成される
ポケットを介して円形又は略正多角形状の容器を移送す
る移送形態とを選択可能に構成すれば、円形や略正多角
形容器から偏平容器に大きく変化する場合に対してきわ
めて容易かつ的確に対応することができる。
【０００６】
【発明の実施の形態】本発明の実施に当たり、移送の対
象とする容器の形状に関する種類に応じて前記スターホ
イール板の使用数が設定される。すなわち、各ポケット
に収容された各形状の容器を的確に押動して所定角回転
させ下流側に送出すため、各ポケットの後部を構成する
送出ガイド部を形成する前記ガイド爪部の前方縁部を容
器の形状に適応する形状に形成したものを必要枚数揃え
ることになる。なお、この場合、その後方縁部を共通の
導入ガイド部として用いられるガイド爪部の前方縁部を
送出ガイド部として用いてもよいことはいうまでもな
い。すなわち、１枚のスターホイール板に関しては、ガ
イド爪部相互間に形成される空間を移送用のポケットと
して使用することができる。また、容器の形状の変化の
態様によっては、同じ前方縁部を共用できる場合もあ
る。すなわち、例えば、円形の容器とその円形に近似し
た多角形の容器などにおいては、同じ前方縁部を共用す
ることも可能である。したがって、容器の種類数とスタ
ーホイール板の使用数とが一致するとは限らない。な
お、前記多角形容器の例として、四角形や六角形の容器
や、更にその角部を面取りやアールをとったものが含ま
れることはいうまでもないが、その場合にも前記前方縁
部を共用するかは場合に応じて決定すればよい。
象とする容器の形状に関する種類に応じて前記スターホ
イール板の使用数が設定される。すなわち、各ポケット
に収容された各形状の容器を的確に押動して所定角回転
させ下流側に送出すため、各ポケットの後部を構成する
送出ガイド部を形成する前記ガイド爪部の前方縁部を容
器の形状に適応する形状に形成したものを必要枚数揃え
ることになる。なお、この場合、その後方縁部を共通の
導入ガイド部として用いられるガイド爪部の前方縁部を
送出ガイド部として用いてもよいことはいうまでもな
い。すなわち、１枚のスターホイール板に関しては、ガ
イド爪部相互間に形成される空間を移送用のポケットと
して使用することができる。また、容器の形状の変化の
態様によっては、同じ前方縁部を共用できる場合もあ
る。すなわち、例えば、円形の容器とその円形に近似し
た多角形の容器などにおいては、同じ前方縁部を共用す
ることも可能である。したがって、容器の種類数とスタ
ーホイール板の使用数とが一致するとは限らない。な
お、前記多角形容器の例として、四角形や六角形の容器
や、更にその角部を面取りやアールをとったものが含ま
れることはいうまでもないが、その場合にも前記前方縁
部を共用するかは場合に応じて決定すればよい。
【０００７】容器の移送半径を調整する前述のガイド部
材は設置しなくとも、容器の形状が大きく変化する場合
に対して容易かつ的確に対応できるという特徴は有する
ものであるが、前記ガイド部材を設置すれば、更に良好
な移送状態の調整が可能である。特に請求項３記載の発
明のように、円形又は多角形状の容器を移送する場合に
おいてはガイド部材を後退させて退避させるとともに、
他方の偏平容器を移送する場合においては同ガイド部材
を前進させてポケットの奥行を浅くするように構成すれ
ば、形状に関する変化の大きい両容器の移送において、
移送半径を所定の移送ラインに一致させることが可能で
ある。なお、容器の種類の変更に応じて実施される前記
スターホイール板相互間の相対的な位相の変更に伴って
前記ガイド部材が自動的に進退して移送半径を自動調整
するように構成することも可能である。
材は設置しなくとも、容器の形状が大きく変化する場合
に対して容易かつ的確に対応できるという特徴は有する
ものであるが、前記ガイド部材を設置すれば、更に良好
な移送状態の調整が可能である。特に請求項３記載の発
明のように、円形又は多角形状の容器を移送する場合に
おいてはガイド部材を後退させて退避させるとともに、
他方の偏平容器を移送する場合においては同ガイド部材
を前進させてポケットの奥行を浅くするように構成すれ
ば、形状に関する変化の大きい両容器の移送において、
移送半径を所定の移送ラインに一致させることが可能で
ある。なお、容器の種類の変更に応じて実施される前記
スターホイール板相互間の相対的な位相の変更に伴って
