JPH10335491A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体装置及びその製造方法

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JPH10335491A
JPH10335491A JP9147674A JP14767497A JPH10335491A JP H10335491 A JPH10335491 A JP H10335491A JP 9147674 A JP9147674 A JP 9147674A JP 14767497 A JP14767497 A JP 14767497A JP H10335491 A JPH10335491 A JP H10335491A
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Japan
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film
resistance
layer
amount
semiconductor device
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JP9147674A
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English (en)
Inventor
Kazuaki Kurooka
一晃 黒岡
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】SRAM装置等の抵抗素子について、完成後に
所望の抵抗値を精度よく得る。 【解決手段】半導体基板1上に少なくとも絶縁膜を介し
て積層され、導入不純物量に応じて抵抗値が設定された
半導体材料からなる抵抗化層10と、当該抵抗化層10
の上層側に積層された水分を含む平坦化膜(例えば、O
3 −TEOS膜17)とを有する半導体装置であって、
前記抵抗化層10は、その上層側に平坦化膜17を積層
することにより変動した後の抵抗値が所望の値となるよ
うに、所定量の不純物が導入されている。実際の製造過
程では、平坦化膜17の有無により生じる抵抗化層10
の抵抗値変動量を予め見積もっておき、これをもとに不
純物導入を行う。この抵抗値の調整は、抵抗化層10の
パターン形状と厚さの少なくとも何れかを変えることに
よっても達成され得る。

Description

【発明の詳細な説明】 【発明の属する技術分野】
【0001】本発明は、例えば導電化ポリシリコンなど
からなる高抵抗負荷素子をメモリセル内に有するSRA
M装置等、抵抗化層を有する半導体装置及びその製造方
法にに係り、特に安定動作を確保するための抵抗化層に
対する抵抗値設定に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体記憶装置の抵抗素子として、半導
体基板内の不純物拡散層のほかに、多結晶ポリシリコン
等を導電化した後にパターンニングして得られる抵抗化
層を用いることがある。たとえばSRAM装置では、導
電化ポリシリコンをメモリセル内の負荷素子として用い
る抵抗負荷型セルが現在の主流であり、これにより極め
て高い(〜テラΩ)負荷抵抗が比較的に小さい面積で実
現できる。また、この高抵抗負荷素子をセルのドライバ
用トランジスタの上層に配置するといった多層ポリシリ
コン構造の採用によって、高集積でデータ保持電流の小
さいメモリセルが達成されている。
【0003】この抵抗負荷型セルのSRAM装置では、
メモリセルの記憶ノードの電位を限られた動作時間内に
速やかに安定させ、記憶データを確実に書き込み又は読
み出すためには、高抵抗負荷素子の抵抗値が非常に重要
であり、セル動作の安定性確保のためには、この負荷抵
抗値を目的とする値に精度よく設定する必要がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】高抵抗負荷素子の抵抗
値設定は、SRAM装置の製造過程においてポリシリコ
ン膜の成膜中または成膜後に、例えばリン(P)などの
不純物を精度よくポリシリコン膜に導入することで達成
される。
【0005】ところが、このポリシリコン膜の導電化直
後には所望の抵抗値(設計値)が得られているにもかか
