JPH10341425A - データ受信装置 - Google Patents

データ受信装置

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JPH10341425A
JPH10341425A JP9152428A JP15242897A JPH10341425A JP H10341425 A JPH10341425 A JP H10341425A JP 9152428 A JP9152428 A JP 9152428A JP 15242897 A JP15242897 A JP 15242897A JP H10341425 A JPH10341425 A JP H10341425A
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handling
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JP9152428A
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Inventor
Osamu Yoshida
治 吉田
Hiroshi Machida
浩 町田
Shinichi Oi
伸一 大井
Masakazu Koike
将一 小池
Takuji Kimura
琢二 木村
Isao Miyazaki
功 宮崎
Keiko Ando
景子 安藤
Mamoru Ota
衛 太田
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Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
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  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 伝送するデータに対するパレンタル制御を可
能とする。 【解決手段】 データ受信端末装置1の記憶装置23に
は、デジタル放送局側との契約に対応する蓄積制御情報
が予め記憶されている。デジタル放送局側は、契約に対
応する蓄積制御情報を番組データに重畳させて伝送す
る。制御情報抽出回路11は、この番組データに重畳さ
れている蓄積制御情報を抽出する。比較判定回路12
は、記憶装置23に記憶されている蓄積制御情報と、前
記抽出された蓄積制御情報とを比較し、両者が一致した
場合にのみ、前記抽出された蓄積制御情報と共に、番組
データを記録媒体17に記録制御する。再生の際は、記
録媒体17に記憶された蓄積制御情報を再生し、比較判
定回路12が、記憶装置23に記憶されている蓄積制御
情報を読み出し両者を比較する。そして、両者が一致し
た場合に、記録媒体17に記憶された番組データを再生
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば地上放送、
衛星放送、ケーブルテレビジョンシステム(CATV)
等で行われる有料放送システム等に設けて好適なデータ
受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、衛星放送やCATV等ではチャン
ネルや番組毎に視聴契約を結び、視聴料金を支払って番
組を視聴する有料放送が行われている。これにはアナロ
グ放送、ディジタル放送を問わず、放送局側で有料の番
組データに対してある特定の鍵を使用してスクランブル
をかけ、受信側は契約しているチャンネルや番組をデス
クランブルするための鍵を入手し、この鍵を使用して番
組をデスクランブルして視聴するシステムが一般的であ
る。そのために放送局側には加入者管理のためのデータ
ベース、受信側には契約条件に従って番組を視聴するこ
とができる受信端末装置が必要になる。
【0003】また、このスクランブルを解くための鍵の
配送であるが、契約者以外に不正に使用されては困るた
め、契約している受信端末装置毎に割り当てられている
固有の識別情報で暗号化し、その受信端末装置でしか復
号化できないようにして配送される。
【0004】さて、現在は家庭に複数のテレビジョン装
置(TV)を所有することは珍しくなくなってきている
が、同様に各TV毎に前述のような有料放送を受信しよ
うとすれば、その分だけデコーダが必要なことから、受
信端末装置も一つの家庭に複数台必要となる。
【0005】このため、従来、記録媒体を内蔵した受信
端末装置が提案されている。この受信端末装置は、内蔵
された記録媒体に、受信した番組データをそのまま記録
する。これにより、一つの受信端末装置を複数のTVで
共有することができ、また、デジタル放送であれば複数
のチャンネルを同時に記録可能とすることができる。
【0006】しかし、内蔵された記録媒体に記録された
番組データをダビングして頒布する等の不正行為がなさ
れると、放送局側にとって不利益となるため、契約した
受信端末装置での視聴若しくは契約者のみが視聴できる
システムが必要とされる。
【0007】そこで、不正視聴を防止するために、記録
する番組データはスクランブルを解く前の状態で記録
し、再生時に必要なスクランブルを解くための情報を番
組データと共に記録する構成とすることが提案されてい
る。
【0008】このスクランブルを解くための情報は、そ
の受信端末装置毎に割り当てられた固有の識別コードで
コーディングされて伝送されるため、番組データをデコ
ードして再生することができるのは、その番組データを
記録した受信端末装置のみということとなる。このた
