JPH1035322A - 車両用自動車速制御装置 - Google Patents

車両用自動車速制御装置

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Publication number
JPH1035322A
JPH1035322A JP19225396A JP19225396A JPH1035322A JP H1035322 A JPH1035322 A JP H1035322A JP 19225396 A JP19225396 A JP 19225396A JP 19225396 A JP19225396 A JP 19225396A JP H1035322 A JPH1035322 A JP H1035322A
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JP
Japan
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vehicle speed
target
vehicle
engine torque
control device
Prior art date
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Application number
JP19225396A
Other languages
English (en)
Inventor
Takenori Hashizume
武徳 橋詰
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH1035322A publication Critical patent/JPH1035322A/ja
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  • Controls For Constant Speed Travelling (AREA)
  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 加速終了時や登坂終了時の車速のオーバーシ
ュートを抑制する。 【解決手段】 エンジン非線形定常特性マップを、目標
エンジントルクが所定値を越えたら目標スロットル開度
が一定になるように設定する。そして、実車速と目標車
速との偏差に基づいて目標エンジントルクを演算し、上
記エンジン非線形定常特性マップにより目標エンジント
ルクから目標スロットル開度を表引き演算し、実スロッ
トル開度が目標スロットル開度となるようにスロットル
バルブを制御する。これにより、加速終了時や登坂走行
終了時にスロットルをすばやく閉じることができ、車速
のオーバーシュートを十分に抑制することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両の走行速度が
目標値になるように制御する自動車速制御装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】目標車速と実車速との偏差に基づいて目
標エンジントルクを演算し、予め計測されたエンジン非
線形定常特性マップから目標エンジントルクとエンジン
回転速度とによりスロットル開度指令値を表引き演算
し、実スロットル開度を開度指令値に一致させるように
制御する車両用自動車速制御装置が知られている(例え
ば、特開昭63−144797号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の車両用自動車速制御装置では、エンジンの非線
形特性により最大トルク付近ではトルク変化に対するス
ロットル開度の変化率が大きいので、大きな出力トルク
が要求される加速時や登坂路走行時にはトルク指令値の
微小増加に対してスロットルが大きく開いてしまう。そ
のため、加速終了時や登坂終了時にはスロットルの戻り
が遅れ、車速のオーバーシュートが発生するという問題
がある。
【0004】本発明の目的は、加速終了時や登坂終了時
の車速のオーバーシュートを抑制する車両用自動車速制
御装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
(1) 請求項1の発明は、エンジン非線形定常特性マ
ップを、目標エンジントルクが所定値を越えたら目標ス
ロットル開度が一定になるように設定する。そして、実
車速と目標車速との偏差に基づいて目標エンジントルク
を演算し、上記エンジン非線形定常特性マップにより目
標エンジントルクから目標スロットル開度を表引き演算
し、実スロットル開度が目標スロットル開度となるよう
にスロットルバルブを制御する。 (2) 請求項2の車両用自動車速制御装置は、上記所
定値を車両の状態に応じて変更するようにしたものであ