わらず、その後の製造工程において抵抗値が変動するこ
とによって完成後の高抵抗負荷素子の抵抗値が目的とし
た設計値からずれてしまうことがある。この負荷抵抗値
が変動すると、セル動作マージンが狭くなり、このため
高速で安定なセル動作が保証できない、誤動作の要因と
なるといったSRAM装置にとって、基本的かつ重大な
不利益をもたらす。
【0006】本発明は上記弊害を是正するためなされた
ものであり、その目的とするところは、完成後に所望の
負荷抵抗値が精度よく得られる半導体装置及びその製造
方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の解決課題に鑑み、
本発明者は、負荷抵抗値の変動要因を探るため種々検討
を行った結果、金属配線の層間絶縁層に平坦化膜とし
て、例えば、TEOSのオゾンによる酸化を利用してC
VDしたシリコン酸化膜(以下、O3 −TEOS膜)を
堆積する場合に、その後、負荷抵抗値の変動が見られる
ことを突き止めた。そして、この現象は、O3 −TEO
S膜等の水分が含まれる平坦化膜からの水素が高抵抗負
荷素子に何らかの影響を及ぼしていることによるとの知
見を得た。
【0008】本発明は、このような経緯を経て考案され
たものであり、負荷抵抗値の変動幅をみこして予め抵抗
化層について不純物の濃度の設定を行うものである。す
なわち、本発明に係る半導体装置は、半導体基板上に少
なくとも絶縁膜を介して積層され、導入不純物量に応じ
て抵抗値が設定された半導体材料からなる抵抗化層と、
当該抵抗化層の上層側に積層された水分を含む平坦化膜
とを有する半導体装置であって、前記抵抗化層は、その
上層側に前記平坦化膜を積層することにより変動した後
の抵抗値が所望の値となるように、所定量の不純物が導
入されている。
【0009】具体的に、前記抵抗化層に導入されている
不純物量は、その導電型がn型のときは、前記平坦化膜
がないときに前記所望の抵抗値となる不純物量より少な
く、導電型がp型のときは多い。
【0010】一方、この抵抗値の調整は、不純物濃度に
よる場合のほかに、抵抗化層の形状または厚さを変える
ことによっても達成できる。この場合の前記抵抗化層
は、その上層側に前記平坦化膜を積層することにより変
動した後の抵抗値が所望の値となるように、パターン形
状と厚さの少なくとも何れかが決められている。
【0011】本発明の半導体装置の製造方法では、半導
体基板上に少なくとも絶縁膜を介して半導体膜を成膜
し、当該半導体膜の成膜途中または成膜後に所定量の不
純物を半導体膜中に導入することにより抵抗化した後、
抵抗化後の半導体膜を所定形状にパターンニングして抵
抗化層を形成し、その後、当該抵抗化層の上層側に水分
を含む平坦化膜を積層する半導体装置の製造方法であっ
て、前記平坦化膜の有無により生じる前記抵抗化層の抵
抗値変動量を予め見積もっておき、前記不純物導入の
際、見積もった前記抵抗値変動量を相殺する量の不純物
を前記半導体膜に導入することによって、前記抵抗化層
について前記平坦化膜の積層後に所望の抵抗値を得る。
【0012】このような本発明の半導体装置及びその製
造方法では、平坦化膜を積層させることによる抵抗化層
の抵抗値変動をみこして予め抵抗化層の抵抗を決めてい
ることから、完成後の半導体装置について、その抵抗化
層の抵抗値が所望の値、或いは所望の値に極め近いても
のとなっている。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る半導体装置及
びその製造方法を、図面を参照しながら詳細に説明す
る。本発明は、先に記述したごとく、半導体基板上の積
層構造内に不純物導入による抵抗化層と水分を含む平坦
化膜とを有する半導体装置であれば種々適用できるが、
ここでは抵抗値変動の影響が回路的な動作に最も大きい
ものの一つと考えられるSRAM装置を例として、本発
明の実施形態を説明する。
【0014】図1は、SRAM装置のメモリセルの概略
構成を示す断面図である。図1中、符号1はシリコンウ
ェーハ等の半導体基板、2は半導体基板内の表面側に形
成されているP型のウェル(pウェル)である。
【0015】pウェル2の表面は、フィールド絶縁膜3
によって適宜絶縁分離されている。フィールド絶縁膜3
の間隔内には、SRAMセルのドライブ用トランジスタ