め、その受信端末装置を共有することが可能な一家庭内
等でのみ記録した番組データの視聴はできず、番組デー
タをコピーして他の受信端末装置でデコードして視聴す
るような不正視聴を防止することができる。
【0009】なお、このようにスクランブルを施した番
組データを記録再生する提案としては、例えば特開平8
−149449号公報におけるデジタル信号蓄積伝送装
置や、特開平7−303239号公報における画像音声
信号記録再生装置及び画像音声信号記録装置等が開示さ
れている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ここで、例えば一家庭
内,一町内会等で複数台の受信端末装置を所有している
場合においては、その中の一つの受信端末装置で記録さ
れた番組データを共有したい(他の受信端末装置でも再
生可能としたい)という要望がある。
【0011】しかし、記録する番組データをスクランブ
ルを解く前の状態で記録し、再生時に必要なスクランブ
ルを解くための情報を番組データと共に記録するシステ
ムは、その番組データの再生は、その番組データを記録
した受信端末装置でのみしか行うことができないため、
一家庭内,一町内会等の限定されたグループ内ですら、
番組データの共有が困難となる問題があった。
【0012】また、番組データの記録を行う受信端末装
置は、その番組データのみを記録するだけで、送信装置
側から受信端末装置の制御を行うために伝送される視聴
制御情報(パレンタル制御情報)等の記録は行わないた
め、この記録された番組データの再生に対してはパレン
タル制御を行うことができなかった。このため、視聴者
の年齢層や、前記一家庭内,一町内会等の地域的な視聴
制限等のユーザレベルに応じた幅広い運用ができないと
いう問題があった。
【0013】さらに、番組データを記録した受信端末装
置の記録媒体には、これを消去しない限りその番組デー
タが記録されたまま残るため、不正視聴に対するセキュ
リティレベルが低いシステムとなっている問題もあっ
た。
【0014】本発明は、上述の課題に鑑みてなされたも
のであり、特定の受信端末装置で記録された番組データ
を、予め定められたグループ内で共用することができ
(予め定められたグループ内での視聴を可能とすること
ができ)、記録された番組データに対してもパレンタル
制御を可能とすることができるうえ、不正視聴に対する
セキュリティレベルの向上を図ることができるようなデ
ータ受信装置の提供を目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明に係るデータ受信
装置は、契約内容に応じた伝送するデータの取り扱いに
関する情報である取扱制御情報を、データと共に送信
し、或いはデータとは別に送信する送信側からの、該デ
ータ及び取扱制御情報を受信するデータ受信装置であ
る。
【0016】そして、上述の課題を解決するために、前
記送信側との契約内容に応じたデータの取り扱いに関す
る情報である取扱制御情報が予め記憶された取扱制御情
報記憶手段と、前記送信側からのデータ及び取扱制御情
報を受信した際に、この受信した取扱制御情報と、前記
取扱制御情報記憶手段に記憶されている取扱制御情報と
を比較し、両者が一致した場合のみ、その受信した取扱
制御情報で示されるデータの取り扱いを行う制御手段と
を有することを特徴としている。
【0017】取扱制御情報としては、例えば当該データ
受信装置側においてデータの記録を許可する内容のも
の、或いはこの記録したデータを所定の者のみ再生可能
とする内容のもの等のように、送信側と受信側との契約
により自由に取決めすることができる。この契約時の内
容を示す取扱制御情報は、取扱制御情報記憶手段に予め
記憶されており、他方、送信側では、データの送信の際
に、契約時の内容を示す取扱制御情報をデータと共に送
信する。
【0018】制御手段は、前記送信側からのデータ及び
取扱制御情報を受信すると、この受信した取扱制御情報
と、前記取扱制御情報記憶手段に記憶されている取扱制
御情報とを比較する。そして、両者が一致した場合の
み、その受信した取扱制御情報で示されるデータの取り
扱いを行う。
【0019】具体的には、例えば取扱制御情報が送信さ
れるデータの記録を許可するものであった場合は該デー
タを記録し、前記取扱制御情報がこの記録したデータの
再生を許可するものであった場合は該データの再生を行
う。
【0020】このようなデータ受信装置は、送信側から
の取扱制御情報と、前記取扱制御情報記憶手段に記憶さ
れている取扱制御情報との一致が、データの記録再生等
の取り扱いの条件とすることができるため、送信側から
送信される取扱制御情報により当該データ受信装置側に
おけるデータの取り扱いを制御するパレンタル制御を可
能とすることができる。
【0021】このため、例えば契約時において予め定め
られたグループ内でのデータの共有を契約すれば、その
グループ内でのみデータの記録再生を可能とすることが
でき、不正なデータの利用を防止し、当該データ受信装
置のセキュリティレベルの向上を図ることができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るデータ受信装
置の好ましい実施の形態について図面を参照しながら詳
細に説明する。
【0023】本発明に係るデータ受信装置は、通信衛星
を利用してデジタル的に番組データを放送するデジタル
放送のデータ受信端末装置に適用することができる。
【0024】まず、本発明が適用された第1の実施の形
態のデータ受信端末装置は、図1に示すような構成を有
するのであるが、この説明の前に、当該データ受信端末