る。 (3) 請求項3の車両用自動車速制御装置は、車両の
加速度を推定し、定速走行制御中に加速度推定値がしき
い値1より低下した時点の目標エンジントルクを上記所
定値に設定するようにしたものである。 (4) 請求項4の車両用自動車速制御装置は、車両の
加速度を推定し、加速制御中に加速度推定値が目標加速
度よりしきい値2以上低下した時点の目標エンジントル
クを上記所定値に設定するようにしたものである。 (5) 請求項5の車両用自動車速制御装置は、定速走
行制御中に実車速が目標車速よりもしきい値3以上低下
した時点の目標エンジントルクを上記所定値に設定する
ようにしたものである。 (6) 請求項6の車両用自動車速制御装置は、加速制
御中に実車速が目標車速よりもしきい値4以上低下した
時点の目標エンジントルクを上記所定値に設定するよう
にしたものである。
【0006】
【発明の効果】 (1) 請求項1の発明によれば、加速終了時や登坂走
行終了時にスロットルをすばやく閉じることができ、車
速のオーバーシュートを十分に抑制することができる。 (2) 請求項2に発明によれば、エンジンや車両の特
性のばらつきが自動的に補正される。 (3) 請求項3の発明によれば、例えば、平坦路を定
速走行中に急な上り坂にさしかかると、実車速が目標車
速より低下するにつれて、目標エンジントルクが増加し
てスロットルを開こうと制御する。しかし、目標エンジ
ントルクが、加速度推定値がしきい値1より低下した時
点の値を越えても、スロットル開度を一定に保ち、それ
以上スロットルを開かないようにしたので、登坂が終了
して平坦路または下り坂になった時にスロットルをすば
やく閉じることができ、車速のオーバーシュートを十分
に抑制することができる。 (4) 請求項4の発明によれば、例えば、定速走行か
ら加速すると、実車速が目標車速より低下するにつれ
て、目標エンジントルクが増加してスロットルを開こう
と制御する。しかし、目標エンジントルクが、加速度推
定値が目標加速度よりしきい値2以上低下した時点の値
を越えても、スロットル開度を一定に保ち、それ以上ス
ロットルを開かないようにしたので、加速が終了した時
にスロットルをすばやく閉じることができ、車速のオー
バーシュートを十分に抑制することができる。 (5) 請求項5の発明によれば、例えば、平坦路を定
速走行中に急な上り坂にさしかかると、実車速が目標車
速より低下するにつれて、目標エンジントルクが増加し
てスロットルを開こうと制御する。しかし、目標エンジ
ントルクが、実車速が目標車速よりしきい値3以上低下
した時点の値を越えても、スロットル開度を一定に保
ち、それ以上スロットルを開かないようにしたので、登
坂が終了して平坦路または下り坂になった時にスロット
ルをすばやく閉じることができ、車速のオーバーシュー
トを十分に抑制することができる。 (6) 請求項6の発明によれば、例えば定速走行から
加速すると、実車速が目標車速より低下するにつれて、
目標エンジントルクが増加してスロットルを開こうと制
御する。しかし、目標エンジントルクが、実車速が目標
車速よりしきい値4以上低下した時点の値を越えても、
スロットル開度を一定に保ち、それ以上スロットルを開
かないようにしたので、加速が終了した時にスロットル
をすばやく閉じることができ、車速のオーバーシュート
を十分に抑制することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】図1は一実施形態の構成を示す図
である。負圧式スロットルアクチュエータ1は、ハウジ
ング2内にダイアフラム3が設置され、負圧室4の負圧
に応じてダイアフラム3が移動する。ダイアフラム3は
ばね5により常時、図の左方向に付勢されるとともに、
スロットルチャンバー6内のスロットルバルブ7に不図
示のスロットルワイヤを介して連結されている。負圧室
4の負圧が低下すると、ばね5の付勢力によりダイアフ
ラム3が図の右方向に移動し、スロットルバルブ7が閉
方向に駆動される。逆に負圧室4の負圧が増加すると、
ダイアフラム3がばね5の付勢力にうちかって図の左方
向に移動し、スロットルバルブ7が開方向に駆動され
る。
【0008】スロットルアクチュエータ1の負圧室4の
負圧は、バキュームバルブ8、ベントバルブ10および
セーフティバルブ12により制御される。バキュームバ
ルブ8は不図示のエンジンのインテークマニホールドに
接続され、負圧室4に負圧を蓄える。このバキュームバ
ルブ8はソレノイド9により開閉される。ベントバルブ
10はソレノイド11により開閉され、負圧室4の負圧
を抜いて大気圧にする。また、セーフティバルブ12は
フェールセーフ用に用いられるバルブであり、ソレノイ
ド13により開閉され、負圧室4の負圧を抜いて大気圧
にする。
【0009】コントローラ14は、マイクロコンピュー
タ15、メモリ16などを備え、バキュームバルブソレ
