JPH10338485A - リーチ式フォークリフトのバッテリケーブル保持構造 - Google Patents

リーチ式フォークリフトのバッテリケーブル保持構造

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JPH10338485A
JPH10338485A JP14661897A JP14661897A JPH10338485A JP H10338485 A JPH10338485 A JP H10338485A JP 14661897 A JP14661897 A JP 14661897A JP 14661897 A JP14661897 A JP 14661897A JP H10338485 A JPH10338485 A JP H10338485A
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Michihiro Hirabayashi
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 汎用性などを高めうるリーチ式フォークリフ
トのバッテリケーブル保持構造を提供する。 【解決手段】 車体側の制御器とバッテリBAとをバッ
テリケーブル2を介して接続するとともに、バッテリB
Aを、車体内部に形成したバッテリ収納空間3からスト
ラドルレッグ4に沿って前に引き出ししうるリーチ式フ
ォークリフト1のバッテリケーブル保持構造であって、
バッテリケーブル2は、一端が制御器側に接続されかつ
他端に第1のプラグP1を有する車体側ケーブル2A
と、一端がバッテリBAに接続されかつ他端に第1のプ
ラグP1に接続される第2のプラグP2を有するバッテ
リ側ケーブル2Bとの接続体からなり、かつ車体側ケー
ブル2Bの第1のプラグP1が、バッテリBAを収箱す
るバッテリ箱6に脱着自在に取り付けした取付部材7を
介してバッテリ箱6の外面に固定されたことを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、汎用性などを高め
うるリーチ式フォークリフトのバッテリケーブル保持構
造に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】リーチ
式フォークリフトは、通常、車体内部に形成したバッテ
リ収納空間にバッテリを搭載している。このバッテリ
は、車体側の制御器を介して電気モータに電力を供給す
るもので、前記制御器とバッテリケーブルを介して接続
されている。また、バッテリは、バッテリ液の補充など
のメンテナンス性を考慮して、車体の側方に引き出す方
式(以下、「バッテリ横引き出し」という)、或いはス
トラドルレッグに沿って前に引き出す方式(以下、「バ
ッテリ前引き出し」という)がある。
【0003】バッテリ前引き出しの場合、図6(A)、
(B)に示すように、バッテリケーブルaは、その一端
が車体b側に、他端がバッテリcに接続されるととも
に、バッテリcが前に引き出されたときにも水平に突っ
張ることがないような十分な長さに設定される。ところ
が、このようなバッテリケーブルaは、バッテリcを車
体に繰り入れたときには、同図(A)のように、バッテ
リcとバッテリ収納空間eの側壁との隙間で垂れ下がり
状態となるが、前記隙間が小さいと、繰り入れ時にバッ
テリケーブルaを挟み込むなどの問題がある。
【0004】また、前記挟み込みなどを防止するべく、
バッテリケーブルaをバッテリcを収納するバッテリ箱
の側面に取り外し不能に固定することも考えられるが、
このような方法はバッテリ前引き出し専用になってしま
い、バッテリ横引き出しに採用できなくなるなど構造面
の汎用性に欠けるという問題がある。
【0005】さらに、バッテリcとバッテリ収納空間e
との上方の隙間にバッテリケーブルaを通して沿わせる
ためのリンク機構などを前記隙間に設けることも考えら
れるが、隙間が小さいとこのような方法も採用できな
い。
【0006】本発明のうち請求項1〜6記載の発明は、