装置に番組データ等を伝送するデジタル放送局の説明を
図2を用いて行う。
【0025】この図2において、デジタル放送局30
は、図1に示す入力装置10が操作され視聴者からのリ
クエスト等があると、これに応じて番組データベース3
1(番組DB)から各番組データを読み出し、これらを
各MPEGエンコーダ32に供給する。
【0026】各MPEGエンコーダ32は、それぞれ供
給された番組データを高能率圧縮符号化処理し、これら
をトランスポートストリーム・マルチプレクサ33(T
S・MUX:TS生成回路)に供給する。
【0027】このTS生成回路33には、前記番組デー
タとは別に、番組情報DB34からの番組データに関す
る情報、加入者管理DB35からの各加入者の蓄積視聴
(データ受信端末装置側で番組データの記録を行う視
聴)に対する蓄積制御情報、スクランブル制御ブロック
36からの契約情報,鍵情報及びその更新情報等を含む
ECM情報及びEMM情報がそれぞれ供給されている。
【0028】TS生成回路33は、これらの各情報を例
えば188バイトのTSパケット単位で多重化処理し、
これをスクランブラ37に供給する。スクランブラ37
は、スクランブル制御ブロック36の制御により各トラ
ンスポートストリーム毎にスクランブル処理を施し、こ
れを変調器38に供給する。変調器38は、このスクラ
ンブル処理されたトランスポートストリームを所定の周
波数で変調処理し、これを、各データ受信端末装置が並
列的に接続されている伝送路に出力端子39を介して出
力する。
【0029】ここで、加入者管理DB35には、図3に
示すように各視聴者の契約条件に対応するレベルが付さ
れた、その番組の記録(蓄積)を許可する記録識別コー
ド、及びその番組の再生を許可する再生識別コードが、
前記蓄積制御情報として記憶されている。
【0030】具体的には、例えば視聴者が年齢制限のあ
る番組に対する規制をしたい場合にこの契約を行うと、
視聴を許可するユーザを示すレベル及び視聴を許可しな
いユーザを示すレベルである「ユーザ別許可レベル」が
付された再生識別コードが加入者管理DB35に記憶制
御され、その視聴者からのリクエストがあった際に、そ
の番組データのトランスポートストリームに、この再生
識別コードが多重化されて伝送される。
【0031】また、例えば視聴者が家庭内や町内会等の
所定のグループ内での視聴をしたい場合にこの契約を行
うと、視聴を許可するグループを示すレベルである「再
生許可グループレベル」、及び視聴を許可するグループ
内における視聴を許可するデータ受信端末装置のレベル
である「端末別許可レベル」が付された再生識別コード
が加入者管理DB35に記憶制御され、その視聴者から
のリクエストがあった際に、その番組データのトランス
ポートストリームに、この再生識別コードが多重化され
て伝送される。
【0032】また、再生のみならずその番組の記録をも
したい場合にこの契約を行うと、記録を許可するデータ
受信端末装置のレベルである「記録許可レベル」が付さ
れた記録識別コードが加入者管理DB35に記憶制御さ
れ、その視聴者からのリクエストがあった際に、その番
組データのトランスポートストリームに、この再生識別
コードが多重化されて伝送される。
【0033】後に説明するが、視聴者側のデータ受信端
末装置には、このデジタル放送局側からトランスポート
ストリームに多重化されて伝送される各識別コードと同
じ識別コードが記憶されており、データ受信端末装置
は、伝送された識別コード及び記憶している識別コード
の一致を検出し、両者が一致した場合のみその番組デー
タの記録或いは再生を行うようになっている。
【0034】次に、このようにデジタル放送局側から伝
送路に出力されたトランスポートストリームは、図1に
示す当該実施の形態に係るデータ受信端末装置で受信さ
れる。
【0035】この図1に示す当該第1の実施の形態のデ
ータ受信端末装置1において、入力端子2を介して入力
された放送波(前記デジタル放送局側から伝送路に出力
されたトランスポートストリーム)は、復調器3に供給
される。復調器3は、この放送波に所定の復調処理を施
すことにより、視聴者により選択されたチャンネルの番
組データに対応するベースバンドのトランスポートスト
リーム(TS)を形成する。
【0036】このトランスポートストリームは、通常の
視聴においては、スイッチ4を介してデスクランブラ5
に供給され、このデスクランブラ5によりトランスポー
トストリームに施されているスクランブル処理が解除さ
れ、MPEGデコーダ6で復号化処理され番組データに
変換される。そして、TVエンコーダ7により番組デー
タから所定のフォーマットにエンコードされ、出力端子
8に接続されたテレビジョン受信機に供給され表示され
る。
【0037】なお、TVエンコーダ7は、例えばNTS
C方式やPAL方式等の現行のテレビジョンフォーマッ
トに沿って通常のテレビジョン信号或いは高品位テレビ
ジョン信号(HDTV信号)へのエンコーディング動作
を行い、また、デジタル入力が可能なテレビジョン受信
機に対しては、これに対応する入力フォーマットへのエ
ンコーディング動作を行う。
【0038】デスクランブラ5におけるデスクランブル
処理のための情報(EMM情報及びECM情報)は、デ
スクランブル制御ブロック9で抽出されデスクランブラ
5に供給されるようになっており、契約条件等に従って
デスクランブラ5のオンオフ制御が行われるようになっ
ている。
【0039】次に、このようなデータ受信端末装置1に
おける、視聴者が指定した番組の番組データの記録動作
を説明する。
【0040】この場合、まず、視聴者は、例えばキーボ