ノイド9、ベントバルブソレノイド11、セーフティバ
ルブソレノイド13を駆動制御して負圧式スロットルア
クチュエータ1によりスロットルバルブ7の開度を調節
する。
【0010】このコントローラ14には、スロットルセ
ンサ17、車速センサ18およびエンジン回転速度セン
サ19が接続される。スロットルセンサ17はスロット
ルバルブ7の開度(以下、実スロットル開度と呼び、記
号Tvoで表わす)を検出するセンサであり、実スロット
ル開度Tvoに応じた直流電圧を出力する。車速センサ1
8は車両の走行速度(以下、実車速または単に車速と呼
び、記号Vspで表わす)を検出するためのセンサであ
り、例えばトランスミッションのスピードメーターピニ
オンに連結され、同ピニオン1回転当たり所定数のパル
ス信号を出力する。コントローラ14は、所定時間、車
速センサ18から出力されるパルス信号をカウントし、
実車速Vspに変換する。また、エンジン回転速度センサ
19はエンジンの回転速度Neを検出するためのセンサ
であり、クランクシャフトに連結され、クランクシャフ
ト1回転当たり所定数のパルス信号を出力する。コント
ローラ14は、所定時間、エンジン回転速度センサ19
から出力されるパルス信号をカウントし、エンジン回転
速度Neに変換する。
【0011】コントローラ14にはまた、メインスイッ
チ20、セットスイッチ21、アクセラレートスイッチ
22、コーストスイッチ23、キャンセルスイッチ2
4、ブレーキスイッチ25が接続される。メインスイッ
チ20は車速制御装置を作動させるためのスイッチであ
り、セットスイッチ21は定速走行制御の開始と車速指
令値(目標車速)Vsprの設定を行なうためのスイッチ
である。また、アクセラレートスイッチ22は定速走行
制御における車速指令値Vsprを増加するためのスイッ
チ、コーストスイッチ23は車速指令値Vsprを低減す
るためのスイッチである。さらに、キャンセルスイッチ
24は定速走行制御を解除するためのスイッチ、ブレー
キスイッチ25はフットブレーキが操作されると閉路す
るスイッチである。
【0012】コントローラ14は、センサ17〜19に
より検出された実スロットル開度Tvo、実車速Vspおよ
びエンジン回転速度Neと、スイッチ20〜25からの
操作指令とに基づいて、バキュームバルブソレノイド9
とベントバルブソレノイド11をパルス駆動してスロッ
トルバルブ7の開度を調節するなお、パルス駆動時のP
WMデューティー比については後述する。
【0013】図2はコントローラ14の車速制御を示す
フローチャートである。このフローチャートにより、こ
の実施形態の動作を説明する。コントローラ14はメイ
ンスイッチ20が投入されると、所定の時間間隔、例え
ば100msごとにこの制御プログラムを実行する。ま
ず、ステップ1で、スロットルセンサ17の出力電圧を
A/D変換して実スロットル開度Tvoを演算する。ま
た、車速センサ18からの所定時間の入力パルス数に基
づいて平均車速を演算し、実車速Vspとする。さらに、
エンジン回転速度センサ19からの所定時間の入力パル
ス数に基づいて平均エンジン回転速度を演算し、エンジ
ン回転速度Neとする。
【0014】ステップ2で、キャンセルスイッチ24が
操作されるか、またはブレーキスイッチ25によりフッ
トブレーキ操作が検出されると、定速走行制御を中止す
る。すなわち、ステップ17で定速走行制御中であるこ
とを示す定速走行制御中フラグをクリヤし、続くステッ
プ18でメモリ16に記憶されているスロットル開度指
令値Tvorをリセットして車速制御を終了する。
【0015】一方、キャンセルスイッチ24もフットブ
レーキも操作されていない時は、ステップ2から3へ進
み、セットスイッチ21の操作を確認する。セットスイ
ッチ21が操作されている時は、定速走行制御を開始す
る。すなわち、ステップ4で車速指令値Vsprに上記ス
テップで算出した実車速Vspを設定し、メモリ16に記
憶する。続くステップ5で、定速走行制御中フラグをセ
ットして今回の車速制御処理を終了する。
【0016】キャンセルスイッチ24、フットブレー
キ、セットスイッチ21がいずれも操作されていない時
はステップ6へ進み、定速走行制御中フラグの状態を確
認する。定速走行制御中フラグがセットされていない時
はステップ18へ進み、メモリ16に記憶されているス
ロットル開度指令値Tvorをリセットして車速制御を終
了する。一方、定速走行制御中フラグがセットされてい
る時はステップ7以降へ進み、定速走行制御を行なう。
【0017】ステップ7において、図3に示すサブルー
チンを実行してアクセラレート制御を行ない、続くステ
ップ8で、図4に示すサブルーチンを実行してコースト
制御を行なう。なお、アクセラレート制御とコースト制
御については後述する。さらにステップ9では、図5に