以上のような問題点に鑑み案出されたもので、汎用性を
高めうるバッテリケーブルの保持構造を提供することを
目的としており、とりわけ請求項2又は5記載の発明で
は、バッテリ箱の壁面に係止しうる取付部材を用いるこ
とにより、その脱着を容易としてバッテリ箱の汎用性を
高めうるバッテリケーブルの保持構造を提供することを
目的としている。
【0007】また、請求項3記載の発明は、さらにバッ
テリケーブルをバッテリの上を通しかつこのケーブルを
滑らかに案内しうるバッテリケーブルの保持構造を提供
することを目的としている。
【0008】さらに、請求項4記載の発明は、前記目的
に加え、さらにバッテリケーブルが車体側方にはみ出す
ことによって、車体とバッテリ箱あるいは車体と車体の
周辺の物体(例えば壁、荷物など)との間にケーブルが
挟まれることを有効に防止しうるバッテリケーブルの保
持構造を提供することを目的としている。
【0009】また、請求項6記載の発明は、前記目的に
加え、さらにバッテリケーブルが上方にはみ出すことに
よって、車体とバッテリ箱との間にケーブルが挟まれる
ことを有効に防止しうるバッテリケーブルの保持構造を
提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のうち請求項1記
載の発明は、車体側の制御器とバッテリとをバッテリケ
ーブルを介して接続するとともに、前記バッテリを、車
体内部に形成したバッテリ収納空間からストラドルレッ
グに沿って前に引き出ししうるリーチ式フォークリフト
のバッテリケーブル保持構造であって、前記バッテリケ
ーブルは、一端が前記制御器側に接続されかつ他端に第
1のプラグを有する車体側ケーブルと、一端が前記バッ
テリに接続されかつ他端に前記第1のプラグに接続され
る第2のプラグを有するバッテリ側ケーブルとの接続体
からなり、かつ前記車体側ケーブルの第1のプラグが、
前記バッテリを収納するバッテリ箱に脱着自在に取り付
けした取付部材を介して前記バッテリ箱の外面に固定さ
れたことを特徴としている。
【0011】また請求項2記載の発明は、前記取付部材
は、バッテリ箱の車体前方側の前壁の上端部に係止しう
る係止部を有して前記脱着自在にバッテリ箱に取り付け
することにより、前記第1のプラグをバッテリ箱の前面
に固定することを特徴とする請求項1記載のリーチ式フ
ォークリフトのバッテリケーブル保持構造である。
【0012】また請求項3記載の発明は、前記車体側ケ
ーブルは、第1のプラグの接続口を上に向けて前記取付
部材に固着するとともに、この第1のプラグに続く車体
側ケーブルのケーブル部が、該取付部材の表面に沿って
上に折り返される第1の折返し部と、この第1の折返し
部に続き前記ケーブル部がバッテリ箱の上面を通るよう
折り返された第2の折返し部を経て車体のバッテリ収納
空間の上部かつ車体の前面に達するとともに、前記取付
部材は、前記ケーブル部の第2の折返し部を案内するロ
ーラ具を有することを特徴とする請求項2記載のリーチ
式フォークリフトのバッテリケーブル保持構造である。
【0013】また請求項4記載の発明は、前記取付部材
は、前記車体側ケーブルの前記第1の折返し部が、車体
側面よりも外側にはみ出すのを防止しうるカバー部材を
設けたことを特徴とする請求項3記載のリーチ式フォー
クリフトのバッテリケーブル保持構造である。
【0014】また請求項5記載の発明は、前記取付部材
は、バッテリ箱の車体側方側の側壁の上端部に係止しう
る係止部を有して前記脱着自在にバッテリ箱に取り付け
することにより、前記第1のプラグをバッテリ箱の側面
に固定することを特徴とする請求項1記載のリーチ式フ
ォークリフトのバッテリケーブル保持構造である。
【0015】また請求項6記載の発明は、前記取付部材
は、前記第1のプラグに第2のプラグを接続したバッテ
リ側ケーブルのケーブル部が上に膨らむのを抑えるケー
ブル抑え部を有することを特徴とする請求項1乃至5の
いずれか1に記載のリーチ式フォークリフトのバッテリ