4aと、ゲート電極(ワード線)の印加電圧に応じて選
択されたビット線にドライブ用トランジスタ4aのドレ
インを選択的に接続させる選択トランジスタ4bとが形
成されている。これらのMOSトランジスタ4a,4b
のゲート電極は、図示せぬゲート酸化膜を介して積層さ
れた同じ導電層、例えばポリシリコン層とWSi層との
積層構造を有している。このポリサイド構造では、例え
ば、ポリシリコン層、WSi層ともに70nm〜150
nm程度の膜からなる。
【0016】これらのMOSトランジスタ4a,4b上
の全面には、第1の層間絶縁層5とエッチング阻止膜6
とが成膜されている。第1の層間絶縁層5は、例えば常
圧CVD法による酸化シリコン(SiO2 )からなり、
エッチング阻止膜6は、例えば窒化シリコン(SiN)
からなる。これらの膜厚は、例えば第1の層間絶縁膜5
が100nm程度、エッチング阻止膜6が20nm〜1
00nm程度である。これら第1の層間絶縁膜5および
エッチング阻止膜6には、ビットコンタクト孔5aおよ
び高抵抗負荷素子用コンタクト孔5bがそれぞれ形成さ
れている。
【0017】ビットコンタクト孔5a内から両側の選択
トランジスタ4b,4bの上方にかけては、ビット線取
出電極層7が形成されている。ビット線取出電極層7
は、ポリサイド構造を有し、例えば、砒素(As)導入
により導電化されたポリシリコン膜と、WSi層とから
なり、その膜厚はともに50nm〜100nm程度であ
る。このビット線取出電極層7は、ビットコンタクト孔
5aを介して、選択トランジスタ4b,4b間で共通化
された一方のソース・ドレイン領域に接続されている。
また、SRAMセルのドライブ用トランジスタ4aの上
方には、ビット線取出電極層7と同じ導電層からなるG
ND配線層8が配線されている。
【0018】このGND配線層8上には、第2の層間絶
縁層9を介してポリシリコン層10による高抵抗負荷素
子11が配置され、この高抵抗負荷素子11は、前記第
1の層間絶縁層5の高抵抗負荷素子用コンタクト孔5b
に連通した第2の層間絶縁層9のコンタクトを介して、
選択トランジスタ4bの他方のソース・ドレイン領域
と、SRAMセルのドライブ用トランジスタ4aのゲー
ト電極に接続されている。第2の層間絶縁層9は、例え
ばSiO2 からなり、その膜厚は100nm〜200n
m程度である。
【0019】ポリシリコン層10は、MOSトランジス
タ4a,4bへの接続箇所を除き、そこからGND配線
層8上方の一部が高抵抗化(低濃度イオン注入)されて
高抵抗負荷素子11をなし、それより外側のセル間を結
ぶ領域は低抵抗化(高濃度イオン注入)されて電源電圧
DDの供給配線12をなしている。また、MOSトラン
ジスタ4a,4bとの接続箇所も、同様に低抵抗化され
ている。SRAM装置における高抵抗負荷素子11は抵
抗変化を防止する必要があり、水分、特に水素の進入防
止膜として、例えば第2の層間絶縁層9上面のSiN膜
10aとポリシリコン層10上のSiN膜10bといっ
た薄い保護膜によってポリシリコン層10の上下を挟ん
だ積層構造が採用されている。なお、高抵抗負荷素子1
1の導入不純物濃度については、後述する。
【0020】高抵抗負荷素子11上には、第3の層間絶
縁層13が形成され、この第3の層間絶縁層13、及び
下層側のSiN膜10bと第2の層間絶縁層9には、ビ
ット線取出電極層7の上面に接続するかたちで金属プラ
グ14が埋め込まれている。第3の層間絶縁層13は、
例えばBPSG(boro-phosphosillcate glass)からな
り、金属プラグ14は、コンタクト内壁および底面に接
するTiN/Ti等の薄い密着層と、タングステン
(W)等の充填金属材で構成されている。第3の層間絶
縁層13上には、金属プラグ14に接続したかたちで第
1の金属配線層15が配線されている。第1の金属配線
層15は、主配線金属(Al)膜の上下に、それぞれT
iN等のバリアメタルを有し、これらで3層の積層構造
を形成している。バリアメタルは、AlとWとの高温耐
性を向上させるために介在させたものである。
【0021】第1の金属配線層15上には、多層膜構造
の層間絶縁層が積層されている。具体的に図1に例示す
るSRAM装置において、第1の金属配線層15上の多
層膜構造の層間絶縁層は、第1の金属配線層15を覆う
TEOS−O2 系またはTEOSの熱分解によるプラズ