示すサブルーチンを実行し、車速指令値Vsprと実車速
Vspとに基づいて両者を一致させるための目標駆動力を
演算する。この実施形態では、公知の線形制御手法であ
るモデルマッチング手法と、近似ゼロイング手法とを用
いて目標駆動力y1を演算する。この目標駆動力の演算
については後述する。
【0018】ステップ10において、図6に示す開度演
算ルーチンを実行し、目標駆動力y1に基づいてスロッ
トル開度指令値を演算する。このスロットル開度指令値
の演算については後述する。ステップ11では、PID
制御手法によりスロットル開度偏差(目標開度−実開
度)に基づいて、バキュームバルブソレノイド9および
ベントバルブソレノイド11の駆動信号のPWMデュー
ティー比を演算する。ステップ12において、算出した
PWMデューティー比でバキュームバルブソレノイド9
またはベントバルブソレノイド11を駆動制御する。
【0019】次に、図3のサブルーチンを参照してアク
セラレート制御を説明する。ステップ21でアクセラレ
ートスイッチ22の操作を確認する。アクセラレートス
イッチ22が操作されていない時はステップ22へ進
み、アクセラレート制御中フラグの状態を確認する。ア
クセラレートスイッチ22が操作されておらず、且つア
クセラレート制御中フラグもセットされていない時は、
図2に示すメインルーチンへリターンする。
【0020】アクセラレートスイッチ22が操作されて
いる時は、ステップ23でアクセラレート制御中フラグ
をセットし、続くステップ24で一制御周期前の車速指
令値Vspr(old)に所定値(この実施形態では、0.2k
m/hとする)を加算して車速指令値Vsprを更新す
る。ステップ25では、車速指令値Vsprと実車速Vsp
との偏差(Vspr−Vsp)が所定値(この実施形態で
は、3km/hとする)を超えているかどうかを確認す
る。所定値を越えていない時は、実車速Vspが車速指令
値Vsprに充分追従しているのであるから、そのままメ
インルーチンへリターンする。一方、偏差(Vspr−Vs
p)が所定値を越えている時は、ステップ26で実車速
Vspに所定値(この実施形態では、3km/hとする)
を加算した車速を車速指令値Vsprに設定する。
【0021】アクセラレートスイッチ22が開放され、
且つアクセラレート制御中フラグがセットされている時
は、アクセラレートスイッチ22が開放された直後であ
ると判断し、ステップ22から27へ進んでアクセラレ
ート制御終了時の処理を行なう。すなわち、ステップ2
7で実車速Vspを車速指令値Vsprに設定し、続くステ
ップ28でアクセラレート制御中フラグをクリヤする。
その後、メインルーチンへリターンする。
【0022】図4のサブルーチンを参照してコースト制
御を説明する。ステップ31でコーストスイッチ23の
操作を確認する。コーストスイッチ23が操作されてい
ない時はステップ32へ進み、コースト制御中フラグの
状態を確認する。コーストスイッチ23が操作されてお
らず、コースト制御中フラグもセットされていない時
は、図2に示すメインルーチンへリターンする。
【0023】コーストスイッチ23が操作されている時
は、ステップ33でコースト制御中フラグをセットし、
続くステップ34で一制御周期前の車速指令値Vspr(ol
d)から所定値(この実施形態では、0.2km/hとす
る)を減算して車速指令値Vsprを更新する。ステップ
35では、実車速Vspと車速指令値Vsprとの偏差(Vs
p−Vspr)が所定値(この実施形態では、3km/hと
する)を超えているかどうかを確認する。所定値を越え
ていない時は、実車速Vspが車速指令値Vsprに充分追
従しているのであるから、そのままメインルーチンへリ
ターンする。一方、偏差(Vsp−Vspr)が所定値を越
えている時は、ステップ36で実車速Vspから所定値
(この実施形態では、3km/hとする)を減算した車
速を車速指令値Vsprに設定する。
【0024】コーストスイッチ23が開放され、且つコ
ースト制御中フラグがセットされている時は、コースト
スイッチ23が開放された直後であると判断し、ステッ
プ32から37へ進んでコースト制御終了時の処理を行
なう。すなわち、ステップ37で実車速Vspを車速指令
値Vsprに設定し、続くステップ38でコース制御中フ
ラグをクリヤしてメインルーチンへリターンする。
【0025】次に、図5により目標駆動力の演算を説明
する。この演算は、図7に示すように、線形制御手法で
あるモデルマッチング手法と近似ゼロイング手法による
車速フィードバック補償器を用いて行なう。
【0026】ここで、車速フィードバック補償器に組み
込まれた制御対象の車両モデルについて説明する。目標
駆動力を操作量とし車速を制御量として車両をモデル化
するため、相対的に応答性の速いエンジンやトルクコン
