JPH1035507A - 折りたたみ式乳母車 - Google Patents

折りたたみ式乳母車

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JPH1035507A
JPH1035507A JP11117597A JP11117597A JPH1035507A JP H1035507 A JPH1035507 A JP H1035507A JP 11117597 A JP11117597 A JP 11117597A JP 11117597 A JP11117597 A JP 11117597A JP H1035507 A JPH1035507 A JP H1035507A
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Ichiro Onishi
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Aprica Kassai KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 折りたたみ式乳母車の骨組の各側面を構成す
る部材の動きに連動して、骨組の幅方向寸法を規定する
部材の折曲げを可能にする。 【解決手段】 前脚3に対する側棒16の矢印48方向
の回動によって、前脚剛性リンク30を介して前脚スリ
ーブ23が矢印49方向に引き上げられる。このとき、
前脚スリーブ23に形成されたガイド溝26内で前脚3
に設けられたガイドピン27が移動するが、ガイド溝2
6が螺旋状に延びているので、前脚スリーブ23は、矢
印50方向に回動させられる。したがって、1対の前脚
スリーブ23間に渡された前脚連結リンク24が折曲げ
点25を介して折曲げられる。同様の構成が、1対の後
脚6間に渡される後脚連結部材21および1対の側棒1
6間に渡される側棒連結部材22においても採用され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、折りたたみ式乳
母車およびそこに用いられる折りたたみ機構に関するも
ので、特に、乳母車の骨組の各側面を構成する部材の折
りたたみ動作に連動して、骨組の幅方向寸法を規定する
部材も折りたたまれるようにされた、折りたたみ式乳母
車およびそこに用いられる折りたたみ機構に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】この発明にとって興味ある折りたたみ式
乳母車の基本的構造については、本件出願人による特公
昭57−50705号公報に記載されている。この公報
に開示される折りたたみ式乳母車は、折りたたみ後の状
態において、開いた状態に比べて、前後方向寸法、高さ
方向寸法および幅方向寸法がともに減じられ、折りたた
み後の状態での持ち運びおよび保管に対して便宜が図ら
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た折りたたみ式乳母車には、さらに改良されるべき余地
がある。
【0004】特に改善されるべき問題は、乳母車の軽量
化が困難である点にある。それは、部品点数が比較的多
いことが原因と考えられる。
【0005】このように部品点数の増大を招くのは、特
に、乳母車の骨組の各側面を構成する部材の動きと骨組
の幅方向寸法を規定する部材の動きとを連動させること
が必要であり、この連動を生じさせるための機構が比較
的複雑であるためである。なぜなら、乳母車の骨組の各
側面を構成する部材の動きが生じる面と、骨組の幅方向
寸法を規定する部材の動きが生じる面とは、同一でも平
行でもなく、互いに交差しているため、上述したような
連動を達成するには、いわゆる三次元的な動作を行なえ
るものでなければならないからである。
【0006】それゆえに、この発明の目的は、乳母車の
骨組の各側面を構成する部材の動きと骨組の幅方向寸法
を規定する部材の動きとを連動させることができる、比
較的簡単な構造の折りたたみ機構、およびこのような折
りたたみ機構を用いた折りたたみ式乳母車を提供しよう
とすることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明の
前提となるべき折りたたみ式乳母車は、前後方向に延び
る1対の手摺部材と、各手摺部材の比較的前方部に対し
て各々の上方端がそれぞれ回動可能に連結され、かつ各
々の下方端に前輪が取付けられる1対の前脚と、各手摺
部材の比較的前方部に対して各々の上方端がそれぞれ回
動可能に連結され、かつ各々の下方端に後輪が取付けら
れる1対の後脚と、1対の後脚の長さ方向の各中央部に
対して各々の一方端が第1の枢支点において回動可能に
連結される1対の反転部材と、1対の反転部材の各他方
端に対して各々の下方端が回動可能に連結され、かつ1
対の手摺部材の各後方端に対して各々の下方端から所定
の距離上方の位置が回動可能に連結される1対の押棒
と、1対の前脚の長さ方向の各中央部に対して各々の前
方端が第2の枢支点において回動可能に連結され、かつ
1対の反転部材の各他方端に対して各々の後方端が回動
可能に連結される1対の側棒と、1対の前脚の第2の枢
支点より下方の位置間に渡される前脚連結部材と、1対
の後脚の第1の枢支点より下方の位置間に渡される後脚
連結部材とを備え、折りたたみ状態では前脚連結部材お
よび後脚連結部材が屈曲することによって幅方向寸法が
減じられる。
【0008】請求項1に記載の発明の特徴は、以下の点
にある。後脚連結部材は、各後脚上で後脚の中心軸線ま
わりに回動可能にそれぞれ取付けられる1対の後脚スリ
ーブと、1対の後脚スリーブを互いに連結する折曲げ可
能な後脚連結リンクとを備える。前脚連結部材は、各前
脚上で前脚の中心軸線まわりに回動可能にそれぞれ取付
けられる1対の前脚スリーブと、1対の前脚スリーブを
互いに連結する折曲げ可能な前脚連結リンクとを備え
る。
【0009】また、第1の枢支点を中心とする各反転部
材の回動運動を各後脚スリーブに伝えて各後脚スリーブ
を後脚の中心軸線周りに回動させるように、各反転部材
と各後脚スリーブとを連結する後脚運動伝達手段が設け
られる。さらに、第2の枢支点を中心とする各側棒の回
動運動を各前脚スリーブに伝えて各前脚スリーブを前脚
の中心軸線周りに回動させるように、各側棒と各前脚ス
リーブとを連結する前脚運動伝達手段が設けられる。
【0010】請求項1に記載の発明では、前脚側の運動
伝達手段と後脚側の運動伝達手段の両者に注目したが、
請求項2に記載の発明では、後脚側の運動伝達手段だけ
に注目し、請求項3に記載の発明では、前脚側の運動伝
達手段だけに注目している。
【0011】1つの好ましい実施例では、前脚運動伝達
手段は、次のような構成を備える。すなわち、各前脚ス
リーブには、螺旋状に延びるガイド溝がそれぞれ形成さ
れる。各前脚には、ガイド溝内に受入れられるガイドピ
ンがそれぞれ設けられる。各側棒には、第2の枢支点よ
りさらに前方へ張出す側棒張出部がそれぞれ形成され
る。各側棒張出部と各前脚スリーブとは、それぞれ、前
脚剛性リンクによって互いに連結される。
【0012】また、1つの好ましい実施例では、後脚運
動伝達手段は、次のような構成を備える。すなわち、各
後脚スリーブには、螺旋状に延びるガイド溝がそれぞれ
形成される。各後脚には、ガイド溝内に受入れられるガ
イドピンがそれぞれ設けられる。各反転部材には、第1
の枢支点よりさらに一方端側へ張出す反転部材張出部が
それぞれ形成される。各反転部材張出部と各後脚スリー
ブとは、それぞれ、後脚剛性リンクによって互いに連結
される。
【0013】この発明では、反転部材を起点とする折曲
げ動作が開始されれば、前脚運動伝達手段が前脚連結部
材を屈曲させるように動作し、後脚運動伝達手段が後脚
連結部材を屈曲させるように動作する。したがって、乳
母車は、折りたたみ状態においては幅方向寸法が減じら
れる。
【0014】1つの好ましい実施例では、スリーブが棒
状部材の長さ方向に移動したとき、ガイドピンがガイド
溝内で移動するが、ガイド溝が螺旋状に延びるように形
成されているので、スリーブに対して回転運動が与えら
れる。したがって、スリーブのこの回転運動が、連結リ
ンクの折曲げ動作を生じさせる。
【0015】好ましい実施例では、直線運動を回転運動
