JPH10337567A - ウオータークーラー - Google Patents

ウオータークーラー

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Publication number
JPH10337567A
JPH10337567A JP14914897A JP14914897A JPH10337567A JP H10337567 A JPH10337567 A JP H10337567A JP 14914897 A JP14914897 A JP 14914897A JP 14914897 A JP14914897 A JP 14914897A JP H10337567 A JPH10337567 A JP H10337567A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ultraviolet
water cooler
water
ultraviolet irradiation
pipeline part
Prior art date
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Pending
Application number
JP14914897A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeru Iwamoto
繁 岩本
Hiroshi Katagawa
浩 片川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rohm Co Ltd
Original Assignee
Rohm Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Rohm Co Ltd filed Critical Rohm Co Ltd
Priority to JP14914897A priority Critical patent/JPH10337567A/ja
Publication of JPH10337567A publication Critical patent/JPH10337567A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ウオータークーラーにおいて、従来の機構を
できるだけそのままにして、確実に飲料用液体の殺菌を
行うことが課題となっていた。 【解決手段】 本発明では、ウオータークーラーの飲料
用液体供給口部であるノズル3近傍に紫外線照射部であ
る透明樹脂チューブ11及び紫外線照射ランプ12を設
けることで、飲む直前に殺菌が行うことができ、さらに
ウオータークーラー本体1にはほとんど変更を加えずに
取り付けることが可能となった。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば水道水のよ
うな飲料用液体を冷却して保持しておき、冷却された飲
料用液体を必要に応じて供給するウオータークーラーに
関する。
【0002】
【従来の技術】近年の生活レベルの向上といった要望に
より、水道水を飲料用に使用する場合に、塩素を除きミ
ネラルを入れてよりおいしい水にしたり、冷却して飲み
やすくしたりするための飲料用装置として、ウオーター
クーラーが普及してきている。こうしたウオータークー
ラーは、多くの人が集まるビルに備え付けられたり、ま
た、家庭においても小型化したものが台所などに設置さ
れることが増えてきている。
【0003】こうしたウオータークーラーは、冷却をし
たり、塩素を除いたりするためにどうしても一時水道水
をある程度の量保持することが必要になってくるのであ
るが、長い期間保持しておくと水質が悪化してしまうお
それがあった。特に、最近の食中毒の多発に伴い、食中
毒を起こす細菌等が繁殖しないように万全を期す必要が
ある。そのため、従来は、紫外線照射を行ったり、細菌
を取り除くことが可能なフィルターを取り付けたりして
対処してきている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来行われている方法
は、いずれもウオータークーラー内部の機構を変更し
て、それ専用のスペースを設ける必要があるため、どう
してもコストアップにつながる問題があった。また、ウ
オータークーラーは人が集まるところに設置されたり、
台所に設置されることから、できるだけコンパクトにす
る必要があり、内部にこうした機構を設けると、紫外線
ランプの交換やフィルタの交換といったメンテナンスを
行う際に、いちいち装置を停止し内部機構を解体してメ
ンテナンスを行わなければならなくなる場合もあり、そ
うしたメンテナンスのことまで考慮すると内部機構を大
幅に見直さなければならなくなる。
【0005】さらに、水道水を保持する保持部にこうし
た細菌を除去する機器を取り付けたとしても、保持部か
ら供給口までの流路に細菌が繁殖してしまうと対処がで
きず、流路に溜まった水が出てしまうまで飲めないとい
った不都合があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係るウオーター
クーラーは、飲料用液体を保持する保持部と、前記飲料
用液体を供給する供給口部と、前記保持部と前記供給口
部とを接続する流路部とを有するとともに、前記流路部
の前記供給口部近傍に、少なくとも紫外線を透過する材
料から形成される紫外線照射部と、該紫外線照射部を照
射する紫外線照射ランプとを備えたことを特徴とする。
【0007】さらに、前記紫外線照射部及び前記紫外線
照射ランプは、外部に設けられた収納容器に収納されて
いることを特徴とする。上記のような構成をとることに
より、従来の機構をそのまま用いながら細菌の繁殖を十
分防止することが可能となり、また、メンテナンスにお
いても簡単にランプ等の交換が可能になった。
【0008】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施例について、詳
述する。図1は、本発明を適用したウオータークーラー
である。1はウオータークーラー本体であり、内部機構
は図示されていないが、従来の機構と同様のものであ
る。すなわち、水道水を供給する配管と接続する取水口
部から水道水を取り入れ、いったん水道水は、保持部で
あるタンク内に保持される。タンク内において水道水は
電気的に作動する冷却装置により冷却される。また、水
道水に対し、フィルターを通すなどの処理が行われる。
そして、操作者によりペダル2が踏まれると、タンクか
ら供給口部であるノズル3までの配管部に配置された弁
等の遮断部を開放し、タンク内で冷却された水道水がノ
ズル3より噴出することになる。ノズル3から噴出した
水道水は、ウオータークーラー本体1の上部に設けた受
け部4に落下し、回収口5に回収されていく。
【0009】10は、ウオータークーラー本体1に設け
られた紫外線照射装置である。紫外線照射装置10の詳
細な構成を図2に示す。IN側配管部11a、OUT側
配管部11bおよびU字配管部11cは、透明な樹脂か
らなるチューブであり、IN側配管部11aおよびOU
T側配管部11bはノズル3に接続されている。したが
って、ノズル3に供給される水道水はいったんIN側配
管部11aに流入し、U字配管部11cを通り、OUT
側配管部11bから流出し、ノズル3から噴出する。ち
なみに、配管部には、上述した透明な樹脂チューブ以外
にも紫外線を透過する材料であればどのような材料で形
成しても構わない。
【0010】U字配管部11cにより囲まれたスペース
には紫外線照射ランプ12が配置されている。紫外線照
射ランプ12が紫外線を照射すると、U字配管部11c
は透明な樹脂チューブで形成されているので、その内部
を流れていく水は常に紫外線が照射されることになり、
殺菌されることになる。特に、U字配管部11cは紫外
線照射ランプ12を囲むように配置されているため、水
道水が流れている状態でも十分な紫外線に曝されるの
で、殺菌効果は大きい。
【0011】水道水等の飲料水に関しては、水道法に水
質検査方法が規定されているが、この検査方法に基づい
て上記殺菌効果を実験した。上記検査方法では、一般細
菌については基準として100個/ml以下でなければな
らないと定められている。そこで、一般細菌が100個
/ml以上存在する井戸水を紫外線照射装置10に水道水
と同様に供給してみた。その結果、紫外線照射装置10
を通過した井戸水には、一般細菌が検出されなくなっ
た。すなわち、一般細菌が全滅するのに十分な時間紫外
線に曝されたことが確認されたことになる。
【0012】上述したように、紫外線照射部となる透明
樹脂チューブ11a,11b,11cは、ノズル3の近
傍に設けられているため、飲用に供される直前に必ず紫
外線により殺菌される。したがって、万一タンク内部に
保持された状態で水道水に細菌が繁殖したとしても、飲
む段階では殺菌されるので、非常に安全性が高いものと
なる。
【0013】紫外線照射ランプ12及び透明樹脂チュー
ブ11a,11b,11cは、収納容器である金属箱体
13内に収納されており、金属箱体13は、ねじ等の固
定手段によりウオータークーラー本体1に取り付けられ
ている。したがって、ウオータークーラ本体の設計を変
更することなく、簡単に取り付けることができ、また、
箱体の大きさも数cm程度ウオータークーラーから出っ張
るだけで操作上特に問題はない。
【0014】また、図示されていないが、金属箱体13
にはふたを別体で取り付けることが可能で、ふたを取り
外せば、簡単に金属箱体13内のメンテナンス−例えば
ランプの交換等を行うことができる。上記実施例では、
水道水を提供するウオータークーラーについて説明した
が、ジュース、コーヒー等の飲料用液体を提供する装置
であれば本発明は適用することができる。また、ウオー
タークーラーには、そうした飲料用液体を提供する装置
−例えば自動販売機等が含まれることは、上記の説明か
ら明らかである。
【0015】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本願発
明は、ウオータークーラーに、流路部の前記供給口部近
傍に、少なくとも紫外線を透過する材料から形成される
紫外線照射部と、該紫外線照射部を照射する紫外線照射
ランプとを備えたことで、飲用に供する直前に必ず殺菌
を行うため安全性が高まると共に、ウオータークーラー
本体をほとんど設計変更せず従来通りの機構のまま使う
ことができる。また、ウオータークーラー本体の外部に
収納容器を設け、その内部に上記紫外線照射部及び上記
紫外線照射ランプを収納するようにすれば、メンテナン
ス等を行う際に簡単に内部をチェックすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のウオータークーラーの実施例を示す図
【図2】図1の紫外線照射に関する部分の拡大図
【符号の説明】
1 ウオータークーラー本体 2 ペダル 3 ノズル 4 受け部 5 回収口 10 紫外線照射装置 11a IN側配管部 11b OUT側配管部 11c U字配管部 12 紫外線照射ランプ 13 箱体