ード,マウス,リモートコントローラ等の視聴者の意図
をデータ受信端末装置1側に通知するための入力装置1
0を操作して、番組データの記録を指定する。この指定
がなされると、制御情報抽出回路11は、前記復調器3
により復調されたトランスポートストリームに多重化さ
れている蓄積制御情報の抽出を行い、これを比較判定回
路12に供給する。
【0041】比較判定回路12は、制御情報抽出回路1
1で抽出された蓄積制御情報から記録識別コードを抽出
する。
【0042】前述のように、当該データ受信端末装置1
の記憶装置13には、契約内容に応じた前記蓄積制御情
報に対応する識別コードが予め記憶されている。具体的
には、この記憶装置13には、図4に示すように各デー
タ受信端末装置単位で記録再生を許可する識別コード
と、ユーザ単位で記録再生を許可する識別コードとがそ
れぞれレベル毎に記憶されている。
【0043】データ受信端末装置単位の識別コードは、
例えば家庭内や町内会等の所定のグループ内での視聴を
管理するコードであり、ユーザ単位の識別コードは、例
えば父親,母親,子供等の各個人毎の視聴を管理するコ
ードとなっている。
【0044】比較判定回路12は、この蓄積制御情報か
ら記録識別コードを抽出すると、記憶装置13に記憶さ
れている識別コードの中から記録識別コードを読み出
し、両者が一致するか否かを判別する。
【0045】そして、前記両者が不一致であると判別し
た場合には、視聴者への各種メッセージ等の文字データ
が記憶されている表示制御部21から記録不許可の旨の
メッセージに対応する文字データを読み出し制御し、こ
れを出力端子8を介してテレビジョン受信機に供給す
る。これにより、テレビジョン受信機の画面に前記メッ
セージが表示され、視聴者は、その番組の記録はできな
いことを認識することとなる。
【0046】また、比較判定回路12は、前記両者が一
致したと判別した場合には、記録装置13から読み出し
た記録識別コードをエラー訂正符号付加ブロック13に
供給する。
【0047】エラー訂正符号付加ブロック13は、この
識別コードにエラー訂正符号を付加し、これを暗号化ブ
ロック14に供給する。暗号化ブロック14は、エラー
訂正符号が付加された識別コードを暗号化し、これをI
D多重回路15に供給する。ID多重回路15は、この
暗号化された識別コードを、前記復調器3からのトラン
スポートストリームの所定領域に多重化し、これをコネ
クタ端子24a,24bを介して、例えばハードディス
ク或いは映像用記録再生ディスク等で構成される記録媒
体17に供給する。
【0048】記録再生制御回路16は、このように識別
コードが多重化されたトランスポートストリームを記録
媒体17に記録制御する。これにより、契約時に許可さ
れたデータ受信端末装置でのみ番組データの記録を可能
とすることができる。言い換えれば、番組データのトラ
ンスポートストリームに多重化された蓄積制御情報によ
り、デジタル放送局側からデータ受信端末装置側の記録
再生動作を制御するパレンタル制御を可能とすることが
できる。
【0049】また、番組データのトランスポートストリ
ームに識別コードを多重化して記録媒体17に記録する
ようにしているため、以下に説明する再生時には、この
識別コードの一致がない限り再生がなされることはな
く、識別コードを持たない視聴者或いは端末装置による
不正な視聴を防止して、セキュリティレベルの高いシス
テムを提供することができる。
【0050】なお、記録媒体17と、いわゆるICカー
ドやその他の記録メディアとを複数組み合わせて用いる
ようにしてもよい。
【0051】また、識別コードを番組データのトランス
ポートストリームに多重化して記録することとしたが、
これは、記録媒体17の記憶領域を識別コード用の記憶
領域と、番組データ用の記憶領域とに分割し、この各領
域に識別コード或いは番組データのトランスポートスト
リームをそれぞれ別々に記録するようにしてもよい。
【0052】この場合は、復調器3からの番組データの
トランスポートストリームを各コネクタ端子24a,2
4bを介して記録媒体17に供給すると共に、暗号化ブ
ロック14からの識別コードを記録媒体17に供給し、
記録再生制御回路16により前記各領域にそれぞれ記憶
制御すればよい。これにより、記録の際に必要としてい
たID多重化回路15、及び後の再生時の動作で説明す
るID分離回路18を省略することができ、当該データ
受信端末装置1の構成の簡略化を図ることができる。
【0053】次に、このように記録媒体17に記録され
た番組データの再生動作を説明する。
【0054】この場合、まず、視聴者は、入力装置10
を操作して番組データの再生を指定する。この再生の指
定がなされると、当該データ受信端末装置1は、記録媒
体17からの再生出力を選択し、これをデスクランブラ
5に供給するようにスイッチ4を切り換え制御する。ま
た、記録再生制御回路16は、記録媒体17に記録され
ているトランスポートストリームを読み出し制御し、こ
れをスイッチ4を介してデスクランブラ5及びID分離
回路18にそれぞれ供給する。
【0055】ID分離回路18は、前述の記録時にトラ
ンスポートストリームの所定領域に多重化され記録され
た識別コードを抽出し、これを復号化ブロック19に供
給する。復号化ブロック19は、前記暗号化ブロック1
4により暗号化されている識別コードを復号化し、これ
をエラー訂正符号チェックブロック20に供給する。エ
ラー訂正符号チェックブロック20は、識別コードのエ
ラーの検査及び訂正を行い、これを比較判定回路12に
供給する。
【0056】ここで、記憶装置23には、デジタル放送