ケーブル保持構造である。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の一形態を図
面に基づき説明する。本実施形態において、リーチ式フ
ォークリフト1は、車体側の制御器(図示せず)とバッ
テリBAとをバッテリケーブル2を介して接続するとと
もに、前記バッテリBAを、車体内部に形成したバッテ
リ収納空間3からストラドルレッグ4に沿って前に引き
出しするいわゆるバッテリ前引き出し構造を採用してい
る。
【0017】本実施形態では、前記バッテリは、2Vの
鉛蓄電池セルの複数個が直列接続されることにより形成
され、これらのセルは、上面が開口した箱体状のバッテ
リ箱6に収納されているものを例示している。またバッ
テリ前引き出し構造については、例えば図示していない
が前記ストラドルレッグ4に沿って前後に移動しうるマ
ストに前記バッテリ箱6を引っ掛けるとともに、前記バ
ッテリ箱6の底面にガイドやローラなどを配置し引き出
し性を高めるものなど種々のものが採用できる。
【0018】前記バッテリケーブル2は、一端が前記制
御器側に接続されかつ他端に第1のプラグP1を有する
車体側ケーブル2Aと、一端が前記バッテリBAに接続
されかつ他端に前記第1のプラグP1に接続される第2
のプラグP2を有するバッテリ側ケーブル2Bとの接続
体からなり、+側、−側の2本一対で構成される。そし
て、バッテリケーブル2は、前記バッテリ前引き出しの
際に、このケーブルが水平に張りつめてケーブルが破損
等することがないよう適度なたるみを持った長さに設定
されている。
【0019】また本実施形態では、前記フォークリフト
の制御器は、バッテリ収納空間3の上部のフロントフー
ド5の内部に収納されており、走行用、荷役用の電気モ
ータに前記バッテリからの電源供給を制御しうる。ま
た、一端がフロントフード5内の制御器に接続された車
体側ケーブル2Aは、該フロントフード5の前面に形成
された略矩形の切り欠き5Aから車体外部へ露出する如
く形成される。
【0020】そして、前記車体側ケーブル2Aの第1の
プラグP1は、前記バッテリBAを収箱するバッテリ箱
6に脱着自在に取り付けしうる取付部材7を介して前記
バッテリ箱6の外面に固定されることを特徴としてい
る。このように、車体側ケーブル2Aの第1のプラグP
1を前記バッテリ箱6の外面に脱着自在に固定しうる結
果、バッテリ側ケーブル2B又は第2のプラグP2を、
バッテリ箱6に固着する必要がないのでバッテリ箱がバ
ッテリ前引出し専用とならずバッテリ横引出しのリーチ
式フォークリフトにも使用できる。
【0021】また、車体側ケーブル2Aの第1のプラグ
P1を前記取付部材7を介してバッテリ箱6に固定した
結果、前記第1のプラグP1に接続される第2のプラグ
P2を有するバッテリ側ケーブル2Bは、バッテリ箱6
に固定する必要がないため、例えば第2のプラグP2の
接続口を下に向けてバッテリ箱6に固定することなどが
防止でき、例えばバッテリ横引き出しの際は、通常、第
2のプラグP2の接続口が上向きのものが好ましいこと
が多いため、これと相まってさらに汎用性を高めうる。
【0022】本実施形態においては、前記取付部材7
は、バッテリ箱6の車体前方側の前壁6Aの上端部に係
止しうる係止部7Aを有して前記脱着自在にバッテリ箱
6に取り付けでき、又前記第1のプラグP1は、例えば
ねじにてこの取付部材7に固着されることにより、前記
第1のプラグP1をバッテリ箱6の前面に固定するもの
を例示している。なお、本明細書において、リーチ式フ
ォークリフト1の「車体前方側」とは、ロードホイール
L側とする。
【0023】このように、前記取付部材7に、バッテリ
箱6の壁面を構成する部材の上端部に係止しうる係止部
7Aを形成することにより、その取付、取り外しが容易
となり、位置換えや、調節などが自在に行える。また、
請求項2の発明の如く、バッテリ箱6の前壁6Aに車体
側ケーブルの第1のプラグP1を固定することによっ
て、図1に示した如く、車体側の制御器からのびる車体
側ケーブル2Aをバッテリ箱6の上を通りかつその前面