に変換する作用は、前脚連結リンクおよび後脚連結リン
クを折曲げるために用いられる。また、スリーブを直線
運動させるために、側棒および反転部材の動きが用いら
れ、これら側棒および反転部材の動きは、前脚剛性リン
クおよび後脚剛性リンクによって、それぞれ、スリーブ
に与えられる。
【0016】このように、この発明によれば、乳母車の
骨組の側面を構成する部材の折りたたみ運動を前脚スリ
ーブまたは後脚スリーブの回転運動に変換し、それによ
って前脚連結部材または後脚連結部材を屈曲させるもの
である。
【0017】
【発明の実施の形態】図面は、この発明の一実施例によ
る折りたたみ式乳母車を説明するためのもので、この乳
母車には、この発明の特徴となる折りたたみ機構が含ま
れている。これらの図面では、乳母車の骨組のみが示さ
れていて、このような骨組の構成をわかりやすく図示す
るために、乳幼児を座らせるための座席の図示が省略さ
れている。座席は、通常、座部および背もたれ部を備え
る。
【0018】図1は、乳母車の開いた状態を示す右側面
図であり、図2は、同じく開いた状態を示す背面図であ
る。図3は、乳母車の閉じた状態を示す右側面図であ
る。図4は、折りたたみ動作の途中の状態にある乳母車
の主要部を示す斜視図である。
【0019】この折りたたみ式乳母車は、大別して、乳
母車の骨組の各側面を構成する部材と、各側面を構成す
る部材間に渡され骨組の幅方向寸法を規定する部材とを
備える。また、この乳母車は、左右対称の構造を有して
いる。したがって、この乳母車に含まれる要素であっ
て、左右にそれぞれ配置されるものについては、同様の
参照符号を用いることにする。
【0020】まず、骨組の各側面を構成する部材は、次
のようなものを含む。1対の手摺部材1が、前後方向に
延びるように配置される。これら1対の手摺部材1の各
前方端間は、折曲げ可能な胴ガード2によって連結され
る。胴ガード2は、好ましくは、手摺部材1に対して着
脱可能とされる。
【0021】手摺部材1の比較的前方部には、1対の前
脚3の上方端が、枢支ピン4によって回動可能に連結さ
れる。各前脚3の下方端には、前輪5が取付けられる。
【0022】各手摺部材1の比較的前方部には、また、
1対の後脚6の各々の上方端が、それぞれ、枢支ピン4
によって回動可能に連結される。この実施例では、手摺
部材1に対して、前脚3および後脚6の双方を回動可能
に連結するため、共通の枢支ピン4を用いたが、乳母車
の設計に応じて、前脚および後脚が、手摺部材に対して
互いに異なる枢支ピンによって回動可能に連結されても
よい。後脚6の各々の下方端には、後輪7が取付けられ
る。
【0023】1対の後脚6の長さ方向の各中央部には1
対の反転部材8の各一方端が、枢支ピン9を介して回動
可能に連結される。反転部材8は、図4によく示されて
いるように、2枚のプレートを含み、これらプレート間
に挟まれるように、後脚6が配置される。
【0024】1対の反転部材8の各他方端には、1対の
押棒10の各下方端が、枢支ピン11によって回動可能
に連結される。これら押棒10も、各反転部材8に備え
る2枚のプレート間に位置される。また、押棒10の各
々の下方端から所定の距離上方の位置には、前述した手
摺部材1の各後方端が、枢支ピン12によって回動可能
に連結される。
【0025】1対の押棒10は、この実施例では、折曲
げ可能な押棒連結部材13によって、その上方端間が互
いに連結される。押棒連結部材13は、この乳母車を押
す手の握りを与える。また、押棒連結部材13の中央部
には、ロック解除操作ボタン14が下方へ突出するよう
に設けられている。このロック解除操作ボタン14は、
この乳母車の開いた状態を維持するためのロックと、こ
の乳母車の閉じた状態を維持するためのロックとの双方
を解除するために押圧操作されるものである。詳細な図
示を省略するが、ロック解除操作ボタン14を押圧操作
することにより、押棒連結部材13が折曲げ可能な状態
にされるとともに、このボタン14の操作に対してワイ
ヤ(図示せず)を介して連動するようにされたロックブ
ロック15が、押棒10に沿って上方へ引き上げられ
る。ロックブロック15は、ばね(図示せず)により、