マCVDのシリコン酸化膜(以下、P−TEOS膜)1
6、P−TEOS膜16による凹部に埋め込まれ表面を
平坦化するO3 −TEOS膜17、P−TEOS膜1
8、SOG(Spin on Glass) 膜19、P−TEOS膜2
0がこの順に積層されてなる。ここで、O3 −TEOS
膜17は、TEOS(Tetraethyloxysilane又はTetraeth
ylorthosilicate,Si(OC2 5 4 )とO3 を原料
ガスとし、TEOSのO3 による酸化を用いた常圧プラ
ズマCVD法により堆積されたシリコン酸化膜である。
【0022】本発明に係る半導体装置の特徴の一つは、
水分を含む平坦化膜を高抵抗負荷素子の上層側に有する
ことである。この平坦化膜としては、水分を含む段差被
膜性がよい膜であれば種類は問わず、例えばO3 −TE
OS膜、SOG(Spin on Glass) 膜、FOX(Flowable
Oxide)膜等が該当する。本実施形態に係るSRAM装
置において、本発明の水分を含む平坦化膜としては、第
1の金属配線層15上の多層膜構造の層間絶縁層内に設
けた前記O3 −TEOS膜17が該当する。その他、本
発明の水分を含む平坦化膜として、例えば、高抵抗負荷
素子11の直ぐ上の前記第3の層間絶縁層13をO3
TEOS等の水分を含む膜から構成させてもよい。
【0023】このように構成された多層膜構造の層間絶
縁層によって第1の金属配線層15による表面段差が平
坦化され、その最上層(P−TEOS膜20)上には、
必要に応じて他の金属配線層が積層されている。図1
は、金属配線層をもう一層設けた場合であり、第1の金
属配線層15と同じ3層構造の第2の金属配線層21が
形成されている。また、全面がオーバーコート22で覆
われ、さらにメモリアレイ上のみソフトエラー防止のた
めにPIX膜23が形成されている。
【0024】つぎに、高抵抗負荷素子の導入不純物濃度
について述べる。
【0025】図2は、高抵抗負荷素子の抵抗値(以下、
HR抵抗値)を、N型およびP型不純物の広範な導入不
純物濃度範囲において、水分を含む平坦化膜(O3 −T
EOS膜17)の形成前後で調べた結果を示すグラフで
ある。図2は、横軸にN型不純物イオン(P+ )および
P型不純物イオン(B+ )のドーズ量を示し、縦軸にH
R抵抗値を示す。また、HR抵抗値の測定は、当該SR
AM装置のウェーハ製造工程途中で、同一ウェーハ内に
設けられたTEG(Test Elements Group) 内の測定パタ
ーンを用いて行った。
【0026】図2に示すように、平坦化膜としてO3
TEOS膜17を形成することにより、HR抵抗値を示
すカーブが、全体としてP型不純物のドース量が大きく
なる方向(図2の左方向)にシフトしている。この抵抗
値シフトに関し、平坦化膜を他の材料(SOG、FOX
等)で構成した場合も、程度の差はあれ、その材料が水
分を多く含んでいる限り同じ挙動を示すことが確認され
ている。この抵抗値シフトの原因について、その詳細は
全て明らではないが、平坦化膜からの水分が何らかのか
たちで影響しているためと考えられる。たとえば、Si
表面の未結合手(ダングリングボンド)、或いはSi中
の点欠陥(空孔および割り込み等)に、平坦化膜からの
水素が取り込まれることによって不純物がドナー或いは
アクセプタとして機能しなくなる不動態化が起こり、こ
の不動態化によって高抵抗負荷素子の抵抗値が変動する
ものと考えられる。
【0027】このため、水分を多く含む平坦化膜を上層
側に形成する必要があるプロセスでは、当該平坦化膜を
形成しない通常の場合と同じように抵抗化層の不純物ド
ーズ量を設定すると、N型不純物の場合、HR抵抗値が
所望の値よりも小さくなってしまう。したがって、目的
とするHR抵抗値を得るためには、そのイオン注入時の
ドーズ量を通常よりも少なくしなければならない。逆
に、P型不純物の場合、そのイオン注入時のドーズ量を
通常よりも多くしなければ、HR抵抗値が所望の値より
大きくなってしまう。
【0028】本発明の半導体装置では、高抵抗負荷素子
の抵抗値変動を相殺する一手法として、その不純物導入
の際に、抵抗値変動分を予めみこして(即ち、プロセス
条件出し時に求め)不純物の導入量を調整することとし
ている。たとえば、図1に示す本例のSRAM装置で