局との契約に応じた当該データ受信端末装置固有の識別
コードがレベル別に予め記憶されている。比較判定回路
12は、記憶装置23から当該データ受信端末装置に対
して許可されている再生識別コードを読み出すと共に、
エラー訂正符号チェックブロック20によりエラーの検
査及び訂正が行われた識別コードから再生識別コードを
抽出する。そして、この両者が一致しているか否かを判
別し、この判別出力をデスクランブル制御ブロック9に
供給する。
【0057】デスクランブル制御ブロック9は、比較判
定回路12から前記両者が不一致であることを示す判別
出力が供給された場合には、記録媒体17から再生され
たトランスポートストリームが供給されるデスクランブ
ラ5のデスクランブル動作を強制的に停止制御すると共
に、視聴者への各種メッセージ等の文字データが記憶さ
れている表示制御部21から再生視聴不許可の旨のメッ
セージに対応する文字データを読み出し制御し、これを
出力端子8を介してテレビジョン受信機に供給する。
【0058】これにより、テレビジョン受信機の画面に
前記メッセージが表示され、視聴者に、その番組の再生
による視聴はできないことを認識させることができ、デ
ジタル放送局側からの許可のないデータ受信端末装置で
の不正な再生視聴を防止することができる。
【0059】これに対して、デスクランブル制御ブロッ
ク9は、比較判定回路12から前記両者が一致したこと
を示す判別出力が供給された場合には、スイッチ4を介
してデスクランブラ5に供給されたトランスポートスト
リームをデスクランブル処理するようにデスクランブラ
5を制御する。
【0060】デスクランブラ5によりデスクランブル処
理されたトランスポートストリームは、MPEGデコー
ダ6により復号化されることで番組データとしてTVエ
ンコーダ7に供給される。そして、TVエンコーダ7に
よりテレビジョン信号のフォーマットにエンコードさ
れ、出力端子8を介してテレビジョン受像機に供給され
る。これにより、記録媒体17から再生した番組データ
に応じた映像をテレビジョン受信機の画面に表示するこ
とができる。
【0061】なお、暗号化ブロック14及び復号化ブロ
ック19は、一つのモジュール22として当該データ受
信端末装置1から着脱可能としてもよい。すなわち、こ
のモジュール22を、例えばICカード等の着脱可能な
記憶手段とすることにより、暗号化のためのデータの更
新を可能とすることができ、よりセキュリティレベルの
高いシステムを提供することができる。
【0062】また、前述の説明では、不正視聴を防止す
るために前記両者が不一致であった場合には、デスクラ
ンブラ5のデスクランブル動作を停止することとした
が、これは、記録再生制御回路16により、記録媒体1
7からの番組データの再生を停止するようにしてもよ
い。これにより、前述と同様に不正視聴を防止すること
ができる。或いは、前記両者が不一致であった場合に、
デスクランブラ5のデスクランブル動作の一部を停止す
るようにしてもよい。具体的には、デスクランブル動作
の一部を停止することで不完全な再生画像をテレビジョ
ン受像機に供給して、意図的に観にくい画面とする。こ
れによっても、不正視聴を防止することができる。
【0063】ここで、当該データ受信端末装置1は、視
聴者が入力装置10を操作することで前記再生識別コー
ドを入力することで番組の視聴ができるようになってい
る。
【0064】この場合、比較判定回路12は、視聴者に
より入力装置10が操作され入力された再生識別コード
と、エラー訂正符号チェックブロック20からの識別コ
ードから抽出した再生識別コードとを比較する。そし
て、両者が不一致であった場合には、表示制御部21を
介して識別コードが不一致であるため再生することはで
きない旨のメッセージを表示制御する。
【0065】視聴者は、このメッセージを見て識別コー
ドの入力を再施行することとなるが、なおも識別コード
が不一致であった場合、比較判定回路12は、この識別
コードの不一致の回数をカウントし、表示制御部21を
介して識別コードの不一致の回数を表示制御すると共
に、この不一致の回数がシステムで設定された所定回数
となった場合には、記録媒体17に記録されている番組
データを強制的に消去する旨のメッセージを表示制御す
る。
【0066】そして、このメッセージ表示後に、なおも
識別コードの不一致の回数が積算され、これが所定回数
となった場合、比較判定回路12は、強制消去回路25
に強制消去命令を出す。強制消去回路25は、この強制
消去命令がなされると、各コネクタ端子24a,24b
を介して記録媒体17に記録されている番組データを強
制的に消去制御する。この強制消去としては、全ての番
組データ、或いは例えばデスクランブルに必要な情報部
分等の番組データの一部の消去がなされる。
【0067】なお、この強制消去後に、比較判定回路1
2は、表示制御部21を介して番組データの強制消去を
行った旨のメッセージを表示制御する。これにより、視
聴者は、番組データの強制消去が行われたことを認識す
ることとなる。
【0068】このように再生の際に視聴者から入力され
た再生識別コードと、番組データに多重化された再生識
別コードとが一致しない場合には、両者の不一致回数に
応じて記録媒体17に記録されている番組データを強制
的に消去することで、記録媒体17に番組データが記録
されていても、これに対する不正視聴を強力に防止する
ことができ、当該データ受信端末装置1のトータル的な
セキュリティレベルの向上を図ることができる。
【0069】また、記録媒体17に記録された番組デー
タのトランスポートストリームには、識別コードが多重