押棒10に沿って常に下方へ移動するように付勢されて
おり、図1に示すように、反転部材8の上方端に係合し
たとき、押棒10と反転部材8とを互いに固定し、乳母
車の開いた状態をロックする。他方、乳母車の閉じた状
態では、図3に示すように、ロックブロック15が反転
部材8の長さ方向の中央部に係合し、押棒10と反転部
材8とを互いに固定し、乳母車の閉じた状態をロックす
る。
【0026】1対の前脚3の長さ方向の各中央部には、
1対の側棒16の各前方端が回動可能に連結される。こ
の連結のために、図4によく示されているように、側棒
16の前方端には、エンドピース17が固定され、この
エンドピース17および前脚3の双方を貫通するように
枢支ピン18が取付けられる。また、側棒16の各々の
後方端は、前述した反転部材8の端部に回動可能に連結
される。この実施例では、このような連結のために、前
述した押棒10と反転部材8とを連結する枢支ピン11
が用いられ、側棒16の後方端と枢支ピン11との高さ
の差を吸収するため、側棒16の後方端には、エンドピ
ース19が取付けられる。1対の側棒16は、この乳母
車の座席の座部を保持するために用いられる。
【0027】次に、この乳母車の骨組の幅方向寸法を規
定する部材は、次のようなものを含んでいる。
【0028】1対の前脚3の枢支ピン18より下方の位
置間には、前脚連結部材20が渡される。
【0029】1対の後脚6の枢支ピン9より下方の位置
間には、後脚連結部材21が渡される。
【0030】さらに、この実施例では、1対の側棒16
の比較的前方部間には、側棒連結部材22が渡される。
【0031】なお、前述した押棒連結部材13も、この
ような骨組の幅方向寸法を規定する部材と見ることがで
きる。
【0032】図4において特によく示されているよう
に、前脚連結部材20は、各前脚3上でスライド可能か
つ前脚3の中心軸線まわりに回動可能にそれぞれ取付け
られる、1対の前脚スリーブ23と、1対の前脚スリー
ブ23を互いに連結する、折曲げ可能な前脚連結リンク
24とを備える。前脚連結リンク24は、この実施例で
は、2つの折曲げ点25を有しており、前脚連結リンク
24の両端部は、それぞれ、前脚スリーブ23に固定さ
れている。
【0033】なお、この実施例では、前脚3が、断面円
形のパイプから構成されているので、このような前脚3
上に、直接、前脚スリーブ23を配置すれば、このよう
な前脚スリーブ23を、前脚3の中心軸線まわりに回動
可能な状態とすることができる。後述するように、後脚
6および側棒16も、断面円形のパイプから構成されて
いるので、前脚3の場合と同様の利点を奏することがで
きる。なお、前脚3を、すべて断面円形とすることな
く、前脚スリーブ23が位置する部分だけ断面円形にし
たり、あるいは、このように断面円形にするため、外周
面の断面が円形とされた別の部材を前脚3上に配置して
もよい。このことは、後述する後脚6および側棒16に
ついてもいえる。
【0034】各前脚スリーブ23には、螺旋状に延びる
ガイド溝26がそれぞれ形成される。また、各前脚3に
は、このガイド溝26内に受入れられるガイドピン27
がそれぞれ設けられる。
【0035】図5には、前脚スリーブ23の展開図が示
されている。この実施例では、図5によく示されている
ように、ガイド溝26の一方端には、前脚スリーブ23
の軸線方向と平行に延びる回転禁止部28が与えられ
る。
【0036】各側棒16には、枢支ピン18よりさらに
前方へ張出す側棒張出部29がそれぞれ形成される。こ
の実施例では、側棒張出部29は、エンドピース17と
一体的に形成される。
【0037】各側棒張出部29と前脚スリーブ23と
は、それぞれ、前脚剛性リンク30によって互いに連結
される。この前脚剛性リンク30と前脚スリーブ23と
は、前脚スリーブ23の回動を許容するように、好まし
くは、一種の自在継手態様で連結される。
【0038】以上述べた前脚連結部材20に関連する構
成と実質的に同じ構成が、後脚連結部材21にも採用さ
れる。
【0039】後脚連結部材21は、各後脚6上でスライ
ド可能かつ後脚6の中心軸線まわりに回動可能にそれぞ