は、高抵抗負荷素子11に導入する不純物がN型であ
り、その目標とするHR抵抗値が1TΩとすると、従来
の1.2×1014atoms /cm2 から0.8×1014at
oms /cm2 にドーズ量を予め低減することによって、
完成後のHR抵抗値を目標とする値に近づけている。
【0029】一方、本発明における抵抗値変動を相殺す
る他の手法としては、高抵抗負荷素子のパターン形状ま
たは厚さを変える方法がある。たとえば、平坦化膜を形
成することによってHR抵抗値が1桁低下するようであ
れば、高抵抗負荷素子を構成するポリシリコン膜厚を予
め1/10程度に薄くしておく、高抵抗負荷素子のパタ
ーンを細長くしておく、又はパターン形状と厚さの両方
を変えてHR抵抗値を10倍程度に高めておくと、完成
後のHR抵抗値を目標とする値に近づけることができ
る。
【0030】このような構成のSRAM装置は、高抵抗
負荷素子11の導入不純物量(又は、パターン形状と厚
さの少なくとも何れか)を予め調整することによって、
平坦化膜17の有無による抵抗値変動が相殺されること
から、完成後の高抵抗負荷素子11の抵抗値として目標
とする値、或いは目標とする値に極めて近いものが得ら
れる。このため、メモリセルの記憶ノードの電位が安定
化し、従来のようにセル動作マージンが狭くなることが
ないことから、高速で安定なセルの動作が保証される。
【0031】つぎに、上述した構成のSRAM装置を例
として、本発明の半導体装置の製造方法を、図3〜図8
を参照しながら説明する。
【0032】まず、図3に示すように、シリコンウェー
ハ等の半導体基板1を用意し、その表面に、例えばLO
COS法を用いて、膜厚が400nmほどのフィールド
絶縁膜3を選択的に形成する。フィールド絶縁膜3を形
成するには、特に図示しないが、まずパッド用酸化膜と
窒化シリコン膜などの酸化阻止膜をこの順に積層し、こ
れらをドライエッチングにより所定パターンに加工した
後、LOCOS酸化を行う。この酸化阻止膜を除去し薄
いパッド用酸化膜が残った状態で、所定のレジストパタ
ーンを形成し、これをマスクにボロン(B)等のP型不
純物を半導体基板1に選択的にイオン注入する。これに
より、少なくともメモリアレイを含む領域の基板表面に
pウェル2が形成される。
【0033】続いて、LDD構造のMOSトランジスタ
を形成する。このMOSトランジスタの形成は、まず、
図示せぬゲート酸化膜を成膜後、ポリシリコン層を70
nm〜150nm程度CVD法により成膜し、不純物の
導入後、WSi等のシリサイド層を70nm〜150n
m程度スパッタリング法等により成膜し、この積層膜を
フォトリソグラフィ加工技術を用いて所定形状にパター
ンニングする。これらゲート電極およびフィールド絶縁
膜3をマスクとして、砒素(As)をイオン注入してN
型の低濃度不純物領域(LDD領域)を、pウェル2の
表面に選択的に形成する。また、全面にSiO2 等から
なるサイドウォール膜材を成膜し、RIE等の異方性エ
ッチングによりゲート電極側壁にサイドウォールを形成
した後、このサイドウォール、ゲート電極およびフィー
ルド絶縁膜3をマスクとして、高濃度のAsをイオン注
入してN型のソース・ドレイン領域を形成する。これに
より、SRAMセルのドライブ用トランジスタ4a、選
択トランジスタ4bを得る。
【0034】図4に示す工程では、形成したMOSトラ
ンジスタ4aおよび4b上の全面に、第1の層間絶縁層
5として、例えばSiO2 膜を100nm程度、さらに
エッチング阻止膜6として、例えばSiN膜を20nm
〜100nm程度、順にCVD法により堆積する。堆積
した第1の層間絶縁層5およびエッチング阻止膜6につ
いて、所定位置(選択トランジスタ4b,4bに共通な
一方のソース・ドレイン領域の上方)に開口するビット
コンタクト孔5aを、フォトリソグラフィ加工技術を用
いて形成する。
【0035】続いて、ビット線取出電極層7とGND配
線層8とを同時形成する。具体的には、まず、ビットコ
ンタクト孔5aによるソース・ドレイン領域の表出面を
塞ぐように、ポリシリコン層を例えば50nm〜100
nm程度、CVD法により堆積する。堆積膜の全面に砒
素(As)をイオン注入して導電化した後、希フッ酸に
よるライトエッチングを施し、直ぐにWSi等のシリサ
イド層を、例えば50nm〜100nm程度CVD法等
