JPH10334356A - 物品の汎用盗難防止要素およびその製造方法 - Google Patents

物品の汎用盗難防止要素およびその製造方法

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JPH10334356A
JPH10334356A JP10125559A JP12555998A JPH10334356A JP H10334356 A JPH10334356 A JP H10334356A JP 10125559 A JP10125559 A JP 10125559A JP 12555998 A JP12555998 A JP 12555998A JP H10334356 A JPH10334356 A JP H10334356A
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JP
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oscillation circuit
article
resonance
circuit
resonant
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JP10125559A
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Richard Altwasser
リヒャルト・アルトヴァッサー
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Esselte Meto International GmbH
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コスト的に有利な汎用盗難防止要素(1)お
よびその製造方法を提案する。 【解決手段】 本発明は,少なくとも1つの電磁共振発
振回路(2)を有し,電磁共振発振回路(2)が物品モ
ニタ装置の問い合わせフィールド内で励起されて特性信
号を発信し,それに続いてこの特性信号が警報を発生す
る,物品の汎用盗難防止要素(1)ならびに汎用盗難防
止要素(1)の製造方法に関するものである。上記の課
題は,物品に関する特定のコード化情報を含む少なくと
も1つの他の電磁共振発振回路(3)が設けられている
ことにより解決される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,少なくとも1つの
電磁共振発振回路を有し,電磁共振発振回路が物品モニ
タ装置の問い合わせ区域内で励起されて特性信号を発信
し,それに続いてこの特性信号が警報を発生する,物品
の汎用盗難防止要素およびその製造方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】電子式物品盗難防止用に,メガヘルツ
(MHz)の範囲の共振周波数(RF)を有する共振発
振回路がますます使用されるようになってきた。主な適
用範囲は小売業である。通常,共振発振回路はタグまた
はラベルの形で形成されかつ機械または手作業により盗
難防止すべき対象物品に結合される。しかしながら,ソ
ース情報の一体化がますます使用されるようになり,す
なわち製造工程または包装工程の間に盗難防止要素があ
らかじめ物品ないしその包装に一体化される。
【0003】欧州特許第0665705号からRF盗難
防止要素が既知であり,このRF盗難防止要素は導電性
の2つの螺旋状巻線(コイル)から構成されている。両
方のコイルは誘電体層により相互に分離されかつ少なく
とも部分的にオーバーラップするように配置されてい
る。
【0004】このような共振周波数盗難防止要素はきわ
めてたわみやすい構造である。これらの要素はさらにき
わめて薄くかつ平らであるので,希望のプリントを印刷
する上では全く問題はない。これらのプリントは顧客向
け情報として使用され,または機械で読取り可能な情報
とくにバーコードとして使用される。
【0005】バーコードは,機械で読取り可能な情報を
提供するのでコスト的に有利である。しかしながら,物
品を識別するためにバーコードは常に光学式原理に基づ
くバーコード読取り装置に直接近づけなければならない
という欠点がある。さらに,バーコードが自由にアクセ
スでき,物で覆われていないときにおいてのみ,バーコ
ード読取り装置が情報を解読することができる。したが
って,このような理由から,ソース情報が一体化された
盗難防止要素にバーコードを使用することは,例外ケー
スにおいてのみ有効である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】コスト的に有利な汎用
盗難防止要素およびその製造方法を提供することが本発
明の課題である。
【0007】