れ取付けられる、1対の後脚スリーブ31と、1対の後
脚スリーブ31を互いに連結する、折曲げ可能な後脚連
結リンク32とを備える。後脚連結リンク32は、2つ
の折曲げ点33を備え、後脚連結リンク32の両端は、
それぞれ、後脚スリーブ31に固定されている。
【0040】各後脚スリーブ31には、螺旋状に延びる
ガイド溝34がそれぞれ形成される。また、各後脚6に
は、ガイド溝34内に受入れられるガイドピン35がそ
れぞれ設けられる。
【0041】このガイド溝34にも、ガイド溝26と同
様、その一方端に回転禁止部36が与えられる。
【0042】各反転部材8には、枢支ピン9よりさらに
端部側へ張出す反転部材張出部37がそれぞれ形成され
る。
【0043】各反転部材張出部37と各後脚スリーブ3
1とは、それぞれ、後脚剛性リンク38によって互いに
連結される。好ましくは、後脚剛性リンク38と後脚ス
リーブ31とは、後脚スリーブ31の回動を許容するよ
うに、一種の自在継手態様で連結される。
【0044】側棒連結部材22は、各側棒16上でスラ
イド可能かつ側棒16の中心軸線まわりに回動可能にそ
れぞれ取付けられる、1対の側棒スリーブ39と、これ
ら1対の側棒スリーブ39を互いに連結する、折曲げ可
能な側棒連結リンク40とを備える。側棒連結リンク4
0は、この実施例では、2つの折曲げ点41を有し、側
棒連結リンク40の両端が、それぞれ、側棒スリーブ3
9に固定されている。
【0045】各側棒スリーブ39には、螺旋状に延びる
ガイド溝42がそれぞれ形成される。また、各側棒16
には、ガイド溝42内に受入れられるガイドピン43が
それぞれ設けられる。
【0046】図6には、側棒スリーブ39の展開図が示
されている。各側棒スリーブ39には、側方へ張出す起
動片44がそれぞれ形成されている。この起動片44
は、乳母車が開いた状態から閉じた状態に移行する初期
の段階において、前脚3に当接し、これによって、側棒
スリーブ39を側棒16上でスライドさせるための力が
前脚3から与えられる。
【0047】次に、以上、主として構成について説明し
た折りたたみ式乳母車の動作を説明する。
【0048】まず、図1および図2に示す乳母車の開い
た状態では、骨組の各側面を構成する部材にあっては、
反転部材8が後脚6の上半部に沿うように回動されてお
り、そのため、押棒10が相対的に上の位置にもたらさ
れている。この状態で、ロックブロック15によって、
押棒10と反転部材8との相対的な動きが禁止されてお
り、したがって、これら押棒10および反転部材8と、
手摺部材1と、後脚6とによって、固定された三角形が
形成されている。また、前脚3と、後脚6と、側棒16
とによっても、別の三角形が形成されている。これらの
ことから、乳母車の開いた状態が維持されている。この
とき、骨組の幅方向寸法を規定する部材にあっては、上
述した各側面を構成する部材の固定に伴って、それぞれ
の動きが禁止されている。特に、前脚スリーブ23およ
び後脚スリーブ31の各々において、ガイドピン27お
よび35がガイド溝26および34の回転禁止部28お
よび36にそれぞれ位置していることから、これら前脚
スリーブ23および後脚スリーブ31が、それぞれ、前
脚3および後脚6の中心軸線まわりに回動できない状態
となっていることにも注目すべきである。これによっ
て、前脚連結リンク24および後脚連結リンク32の折
曲げが、より強固に禁止されることができる。
【0049】このような開いた状態にある折りたたみ式
乳母車を、折りたたんだ状態、すなわち閉じた状態にす
るには、まず、ロック解除操作ボタン14が押圧操作さ
れる。これによって、ロックブロック15が、押棒10
に沿って上方へ変位され、反転部材8との係合が解かれ
る。
【0050】次に、ロック解除操作ボタン14を押圧操
作しながら押棒連結部材13を持つ手を後方へ寄せ、後
輪7を地面につけたまま、前輪5を中に浮かせるよう
に、この乳母車を後方へ傾ける。これによって、押棒連
結部材13が折れ曲がるとともに、反転部材8が矢印4
5方向に回動する。反転部材8のこのような矢印45方
向への回動がある程度進んだ状態が、図4に示されてい
る。