により形成する。この希フッ酸によるライトエッチング
は、ポリシリコン層表面の自然酸化膜を除去するために
行うものであるが、ポリシリコン層の下地にエッチング
阻止膜6が介在していることから、ライトエッチングを
充分に行っても下層側の第1の層間絶縁層5に穴が空い
てMOSトランジスタのゲート電極に対し絶縁不良を起
こすことがない。
【0036】その後、このポリサイド構造の積層膜を、
下地のエッチング阻止膜6をストッパとしてフォトリソ
グラフィ加工技術を用いて所定形状にパターンニングす
ると、ビット線取出電極層7がビットコンタクト孔5a
を埋め、選択トランジスタ4b,4bの上方にかけて形
成されるとともに、GND配線層8が、SRAMセルの
ドライブ用トランジスタ4aの上方位置に形成される。
【0037】図5に示す工程では、第2の層間絶縁層9
を例えば100nm〜200nm程度、またSiN膜1
0aを例えば5nm〜30nm程度、それぞれCVD法
により堆積する。そして、フォトリソグラフィ加工技術
を用いて、SiN膜10a、第2の層間絶縁膜9、エッ
チング阻止膜6および第1の層間絶縁層5を順にエッチ
ングし、メモリセルの選択トランジスタ4bの他方のソ
ース・ドレイン領域上に開口する高抵抗負荷素子用コン
タクト孔5bを形成する。
【0038】続いて、図6に示すように、ポリシリコン
層による高抵抗負荷素子11の形成を行う。具体的に
は、まず、例えば100nm程度のポリシリコン膜10
をCVD法により成膜し、この成膜途中に不純物導入ガ
スを混合させるか成膜後にイオン注入することによりポ
リシリコン膜10を導電化する。このときの導入不純物
の量は、予め調べておいた検量線(例えば、図2参照)
にもとづいて決定される。決定された導入不純物量は、
N型不純物の場合、先に説明した上層側の平坦化膜の有
無による抵抗値低下を考慮し通常より少なく、P型不純
物では逆に通常より多いものとなる。図2において具体
的な数値を例示すれば、目標とするHR抵抗値を1TΩ
とすると、抵抗値変動を考慮しない通常の場合のP+
ース量が1.2×1014atoms /cm2 であるのに対
し、ここでは0.8×1014atoms /cm2 にまでドー
ス量を小さくする。同様に、目標とするHR抵抗値を5
00GΩとすると、通常の1.4×1014atoms /cm
2 から1.0×1014atoms /cm2 にまでドース量を
小さくする。
【0039】つぎに、例えばレジストパターンをマスク
として用いた選択的なイオン注入法により、高抵抗負荷
素子11以外のセル間を結ぶ領域に追加的に不純物導入
を行い、この領域を低抵抗化して電源電圧VDDの供給配
線12を形成する。このとき、同時に高抵抗負荷素子用
コンタクト孔5b周囲の接続領域にも不純物の追加導入
を行い、低抵抗化する。続いて、このポリシリコン膜1
0を下地のSiN膜10aとともにフォトリソグラフィ
加工技術を用いてパターンニングする。これにより、高
抵抗負荷素子11が、第2の層間絶縁層20上に、高抵
抗素子用コンタクト孔5bを介して選択トランジスタ4
bおよびドライブ用トランジスタ4aに接続するかたち
で形成される。なお、このポリシリコン膜10のパター
ンニングは、検量線に基づく不純物導入(イオン注入)
に先立って行ってもよい。
【0040】図7に示す工程では、まず、全面にSiN
膜10bをCVD法により成膜し、高抵抗負荷素子11
および電源電圧VDDの供給配線12を被膜する。このS
iN膜10bは、下地のSiN膜10aとともにポリシ
リコン膜10を保護するための膜である。また、CVD
法により全面に第3の層間絶縁層13として、例えばB
PSG膜を厚く堆積し、リフローを行って表面を平坦化
する。
【0041】つぎに、通常のフォトリソグラフィ加工技
術を用いて、形成した第3の層間絶縁層13の表面から
ビット線取出電極層7に達するコンタクト孔を形成し、
このコンタクト孔を埋め込むかたちでタングステン
(W)等からなる金属プラグ14を形成する。具体的に
は、TiN/Ti等の密着層に続いて、W膜をCVD法
により厚めに形成し、これらの膜をエッチバックする
と、ビット線取出電極層7に接続する金属プラグ14が
形成される。そして、上下にバリヤメタルを有し、中間
のAl層にCu等を含有する3層構造のAl配線層を成
膜し、このAl配線層をフォトリソグラフィ加工技術を