バータの過渡特性、およびトルクコンバータの非線形定
常特性を省略することができ、車両のパワートレインの
挙動は図8に示す簡易非線形モデルで表わすことができ
る。そして、予め計測されたエンジン定常特性マップを
用いて目標駆動力に実駆動力が一致するようなスロット
ル開度指令値を算出し、スロットル開度をサーボコント
ロールすることにより、エンジン非線形定常特性を線形
化する。したがって、目標駆動力を入力とし車速を出力
とする車両モデルは積分特性となり、補償器ではこの車
両モデルの伝達特性をパルス伝達特性P(z-1)とおく
ことができる。
【0027】図7において、zは遅延演算子であり、z
-1を乗ずると1サンプル周期前の値となる。また、C1
(z-1)、C2(z-1)は近似ゼロイング手法による外
乱推定器であり、外乱やモデル化誤差による影響を抑制
する。さらに、C3(z-1)はモデルマッチング手法に
よる補償器であり、図9に示すように、目標車速Vsp
rを入力とし実車速Vspを出力とした場合の制御対象
の応答特性を、予め定めた一次遅れとむだ時間要素を持
つ規範モデルH(z-1)の特性に一致させる。
【0028】制御対象の伝達特性は、パワートレインの
遅れであるむだ時間を考慮する必要がある。このむだ時
間は200msec程度であり、この実施形態の2サン
プル周期に相当する。したがって、パルス伝達関数P
(z-1)は、次式に示す積分要素P1(z-1)とむだ時
間要素P2(z-1)(=z-2)の積で表わすことができ
る。
【数1】 ここで、Tはサンプル周期(この実施形態では100m
sec)、Mは平均車重である。また、この時、補償器
C1(z-1)は次式で表わされる。
【数2】 すなわち、補償器C1(z-1)は時定数Tbのローパス
フィルタである。さらに、補償器C2(z-1)はC1/
P1として次式で表わされる。
【数3】 なお、補償器C2は、車両モデルの逆系にローパスフィ
ルタをかけたものであり、実車速Vspから得られた外
乱(走行抵抗)の影響を受けた駆動力、すなわち図8に
示すように駆動力から走行抵抗を差し引いた駆動力を逆
算することができる。また、制御対象のむだ時間を無視
して、規範モデルH(z-1)を時定数Taの1次ローパ
スフィルタとすると、補償器C3は次のような定数とな
る。
【数4】
【0029】図5のステップ41において、図7のモデ
ルマッチング補償器C3(z-1)に相当する部分の演算
を行ない、実車速Vspから目標車速Vsprまで加速
するための目標駆動力y4を求める。データy(k−
1)は1サンプル周期前のデータy(k)を表わすもの
とすると、
【数5】 y4(k)=K・(Vspr(k)−Vsp(k)) 続くステップ42で、図7に示す外乱推定器の一部のロ
バスト補償器C2(z-1)に相当する部分の演算を行な
い、実車速Vspに基づいて外乱(走行抵抗など)の影
響を受けた駆動力y3を逆算する。
【数6】
【0030】ステップ43では、目標駆動力y4を走行
抵抗推定値Frで補正して最終的な目標駆動力y1を求
める。
【数7】 y1(k)=y4(k)−(y3(k)−y2(k−2)) =y4(k)+(y2(k−2)−y3(k)), Fr=y2(k−2)−y3(k) ここで、y2(k−2)は後述するステップ45で演算
される駆動力y2(k)の2サンプル周期前の値であ
り、ステップ45における演算は上述した積分要素P1
(z-1)の演算に相当し、その2サンプル周期前の値を
用いることはむだ時間要素P2(z-1)の演算に相当す
る。y3(k)は実車速Vspから求めた走行抵抗の影
響を受けた駆動力であり、駆動力y2(k−2)は補償
器内で求めた走行抵抗の影響を受けない駆動力であるか
ら、両者の差が走行抵抗推定値Frとなる。このよう
に、近似ゼロイング手法で構成された外乱推定器は、制
御対象モデルの出力と実際の制御対象の出力との差に基
づいて走行抵抗などの外乱を正確に推定することができ
る。
【0031】ステップ44では、最終目標駆動力y1を
上下限値以内に制限する。まず、スロットル全開時およ
び全閉時のエンジントルクをエンジン回転速度ごとに測
定したデータテーブルを用いて、現在のエンジン回転速
度Neに対応する最大エンジントルクTemaxと最小
エンジントルクTeminを求める。次に、最大エンジ
ントルクTemaxと最小エンジントルクTeminか
ら、次式により最大駆動力Fmaxと最小駆動力Fmi
nを求める。
【数8】Fmax=Temax・Gm・Gf/Rt, Fmin=Temin・Gm・Gf/Rt ここで、Gmはトランスミッションのギア比、Gfはフ
ァイナルギア比、Rtはタイヤの有効半径である。そし
て、最終目標駆動力y1を最大駆動力Fmaxと最小駆
動力Fmin以内に制限する。
【数9】y1(k)≧Fmaxの場合は、y5(k)=
Fmax, y1(k)≦Fminの場合は、y5(k)=Fmi