【0051】反転部材8の上述したような回動に応じ
て、反転部材張出部37に連結された後脚剛性リンク3
8は、後脚スリーブ31を、矢印46で示すように後脚
6に沿って上方へ引き上げる。これに応じて、ガイド溝
34内でガイドピン35が移動するが、ガイド溝34が
螺旋状に延びるように形成されているので、後脚スリー
ブ31は、矢印47方向に回動させられる。これによっ
て、後脚連結リンク32は、折曲げ点33を介して折曲
げられる。
【0052】上述した反転部材8の矢印45方向への回
動は、側棒16を介して前脚3にも伝達され、前脚3
が、後脚6に向かって引き寄せられる。
【0053】このとき、側棒16は、前脚3に対して矢
印48方向に回動する。したがって、側棒張出部29に
連結された前脚剛性リンク30は、前脚スリーブ23
を、矢印49で示すように、前脚3に沿って引き上げ
る。このとき、ガイド溝26内でガイドピン27が移動
するが、ガイド溝26が螺旋状に延びるように形成され
ているので、前脚スリーブ23は、矢印50方向に回動
させられる。これによって、前脚連結リンク24が、折
曲げ点25を介して折曲げられる。
【0054】他方、上述した側棒16の、前脚3に対す
る矢印48方向に回動の結果、前脚3は、起動片44を
介して、側棒スリーブ39に対して、これを側棒16に
沿って矢印51方向へスライドさせる力を与える。この
とき、ガイド溝42内でガイドピン43が移動するが、
ガイド溝42が螺旋状に延びるように形成されているの
で、側棒スリーブ39には、矢印52方向の回動が与え
られる。これによって、側棒連結リンク40は、折曲げ
点41を介して折曲げられる。
【0055】上述したような動作は、さらに進行し、最
終的に、図3に示すような閉じた状態とされる。この状
態において、ロックブロック15が、再び反転部材8の
別の部分に係合し、これによって、この閉じた状態が維
持される。この閉じた状態において、前輪5および後輪
7は、前後方向に整列するので、この乳母車は、自立可
能である。なお、図3において示された押棒連結部材1
3、前脚連結リンク24、後脚連結リンク32、および
側棒連結リンク40の状態からわかるように、この乳母
車は、幅方向に関しては、左右の前輪5および左右の後
輪7がそれぞれほぼ接触する程度にまで折りたたまれ
る。
【0056】逆に、図3に示した閉じた状態から図1お
よび図2に示した状態にするには、基本的には、上述の
動作を逆にたどるようにすればよい。その途中では、前
述した場合と同様に、図4に示す状態を通過する。
【0057】以上、この発明を、図示した好ましい実施
例に関して説明したが、この発明の範囲内において、そ
の他いくつかの変形例も可能である。したがって、上述
した実施例には、この発明にとって必須の構成要件以外
の要素も含まれている。
【0058】たとえば、側棒連結部材22に関して、こ
れが側棒スリーブ39および側棒連結リンク40を備え
ていたが、側棒連結部材22に相当する部材が、1対の
側棒16の互いの近接によって自然に折曲げられるもの
であれば、上述した実施例のように、側棒スリーブ39
および側棒連結リンク40のような構成を備える必要は
ない。
【0059】また、側棒連結部材22は、乳母車の開い
た状態での強度を高めるものであるが、このような利点
を望まないならば、側棒連結部材22は、設けられてい
なくてもよい。
【0060】また、押棒連結部材13についても同様で
ある。すなわち、押棒連結部材13は、乳母車の開いた
状態の強度を高めるものであるが、このような利点を望
まないならば、設けられていなくてもよい。なお、押棒
連結部材13が設けられていないために、乳母車の開い
た状態での強度が不足する場合には、このような乳母車
の他の部分において幅方向に連結する部材を用いればよ
い。このとき、たとえば、乳母車の座席の背もたれ部に
おいて幅方向に延びる部材を、乳母車の開いた状態の強
度を高めるために用いることもできる。
【0061】また、上述したようなスリーブ23,3
1,39および連結リンク24,32,40を備える連
結部材20,21,22を含み、スリーブ23,31,
39にガイド溝26,34,42が形成され、前脚3、