前記ガイド部材が自動的に進退して移送半径を自動調整
するように構成することも可能である。
【０００８】
【実施例】以下、図面を用いて本発明の実施例に関して
説明する。図１〜図４は本発明の一実施例として偏平状
の容器と円形又は略正多角形状の容器とに適応し得るよ
うに構成した兼用式スターホイールを例示したものであ
る。図１はその兼用式スターホイールの縦断面図で、図
２中に指示したＡ−Ａ断面を示したものである。図２及
び図３はポケットの形状の変更前後の状態を示したもの
で、図１中に指示したＢ−Ｂ断面を示したものである。
図４は位相調整手段の設置部分を示したもので、図２中
に指示したＣ−Ｃ断面を拡大して示したものである。図
中、１は兼用式のスターホイールで、回転軸部２の上部
に装着される。回転軸部２の頂部には回転板３が取着さ
れ、その回転板３の外周部に固着されるガイドリング板
４を挟んで、下方に第１スターホイール板５、上方に第
２スターホイール板６が相互間の位相を変えてポケット
の形状を変更できるように摺動可能に装着されている。
本実施例においては、それらの第１及び第２スターホイ
ール板５，６の上方に更に各容器７の首部を収納支持す
るための首部支持板８を配設しており、これらの第１及
び第２スターホイール板５，６と首部支持板８とにより
前記スターホイール１を構成している。首部支持板８は
支柱９を介して第１及び第２スターホイール板５，６に
対して所定の高さに支持されている。なお、支柱９の下
部は前記ガイドリング板４を回転板３の外周部に固着す
るための手段としても用いられている。また、前記回転
板３は、図２に示すように長孔１０と締付ボルト１１な
どを介して回転軸部２に対するスターホイール１の取付
角を調整できるように構成されている。図中、１２は容
器７の搬送面である。
説明する。図１〜図４は本発明の一実施例として偏平状
の容器と円形又は略正多角形状の容器とに適応し得るよ
うに構成した兼用式スターホイールを例示したものであ
る。図１はその兼用式スターホイールの縦断面図で、図
２中に指示したＡ−Ａ断面を示したものである。図２及
び図３はポケットの形状の変更前後の状態を示したもの
で、図１中に指示したＢ−Ｂ断面を示したものである。
図４は位相調整手段の設置部分を示したもので、図２中
に指示したＣ−Ｃ断面を拡大して示したものである。図
中、１は兼用式のスターホイールで、回転軸部２の上部
に装着される。回転軸部２の頂部には回転板３が取着さ
れ、その回転板３の外周部に固着されるガイドリング板
４を挟んで、下方に第１スターホイール板５、上方に第
２スターホイール板６が相互間の位相を変えてポケット
の形状を変更できるように摺動可能に装着されている。
本実施例においては、それらの第１及び第２スターホイ
ール板５，６の上方に更に各容器７の首部を収納支持す
るための首部支持板８を配設しており、これらの第１及
び第２スターホイール板５，６と首部支持板８とにより
前記スターホイール１を構成している。首部支持板８は
支柱９を介して第１及び第２スターホイール板５，６に
対して所定の高さに支持されている。なお、支柱９の下
部は前記ガイドリング板４を回転板３の外周部に固着す
るための手段としても用いられている。また、前記回転
板３は、図２に示すように長孔１０と締付ボルト１１な
どを介して回転軸部２に対するスターホイール１の取付
角を調整できるように構成されている。図中、１２は容
器７の搬送面である。
【０００９】図４に示すように、第２スターホイール板
６の上面適所には位相調整手段１３が設置されており、
本実施例においては、上下可能に構成された挿入ピン１
４をガイドリング板４及び第１スターホイール５に設け
た挿通孔１５，１６に抜差しすることにより、第１及び
第２スターホイール板５，６のガイドリング板４に対す
る相対的な位相を調整できるように構成されている。そ
して、このガイドリング板４に対する位置決めにより、
回転板３を介して前記回転軸部２に対する第１及び第２
スターホイール板５，６の角度位置が設定されると同時
に、それらの第１及び第２スターホイール板５，６相互
間の相対的な位相が決定される。これにより、第１及び
第２スターホイール板５，６によって形成される各ポケ
ットの形状及びその各ポケットの回転軸部２に対する回
転角が決定されることになる。なお、前記位相調整手段