【課題を解決するための手段】汎用盗難防止要素に関す
るこの課題は,物品に関する特定のコード化情報を含む
少なくとも1つの他の電磁共振発振回路(3)が設けら
れていることにより解決される。このコード化情報は遠
隔問い合わせを介して利用可能でありかつ「読取り可
能」である。遠隔問い合わせはたとえば汎用盗難防止要
素内に含まれている共振発振回路の共振周波数を含む広
帯域問い合わせフィールドにより行われる。汎用盗難防
止要素の記憶容量は追加共振発振回路の数により決定さ
れることが容易にわかる。
【0008】本発明による盗難防止要素を使用すると
き,盗難防止効果のほかに,共振発振回路内に記憶され
ている情報を比較的離れた位置から読み取ることが可能
となる。情報メモリはたわみやすい共振発振回路として
形成されているので,本発明による汎用要素はさらに問
題なくラベルまたは商品タグ内に一体化されかつ通常の
ように情報を印刷することも可能である。さらに,本発
明による汎用要素はコスト的に有利な方法を提供する。
【0009】本発明による汎用盗難防止要素の有利な実
施態様により,少なくとも1つの他の電磁共振発振回路
の共振周波数が電子式物品盗難防止用共振発振回路の共
振周波数の帯域外に存在するように設計されている。電
子式物品盗難防止用共振発振回路の共振周波数は標準化
され,たいていのモニタ装置に対しては8.2MHzで
ある。
【0010】本発明による汎用盗難防止要素の好ましい
実施態様は,共振発振回路がコイル状に巻かれた2つの
導体路で構成され,導体路が誘電体層の両側で少なくと
も部分的にオーバーラップして配置されているように構
成されている。
【0011】本発明による汎用盗難防止要素の有利な変
更態様により,共振発振回路ないし物品を識別するため
の共振発振回路が電子式物品盗難防止用共振発振回路の
内側領域内に存在し,この場合,内側領域が電子式物品
盗難防止用共振発振回路の内側導体路により境界が制限
されていることが提案される。この配置はほとんど場所
をとらず,従来から使用されている電子式物品盗難防止
用盗難防止要素の寸法をそのまま維持することが可能で
ある。
【0012】本発明による汎用盗難防止要素の記憶容量
を増大するために,汎用盗難防止要素とほぼ同じ寸法を
有する要素が情報を有する共振発振回路を備えているこ
とが提案される。この追加要素は汎用要素と結合され,
たとえば汎用要素の裏側に固定接着される。
【0013】方法に関する課題は,キャリヤ上に物品に
関する特定のコード化情報を含む少なくとも1つの他の
電磁共振発振回路が設けられていることにより解決され
る。
【0014】本発明による方法の有利な変更態様によ
り,物品の識別のために本質的に同じ共振発振回路が使
用され,この場合,共振発振回路が後に特定情報により
コード化されるように設計されている。
【0015】後に行われる共振発振回路のコード化のた
めの可能な実施態様は,共振発振回路の固有特性の変更
に基づいている。これらの固有特性は,共振周波数RF
ないし共振周波数を直接決定する静電容量Kおよびイン
ダクタンスL,共振振幅A(RF)および/または共振
発振回路の品質Qである。物品を識別するための共振発
振回路の1つまたは複数のこれらの値は所定の方式およ
び方法による物理的作用により変更される。
【0016】共振発振回路のコード化のための1つの方
法は,選択された共振発振回路が短絡されることにより
行われる。短絡は対面する導体路間で誘電体層を貫通し
て行われる。短絡を形成するために使用可能な方法は,
物品の盗難防止用共振発振回路の消去に関して既知とな
っている方法と同じである。通常の方法は,加熱された
針状ピンを用いて共振発振回路を選択された位置におい
て突き刺すことである。同様に,対面する導体路を圧力
および/または熱を加えることにより相互に接触させる
こともまた可能である。短絡は,対応する強い電界を形
成することにより対面する2つの共振発振回路の導電性
領域間にアーク放電が形成されることによっても達成す
ることができる。短絡を形成するための電界は接触電極
を介して形成されるか,または選択された共振発振回路
にその共振周波数の範囲内の十分に強いエネルギーパル
スが加えられることにより接触することなく形成され
る。アーク放電の結果として,導電路の導電性金属が誘
電体層内に拡散し,これによりコイル間に永久導電結合
が形成される。このような消去方法がさらに欧州特許公
開第0181327号に記載されている。
【0017】本発明による方法の有利な実施態様によ
り,共振発振回路の導体路の長さが増大または減少され
ることにより,共振発振回路が物品の識別のためにコー
ド化されることが提案される。導体路の長さを減少する
ための簡単な方法は,コード化すべき共振発振回路から
切断装置により一部が切り取られる(開いた振動回路)
ことである。
【0018】代替態様により,コード化すべき共振発振