後脚6および側棒16のような棒状部材にガイドピン2
7,35,43が設けられた、折りたたみ機構は、折り
たたみ式乳母車の他の部分に用いることも、図示した形
式以外の折りたたみ式乳母車にも用いることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例による折りたたみ式乳母車
の開いた状態を示す右側面図である。
【図2】図1に示した乳母車の背面図である。
【図3】図1に示した乳母車の閉じた状態を示す右側面
図である。
【図4】図1に示した乳母車の折りたたみ動作の途中の
状態を示す斜視図である。
【図5】前脚スリーブ23の展開図である。
【図6】側棒スリーブ39の展開図である。
【符号の説明】
1 手摺部材 3 前脚 4 枢支ピン 5 前輪 6 後脚 7 後輪 8 反転部材 9 枢支ピン(第1の枢支点) 10 押棒 11,12 枢支ピン 16 側棒 18 枢支ピン(第2の枢支点) 20 前脚連結部材 21 後脚連結部材 23 前脚スリーブ 24 前脚連結リンク 25 折曲げ点 26 ガイド溝 27 ガイドピン 29 側棒張出部 30 前脚剛性リンク 31 後脚スリーブ 32 後脚連結リンク 33 折曲げ点 34 ガイド溝 35 ガイドピン 37 反転部材張出部 38 後脚剛性リンク

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前後方向に延びる1対の手摺部材と、 前記各手摺部材の比較的前方部に対して各々の上方端が
    それぞれ回動可能に連結され、かつ各々の下方端に前輪
    が取付けられる1対の前脚と、 前記各手摺部材の比較的前方部に対して各々の上方端が
    それぞれ回動可能に連結され、かつ各々の下方端に後輪
    が取付けられる1対の後脚と、 前記1対の後脚の長さ方向の各中央部に対して各々の一
    方端が第1の枢支点において回動可能に連結される1対
    の反転部材と、 前記1対の反転部材の各他方端に対して各々の下方端が
    回動可能に連結され、かつ前記1対の手摺部材の各後方
    端に対して各々の下方端から所定の距離上方の位置が回
    動可能に連結される1対の押棒と、 前記1対の前脚の長さ方向の各中央部に対して各々の前
    方端が第2の枢支点において回動可能に連結され、かつ
    前記1対の反転部材の各他方端に対して各々の後方端が
    回動可能に連結される1対の側棒と、 前記1対の前脚の前記第2の枢支点より下方の位置間に
    渡される前脚連結部材と、 前記1対の後脚の前記第1の枢支点より下方の位置間に
    渡される後脚連結部材とを備え、折りたたみ状態では前
    記前脚連結部材および後脚連結部材が屈曲することによ
    って幅方向寸法が減じられる折りたたみ式乳母車におい
    て、 前記後脚連結部材は、前記各後脚上で後脚の中心軸線ま
    わりに回動可能にそれぞれ取付けられる1対の後脚スリ
    ーブと、前記1対の後脚スリーブを互いに連結する折曲
    げ可能な後脚連結リンクとを備え、 前記前脚連結部材は、前記各前脚上で前脚の中心軸線ま
    わりに回動可能にそれぞれ取付けられる1対の前脚スリ
    ーブと、前記1対の前脚スリーブを互いに連結する折曲
    げ可能な前脚連結リンクとを備え、 前記第1の枢支点を中心とする前記各反転部材の回動運
    動を前記各後脚スリーブに伝えて各後脚スリーブを後脚
    の中心軸線周りに回動させるように、前記各反転部材と
    前記各後脚スリーブとを連結する後脚運動伝達手段が設
    けられ、 前記第2の枢支点を中心とする前記各側棒の回動運動を
    前記各前脚スリーブに伝えて各前脚スリーブを前脚の中
    心軸線周りに回動させるように、前記各側棒と前記各前
    脚スリーブとを連結する前脚運動伝達手段が設けられる
    ことを特徴とする、折りたたみ式乳母車。
  2. 【請求項2】 前後方向に延びる1対の手摺部材と、 前記各手摺部材の比較的前方部に対して各々の上方端が
    それぞれ回動可能に連結され、かつ各々の下方端に前輪