１３の設置数は、必要に応じて増減することができる。
また、前記挿通孔１５，１６は型替えに応じて適応した
位置にそれぞれ所定数、形成される。図５中の１６ａ及
び１６ｂは、図２の状態及び図３の状態に対応して第１
スターホイール５に形成された挿通孔１６の具体例であ
る。
６の上面適所には位相調整手段１３が設置されており、
本実施例においては、上下可能に構成された挿入ピン１
４をガイドリング板４及び第１スターホイール５に設け
た挿通孔１５，１６に抜差しすることにより、第１及び
第２スターホイール板５，６のガイドリング板４に対す
る相対的な位相を調整できるように構成されている。そ
して、このガイドリング板４に対する位置決めにより、
回転板３を介して前記回転軸部２に対する第１及び第２
スターホイール板５，６の角度位置が設定されると同時
に、それらの第１及び第２スターホイール板５，６相互
間の相対的な位相が決定される。これにより、第１及び
第２スターホイール板５，６によって形成される各ポケ
ットの形状及びその各ポケットの回転軸部２に対する回
転角が決定されることになる。なお、前記位相調整手段
１３の設置数は、必要に応じて増減することができる。
また、前記挿通孔１５，１６は型替えに応じて適応した
位置にそれぞれ所定数、形成される。図５中の１６ａ及
び１６ｂは、図２の状態及び図３の状態に対応して第１
スターホイール５に形成された挿通孔１６の具体例であ
る。
【００１０】次に、本発明の特徴に関して説明する。図
５は前記第１スターホイール板５の形状を示した平面
図、図６は前記第２スターホイール板６の形状を示した
平面図である。図５に示したように、第１スターホイー
ル板５の外周部には、等ピッチでガイド爪部１７が形成
されており、そのガイド爪部１７の前方縁部１７ａ、す
なわちガイド爪部１７の回転方向に対して前方側の縁部
と、前のガイド爪部１７の後方縁部１７ｂとの間に移送
用のポケット１８を形成している。そして、本実施例に
おいては、この第１スターホイール板５のガイド爪部１
７の後方縁部１７ｂを容器７のポケット１８への導入を
案内する共通の導入ガイド部として用い、前方縁部１７
ａをポケット１８に収納された偏平状の容器７を所定
角、押動して下流側に送出すための偏平容器用の送出ガ
イド部として用いている。
５は前記第１スターホイール板５の形状を示した平面
図、図６は前記第２スターホイール板６の形状を示した
平面図である。図５に示したように、第１スターホイー
ル板５の外周部には、等ピッチでガイド爪部１７が形成
されており、そのガイド爪部１７の前方縁部１７ａ、す
なわちガイド爪部１７の回転方向に対して前方側の縁部
と、前のガイド爪部１７の後方縁部１７ｂとの間に移送
用のポケット１８を形成している。そして、本実施例に
おいては、この第１スターホイール板５のガイド爪部１
７の後方縁部１７ｂを容器７のポケット１８への導入を
案内する共通の導入ガイド部として用い、前方縁部１７
ａをポケット１８に収納された偏平状の容器７を所定
角、押動して下流側に送出すための偏平容器用の送出ガ
イド部として用いている。
【００１１】他方、図６に示したように、第２スターホ
イール板６の外周部には、前記ガイド爪部１７と同じピ
ッチでガイド爪部１９が形成されており、この場合に
は、その前方縁部１９ａを円形あるいは正多角形容器用
の送出ガイド部として用いる。しかしながら、この第２
スターホイール板６に形成されたガイド爪部１９の後方
縁部の方は使用せず、前記第１スターホイール板５に形
成されたガイド爪部１７の後方縁部１７ｂを共通の導入
ガイド部として用い、その後方縁部１７ｂと前記前方縁
部１９ａとの間に移送用のポケットを形成するものであ
る。そして、以上のように、いずれかのスターホイール
板に形成されたガイド爪部の後方縁部を共通の導入ガイ
ド部とし、他のスターホイール板に形成したガイド爪部
の前方縁部を送出ガイド部として組合わせることにより
ポケットの形状を変化させるところに本発明の特徴があ
る。
イール板６の外周部には、前記ガイド爪部１７と同じピ
ッチでガイド爪部１９が形成されており、この場合に
は、その前方縁部１９ａを円形あるいは正多角形容器用
の送出ガイド部として用いる。しかしながら、この第２
スターホイール板６に形成されたガイド爪部１９の後方
縁部の方は使用せず、前記第１スターホイール板５に形
成されたガイド爪部１７の後方縁部１７ｂを共通の導入