回路の導体路のある場所において溶融結合が形成されて
いる。導体路は,導体路内を流れる電流が所定の値を超
えたときに温度上昇により溶融する。同様に,共振発振
回路内への電流の流れは,前記のように電極接触により
または接触なしで行ってもよい。
【0019】共振発振回路のコード化のための代替方法
は,選択的に開かれた振動回路(少なくとも1つのコイ
ル)が共振発振回路に接続されることにより,物品の識
別のための共振発振回路がコード化されることである。
これにより共振発振回路の共振周波数が変更される。追
加コイルと選択されたコード化すべき共振発振回路との
結合に関しては種々の方法が提供されている。コイルは
直列または並列に接続してもよい。さらに,コイルを直
列に接続するが,この場合,追加コイルが共振発振回路
のコイルとは反対方向に巻かれているコイルを直列に接
続することもまた可能である。したがって,少なくとも
1つの追加コイルを共振発振回路に接続するこれらの3
つの可能な実施態様により,多数の異なる共振周波数を
形成することが可能である。
【0020】物理的特性を変更するための他の方法は,
共振発振回路の静電容量を変更することである。静電容
量の上昇は,誘電体層により分離された両方のコイルの
導体路がオーバーラップする平面領域が増大されること
により達成される。
【0021】本発明による方法の有利な変更態様によ
り,共振周波数は,相互に分離された少なくとも部分的
にオーバーラップする2つのコイルが1つに短絡される
ことにより変更される。短絡が行われる位置はその結果
としてコード化される共振発振回路の形成される共振周
波数を決定する。
【0022】本発明による方法の有利な変更態様によ
り,コード化のために共振発振回路の振幅が所定の方法
で変更される。これはたとえば,コード化すべき共振発
振回路が物品の盗難防止用共振発振回路の導体路と結合
されることにより行われることが有利である。このと
き,この共振発振回路の導体路はコード化すべき共振発
振回路のためのアンテナの機能を果たしている。
【0023】物品を識別するための少なくとも2つの共
振発振回路が存在する場合,これらの共振発振回路が相
互に結合されてもよい。このとき,一方の共振発振回路
は他方の共振発振回路に対するアンテナとして働く。第
3の方法は,コード化すべき共振発振回路がコイルと結
合され,このコイルが単にアンテナとして働き,かつそ
の長さが,共振周波数の振幅が希望の方法で変更される
ように選択されることである。
【0024】物理的特性(共振発振回路の品質Q)の目
的とする変更はたとえば次の方法により行ってもよい。
短絡が2つの対面する導体路間で形成される。この短絡
は典型的には導電性導体路より高い抵抗を有するので,
コード化すべき共振発振回路の品質は低下される。品質
の変更のために,振動回路の抵抗の変更もまた有効であ
る。この変更はまた次の方法で行ってもよい。抵抗は導
体路の幅に反比例するので,この幅を適切な方法で変更
するだけで十分である。
【0025】本発明を以下に示す図面により詳細に説明
する。
【0026】
【発明の実施の形態】図1は本発明による汎用盗難防止
要素1の一実施態様の平面図を示す。汎用盗難防止要素
1は共振発振回路2からなり,共振発振回路2は電子式
物品盗難防止の問い合わせフィールド内で励起されて特
性信号を発信し,それに続いて警報を発生する。共振発
振回路2はキャリヤ14の外側領域内に配置されかつ盗
難防止の対象となる対応物品を識別する働きをする2つ
の他の共振発振回路3を含む。
【0027】図2に物品を識別すための共振発振回路3
の1つの配置の平面図が示されている。この配置は本発
明による汎用要素1の付属物と考えられかつ記憶容量を
複数倍に増大する働きをする。
【0028】図3は共振発振回路2;3の典型的な周波
数スペクトルを示す。この周波数スペクトルから,振幅
A(F)したがって信号の強さは共振周波数(RF)の
周りの領域において顕著な最大値(ピーク)を有してい
ることがわかる。共振発振回路2;3の品質は共振周波
数RFと3dBの帯域幅の商として定義されている。
【0029】前記のように,商品を識別するための共振
発振回路のコード化のために,共振発振回路の物理的特
性が所定の方法で変更される。以下に示す図は共振発振
回路の個々のパラメータを変更するための種々の方法を
略図で示している。図4aないし図4eにおいては,共
振発振回路3が永久に短絡されるような種々の方法(図
4aないし図4c)ないし電流回路が遮断されるような
種々の方法(図4dないし図4e)が示されている。
【0030】図4aないし図4cに示されているような
短絡は,誘電体層13を貫通して行われている。図4a
からわかるように,共振発振回路3は対面する導体路
4,5の少なくとも1つの領域において針状ピン6によ