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 飲料用液体を保持する保持部と、前記飲
    料用液体を供給する供給口部と、前記保持部と前記供給
    口部とを接続する流路部とを有するウオータークーラー
    において、前記流路部の前記供給口部近傍に、少なくと
    も紫外線を透過する材料から形成される紫外線照射部
    と、該紫外線照射部を照射する紫外線照射ランプとを備
    えたことを特徴とするウオータークーラー。
  2. 【請求項2】 前記紫外線照射部及び前記紫外線照射ラ
    ンプは、外部に設けられた収納容器に収納されている請
    求項1記載のウオータークーラー。
JP14914897A 1997-06-06 1997-06-06 ウオータークーラー Pending JPH10337567A (ja)

Priority Applications (1)

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JP14914897A JPH10337567A (ja) 1997-06-06 1997-06-06 ウオータークーラー

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JP14914897A JPH10337567A (ja) 1997-06-06 1997-06-06 ウオータークーラー

Publications (1)

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JPH10337567A true JPH10337567A (ja) 1998-12-22

Family

ID=15468834

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14914897A Pending JPH10337567A (ja) 1997-06-06 1997-06-06 ウオータークーラー

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JP (1) JPH10337567A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000357269A (ja) * 1999-06-15 2000-12-26 Tatsuno Corp ミネラル水の供給装置
US6469308B1 (en) 2001-05-01 2002-10-22 Ryan M. Reed Ultraviolet radiated water treatment tank
JP2010126189A (ja) * 2008-11-27 2010-06-10 Noritz Corp ウォータサーバ
US9745207B2 (en) 2011-06-24 2017-08-29 Emd Millipore Corporation System and method for water purification with automatic purge
US9926210B2 (en) 2011-06-24 2018-03-27 Emd Millipore Corporation System and method for purification and distribution of water with separation barrier taking away the biological contamination

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