ガイド部として用い、その後方縁部１７ｂと前記前方縁
部１９ａとの間に移送用のポケットを形成するものであ
る。そして、以上のように、いずれかのスターホイール
板に形成されたガイド爪部の後方縁部を共通の導入ガイ
ド部とし、他のスターホイール板に形成したガイド爪部
の前方縁部を送出ガイド部として組合わせることにより
ポケットの形状を変化させるところに本発明の特徴があ
る。
【００１２】さらに、第１スターホイール板５と第２ス
ターホイール板６との間には、図１に示すように、ガイ
ド部材２０が進退可能に配設されている。このガイド部
材２０は、図２及び図３に示すように、前記各ガイド爪
部１７相互間及び各ガイド爪部１７とガイド爪部１９と
の中間に半径方向に進退可能に配設されており、容器の
移送半径を調整し得るように構成されている。例えば、
本実施例においては、図２に示す偏平状の容器７を移送
する場合には、ガイド部材２０を前進させることにより
容器７の側面を規制して移送半径を所定の軌跡上に調整
するように構成されている。その結果、容器１７の首部
も図示のように前記首部支持板８の凹部２１に収容可能
になる。また、図３に示す円形あるいは正多角形状の容
器２２を移送する場合には、ガイド部材２０を後退させ
て退避させることにより、容器２２の移送半径を同じ軌
跡上に調整し得るように構成されている。これにより、
同様に容器１７の首部が前記首部支持板８の凹部２１に
収容可能な状態になる。
ターホイール板６との間には、図１に示すように、ガイ
ド部材２０が進退可能に配設されている。このガイド部
材２０は、図２及び図３に示すように、前記各ガイド爪
部１７相互間及び各ガイド爪部１７とガイド爪部１９と
の中間に半径方向に進退可能に配設されており、容器の
移送半径を調整し得るように構成されている。例えば、
本実施例においては、図２に示す偏平状の容器７を移送
する場合には、ガイド部材２０を前進させることにより
容器７の側面を規制して移送半径を所定の軌跡上に調整
するように構成されている。その結果、容器１７の首部
も図示のように前記首部支持板８の凹部２１に収容可能
になる。また、図３に示す円形あるいは正多角形状の容
器２２を移送する場合には、ガイド部材２０を後退させ
て退避させることにより、容器２２の移送半径を同じ軌
跡上に調整し得るように構成されている。これにより、
同様に容器１７の首部が前記首部支持板８の凹部２１に
収容可能な状態になる。
【００１３】図７は前記ガイド部材２０の装着状態を説
明するために部分的に拡大して示した概略斜視図であ
る。図示のように、ガイド部材２０は前記ガイドリング
板４に形成された半径方向の案内溝２３に係合しながら
進退し得るように構成されている。また、ガイド部材２
０の上面には係合ピン２４が設けられているとともに、
ガイドリング板４の上部に摺動可能に配設される前記第
２スタホイール板６には図２、図３及び図６に示したよ
うに斜孔２５が形成されている。そして、各ガイド部材
２０の係合ピン２４はそれぞれ対応する斜孔２５に係合
され、第２スターホイール板６の相対的な回転位置によ
って各ガイド部材２０が自動的に半径方向に進退するこ
とによって容器の移送半径を自動調整するように構成さ
れている。すなわち、本実施例においては、図２に示す
ように偏平な容器７を移送する場合には、第２スターホ
イール板６がガイドリング板４に対して相対的に右回転
した状態にあるので、係合ピン２４が斜孔２５の外端側
に案内される結果、ガイド部材２０は前進状態にセット
される。これにより、容器７は偏平形状のため回転半径
方向の厚さは薄いが、その分、ガイド部材２０の先端が
前進して容器７の側面に当接して移送半径を所定の軌跡
上に調整することになる。他方、図３に示すように円形
あるいは略正多角形状の容器２２を移送する場合には、
第２スターホイール板６がガイドリング板４に対して相
対的に左回転した状態にあるので、係合ピン２４が斜孔
２５の内端側に案内される結果、ガイド部材２０は後退
状態にセットされ、容器２２に当接しない位置に退避す
る。したがって、容器２２の移送半径は、第１及び第２
スターホイール板５，６により形成されるポケット２６
の形状によって設定される前記と同じ軌跡上を通ること
になる。
明するために部分的に拡大して示した概略斜視図であ
る。図示のように、ガイド部材２０は前記ガイドリング