り突き刺される。代替態様(図4b)は,上部導体路4
が特殊形状のプレスツール7により下部導体路5に圧着
されるようになっている。誘電体層13を完全に排除す
るために,プレスツール7はさらに加熱される。
【0031】これらの機械的方法とは異なり,図4cに
示すように,電気アーク放電により誘電体層13を貫通
して短絡が行われてもよい。このために,共振発振回路
の共振周波数帯域内の対応する強いエネルギーバルスが
必要である。このエネルギーバルスは接触電極により形
成されるか,または送信装置から電磁波の形で放射され
る。アーク放電により導電性材料の粒子が誘電体層内に
拡散しかつ誘電体層を炭化させるが,通常はこのために
アルミニウムが使用される。
【0032】共振発振回路の情報内容を消去し,したが
って変更するための他の方法は,導体路4,5を遮断す
ることである。一実施態様により,これは切断装置10
により行われる。代替態様により,導体路4,5内に溶
融接続(溶融ヒューズ)が形成され,溶融接続は十分に
高い電流が流れたとき,加熱により溶融しかつ蒸発す
る。
【0033】図5aは,導体路が直列に接続されている
本発明による要素の特殊実施態様を略図で示している。
図5bにおいては導体路は並列に接続され,一方図5c
は,導体路4;5に対し反対方向に巻き付けられた導体
路が直列に接続されているケースを示している。これら
の実施態様により,共振発振回路3の共振周波数をそれ
ぞれ所定の方法で変更することができる。
【0034】共振発振回路3の共振周波数の変更は,共
振発振回路の静電容量Kが増大または減少されることに
より達成することができる。図6に導体路セグメント1
6を接続することにより静電容量Kが上昇されるケース
が示され,この場合,導体路セグメント16は,共振発
振回路3の下部導体路4ないし上部導体路5の領域に対
面するように配置されている。導体路セグメント16お
よび導体路4;5は結合位置12を介して相互に結合さ
れている。
【0035】図7は,オーバーラップする2つのコイル
4;5が結合位置12のいずれかにおいて短絡されるこ
とにより1つのコイルに変換され,これにより共振周波
数が変更される共振発振回路3を略図で示している。得
られた共振周波数は結合位置12の配置の関数である。
【0036】図8に,それにより共振周波数の振幅A
(RF)が目的どおりに調節可能な方法が略図で示され
ている。共振発振回路3のコイル4;5のほかに追加コ
イル17が設けられ,追加コイル17は,結合位置12
においてコイル4;5と結合されたとき,これらのコイ
ル4;5に対するアンテナとしての働きをする。追加コ
イル17の設計に応じてそれぞれ,振幅信号Sが所定の
方法で変更される。
【0037】図およびこれらの図の説明において,誘電
体層の両側に,少なくとも部分的にオーバーラップして
配置されている2つのコイル4,5を備えた共振発振回
路3が常に参照されてきた。本発明はこれらの実施態様
に限定されず,さらに,誘電体層13の片側に1つのコ
イルおよび1つのコンデンサ板を有しかつ反対側にたと
えば1つのコンデンサ板のみを有する共振発振回路を使
用してもよいことは当然である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による盗難防止要素の一実施態様の平面
図である。
【図2】物品を識別するための共振発振回路の1つの配
置の平面図である。
【図3】共振発振回路の周波数スペクトルである。
【図4】図4aは共振発振回路を短絡させるための第1
の実施態様の略示図であり,図4bは共振発振回路を短
絡させるための第2の実施態様の略示図であり,図4c
は共振発振回路を短絡させるための第3の実施態様の略
示図であり,図4dは共振発振回路の共振周波数を変更
するための第1の代替態様の略示図であり,図4eは共
振発振回路の共振周波数を変更するための第2の代替態
様の略示図である。
【図5】図5aは導体路が直列に接続されている本発明
による汎用盗難防止要素の特殊実施態様の略示図であ
り,図5bは導体路が並列に接続されている本発明によ
る汎用盗難防止要素の特殊実施態様の略示図であり,図
5cは反対方向に巻き付けられたコイルが共振発振回路
に接続されている本発明による汎用盗難防止要素の特殊
実施態様の略示図である。
【図6】修正された静電容量を有する本発明による汎用
盗難防止要素の特殊実施態様の略示図である。
【図7】修正された振幅を有する本発明による汎用盗難
防止要素の第2の特殊実施態様の略示図である。
【図8】修正された品質Qを有する本発明による汎用盗
難防止要素の特殊実施態様の略示図である。
【符号の説明】