n, Fmin<y1(k)<Fmaxの場合は、y5(k)
=y1(k)
【0032】このように、最終目標駆動力をその上下限
値以内に制限することにより、定速走行制御中に急な上
り坂になって車両の最大駆動力でも駆動力が不足し、実
車速が目標車速から低下するような場合でも、外乱推定
器に入力される最終目標駆動力が実際の最大駆動力を越
えないように制限され、実際に得られないような大きな
目標駆動力にならないので、外乱推定器内部に誤差が蓄
積されない。したがって、平坦路に戻った後でも、外乱
推定器が速やかに機能して実車速がオーバーシュートす
るようなことがない。同様に、定速走行制御中に急な下
り坂になって最大エンジンブレーキ力でもブレーキ力が
不足し、実車速が目標車速を越えてしまうような場合で
も、外乱推定器に入力される最終目標駆動力が実際の最
小駆動力より小さくならないように制限され、実際に得
られないような大きなエンジンブレーキ力にはならない
ので、外乱推定器内部に誤差が蓄積されない。したがっ
て、平坦路に戻った後でも、外乱推定器が速やかに機能
して実車速がアンダーシュートするようなことがない。
【0033】ステップ45において、外乱推定器の一部
であるローパスフィルタとしての補償器C1(z-1)に
相当する部分の演算を行なう。
【数10】y2(k)=γ・y2(k−1)+(1−
γ)・y5(k−1) 以上で、図7に示す車速フィードバック補償器の演算を
終了し、図2のステップ9へ戻る。
【0034】次に、図6によりスロットル開度の演算を
説明する。ステップ51において、図10に示すよう
に、目標駆動力y1から目標エンジントルク(目標エン
ジントルク)Terを演算する。
【数11】Ter=y1・Rt/(Gm・Gf) ここで、Gmはトランスミッションのギア比、Gfはフ
ァイナルギア比、Rtはタイヤの有効半径である。
【0035】次にステップ52において、エンジン非線
形定常特性マップからエンジントルク指令値Terとエ
ンジン回転速度Neとに対応するスロットル開度指令値
を表引き演算する。上述したように、エンジンの非線形
特性により最大トルク付近ではトルク変化に対するスロ
ットル開度の変化率が大きいので、加速時や登坂路走行
時にはトルク指令値の微小増加に対してスロットルが大
きく開いてしまう。そのため、加速終了時や登坂終了時
にはスロットルの戻りが遅れ、車速のオーバーシュート
が発生していた。そこで、この実施形態では、スロット
ル開度指令値を表引き演算するためのエンジン非線形定
常特性マップは図11に示すマップを用いる。すなわ
ち、エンジントルク指令値が所定値を越えたらスロット
ル開度を一定にし、それ以上開度が増加しないようにす
る。このスロットルが全開になるのを防止するための所
定値には、当初、最大トルクの例えば90%を設定し、
以後は次に示す種々の条件に応じて変える。
【0036】すなわち、ステップ53→54→55にお
いて、定速制御中フラグがセットされており、且つ加速
度推定値が減速側のしきい値Th1より低下した場合に
は、上記ステップ51で算出された目標エンジントルク
Terを、スロットルが全開になるのを防止するための
上記所定値に設定する。ここで、加速度推定値は、図7
に示す外乱推定器の一部のロバスト補償器C2(z-1
に相当する部分で演算された駆動力y3、すなわち実車
速Vspから逆算された外乱(走行抵抗など)の影響を
受けた駆動力y3を平均車重Mで除した値である。図1
2は、平坦路を定速走行中に急な上り坂にさしかかった
時の、実車速、加速度推定値および目標エンジントルク
の変化を示す。この時、実車速は目標車速から徐々に低
下し、目標エンジントルクが徐々に増加する。加速度推
定値が減速側のしきい値1(Th1)より低下した時点
の目標エンジントルクを上記所定値に設定する。
【0037】また、ステップ53→54→56→55に
おいて、定速制御中フラグがセットされており、且つ実
車速Vspが目標車速Vsprよりしきい値Th3以上
低下した場合には、上記ステップ51で算出された目標
エンジントルクTerを、スロットルが全開になるのを
防止するための上記所定値に設定する。図13は、平坦
路を定速走行中に急な上り坂にさしかかった時の、実車
速および目標エンジントルクの変化を示す。この時、実
車速は目標車速から徐々に低下し、目標エンジントルク
が徐々に増加する。実車速が目標車速よりしきい値3
(Th3)以上低下した時点の目標エンジントルクを上
記所定値に設定する。
【0038】ステップ53→57→58→55では、ア
クセラレート制御中フラグがセットされており、且つ加
速度推定値が目標加速度よりしきい値Th2以上低下し
た場合には、上記ステップ51で算出された目標エンジ
ントルクTerを、スロットルが全開になるのを防止す
るための上記所定値に設定する。ここで、目標加速度は