でバッテリ側ケーブル2Bと安全に接続できかつ保持す
ることが可能になる。
【0024】また、バッテリ側ケーブル2Bの第2のプ
ラグP2は、車体側ケーブル2Aの第1のプラグP1と
の接続により、その位置が固定されるため、プラグ自体
をバッテリ箱6に固定する必要がない。したがって、バ
ッテリBAと、バッテリ側ケーブル2Bとを有したバッ
テリ箱6は、いわゆるバッテリ前引き出し専用にはなら
ず、バッテリ横引き出しのフォークリフトにも採用でき
るなど汎用性を高めうる。
【0025】前記係止部7Aは、図2に示す如く、本実
施形態では、取付部材7の上端に断面逆U字状に折り返
すことにより構成したものを例示する。そして、この係
止部7Aを前記バッテリ箱6の壁面上端に引っかけるこ
とにより脱着自在に固定することができる。
【0026】さらに本実施形態では、前記車体側ケーブ
ル2Aは、図1、図2に示す如く、第1のプラグP1の
接続口9を上に向けて前記取付部材7にねじにて固着す
るとともに、この第1のプラグP1に続く車体側ケーブ
ル2Aのケーブル部Cが、該取付部材7の表面に沿って
上に折り返される第1の折返し部10と、この第1の折
返し部10に続き前記ケーブル部Cがバッテリ箱6の上
面を通るよう折り返された第2の折返し部11を経てバ
ッテリ収納空間3の上部の前記車体の前面の切り欠き5
Aに達するものを例示している。
【0027】また、本実施形態では前記取付部材7は、
前記ケーブル部Cの第2の折返し部11を案内するロー
ラ具7Bを設けている。前記車体側ケーブル2Aは、バ
ッテリ箱6の前後の移動に伴い図2の矢印A,Bに示す
ように前後に移動するが、前記ローラ具7Bを設けたこ
とにより、車体側ケーブル2Aを滑らかに折り曲げしか
つガイドすることができ、しかもケーブル部Cの過度の
屈曲を防止するなどケーブルの保護を図ることもでき
る。
【0028】なお、本実施形態では、前記取付部材7
は、前記ローラ具7Bの軸方向両端に、ローラ具7Bよ
りも大径の円盤状のガイド手段7C、7Cを取り付けた
好ましい態様を例示している。このガイド手段7C、7
Cは、バッテリBAの前後移動に際して、車体側ケーブ
ル2Aが、車体巾方向に振れるのを両ガイド手段7C、
7C間の小範囲に抑制でき、ケーブル部Cの案内性をさ
らに高めうる点で好ましい。
【0029】さらに本実施形態では、前記取付部材7
は、前記車体側ケーブル2Aの前記第1の折返し部10
が、車体側面よりも外側にはみ出すのを防止しうるカバ
ー部材7Dを設けた好ましい態様を例示している。車体
側ケーブル2Aは、バッテリBAの後移動により取付部
材7に対して図2の矢印A方向に相対的に移動し、また
バッテリBAの前移動により、取付部材7に対して図2
の矢印B方向に相対的に移動する。そのため、前記バッ
テリBAの後移動の際には、前記第1の折返し部10に
おいてケーブル屈曲部の曲率半径が大きくなってケーブ
ル部Cが車体巾方向に大きくはみ出すおそれがある。
【0030】本実施形態では、前記取付部材7に、前記
ケーブル部Cが車体巾方向に大きくはみ出すことを抑制
するためのカバー部材7Dを設けたことによって、この
ようなケーブル部Cのはみ出しを防止でき、かつケーブ
ル部Cが、バッテリ収納空間3の側面とバッテリ箱6の
側壁との間に挟まれてこじれることなどを効果的に防止
しうる。なお、カバー部材7Dとして、本実施形態で
は、前記取付部材7の一側端から車体前方側へと突出す
る矩形の突片からなるものを例示したが、同様の機能を
奏しうるものであればその形状が如何なるものかは限定
されない。また、この突片の位置は、バッテリ箱の側縁
よりも内側に位置させている。
【0031】さらに本実施形態において、前記取付部材
7は、前記第1のプラグP1に第2のプラグP2を接続
したバッテリ側ケーブル2Bのケーブル部Cが上に膨ら
むのを抑えるケーブル抑え部7Eを有することを特徴と
している。本実施形態では、前記ケーブル抑え部7E
は、前記取付部材の上部に固着され、かつケーブル部C