1 盗難防止要素 2 共振発振回路(電子式物品盗難防止用) 3 共振発振回路(物品識別用) 4 上部コイル 5 下部コイル 6 針状ピン 7 プレスツール 8 電気導通結合 9 導体路 10 切断ツール 11 溶融結合 12 結合位置 13 誘電体層 14 キャリヤ 15 振動回路 16 導体路セグメント 17 追加巻線ないし追加コイル RF 共振周波数 Q 品質 A(RF) 共振周波数の信号振幅 C 静電容量 L インダクタンス

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1つの電磁共振発振回路を有
    し,電磁共振発振回路が物品モニタ装置の問い合わせフ
    ィールド内で励起されて特性信号を発信し,それに続い
    てこの特性信号が警報を発生する物品の汎用盗難防止要
    素において,物品に関する特定のコード化情報を含む少
    なくとも1つの他の電磁共振発振回路(3)が設けられ
    ていることを特徴とする物品の汎用盗難防止要素。
  2. 【請求項2】 少なくとも1つの他の電磁共振発振回路
    (3)の共振周波数(RF)が電子式物品盗難防止用共
    振発振回路(2)の共振周波数(RF)の帯域外に存在
    することを特徴とする請求項1の汎用盗難防止要素。
  3. 【請求項3】 共振発振回路(2;3)がコイル状に巻
    かれた2つの導体路(9)で構成され,導体路(9)が
    誘電体層(13)の両側で少なくとも部分的にオーバー
    ラップして配置されていることを特徴とする請求項1ま
    たは2の汎用盗難防止要素。
  4. 【請求項4】 共振発振回路(3)ないし物品を識別す
    るための共振発振回路(3)が電子式物品盗難防止用共
    振発振回路(2)の内側領域内に存在し,この場合,内
    側領域が電子式物品盗難防止用共振発振回路(2)の内
    側導体路(9)により境界が制限されていることを特徴
    とする請求項1,2または3の汎用盗難防止要素。
  5. 【請求項5】 少なくとも1つの電磁共振発振回路を有
    し,電磁共振発振回路がキャリヤ上に配置されかつ物品
    モニタ装置の問い合わせフィールド内で励起されて特性
    信号を発信し,それに続いてこの特性信号が警報を発生
    する物品の汎用盗難防止要素の製造方法において,キャ
    リヤ(14)上に物品に関する特定のコード化情報を含
    む少なくとも1つの他の電磁共振発振回路(3)が設け
    られていることを特徴とする物品の汎用盗難防止要素の
    製造方法。
  6. 【請求項6】 物品の識別のために本質的に同じ共振発
    振回路(3)が使用され,この場合,共振発振回路
    (3)が後に特定情報によりコード化されることを特徴
    とする請求項5の方法。
  7. 【請求項7】 物品を識別するための共振発振回路
    (3)の固有特性(共振周波数RFないし静電容量Kお
    よびインダクタンスL;共振振幅A(RF);品質Q)
    が所定の方式および方法による共振発振回路(3)への
    物理的作用により変更されることを特徴とする請求項6
    または7の方法。
  8. 【請求項8】 選択された共振発振回路(3)が短絡さ
    れることにより,共振発振回路(3)が物品の識別のた
    めにコード化されることを特徴とする請求項7の方法。
  9. 【請求項9】 導体路(9)内の電流の流れが遮断され
    ることにより,共振発振回路(3)が物品の識別のため
    にコード化されることを特徴とする請求項7の方法。
  10. 【請求項10】 共振発振回路(3)の導体路(9)の
    長さが増大または減少されることにより,共振発振回路
    (3)が物品の識別のためにコード化されることを特徴
    とする請求項7の方法。
  11. 【請求項11】 選択的に開かれた振動回路(15)が
    共振発振回路(3)に接続されることにより,共振発振
    回路(3)が物品の識別のためにコード化されることを
    特徴とする請求項7の方法。
  12. 【請求項12】 他のコイル(5;4)と対面するよう
    に配置された追加の導体路セグメント(16)がコイル
    (4;5)と結合されることにより,共振発振回路
    (3)が物品の識別のためにコード化されることを特徴
    とする請求項7の方法。
  13. 【請求項13】 相互に部分的にオーバーラップする2
    つのコイル(4;5)が短絡され,これによりその後に
    2つのコイル(4;5)は変更された共振周波数を形成
    することを特徴とする請求項7の方法。
  14. 【請求項14】 共振発振回路(3)がコイル(2;
    3;17)と結合され,この場合,コイル(2;3;1
    7)が共振発振回路(3)のためのアンテナとして働く
    ことを特徴とする請求項7の方法。
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