目標車速Vsprの増減率である。図14は、定速走行
から加速した時の、加速度推定値および目標エンジント
ルクの変化を示す。この時、実車速が目標車速から遅れ
るにつれて、加速度推定値が目標加速度から徐々に低下
し、目標エンジントルクが徐々に増加する。加速度推定
値が目標加速度からしきい値2(Th2)以上低下した
時点の目標エンジントルクを上記所定値に設定する。
【0039】ステップ53→57→58→59→55で
は、アクセラレート制御中フラグがセットされており、
且つ目標車速Vsprより実車速Vspがしきい値Th
4以上低下した場合には、上記ステップ51で算出され
た目標エンジントルクTerを、スロットルが全開にな
るのを防止するための上記所定値に設定する。図15
は、定速走行から加速した時の目標エンジントルクの変
化を示す。この時、実車速が目標車速から遅れるにつれ
て、目標エンジントルクが徐々に増加する。実車速が目
標車速よりしきい値4(Th4)以上低下した時点の目
標エンジントルクを上記所定値に設定する。
【0040】図16〜図19は、この実施形態による加
速終了時や登坂終了時における車速制御結果を示す。図
16は、平坦路を定速走行中に急な上り坂にさしかかっ
た時の、実車速、加速度推定値およびスロットル開度の
変化を示す。平坦路を定速走行中に急な上り坂にさしか
かり、実車速が目標車速より低下するにつれて、目標エ
ンジントルクが増加してスロットルを開こうと制御す
る。しかし、目標エンジントルクが、加速度推定値が減
速側のしきい値1より低下した時点の値を越えても、ス
ロットル開度を一定に保ち、それ以上スロットルを開か
ないようにしたので、登坂が終了して平坦路または下り
坂になった時にスロットルをすばやく閉じることがで
き、車速のオーバーシュートを十分に抑制することがで
きる。
【0041】図17は、平坦路を定速走行中に急な上り
坂にさしかかった時の、実車速およびスロットル開度の
変化を示す。平坦路を定速走行中に急な上り坂にさしか
かり、実車速が目標車速より低下するにつれて、目標エ
ンジントルクが増加してスロットルを開こうと制御す
る。しかし、目標エンジントルクが、実車速が目標車速
よりしきい値3以上低下した時点の値を越えても、スロ
ットル開度を一定に保ち、それ以上スロットルを開かな
いようにしたので、登坂が終了して平坦路または下り坂
になった時にスロットルをすばやく閉じることができ、
車速のオーバーシュートを十分に抑制することができ
る。
【0042】図18は、定速走行から加速した時の、加
速度推定値およびスロットル開度の変化を示す。定速走
行から加速した時に、実車速が目標車速より低下するに
つれて、目標エンジントルクが増加してスロットルを開
こうと制御する。しかし、目標エンジントルクが、加速
度推定値が目標加速度よりしきい値2以上低下した時点
の値を越えても、スロットル開度を一定に保ち、それ以
上スロットルを開かないようにしたので、加速が終了し
た時にスロットルをすばやく閉じることができ、車速の
オーバーシュートを十分に抑制することができる。
【0043】図19は、定速走行から加速した時のスロ
ットル開度の変化を示す。定速走行から加速した時に、
実車速が目標車速より低下するにつれて、目標エンジン
トルクが増加してスロットルを開こうと制御する。しか
し、目標エンジントルクが、実車速が目標車速よりしき
い値4以上低下した時点の値を越えても、スロットル開
度を一定に保ち、それ以上スロットルを開かないように
したので、加速が終了した時にスロットルをすばやく閉
じることができ、車速のオーバーシュートを十分に抑制
することができる。
【0044】以上の一実施形態の構成において、コント
ローラ14がトルク演算手段、開度演算手段および変更
手段を、コントローラ14、バキュームバルブ8、ベン
トバルブ10および負圧式スロットルアクチュエータ1
が開度制御手段をそれぞれ構成する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 一実施形態の構成を示す図である。
【図2】 一実施形態の車速制御を示すフローチャート
である。
【図3】 アクセラレート制御を示すフローチャートで
ある。
【図4】 コースト制御を示すフローチャートである。
【図5】 目標駆動力演算を示すフローチャートであ
る。
【図6】 スロットル開度演算を示すフローチャートで
ある。
【図7】 車速フィードバック制御を示すブロック図で
ある。
【図8】 車両のパワートレインの簡易非線形モデルを
示すブロック図である。
【図9】 規範モデルを示す図である。
【図10】 スロットル開度指令値の演算を示す図であ
る。
【図11】 エンジン非線形定常特性マップを示す図で
ある。
【図12】 平坦路を定速走行中に急な上り坂にさしか
かった時の、実車速、加速度推定値および目標エンジン
トルクの変化を示す図である。