板４に形成された半径方向の案内溝２３に係合しながら
進退し得るように構成されている。また、ガイド部材２
０の上面には係合ピン２４が設けられているとともに、
ガイドリング板４の上部に摺動可能に配設される前記第
２スタホイール板６には図２、図３及び図６に示したよ
うに斜孔２５が形成されている。そして、各ガイド部材
２０の係合ピン２４はそれぞれ対応する斜孔２５に係合
され、第２スターホイール板６の相対的な回転位置によ
って各ガイド部材２０が自動的に半径方向に進退するこ
とによって容器の移送半径を自動調整するように構成さ
れている。すなわち、本実施例においては、図２に示す
ように偏平な容器７を移送する場合には、第２スターホ
イール板６がガイドリング板４に対して相対的に右回転
した状態にあるので、係合ピン２４が斜孔２５の外端側
に案内される結果、ガイド部材２０は前進状態にセット
される。これにより、容器７は偏平形状のため回転半径
方向の厚さは薄いが、その分、ガイド部材２０の先端が
前進して容器７の側面に当接して移送半径を所定の軌跡
上に調整することになる。他方、図３に示すように円形
あるいは略正多角形状の容器２２を移送する場合には、
第２スターホイール板６がガイドリング板４に対して相
対的に左回転した状態にあるので、係合ピン２４が斜孔
２５の内端側に案内される結果、ガイド部材２０は後退
状態にセットされ、容器２２に当接しない位置に退避す
る。したがって、容器２２の移送半径は、第１及び第２
スターホイール板５，６により形成されるポケット２６
の形状によって設定される前記と同じ軌跡上を通ること
になる。
【００１４】本実施例の使用に当っては、前記位相調整
手段１３の挿入ピン１４を引上げて第１及び第２スター
ホイール板５，６をフリーにした状態において、移送の
対象とする容器の種類に応じて前記第１及び第２スター
ホイール板５，６を図２あるいは図３の状態に回動した
後、挿入ピン１４を押下げてガイドリング板４及び第１
スターホイール板５の挿通孔１５，１６に挿通してセッ
トすることになる。すなわち、偏平状の容器１７を移送
する場合には、図２のように第１スターホイール板５の
ガイド爪部１７と第２スターホイール板６のガイド爪部
１９とが重合するとともに、ガイド部材２０がガイド爪
部１７相互間に形成されるポケット１８に適合する位置
にくるように前記第１及び第２スターホイール板５，６
を回動して挿入ピン１４を押下げる。この場合には、挿
入ピン１４は第１スターホイール板５の一方の挿通孔１
６ａに挿通されることになる。なお、ガイドリング板４
に形成された挿通孔１５に関してもポケット１８，２６
の回転軸部２に対する回転角を調整するため図示しない
２つの挿通孔が形成されており、その一方に挿入ピン１
４が挿通される。しかして、以上のセット状態において
は、前述のようにガイド部材２０は前進状態にあり、こ
れと第１スターホイール板５のガイド爪部１７相互間に
形成されるポケット１８により偏平状の容器１７が移送
されることになる。
手段１３の挿入ピン１４を引上げて第１及び第２スター
ホイール板５，６をフリーにした状態において、移送の
対象とする容器の種類に応じて前記第１及び第２スター
ホイール板５，６を図２あるいは図３の状態に回動した
後、挿入ピン１４を押下げてガイドリング板４及び第１
スターホイール板５の挿通孔１５，１６に挿通してセッ
トすることになる。すなわち、偏平状の容器１７を移送
する場合には、図２のように第１スターホイール板５の
ガイド爪部１７と第２スターホイール板６のガイド爪部
１９とが重合するとともに、ガイド部材２０がガイド爪
部１７相互間に形成されるポケット１８に適合する位置
にくるように前記第１及び第２スターホイール板５，６
を回動して挿入ピン１４を押下げる。この場合には、挿
入ピン１４は第１スターホイール板５の一方の挿通孔１
６ａに挿通されることになる。なお、ガイドリング板４
に形成された挿通孔１５に関してもポケット１８，２６
の回転軸部２に対する回転角を調整するため図示しない
２つの挿通孔が形成されており、その一方に挿入ピン１
４が挿通される。しかして、以上のセット状態において
は、前述のようにガイド部材２０は前進状態にあり、こ
れと第１スターホイール板５のガイド爪部１７相互間に
形成されるポケット１８により偏平状の容器１７が移送
されることになる。