化されており、その再生には、多重化された識別コード
と同じ識別コードを必要とするため、記録媒体17に記
録された番組データの再生もデジタル放送局側で管理す
ることができ、パレンタル制御を可能とすることができ
る。
【0070】次に、当該実施の形態のデータ受信端末装
置1に設けられている記録媒体17は、コネクタ24
a,24bにより端末装置本体から着脱可能となってお
り、この記録媒体17を貸し出し或いは交換等すること
により、例えば町内会等の契約時に設定された所定のグ
ループ内での視聴が可能となっている。
【0071】具体的には、図5に示すようにユーザA宅
〜ユーザE宅からなる第1のグループとして、契約条件
によってそれぞれレベルが設定された計5台のデータ受
信端末装置が登録されているとし、ユーザA宅に設置さ
れているデータ受信端末装置(識別コード=XXX−X
XX0)において番組データの記録を行ったとすると、
ユーザA宅に設置されているデータ受信端末装置の記録
媒体17には、例えば図3に示したような蓄積制御情報
が番組データのトランスポートストリームに多重化され
て記録される。
【0072】すなわち、図3において、この場合の端末
装置別の再生許可レベルは「レベル1」であり、ユーザ
別の許可レベルは「レベル2」であるため、記録媒体1
7には、これらの識別コードが前記蓄積制御情報として
番組データに多重化されて記録される。
【0073】これにより、この第1のグループの各デー
タ受信端末装置毎、及び、各ユーザ毎にそれぞれ「レベ
ル」及び「識別コード」が設定されることとなる。
【0074】ここで、図5において、ユーザA宅のデー
タ受信端末装置で番組データが記録された記録媒体17
を各コネクタ端子24a,24bを介して取り外し、ユ
ーザB宅のデータ受信端末装置に取り付けて前記番組デ
ータの再生を行おうとした場合、記録媒体17に記録さ
れている識別コードはユーザA宅のデータ受信端末装置
で許可されている「レベル1」であるため、「レベル
2」のユーザB宅では、上述のように比較判定回路12
により識別コードの不一致が検出され再生不可能とな
る。同様に、「レベル1」と異なる識別コードを有する
ユーザC宅(レベル2)及びユーザD宅(レベル3)で
は再生不可能となる。
【0075】これに対して、ユーザC宅では、データ受
信端末装置のレベルが、ユーザA宅のデータ受信端末装
置と同じレベルである「レベル2」であるため、上述の
ように比較判定回路12により識別コードの一致が検出
され記録媒体17に記録された番組を視聴することがで
きる。
【0076】なお、当然のことながら、このグループ以
外のデータ受信端末装置では全く再生することはできな
い。
【0077】このように、各データ受信端末装置毎及び
各ユーザ毎に、それぞれ「レベル」及び「識別コード」
の設定を行うことにより、複数の加入者を1つのグルー
プとし、このグループ内でのみ番組データを共有して視
聴することを可能とすることができる。また、デジタル
放送局側においては、視聴レベル毎の料金設定を可能と
することができ、記録された番組データに対して細かな
課金処理を行うことを可能とすることができる。
【0078】また、記録媒体17が各コネクタ端子24
a,24bを介して脱着可能となっているため、各レベ
ルのユーザ同士で記録媒体17を交換することにより、
番組データのライブラリ化及び共有化を図ることがで
き、利便性の向上を図ることができる。
【0079】次に、当該データ受信端末装置は、このよ
うなグループ内のみならず、家庭内での視聴制限をも可
能とすることができる。
【0080】すなわち、この場合、図6に示すように例
えば居間等に設置される第1のデータ受信端末装置をマ
スタ端末装置1とし、子供部屋等に設置される第2のデ
ータ受信端末装置をスレーブ端末装置45として、各端
末装置1,45に親機及び子機の関係を持たせる。そし
て、放送波を受信するマスタ端末装置1を介してスレー
ブ端末装置45に番組データを供給する構成とする。
【0081】具体的には、この場合のマスタ端末装置1
の構成は、図7に示すようになっており、上述の図1に
示したデータ受信端末装置の構成に加え、スレーブ端末
装置との間で通信を行う通信装置53と、復調器3から
の番組データ及び記録媒体17から再生された番組デー
タの選択を行う選択スイッチ50と、このスイッチ50
により選択されたいずれかの番組データのスレーブ端末
装置側への出力を制御する制御スイッチ51とを有して
いる。
【0082】なお、この他の構成は、図1に示したデー
タ受信端末装置と同じ構成であるため、これと同じ動作
を示す箇所には図6中同じ符号を付し、重複した説明を
省略する。
【0083】スレーブ端末装置の構成は、図8に示すよ
うに番組データの再生にのみ必要な回路が設けられた簡
略化された構成となっている。このスレーブ端末装置4
5からの視聴要求は、視聴者が、入力装置63を操作し
てマスタ端末装置1側で現在受信している番組を視聴す
るか、記録媒体17に記録されている番組を視聴するか
を選択して行う。この要求コマンドは、通信装置61に
より通信コネクタ62及び図7に示す通信コネクタ54
を介してマスタ端末装置1側に伝送され通信装置53に
供給される。
【0084】通信装置53は、スレーブ端末装置45か
らの要求コマンドが、マスタ端末装置1側で現在受信し
ている番組データの伝送を要求するものであった場合に
は、復調器3からの番組データを選択するように選択ス
イッチ50を選択制御すると共に、制御スイッチ51を
オン制御する。また、スレーブ端末装置45からの要求
コマンドが、記録再生制御回路16を介して記録媒体1