【図13】 平坦路を定速走行中に急な上り坂にさしか
かった時の、実車速および目標エンジントルクの変化を
示す図である。
【図14】 定速走行から加速した時の、加速度推定値
および目標エンジントルクの変化を示す図である。
【図15】 定速走行から加速した時の目標エンジント
ルクの変化を示す図である。
【図16】 平坦路を定速走行中に急な上り坂にさしか
かった時の、実車速、加速度推定値およびスロットル開
度の変化を示す図である。
【図17】 平坦路を定速走行中に急な上り坂にさしか
かった時の、実車速およびスロットル開度の変化を示す
図である。
【図18】 定速走行から加速した時の、加速度推定値
およびスロットル開度の変化を示す図である。
【図19】 定速走行から加速した時のスロットル開度
の変化を示す図である。
【符号の説明】
1 負圧式スロットルアクチュエータ 2 ハウジング 3 ダイアフラム 4 負圧室 5 ばね 6 スロットルチャンバー 7 スロットルバルブ 8 バキュームバルブ 9 バキュームバルブソレノイド 10 ベントバルブ 11 ベントバルブソレノイド 12 セーフティバルブ 13 セーフティバルブソレノイド 14 コントローラ 15 マイクロコンピュータ(CPU) 16 メモリ 17 スロットルセンサ 18 車速センサ 19 エンジン回転速度センサ 20 メインスイッチ 21 セットスイッチ 22 アクセラレートスイッチ 23 コーストスイッチ 24 キャンセルスイッチ 25 ブレーキスイッチ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 実車速と目標車速との偏差に基づいて目
    標エンジントルクを演算するトルク演算手段と、 エンジン非線形定常特性マップにより前記目標エンジン
    トルクから目標スロットル開度を表引き演算する開度演
    算手段と、 実スロットル開度が前記目標スロットル開度となるよう
    にスロットルバルブを制御する開度制御手段とを備えた
    車両用自動車速制御装置において、 前記エンジン非線形定常特性マップを、前記目標エンジ
    ントルクが所定値を越えたら目標スロットル開度が一定
    になるように設定したことを特徴とする車両用自動車速
    制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の車両用自動車速制御装
    置において、 前記所定値を車両の状態に応じて変更する変更手段を備
    えることを特徴とする車両用自動車速制御装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の車両用自動車速制御装
    置において、 車両の加速度を推定する加速度推定手段を備え、 前記変更手段は、定速走行制御中に前記加速度推定値が
    しきい値1より低下した時点の前記目標エンジントルク
    を前記所定値に設定することを特徴とする車両用自動車
    速制御装置。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載の車両用自動車速制御装
    置において、 車両の加速度を推定する加速度推定手段を備え、 前記変更手段は、加速制御中に前記加速度推定値が目標
    加速度よりしきい値2以上低下した時点の前記目標エン
    ジントルクを前記所定値に設定することを特徴とする車
    両用自動車速制御装置。
  5. 【請求項5】 請求項2に記載の車両用自動車速制御装
    置において、 前記変更手段は、定速走行制御中に実車速が目標車速よ
    りもしきい値3以上低下した時点の前記目標エンジント
    ルクを前記所定値に設定することを特徴とする車両用自
    動車速制御装置。
  6. 【請求項6】 請求項2に記載の車両用自動車速制御装
    置において、 前記変更手段は、加速制御中に実車速が目標車速よりも
    しきい値4以上低下した時点の前記目標エンジントルク
    を前記所定値に設定することを特徴とする車両用自動車
    速制御装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030092823A (ko) * 2002-05-31 2003-12-06 현대자동차주식회사 차량의 속도 제한 시스템 및 그 제어방법
KR101360043B1 (ko) * 2011-12-09 2014-02-24 현대자동차주식회사 차속 제어 시스템 및 그 방법
WO2016152750A1 (ja) * 2015-03-26 2016-09-29 いすゞ自動車株式会社 走行制御装置、及び、走行制御方法

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