【００１５】他方、円形あるいは正多角形の容器２２を
移送する場合には、図３のように第１スターホイール板
５のガイド爪部１７と第２スターホイール板６のガイド
爪部１９とをずらすとともに、ガイド部材２０がガイド
爪部１７とガイド爪部１９との間に形成されるポケット
２６に適合する位置にくるように前記第１及び第２スタ
ーホイール板５，６を回動して挿入ピン１４を押下げ
る。この場合には、挿入ピン１４は第１スターホイール
板５の他方の挿通孔１６ｂに挿通されると同時に、ガイ
ドリング板４に形成された他方の挿通孔１５に挿通され
ることになる。しかして、以上のセット状態において
は、前述のようにガイド部材２０は後退状態にあり、第
１スターホイール板５のガイド爪部１７の後方縁部と第
２スターホイール板２の前方縁部によって形成されるポ
ケット２６により円形あるいは正多角形の容器２２が移
送されることになる。
移送する場合には、図３のように第１スターホイール板
５のガイド爪部１７と第２スターホイール板６のガイド
爪部１９とをずらすとともに、ガイド部材２０がガイド
爪部１７とガイド爪部１９との間に形成されるポケット
２６に適合する位置にくるように前記第１及び第２スタ
ーホイール板５，６を回動して挿入ピン１４を押下げ
る。この場合には、挿入ピン１４は第１スターホイール
板５の他方の挿通孔１６ｂに挿通されると同時に、ガイ
ドリング板４に形成された他方の挿通孔１５に挿通され
ることになる。しかして、以上のセット状態において
は、前述のようにガイド部材２０は後退状態にあり、第
１スターホイール板５のガイド爪部１７の後方縁部と第
２スターホイール板２の前方縁部によって形成されるポ
ケット２６により円形あるいは正多角形の容器２２が移
送されることになる。
【００１６】なお、以上の実施例の説明においては、２
枚のスターホイール板を用いた場合に関して説明した
が、移送する容器の種類の数に応じてスターホイール板
を増やすことも可能である。また、共通の導入ガイド部
を形成するスターホイール板と個別的な送出ガイド部を
形成するスターホイール板とを機能的に分けて構成する
こともできる。要は、共通の導入ガイド部と個別的な送
出ガイド部との選択的な組合せによって形状の異なるそ
れぞれの容器に適応したポケットを形成し得る複数のス
ターホイール板からなる兼用式スターホイールであれば
よい。
枚のスターホイール板を用いた場合に関して説明した
が、移送する容器の種類の数に応じてスターホイール板
を増やすことも可能である。また、共通の導入ガイド部
を形成するスターホイール板と個別的な送出ガイド部を
形成するスターホイール板とを機能的に分けて構成する
こともできる。要は、共通の導入ガイド部と個別的な送
出ガイド部との選択的な組合せによって形状の異なるそ
れぞれの容器に適応したポケットを形成し得る複数のス
ターホイール板からなる兼用式スターホイールであれば
よい。
【００１７】
【発明の効果】本発明の兼用式スターホイールによれ
ば、共通の導入ガイド部と個別的な送出ガイド部との選
択的な組合せによってそれぞれの容器に適応したポケッ
トを形成し得るように構成したので、簡単な構成により
形状が大きく変化する容器の変更に対してきわめて容易
かつ的確に対応することができる。特に各ポケットの前
部を構成する導入ガイド部を一つのガイド爪部の後方縁
部を共通に用いて形成するようにしたので、その構成が
大幅に簡略化される。また、半径方向に進退可能なガイ
ド部材を配設すれば、容器の移送半径を調整できるの
で、更に良好な移送状態が得られる。
ば、共通の導入ガイド部と個別的な送出ガイド部との選
択的な組合せによってそれぞれの容器に適応したポケッ
トを形成し得るように構成したので、簡単な構成により
形状が大きく変化する容器の変更に対してきわめて容易
かつ的確に対応することができる。特に各ポケットの前
部を構成する導入ガイド部を一つのガイド爪部の後方縁
部を共通に用いて形成するようにしたので、その構成が
大幅に簡略化される。また、半径方向に進退可能なガイ
ド部材を配設すれば、容器の移送半径を調整できるの
で、更に良好な移送状態が得られる。
【図１】 本発明の実施例を示した図２のＡ−Ａ縦断面
図である。
図である。
【図２】 同実施例を示した図１のＢ−Ｂ断面図であ
る。
る。
【図３】 同実施例を示した図１のＢ−Ｂ断面図であ
る。
る。
【図４】 位相調整手段の設置部分を示した図２のＣ−