を挟みうるようU字状を横にしたように折り曲げられた
クリップ状部材から構成されているものが例示される。
【0032】このように、第1のプラグP1に第2のプ
ラグP2を接続したバッテリ側ケーブル2Bのケーブル
部Cが上に膨らむのを抑えるケーブル抑え部7Eを設け
たことにより、本例の如く、バッテリケーブル2がバッ
テリ箱6の上に配される場合において、バッテリ側ケー
ブル2Bが例えばバッテリBAと、バッテリ収納空間3
との間に挟まりこじれなどが生じるのを防止するのに役
立つ。なお、ケーブル抑え部7Eは、図示の形態の他、
同一の機能を発揮できれば種々のものが採用できる。
【0033】図3には、本発明の他の実施形態を示して
いる。本例では、前記取付部材7は、バッテリ箱6の車
体側方側の側壁6Bの上端部に係止しうる係止部7Aを
有して前記脱着自在にバッテリ箱6に取り付けされる。
又、車体側ケーブル2Aの第1のプラグP1は、この取
付部材7に固定している。これにより、前記第1のプラ
グP1は、バッテリ箱6の側面に固定されるものが例示
される。この例では、例えばバッテリ箱6の側壁6Bと
バッテリ収納空間3との間に隙間を有する際に好ましく
実施しうる。
【0034】前記車体側ケーブル2Aは、第1のプラグ
P1の接続口を上に向けて前記取付部材7に固着され、
前記第1のプラグP1に続く車体側ケーブル2Aのケー
ブル部Cが、一旦垂下しかつ上に折り返されてバッテリ
収納空間3から前記フロントフード5内へと達している
点で前記実施形態と相違している。この車体側ケーブル
2Bは、バッテリBAを前に繰り出した状態において、
水平に張りつめることなくたるみをもった長さで形成さ
れる。また、本例においても、前記ケーブル抑え部7E
を採用することができる。
【0035】なお、取付部材7の前記係止部7Aは、図
2、図3に示すものの他、図4に示すように、工具を要
することなくバッテリ箱6の前壁6A、側壁6Bに締付
しうる把手付ねじからなるロック手段13を設けてもよ
く、又図5に示すように、取付部材7の背面に、バッテ
リ箱6の壁面を挟む別部材を溶着したクリップ状に構成
するなど種々のものを用いうる。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、車体側ケーブルの第1のプラグを前記バッ
テリ箱の外面に脱着自在に固定しうる結果、バッテリ側
ケーブルは、バッテリ箱に固定する必要がないため、該
バッテリ箱は、バッテリ前引き出しのみならずバッテリ
横引き出しのリーチ式フォークリフトにも採用できるな
ど、汎用性を高めうる。
【0037】また、請求項2又は5記載の発明において
は、前記第1のプラグは、取付部材をバッテリ箱の前壁
又は側壁の上端部に係止することによって脱着自在に固
定しうる結果、汎用性を高めつつフォークリフトに応じ
てプラグの位置決めや位置調節などをきわめて容易に行
いうる。
【0038】また、請求項3記載の発明では、前記取付
部材は、前記ケーブル部の第2の折返し部を案内するロ
ーラ具を設けた結果、バッテリ箱の前後の移動に伴い前
後に移動する車体側ケーブルを、前記ローラ具により滑
らかに折り曲げさせつつガイドすることができ、しかも
ケーブルの過度の屈曲を防止しケーブルの保護を図るこ
とができる。
【0039】さらに請求項4記載の発明では、前記取付
部材は、前記ケーブル部が車体巾方向に大きくはみ出す
ことを抑制するためのカバー部材を設けたことによっ
て、例えばバッテリケーブルが、バッテリ収納空間の側
面とバッテリ箱の側壁との間に挟まれてこじれが生じる
ことなどを効果的に防止し、ケーブルの保護を図ること
ができる。
【0040】また、請求項6記載の発明では、前記取付
部材は、前記第1のプラグに第2のプラグを接続したバ
ッテリ側ケーブルのケーブル部が上に膨らむのを抑える
ケーブル抑え部を有することにより、例えばバッテリを
バッテリ収納空間に繰り入れする際に、バッテリ側ケー
ブルがバッテリと、バッテリ収納空間との間に挟まりこ