用いてパターンニングする。これにより、第1の金属配
線層15が形成される。
【0042】図8に示す工程では、まず、P−TEOS
膜16で第1の金属配線層15を覆った後、本発明の平
坦化膜に該当するO3 −TEOS膜17を、P−TEO
S膜16の表面凹部に埋め込むかたちで形成する。この
平坦化の方法は、化学的機械研磨法等の他の方法でもよ
いが、ここでは、いわゆるダミーパターンプロセスを用
いている。ダミーパターンプロセスは、特に図示しない
が、Al配線層のスペース幅がある一定以上の箇所にレ
ジストのダミーパターンを形成し、UVキュア後、2層
目のレジストを塗布し、この2層レジストのエッチング
速度の違いを利用してエッチバックにより下地のTEO
S膜を平坦化する方法である。
【0043】その後は、図1に示すように、P−TEO
S膜18を成膜した後、SOG膜19を回転塗布してエ
ッチバックし、更に他のP−TEOS膜20を堆積する
ことにより、層間絶縁層を形成途中で平坦化しながら積
み増しする。そして、この層間絶縁層を構成している各
種膜16〜20に適宜、コンタクト孔(不図示)を形成
し、このコンタクト孔を介して下層側の第1の金属配線
層15に接続させたかたちで2層目のAl配線層からな
る第2の金属配線層21を形成する。さらに、オーバコ
ート膜22として例えばSiN膜を、プラズマCVDに
より全面に被膜する。その後、特に図示しないが、オー
バコート膜22に対するパッド窓明工程、およびメモリ
アレイのみにソフトエラー防止のPIX膜23を形成す
る工程を経て、当該SRAM装置が完成する。
【0044】このSRAM装置の製造方法では、高負荷
抵抗素子11について、上層側に水分を多く含むO3
TEOS膜17の有無により生じる抵抗値変動量を、予
め異なる2つの検量線(図2のHR抵抗値カーブ)とし
て所定の不純物濃度範囲において見積もっておき、高負
荷抵抗素子を構成するポリシリコン膜10(抵抗化層)
に不純物を導入する際、その量を加減して、積もった抵
抗値変動量を相殺することから、完成後の抵抗値を所望
の値、或いは所望の値に極めて近いものとすることがで
きる。この抵抗値の調整は、抵抗化層のパターン形状と
厚さの少なくとも何れかを変えることによっても可能で
ある。これら何れの方法を用いても、本発明では何ら付
加工程を要しないことから、容易にメモリセルの動作を
安定させ、高速で動作信頼性が高いSRAM装置を実現
できる利点を有する。
【0045】
【発明の効果】本発明に係る半導体装置は、抵抗化層へ
の導入不純物量(又は、パターン形状と厚さの少なくと
も何れか)が、平坦化膜形成といったその後の工程での
抵抗変動をみこして予め調整されており、完成後の抵抗
値が所望の値、或いは所望の値に極めて近いものである
ことから、抵抗化層の抵抗が関与する特性および動作性
能が良好である。例えばSRAM装置の場合、メモリセ
ルの記憶ノードの電位が安定化し、従来のようにセル動
作マージンが狭くなることがないことから、高速で安定
なセルの動作が保証される。
【0046】本発明に係る半導体装置の製造方法は、予
め抵抗変動量を見積もっておくだけで、繰り返し行う通
常の製造工程中には何ら付加工程を要することなく、上
記良好な特性および動作性能を容易に得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るSRAM装置のメモリ
アレイについて、その概略構成を示す断面図である。
【図2】図1の高抵抗負荷素子の抵抗値を、N型および
P型不純物の広範な導入不純物濃度範囲において、水分
を含む平坦化膜(O3 −TEOS膜)の形成前後で調べ
た結果を示すグラフである。
【図3】本発明の実施形態(製造方法)に係る図1のS
RAM装置の製造過程を示す断面図であり、MOSトラ
ンジスタの形成までを示すものである。
【図4】図3に続く製造過程で、ビット線取出電極層お
よびGND配線層の形成までを示す同断面図である。
【図5】図4に続く製造過程で、高抵抗負荷素子用コン
タクト孔の形成までを示す同断面図である。
【図6】図5に続く製造過程で、高抵抗負荷素子の形成
までを示す同断面図である。
【図7】図6に続く製造過程で、第1の金属配線層の形
成までを示す同断面図である。
【図8】図7に続く製造過程で、O3 −TEOS膜によ
る第1の金属配線層上方の段差を平坦化までを示す同断
面図である。