7からその番組データの再生制御を行うと共に、この再
生制御された番組データを選択するように選択スイッチ
50を選択制御し、制御スイッチ51をオン制御する。
【0085】これにより、マスタ端末装置1側で現在受
信している番組データ或いは記録媒体17から再生され
た番組データが、外部出力端子52及び図8に示すスレ
ーブ端末装置45の外部入力端子55を介してデスクラ
ンブラ56に供給される。
【0086】デスクランブル制御回路57は、このデス
クランブラ56に供給される番組データのデスクランブ
ル処理を制御する。そして、このデスクランブル処理さ
れた番組データは、MPEGデコーダ58によりデコー
ドされ、TVエンコーダ59で所定のTVフォーマット
とされ、出力端子60を介して子供部屋のテレビジョン
受像機に供給される。
【0087】ここで、このようなマスタ端末装置1及び
スレーブ端末装置45において、マスタ端末装置1が番
組データの記録を行う際には、その記録しようとする番
組データに対する蓄積制御情報も共に記録される。この
蓄積制御情報で示される端末別の再生許可レベルが「レ
ベル1」であったとすると、マスタ端末装置1は、記憶
装置23に契約に応じて予め記憶されている識別コード
のうち、端末装置別の識別コードの中から「レベル1」
の識別コードのみ記録し、同様にユーザ別の識別コード
として「レベル2」の識別コードを記録する。
【0088】この記録した番組データを再生したいとい
う要求コマンドがスレーブ端末装置45から供給された
場合、マスタ端末装置1側では、上述のように記録媒体
17から再生した番組データから抽出した識別コード
と、記憶装置23に記憶されている識別コードとの比較
を行う。
【0089】この場合、スレーブ端末装置45の識別コ
ードのレベルが「レベル3」であったとすると、記録媒
体17にはスレーブ端末装置45の識別コードが記録さ
れていないため、マスタ端末装置1は、制御スイッチ5
1をオフ制御すると共に、通信装置53を介して表示制
御部21から読み出した視聴不許可の旨のメッセージを
スレーブ端末装置45側に伝送する。
【0090】これにより、スレーブ端末装置45側から
の要求による不正視聴を防止することができる。
【0091】このように、当該データ受信端末装置は、
このようないわば親子端末装置のような形態において、
スレーブ端末装置45で記録媒体17に記憶されている
番組データの視聴に対してもパレンタル制御を行うこと
ができる。
【0092】次に、本発明に係る第2の実施の形態のデ
ータ受信端末装置の説明をする。
【0093】上述の第1の実施の形態のデータ受信端末
装置では、「蓄積制御情報」を番組データに多重化して
同一の通信回線で伝送することとしたが、この第2の実
施の形態のデータ受信端末装置では、番組データと蓄積
制御情報を別の通信回線で伝送するようにしたものであ
る。
【0094】すなわち、この第2の実施の形態のデータ
受信端末装置は、図9に示す構成を有している。なお、
この図9において、上述の第1の実施の形態のデータ受
信端末装置の各部と同じ動作を示す箇所には同じ符号を
付し、重複説明を避けることとする。
【0095】すなわち、この第2の実施の形態のデータ
受信端末装置は、デジタル放送局側からの蓄積制御情報
を受信して比較判定回路12に供給する通信装置66を
有している。
【0096】この場合、デジタル放送局側の構成は、図
2中点線で示すようにTS生成回路33からの蓄積制御
情報を、番組データとは別の通信回線でデータ受信端末
装置側に伝送する通信装置40が設けられている。
【0097】このようなデータ受信端末装置において、
デジタル放送局と当該データ受信端末装置とは、端子4
1,65を介して電話回線により接続されている。デー
タ受信端末装置で番組の記録を行おうとした場合、この
電話回線を介して通信装置40,66間で通信が行わ
れ、記録する番組や視聴レベルについてのネゴシエーシ
ョンが行われる。
【0098】デジタル放送局側は、このネゴシエーショ
ンにより成立した契約条件に対応する蓄積制御情報をこ
の通信回線を介して当該データ受信端末装置側に送信す
る。そして、これを受信したデータ受信端末装置が、上
述と同様に視聴者の視聴管理を行う。これにより、蓄積
制御情報を番組データとは別の通信回線で伝送するよう
にしても、上述の第1の実施の形態のデータ受信端末装
置と同様の効果を得ることができる。
【0099】最後に、上述の各実施の形態の説明は、本
発明のほんの一例であり、この他、本発明に係る技術的
思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の
変更が可能であることは勿論である。
【0100】
【発明の効果】本発明に係るデータ受信端末装置は、契
約内容に応じて送信側から当該データ受信端末装置側の
データの取り扱いをパレンタル制御することができる。
【0101】このため、契約により所定のグループ単位
での視聴等を可能とすることができ、また、不正なデー
タの利用を防止して当該データ受信端末装置のセキュリ
ティレベルの向上を図ることができる。さらに、送信側
において、データの利用態様に応じた様々な課金管理を
可能とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るデータ受信装置を適用した第1の
実施の形態のデータ受信端末装置のブロック図である。
【図2】前記第1の実施の形態のデータ受信端末装置に
対して番組データ等の伝送を行うデジタル放送局のブロ
ック図である。
【図3】前記番組データのトランスポートストリームに
多重化される蓄積制御情報を示す図である。