じれなどが生じるのを防止するのに役立つ。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す斜視図である。
【図2】取付部材の拡大斜視図である。
【図3】本発明の他の実施形態を示す斜視図である。
【図4】取付部材の係止部の一例を示す断面図である。
【図5】取付部材の係止部の一例を示す断面図である。
【図6】(A)、(B)は、バッテリ前引き出しを説明
する側面図である。
【符号の説明】
1 リーチ式フォークリフト 2 バッテリケーブル 2A 車体側ケーブル 2B バッテリ側ケーブル 3 バッテリ収納空間 4 ストラドルレッグ 5 フロントフード 6 バッテリ箱 7 取付部材 7A 係止部 7B ローラ具 7C ガイド板 7D カバー部材 7E ケーブル抑え部 9 第1のプラグの接続口 P1 第1のプラグP1 P2 第2のプラグP2

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体側の制御器とバッテリとをバッテリケ
    ーブルを介して接続するとともに、前記バッテリを、車
    体内部に形成したバッテリ収納空間からストラドルレッ
    グに沿って前に引き出ししうるリーチ式フォークリフト
    のバッテリケーブル保持構造であって、 前記バッテリケーブルは、一端が前記制御器側に接続さ
    れかつ他端に第1のプラグを有する車体側ケーブルと、 一端が前記バッテリに接続されかつ他端に前記第1のプ
    ラグに接続される第2のプラグを有するバッテリ側ケー
    ブルとの接続体からなり、 かつ前記車体側ケーブルの第1のプラグが、前記バッテ
    リを収納するバッテリ箱に脱着自在に取り付けした取付
    部材を介して前記バッテリ箱の外面に固定されたことを
    特徴とするリーチ式フォークリフトのバッテリケーブル
    保持構造。
  2. 【請求項2】前記取付部材は、バッテリ箱の車体前方側
    の前壁の上端部に係止しうる係止部を有して前記脱着自
    在にバッテリ箱に取り付けすることにより、前記第1の
    プラグをバッテリ箱の前面に固定することを特徴とする
    請求項1記載のリーチ式フォークリフトのバッテリケー
    ブル保持構造。
  3. 【請求項3】前記車体側ケーブルは、第1のプラグの接
    続口を上に向けて前記取付部材に固着するとともに、 この第1のプラグに続く車体側ケーブルのケーブル部
    が、該取付部材の表面に沿って上に折り返される第1の
    折返し部と、この第1の折返し部に続き前記ケーブル部
    がバッテリ箱の上面を通るよう折り返された第2の折返
    し部を経て車体のバッテリ収納空間の上部かつ車体の前
    面に達するとともに、 前記取付部材は、前記ケーブル部の第2の折返し部を案
    内するローラ具を有することを特徴とする請求項2記載
    のリーチ式フォークリフトのバッテリケーブル保持構
    造。
  4. 【請求項4】前記取付部材は、前記車体側ケーブルの前
    記第1の折返し部が、車体側面よりも外側にはみ出すの
    を防止しうるカバー部材を設けたことを特徴とする請求
    項3記載のリーチ式フォークリフトのバッテリケーブル
    保持構造。
  5. 【請求項5】前記取付部材は、バッテリ箱の車体側方側
    の側壁の上端部に係止しうる係止部を有して前記脱着自
    在にバッテリ箱に取り付けすることにより、前記第1の
    プラグをバッテリ箱の側面に固定することを特徴とする
    請求項1記載のリーチ式フォークリフトのバッテリケー
    ブル保持構造。
  6. 【請求項6】前記取付部材は、前記第1のプラグに第2
    のプラグを接続したバッテリ側ケーブルのケーブル部が
    上に膨らむのを抑えるケーブル抑え部を有することを特
    徴とする請求項1乃至5のいずれか1に記載のリーチ式
    フォークリフトのバッテリケーブル保持構造。
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