Ｃ断面図である。
Ｃ断面図である。
【図５】 第１スターホイール板の形状を示した平面図
である。
である。
【図６】 第２スターホイール板の形状を示した平面図
である。
である。
【図７】 ガイド部材の装着状態を示した概略斜視図で
ある。
ある。
１…兼用式スターホイール、２…回転軸部、３…回転
板、４…ガイドリング板、５…第１スターホイール板、
６…第２スターホイール板、７…容器、８…首部支持
板、９…支柱、１０…長孔、１１…締付ボルト、１２…
搬送面、１３…位相調整手段、１４…挿入ピン、１５，
１６…挿通孔、１７…ガイド爪部、１７ａ…前方縁部、
１７ｂ…後方縁部、１８…ポケット、１９…ガイド爪
部、１９ａ…前方縁部、２０…ガイド部材、２１…凹
部、２２…容器、２３…案内溝、２４…係合ピン、２５
…斜孔、２６…ポケット
板、４…ガイドリング板、５…第１スターホイール板、
６…第２スターホイール板、７…容器、８…首部支持
板、９…支柱、１０…長孔、１１…締付ボルト、１２…
搬送面、１３…位相調整手段、１４…挿入ピン、１５，
１６…挿通孔、１７…ガイド爪部、１７ａ…前方縁部、
１７ｂ…後方縁部、１８…ポケット、１９…ガイド爪
部、１９ａ…前方縁部、２０…ガイド部材、２１…凹
部、２２…容器、２３…案内溝、２４…係合ピン、２５
…斜孔、２６…ポケット
Claims (3)
- 【請求項１】 上下に重ねて配設した複数のスターホイ
ール板を一体的に回転し得るように構成するとともに、
それらのスターホイール板間の相対的な位相を変化させ
ることによってポケットの形状を変更し得るように構成
したスターホイールにおいて、いずれかのスターホイー
ル板の外周部に形成されるガイド爪部の後方縁部をポケ
ットの前部を構成する共通の導入ガイド部とするととも
に、それぞれのスターホイール板の外周部に形成される
ガイド爪部の前方縁部を前記ポケットの後部を構成する
送出ガイド部とし、かつそれらの各スターホイール板に
形成されるガイド爪部の前方縁部をそれぞれ容器の形状
の変化に適応する形状に形成し、前記スターホイール板
間の相対的な位相を変化させることによって前記ポケッ
トの送出ガイド部を形成する各ガイド爪部の前方縁部を
選択的に共通の導入ガイド部を形成する前記ガイド爪部
の後方縁部と組合わせることにより、容器の形状の変化
に適応した形状のポケットを形成し得るように構成した
ことを特徴とする兼用式スターホイール。 - 【請求項２】 前記各ガイド爪部相互間に容器の移送半
径を調整するガイド部材を半径方向に進退可能に配設し
たことを特徴とする請求項１記載の兼用式スターホイー
ル。 - 【請求項３】 後方縁部を共通の導入ガイド部として用
いる前記ガイド爪部の前方縁部を偏平状の容器に適応し
た形状に形成したスターホイール板と、ガイド爪部の前
方縁部を円形又は略正多角形状の容器に適応した形状に
形成した他のスターホイール板を上下に重ねて配設し、
それぞれのスターホイール板に形成されたガイド爪部を
重合させるとともに、前記ガイド部材を前進させて、前
者のスターホイール板の各ガイド爪部相互間に形成され
るポケットを介して偏平状の容器を移送する移送形態
と、それぞれのスターホイール板に形成されたガイド爪
部を相対的にずらすとともに、前記ガイド部材を後退さ
せて、前者のスターホイール板のガイド爪部の後方縁部
により形成される前記共通の導入ガイド部と、後者の他
のスターホイール板のガイド爪部の前方縁部により形成
される送出ガイド部とによって形成されるポケットを介
して円形又は略正多角形状の容器を移送する移送形態と
を選択可能に構成したことを特徴とする請求項２記載の
兼用式スターホイール。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21606796A JP3703220B2 (ja) | 1996-07-29 | 1996-07-29 | 兼用式スターホイール |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21606796A JP3703220B2 (ja) | 1996-07-29 | 1996-07-29 | 兼用式スターホイール |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1035879A true JPH1035879A (ja) | 1998-02-10 |