【符号の説明】
1…半導体基板、2…pウェル、3…フィールド絶縁
膜、4a…SRAMセルのドライブ用トランジスタ、4
b…SRAMセルの選択トランジスタ、5…第1の層間
絶縁層、5a…ビットコンタクト孔、5b…高抵抗負荷
素子用コンタクト孔、6…エッチング阻止膜、7…ビッ
ト線取出電極層、8…GND配線層、9…第2の層間絶
縁層、10…導電化ポリシリコン膜(抵抗化層)、10
a,10a…SiN膜、11…高抵抗負荷素子、12…
電源電圧VDDの供給配線、13…第3の層間絶縁層、1
4…金属プラグ、15…第1の金属配線層、16,1
8,20…P−TEOS膜、17…O3 −TEOS膜
(平坦化膜)、19…SOG膜、21…第2の金属配線
層、22…オーバーコート、23…PIX膜。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体基板上に少なくとも絶縁膜を介して
    積層され、導入不純物量に応じて抵抗値が設定された半
    導体材料からなる抵抗化層と、 当該抵抗化層の上層側に積層された水分を含む平坦化膜
    とを有する半導体装置であって、 前記抵抗化層は、その上層側に前記平坦化膜を積層する
    ことにより変動した後の抵抗値が所望の値となるよう
    に、所定量の不純物が導入されている半導体装置。
  2. 【請求項2】前記抵抗化層に導入されている不純物は、
    その導電型がn型であり、 当該n型の導入不純物の量は、前記平坦化膜がないとき
    に前記所望の抵抗値となる不純物量より少ない請求項1
    に記載の半導体装置。
  3. 【請求項3】前記抵抗化層に導入されている不純物は、
    その導電型がp型であり、 当該p型の導入不純物の量は、前記平坦化膜がないとき
    に前記所望の抵抗値となる不純物量より多い請求項1に
    記載の半導体装置。
  4. 【請求項4】前記平坦化膜は、TEOSのオゾンによる
    酸化を利用した化学的気相成長法により堆積されたシリ
    コン酸化膜からなる請求項1に記載の半導体装置。
  5. 【請求項5】前記平坦化膜は、回転塗布法により形成さ
    れた酸化シリコンの塗布膜からなる請求項1に記載の半
    導体装置。
  6. 【請求項6】前記半導体装置は、高抵抗化ポリシリコン
    からなる高抵抗負荷素子を前記抵抗化層としてメモリセ
    ル内に具備するSRAM装置である請求項1に記載の半
    導体装置。
  7. 【請求項7】半導体基板上に少なくとも絶縁膜を介して
    積層され、導入不純物量に応じて抵抗値が設定された半
    導体材料からなる抵抗化層と、 当該抵抗化層の上層側に積層された水分を含む平坦化膜
    とを有する半導体装置であって、 前記抵抗化層は、その上層側に前記平坦化膜を積層する
    ことにより変動した後の抵抗値が所望の値となるよう
    に、パターン形状と厚さの少なくとも何れかが決められ
    ている半導体装置。
  8. 【請求項8】半導体基板上に少なくとも絶縁膜を介して
    半導体膜を成膜し、 当該半導体膜の成膜途中または成膜後に所定量の不純物
    を半導体膜中に導入することにより抵抗化した後、 抵抗化後の半導体膜を所定形状にパターンニングして抵
    抗化層を形成し、 その後、当該抵抗化層の上層側に水分を含む平坦化膜を
    積層する半導体装置の製造方法であって、 前記平坦化膜の有無により生じる前記抵抗化層の抵抗値
    変動量を予め見積もっておき、 前記不純物導入の際、見積もった前記抵抗値変動量を相
    殺する量の不純物を前記半導体膜に導入することによっ
    て、前記抵抗化層について前記平坦化膜の積層後に所望
    の抵抗値を得る半導体装置の製造方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011070950A1 (ja) 2009-12-11 2011-06-16 日本精工株式会社 ステアリング装置
KR20150032657A (ko) * 2012-06-15 2015-03-27 하마마츠 포토닉스 가부시키가이샤 고체 촬상 장치의 제조 방법 및 고체 촬상 장치

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