    が取付けられる1対の前脚と、 前記各手摺部材の比較的前方部に対して各々の上方端が
    それぞれ回動可能に連結され、かつ各々の下方端に後輪
    が取付けられる1対の後脚と、 前記1対の後脚の長さ方向の各中央部に対して各々の一
    方端が第1の枢支点において回動可能に連結される1対
    の反転部材と、 前記1対の反転部材の各他方端に対して各々の下方端が
    回動可能に連結され、かつ前記1対の手摺部材の各後方
    端に対して各々の下方端から所定の距離上方の位置が回
    動可能に連結される1対の押棒と、 前記1対の前脚の長さ方向の各中央部に対して各々の前
    方端が第2の枢支点において回動可能に連結され、かつ
    前記1対の反転部材の各他方端に対して各々の後方端が
    回動可能に連結される1対の側棒と、 前記1対の後脚の前記第1の枢支点より下方の位置間に
    渡される後脚連結部材とを備え、折りたたみ状態では前
    記後脚連結部材が屈曲することによって幅方向寸法が減
    じられる折りたたみ式乳母車において、 前記後脚連結部材は、前記各後脚上で後脚の中心軸線ま
    わりに回動可能にそれぞれ取付けられる1対の後脚スリ
    ーブと、前記1対の後脚スリーブを互いに連結する折曲
    げ可能な後脚連結リンクとを備え、 前記第1の枢支点を中心とする前記各反転部材の回動運
    動を前記各後脚スリーブに伝えて各後脚スリーブを後脚
    の中心軸線周りに回動させるように、前記各側棒と前記
    各後脚スリーブとを連結する後脚運動伝達手段が設けら
    れることを特徴とする、折りたたみ式乳母車。
  3. 【請求項3】 前後方向に延びる1対の手摺部材と、 前記各手摺部材の比較的前方部に対して各々の上方端が
    それぞれ回動可能に連結され、かつ各々の下方端に前輪
    が取付けられる1対の前脚と、 前記各手摺部材の比較的前方部に対して各々の上方端が
    それぞれ回動可能に連結され、かつ各々の下方端に後輪
    が取付けられる1対の後脚と、 前記1対の後脚の長さ方向の各中央部に対して各々の一
    方端が第1の枢支点において回動可能に連結される1対
    の反転部材と、 前記1対の反転部材の各他方端に対して各々の下方端が
    回動可能に連結され、かつ前記1対の手摺部材の各後方
    端に対して各々の下方端から所定の距離上方の位置が回
    動可能に連結される1対の押棒と、 前記1対の前脚の長さ方向の各中央部に対して各々の前
    方端が第2の枢支点において回動可能に連結され、かつ
    前記1対の反転部材の各他方端に対して各々の後方端が
    回動可能に連結される1対の側棒と、 前記1対の前脚の前記第2の枢支点より下方の位置間に
    渡される前脚連結部材と、を備え、折りたたみ状態では
    前記前脚連結部材が屈曲することによって幅方向寸法が
    減じられる折りたたみ式乳母車において、 前記前脚連結部材は、前記各前脚上で前脚の中心軸線ま
    わりに回動可能にそれぞれ取付けられる1対の前脚スリ
    ーブと、前記1対の前脚スリーブを互いに連結する折曲
    げ可能な前脚連結リンクとを備え、 前記第2の枢支点を中心とする前記各側棒の回動運動を
    前記各前脚スリーブに伝えて各前脚スリーブを前脚の中
    心軸線周りに回動させるように、前記各側棒と前記各前
    脚スリーブとを連結する前脚運動伝達手段が設けられる
    ことを特徴とする、折りたたみ式乳母車。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN100387467C (zh) * 2002-11-11 2008-05-14 阿普丽佳葛西株式会社 折叠式婴儿车
WO2013139218A1 (en) * 2012-03-19 2013-09-26 Unitron Enterprises Zhuhai Co., Ltd. Collapsible stroller with reversible seat

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