| JP3703220B2 JP3703220B2 (ja) | 2005-10-05 |
Family
ID=16682759
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21606796A Expired - Fee Related JP3703220B2 (ja) | 1996-07-29 | 1996-07-29 | 兼用式スターホイール |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3703220B2 (ja) |
Cited By (18)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| JP2009001321A (ja) * | 2007-06-25 | 2009-01-08 | Shibuya Kogyo Co Ltd | 物品供給装置 |
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| WO2009040531A1 (en) * | 2007-09-24 | 2009-04-02 | Zepf Technologies Uk Limited | Adjustable star wheel |
| WO2011139565A1 (en) | 2010-05-07 | 2011-11-10 | The Procter & Gamble Company | Adjustable star wheel |
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| US9371195B2 (en) | 2014-06-03 | 2016-06-21 | The Procter & Gamble Company | Adjustment system for a rotary device |
| WO2019041702A1 (zh) * | 2017-08-31 | 2019-03-07 | 广州达意隆包装机械股份有限公司 | 在位可调星轮机构及送瓶*** |
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| CN110712933A (zh) * | 2019-09-26 | 2020-01-21 | 江苏新美星包装机械股份有限公司 | 用于传输容器的星轮 |
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| EP4151563A1 (en) * | 2021-09-16 | 2023-03-22 | Fogg Filler Company, LLC | Rotatable material transfer system with adjustment and related system components |
-
1996
- 1996-07-29 JP JP21606796A patent/JP3703220B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| CN104528187A (zh) * | 2011-01-14 | 2015-04-22 | 株式会社汤山制作所 | 药片箱 |
| US10137057B2 (en) | 2011-01-14 | 2018-11-27 | Yuyama Mfg. Co., Ltd. | Tablet cassette |
| US10085917B2 (en) | 2011-01-14 | 2018-10-02 | Yuyama Mfg. Co., Ltd. | Tablet cassette |
| US11090229B2 (en) | 2011-01-14 | 2021-08-17 | Yuyama Mfg. Co., Ltd. | Tablet cassette |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3703220B2 (ja) | 2005-10-05 |
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