【図4】前記蓄積制御情報の内容を示す図である。
【図5】複数のデータ受信端末装置の間で番組データの
共用を可能とする例を示す図である。
【図6】当該データ受信端末装置を親子端末装置として
使用する例を説明するための図である。
【図7】当該データ受信端末装置を親子端末装置として
使用する際のマスタ端末装置(親機側)のブロック図で
ある。
【図8】当該データ受信端末装置を親子端末装置として
使用する際のスレーブ端末装置(子機側)のブロック図
である。
【図9】本発明に係るデータ受信装置を適用した第2の
実施の形態のデータ受信端末装置のブロック図である。
【符号の説明】
1…データ受信端末装置,3…復調器,4…スイッチ,
5…デスクランブラ 6…MPEGデコーダ,7…TVエンコーダ,9…デス
クランブル制御回路 10…入力装置,11…制御情報抽出回路,12…比較
判定回路 13…エラー訂正符号付加ブロック,14…暗号化ブロ
ック 15…ID多重回路,16…記録再生制御回路,17…
記録媒体 18…ID分離回路,19…復号化ブロック,21…表
示制御部 20…エラー訂正符号チェックブロック,24a,24
b…コネクタ端子 25…強制消去回路
フロントページの続き (72)発明者 大井 伸一 神奈川県横浜市磯子区新杉田町8番地 株 式会社東芝マルチメディア技術研究所内 (72)発明者 小池 将一 神奈川県横浜市磯子区新杉田町8番地 株 式会社東芝マルチメディア技術研究所内 (72)発明者 木村 琢二 神奈川県横浜市磯子区新杉田町8番地 株 式会社東芝マルチメディア技術研究所内 (72)発明者 宮崎 功 東京都港区新橋3丁目3番9号 東芝エ ー・ブイ・イー株式会社内 (72)発明者 安藤 景子 東京都港区新橋3丁目3番9号 東芝エ ー・ブイ・イー株式会社内 (72)発明者 太田 衛 東京都港区新橋3丁目3番9号 東芝エ ー・ブイ・イー株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 契約内容に応じた伝送するデータの取り
    扱いに関する情報である取扱制御情報を、データと共に
    送信し、或いはデータとは別に送信する送信側からの、
    該データ及び取扱制御情報を受信するデータ受信装置で
    あって、 前記送信側との契約内容に応じたデータの取り扱いに関
    する情報である取扱制御情報が予め記憶された取扱制御
    情報記憶手段と、 前記送信側からのデータ及び取扱制御情報を受信した際
    に、この受信した取扱制御情報と、前記取扱制御情報記
    憶手段に記憶されている取扱制御情報とを比較し、両者
    が一致した場合のみ、その受信した取扱制御情報で示さ
    れるデータの取り扱いを行う制御手段とを有することを
    特徴とするデータ受信装置。
  2. 【請求項2】 前記送信側から送信されたデータ及び取
    扱制御情報を記憶する記憶手段を有し、 前記制御手段は、前記送信側から送信された取扱制御情
    報がデータの記録を許可するものであり前記両者が一致
    した場合に、前記送信側から送信された取扱制御情報を
    データに多重化して前記記憶手段に記憶制御し、或いは
    前記送信側から送信された取扱制御情報及びデータを、
    前記記憶手段の各専用領域にそれぞれ記憶制御すること
    を特徴とする請求項1記載のデータ受信装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記記憶手段に記憶さ
    れたデータの再生が指定された際に、前記記憶手段にデ
    ータと共に記憶されている取扱制御情報、及び前記取扱
    制御情報記憶手段に記憶されている取扱制御情報をそれ
    ぞれ読み出して比較し、両者が一致した場合のみ、前記
    記憶手段に記憶されているデータを出力制御することを
    特徴とする請求項2記載のデータ受信装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、前記記憶手段に記憶さ
    れたデータの再生が指定される毎に、前記両者の連続的
    な不一致の回数をカウントし、このカウント値が所定の
    カウント値以上となった際に、前記記憶手段に記憶され
    ているデータの全部又は一部を消去制御することを特徴
    とする請求項3記載のデータ受信装置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、前記記憶手段に記憶さ
    れたデータの再生が指定される毎にカウントする前記両
    者の連続的な不一致の回数を表示制御すると共に、前記
    記憶手段に記憶されているデータの全部又は一部を消去
    制御するまでの前記両者の連続的な不一致の回数を表示
    制御することを特徴とする請求項4記載のデータ受信装
    置。
  6. 【請求項6】 前記制御手段は、前記記憶手段に取扱制
    御情報を記憶制御する際に、該取扱制御情報に所定の暗
    号化処理を施して記憶制御し、前記記憶手段に記憶制御
    された取扱制御情報を再生制御する際に、該取扱制御情
    報に前記所定の暗号化処理に対応する復号化処理を施し
    て再生することを特徴とする請求項2乃至請求項5のう
    ちいずれか1項記載のデータ受信装置。
JP9152428A 1997-06-10 1997-06-10 データ受信装置 Abandoned JPH10341425A (ja)

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